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2020年08月29日
真夏の古平川支流に釣行したが・・・
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渓観は素晴らしいが魚影の薄さを実感
夏の初めての渓流釣行は、体力と情報力が決め手となるのが今回の古平川でよく分かった。
新しいヤマメのポイント開拓のために8月27日に向かった先は、名の知られた古平川。
自分の釣行エリアとしている日高や白老よりも、札幌からはずっと近い距離にある。それにも関わらず、これまでこの川に釣行したのは一度だけ。それも30数年も前の事で、そうした意味では今回が初めての釣行と言っていい。
当時はまだ餌釣りを行っていて、入った場所は定かではないが、古平の市街地からそう離れてはいなかったはず。15センチを竿頭に2時間ほどで10匹ほど釣り上げた記憶がある。
今回はある程度のポイントの情報を仕入れて入渓した。釣行ルートとして、冷水橋から上流の古平川本流と同じ冷水橋を跨ぐ下二股川を検討、結局余り釣人の入っていなさそうな下二股川に入渓した。橋の上から覗く下二股川はいたる所に淵が点在、水量も豊富で魚影の期待が高まる。
今回はドライフライで釣り上がることにして、期待の大きさから#10のフラッタリングカディスを使用した。
流れ出しから大渕小渕、そして平瀬から大渕とやけに淵の多い川で、その淵や平瀬を丹念に探りながら遡行した。が、この大きさのフライに懸命にチョイスするのは5センチほどのヤマメらしき新子。
当然針に掛かる魚はいない。仕方なく#12のカディスに変更、それでも大きすぎるのか、針にはかからない。ようやくヒットしたのは
入渓口から500メートルほど上った平瀬から。10センチほどのヤマメだった。その後も小さなヤマメのチョイスは続くが、ヒットするのは最初と同じサイズ。
こんなに山深い渓流なのに、なぜ小さなヤマメしかいないのか。その答えは、まだ春浅い時期から多くの釣人が入って持ち帰ることから。
本来は、晩夏から晩秋にかけて成長したヤマメに恵まれるが、この川はその前に釣人によって魚影が一掃されるのだろう。
結局2キロほど釣り上がったが、型ものは皆無。最近の釣行でこれほどの貧果は初めてかもしれない。
では、古平川本流はどうだろう、と冷水橋下流にある六志内橋に入渓。
見事の大淵がすぐ目の前にあり、その流れ込みにドライフライを打ち込む。しかし反応がないので、ウェットフライに替えて、淵に流し込む。が、これにもアタリはない。
ただ、淵の底を覗き込むと60センチオーバーの魚が5、6匹群れを成して泳いでいる。それが鮭だとすぐに理解。仕方ないので、その下流に築かれている小さな淵にフライを流し込む。
淵の流れ出しでは大きなライズが発生するが、多分鮭だろう。合せて、鮭の産卵を狙ったヤマメやウグイかもしれない、小さなライズが次ぎ次に発生。その小さなライズに向けてドライフライを打ち込むが、まったく反応しない。
鮭が遡上している時に、ヤマメや岩魚がフライに反応しないのはこれまで何度も経験してきた。だから、どう粘っても釣れることはない。
折角ここまで来たのだからと、帰りしなに古平川河口を覗いてみた。河口では、浮きルアーによる鮭釣りの釣人が4、5人。駐車場にはそれを上回る10数台の車で一杯だった。正午に近い時間のせいか、ヒットシーンは見られなかった。
鮭が遡上する渓流では、ヤマメや岩魚を狙った釣行はこれから難しくなっていく。
写真説明@冷水橋から下二股川上流域を臨むA淵が相次いで現れるが、型ものの姿はないBフライにヒットするのはこんなサイズのヤマメばかりC古平川河口での鮭釣りの模様。
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2020年08月22日
猛暑の中、浜益北部の渓流でヤマメを狙う
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河口では規制前の浮きルアーで賑わい
少し古い話だが、8月19日にひと月ぶりで浜益方面の渓流に釣行した。初めは白老や日高、余市などの奥深い渓流を検討していたが、結局予想気温の一番低い浜益地域の河川を選んだ。
ところが19日は、札幌での最高気温が34度を越える猛暑。当然、浜益近辺の渓流も日の出から気温がグングン上昇、初めの渓流を脱渓した午前8時半には24度を越えるほどの暑さとなった。
さて、今回向かった先は浜益近辺でもヤマメの魚影が濃い河川として知られる幌川。隣の群別川と並んでヤマメの人気河川となっているが、入渓したのは今回が初めて。
釣行の機会はこれまで何度もあったが、春まだ浅い雪代時期や渇水の夏場など、入渓するタイミングが合わなかった。それよりも、浜益川本流とその支流への釣行が忙しかったことが大きい。
幌川は浜益岳を源とする山岳渓流で、上流奥深くまで林道が走っている。ただ、国道から2キロほど入った第2旭橋の上流にある林道ゲートが閉じられている。
そのため、第2旭橋から入渓するか、橋から8キロほど先のしょかんべつ橋まで、林道を徒歩で行くしか方法はない。
当然、川を遡行することを選んだが、誰もが同じ場所から入渓するために魚影が薄いだろうと、釣果については期待していなかった。
橋の下から山岳渓流の趣が漂い、小さな落ち込みや平瀬、肩、流れ込みなどが連続する。水量も2、3日前の雨のせいか豊富な流れで、魚の居着きそうなポイントが多い。
夏の渓流の定番、#12のアントを早瀬脇に打ち込むと、10センチほどの魚が川底から浮き出てくるのが見える。が、簡単には針に掛からない。
ようやくヒットしたのは、それから10分後のこと。やはり12、3センチほどの子ヤマメで、それ以上のサイズは見当たらない。
入渓口から500メートルほど遡行すると、一段と落差の大きな流れに代る。その奥には、急な崖を瀬にしたゴルジュ状態の淵が見える。こんな場所で大雨に見舞われたら逃げ場はないだろう。そう感じさせるほど荒々しい景色だ。
そんな場所なのにアタリは逆に遠のく。もしかして、先ほどの落差の大きな落ち込みがヤマメの遡上を阻んでいるのかも。
そして、気温の上昇で汗が段々ひどくなる。今回はこの幌川と、もう一つのヤマメ河川を計画していたことから、1キロ地点で折り返すことに。
結局、5時半から8時半の3時間の釣行だったが、釣果は12、3センチのヤマメが6匹と、やはり型ものはいなかった。
次に向かったのは、以前入渓したことのある小渓流。思いのほか魚影の濃い川で、前回は15センチ越えのヤマメや尺クラスの岩魚に恵まれた。
ところがこんなに小さな川なのに、川に沿って走る林道上に釣人の車が点々と。これでは釣りにならないと、少し離れた別の渓流に入ることにした。
この小渓流に入渓するのは初めてで、どのような魚がいるのか、型はどうなのか、一切分からない。
二、三戸の集落を過ぎた橋の袂から入渓。川幅は3メートル足らずで、川を覆う草木がフライの打ち込みを邪魔する。2、3日前の雨がなければ渇水が酷かったはず。雨によって作られた落ち込みや肩、平瀬などのポイントに、先ほどと同じサイズのドライフライを打ち込む。
打ち込む度に小さな魚が反応する。しかし針には掛からない。ようやくヒットしたのは、幌川よりも小さな10センチにも満たないヤマメ。少し昇っても、それ以上のサイズは見当たらなかった。
最初に触れたように、この日は猛暑。途中で暑さに根を上げて脱渓した。この日は、何処に行ってもこの暑さから逃れる場所は無かったと思う。
海はすでに鮭釣りのシーズンに入っている。昨年、あれだけ多くの釣人が押し寄せた幌川河口がどうなっているのか、寄ってみた。川の流れは昨年のようなプール状ではなく直線化していた。そして誰の姿もなかった。
さらに、帰宅途中にある浜益川河口の導流堤に立ち寄った。ここは9月から河口規制が敷かれるが、それまで河口での浮きルアー釣りで賑わう。今回も導流堤に沿って6、7人が浮きルアーを打ち込んでいたが、鮭のヒットした場面を見られなかった。
写真説明@A幌川の荒々しい流れと大物の予感がする淵。Bしかし競争が激しく12、3センチほどのヤマメしかヒットしなかったC浜益の北にある小渓流、ここもヤマメ河川だが、D10センチにも満たない小ヤマメだけしかいなかった
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2020年06月27日
浜益川支流でヤマメが好調
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虫除け効果のスコ―ロン着用で藪漕ぎ
今月4回目の釣行先は浜益川支流で、これまでと同じヤマメ河川。白老のウヨロ川、流域の長い尻別川、余市川の支流と比べると、浜益川の支流は川幅も狭く水量も少ないが、ヤマメを身近に感じることができる。
それも当然で、当日もヤマメの親となる遡上サクラマスを何匹も見かけた。
それと今回は、アブ・ガルシアのスコーロン・ドライフーディーを着用しての釣行。
スコーロンとは、帝人フロンティアとアース製薬が共同開発した、繊維に虫を寄せつけない特殊な加工を施した素材。
このスコーロン素材で作られたドライフーディーを身にまとうことにより、ブヨや蚊、ダニをどれだけ防ぐことができるのか試してみた。
その結果は、藪こぎしてもドライフーディーには1匹の虫も付くことはなかった。
ただ、アブには効果がなく、蚊やブヨが顔の回りに纏わりつくことは防げなかった。それでも、蚊取り線香をぶら下げるよりかは効果がありそうで、これからの渓流釣行では重宝すると思う。
さて25日の釣行先は、数ある浜益川支流の中のひとつ。林道を経由してかなり奥まで入ることができるが、熊の出没が相次ぐ場所で深追いは出来ない。
当日も林道を少し入っただけなのに、熊の糞があちこちで見られた。
いつも以上に緊張感を高めながら。川幅3メートルほどの渓流を釣り上がる。川は穏やかな里川の様相と、岩だらけの山岳渓流の二つの面が交互に現れ、それによって変化に飛んだ流れを形成する。
渇水気味なのか、全体的に水量は少なく水深もないが、少し遡行すると小渕が姿を見せる。水深のある平瀬にドライフライを流すと、ほとんどの場所で小さな魚がいたずらをするが、フライが大きすぎて針に掛からない。
この日の1匹目は、1・5メートルほどの堰堤の下の淵から飛び出た12、3センチほどの小さなヤマメ。
魚道の無いこの堰堤の上流にもヤマメは棲息している。
この上流で何匹ものサクラマスを見かけた。多分、水量の多い雪代時期に堰堤を飛び越えて遡上しているのだろう。
堰堤の上流は下流よりも流れが穏やかで、釣り上がるには最適だが、鬱蒼とした繁みに囲まれた先の見えない蛇行した場所では、思わず熊鈴を振り続けてしまう。
そんな場所から18センチ前後のヤマメが顔を出すので、一瞬気が緩んでしまう。だがフッと我に返り、再び緊張感を高めながら釣り上がる。
かれこれ2キロほど遡行しただろうか、上流はザラ瀬が続く平坦な流れに変わった。
確か前回も、この場所から上流は釣れそうにないからと脱渓したはず。しかしこれは言い訳で、いつ現れるかもしれない熊への恐怖感が高まった結果だ。
川とつかず離れず走っている林道に昇り、入渓地点に戻ったのはきっかり40分後の8時半。午前4時半に入渓して、4時間の釣行だった。
この日の釣果は17〜18センチが4匹に、15センチ以下が7匹のいずれもヤマメ。
この地では、冬には浜益海岸でサクラマスを狙い、初夏から秋かけては川でヤマメを狙うという、1年中ヤマメに魅せられている。
だから、釣ったヤマメは全てリリースした。
もうひとつの場所で、今度はウェットフライを行う予定を組んでいた。ウェットフライを行うには、太くて水量のある流れでなければ効果が上がらないために、浜益川の本流に降りた。
しかし、ここも渇水気味で流れは緩く水量も少ない。それでも、何とか水深のある平瀬を探しながら釣り下ったが、小さな魚がいたずらするだけで、1匹もヒットしなかった。本流釣りは時期的に少し遅かったのかもしれない。
さて、次週は日高方面もヤマメが解禁となるが、どこに行こうか。
写真は@浜益川に流れ出る多くの支流のひとつA渇水気味で水量は少なくなったが、Bここぞというポイントからヤマメが飛び出すC
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2019年09月24日
小樽内川上流は渇水の影響か大苦戦
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ヤマメの姿は消えて岩魚も小型ばかり
温帯低気圧となって北海道を通り過ぎた台風により、河川の渇水は解消されそうだが、この2、3日は増水や濁流で入渓が難しいかもしれない。
この台風が来る前の9月20日、時間が限られていた関係から、ヤマメを求めて近場の小樽内川へ釣行した。今年に入ってからのこの川の釣行は3度目となる。過去2回はいずれも岩魚だけで、それも15センチ未満の小型ばかり。
というよりも、ヤマメは1匹も掛からなかった。昨年までの小樽内川の釣行では、季節にもよるがヤマメと岩魚の比率が4対6の割合。
そして、型も平均17〜8センチとある程度のサイズがヒットした。
確かに、岩魚も含めてこの川の魚が年々型が小さくなってきていることを感じていた。しかし、こんなに急に型が小さくなったり、姿を消す理由が何処にあるのだろうか。
思いついたのは、渇水により魚がさっぽろ湖に下ったことと、釣った魚を根こそぎ持ち帰る釣人の存在。特にヤマメはその傾向が顕著に表れている。
過去2回がヤマメを目にすることができなかったことから、今回はどうしてもヤマメを、と目的はその1点だけ。
いつもの林道を、40分ほどかけて歩いた先にある崖の下から入渓。10メートル近い段差の崖を、転げ落ちるように下る。川の水量は前回よりもさらに渇水が進んだのか、前回来たときよりも少ないように感じる。
倒木が作る淵や流れ込みの下、岩陰やザラ瀬から平瀬に替わるポイントも浅い流れとなっている。
いつもならば一発目で反応のでる、下流の淵にカディスを落としても、寄ってくる魚は見えない。ようやく4度目に流れ込みの脇で小さな反応がきたが、針がかりしないほど小さな魚で、それ一度切りで終わってしまった。
今度は、平瀬と流れ込みを中心に、ドライフライを打ち込みながら釣り上がっていく。
少し行った先にある、段差のある流れの下の落ち込みとその上の広い肩は、これまで幾度も魚を手にしたポイント。が、そこでも小さな反応しかなく、針にかかるような大きさの魚の気配がしない。
その上流の平瀬は、型もののヤマメで実績のある場所。ここでようやく15センチ余りの岩魚がヒットしたが、後が続かずそれ1匹だけで終了。
さらに上流に向かうと小滝が現れる。ここも、落ち込みの下で魚がヒットするポイントだ。ここでも小型の岩魚しかヒットしない。
こんなサイズならば、もっと下流でも手にすることができるのに、と思いながらさらに上流へ。
すでに、入渓地点から500メートルほど釣り上がったはず。なのに、ここまでの釣果は15センチ前後の岩魚が4匹だけ。
これ以上釣り上げっても、魚影は濃くないだろうし型も期待できないと、諦めて脱渓することに。
この渓流で、ここまで厳しい釣果は初めてかもしれない。入ったタイミングが悪かったのか、それとも魚影自体が大きく減少したのか。
今回の台風による雨でどう変わったのか、今年は遅い時期にもう一度入渓しようと考えている。その時に、この原因がはっきりするかもしれない。
尚、帰りしなに立ち寄ったさっぽろ湖のインレットでも竿を出したが、流れ込みの川筋が細くなり、真中の深場だけが残されていた。なので、朝夕のまず目時には期待できるかもしれないが、白昼の釣りはかなり難しいと感じた。
写真@A渇水が進んで、いつものポイントも丸裸状態の小樽内川上流B渇水で底をさらけ出したさっぽろ湖のインレットCヒットしたのは岩魚ばかりで、それもこんなに小さなサイズばかり
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2019年09月18日
型ものヤマメを狙いに堀株川へ
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人気河川だけに小さなサイズばかり
今回の釣行先は堀株川で、昨年8月以来2度目の釣行。河口海岸では、サクラマスを狙ってこれまで何度も竿を出しているが、渓流釣りは機会がなくて延び延びとなっていた。
というよりも、札幌からでは余市川や尻別川の方が近くて、過去の実績を考えるとどうしても未知数の堀株川は後回しになっていた。
今回は型もののヤマメを釣りたい、という思いからヤマメ河川の堀株川を選んだ。
ただ、初めて釣行した昨年8月の釣果は散々なもの。当初の釣行先は堀株川上流だったが、どうした訳か濁りがきつく竿を出すことができない。
仕方なく、上流よりは透明度の高い共和町市街地でフライを行ったが、ヒットしたのは10センチに欠けるサイズばかり。これが上流ならば結果も違ったはずと、今回は昨年のリベンジも兼ねた釣行。
現地に到着したのは17日の午前5時半。入渓するにはまだ暗いので、堀株川よりも先に本流と同じくらいにヤマメが釣れるとの情報から、支流のヤエニシベ川と辰五郎川を見て回る。
何れも渇水が進んでいたが、ヤエニシベ川よりも辰五郎川の方が釣りになりそう。護岸が2面壁で、堰堤の連続する辰五郎川は、直線的な流れの為かまるで里川のよう。
ポイントは魚道が設けられた堰堤の下で、それ以外はザラ瀬と分かりやすい。堰堤下の淵にフライを落としてみると、小さな魚が集まるのが見えるが、あまりにも小さすぎてフライには掛からない。
サイズを#14に落としてみると、10センチ足らずのヤマメがヒットする。それ以上のサイズを求めて釣り上がるが、ようやく13センチほどのヤマメが釣れただけ。
両岸のブロック壁の上には踏み跡がしっかりと残っており、かなりの釣人が入っているのだろう。どうりで厳しい訳だ、と納得して今度は本筋の堀株川上流へ。
さすが本流だけあって渇水の影響は少なく、ザラ瀬から流れだし、流れ込み、倒木、平瀬など森の中を流れる自然河川の様相。
その平瀬に、#10のドライフライを打ち込むと、小さな魚が反応するが銜えることができない。現れた小淵でもフライにヒットするだけのサイズの魚はいない。
仕方なくフライをダウンサイズして、先ほどと同じく#14に変更。すると、辰五郎川よりも一回り大きなヤマメがヒットするようになった。
とは言っても、12〜3センチほどで、狙いの型ものは影もない。上流に向かうたびに水量が落ちて、両岸は段々と狭くなる。
フライを打ち込む毎に、木の枝に絡むことが多くなってきた。これ以上釣り上がっても、釣果は期待できない、と今度は中流域へ。小沢の市街地から再入渓することにした。
平瀬と流れ込み、淵の交差するポイントが連続して、渓相は良い。しかし、#10のドライフライで釣り上がると、先ほどと同じように小さな魚が反応するが、それを銜えるほどのサイズは出てこない。
こうも同じサイズしかいないのは、人気河川としての宿命なのか。途中の橋の下の入渓地点でも、餌釣りの釣人の姿を確認、前日までの連休中にも多くの釣人が入ったのだろう。今回は入渓するタイミングを間違ったのかもしれない。
今回の辰五郎川と堀株川本流での釣果は、最長が13センチほどのヤマメ。それ以下のサイズを合わせると、岩魚交じりで20数匹と数だけは多かったが、狙いの型ものは皆無。次回は、渇水の無い時期に堀株川の各支流に釣行してみたい。
続いて向かった余市川支流の然別川の釣行記は、次回に掲載する予定。
写真@堀株川支流の辰五郎川の景観。魚道のある堰堤が連続しているA堀株川上流の流れ。森の中を流れる自然河川だが、人気河川だけに小さな魚しか残っていなかったB小沢付近の堀株川。平瀬や淵、流れこみなどポイントは多いが、この日は型ものは出てこなかったCこの日の釣果は手のひらサイズのヤマメがほとんど
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2019年09月05日
長流川に逃げて虹鱒釣り
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「困ったときの尻別川」も、今回は通用せず
9月最初の釣行先は、困ったときの尻別川。大雨により一時的に渇水は解消されたが、再び渓流は枯れ沢が多くなり、釣行先が限定されるようになってきた。
そして今回は、昼にかけての時間しかなく、確実に釣果が得られるのは本流しかないだろう、との読みから尻別川を選んだ。
もう少し時間的な余裕があったのならば、ペーペナイ川上流や白井川上流の三渓流を考えていたのだが・・・。それは次回に取っておこうと思っている。
さて、尻別川上流には6時半に到着。真夏と比べて、少し肌寒さを感じながら、いつもの曲りと対岸の深い平瀬にウェットフライを投じる。
水量からすると、やはり2〜3割少ないようだ。そのため、これまではポイントだった淵や流れ込みが浅くなり、魚の居着いている様子が感じられない。
それとも、人気ポイントなるがゆえの魚影の枯渇なのか、アタリがこない。辛うじて、ザラ瀬から平瀬に替わる場所でひったくるようなアタリがあったきりで、その後は釣り下っても音沙汰なし。
ならば、この近辺の支流はどうだろう、とまだ今年入ったことのない支流へ向かう。
実際には、尻別川の支流のそのまた支流。見た目は小河川だが、結構奥が深くて落ち込みや淵、倒木などのポイントが散在する。
魚種も、これまで20センチオーバーのヤマメや尺越えの岩魚、30センチオーバーの虹鱒などの実績がある。
問題は、小さな渓流ゆえに渇水に弱いこと。なので渇水の続く今年は、まだ釣行していなかった。しかし、到着した入渓ポイントを見ると、水量が半分程度しかない最悪の状態。
試しに上流、下流にある流れ込みから小さな淵に変わるポイントにドライフライを流してみた。結果はいずれも反応がない。
この分では、ポイントを探りながら釣り上がっても、釣果は期待できない。再度、方向転換することに。今度の行先は、ここから少し離れた長流川。
本流並みの太い流れと、大淵小淵、水深のある平瀬、流れ込みと流れ出しなどの多様なポイントが形成されている、大滝市街地近くの場所を選んだ。
これまでの長流川の釣行は、盤渓近くのダムや北湯沢市街地だけで、それより上流はまだ手つかず。その当時の釣果は、小さな虹鱒やブラウン、それに流れ込む支流での尺近いアメマス。
全体的に釣果は乏しいが、ポイントの連なる上流域には魅力を感じていた。
今は使われていない橋を起点に、釣り上がることに。橋の下には大淵が作られており、その上流はザラ瀬と平瀬が交互する。お日様はすでに真上にあり、それを遮るものは一切ないという真夏の釣行となった。
早速ドライフライを投じる。だが、さすがにこの時間では大淵から飛び出る魚はいない。ザラ瀬を経て水深のある平瀬でも、反応はない。
入渓地点から100メートルほど離れた落ち込みで、ようやくアタリが。20センチほどの魚が、一度は食いついたもののすぐに吐き出す。同じことが3回ほど続く。かなりスレているようだ。
瀬尻でようやくヒットしたのは、20センチほどの虹鱒。しかし、これほどポイントが散在するのに、アタリは少ない。時間的な問題か、それとも魚影自体が薄いのか。この日2匹目も平瀬の上流から。先ほどよりも少し大きな虹鱒だった。
流れ出しから平瀬に替わる、ここぞというポイントが現れた。その上流から慎重にドライフライを流すと、フライを追って顔を水面上に出した、見た目には40センチはあろうかという大きな魚だ。
同じ場所に何度かフライを打ち込むも、最後は見切られてしまい反応しなくなった。
上流にはザラ瀬が広がっている。その先にもポイントは有りそうだが、この暑さで体力的にも限界が。脱渓する場所が見当たらないので、ウェットフライで釣り下りながら入渓地点化で戻った。
この日のこの川での釣果は、20センチ前後の虹鱒が4匹。時間がかかった割には、散々な結果に終わった。狙いのヤマメは盤渓よりも下流なのだろう。近いうちに釣行することを考えている。
写真@尻別川上流の流れ。水量はいつもよりも少なく、釣果は得られなかったAB大滝市街地に近い長流川の流れ。ポイントは連続しているが、魚影は薄いと感じたC平瀬でヒットした小型の虹鱒。大物の予感はするが、はたしてどうだろうか
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2019年08月20日
渇水から復活した浜益川の流れ
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支流で20センチ越えのヤマメも
お盆休みとその前後の期間、まったく竿を触ることがなかった。釣行先に多くの人出が予想されることと、少雨による渇水で行先が定まらなかったことからだ。
渇水については、先週末の台風10号がもたらした豪雨によりようやく解消されたようだが、連休中に多くの釣人が訪れた渓流ポイントがどうなっているのか。
その不安を胸に19日に浜益川支流へ釣行した。
浜益川への釣行は、7月12日以来だから1か月以上も前になる。その時には渇水が酷く、本流や一部の支流を除いて釣りにはならなかった。
また、竿を出すことのできた支流でも、減水でポイントが消えて散々な釣果だった。
今回の釣行はどれだけ渇水が解消されたのか、を確認することが目的。そして浜益川支流を選んだのは、ヤマメの良型が期待できるから。
そうは言っても、この連休中に多くの釣人が入っているのは間違いない。果たしてどこまで釣りになるのか、
初めに入ったのは、浜益川の数ある支流の中でも穏やかな渓相で、前回の釣行でも釣りのできた支流。
林道が川に沿って奥まで伸びているところから、簡単に入渓できる渓流で、今回はどうだろうか。
川の流れは平常時と変わらない水流に戻り、多くのポイントも復活していた。
林道の途中から川に入り、ポイントのひとつの中淵に#10のフラッタリングカディスを投じる。・・・誰もが竿を出す場所なので反応がない。
釣り上がってから50メートルほどきた平瀬から、ようやくアタリが。空を飛んできたのは10センチにも満たないヤマメだった。
しばらく遡行しても、同じようなサイズしかヒットしない。この上流はかなり厳しいと判断して、今度は釣り下がることに。
入渓ポイントから下流の渓相は、山岳渓流というよりも里川に近い流れ。フライのサイズも#8と、小さなヤマメが掛からないよう変更。
川を下ってしばらくはアタリがなかったが、林道から離れた場所からアタリが来るようななった。
流れ出しや小さな淵、落ち込み、平瀬といったポイントから15センチほどのヤマメや、虹鱒らしき魚のヒットが続く。
ただ、林道に近づく毎にアタリは少なくなり、魚も小型化する。
時計の針は8時を指しており、ここで一度脱渓して浜益川本流と支流を見に行くことにした。
本流は水量が戻り、7月12日に入った場所では簡単に横切ることのできた流れが急流に代っていた。その近くの支流も、岩底を見せていた流れが河原を覆うほど満ちている。
上流も枯れ沢状態だった流れが復活して、あちこちにポイントが復活していた。
そのポイントにフライを流すと、アタリが頻繁に起きる。しかし魚が小さすぎてヒットしない。ようやく上がったのは7〜8センチのヤマメ。
上流の様子が分かったので、今度は大渕と流れだしの連続する下流に釣場を構える。淵へ向かう途中にある平瀬に大型カディスを投じると、1投目にアタリが。
しかし見切られてヒットしない。20センチ前後のサイズで、大きなアタリはそれ一度きり。
目的の淵では、張り出した樹木の下でライズが起きていた。その場所の上流からフライを流すとすぐにヒット!魚はぐるぐる回りながら手元に寄ってくる。どうもスレがかりらしい。ネットインしたのは、目測で20センチ越えのヤマメ。
どうやら今回の目的はこれで果たせたらしい。
上流を見渡すと、奥まで大岩小岩の続く山岳渓流。初めの渓流に入渓してから6時間が経過し、疲れのピークが来たためにここで脱渓。浜益温泉に入ってから帰路につくことにした。
写真説明@A渇水が解消された浜益川支流の流れB大きな淵や平瀬も復活したCこの日最長の20センチ越えのヤマメ
2019年08月08日
渇水の安全策で千歳川へ
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水量は豊富だが多くの釣人で魚影は・・・
お盆を前に、今週末にかけてまとまった雨が期待されている。この雨の後のお盆休みは、何れの河川も渇水が解消されているはずだが、果たしてどうなるのか。
自分はお盆休みは関係ないので、釣行できる時はいつもそれに集中することにしている。前日の7日もそうで、一番困るタイミングでの釣行となった。
7日時点では渇水が解消されておらず、なお且つ釣行に赴く時間が中途半端。この2つの問題で行先に困り、仕方なく最も安全な千歳川上流への釣行を選んだ。
途中で経由する、支笏湖の様子が良ければ支笏湖でも、と考えた。しかし、午前8時の湖面にはライズは見えず、釣人の姿もない。
この時期の支笏湖は、少なくとも陽の昇る30分前が勝負。だから、こんな時間に釣れるわけがない、と勝手に決めつけているので、乗り気がしなかった。
それから30分後に千歳川上流に到着。第4発電所に向かう道筋には、すでに釣人の車が。今回はそれよりも下流に入る予定なので、そこをスルー。
千歳川は、いつもより若干水位は低いが相変わらずの水圧の強い流れ。岸側ではドライフライ、流芯から早瀬ではウェットフライが面白そう。
もともとウェットフライを考えていたので、水量の豊富な流れは助かる。川に立ち込んで、早速ダウンクロスでウェットフライを流す。
長い間雨が降らなかったために、ダムに溜まった水が濁り、川の流れは深緑色。俗にいう笹濁りで、釣りをする分には好都合。
ただ型ものは、釣人銀座と言われるほど多くの人が入っているので、難しいのは分かっている。
そうした中で、今回対象のヤマメがどこまで育っているのか。
浅い岸側で、張り出した樹木から落ちた虫などを捕食するために、小さなライズが頻繁に起きる。
それを横目に、川の真中ほどに立ち込んで、ウェットフライを下流側に投じる。ダウンクロスでスウィングさせる、いつもの要領でアタリを誘う。
しかし、小さなアタリはポツポツくるが、#10のソフトハックルでは大きすぎて食いつかない。
前回の千歳川釣行では、15センチから20センチのヤマメと、20センチクラスのブラウンが飽きずにヒットした。
それから2か月近く経過して、魚影はかなり薄くなったようだ。
川に降りてくる時に出会った林業関係者の方との話では、平日でもこの場所に多くの釣人が入っているという。だからそれなりの覚悟はしていたが・・・。
入川から30分後に、ようやく大きなアタリがきた。竿はかなりしなるが、ドラッグを利かせるほどではない。ブラウンか、と引き寄せると30センチ越えのQちゃん。
ため息をつきながら、再度同じポイントにフライを流す。ヤマメなのか、小さなアタリはくるが針がかりしない。
フライサイズを少し下げて打ち込むと、10センチにも満たないヤマメが食いつく。が、やはり型ものは出てこない。
こんな状況では、ポイントを変えても同じだろうと、正味2時間もかけずに脱川した。
渇水状態にあっても、水量の安定している千歳川は釣人にとって次善の釣場。だから、行く先に困った釣人が訪れる。その結果、魚影がいつもになく薄くなっている。
某新聞の釣欄によると、夕まず目には20センチ前後のヤマメと良型のブラウンが期待できると書いてあった。それはいつの話だろうか。
写真@A水量の安定した千歳川上流BC多くの釣人が入るために魚影は薄くなっているようだ。今回の釣果も30センチのうぐいや10センチ足らずのヤマメなど散々たるないよう
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2019年07月13日
浜益川本流と支流でヤマメ釣り
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渇水状態が厳しく、型ものは見えず
5月27日以来、ほぼ2か月ぶりに浜益へ釣行した。とは言ってもショアトラウトが目的ではない。浜益川とその支流での渓流釣りを行った。
ただ、朝5時に着いた浜益の海岸には、平日だというのに5〜6人のアングラーが沖に向かってルアーを投じている。これがサクラマスのシーズンならば分かるが、それから随分経っている。
一体、何を狙っているのだろうか。考えられるのはヒラメだろう。時間調整のために少し様子を見ていたが、誰の竿にもアタリが来ないために、予定通り浜益川の支流に向かった。
今回は、6月から始めた渓流釣行で、今年まだ訪れていない場所として浜益川を選んだ。特に、昨年ヤマメの実績のあった支流と本流への釣行が今回の目的。
ところが、浜益川にも少雨の影響がはっきりと表れ、本流は昨年同時期の半分ほどの水量。また支流の中には、枯れ沢となったところも見受けられるなど、厳しい渇水状態にあった。
初めに入った支流(写真@A)も、昨年同時期との比較では水量が3割近く少ない。当然あるべきポイントも浅くなっていたり、消えたりして魚の姿は見えない。
この支流は、昨年初めて釣行した渓流。見た目の小さな流れよりも魚影が豊かで、最長25センチほどのヤマメがヒットした。だから、浜益川に釣行するときには、最初にこの渓流に入ろうと決めていた。
浜益川との出合いから、2キロほど上った中流域から入渓。先に記したように、渇水のために流れは細く水流も昨年の70%ほど。そして、川に沿って延びる林道には、熊の糞Dがあちこちに残されているといった、精神的にネガティブになるような事象が連続する。
淵や落ち込み、流れ出し流れ込み、水深のある平瀬などのポイントは少なくなったが、その数少ないポイントからフライに反応する魚がいる。そのほとんどは新子で、#10のドライフライにはかからない。
入渓地点からしばらく行ったポイントで、15センチ前後のヤマメがヒット。それを機にアタリが出始める。
支流の流れは、初めは岩だらけの山岳渓流の様相だが、遡行を続けると淵が連続、そして流れの穏やかな里川の渓観になるなど、様々な姿を見せてくれる。
これが満水状態ならば、さらに渓相の美しい流れになるのだろうと思った。しかし、この支流の流れが何と贅沢なものだったのかが、後で分かった。
昨年、途中から脱渓した場所を越えてさらに釣り上がる。もうかれこれ2キロ近く遡行したのでは。
ここまでの釣果は12,3センチから20センチ(E)のヤマメが5匹に、同サイズの虹鱒4匹、それに15センチほどのホウライ鱒(F)が1匹という内容。
できれば、尺越えのヤマメをという希望はかなわず、ここで脱渓。次の支流に向かうことにした。
着いた二つ目の支流(B)は、川底の岩がほとんど姿を現すという、半分枯れ沢状態。初めに入った支流とは雲泥の差だった。
それでも、細い流れを見つけてはフライを打ち込むが、反応するのは新子のヤマメだけ。
ようやく針がかりしたのは、25センチほどの岩魚(G)。後が続くかと期待したが、ピン子ヤマメのスレがかりばかり起きて、本流(C)に移動することに。
本流でも、昨年は型もののヤマメを手にした。だから、今回もと期待を寄せていたが、橋の下の流れを見て愕然とする。
先ほどの支流を大きくしたような渇水状態で、ザラ瀬と頭の出た岩や岩盤が交差する細い流れ。
そのザラ瀬の中にある、岩が流れを変えた浅いポイントにドライを打ち込むと、ヤマメの新子が#10のフライを突っつく。針がかりのしない魚ばかりだが、時折12、3センチのヤマメが大きなフライをくわえてヒットする。
結局、橋から橋の区間だけ釣り上がったが、めぼしい釣果はなかった。
支流にしろ本流にしろ、渇水状態が解消されれば、それなりの釣果は期待できるのでは。これは、どの川や渓流も同じで、入渓するタイミングの難しさを感じている。
もし渓流に行くならば、前もって河川の情報を探ることが必要だろう。
ちなみに、帰りに通った青山ダム近辺の河川、5番川や4番川などの上流は、浜益川よりもひどい枯れ沢状態にあった。
写真@浜益川支流の流れ。渓相が美しく流れも穏やかだAただ渇水状態でポイントは限られるBもう一つの支流は、岩丸出しの酷い渇水C浜益川本流の流れ。渇水でザラ瀬がほとんどで、新子しか姿は見えないD初めに入った支流の沿った林道の上にあった熊の糞。これは3頭分かE20センチ余りのヤマメ。初めの支流でヒットしたF同じ支流でのホウライ鱒G2番目の支流でヒットした25センチほどの岩魚
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2019年07月09日
小樽内川で40センチ級岩魚をバラす
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渇水の影響少ないが、ヤマメの姿見えず
少し古い話だが、先週の金曜日7月5日に札幌近郊の小樽内川上流に釣行した。
小樽内川は、自分にとってのホームグランドともいうべき河川。例年、5月下旬には出向いていた。それが、今年に限って遅れたのは、少雨に伴う渇水から。
さっぽろ湖から上流の流れは、この時期としては半分ほどしかない水量。
さっぽろ湖がすでに満杯状態で、そのインレットがかなり奥まで後退しているにもかかわらず、小樽内川に流れ出る支流の中には、枯れ沢状態のものもある。
ところが上流の春香山に向かう、登山道の入口となっている白樺橋(写真@)の流れは、水量は少ないものの流れ出しや流れ込み、大岩で作る淵が健在だった。
最近の小樽内川の入渓場所は、この白樺橋から徒歩で50分ほどかかる登山道の崖下。登山道の入口付近でも釣れないことはないが、多くの釣人が入るせいか岩魚やヤマメの型ものはほとんどいない。
だから、いつの頃からか釣人の入らない場所まで、時間をかけて赴くことが多くなった。
今回も、白樺橋を過ぎてから1時間弱の道のりを徒歩で向かった。気にかかっていたのは、石狩中部に発令された雷注意報と、いつ雨の降りだしてもおかしくない空模様。
4キロほど歩いて、ようやく急な崖の底に小樽内川が見えてきた。そこを、転げ落ちるように下ってようやく到着。
さっそく、ザラ瀬と平瀬の交差する流れに#10のドライフライを打ち込む。いつも反応のある、下流の小さな淵にもフライを流す、が魚の気配が感じられない。
100メートルほど釣り上がっていくと、堰堤のような流れ出しが姿を現す。ここは、その上流の平瀬がポイントで、いつも型ものの岩魚やヤマメを手にしてきた。
ところが、今回は反応がない。その平瀬を越えた、上流の流れ出しも無反応。他の釣人が昨日か今日入ったのか。
ここで釣り上がることを止めて、入渓地点から釣り下がることにした。
すると、下流から釣人の姿が。こんな場所にと驚いたが、話を聞くと同じ崖下ポイントから入渓したという。
その下流は手を付けずに遡行してきたようだ。なので、あらためて釣り下ることに。
はじめに現われた、流れ出しの下の平瀬から本日1匹目の小さな岩魚がヒット。
魚がいることにホッとしながらなおも釣り下ると、平瀬と落ち込み、流れ出しが連続して現れた。
そのひとつひとつのポイントから、12〜3センチから20センチの岩魚が飛び出る。(写真B)
そして、高巻きしなければ越えられないような、大きな淵の巻き込みから、この日最大の40センチ近い岩魚(写真C)がヒット。ティペットは0.6号と心もとないし、淵の中を暴れまくる。
それを何とか堪えて岸まで寄せたのに、最後の最後にフライごと持って行かれた。
下流にはさらに淵が続く。高巻きしながら、そのひとつひとつにフライを打ち込む。が、せいぜい20センチ止まりで、先ほどのような大物はこない。
このあたりから空が暗くなって、仕舞には雨も降りだした。気が付けば、下流からの入渓時にいつも脱渓する場所にきていた。崖の上を見上げれば、暗渠が暗く口を開けている。
雨が酷くなる前にと、ここで脱渓することにした。
今回の釣行では、当初の予想を越えてヒットに恵まれた。しかし、40センチ級の岩魚を逃したために、素直に喜ぶことができなかった。
ヤマメの姿はなかったが、秋には型ものが期待できるかもしれない。
尚、林道からの帰り道、登山道入り口まで車で送っていただいた釣人の方に、あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました!
また、今回の釣行動画をyoutubeに投稿の予定。よかったらご覧下さい。
写真@春香山登山道入り口に近い白樺橋の流れ。渇水の影響は中流よりも薄いようだA流れだしや落ち込みなど、魅力的なポイントが連続する小樽内川上流B20センチ前後の岩魚のヒットが続いたCこの日最長の岩魚をバラした瞬間
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