札幌近郊の河川の釣り (3): ホラー好きのフライマン
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2019年06月01日

順調に回復する札幌近郊の渓流



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 フライに尺岩魚や25センチ級の虹鱒

 
 道南や道央のヤマメは、今日6月1日に解禁。主要なヤマメ河川には朝早くから釣行したアングラーも多いのでは。
 まだ禁漁期間の5月に3つの河川に入ったが、幸いに釣れたのはブラウンと虹鱒、岩魚という、まるで計算したかのような魚種だった。
 ヤマメがヒットすれば当然リリースしたが、なぜか今年はヤマメの姿が見えなかった。
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 特に、5月中旬に入渓した札幌近郊の河川は、新子の泳ぐ姿さえ確認できなかった。ヤマメはほとんどが持ち去られるために、シーズンの終わりには、川に残る個体数が激減する。
 そのために、基本的に放流事業によって棲息数を賄っている。釣人の為ではなく、サクラマスの回帰のためだ。
 そのヤマメの新子が見えなかった河川では、今年の放流数を減らしているのかもしてない。

 さて、ショアトラウトから渓流へ、釣行記の内容も切り替わる時期となった。その第1弾として選んだのが札幌近郊の渓流。
 この渓流での釣行は、今年初めて。ここにもヤマメは棲息するが、それもごく僅か。ほとんどが虹鱒と岩魚で、ウグイもうるさいほど棲息している。
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 自分のホームグランドのひとつだが、6年前の大雨による氾濫で上流部は見る影もなく、魚の姿も消えてしまった。そのため、魚の繁殖が氾濫前に戻るまで、できるだけそっとして置きたい、という気持ちからここ数年は入渓することがなくなった。
 
 昨年暮れに、どれだけ回復したのか様子を見に行ったところ、虹鱒と岩魚が順調に繁殖しているのが確認できた。その時から、来シーズン初めの渓流釣行はここに来ようと決めていた。

 少し遅い5月31日の午前8時半に入渓。渓流は、ザラ瀬の単調な流れを経て、小渕や大渕、曲りを繰り返して上流に伸びていく。そんなザラ瀬でも、岩陰や水深のある平瀬、トロ場などのポイントが次々に現れる。

 まさか、こんな場所から出てこないだろう、というポイントにも丁重に#8のコーチマンを打ち込んで釣り上がった。
 アタリが来たのは、入渓した場所から100メートルほど行った早瀬の脇から。
 針が大きすぎて、突っつくだけで終わったが、魚が棲息していることが分かったので、俄然やる気に。
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 最初のヒットは、岩を抱き込んだ小渕から。18センチほどの虹鱒だったが、すこぶる元気が良い。その淵からは同じような虹鱒もヒット、魚影の濃さが感じられる。

 それからしばらく行った水深のある平瀬で、25センチほどの虹鱒がヒット、さらにその上流の大岩で作る落ち込みの端で、尺に近い岩魚も上がった。

 結局、2キロほど釣り上がったが、釣果は15センチから25センチの虹鱒が11匹、20センチから30センチほどの岩魚が4匹と、予想以上の魚影の濃さだった。

 この渓流は、いつも釣人の絶えないことで知られており、当日も駐車場所に釣人らしい1台の車が止まっていた。
 なのに、これだけのヒット数があったのは、平日の金曜日と言うタイミングばかりではない。この渓流に入渓した、アングラー達のリリースへの取り組みが大きいと感じて、なにか嬉しくなった。
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 そして上流部も、氾濫当時の痛々しい傷跡は残っていたが、押し流されて広がった河原に、自然に発芽した樹木がすくすくと成長していた。
 ただ、ここも熊の出没が激しいようで、近くの道路脇には出没情報の看板が立てられていた。入渓時には、必ず熊鈴など鳴り物を身に着けてください。

 写真@A氾濫の傷跡は残されているが、少しずつ緑が増してきたBCこの渓流でヒットした虹鱒と岩魚


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2019年05月24日

ショアトラウト狙いの日高路から千歳川へ



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外海が時化で門別漁港に逃げ込む


 サクラのシーズンが終盤を迎える日本海を一度離れて、次回の釣行は太平洋・日高方面の海岸を検討していた。
 別に「釣れる」との確証がある訳ではない。釣期が日本海よりも長いことと、釣行時間の短縮から。
 これまでの日本海方面の釣行先と比べると、例えば西積丹や積丹の先端は2時間、東積丹や浜益は1時間半から2時間を要していた。
 これに対して、日高方面の目指すポイントはどこも1時間半以内で到着できる。また、今年初めてのショアトラウト釣行が日高方面だったということもある。
 ショアから渓流に、ルアーロッドからフライロッドに替える時期が来たことを、自分なりに感じての事かも知れない。

 さて、23日の釣行先は静内海岸と新冠海岸を考えていた。いずれも、自分にとって実績のあるポイントではないが、地元のアングラーが通い詰める場所。
  このブログで日高門別港の釣行記を載せた時に、「日高門別港はショアトラウトの寄り道の場所。それよりも、新冠海岸のほうが可能性は高い」とのコメントを寄せて頂いことがある。
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 それ以来何度も足を運んでいるが、時期が合わないのかまだ釣果はない。また、静内海岸も訪ねたが、同じくシーズンにはまだ早く、ヒットに恵まれなかった。そうした面で今回の釣行は、満を持したものとなるはずだった。

 ところが皮肉なことに、23日は前日まで本州に掛かっていた豪雨を伴った低気圧の影響が残り、日高方面は白波の立つ時化模様。確かに、「波が少し高い」という現地の天気予報は把握していたが、ここまで荒れているとは・・・。

 結局、サーフを諦めて漁港に逃げ込むことに。なかでも、近場でショアトラウトの可能性のある場所と言ったら日高門別漁港しかない。
 この場所ではアメマスを上げたことや、昼間にサクラマスを手にした釣人の姿を確認しているので、運がよければ釣果が期待できるかも。
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 新冠海岸からUターンして、日高門別港に着いたのは午前4時半。時折、外防波堤を越えた波が押し寄せるが、港内は波ひとつない。そしてこの時期の日高海岸特有の濃い土色の水が広がっている。

 事前の地元紙の情報では、「アメマスのほか、早朝にサクラマスの姿」が。果たして、こんな状況でサクラは入っているのだろうか、と迷いながらミノーを打ち込む。
 
 暫らくして、地元の人らしきアングラー2人が外防の基部でルアー釣りを開始。スプーンなのか、ショートキャストを繰り返している。また内防波堤から外海に向けて、投げ釣りを行う3〜4人の釣人の姿も見える。狙いはタカノハか。

 2時間が経過。ルアーをミノーからジグ、そしてスプーンへと替えても無反応。港内では、小さな魚が起こしたナブラは起きるが、大きな跳ねはない。3時間が経過して、対岸の地元アングラーは撤退。「こんな狭いポイントで、一度のアタリもないということは、魚が港内に入っていないことの証し」。そう割り切って午前7時30分に撤収した。
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 まだ時間は速い。海岸は無理でも河川ならばと、帰りしなに千歳川に立ち寄った。
 今度は、いつものポイントでウェットフライでブラウンを狙うことにした。ヤマメの解禁はまだ先で、間違ってヒットしたら即リリースが鉄則。
 
 流芯脇を狙って、ダウンクロスで大型のグレートセッジを流し込む。いつもならば、アタリの相次ぐ場所なのに反応がない。
 頭をひねりながら、30メートルほど釣り下った時に初めてのアタリが。
 
 ヒットしたのは20センチほどのうぐいで、ヤマメの気配はない。ならば、流芯で泳がせてみよう、とリーチキャストでテンションをとる。と、ようやく激しく暴れるアタリがきた。
 手元に寄ってきたのは、30センチに欠けるブラウンだった。その後は、小さなアタリも来ないので脱渓。この日の釣りを終えた。
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 ショアトラウト釣行も残すところあと僅か。悔いなく今シーズンの釣行を終えたいが、どこで幕を閉じようか迷っている。

写真@A早朝の日高門別漁港。外海は時化ているが港内は波ひとつないB千歳川上流の流れCウェットフライにきたブラウン


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2019年03月30日

湧水河川でフライ、元町海岸でルアー



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 今年初の渓流ドライフライを楽しむ


 3月14日以来ほぼ2週間ぶりにブログを更新する。この間も3回ほど釣行したが、結果が出なかったために記事をボツにした。
 釣行した場所は堀株川河口海岸と余別来岸海岸、それに千歳川の長都大橋下。

 堀株川河口海岸は、前回のブログの通り天気さえよければ高い確率でサクラマスを手にすることが出来そう。問題は波や強風に影響される地形にあることと、ポイントが極めて狭いこと。詳しくは3月14日更新のブログを参考に。
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 堀株川河口海岸は、先週中頃と今週初めに訪れたが、いずれも3メートルを越える高波と長いさらしのために竿を振ることができなかった。
 折角来たのだからと、河口の隣の波けしブロックで作られている堀株川港で竿を出したが、サクラマスどころかアメマスのアタリもこなかった。
 ただ、釣具店の情報によれば精進川河口海岸でサクラマスが上がり始めたとのこと。
 これからのショアトラウトの釣行ルートは、精進川河口海岸から北上して堀株川河口海岸に向かうのがベストなのかもしれない。
 
 ちなみに、千歳川長都大橋下への釣行は、鮭稚魚放流により捕食活動の高まったブラウントラウトを狙っての事。ここではルアーではなく、鮭稚魚パターンのフライを用いたが、そんな簡単にヒットするほど甘くはなかった。

 そんなこんなで、ブログの更新が随分遅れてしまった。そして今回、3月29日の釣行先は苫小牧郊外の湧水河川。今年に入ってから、海のルアーフィッシングで全く釣果が上がらないために、目先を変えるつもりで釣行した。
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 用いたのはルアーではなく、掟破りのドライフライ。ニンフやウェットではなくドライのみで川を遡った。
 この渓流は、上流で温泉水が流れ込んでいる関係から真冬でも水温が10℃を下回ることはない。だから、他の川では不可能なこの時期でもドライフライで釣り上がることができる。
 
 29日のこの湧水河川は、時折雪の舞うあいにくの天気で、午前7時の気温は4度前後。しかし水温は10度を越え、ドライフライで遡行するには全く支障がない。問題は、前日や当日に入渓したものがいるのか。そして、冬眠から目覚めた熊がどこまで活動域を広げているのか、ということ。

 前者については、平日でも上流に向かう林道のゲート前に数台の車が止まっているのに、今回は1台もない。幸先良いスタートとなりそうで、テクテク上流を目指す。途中の貯水池は、いつもは底が見えているのに今回は全体の3分の2ほど満たされている。雪代の影響だろうか。
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 その貯水池に流れ出る堰堤の下でこの日の第1投。フライは#12のロイヤルコーチマン、この場所では大きい4番手のロッドを使用した。
 上流からフライを流し込むと、小さな魚が頻繁にフライにアタックするも、針が大きすぎてヒットしない。この時期でも、これだけ魚が活性化していることに驚いた。

 堰堤から上流も同じようなバイトが連続するが、針がかりはしない。今年初めてのドライフライ第1号は、堰堤から300メートルほど遡行した、2叉の流れが交差したポイント。フライには不釣り合いの10センチほどの虹鱒だったが、それでも嬉しい。
 
 これを機にアタリが増えてきた。倒木の下流や流れの筋、えぐれの下などから反応が増す。この日の最長はそうした倒木の密集した淵から。
 小さなアタリだったが、思わぬ引きの強さに苦戦しながらも上がってきたのは、30センチ余りの赤い横筋の入った虹鱒。見た目にはホウライ鱒のように感じたが、この川では初めて見る魚体。本当に虹鱒なのだろうか。
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 同じ魚体の魚が再びヒット、先ほどとサイズも同じだ。このサイズになると、魚体もこのように変化するのだろうか。過去にこの渓流で釣った30センチオーバーの虹鱒にはこうした特徴は見られなかったために戸惑う。

 その後もヒットは続いたが、身体に付けたウェアラブルカメラの電池が切れたために、入渓から2時間半で脱渓。この日の釣果は
30センチ余りの虹鱒?2匹を竿頭に10センチ、15センチの虹鱒が7匹ほど。
 ドライフライができるだけでもありがたいのに、釣果も伴って久しぶりのヒットの感触が楽しかった。
 
 時間がまだ早いので、苫小牧市街に戻り元町海岸で竿を出した。元町海岸は地元でも有名なサクラマスポイントだ。まだ時期が早いようで、2時間ほど竿をだしたがアタリはまったく来なかった。

写真@Aまるで春のような湧水河川の流れ。貯水池は3分の2ほど埋まっていたBこの日最大の虹鱒。まるでホウライ鱒のようだC苫小牧市街地に近い元町海岸でも竿を出したが、一度もアタリはこなかった

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2018年11月19日

紋別川でブラウン40センチなど好調



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 林道内のゲート閉鎖で冷や汗


 少し古い話だが、仕事連休2日目の11月15日に向かった先は千歳川支流の湧水河川・紋別川。当日の現地の気温は午前7時段階で7℃だったのに対して、水温は8℃と、ドライフライを行うには問題ない状況だった。
 今年最後のフライ釣行としてこの渓流を選んだのは、釣果の可能性が高いことから。とは言っても、釣れるのはブラウンかアメマスに限定されるが。
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 紋別川の釣行は今年5月以来だが、環境はそう大きく変わっていないはず。その時の釣果は、17センチから30センチのブラウンが7匹で、40センチオーバーもいるのでは、との見当をつけて釣行に臨んだ。

 というのも、この川は林道経由でなければ行きつけない場所にあるため。林道入口は、いつもゲートがダイアル錠で閉ざされており、春と秋の山菜シーズン以外は一般の人間は立ち入ることができない。

それも、立ち入った者が敢えてゲートを開けっ放しにした時に限られる。そうしたことから、これまでのように自由に立ち入ることができなくなった分、川の保全は守られることになる。
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 今回は、山菜取りの人たちが恵庭側ゲートのダイアル錠を開けたまま入場したことで、自分もその後に付いて林道に入った。
 目的のポイントは、これまで入ったことのない場所。そこは林道から川筋が見え隠れし、いざというときの逃げ道が把握できるのでは、との考えから。林道のあちこちに熊の糞が残されている。その熊との遭遇が十分に予想されるので、安全第1に場所を選んだ。

 入渓は、この川に架かる何番目かの橋の下から。水量は2〜3日続いた雨のせいか、いつもよりも多く流れも早い。強い流れに逆らって遡行を開始したが、水量が多すぎて流れ出しや落ち込み、倒木、淵などのポイントが見つからない。

 200メートルほど釣り上がってようやく倒木が現れた。せっかくの場所なのに#8のカディスに反応しない。さらに、落ち込みと小淵でも沈黙が続く。
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 最初にアタリがあったのは、入渓から40分ほど経った、上流に倒木のある流れ出しから平瀬に替わる場所。流れの途中でフライを銜えたが、すぐに吐き出した。その魚は頭だけは確認できたが、有に30〜40センチはあったと思われる。

 この場所からようやくアタリが出始める。最初のアタリから10メートルほど上流の流れ出しで、この日初めてのヒット。25センチを越えるブラウンだった。

その後も、上り詰める毎に淵や倒木裏、水深のある平瀬からブラウンが飛び出す。
 特に倒木下の淵でヒットしたのは、この川では自己最長の40センチに少し欠けるサイズ。これは、珍しくスケールで計測して確認した。
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 どれだけ遡行しただろうか、時間は11時を回わり入渓から4時間が経過した。相変わらず川から林道が見え隠れするが、走る車もなく鹿の鳴き声だけが響き渡る。

だが、林道は次第に遠ざかっているようで、不安に駆られる。この先はザラ瀬が続いているようなので、アタリは難しいだろうと遡行を諦め、林道に一番近い場所まで戻る事にした。

 ここまでの釣果は、40センチ余りのブラウンが3匹と、20センチから26〜7センチが4匹。数はともかく、サイズは予想していたよりも大きかった。
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 なぜ林道を走る車がなかったのか、後で分かった。
 紋別川の1号橋から千歳川に向かう林道筋に、新たにゲートが設けられていた。自分が通過した午前7時頃にはゲートが開いていたが、釣り終えて車でゲートに差し掛かると、ゲートはシリンダー錠で施錠されて通行できなくなっていた。

 ゲートの向こう側には釣人らしい2台の車が駐車、通り抜けできないので車を置いて歩いて紋別川に向かったようだ。

 ゲートに示された森林事務所に連絡して、鍵を開けてもらったのはそれから2時間後。
この時期は鹿の狩猟が解禁されており、猟師に獲物と間違えられて撃たれないよう、安全のためにゲートを閉じているとのこと。
 なので、釣りばかりではなく、山菜取りの方々もゲートが閉じられていたら、安全のために引き返すのが賢明だろう。
 
 ゲートのシリンダー錠はこの時期、午前9時に閉められることになっているという。もう少し現地入りする時間が遅れていれば、計画していたポイントには、林道を長い時間歩いて行くことになったはず。あるいは、諦めて別の場所に行ったのかもしれない。

 今年の渓流フライ釣行は今回が最後となりそう。12月からは舞台を海に替えて、海アメマスとサクラマスのショアトラウト釣行を開始する予定。ショアトラウトの釣果情報をお届けしたいと考えている。
 でも、札幌ではまだ今日(19日)段階でも初雪は観測されていない。もうしばらくドライフライ釣行ができそうな気もするのだが・・・。

写真@A紋別川の流れ。水量があり水圧も予想外に強いB上流に向かって倒木や流れ出しなどのポイントも多くなるCこの日最長40センチ級ブラウン。珍しくスケールで計測してみたCE同じようなサイズのブラウン。この場所にはアメマスの姿は見えなかった

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2018年11月04日

深まる秋に湧水河川でドライフライ



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魚影の薄くなった勇払川から植苗川へ

 11月に入っても、日中で15度を越える日が続いている。初夏から晩夏にかけて、あれほど大雨が降り、台風が押し寄せたのが嘘のように、穏やかな秋日和となっている。

河川で釣行する者にとっては、それだけシーズンが長引くということは嬉しいが、異常気象の続いた今年は、いきなり寒波が押し寄せて、一気に冬に向かうということもあり得るだけに油断は禁物だ。
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 まだ気候が穏やかなうちにと、11月初めの釣行先として2日に湧水河川の勇払川に赴いた。いくら日中の気温が高くても、水温の低下は流域によって大きく異なり、山の峰々から流れ出る山岳渓流は釣りをするには厳しい状況となっている。

 その点、湧水河川は水温の変化が鈍く、冬になってもドライフライのできる場所も少なくない。今回釣行した勇払川も支笏湖畔の丸山の森から湧き出ていることから、長い期間釣りを楽しむことができる。
苫小牧川やママチ川、紋別川など、勇払川近隣の川もそれは同じだ。

 ただ、川に沿って林道が走っていることで、誰でも簡単に入渓できる。そのため魚影は極端に薄く、釣果を求めて釣行するとガッカリすることがしばしば。

それを承知の上で勇払川に入渓したのだが、予想以上に厳しかった。川はママチ川を大きくしたような流れで、淵や曲り、倒木などのポイントが点在している。
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 魚種は下流域で虹鱒とヤマメ、ブラウン、上流で虹鱒が主体だが、今回の下流域での釣行ではそのいずれもアタリもなかった。
これは昨年も経験しており、浄水場の上流でかろうじてニジマスがヒットしたほかは、釣果が得られなかった。
 この勇払川でアタリの出ない場合のことを考えて、下流で勇払川に合流する植苗川への入渓も頭に入れていた。

 昨年秋に初めて入った植苗川は、ザラ場が多い流れの穏やかな里川というイメージが強く、山岳渓流の持つ荒々しさは微塵もない。そのためにポイント選びが難しく、時折現れる倒木で作られた淵や流れ出し以外に、魚の溜まりそうな場所が見当たらない。

 なので、釣り人が一人入っても魚影が薄くなる。今回の釣行時も、前日かその前に釣人の入った形跡があり、数少ないポイントから飛び出す魚は極端に少なかった。
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 もっとも、昨年の初入渓ではブラウンしか釣れなかった。それも、20センチを頭に15センチまでの7〜8匹と小型ばかり。

だから、今回は初めから大物を諦めての入渓だったのだが、釣れたのは12〜3センチから15センチのブラウンが3匹と予想以下の貧果となった。
昔は40センチを越えるニジマスも釣れたというが、それも今は夢のまた夢なのかもしれない。

 アメマスやサクラマスを対象としたショアトラウト釣行にはまだ季節が早く、山岳渓流はすでに終盤。その隙間を埋めるために、当分の間は湧水河川への釣行を続けたいと考えている。次に向かうのは紋別川、錦多峰川はたまた苫小牧川か。

写真@蛇行を繰り返す勇払川Aザラ瀬が続き遡行の楽な植苗川上流BCしかし釣れるのは小型のブラウンだけ

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2018年08月22日

 尺ヤマメを求めて浜益川支流へ



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最長は25センチながら、手ごたえ十分の釣果


 今月4回目となる21日の釣行先は浜益川。浜益には、サクラマスやアメマスを目的に、今年も2月初めから5月中旬まで7〜8回は訪れた。
 それもあって、海岸ではなく渓流で竿を出すことに不思議な気がした。通いなれた毘砂別海岸を見ると、つい浜に下りたくなるのもそうした思いからか。
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 今回の浜益川釣行の目的は、型ものヤマメを手にすること。釣りを終えてから、なぜ浜益海岸でサクラマスが釣れるのか、を理解することができた。

 浜益川には多くの支流が流れ込んでいる。今回は、本流ではなくその支流への釣行を計画。もし時間があれば、雄冬近くの渓流まで足を伸ばそうと考えた。

 当日の天候は、午後から雨が降るとの予報。厚い雲が覆っているせいか、日の出の時間だというのにまだ闇から抜け出せていない。
 河畔林に囲まれた渓流はなおさらで、流したドライフライの見極めも難しいのではとの不安が。
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 気になるのは「熊出没中、注意」の真新しい看板。熊の警戒看板は見慣れている。しかし、街はずれからこれほど多くの看板を見たのは今回が初めて。よほど出没件数が多いのだろう。


 入渓したのは、浜益川支流のそのまた支流。当然、この支流に沿って走る林道の入り口にも「熊出没中、注意」の看板が。
 本来は、林道を経由して上流から入渓する予定だった。しかし、林道は途中で寸断されて、仕方なく近くの孫流から支流に下る。
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 まだ薄暗い、支流との出会い地点の流れ込みにドライフライを投じると、1投目からからアタリ。#10のカディスにヒットしたのは17〜8センチのヤマメだった。

 誰もが簡単に釣行できる渓流だけに、魚影の薄さは覚悟していた。しかし、こうも簡単にヒットしたことへの戸惑いと、さらに大きなヤマメとの期待が募る。

 さらに釣り上がると、20センチ級も飛び出すなど、次第にヤマメの型が大きくなってきた。本日最長の25〜6センチのヤマメは、平瀬から流れ出しに替わったポイントから飛び出た。

 ここまで、17センチから25センチのヤマメが7匹と予想していた以上の釣果。しかし、「今度は尺ヤマメを」と、気持ちよくフライを投じならが遡行した先に、突然2メートルちかい堰堤が現れた。
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 堰堤下の釜からも、17〜8センチのヤマメがヒットするが、「遡上できないこの上流には、ヤマメがいないのでは」との不安も。

 上流の流れは、下流と大きな変化は見られない。しかし、林道がすぐ横を走っていて、車で走行できなくても林道伝いに歩けるので、入渓するには楽なはず。
 案の定、ここから先はアタリがほとんどなくなった。

 地図で見ると、この渓流は奥が深く、とても最上流までは行き着けそうにない。それでも、再びアタリが出る地点まで、と遡行を続ける。林道が離れていったポイントでようやくアタリが。上がってきたヤマメは18センチほどのサイズ。長く続く平瀬からは、20センチあまりのヤマメもヒットする
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 上流は川幅が少し狭くなるが、ザラ瀬と淵と平瀬が交互に現れる。まだ見ぬ尺ヤマメも今回手にすることができるのでは、とモチベーションを高めて足を進めると、先ほどから気になっていた雨が大粒になってきた。そして、川にも少し濁りが入ってきたような気がする。

 何しろ初めての渓流で、雨による渓相の変化は分からない。そして、林道も先ほどから遠くに離れていった。元々、午後からの雨を想定して、午前中で切り上げる計画だったが、こうも早く雨が降るとは。

 浜益川には、今回入った渓流のほかにも、主だった支流が多く残されている。新しい釣行先の開拓ということで、この支流への入渓を進めていこうと考えている。

 写真@河畔林と厚い雲で、まだ薄暗い浜益川支流の流れA渓相は見事で、これはというポイントから大型ヤマメが飛び出すBこの渓流のアベレージサイズとC本日最長の25センチ越えのヤマメD20センチ級も多くヒットした
 

 
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2018年06月04日

ショアトラウトから渓流魚へ



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 初夏の小樽内川上流を行く


  ルアーによるショアトラウト釣行に替わり、6月からはフライによる渓流釣行をレポートする。
 渓流は、海と違って魚の再生力に限界がある。それがために、ブログで川の名前を明記して釣行記を掲載した途端、非難の嵐が巻き起こる。その渓流に通い詰めている釣人にとっては、死活問題だからだろう。

 要は釣人の心構えの問題なのだが、自分もこれまで固有名詞を出した上でリリースの呼びかけを行なってきた。ところがある出来事を切っ掛けに、小さな渓流での釣行記は固有名詞を載せないことにした。

 場所を特定できないようにすることは、一方で記事を捏造する事も可能だ。それでなくても、極めて現実感に欠ける内容となる。そこら辺のさじ加減をうまく出来ないか、と迷った末に思いついたのがブログを読まれている方たちとの相互通信。

 ブログのコメント欄に、氏名とメールアドレス、キャッチ&リリースの実行を記載してもらう代わりに、ブログに掲載した河川の情報を伝えることにした。当然コメント欄に送られた内容は、ブログに載ることはない。こうした取り組みで、何人かの読者に情報を伝えることができた。
 その場しのぎで情報を引き出そうとする人は、こんなに手間のかかることはしないだろう、との考えからだ。もしご希望の方がおられたら、この手続きを経てコメント欄に連絡ください。

 また、固有名詞も、基本的に渓流釣りの新刊本に掲載されている有名河川は、すでにその存在が知られているとの考えから、一部の川を除いて掲載することにした。
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 今回更新する小樽内川は、札幌市街から1時間圏と近いのにも関わらず、本格的な渓流釣りの楽しめる川として、フライやルアー、餌釣りの釣人から人気を集めてきた。さっぽろ湖に流れ出る下流域、国際スキー場手前の中流域、そして春香山登山道に沿って流れる上流域と3つのポイントに分類できる。

 チヤラ瀬やザラ瀬、滑床、大渕小渕、小滝やフリーストーンといったそれぞれ別の顔を持ち、棲息する魚種も微妙に異なっている。特に、流れ出るさっぽろ湖は、いとうやブラウンも棲息するといった話もあり、休日は大物狙いの釣人で溢れている。
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 自分がいつも入渓するのは、春香山の登山道に沿った上流部。この時期、高山をバックに持つ山岳渓流は、雪代が納まり切れず、増水と低い水温で釣りにならないのが実状。

これに対して小樽内川の流れ出る春香山は、ハイキングがてらに登れるほど標高が低い。そのため、森を流れる涌水河川とまではいかないが、水温の上昇は早い。今回の釣行でも8℃と、立ちこんでも寒さを感じなかった。

 入渓したのは5月30日。この冬、朝里峠を経由して何度も小樽に向かったが、そのたびに小樽内川に目を向けてきた。つい半月前には、雪代による増水で溢れかえっていたのに、5月下旬には水位も落ち着き、上流では遡行が可能となった。

 今回も春香山の登山口から、4キロ先の崖下のポイントを目指す。途中で1台の乗用車が林道脇に止まっていた。2人組の釣人らしいが、挨拶もそこそこに上流へ向かう。なぜか、足を進める毎にブヨほどの黒くて小さな羽虫が増えてきて、顔といわず体中にまとわりつく。どうやら大量発生しているようだ。

 たまらず、林道の左に流れる小樽内川に非難。予定よりも随分はやく入渓してしまった。仕方なく、ここから竿を出したが、淵や倒木の下、早瀬など、いつもは魚の溜まっている場所なのに反応がない。

「まだ水温が低くて活性していないのか」と、少し落胆しながら遡行を続ける。アタリが出たのは入渓した地点から20分先の場所。蛇行しているために距離換算ができないが、多分200メートルも昇っていないはず。
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 ヒットしたのは、#10のカディスには小さすぎる15センチほどの岩魚で、すぐにバレた。その後に再び沈黙が続く。2匹目をようやく手にしたのは、入渓から30分後。20センチを越える岩魚だった。この場所からアタリが頻発するが、4回に3回はバラす。

 この日の天気予報は、午後から石狩中部に雷注意報が出されたほか、夕立などの警戒もアナウンスされた。なので、どうしても昼前までには脱渓しなければならない。ところが、入渓地点の沈黙が嘘のように、昇り詰めるほどアタリが増えてくる。そして、ヒットしたのは全て岩魚だった。

 それにしても、なぜあの場所からアタリが出たのだろう、と思いついたのはやはり釣人の存在。アタリの出てきた地点は、林道からも離れて、藪こぎでもしなければ入渓できない場所。また、下流から釣り上がるにしても距離がありすぎる。
 先ほどの2人釣連れがそこまで遡行したのか、あるいは前日に多くの釣人が入ったのか、どちらかだろう。
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 結局この日は、釣りを昼で切り上げた。やはり山の中の雷は怖い。そして、いくら鉄砲水の心配のない小樽内川とはいえ、徒歩で1時間以上をかけて戻るのは辛い。ショアトラウト釣行は厳しい釣果が続いたが、今回の釣行で渓流フライは先行きの明るさを感じている。

写真@A小樽内川上流の景観。岩魚はすでに本番を迎えたBC上り詰めるほどに魚影が増し、逃げられた魚も数知れず


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2018年05月26日

出遅れた浜益海岸を諦めて渓流へ



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 増水が解消されずフライに無反応

 帯状疱疹が癒えて初めての休日となった24日だが、この日は私用で釣行する時間が取れない。幸い、次の日は夕方からの仕事。午前4時のスタートだと半日は稼げるはず。ところが、日頃の疲れが溜まっていたせいか、4時の出発予定が寝坊して7時に繰り下がった。この時間では、予定していた浜益海岸での釣果はかなり難しい。
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 それでも、2時間かけて浜益に向かったが、予想したとおりこの時間帯の広い海岸には3〜4人の釣人しか残っていない。
 今回竿を出したのは、いつもの毘砂別市街地近辺ではなく、浜益市街に近い崖下ポイント。だが、初めから結果を決めていたら、幸運に見放されるの例えどおり、アタリは来るはずもなく1時間ほどで竿を収めた。
 
 代わりに向かったのは、昨年から開拓を進めた道央圏北部の新しいフライポイント。例えば群別川、幌川、千代志別川、床丹川といった小中河川の上流部。ただ、この時期はまだ雪代が残っており、いずれの河川も増水でポイントを探すのが難しい。

 ようやく入渓出来たのは幌川支流。この川は、ヤマメだけを取り上げれば本流の幌川よりも濃いという。
 まだ解禁前でリリースが鉄則だが、その心配はなかった。

 最盛期ならば間違いなくアタリが来るだろう、流れの緩やかな淵回りにフライを投じても、うんともすんとも言わない。
入渓地点から段差のある流れを100メートルほど遡行したが、一度のアタリもない。やはり、水温が6度前後ではドライには反応しないのだろう。
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 次に向かったのは、雄冬と幌の中間に位置する小渓流。河口から100メートルほど上流に集落があり、その前後の区間は三面壁。入渓は、集落の外れにある橋の下から。

そこから三面壁が解消されて、大岩小岩で作る自然河川となる。さすがにこの時期は水量が多く、細い流れの夏の景色とは全く異なった表情を見せる。

 それでも、先ほどの幌川支流とは比べものにならないほど流れが緩やかで、フリーストーンの作る絶好の淵や釜が点在。そこにドライフライを投じるが、どの場所からも反応はない。
 水温が幌川支流と変わらず、まだフライを追うほどには活性していないのだろう。
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 川面を眺めていると、小滝の下の深い釜の底から、浮上したヤマメや岩魚がドライフライに飛びつくイメージが鮮明に浮かんできた。この渓流には、夏に再び訪れたいと思った瞬間だ。

 しかし、ここでもアタリはなく1時間ほどで切り上げて帰路についた。途中の浜益海岸を覗いてみたが、すでに釣人の姿はなくなっていた。

写真@濁りが入って釣りが難しくなった浜益海岸A幌川支流の清冽な流れB河口から三面壁が続くが、上流は原始河川の様相の小渓流


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2018年05月21日

 今年初の渓流ドライフライ釣行



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 千歳川支流でブラウン活性化

 19日は折角の休みだというのに、5日ほど前から帯状発疹を発病して何処へも行くことが出来なかった。
 ただ、ウィークエンドの釣行は、釣人のあまり行かない場所と決めていたことと、雨模様の天気ということもあり、それほど落胆することはなかった。
 しかし翌20日は、昨日の雨が嘘のように早朝から晴れ渡っていた。そこで、午後から仕事を抱えているが、近場ならば無理をしないで行ける、とまだ病気が治ってもいないのに千歳川支流の渓流に釣行した。
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 千歳川本流の今年の初釣りは今月初めに行なったが、渓流のフライ釣行は今回が初めて。午前7時に中流域から入渓、若干濁りの入っている流れだが、水温は10℃とドライフライでも反応はあるはず。
 
 蛇行の連続する流れには、魚の潜んでいそうな淵が点在。はやる気持ちを抑えて、ここぞというポイントが作られている橋の下流から遡行を開始。
 ところが、水温は問題ないはずなのに反応はない。次々に現れる倒木で作られる淵や、水深のある平瀬からもフライを追いかける魚の姿は見えない。
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 頭を傾げながら遡行を続けるが、入渓地点から100メートルほど上流の小渕でようやく魚を確認。それも、尺は軽く越えていそうな黒い魚影で、魚種までは確認できなかった。

 その場所からようやくドライフライに反応が。最初にヒットしたのは、蛇行した流れの遅い淵の中から飛び出た20センチのブラウン。続いて、先ほどよりも小さなブラウンが同じ場所でヒットした。
 その後は、ここぞというポイントからブラウンが飛び出し、中には0・6号のティペットを切って逃げた大物も。
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 この程度の淵は下流に幾らでもあったのに、なぜこの場所から上流で釣果が出てきたのだろうか。多分この場所に入った釣人が、橋の下の限られた場所にしか竿を出さなかったせいなのだろう。
 ということは、これから上流は期待できるのでは、と勝手に想いを募らせる。

 この川の最上流には何度も入ったことはあるが、この中流域から遡行するのは初めてのこと。事前に地図を確認していなかったこともあるが、奥深い景色が続くことに不安が募り、思いっきり熊鈴を振り回す。

 その不安が払拭されたのは、川に沿って走る林道を確認できたこと。山菜取りらしき車が砂煙を上げて走り去った。その姿を見てほっとしたと同時に、ならば行けるところまで行ってみようと、元気がでてきた。

 本日一番の大物は、そのすぐあとの大曲と倒木の交差した”お祭り広場”と呼んでもいいようなポイントから飛び出た。最初は20センチほどのブラウンがヒットしたが、同じ場所から今度は30センチ越えのブラウンが。ティペットを0・8号に換えたことが功を奏して、暴れる魚を何とかキャッチすることができた。
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 結局この日の釣果は、17〜8センチから30センチのブラウンが7匹とバラシが2回。大物の姿が消えたこの川の釣果としては、まずまずだったのでは。粘れば40センチ越えも可能かもしれない。ただ、アメマスの姿が見えなかったのは気がかりだ。

写真@千歳川支流の渓流で今年初のドライフライ釣行Aまるで原始河川のような様相の流れBこの日はブラウンだけがヒット。20センチ前後からC30センチがドライフライに食いついた

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2018年05月07日

 今年初の千歳川フライ釣行



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 連休中が祟ったのか極貧釣果


 仕事休みが不定期な自分には、ゴールデンウィークは関係のない世界の話。しかし、仕事休みがそれと重なると逆に邪魔でしょうがなくなる。
 というのも、この時期の釣行は時間ばかりがかかり、着いたら着いたで竿の出すところがないほどの混雑ぶり。ならば、始めから釣行を諦めたほうが無難。ましてや、世間の勤め人はせっかく取れた連休なのだから、せめてこの時期ぐらいは譲ったほうが良い。
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 それでなくても、この時期の釣行には良い思いではない。何年か前のゴールデンウェークに浜益に釣行した。現地に着いて見ると、毘砂別から浜益市外にかけての国道沿いにびっしりと駐車車両。関係のない一般通行車両を巻き込んで大混乱が起きていた。
 その時の驚きもあり、どうしても釣りに行きたいときは、朝早い時間にあまり釣人の入らない近場に行くようにした。

 今回もその例に倣い、休みとなった4日のみどりの日は、今季初のフライ釣行として千歳川上流でウェットフライを計画した。当然、まだヤマメは解禁されていないので、これまで通りヒットすれば全てリリースする。
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 千歳川上流では、毎年この時期にウェットフライ釣行を行なってきた。過去の経験から水量や水流、水温、魚影、ポイントなどはある程度把握、これまではそこそこの釣果を上げてきた。だから今回も、ある程度の期待を持って臨んだのだが・・・。

 札幌近郊のゴールデンウィーク後半は、どんよりとした曇り空が続いて雨もちらつく生憎の天気。千歳もそれは変わりなく、肌寒い1日となった。

 こうした天気だからなのか、あるいは朝の5時半という早い時間のせいか、4日の千歳川上流には釣人の姿は見えない。
 早速、いつものポイントに降り、ビーズヘッドニンフを流して様子を窺う。小さな羽虫が飛び回っているが、それを狙ってのライズは見られない。ドライフライはまだまだ先のようだ。
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 タイプ2のシンキングラインを、ダウンクロスストリームでラインをスウィング。廻り終わる寸前にリトリーブという、ウェットフライの手法を使って釣り下る。が、いつもはすぐに反応するのに、何度スウィングさせても反応はない。魚の活性が鈍いというよりも、魚自体がいないようだ。

 まさか、この連休中に多くの釣人が入って、根こそぎキープした訳ではないだろう。頭をひねりながら竿を出すが、50メートルほど来てもそれは替わらない。

 ようやく、流芯脇の水深のある場所でアタリがきた。引きの強さから、ヤマメではなくブラウンだろうと考えたが、ヒットしたのは20センチほどのウグイ。ウグイがかかるくらいなら、ヤマメやブラウンが来てもおかしくない水温のはずだが・・・。
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 さらに釣り下るが、その後はウグイのアタリさえない。ヤマメのアタリが来たのは、それから50メートルほど下った、川の流れが二股に分かれる地点。
 10センチほどの型で、換えたばかりのソフトハックルにヒットした。続いて同じようなサイズがヒット、これから期待できると思ったのも束の間、後が続かない。

 結局この日の釣果はこれだけ。決して早いとは思わないが、余りの貧果に先行きの不安を感じた釣行となった。

写真は@A千歳川上流のいつものポイントで立ち込むが・・・B始めにヒットしたのはウグイCヤマメもヒットしたが、この日はこれで終わり



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