2020年07月10日

ヤマメを狙って大雨に強い白老渓流へ



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 いずれも小型だけで型ものは皆無

 この1か月間、休みの日に限って雨にたたられている。9日の休日も、当初は浜益の北にある小渓流への釣行を計画していた。
 しかし、雨が前日午前中まで降り続いたことで、どの程度の増水となったのか判断がつかず、今回は安全策をとった。
 これが本流ならば思い切って出かけるのだが、渓流とくに山岳渓流では何度も怖い思いをしているので、これが正解だったと自分に言い聞かせた。
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 その釣行先は白老の敷生川支流。本流の敷生川は、何度かの釣行で魚影の薄さが分かったので執着心は全くない。しかし、支流は入渓のタイミング次第で型もののヤマメを狙うことができる。
 また、大雨でも回復が早く、余程の豪雨でもない限り釣りができないことはない。
 白老渓流ついては、今年初めての釣行として6月中旬にウヨロ川に釣行した。

 その日も小雨の降る生憎の天気だったが、上流への遡行は難なくできた。ただ、途中で雨が本降りとなり、慌てて入渓地点まで戻ったのは御愛嬌。 その日の釣果は、18センチのヤマメが1匹のほかは12、3センチの小型のヤマメが5〜6匹。

 今回釣行の渓流は、上流にある小滝までがヤマメの棲息圏、それを越えた上流は岩魚しか棲まない。この川のヤマメは全体的に小ぶりだが、中流域から上流までの魚影は濃い。
 なので今回は、雨後でも釣りができることを優先して、初めから型ものは諦めていた。

 この川の入渓地点はいくつもあるが、今回は大岩小岩が点在した山岳渓流の様相が広がる中流域から釣り上がった。しかし、いくら雨に強いと言っても、いつもよりも水嵩が増していることは一目で分かった。
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 そして流れも速く、ドライフライを流すのに適した平瀬が非常に少ない。それでも、#10のカディスを流芯から少し外して流すと、3回に1回はフライを銜えることのできない小さな魚がいたずらする。

 何度流してもフライを銜える魚が出てこないので、#12のアントに交換。これにも最初はヒットしなかったが、落ち込みから平瀬に代るポイントでようやく12、3センチのヤマメが。

 さらに遡行を続けると、昨年まで無かった作りかけの堰堤が姿を見せた。魚道は3カ所設置されていて、工事がこれで終わったのならば魚の遡上は問題ない。願わくば、これ以上手を加えないで欲しい。
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 その堰堤の上流は、崖に挟まれたゴルジュが続く本命ポイント。ところが、あろうことか先ほどから透明だった流れに濁りが入り始めた。陽の出るほど天気は回復して、水量も見た目には変化はない。それでも嫌な予感がして、急いで入渓ポイントまで戻った。
 結局、入渓から2時間ほどの釣行で終わったこの渓流での釣果は、10センチから14,5センチのヤマメ5匹と、予想通り型ものは皆無。

 そして、大雨の後の遡上があるのではと、懲りもせずに敷生川本流に立ち寄った。中流にあるコンクリ会社手前に、魚道の無い強大な堰堤が設置されている。この堰堤の下はプールになっており、さらその堰堤の下流にも低いながら堰堤が。その下流にも堰堤がというように、遡上する魚の事は一切考えていない構築物により、この川は極端に魚影の薄い川になった。
 それでも堰堤下に遡上する魚がいるのでは、との期待から立ち寄った。だが、やはり魚影は薄いままで、ヤマメの新子がフライにスレがかりしただけ。

 この日の締めくくりは、前回と同じく千歳川上流でのウェットフライ。帰りしなに立ち寄ったが、前日までの雨はなんのその。増水の気配はなく、急流に打ち込んだウェットフライのラインは、流れに任せて見事にスウィング。
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 始めのうちは小さなアタリしかなかったが、釣り下るにしたがってフライを銜える魚も。だが、やはり12,3センチほどのヤマメやブラウンで、それ以上の型はこない。

 今回は、雨中の前回の釣りと比べると若干の成果はあったが、満足のいく釣果には程遠い。いつの間にか雨男になってしまったのので、次回の釣行も厳しいかもしれない。


写真@ウヨロ川に続いて今年2回目の白老河川。雨に強くヤマメの魚影が濃い渓流だが、今回は・・・Aこの川でヒットしたのは12,3センチのヤマメB昨年まで無かった堰堤が構築されていたC帰りに立ち寄った千歳川上流。ウェットフライにヒットするのはヤマメとブラウンだけ
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2020年06月19日

雨の中、白老の2渓流に釣行



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 最長で18センチと、型ものはノーヒット

 海のショアトラウト釣行を5月に終えて、6月から渓流でのフライ釣行に移行したが、今のところさっぱり釣果が上がらない。
 小型の虹鱒や岩魚はそこそこ掛かるものの、狙いのヤマメは尻別川で新子が数匹、余市川ではその姿さえ確認できなかった。

 今回もそのヤマメを狙っての釣行。ただ18日は、全道的に雨との予報。その中で降雨確率が低かった白老河川に釣行することにした。
 胆振地方の河川もヤマメの解禁は6月1日で、それから半月以上経っている。果たして型もののヤマメを手にすることができるのか、という思いで向かった先はオヨロ川の中流域。
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 ここは河口から10キロほど先の砂防ダムまで、魚の遡上を遮る構築物がないために秋には鮭で埋め尽くされる。当然、サクラマスも自然産卵する。
 だから、ヤマメの生息数は近隣のどの河川よりも多いが、ヤマメを狙う釣人もそれに比例して多く入り込んでいる。そのためなのか、解禁後は型ものを見ることがなく、小型のヤマメしか釣れなかった。

 実際に、この川の過去の釣行で手にしたヤマメを見ても、20センチ越えは全くない。それだけ多くの釣人が入っている人気河川ということ。
 この川の常連は、朝5時には川に立ち込んでおり、いつもその後塵を拝した苦い経験がある。そのために、今回は日の出の4時から入釣する算段で札幌を出発、予定通りに4時前に現地入りした。
 
 林道を経由して中流域から入るために川岸を走行していると、河畔林に囲まれた川の土手の上に1台の車が。そして、その横にテントが張られていた。いくら人気河川とはいえ、熊の出没が相次ぐこの場所でキャンプとは、と驚きよりも呆れてしまった。
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 人の事はさて置いて、その場所から暫らく行った今回の目的ポイントに到着。川は渇水に近いほど水量が少なく、釣り上がるには格好の条件。問題は、降り続いている小雨が本降りになるのか、という事。
 川幅が広いので鉄砲水の恐れはないが、遡った上流から戻れない可能性もある。

 だから、雨脚を気にしながらまず第1投。#8のフラッタリングカディスを、まるで箱庭のような渓流に打ち込む。
 この場所では尺越えの岩魚を釣り上げたことはあるが、今日はその当時のポイントが渇水で見当たらない。
 そのためなのか、それとも多くの釣人が入っているためなのか、フライを銜えることのできない新子サイズの魚しか反応しない。

 最初の1匹は入渓地点から300メートルほど釣り上がった、倒木で作られた小さな淵から飛び出た。型は18センチ強で、とても型もののヤマメとは言えないサイズ。それでも、今年の実質第1号のヤマメなのでホッとする。そして、感謝を込めてリリースした。
 その後も、12,3センチのヤマメがポツリポツリとヒットするが、いくら釣り上げっても大物の予感がしない。
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 砂防ダムまでは、あと1キロ以上あるだろう。どうしょうか迷っていると、いよいよ雨脚が強くなってきた。これを機に戻ることに。全身ずぶぬれで入渓地点まで辿り着いたが、先ほどと比べると明らかに水量が増して、濁りも入っていた。

 こんな土砂降りでも、白老には釣りのできる川がいくつもある。その一つが敷生川支流の毛敷生川。入渓のタイミング次第では、ウヨロ川よりも型の良いヤマメが釣れる。
 そのタイミングとは、増水の収まった後で3、4日釣人が入っていないこと。毛敷生川も人気河川なので、この条件はなかなか適合しないが、行くだけの価値はある。幸い、距離的にもウヨロ川の隣を流れており移動するのも時間は係らない。

 15分ほどでいつも入るポイントに到着。本降りとなった雨でも、濁りは少ししか入っていない。問題は魚がいるのかどうかだけだが、そんなに簡単には出てこない。
 実績のある橋梁下の淵や、その下流の落ち込みでもフライに反応する魚は出てこない。諦め半分で、さらに釣り上がる事にした。そしてようやくアタリがきたのは、入渓地点から200メートルほど上がったザラ瀬から川幅の狭まった平瀬。15センチに少し足りない痩せたヤマメだった。
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 その後も、ここぞという淵や落ち込みが現れるが、新子らしい小さな魚がフライをいたずらするだけ。何とか2時間ほど粘ったが、帰りしなのウェットフライに12,3センチのヤマメがヒットしただけ。

 こうしてこの日の釣行を終えたが、悔しいのはテレビの天気予報。雨が降るのは道央の日本海側と後志地方で、胆振地方は降水確率が10%と低かったはず。なのに、白老は未明から降りだした。ならば、天気予報に惑わされずに石狩北部に釣行したものを。次回の釣行は天気予報を信用しないようにする。

写真@午前4時のウヨロ川中流域Aようやくヤマメの成魚がヒットしたが後が続かないB雨に強い毛敷生川。ここでもヤマメは1匹だけC魚道のある堰堤だが小さな魚だけしかいなかった
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2019年09月02日

大雨後の二つの白老渓流を行く



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 アヨロ川河口は鮭釣りで大賑わい

 少し古い話だが、8月30日にヤマメで知られる二つの白老河川に釣行した。その二日前に大雨が降り、雨後の荒喰いを狙っての事。結果は、それぞれの流域の長さが影響して、まったく異なる釣果となった。

 初めに入渓したのはウヨロ川。この川は、今年に入って4回目の釣行となる。これまで、中流域から釣り上がって、上流に架かる砂防ダムを目指してきたが、未だ到着したことのないほど流域が長い。
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2回目の釣行で、上流にショートカットのできるルートを発見、今回もそのルートから入渓した。いつもは、荒くれた岩や砂利が埋め尽くす開けた河岸だが、増水が治まっていないことから河原が見えない。

 それ以上に水量が多く、立ち込んで竿を出すにも難しい状況。そして肝心の釣果は、濁りが残っていたこともあり、アタリは一度もなかった。
 釣り上がれば何とか釣りになるのでは、と上流を見れば、河原を埋め尽くす強い流れが邪魔をして、遡行を妨げる。仕方なく撤退、次の川に向かった。

 本来の目的の川である飛生川だ。この川は、敷生川との出合いから上流にある小滝までヤマメが棲息する。この区間では、ヤマメ以外の魚を釣ったことがなく、ヤマメを狙うには打って付けの川と考えてきた。

 今年の2回の釣行では、中流域から釣り上がって10センチにも満たないサイズばかりが釣れた。そしてアタリ自体も少なく、上流とのあまりの違いに驚いた。
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 今回はその上流に入渓、雨後の荒喰いがどのような状況なのか、探ることにした。
 中流の細い流れには、大雨による増水の後が残されていた。その名残が強い流れとなっていて、フライを打ち込むポイントがなかなか見つからない。

 それでも、瀬脇や手前の緩い流れに#10のフライを流すと、小さな魚が飛びつく。当然針がかりはしないが、魚影は豊かなようだ。ようやくフライにヒットしたのは、細い急流からザラ瀬へと川幅の広がった場所。
 それでも、型は10センチ前後と小さくて、空を飛ぶサイズが大半。

 しばらく行くと、砂防ダムらしき工事現場が姿を現した。
 川の流れを妨ぐその工事はまだ終了していないようで、川幅いっぱいにコンクリートが打たれて、その上にさらにコンクリートを積み上げる計画のようだ。
 崖側の斜面まで杭が打たれているところを見ると、最終的には5メートル近くの高さになるのでは。
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 この川は、これから先どうなるのだろうかと、何とも言いようのない怒りを堪えて、さらに上流に足を進める。
 小さな淵や曲り、落ち込み、流れ込みといったポイントの連続する上流なのに、急流でポイントの少ない下流よりもアタリはこない。
 大淵を過ぎてからの上流域は、さらにその傾向が顕著だ。雨が続いたことで、まだ誰も入渓していないはず。それとも先行者がいるのだろうか。

 いずれにしても、アタリが遠退いていく上流への遡行を諦めて、脱渓することにした。
 今回の釣果は、10センチから14〜5センチのヤマメが8匹。バラシを入れると12〜3匹と、短い区間にも関わらず魚影は濃いと感じた。それだけに、砂防ダム工事は気持ちを暗くした。

 今回の釣行では、アヨロ川河口での鮭釣りの様子見も計画に入れた。
 例年8月に入ると、アヨロ川河口には多くの浮ルアー釣りの釣人が集まる。9月からは禁漁区域となるために、当日はさらに釣人で賑わっているはず。
 海岸一杯に投げ竿が並んだアヨロ海岸の先に、アヨロ川の導流堤が位置する。その導流堤の先端には、両脇に各4名の釣人が竿を振っていた。
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 その後ろにも順番を待つかのように、釣人が控えている。しばらく見ていると、4人並んだ右はから2番目の釣人にアタリが。午前10時半と、鮭釣りには遅い時間ながら、60pほどの銀ピカのメスを釣り上げた。

 沖合には目立ったナブラや跳ねが見えないものの、結構遡上しているようだ。
 9月1日からは、この場所での釣りは禁止されるので、翌日の31日には土曜日と言うこともあって、もっと混むのだろう。

写真説明@雨による増水で河原の見えなくなったウヨロ川上流A砂防ダムの建築が進む飛生川上流B飛生川では、小さいながらもヤマメの魚信に恵まれたCアヨロ川河口での鮭釣りの模様。9月1日から禁漁区域となるので、その前に多くの釣人が訪れた
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2019年07月26日

渇水を避けて白老の2つの渓流へ



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 熊の目撃例多いヤマメ河川を遡行
 
 今週末の天気は、金曜、土曜と全道的に雨になりそう。日曜日には回復する予報だが、河川の増水や濁りがどの程度残っているのか気になる。また、雨の量によっては渇水が解消されない可能性もあり、釣人にとっては釣行先の選択が難しいだろう。

 6月からの渇水状況に対応して、この2か月間できるだけ水量の安定した河川に釣行してきた。
この結果分かったのは、流域の長い河川ほど、渇水の割合が小さいということ。
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 また、湧水河川も少雨の影響が少ない。札幌の小河川でいえば、厚別川や真駒内川などは酷い渇水にあるが、小樽内川や豊平川は影響が少ない。そして道央圏ということでは、尻別川や余内川、白老や日高の本流も釣行するには問題がなさそう。

 もっとも、今回の降雨が渇水を解消すれば、釣行先の選定に苦労することが無くなる訳だが。
 そういうことで7月25日の釣行も、できるだけ渇水の影響を受けることのない、またあまり入ったことのない河川を、ということで白老と苫小牧の堺にある二つの川に釣行した。

 いずれも過去に1〜2度釣行しているが、ブログに載せたことがあるのは二つ目の川だけ。
 二河川とも目的の河川が思わしくないために、ついでに入った川だが、釣果らしい釣果は得られていない。特に初めに入った川は、場所を間違えてまったく魚影の無いところに入渓したものだから、当時の記憶も疲労感しか残っていない。
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 また二つ目の川も、中流域の三面壁の直線化した場所で、ヤマメの稚魚しか釣れなかったという苦い思い出がある。
 今回は、入渓ポイントなどしっかりと準備をしたつもりだったが、入る場所の少ない初めの川(写真@)で、再び中流域から入渓するといったミスを犯してしまった。

 上流にある王子製紙の堰堤まで昇り、それから川通しで釣り上がろうとしたものの、アタリは皆無で幾ら遡行しても堰堤が見えてこない。
 それも当然で、後で地図を調べると入った場所は堰堤の1キロ以上下流だった。何よりも、水量は豊富なのに小さなアタリさえ来なかったことのショックが大きかった。

 仕方なくここを諦めて、隣に流れる二つ目の川に移動。(A)前に入ったことのあるポイントを通り過ぎ、かなり上流を目指す。そこは、直線化した流れから、ボサや河畔木が鬱蒼と繁る、自然河川に一変するポイント。
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 森が深く熊の目撃例が異常に多いことから、入り込んで釣り上がるには勇気のいる場所。なので、釣人といえどもそれほど入っていないはず、と見当をつける。
 ここから上流ならば、ヤマメも中流よりは大きいだろう、との期待も。

 釣り上がるとすぐに、スリット型の砂防ダムが姿を現した。
 その下の小さなプールに大型化ディスを投じた。が、すぐに魚は寄ってくるものの、小さくてフライを銜えるほどの魚はいない。

 砂防ダムを乗り越えてさらに上流へ。(B)火山灰底の蛇行する流れが続くが、それはどこかで見たような景色。思いついたのは苫小牧川上流。苫小牧川の流れをさらに太くして、河岸を広げたような渓観だ。
 ただ、釣れるのは虹鱒ではなくヤマメだけ。最上流では岩魚も釣れるというが、この川の本命はヤマメだ。
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 最初の大型カディスのアタリは、大曲の連続した淵から。元気よく飛び出たのは15〜6センチのヤマメ。(C)これでもフライとの比較ではかなり小さいが、警戒心が薄いために食いついたものと思われる。


 この場所からヒットが続く。上がってきたのは、同じような型のヤマメだが、時折20センチ近いサイズも。
 流れは、倒木や崖下の淀み、淵の連続などさらに複雑化する。
 そうしたポイントからもヒットが相次ぐ。
 この上流に架かる橋まで遡行する計画だが、先が全く見通せない。(後で調べたら橋はこの地点から1キロ以上離れていた)

 それなりに釣果があったことと、先が見えないことからこの地点で脱渓。
 今回の釣果は15〜20センチのヤマメが10数匹。他の魚種はいなかったが、久しぶりに渓流を釣り上がったという満足感があった。

 それにしても、初めに入った川の上流に向かう入渓ポイントは、林道と川が離れすぎていて探すのが難しかった。いずれの機会に再チャレンジしてみたい。

写真@初めに入った河川。流れは河岸の広い道東河川に似ているが、まったくアタリはこなかったAB二つ目の河川。スリット型の砂防ダムから上流に魅力的なポイントが連続するC上流の曲りの淵でヒットしたヤマメ。このサイズが多かった








2019年07月20日

再び白老・ウヨロ川最上流域へ



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 目を奪う渓相美だが、釣果はいまひとつ

 7月19日の釣行先は、白老河川のひとつウヨロ川。6月29日に、他の白老河川と共に釣行した。
 しかし、入渓時間が遅かったこともあり、車で行ける最上流のポイントには、すでに釣人が入っていた。
 今回は、何としても入渓したいために午前5時に現地到着。幸いにというか、当然なのだが、平日のこの時間に入渓している者は誰もいない。
 
 そこまでして、何故この渓流に拘るのかと言えば、ひとつは渓相。下流から中流にかけてはごく普通の河川の流れだが、上流に向かう毎に景観が開け、大自然の中を一人相手にした気分にさせてくれる。
 そして今回の入渓ポイント(写真@)からは、大トロや淵、釜、深い平瀬、大岩の築く流れ出しや落ち込みと言った、まるで箱庭のような渓相美が目の前に現れる。
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 それは、渓流釣りを行うものならば、誰もが息を飲む光景。ただ問題は魚影の薄さ。正直言って、これまでの釣行で中流域では小さなヤマメや岩魚しか釣ったことはない。
 上流域で、ようやくヤマメや岩魚の良型が出てくるが、それもアタリ外れが大きい。人気ポイントなるが故に、多くの釣人が入っているためだ。
 直近の入渓者の影響を受けやすい、という側面を持っていて、それは現地に着くまで分からない。
 
 今回は、念願かなって箱庭のような渓流から釣り上がる。
 流れ出しから平瀬に変わる太い流れや、大岩の裏の巻き込み、向こう岸に見えるトロ場など、どれも川底に魚の居そうな気配がする。
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 そこに#10の派手なカディスを流しこむ。ピン子ヤマメなのか、小さな魚が何度もフライを突っつく。が、水柱を立ててフライに食いつく魚は出てこない。そして上流は広くて浅い淵に変わる。

 落ち込み付近の流れの速いポイントで、ようやくアタリが。大きなフライには不釣り合いの、12〜3センチのヤマメが空を飛んだ。
 それから広い河岸のザラ瀬が続き、その先に再び淵が現れる。ここでもヒットしたのは、先ほどと同じサイズのヤマメ。
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 どのまで行ったら型ものが出てくるだろう、とさらに釣り上がる。入渓ポイントから2キロほど遡行した地点で、ようやく激しいアタリが。
 流れ込みの底から現れたのは、この川では初めての虹鱒(B)。サイズが20センチ強と大きくはないが、ヤマメや岩魚でなかったことに驚く。
 それからも、上り詰める毎にヒットするのは17〜8センチのヤマメ(C)と、相変わらずの小さなヤマメだけ。

 上流は相変わらず開けた渓相(A)。遠くまで見渡せるので、見たくもない熊が現れたらどうしょう、などと考えていたら、2〜3匹の鹿が上流の河岸を渡る姿が見えた。
 それほどここは森の深い場所なのだが、砂防ダムはまだ2キロ以上先。そして、入渓時点からの霧雨が本格的な降雨に変わった。
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 川も幾分濁りが入り流れが強くなったように感じる。川岸が広いので、鉄砲水の逃げ場はいくらでもあるが、近くを走る林道はなく、川を下るしか入渓地点まで戻ることができない。
 
 仕方なく、ウェットフライに替えて川を下ることに。不思議なことに、ドライフライよりもアタリが来るはず、と期待していたのに全く反応しない。
 魚影自体が薄いのは、釣り上げって分かっていたが、ドライフライで釣り上がった時に警戒されたのか。
 
 結局、ウェットフライには何もヒットしないまま、ビシャ濡れで入渓ポイントに戻った。
 今回の入渓時間は5時間ほど。釣果の割に長くかかったのは、それだけポイントが多かったから。

 まだ見ぬ上流に、もう少し釣り上がりたかったのが本音。足腰が元気なうちに、一度くらいは最上流の砂防ダムまで遡行したいと考えている。そこはどのような渓相なのか、どんな型の魚がいるのか。

写真@渓相が美しいウヨロ川上流の流れA霧で霞んでいるが、遠くまで見通しの利く河岸が広がっているB思いがけずヒットした20センチ強の虹鱒とC17〜8センチのヤマメ
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2019年07月01日

ヤマメ求めて白老3本流と1渓流に



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  やはり厳しかった週末の釣行

 7月1日から日高や道東、オホーツクなどの地域のヤマメが解禁された。今週中には日高への釣行を考えているが、果たしてどのような釣果があるだろうか。

 今年の渓流釣行は、渇水の影響からどうしても本流が中心となっている。
 今年も、昨年のように白老や浜益、日高方面まで釣行したいと考えているが、ここまでの釣行先は、尻別川と余市川それに千歳川といった定番河川だけ。
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 まだ太平洋方面は手つかずだったが、6月29日にようやく白老の河川へ釣行した。いつもは週末を避けていたが、今回は土曜日の釣行。釣り銀座と化すのは目に見えており、初めから不安な立ち上がりとなった。

 せっかく白老に行くのだからと、釣行先を4カ所にした。1日で回るには大変だが、この4カ所の河川は隣り合っており、移動にも時間がかからない。それに、これまでの乏しい釣果を考えると、それほど厳しくはないだろう。
 
 最初に向かったのは敷生川中流域。別に勝算があったからではない。逆に、これまでの釣行で良いことが全くなかった川だ。
 それなのにこの川を最初に選んだのは、ウェットフライを行うのに必要な太い川筋と、強い流れを有しているから。そして、今回こそは釣果を得たいとの期待を込めた。
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 中流部に架かる、いつもの橋の下流から釣り下がる。川は渇水状況なのでいつもよりも流れは細く、セメントを流したような濁りが入っていて、思わず「失敗した」とつぶやいた。
 それでも、何とか太い流れを見つけてウェットフライを流す。が、400メートルほど下ってもアタリはない。そのくせ、河岸には多くの足跡が残されている。賞味1時間半ほどで移動することにした。
 
 2番目の川は、敷生川のすぐ隣を流れる毛敷生川。移動時間はたったの5分。
 こんなに近くを流れているのに、水質は大きく異なる。濁りのない透き通った流れが魅力の川だが、ここも渇水の影響が現れていた。
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 この川での釣行はアタリハズレが大きい。20センチ平均のヤマメが釣れると思えば、新子ヤマメや5センチほどの岩魚しか釣れなかったことなど、直近の入渓者の存在が大きく影響を及ぼす。

 川に沿った林道を走り様子を窺うと、幸いにまだ誰の姿もない。ザラ瀬から流れ出しに変わる、いつものポイントにドライフライを流して様子を見る。早瀬の中からフライに飛びかかる魚は見えるが、ヒットしない。それが何度も続いたが、最後は見切られる。
 ようやく一匹目をキャッチしたのは、100メートルほど釣り上がった流れ出しから平瀬に変わるポイントで、12〜3センチのヤマメだった。
 
 その後も、#10のカディスに10センチ足らずのヤマメがヒットして空を飛んだり、ここぞという大渕では小さな魚の反応しかない。
 その先には、山岳渓流らしい荒々しい岩々が行く手を邪魔する。ここまでの釣果は15センチ未満のヤマメが5匹。いくら釣り上がっても釣果は期待できないと、今度はウェットフライで釣り下がり、深場や平瀬に打ち込むことに。
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 すると、先ほどの淵から一匹、最初に入った流れ出しポイントでは連続して3匹のヤマメがヒットした。ドライではなく、水面直下のウェットフライの方が良かったらしい。ここも1時間半で次の場所に向かう。

 今度は、さらに水質の良い飛生川の中流。滝が迫る上流域では、透き通った流れにいつも感心していたが、中流部にはその面影が少ない。
 ただ、上流域と比べると、敷生川の合流点からの流れは大物の予感がするために、今回の釣行のメインとして考えていた。

 この三河川の中では、川筋が一番細く、本流というよりは渓流といった方がピッタリくる。ここでもウェットフライを打ち込みながら釣り下ることに。ザラ瀬から曲りの入った平瀬から、頻繁にアタリがくるが、針がかりしない。
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 それも当然で、新子ばかりがフライを追いかけてる。曲りや倒木、大渕小渕とポイントが現れるが、反応するのは新子のヤマメばかり。そして、河岸には多くの足跡が残されている。

 ここは川が小さい分、確実に入渓者の影響を受けていると感じた。自分の入渓したすぐ後にも、新たに釣人が追うように入ってきた。それでも、小さな流れだしからようやく17センチほどのヤマメがヒット。それを最後に、再び場所を移動した。

 この日最後の河川はウヨロ川で、その上流域に入った。前回の釣行で見つけた、やぶ道をなぞって目的ポイントに到着。それまでの区間には、3〜4人の釣人の姿が見えた。
 さすがにここまでは来ないだろうと、藪を漕いで河岸に降りる。大岩や小岩、小滝と大渕や釜で形成する渓観が目の前に迫ってくる。前回は、ここでヤマメの型ものと尺越えの岩魚を釣り上げた。
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 ところが、流した大型化ディスに反応はない。さらに釣り上がって上流を見ると、本流竿を手にした餌釣りの釣人の姿が。どおりで反応がない訳だと、仕方なく脱渓。

 諦めきれず、毛敷生川に流れ出る名も無き支流に入渓することした。
 この川は、地図にも名前が記されていない小さな渓流だが、25センチほどのヤマメを釣り上げたことがあった。その上流がどうなっているのか、ということが前から気になっていた。

 川に沿った林道を走り、入り易い場所を見つけて入渓。川幅は最大でも3メートルと、かなり小さい渓流だ。渇水のせいか、流れは遅く浅瀬が続く。少し深い落ち込みにドライフライを流すと、すぐに反応が。しかし、小さすぎてヒットしない。ここも新子だけしかいないのが解って脱渓した。

 今回の白老河川への釣行は、週末ということもあり散々な結果に終わった。次回予定している日高河川は、できるだけタイミングを見計らって釣行したいと考えている。

写真@白老河川の釣行で最初に入った敷生川中流部Aその隣の毛敷生川中流部。水質が敷生川とは全く違っていたB飛生川の中流域。渇水の影響はそれほど見られなかったが釣果は・・・Cウヨロ川の上流部。素晴らしい渓観が続くが、すでに先行者がD毛敷生川でヒットしたヤマメE飛生川で唯一20センチ近くのヤマメ

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2018年10月12日

白老渓流に型ものヤマメを求めて



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 鮭の遡上で下流域は釣りにならず

 秋の深まりとともに釣行頻度が減少してきた。いつもながらこの時期の渓流釣行は難しく、狙いとするヤマメは型ものは抜かれて激減、新子や1歳魚しか相手をしてくれない。
 ヤマメにこだわらずに大物を狙うには、どうしても虹鱒や岩魚、アメマスの河川となってしまう。その大物を求めて、これまで浜益川や余市川、尻別川、敷生川などに赴いてきた。
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 例えそこで返り討ちにあったとしても、それに懲りることはなかったはず。ところが、今年は胆振東部地震もあり、9月中は全く釣行することはなかった。そして今は、残りわずかな渓流シーズンなのにモチベーションが高まらない。

 それでも何とか気力を振り絞って10月9日に赴いたのは、ヤマメの多く棲む白老の小渓流。
 この時期の白老河川は、鮭の遡上シーズンにあたり、下流や中流域では必ずと言ってよいほど鮭と遭遇する。密漁と間違われるのも嫌なので、下流や中流には目もくれず、鮭の昇りきれない上流域に足を向けた。
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 この渓流では、何年か前の盛夏に黄金色に輝く25センチほどのヤマメを手にしたことがある。それ以来の釣行となるが、果たして今回はどうだろうか。

 入渓したのは午前5時半。以前入った場所には鮭が群れていて、とても竿を出せる状況にない。しばらく行った上流に堰堤が設けられていた。鮭の遡上はここで終わっているようだ。

 ただ、この堰堤から上流は一度も足を踏み入れたことがない。岩と倒木が作る山岳渓流の様相が強く、目的のヤマメはいなくても型ものの岩魚は棲息しているのかもしれない。
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 上流といっても、渓流と平行して林道が走っている。その分入渓は楽なはずで、必然的に魚影は薄いのではないだろうか。そうした先入観があったせいか、倒木の下の流れ込みや淵、平瀬に振り込んだ#10のカディスはピクリともしない。これだけ渓相が見事なのにと頭をひねるが、来ないものはこない。

 あまりにもアタリがないために、カディスから#14のメイフライにチェンジ、川筋から外れたとろ場に落としてみると、ようやく川底から10センチ余りのヤマメが浮上して、フライに食いついた。

 その後もヒットしたりバラしたりして、ヤマメの手ごたえは良くなったが、サイズは一向に大きくはならない。川には幾つもの支流が流れ込み、夏場ならばそこそこ大きな魚も期待できると思われるが、やはりこの時期は厳しいようだ。
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 結局、3時間ほどこの渓流に留まったが、釣り上げたヤマメは10匹ほど。15センチを超えるヤマメは1匹しかヒットしなかった。

 まだ時間があるので、この近くを流れる飛生川の中流域に移動。今度はウェットフライで下流域に釣り下がることにした。
 幸いなことに、この川への鮭の遡上は少なく、釣りを邪魔されることはなかったが、どう手を尽くしてもヒットするのは10センチ未満のヤマメばかり。この様子では、人気ポイントの連続する上流でもヒットするサイズは変わらないだろう、と早々に撤退した。

 帰りしなに、鮭の遡上ぶりを見たくてウヨロ川に立ち寄った。橋の上から見る鮭は、昨年の今時期と比べると遡上数は多いものの、1昨年のような川を埋め尽す圧倒的なシーンは見ることができなかった。

写真@遡上する鮭の群れる渓流の下流域AB上流は里川と山岳渓流の混じりあった様相だが、釣れるのは小さなヤマメだかりCD

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2018年08月14日

お盆の白老渓流で尺岩魚がヒット



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上流の砂防ダム目指して遡行したが・・・

 お盆の期間中は、どこの釣場も釣人で一杯。そのため、13日の休日は場所選びに迷った。
 この時期の新規ポイントは無謀すぎるために、これまで釣行した中で余り混むことのない、そしてウェットフライに適した場所に行くことにした。

 選んだのは、白老に幾つもある広い河原を持つ渓流のひとつ。ここも人気河川に違いないが、朝早い釣行なので先行者はいないだろう、と見込んだ。
 他にも日高の渓流や、余市川支流を考えたが、いずれも釣人の集中する可能性があり、何よりも帰りの交通事情を懸念して決定。
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 ただ、この川でのこれまで釣果は、新子ヤマメや児ヤマメぐらいのもので、その点についての期待は全くなかった。ただただ、広い河原で思いっきりフライを飛ばせることに魅力を感じてのこと。

 それと、これまでこの川では上流部まで登り詰めたことがなく、今回はできるだけ距離を稼ぎたい、との考えもあった。
 入渓地点から、上流にある砂防ダムまでは5キロ近い。これまでは、1キロ程度しか遡行したことがないが、それでも片道で2時間は潰れた。普通に砂防ダムまで釣り上がれば、丸1日潰れるほどの時間が必要となる。

 また、ここは熊の出没多発地帯。遠くまで見通しの利く広がった河原は、熊に発見されやすい、あるいは熊を見つけやすい場所ともいえる。その、いざという時に、冷静に対応できる自信は持ち合わせていない。精々、熊鈴や爆竹を鳴らすことぐらいか。

 いつも入渓する、橋のたもとで釣りの準備をしていると、軽自動車が近づき「なにを釣るの?」と、60歳代の釣人らしき人が声をかけてきた。
 これまで、この川の釣行で何度か見かけた車なので、多分地元の釣人だと思う。「ここは小さなヤマメしか釣ったことがない」と話すと、「鉄砲撃ち(猟師)が、釣人が車で上流まで行くものだから、獲物が警戒して逃げていくと言っていた。だから、自分は橋の下に車を置いて釣りをする」という。
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 結局、車で上流には入らないほうが良い、ということを言いたかったのだろう。彼は、その通り橋の下流に車を止めた。
 地図の上には、上流にいく道路は記載されていない。自分には見つけることが出来なかったが、どこかに知られていない道があるのだろうか。

 今回の釣行は距離を稼いで、できるだけ上流の砂防ダムに近づくこと。そうすれば、自ずと釣果も高まってくるはず。なので、入渓場所は何時とは違う上流に入り、未知のポイントを目指した。

 初めて見る上流域は、川幅が狭まり河原も小さい、山岳渓流の趣が強く表れていた。平瀬と淵や段差のある流れ出し、小滝の下の釜などのポイントが現れては、またザラ瀬が続くという、変化に富んだ流れにモチベーションが高まる。
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 気味が悪いのは、笹薮や河畔林の密集した場所に点在する、ポッカリと開いた獣道。鹿の足跡が多数だが、熊も通り道として使っているはず。そういう場所は出来るだけ早く通り過ぎるようにした。

 その上流の段差のある岩影の淵から、本日初の15センチほどのヤマメがヒット。ここまで釣り上がってくる間にも、アタリは何度もあった。しかし、#10のカディスに食いつくほどの型は皆無。なので、入渓から30分掛けてのようやくの1匹に、上流への期待が募る。

 初ヒットが15センチと、他の河川ではアベレージサイズ。しかし、この川ではいつもピンコや、児ヤマメした釣ったことがないので、これでも型もの。ようやく#10のカディスの働き場所が出てきた。

 続いて、そのすぐ上の平瀬から落ち込みに続くカタから、強烈なアタリが。3番手のロッドをしならせて上がったのは、尺前後の岩魚だった。てっきり、型もののヤマメとばかり思っていたので、少し気落ちする。この先には、さらにポイントが続いている、と気持ちを入れ替えて遡行を継続。
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 少し行くと、大岩を囲む淵と流れ出しの交互するポイントが姿を現した。上流から流し込んだカディスにヒットしたのは、先ほどと同じサイズの、少し錆の入ったヤマメ。続いてその上流からも型の同じヤマメが。
 それから先の上流は、さらに段差を増して両岸に崖の迫ったザラ瀬の続く流れ。

 入渓からここまで3時間ほど経過、時計を見ると午前9時を指していた。まだ距離は2キロも来ていないはず。このままのペースで釣り上がると、上流の砂防ダムまでは、あと3時間はかかる。

 ここからウェットフライで釣り下がるほうが懸命か、とフライをチェンジして川を下った。1時間半ほどで入渓地点まで戻ったが、この間ウェットフライには、15センチ前後のヤマメを3匹追加。

 この日の釣果は、ピンコや児ヤマメを除いたヤマメが7匹に尺前後の岩魚1匹。他の河川ではどうという釣果ではないが、人気河川のこの川ではこれでも恵まれた方。次回訪れる時には、なんとか砂防ダムまで目指したいが。

 10時半に脱渓して車に戻ると、入渓には遅い時間にも関わらず、そこには3人の釣人とさらに上流に向う車が2台。早い時間に入渓して正解だったと思う。
 お盆期間中は、さらに多くの釣人がはいるのだろう。

写真@上流は広い河原から山岳渓流の趣にA魅力的な淵が平瀬が次々に現れるBCこの場所でのアベレージサイズのヤマメD尺前後の岩魚もヒットした

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2018年07月22日

新冠川を諦めて白老3河川に釣行



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 増水は解消したが、魚影の薄さを痛感

 大雨による河川の増水がようやく治まった7月20日、これまでの雨の影響で実現できなかった、日高本流でのウェットフライ釣行のために、午前3時に札幌を出発して新冠川に向かった。

 ウェットフライへの取り組みは、釣りの可能性を広げるひとつの手段として考えていた。中でも、本流でのウェットフライは、渓流でドライフライだけを行なってきたものとしては、未知の釣りに等しい。
 残り少ない、これからの釣り人生を謳歌する上で、何としてもマスターしたいと考えてきた。
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 ところが、またもや計画を妨害する動きが。当日は、高規格日高道路の鵡川から終点の日高厚賀まで、工事のために通行止めだという。それを知ったのは、千歳インター近くの高速道路上に架かる電光掲示板から。

 時間的に到着が大幅に遅れるだけで、なにも高速道路を走らなくても行ける。ただ万が一、前回の7月13日のようにダムの放水があった場合、次のポイント探しに時間を取られるのは嫌だ、との思いで釣行先を白老河川に変更した。つくづく日高の河川には嫌われてしまったようだ。

 今年の白老河川への釣行は、ウヨロ川とそれよりも規模の小さな某渓流に6月、7月と釣行、釣果は今のところ五分五分という内容だ。今回は、本流でのウェットフライを念頭に、敷生川と毛敷生川、それにウヨロ川の3河川の中流域に赴くことにした。
 中でも、敷生川と毛敷生川は今年初めての釣行で、狙いをヤマメに絞っての入川。
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 これまでの釣行で、毛敷生川は下流での釣果がゼロに等しく、竿を出す自信がなかったことから、中流域に架かる鉄の橋からドライフライで釣り上がることに。
 ところが、いつもは流れ込みや小淵でそれなりの反応のあるのに、今回はいくら釣り上がっても大型カディスに食いつく魚が出てこない。

 川岸の乾き具合から、水が引いたのは4〜5日前と思われ、その砂の上には多くの足跡が残されていた。ヤマメの解禁からある程度時間が経過したことで、フライに反応するサイズが抜かれてしまったのだろう。

 結局毛敷生川では、鉄の橋から1キロほど登った2つ目の堰堤まで遡行したが、1匹もヒットしないまま脱渓した。もしかして、この川での坊主は初めてではなかったか。
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 次に向かったのは、毛敷生川の隣を流れる敷生川。もともとこの川は毛敷生川の本流だが、残念ながら、敷生川中流域での過去の釣果は悲惨な内容。今回もほとんど期待はしていなかった。
 
 それに追い討ちをかけるように、入ろうとしたポイントにはすでに先行者が。仕方なく、そこから500メートルほど下った場所で竿を出した。

 川の流れにはまだ濁りが入っており、ウェットフライでも厳しそうな状況。まずは、水深のある平瀬に派手な色のウェットフライを打ち込んで様子を見る。が、何度流しても反応はない。フライサイズを下げて逆引きすると、ようやくアタリはきたが、フッキングしない。
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 さらに下流に下って、川幅が広がった地点にソフトハックルを打ち込んでスィングさせる。それにようやくヒット。ただ、上がって来たのは12〜3センチの小ヤマメ。やはり、この川もこんなサイズしか残っていないようだ。

 上流にいた先行者の姿が見えなくなったので、今度は砂防ダム近くまで釣り上がった。水深のある平瀬や落ち込みといった、良い川筋なのに、フライに反応しない。それも当然で、川岸には数多くの釣人の足跡が残っていた。

 白老河川の最後は、前々回の釣行で惨敗したウヨロ川中流。もっとも、ウヨロ川で過去に釣った最大のものは、15〜6センチのヤマメと20センチ余りの岩魚。それほど型物がいるわけではない。

 ただ、上流の砂防ダムまで登り詰めたことがないので、決め付けることはできない。そして今回は、ウェットフライだけで通すことに。上流に現れた落ち込みや淵、流れ出しにソフトハックルを打ち込んで様子を探るが、小さなアタリばかり。
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 たまに、新子よりも少し大きいヤマメが食いつくが、竿をゆらすサイズは出てこない。
ここにも多数の足跡が残されていた。当然、雨の後に入渓したのだろうが、遡行しやすい分だけ釣人も入り込んでいるのだろう、
 それにしても、餌の入っていた箱ぐらい、なぜ持ち帰らないのか。これは、今回入った3つの河川に共通することだ。

写真@毛敷生川の早朝の様子。この川では、初めて坊主に終わったA堰堤が設けられている敷生川中流の流れ。少し濁りが入っていて、釣りづらかったが、Bソフト八クルに小さなヤマメがヒットC入渓しやすい事から人気のウヨロ川中流域D今回も小ヤマメしかヒットしなかった

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2018年07月11日

雨の合間の白老河川へリベンジ釣行



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20センチ越えのヤマメはヒットしたが・・・

 今回の西日本豪雨は、平成に入って最悪の被害をもたらしたという。土地や家屋ばかりではなく、多くの方が亡くなられ、行方不明者も後をたたない。集中豪雨の怖さをまざまざと見せつけられたような気がする。

 北海道もこの1週間は雨が続いた。当然河川は増水しており、そのために今回の休日の釣りは中止したはずだった。例え水位が平常に戻っていたとしても、釣行することへの後ろめたさを消すことはできないと思ったからだ。

 これが人間の持つ道徳感、倫理感というものだが、頭の中に巣食う「釣り馬鹿」という病気は言うことを聞かない。「とにかく行って見よう。川が氾濫しているのならば諦めもつく」という、悪魔の囁きに負けて白老渓流へ向かった。
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 7月9日の白老の各河川は、前回釣行したウヨロ川を始め、あれだけの豪雨にも関わらず、水位や濁りは思いのほか落ち着いていた。
 今回は、そのウヨロ川のリベンジ。ウヨロ川では中流域から入渓、上流の砂防ダムを目指して釣り上がったが、昇っても昇っても一向に魚の型は大きくならず、途中で遡行を断念した。

 今回入渓した河川は、流域が短かく規模も小さいが、ウヨロ川以上に透明度が高く、清冽な流れが特徴のヤマメ河川。これまで、最下流と上流の2箇所から入川したことはあるが、今回初めて中流域に入った。
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 上流と比べると平坦な流れが続いているものの、開けた河岸が気持ち良い。所々に淵が形られて、フライを行なうには絶好の景観。そこにカディスを投じると、ヒットするのは12〜14センチのヤマメ。淵以外では、なかなかアタリはこない。
 
 釣人が入りやすいせいなのか、魚影は上流と比べて薄いように感じた。しばらく釣り上がったが、型は大きくならないために、ここから1キロメートルほど上がった、慣れ親しんだ上流に移動。

 ここまで来ると、大岩小岩の山岳渓流の様相が強まり、流れも速い。岩陰に現れた落ち込みや肩、流れ出し、流れ込みとポイントは広がって、一気に期待が高まる。が、アタリはそこそこくるのに、#10のカディスにはヒットしない。たまに掛かるのはスレで、中流でヒットしたものと型は変わらない。

 これから先には大淵が待ち構えていて、そのすぐ下流の流れ出しでも20センチ越えのヤマメがよくヒットした。ところが、ここでも小さなヤマメしか反応しない。増水の影響かと、さらに釣り上がって見てその原因が分かった。

 ついさっき歩いたような釣人の足跡が水際にクッキリと残っていた。中流域に入ったのは午前6時半、そしてここに移動したのは8時半。今現在、その釣人はさらに上流を遡行している可能性がある。
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 折角の釣行だというのに、今日はついていないようだ。それでも釣り残したポイントはあるだろうと、小さな落ち込みや平瀬にフライを丹念に打ち込むと、そこそこアタリが。
 途中で現れた、小さな枝川の流れに打ち込んだカディスに、ようやく20センチ余りのヤマメがヒット。この枝川は、上流で本流から分かれて流れているが、50メートルほどの短い区間ながら、ヤマメのヒットが相次ぐ。

 本流との合流地点の小淵からも、同じような型のヤマメがヒットしたが、姿を現した大渕では小さなヤマメしか飛び出さない。どうも先行者は、大場所でしか竿を出さないようだ。
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 と、そこで突然の雨。勢いは弱いものの、この川も山岳渓流に変わりない。透き通った流れにも次第に濁りが入ってきた。残念ながら、ここで終わりだと宣告されたような気がして、あたふたと川を下る。

 それが正解だったようで、車に戻った頃には本降りとなっていた。上流で釣りを行なっていると思われる先行者は、どうしているだろうか。

 リベンジにはほど遠い釣果だったが、相手をしてくれたヤマメに感謝してこの日の釣りを終えた。
 さて、次はどこへ行こうか。

写真@今回入川した中流域の平坦な流れAここでは14センチのヤマメが最高だったB山岳渓流の景観を見せる上流域Cようやく20センチ越えのヤマメがヒット。同じようなサイズが何匹かあがった
 

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長い人生の中で、お金はなくても時間だけは贅沢に使える今しかできないこと、やりたいことが沢山ある。それを少しづつでも実現していきたい。
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