札幌近郊の河川の釣り: ホラー好きのフライマン
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2022年08月20日

大雨の影響を避けて浜益川に向かう



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道路決壊などで支流を断念し本流へ

お盆を挟んでの2週間ぶりの釣行先は、今年初めての浜益川。北海道は前日の17日まで、道南から道央、日高方面で洪水警報が出るほどの大雨となり、18日の釣行先を迷っていた。
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幸いに道北地域は大雨のエリアから外れていて、浜益近辺の河川は増水の影響も薄いだろうと早朝に出発した。
浜益川本流は確かに増水や濁流が見られなかったが、つい最近の物とみられる増水の後がはっきりと残されていた。

今回の目的地は、これまで型もののヤマメを何度か釣り上げた浜益川支流のひとつ。しかし、本流から支流に抜ける林道には今回の大雨で痛んだ道路の補修のために大型重機が入っていて通行禁止。
ならばと他の支流へ車を走らせるが、いずれの林道も閉鎖状態。仕方なく、増水の後が残る浜益川本流で竿を出すことにした。

中流域に架かる橋から見る川筋は少し濁りが入っているものの、曲りのある淵や水深のある流れ込みと、魅力的なポイントがあちこちに作られている。
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いつもならば、人気ポイントならではの魚影の薄さに悩まされるだろう。しかし、さすがに大雨が続いたこの2、3日は川に立ち入る釣人はいなかったはず。ならば釣果も期待できるかもしれない、と上流からウェットフライを流してアタリを探る。

流れ出しから平瀬に変るポイントに魚が定位している、との期待で何度も打ち込むがまったくアタリがこない。上流に落ち込みから急流に変るポイントが見える。そこまで上り再びウェットフライを流し込む。

ここで初めて小さなアタリがきた。多分、針を銜えることのできないヤマメの新子だろう。打ち込む方向を変えて何度か流し込むと、ようやく向こうアワセでヒットしたのは12、3センチほどのヤマメ。浜益川本流ではこの1匹だけの釣果で、予想以上に厳しい釣行となった。
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次に向かったのは隣の群別川。この川で本格的に釣りを行った記憶はないが、橋の上から臨む透き通った流れに惹かれて上流を目指した。
川に沿って走る林道も、上流部でゲートが閉じられた。ここで車を止めて入渓、今度はドライフライで釣り上がった。

まだ水量は多く、時折流れに負けて足を取られそうになる。なので慎重に足場を固めて流れ出しや淵、カタなどフライを打ち込む。
最初のヒットは、流芯から外れた緩い流れの中から飛び出した20センチ弱の岩魚。同じようなポイントから再び岩魚がヒットしたが、後が続かない。
結局、200メートルほど遡行したが、釣れたのはこの2匹だけと、見た目よりも魚影は薄かった。
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浜益海岸はすでに鮭シーズンを迎えていることから、帰りしなに毘砂別川河口に立ち寄った。河口には10人ほどの釣人が一列に並んで竿を出していたが、ヒットした形跡はない。これから幌川河口などでも多くの鮭釣りの釣人で賑わうのだろう。

写真@支流を諦めて入った浜益川中流域A群別川上流は大雨の影響も薄らいでいたB今回の釣果のヤマメと岩魚C鮭釣りで賑わう毘砂別川河口




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2022年07月01日

大雨の後の小樽内川釣行



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型は小さいが岩魚とヤマメを堪能

先週に続き今週の釣行も雨に祟られた。
6月28日、29日の二日間降り続いた雨により、道央の主要河川は軒並み増水。一部地域では洪水警報が出るほどの大雨となった。

こんな天気の後で釣行ができるのか、と雨の上がった30日に向かった先は雨に強い小樽内川。
これまで、他の河川が濁流、増水状態となっていても竿の出せる、道央では千歳川と並んで釣人にとってはありがたい川だ。
それでも、途中の増水した豊平川上流の姿を見ると不安が募る。
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今日の目的地は国際スキー場付近の上流域だが、さっぽろ湖に流れ出る下流域を見る限り水も澄んでおり、水量も若干多いだけで釣りには支障が無さそう。
今回はいつもの釣行よりも遅い8時に現地到着。平日でも釣人の入る人気河川なので先行者を心配したが、大雨のすぐ後に釣りをする者はそれほどいないようだ。

小樽内川への釣行は2年ぶり。これまでは林道ゲートから1時間ほど歩いた最上流域で竿を出してきた。
下流でも岩魚やヤマメは釣れるが、型や魚影の濃さを望むのならば、そこまで行かないと難しいからだ。

ただ問題は、熊の出没が激しい地域だという事。そのため、この川では熊対策に人一倍気を使ってきた。今回も熊鈴や爆竹、ホイッスルなどを備えて林道をひたすら歩いた。しかし予想外だったのは蚊の異常発生。
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大雨の後の、湿気の多い時間に陽が出れば、当然蚊の大量発生がある。そのことを頭に入れておかなければならなかったが、その備えを忘れた。
フライベストの下に防虫衣料のスコ―ロンを着込んでいたものの、顔や手は無防備。そこを目がけて蚊が押し寄せる。おかげで手や顔ばかりではなく、蚊を寄せ付けないはずのスコ―ロンの上からも何カ所も刺された。
今日は蚊取り線香を用意しても蚊の襲来は防ぎようはなかったのだろう。

それもあって、今回は距離を詰めて林道を歩いた。当然、型や魚影は想定よりも劣ることが予想される。それ以前に魚がヒットするのか、が一番の問題なのだが。

藪漕ぎして降りた川は、とても大雨の後とは思えないほど底の澄んだ流れ。あちらこちらで流れ出しやカタ、落ち込み、平瀬といったポイントが作られている。最初に、岩魚が定位していると思われる落ち込みにカディスを打ち込む。が・・・。次の平瀬はヤマメのポイントとなっていそうだが、こちらも反応はない。

最初のヒットは入渓場所から50メートルほど行ったザラ瀬から平瀬に変ったポイント。15センチほどの岩魚だった。そこからポツポツアタリが出始めた。それもひとつのポイントから1匹だけ。
4匹ほど岩魚が続いた後、ようやく同じようなサイズのヤマメが早瀬でヒット。ここからヤマメと岩魚の棲み分けがはっきりしてきて、平瀬と早瀬からヤマメが連続して掛かるようになってきた。
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その間も、やぶ蚊の襲撃は収まらない。そして気温の上昇で汗だく状態に。入渓場所から500メートルほど来た段階で2時間が経過。釣果は期待できるが、今回はこれで納めることにした。
今回の釣果は、20センチ強を筆頭とした岩魚が5匹と、15、6センチのヤマメが5匹。久しぶりの小樽内川釣り上がりを堪能した。

写真説明@A大雨の後で水量は多いが、ポイントがあちらこちらで作られていたB本日最長の岩魚とヤマメ。合計10匹の釣果だった

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2022年06月03日

フライ釣行第1弾は千歳川上流



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14、5センチのヤマメと小ブラウンの釣果

私の釣行記は、6月から11月中旬までの本流・渓流でのフライ釣行という12月から翌年5月末までのソルトトラウト釣行と、1年を2分した記事を発信している。
河川のフライ釣行は、本来ならば5月からスタートして10月末に納竿するのが一般的。それを敢えて11月からルアーロッドに持ち替えて海アメとサクラマスを狙うのは、ただただ1年中トラウトを対象とした釣りをしたいからだ。
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今年も例年通りに、6月1日のヤマメ解禁を機にフライ釣行を開始した。これまでの最初の釣行先はほとんどが千歳川だが、稀に余市川や尻別川中流も。
いずれにしても、ソルトトラウト釣行と比べると出発時間は遅くて、現地到着も6時過ぎと雲泥の差。これも朝まず目の回遊魚狙いではなく、定位しているトラウトを対象としているからだ。

ただ河川のトラウト釣行は川の大小もあるが、先に他の釣人に入られた場合は、当分の間釣果は期待できなくなる。これが回復力のあるソルト釣行との違いだ。

昨年のフライ釣行は余市川と尻別川、その支流が大半で新規開拓はほとんどなかった。その方が釣果が見込めるからだが、今季はできるだけ入ったことの無い河川に釣行する計画だ。特に釧路まで延びた高速を利用して、道東方面にも目を向けていこうと考えている。

さて今季1回目のフライ釣行となる6月2日の千歳川では、ドライフライはまだ早いことから、ウェットフライで釣り下ることにした。
ソルトトラウト釣行の名残から現地到着は午前6時。この季節はまだ水温が低くて、この時間では魚の活性が鈍いということをすっかり忘れていた。プロフェッサーを用いてダウンクロスで釣り下ったが、初めの1時間は全く反応がない。

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アタリが来たのはそれから30分後で、入水地点から50メートルほど下った場所。それも20センチほどのウグイだった。狙いのヤマメも新子がスレがかりするようになってきたが、まともな型はでてこない。
100メートルほど下ると、手の上に乗る12、3センチのヤマメがヒット。やはり気温が上がったことから活性化してきたようだ。

その後も16センチを頭にコンスタントにヒットが続く。結局、3時間で14、5センチのヤマメが7匹、同サイズのブラウンが1匹と、初日にしてはまずまずだったのでは。当然、すべてリリースした。

今後11月まで、おなじみの尻別川と余市川の釣行を経て、新規河川の開拓を進めていく計画。

写真説明@今季初釣行の千歳川上流域Aヤマメは14、5センチが主体でブラウンの子供も


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2021年11月18日

晩秋の湧水河川でドライフライ



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大雨の後の錦多峰川、ヤマメの姿消えたママチ川

先週のブログ更新は行なかったが、釣行自体は実施した。ただ、前日までの大雨と当日の荒れ模様の天気に災いされて、釣果は散々なものとなった。なので、敢えてブログに取り上げることもないだろうと更新を休ませてもらった。
前回、11月11日の釣行先は苫小牧郊外の錦多峰川で、冬でもドライフライが可能な道内でも屈指の湧水河川。
今回、11月18日の釣行先も湧水河川で丸山の森を流れるママチ川。
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10月末からのドライフライ釣行は、水温の低下でどうしても水温変化の小さな湧水河川に限定される。
今年もこれまでに真狩川と勇払川に釣行、前回の錦多峰川そして今回のママチ川のほか、札幌近郊では苫小牧川と厚別川が残されている。

できれば苫小牧川上流に釣行したいが、ここはどの河川よりもクマの出没頻度が高くて迷っている。
いずれにしても、今季のフライ釣行はカウントダウンが進んでいる。早ければ今月末、遅くても12月初めにはフライロッドを納竿することになるだろう。

さて、今回のブログは天気に影響を受けた11月11日の錦多峰川と18日のママチ川への釣行記事を掲載する。何れの川も極寒期意外は竿を出すことができるので、まだドライフライ釣行を考えている人には打って付けだろう。

11月11日 錦多峰川

9日から10日にかけての全道的な大雨で、どの河川も増水が治まらない中、錦多峰川に赴いた。この川は丸山の森を流れる湧水河川で、山岳渓流のような水量の変化が小さく、よほどの大雨でもない限り竿を出すことができる。ポイントは、スリット型の砂防ダムを越えた王子製紙の貯水池から下流がヤマメ、貯水池から上流が虹鱒と魚種が完全に二分される。

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貯水池の下流からから入渓。水量はほとんど変化がなく、澄んだ流れがスリット型の砂防ダムまで続いている。貯水池からの流れだし下に淵が作られていて、そこに#12のドライフライを打ち込んだ。するとすぐにアタリが。10センチ足らずのヤマメだった。その流れだしの平瀬でも同じようなサイズのヤマメ。そして、フライを一気に引き込んでフライごと持って行った、姿の確認ができなかった大物も。

2段に分かれた貯水池のうち奥の貯水池は、これまでほとんど干上がっていたが、今回は大雨によるものか満杯の水が蓄えられていた。
錦多峰川本流は、貯水池の架かる小さな鉄橋から上流が始まる。鉄橋下の落ち込みにも虹鱒が定位していることがあり、雨のために急流と化した鉄橋下にドライフライを流してみた。

流れに揉まれたフライには何の反応もない。しかし、流れの落ち着いた瀬脇から15センチにも満たない虹鱒がヒットした。と同時に暗い空から雹が降ってきた。続いて大粒の雨と雷も。このまま上流に向かっても、まともに釣りができないと、貯水池下流まで戻る。

しかたなく、下流域でヤマメを狙うことにした。下流域は葦の群生に沿って、幾筋もの流れが作られている。その葦の下には釣人の踏み跡が残されていた。所どころに現れる平瀬や淵から小さなヤマメが飛び出すが、思ったよりも数は少ない。
貯水池から500メートルほど下って、この川での釣行を終えた。

11月18日 ママチ川

勇払川や紋別川と兄弟河川と言っても良さそうなママチ川だが、今回の釣行では在来種のヤマメの姿は見られなかった。
かなり昔からブラウンの繁殖が進み、下流、中流域はブラウンが制圧していた。
自分の記憶では、それでも上流はヤマメが健在で、そのヤマメに会いたくて今回入渓した。

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林道のゲートを越えてママチ川とイケジリママチ川の分岐点に到着。今回はママチ川本流に入ることにした。
下流域と比べて上流の水量は極端に少ないが、蛇行の続く流れはママチ川そのもの。倒木の作る小さな淵や曲りの淀み、流れ出しから変る平瀬など、ドライフライ向けのポイントが次から次に姿を見せる。

最初のアタリもそうした倒木下の淵から。何度かの小さな反応のあと、#10のカディスにヒットしたのは、どぎつい赤い斑点の20センチほどのブラウン。以前もこの上流の暗渠下で何匹かのブラウンを上げたことは有るが、それ以上にヤマメの数も多かった。
ヤマメを期待しながらさらに釣り上がる。
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上流に行くほどアタリは少なくなり、バラシも増えた。最初の1匹から30分ほどして2匹目のブラウンがヒット。ここまでヤマメの姿は見当たらない。2基の暗渠を越えた上流で3匹目のブラウンが。上流はさらに続くが、モチベーションは低下する一方。
結局、2時間ほどで切り上げた。ママチ川は、アメマスや岩魚がいなくなりブラウンの川となった紋別川と同じ運命をたどるのだろうか。

写真説明@王子製紙貯水池下流の錦多峰川の流れA下流でヒットしたヤマメと貯水池上流での虹鱒B蛇行の続くママチ川の流れCヒットするのはブラウンばかり

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2021年11月06日

勇払川でドライ、千歳川でウェット



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 大雨の後にもかかわらず好釣果

ドライフライ釣行も11月に入れば行先が限定される。その点ウェットフライはルアーと同じポイントで魚を探ることができることから、ドライフライよりもシーズンは延びる。
とは言っても、気温が氷点下近くではいくら低水温に強いトラウトでも活性が鈍り、餌釣りでも釣果は厳しい。
なのでこれまでの釣行は、11月から12月にかけての晩秋あるいは初冬のフライ釣行は湧水河川に絞って赴いてきた。
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そうした過去の釣行傾向に沿って、11月最初の釣行先は苫小牧から千歳にかけての丸山の森を流れる勇払川。
11月4日の現地気温は10℃を上回り、まったく寒さは感じない。これでは、山岳渓流でもまだドライフライが可能だったのかもしれない。
それはともかく、勇払川は深い森に囲まれている地勢から熊への警戒は怠ることはできない。
事実、最近のものと思われる糞が林道上のあちこちに見られた。

今回のポイントは、短い勇払川流域の中でも上流にあたる場所。ここ数年にかけて何度か入渓したが、釣れたのは最大でも20センチほどの虹鱒。虹鱒以外にヤマメも上げたことはあるが、この川の上流域は虹鱒河川と言っていいだろう。
逆に、勇払川の支流にあたる植苗川はブラウンが制圧しており、同じ水系なのに棲み分けが図られている。
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さて、現地には8時に到着。2日前の大雨の影響もなく澄んだ流れが続く。ポイントは曲りの作る淵や倒木下の落ち込みだが、連続した蛇行が作る流れ全てが一級ポイントといえる。
どれだけ蛇行が多いかという証明として、釣行時間が2時間だったのに対して、林道を経由した帰路は僅か10分だった。それだけ魅力的なポイントが多かったということもあるが。
初めのアタリは、入渓地点から50メートルほど遡行した曲りの下の淵から。勢いよく#10のカディスに食いついたのは、15センチ強の虹鱒。淵や落ち込みのほか平瀬も点在しているが、飛び出すのはほとんどが倒木や曲りの下の淵から。
これがヤマメならば早瀬から出てきたのかもしれない。
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入渓から2時間ほどしても景色は変わらない。そしてヒットするポイントや釣れる魚も。これはこれで楽しいが、もっと大きなサイズか、あるいはヤマメや岩魚の姿が見たい、と欲を出してさらに釣り上がる。
この間、爆竹を2度ほど鳴らして「ここに人間がいる」と顕示した。
結局、勇払川の上流域では12、3センチから20センチ余りの虹鱒が10匹。入渓する条件(森の奥、あるいは林道が鍵で閉鎖等)が厳しいために、あまり釣人が入らないことも一因か。それにしては、支流の植苗川の魚影が極端に薄くなったのはなぜだろう。
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勇払川を11時に切り上げて、今度は千歳川上流でウェットフライを行う事にした。狙いはヤマメとブラウンだが、果たして魚影は確認できるのか。
さずがは千歳川で、あれだけの大雨だったにも関わらず、水量はいつもと変わらず水も澄んでいた。その流れに#10のウェットフライを打ち込む。何度か打ち直してポイントを替えると大きなアタリが。激しく暴れたあと、フライを一気に持って行ってしまった。

その後は突っつくようなアタリが何度かあったが、針がかりしない。50メートルほど釣り下るとようやくアタリが。上がってきたのは10センチほどのヤマメだった。それから、同じようなサイズのヤマメがポツポツヒットするので、フライを#8にサイズアップ。
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そこから100メートルほど下った先で少し大きなアタリがきた。このポイントは、晩秋にルアーのスピナーで25センチ前後のブラウンを続けざま5匹上げた場所。上がってきたのは20センチ強のブラウンで、続けて25センチを越えるブラウンが上がった。この時点で頭に巻いたウェアラブルカメラのバッテリは切れて、録画はできなくなった。

時間も午後2時にかかり、ここでタイムアウト。結局、千歳川上流では小ヤマメ5匹にブラウンが2匹。渓流と本流のいずれも楽しい釣行となった。さて、来週はどこに行こうか。

写真説明@A深い森の中を流れる勇払川。蛇行が続き、ポイントも目白押しBここでは小型の虹鱒しか相手にしてくれなかったC千歳川上流の流れD小さなヤマメと写真には残せなかった25センチ級のブラウンがヒットした

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2021年08月20日

熊の目撃相次ぐ千歳川上流



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 大雨を避けて釣行した18日にも

今月3回目の釣行先は、散歩コースとも言える千歳川上流。当初は十勝の札内川や戸蔦別川の上流を計画していた。
しかし、前日までの降雨の影響を考慮して、少しぐらいの雨ならば釣行に支障のない千歳川上流を選択した。
それと、ウェットフライとドライフライが同時にできることも魅力だった。
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千歳川上流域には複数の分流、つまり本流から分かれて再び本流に合流する短い流れがある。そこは流れが穏やかなために、ヤマメやブラウン、虹鱒の稚魚の揺りかごとなっているが、時折型ものがヒットすることもある。

だからいつもこのポイントに入る時には、フライは出来るだけ稚魚を傷つけないように#8から#10を使用してきた。
今回もこのラインシステムで本流に流れ出る河口から釣り上がった。

この分流の流れ出し上流にある倒木下の淵で小さなライズが起きていた。第1投をそこに打ち込む。しかし、小さな魚が飛びつくがフライが大きすぎて針がかりしない。
どうもヤマメの新子のようだ。さらに奥に広がる淵に向けて釣り上がるが、その途中のザラ瀬でも小さな魚がフライに悪戯する。
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ようやく針に掛かったのは倒木で作られた流れの遅い深い淵から。
ヒットしたのは17、8センチの小さなブラウン。そしてその上流の平瀬から20センチ前後のヤマメも連続ヒット。

大物に備えてフライを替えていると、川の上にあるあぜ道を通る釣人らしい人から「すいません!」との声がかけられた。「ここから上流の対岸にクマが現れたようです。気をつけてください」との事。
この場所は市道からも近く、よほどの事でもない限り熊と遭遇することはないはず。とりあえず、分流を遡行して本流からの流れ込みまで行くことにした。

本流は、前日までの雨にも関わらず増水した気配はない。このまま本流を釣り上がる事も考えたが、先ほどの件もありウェットフライを流して川を下ることにした。
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20メートルほど下った地点で小さなヤマメとブラウンがヒット。しかし型ものの気配はしない。
結局、この分流でのドライフライと本流のウェットフライでは、17センチほどのブラウン2匹と20センチ前後のヤマメ1匹、20センチほどのうぐい1匹に、スレがかりの新子ヤマメが数匹と言う釣果。
熊が現れたという話がなければ、さらに上流を遡ったかもしれない。


ここから下流にいつも入るウェットフライに適したポイントがある。そこに場所を代えることにした。
目指したポイントには車が1台留まっていた。竿を出しているようだが、どこにも姿は見えない。

このポイントに降りて、早速ウェットフライを流す。ヤマメの解禁直後ならば、ラインのスィングが終わった地点で向こうアワセでアタリがくる。しかしこの時期は小さなアタリはあるが、針には掛からない新子ばかり。
それは100メートルほど釣り下っても変わらない。それでも、15センチ前後のヤマメを何とか釣り上げてこの日の釣行を終えた。
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結果的に、本流よりも分流の方がアタリは多く型にも恵まれていた。
千歳川はあまりにも馴染みすぎているだけに新しい発見は少ないが、当日の熊出現の情報は少し驚いた。
千歳市のHPによると、今年は千歳川上流での熊の目撃情報が多いようで、これからは他人事ではなくなるのでは。皆さんも上流に入る時には、くれぐれも熊対策を忘れずに!

写真説明@千歳川本流から分かれて流れ出る分流AB緩やかな流れの中からヤマメやブラウンが飛び出るC本流はウェットフライに適した流れだが、この時期の魚影は極めて薄く、辛うじてヒットしたブラウン



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2021年06月27日

渇水進む浜益川支流でヤマメ釣り



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 虹鱒含めて20センチを筆頭に10数匹

 少し古い話だが、6月24日に浜益川へ釣行した。
 浜益海岸には5月初旬にサクラマスを目的に釣行、それからほぼ1か月ぶりの釣行となる。ただ、海岸と渓流との違いはあるが。
 5月初めにあれだけアングラーの押し寄せた毘砂別海岸も、遡上の遅れたサクラマスを狙っているのか、数えるほどの釣人しかいない。

 そのアングラーを横目にして向かったのは、数ある浜益川支流のひとつ。今回は型ものヤマメが目的だ。
 浜益川周辺の林道には、いつものことながら「熊が出没中」の看板が立ち並ぶ。それだけに浜益川上流と支流は、道央圏の河川の中でも断トツに危険地帯として上げられる。
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 目的の支流は川に沿って林道が走っているが、途中にゲートが設けられており、上流のポイントに向かうには車を置いて徒歩で林道を行くか、それとも川通しで釣り上がるかのどちらかしかない。
 今回は川通しで遡行することにして、他の支流と合流する上流を目指すことにした。

 川の流れはこの時期としては水量が少なく渇水気味。小さく蛇行する流れには倒木で作る淵や落ち込み、流れ出し、平瀬という魚が溜まりやすいポイントが築かれている。
 入った場所の問題か、ここぞという淵や落ち込み、流れ出しでは無反応だったのに、最初のアタリは浅いザラ瀬から。

 ただ、魚は#12のドライフライなのに針がかりしないほど小さかった。
 しばらくそれが続いた後、ようやく針に食いついたのは20センチ前後のヤマメ。これを契機にヒットが続く。小型の虹鱒も釣れるようになり、ヤマメを含めて皆17、8センチを越えるサイズ。
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 上流へ向かうごとに笹や河畔林が迫まり、川幅が狭くなってくる。こんな場所では突然熊が飛び出てくる恐れもあり、時には爆竹を鳴らして緊張感を高めながら釣り上がる。

 入渓から2時間ほど経過。まだ支流との出合に到達していないが、川はいよいよ背丈以上の笹が両岸に迫って、上流の見通しが利かない。
 アタリはコンスタントにあるが、サイズは20センチから大きくはならない。
 そして先ほどから気になっていた小雨が本降りに。

 今年初めての本格的な渓流釣りで、それなりの釣果を獲たことからここで脱渓。近くを走る林道から30分かけて車に戻った。
 この渓流での釣果は、15センチから20センチのヤマメと虹鱒が10数匹。
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その内18センチ以上のヤマメは6匹と、型や数では今年一番の釣果となった。(釣った魚は全てリリース)

 折角だからと、今度は浜益川の本流で竿を出すことにした。向かったのは本流と支流・泥川との出会いとなる上流付近。大渕が続いて、大物の気配がするが、果たしてどうだろうか。
 まずは上流の橋を起点に釣り上がることにした。

 倒木の作る淵にドライフライを打ち込むと早速反応が。針がかりはしなかったが、魚影が濃いようだ。期待を込めて、次々に姿を見せる淵にフライを流す。
 だが、淵の周りには多くの足跡が残されており、そこから上流はほとんど反応がない。

 しばらく行った泥川との出合いでようやく大きなアタリが。これはバレてしまったが、25センチ前後の虹鱒かヤマメらしい。そして15センチのヤマメも同じ場所でヒットした。
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 浜益川本流はここから単調なザラ瀬に変わり、魚の気配が無くなったことからここで脱渓、今回の釣行を終えた。
 これからの季節、浜益川の各支流は渇水状態となり、ポイント選びが難しくなる。その前に入ることができて幸いだった。

写真説明@A浜益川の支流のひとつに入渓。やや渇水気味ながら釣果に恵まれたBこの日最長の20センチ越えのヤマメ。これを竿頭に虹鱒を含めて10数匹の釣果C浜益川本流と泥川の出会いでもアタリが

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2020年10月31日

「しままきアメマスダービー」は2月21日から



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  昆布川で惨敗も、近くの渓流でドライに魚信

 毎年12月1日から翌年2月21日までの3か月半に渡って開催されてきた「あめますダービーin島牧大会」が、コロナ禍の影響から今年度は令和3年2月1日から令和3年3月21日の期間に短縮して開催されることになった。
 申込は令和2年11月1日から令和3年1月16日まで。参加料は1人1,000円(ルアー、フライ両部門に申し込む場合は2,000円)。問い合わせの電話とメールは次の通り。電話0136-75-6212
 mail:kankou@vill.shimamaki.lg.jp

 上記のように、今季の島牧あめますダービーは大会規模を縮小して開催される運びとなった。コロナ禍により中止に至らなかったことは幸いだ。
 さて、これまでの海の冬期間釣行は、オフショアやホッケなどの魚種に限定されて釣人も少なかったが、この数年ショアトラウトを対象に大幅に増加してきている。これも、島牧あめますダービーの功績が大きかったと言えるのでは。
2020y10m31d_081330223.jpg
 自分も11月下旬から、川から海に下ってアメマスを狙うことにしている。特に11月末から12月中旬にかけてのアメマスは、川を下ってきたばかりでヒット確率が圧倒的に高まる。
 型は春と比べて小さいが、アタリを楽しむのならばこの時期は逃せない。札幌近郊の主要なポイントは、このブログのカテゴリー「海のトラウトフィッシング」を参考に。

 さて、10月最後の釣行として29日に尻別川支流の昆布川に出かけた。
 この時期はドライフライはさすがに厳しいので、ウェットフライを駆使してヤマメを狙う。しかし、入渓しようと考えていた中流域では工事が行われていて、その上流のポイントから川に入った。

 この場所は橋の下から簡単には入ることができて、夏ならばいつも釣人が絶えない。この日も、前日に入ったと思われる足跡が橋の下に無数残されていたが、未明の雨により川は増水。さらに水温の低下も重なって、アタリひとつ来ない散々なスタートとなった。
2020y10m31d_081939208.jpg
 早々にこの場所をあきらめて、尻別川との出合いで竿を出すことにした。このポイントは先行者がいない限り、いつも型ものの虹鱒やブラウンを手にしてきた。
 しかし今回は、淵の底でホッチャレに近い鮭が無数泳いでいたこともあり、フライを追う魚の姿は見えない。昆布川といい、このポイントも入った時期が悪かったのだろう。

 仕方なく、前回入渓した真狩川下流に入る真狩川支流でオショロコマを狙おうと国道を右折。すると、近くに釣りを行うのに手ごろな小河川が流れているの目にした。
 川の名前は分からないが、川を跨ぐ橋は平成25年竣工の絹丘橋と言う。その橋の下から川に入ることに。未明の雨の影響なのか、本来は乾いていたらしい川岸にも流れが及び、竿を出すには丁度良い川幅となっていた。

 初めはウェットフライを試してみた。すると、10メートルほどの流れの平瀬から14,5センチほどのヤマメがヒット。そのごも小さなアタリはくるが、針がかりはしない。
 2020y10m31d_081423546.jpg
 そのポイントを除くと、流れは狭くてウェットフライを流す場所が見当たらなくなった。ではドライフライはどうかと、#10のカディスを流す。
 釣り下ると、ちいさな落ち込みや流れだし、肩から反応が。ただ魚が小さくて針にはかからない。それなら#14ではと同じ場所に打ち込むと、10センチに満たないヤマメが連続してヒット。15センチほどの虹鱒も上がった。
 
 下流にも魚の居着きそうなポイントが見えるので、移動することした。ただ、先ほどから底まで見えていた流れに濁りが入り、あっという間に泥水状態に。
 水量に変化がないので鉄砲水の予兆ではないだろうが、これではドライフライもウェットも使えない。ならば濁りの入らない上流まで、と車を走らせた。
 すると、濁りの原因が判明。先ほどの場所から1キロほど上流で重機による護岸工事が行われていた。この工事が午前9時から始まったのだろう、そのために下流域では釣りができなかった。その上流で竿を出すが下流とは一転してアタリがない。
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 今回はここで納竿、次回はドライフライの活躍できそうな湧水河川を考えている。果たして魚は飛び出るのか。

写真@昆布川上流の橋の下で竿を出すが・・・A昆布川に近い小河川でドライフライBこの川でヒットしたヤマメC上流でも竿をだしたが、アタリはなかった
 

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2020年10月23日

 今季初の湧水河川でドライフライ



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 尺虹鱒と22センチのヤマメがヒット

 24日の道央圏の天気は、朝方から曇り空で夕方にかけて雨になるとの予報。渓流や本流への釣行は前日の降雨の影響から釣行条件は厳しそう。
 この雨に先立つ22日に尻別川支流の真狩川上流へ釣行した。
 10月も中旬を過ぎて、水温低下から山岳渓流はフライへの反応が鈍くなっているだろう、との読みからだ。

 真狩川は、羊蹄山の伏流水を束ねた道央圏屈指の湧水河川。湧水のために、1年を通して水温変化の差が小さい。なので、この時期でもドライフライが使えるという貴重な渓流だ。
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 ただ、この川への釣行は一番新しいのでも3年前の4月とかなり前。この間、冬には海のショアトラウトに魅せられて釣行する機会が無くなったからだ。
 ドライフライを使用した渓流への今年の釣行は今回が最後になるだろう、との想いから久しぶりに赴いた。
 これまでの釣行では、マスふ化場のある泉地区から上流の湧水池まで遡行していた。

 その時の釣果は、中型の虹鱒や15、6センチのヤマメ。オショロコマで知られている川なのに、やけに虹鱒の多い川とのイメージが残っている。そして肝心のオショロコマは、場所が違うのかまだ手にしたことがない。

 さて、今回の入渓地点はこれまで入った場所よりもかなり下流。だからと言って川幅が広がっている訳ではなく、逆に河畔林やイタドリなどの雑草が川面を覆い尽くして、まるでジャングル状態。
 フライロッドをまともに振るスペースがない。川幅は広いところでも3メートルほど。そして流れは速く、釣人泣かせの川と言えるだろう。

 それでも、釣人の歩いた踏み跡が川岸に沿って残っており、それをなぞって行くと開けた場所が現れ、何とか竿を出すことができた。
 早瀬を中心に流れが単調で、「これは」というポイントがほとんどない。その中での最初のアタリは、入渓した地点から100メートルほど行った、段差のある流れだしから平瀬に代わった場所。カディスにきたのは15センチほどの虹鱒だった。
2020y10m23d_215631495.jpg
 その後も河畔林やイタドリと格闘しながら、時には川に立ち込んで竿を振る。そして流れの穏やかな短い平瀬から、先ほどと同じようなサイズのヤマメがヒットした。

 さらにその上流の早瀬脇で、20センチ越えの虹鱒が連続して上がった。魚信が多くなった理由は、川の両側が切り立った崖状態で、川に立ち込む以外に竿を出す手段がなかったことからだろう。
 当然、岸の上には踏み跡らしきものは無かった。川の中から見上げれば、自動車の走っている姿が見えるほど、すぐ側に道路が隣接しているというのに。

 小型虹鱒のヒットが続いた平瀬ポイントから、今度は早瀬の連続する場所に出た。その瀬脇に上流からドライフライを流し込む。すると小さなアタリがきた。また小型虹鱒だろうと、竿を煽ると思わぬ反応。
 ジャンプを繰り返してネットインしたのは、尺を少し越えた虹鱒だった。さらに、その上流の平瀬からも同じような反応。上がったのは、サビの入った22〜3センチのヤマメ。
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入渓から3時間ほどして、前方にようやく目的の橋が見えてきた。いつもはこの橋から上流に釣り上がったが、今回はここで脱渓することに。
 今回の釣行では、虹鱒が15センチから30センチとバラバラだったが全体で7匹、ヤマメは15センチと22〜3センチの2匹に留まった。
 また、オショロコマは今回も姿を見せなかった。

 11月に入ると、ドライフライでの渓流釣行はかなり厳しくなる。しかし、今回の真狩川のような湧水渓流では、真冬でもドライフライは可能だ。冬に入ってもドライフライ釣行を考えているフライフィッシャーは、ママチ川や苫小牧川、錦多峰川、勇払川といった湧水渓流に出掛けてみては。

写真説明@川幅は狭いが流れの速い真狩川上流A河畔林や枯れたイタドリなどが川面を覆い、遡行の邪魔をするB崖下ポイントから飛び出た尺越えの虹鱒と、サビの入った22〜3センチのヤマメ



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2020年09月25日

鮭釣りを横目に浜益川水系の渓流へ



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釣り上がる毎に濃くなるヤマメの魚影


 9月24日の釣行先は浜益川で、狙いはいつもの通りヤマメ。この浜益近辺の海岸は鮭釣りで賑わっており、特に浜益川や幌川、群別川、毘砂別川の各河口には平日でも多くの釣人が押し寄せる。
 これに背を向けて向かった先は、6月末に一度訪れた浜益川水系の渓流。その時の釣果は20センチオーバーのヤマメを頭に、同サイズの虹鱒や15〜6センチのヤマメが飽きずにヒットした。さて、今回はどのような状況だろう。
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 今回は、6月末よりもかなり上流の渓流を目指して林道を走行。林道は川に沿って延びており、午前5時半に目的のポイントに到着。この川の上流には、毎年「熊出没注意」の看板が何枚も立てられていたが、今年は見当たらない。
 しかし林道上には、黒く乾いた熊の糞がそこかしこに見られる。看板はなくても熊の存在を身近に感じる。

 浜益川に流れ出る支流は4河川ある。その中でも今回の渓流は、上流までヤマメは棲息するが岩魚はほとんどいない。その代わりに、虹鱒がヤマメと棲み分けしており、どこまで釣り上がってもこの2種が同時に釣れる。
 堰堤や砂防ダムといった、サクラマスの遡上を邪魔する構築物がないためにヤマメの魚影が濃いのだろう。
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 ザラ瀬が上流奥深く続く場所から釣り上がる事にした。ザラ瀬とは言っても、小さな流れ出しや大岩や小岩が点在しており、そのポイントにドライフライを打ち込むと3回に1回は、針がかりしない小さな魚が反応する。
 最初の1匹は入渓地点から50メートルほどいった平瀬から。合せると同時に、空を飛ぶほどの10センチにも満たない小さなヤマメ。先ほどからフライを悪戯していたのはこのサイズだろう。
 入渓から1時間ほどして、ようやく15センチ前後のヤマメのヒットが続く。どうも入渓地点近辺は釣人が頻繁に入る場所だったらしい。
 ある地点では、小さなヤマメと同時に20センチ前後の虹鱒も複数でヒット。黒くサビの入った20センチほどのヤマメも上がり始めた。

 川は次第に水量が少なくなり、川幅も狭くなってきたが、下流と比べると魚の濃さは雲泥の差。手つかずではないが、やはり釣人の余り入らないポイントは魚影が濃く、型も大きい。が、狙っていた尺越えのヤマメは今回も無理のようだ。
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 結局、入渓地点から4時間をかけて2キロほど釣り上がったが、釣果は20センチオーバーのヤマメが1匹に、18センチ、15センチ、10センチ前後のヤマメ10数匹、虹鱒が20センチ前後3匹に15センチ級が3匹。
 釣れた数について不服はないが、目的としているヤマメの型ものは今回も叶わなかった。

 帰りしなに浜益川河口の導流堤に立ち寄った。平日にも関わらず、導流堤には50人近くの釣人が浮きルアーを投じていたが、川を遡る鮭の姿は確認できるのに、見ている限りでは誰の竿にもアタリがきた様子はなかった。

写真説明@ザラ瀬に先に小淵が出現するA黒くサビの入ったヤマメや虹鱒のヒットが続く上流域B浜益川河口導流堤には、鮭を狙って50数人の釣人が集まっていた
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