アングラーの釣果情報 (3): ホラー好きのフライマン
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2015年08月20日

道東海岸で鮭鱒本格化





札幌圏河川は濁りと増水で難しい釣りに

 札幌圏のトラウトフィッシングは、長雨の影響で山岳渓流は増水気味。濁りも加わり難しい状況にあるが、流域の短い涌水河川は安定した釣果に恵まれている。例えば8月19日現在の尻別川、余市川本流は増水状態で、場所によっては遡行が不可能なほど。濁りも入っており、フライ・ルアーともに釣果は難しそう。
 このまま天気が回復すれば、増水が解消されて今週末は期待ができるが、まだ雨が続くようならば釣果は難しい。また、支笏湖と洞爺湖は、水温の上昇で夏枯れ状態にあり、朝まずめ・夕まずめでなければ釣果は上がっていない。
アヨロ川河口.JPG
  海は、アキアジの季節を迎えて日高や胆振に向かう釣人が増えている。白老海岸ではポツポツと上がっているが、本格化するのは週が明けてからになりそう。9月1日から河口規制がスタートする河川が多く、河口規制対象河川はこの10日間が勝負。
 以上が札幌圏の今週の見通し。先週末から今週にかけての、札幌圏以外の釣果情報を各地区の新聞社の記事から下記にまとめた。今週末の釣行のご参考に。

【釧路】(釧路新聞 8月16日掲載)
[釧路港] サケとマスはぽつぽつ程度で、1人1本から2本。例年よりサケが岸に寄る時期が早く、今後に期待
[釧路管内河川] 先日の大雨でアメマスの遡上を期待したが、期待していたほどの遡上ではなかった
[尾岱沼漁港] サケ釣りは全体で5匹〜10匹程度
[羅臼・知円別漁港] 今月14日〜16日にカラフトマスが0本〜5本釣れたとの情報

【十勝】(十勝毎日新聞 8月14日掲載)
[野塚川] ヤマメ8〜20センチ、10〜30匹。中流域▽エゾイワナ8〜17センチ、5〜10匹。中流域
[豊似川] ヤマメ8〜20センチ、10〜30匹。中流域▽エゾイワナ8〜17センチ、5〜10匹。中流域
[歴舟川] ニジマス20〜40センチ、0〜4匹。中流域▽ヤマメ8〜20センチ、5〜20匹。中流域
[大津、十勝、厚内、旭浜の各港と砂場] サケ0〜8匹。台風が通過すれば回復する見込み85センチ以上と60センチくらいの大小交じり。2〜5キロと小さめだがどこでも釣れる。0〜8匹

読売新聞(8月14日掲載)
[問牧漁港など] カラフトマス30〜45センチ、0〜2匹。本格化はお盆過ぎから

あさひかわ新聞(8月18日掲載)
[斜里・オチカバケ川河口海岸] 15日、カラフトマス45〜50センチが3〜5匹。
[豊頃町大津・南防波堤] 15日、アキアジ80〜85センチが二〜三本

日刊スポーツ (8月19日掲載)
[網走沿岸] カラフトマス50〜70センチ0〜3 匹。マスが砂浜で釣れている。数は3人に1人程度。ルアーで遠投必要
[竹浦沿岸] サケ70センチ級0〜2 匹。サケがルアーで狙える。エサはサンマやソウダガツオ。遠投が必要
[モベツ川河口海岸] カラフトマス40〜50センチ0〜1 匹。魚影が一時的に濃くなったが、先週末に遡上したようで薄くなった

写真は白老・アヨロ川河口で鮭を狙う釣人の様子





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2015年08月10日

胆振海岸のサケがシーズンイン






 河口規制期間に注意
 道東のカラフトマス、サケはシーズンに入っているが、日高海岸、漁港でも釣果が聞かれる。胆振でも、白老から登別にかけての海岸線でサケ釣りの竿が並びはじめた。白老海岸でブッコミでの釣果が出始めたほか、アヨロ川導流堤や白老漁港の外海に向けての浮きルアー釣りの姿も増えてきた。
  胆振の河口規制は9月1日スタートが多く、規制後は河口から外れた漁港外防波堤からの浮きルアーが中心となってくる。
1.JPG
 河口規制のない海岸や、漁港外防からの投げ釣り、浮きルアーの姿も増えてきている。札幌圏では、美国川河口や古平川j河口、朝里川河口などに多くの釣人が集まりそう。

札幌近辺の河川の河口規制状況(規制期間、規制範囲)
石狩
厚田川 5/1〜8/31 左海岸200m 右海岸100m
浜益川 9/6〜10/23 左海岸100m 右海岸200m
後志
余市川 5/1〜6/30、8/20〜11/30 左海岸500m 右海岸500m
積丹川 5/1〜8/31 左海岸300m 右海岸300m
余別川 5/1〜8/31 左海岸500m 右海岸200m
古宇川 5/1〜8/31 左海岸300m 右海岸300m
尻別川 5/1〜11/30 左海岸1,000m 右海岸1,000m
野束川 8/20〜11/30 左海岸300m 右海岸700m
朱太川 5/1〜8/31 左海岸500m 右海岸500m
大平川 5/1〜8/31 左海岸150m 右海岸150m
泊川 5/1〜8/31 左海岸300m 右海岸300m
千走川 5/1〜8/31 左海岸300m 右海岸300m
胆振
アヨロ川 9/1〜12/10、左海岸150m、右海岸150m
錦多峰川 9/1〜12/10、左海岸300m、右海岸200m
白老川 5/1〜6/30、8/20〜12/10、左海岸500m、右海岸500m
敷生川 5/1〜6/30、8/20〜12/10、左海岸500m、右海岸500m
このほか「安平川」「鵡川」「貫気別川」「長流川」河口も対象。

写真は白老・アヨロ川河口でのサケ釣りの模様(昨年8月撮影)。規制前に多くの釣人が押し寄せた








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2015年06月01日

道央・道南のやまめ解禁

 今日6月1日から上川、石狩、空知、後志、檜山、渡島、胆振の各河川では、やまめが解禁された。残りの道東、オホーツク、一部道北の河川も7月1日からの解禁となる。
 道央では、余市川支流や尻別川支流、千歳川などのやまめ河川で、解禁を待って車で夜明けを迎えたアングラーも多くいたらしい。いくら放流事業が行われているとはいっても、新子はリリースするのが釣人のマナーで、是非実行をお願いしたい。
 鈴川付近 の現在の尻別川.JPG
 さて、札幌近郊河川や湖の6月の見通しは、まだ増水や濁りの残っている河川はあるが、例年以上に早いペースで雪代が終わったところがほとんど。余市川水系のような、流域の長い山間(やまあい)から発する支流を持つ河川は、水量や濁りが安定するまでもう少しかかりそうだが、同じ大河の尻別川に流れ出る昆布川などの各支流は問題はなさそう。
 石狩川水系では、千歳川はすでに本番を迎えているが、豊平川は本流、支流ともに今週末ぐらいからか。支流別で見ると、定山渓奥の薄別川、白井川、さっぽろ湖上流の小樽内川は、まだ濁りが残っており、水量も遡行するには厳しい状況。

 湖では、洞爺湖が6月から7月の一ヵ月間ヒメマスを解禁したほか、姫鱒以外の全ての魚を8月末まで解禁する。遊魚料はヒメマス、ヤマベ(サクラマス)、ニジマス、コイ、フナともに1日券が1,200円(陸釣、船釣共。但し湖上で遊漁券を購入する場合1,500円)、6月1ヵ月のみのシーズン券は10,000円。1年間使える1年券は20,000円。
春セミのシーズンを迎えた支笏湖(虹鱒橋付近).JPG
 支笏湖では、虹鱒やブラウンを狙ってセミルアー、セミフライのシーズンを迎えた。美笛川河口やトンネル下、苔の洞門、有料道路下、虹鱒橋、姫鱒橋などに多くのアングラーが入り込んでいる。また、閉鎖されていた美笛キャンプ場に抜ける道々が、ニナル川方向のキャンプ場入口付近まで車で通行できるようになったために、ニナル川には20分ほどの徒歩でいけるようになった。
浸水被害で、営業開始が遅れていた美笛キャンプ場は7月に再開の予定。ただ、家族連れに人気のあったオコタンペキャンプ場は、道々78号線の落石防止工事のために、年内の通行が難しそう。美笛キャンプ場のオープンは、千歳市のHPを参照。どうか、楽しい釣行を!!

写真上:鈴川付近の尻別川上流の現在様子。水量は安定している、同下:春ゼミシーズンを迎えた支笏湖(虹鱒橋付近)









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2015年04月29日

黄金週間は遠征釣行も

 いよいよ黄金週間に入り、札幌近郊のアングラーの中には、いつもは行くことのできない遠距離釣行を計画している人が多いと思う。期間中の天候は5月4日、5日が曇りや一部で雨の予報となっているが、黄金週間全体ではまずまずの天気に恵まれそう。
 ルアー、フライのアングラーの釣行は、道央圏での釣行は雪代が本格化して、ポイントには限界がある。特にフライフィッシングは、札幌近郊では支笏湖か千歳川、あるいは涌水の小河川、管理釣場ぐらいしか選択肢がない。

 ここは思い切って、雪代の影響が少ない道東のアメマス河川やショアトラウト、またはひらめを目的としたせたな、島牧、江差や浜益、留萌の各海岸の選択も。河川のトラウト釣行としては、道東の釧路川上流、阿寒川、別海・別寒辺川、中標津・当幌川などを候補として上げるが、音別川や茶路川は濁りが消えず、大物狙いの下流では釣りが難しい。
  湖は、阿寒湖が湖水を開いてシーズンを迎えるが、トラウトの活性はまだ先で期待外れに終わる可能性が強い。
写真1.JPG

写真2.JPG










 ショアトラウトは、そこまでの遠出は必要ない。積丹の各海岸はアメマスの釣果が安定して、サクラマスも高まってきた。増毛、留萌海岸、苫小牧海岸でも遅れてサクラマスの活性化が進み、場合によってはサクラマスとひらめの両方を狙えるポイントもある。ショアトラウトはいずれにしても天候が大きく影響する。
 せっかく遠出しても、強風や荒波に妨げられることもしばしば。釣りのできる漁港内や河川など、逃げ場の確保も必要だ。時化ているときは、アメマスやサクラが漁港内に逃げ込んでいることが多く、過去の実績や最近の釣果情報の入手など、しっかりとした準備が欠かせない。

 その漁港内でのトラウトフィッシングとして、近場でお勧めなのが美国や積丹・来岸、幌武意と、日高・門別の各漁港。いずれもアメマスで定評があり、サクラマスが港内に入っていることもある。当然、漁港近辺の河口海岸も対象となる。遠出をするならば、せたなや江差のショアトラウトがダメな場合、各漁港でも同じような釣果が期待できるはず。
また、ショアトラウトフィッシングとして最近注目されているのが、朝里川河口海岸と苫小牧・元町海岸。いずれもサクラマスが対象のポイントだが、釣場が狭く混雑が予想される。

 黄金週間の釣行は、釣果が見込めるポイントはいずれも込み合うので、独自のポイント開拓も面白いかもしれない。いずれにしても、睡眠を無視した無理なスケジュールは止めたほうがよい。皆様の楽しい釣行を祈っています。

写真上左:黄金週間では、近場として積丹の各海岸への釣行が増えそうだ。写真は幌武意漁港、同上右:フライは涌水の小河川か支笏湖などしか選択肢がなく、例年と同じく釣り銀座が予想される支笏湖の苔の洞門下










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2015年04月18日

札幌圏の今週末の釣行先情報

 今週末の、札幌近郊2時間圏の釣行先情報。昨日まで荒れたが、今週末についての道央圏の天候は、土曜が午後から部分的に雨となり、日曜は一日中雨となりそうで、風は弱く海の波は穏やかとの予報。ただ、河川は本格的な雪代に入っており、釣りのできる河川は限られている。また、湖は洞爺湖が禁漁期間に入り、ダム湖も湖面の氷が解け切っておらず、支笏湖しか釣りのできる状況にない。
 ショアトラウトは、アメマスが安定しているほか、サクラマスもぼちぼち岸寄りが進み、札幌圏でも期待が高まる。
写真1.JPG

2.jpg











 それぞれの釣行先を見ると、まず河川は雪代による増水と濁りで、尻別川や余市川、豊平川、、漁川、小樽内川などの近郊河川のほとんどは釣りにならない。しかし、千歳川は上流、下流とも増水はあるものの釣りの支障はない。特に、長都川の流れ出る中流域でのブラウンの活性が高まり、多くの釣人で賑っているようだ。
 
 また、地下水の豊富な涌水河川も増水しているが、餌釣りやルアーのほか本格的なドライフライが楽しめる。対象は苫小牧市内の小糸魚川をはじめとした小河川か、千歳・ママチ川などで期待できる。やまめは、5月31日まで禁漁期間に入っているので、くれぐれも注意を。また、熊の出没が本格化しているので、対策も怠り無く。

 湖は、支笏湖オンリーといっても過言ではない。美笛川河口や、トンネル下などの南岸ではブラウンの大物が上がっているとの情報。例年、黄金週間直前からアメマスの岸寄りが始まり、大型・中型アメマスの群れが小魚を追うクルージングが見えるようになる。春セミの季節にはまだ早いが、虹鱒橋下など樹木が湖面にせり出すポイントでは有効かも。

 海のトラウトフィッシングは、サクラマスの北上が進んで、岩内や神恵内から表積丹の余別、野塚、幌武意の各海岸、美国・小泊海岸、古平川河口、北は浜益海岸などでも釣果が出てきた。いずれも多くのアングラーで賑いそうだが、凪いでいれば、幌川や群別川の河口なども期待できる。つい一週間前に、余別・来岸漁港内でアメマスと一部サクラマスの群れを確認、タイミングさえ遭えば港内での大釣りも期待できる。

 太平洋側でも、釣行圏内の日高門別川河口や漁港、苫小牧東港フェンス前は安定した釣果が得られる。苫小牧東港の一本防波堤や、元町海岸もそろそろ季節を迎える。

写真上左:先週の釣行でトラウトの群れを確認した余別・来岸漁港、同左:サクラマスの釣果も聞かれだした浜益海岸の様子










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2015年03月31日

4月の釣行先展望

 今日も含めて、3月はブログを16回更新。性格的に几帳面ではないのに、カレンダーの上にチェス盤のような規則的な升目を作ることができた。それが目的で更新してきたわけではないが、なんとなく嬉しい。
 ただ、その中身はショアトラウトの話でびっしり。16回中、実に11回がアメマスとサクラマスに偏ってしまった。中には、読者の方からお叱りを受けるような話もあり、様々な面で反省しきり。

 3月も残すところ今日1日。迎える4月は、新しい挑戦を始める桜の季節だ。それが別れとなるのか、出会いとなるかは定かでない。ひとつ言えることは、今のままの姿を保つことができないということ。
 ブログの更新もタイムラグが生じていくだろう。そして、中身も変わっていくような予感がする。
支笏湖.JPG

苫小牧・元町海岸.JPG











 さて、4月の釣行先展望ということで、札幌近郊2時間圏に限ったポイント予想をしてみた。
 まず河川は、雪代が始まり釣行先は限られる。豊平川や尻別川、余市川、小樽内川、漁川それと日高方面の大河は、雪代が治まるまで、釣りにならないだろう。
 その点、涌水河川の多い苫小牧近郊や白老の小河川、雪代の影響が少ない千歳川は一足早くシーズンを迎えられる。中でも、千歳川中流のブラウンのボイルはひとつの風物詩にもなっている。

 河川が雪代で制限されるために、支笏湖に釣人が集中するのはいつものパターン。洞爺湖は4月から全面禁漁となり、陸釣り、船釣りとも6月までできない。また、さっぽろ湖は湖面の氷が解ける後半から開幕となる。
 支笏湖の春の釣りは南岸から始まり、すでに美笛川河口は多くの釣人で賑っている。アメマスが深場から岸寄りするのは4月半ばだが、平年よりも気温が高く推移している関係で早まりそう。

日高門別漁港.JPG

浜益海岸.JPG












 アメマス・サクラマス狙いのショアフィッシングは、どこも可能性を秘めている。まず、裏積丹の神恵内方面、表積丹の余別・野塚海岸、美国・古平の河口海岸、近場の朝里川河口、北に向かって毘砂別・浜益海岸、群別川・幌川の河口、増毛の舎熊海岸までは射程距離か。
 太平洋側は日高門別漁港、苫小牧東港の発電所前や一本防波堤、元町海岸や糸井海岸、白老のウヨロ海岸などが上げられる。もう少し足を伸ばせるのならば、長万部漁港や日高の幌満川河口なども期待が持てる。

写真上左:河川の雪代が終わるまで、多くのアングラー集まる支笏湖、同上右:陽だまりの中でサーフフィッシングが楽しめる苫小牧・元町海岸、同下左:港内でもサクラマスの期待が持てる日高門別漁港、同下右:サクラマスの有力なポイントとして浮上している浜益海岸









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2015年03月01日

3月のトラウト釣場案内

 いよいよ3月に入った。海専門の釣人は1年中活動しているが、渓流や湖などが対象のアングラーは、水ぬるむこれから初釣りを行う人も多いのでは。例年と比べて暖かい日が続いていて雪解けが進んだことから、河川では早くも雪代が始まっている地域も。

 この3月に、札幌から3時間圏で鱒類の釣りのできる釣場を上げてみた。1月から釣れている海アメマスは、表積丹の余別海岸、野塚海岸、入舸漁港、美国漁港・小泊海岸、古平川河口、余市川下流域に、浜益や幌、郡別など雄冬方面の海岸。南は、苫小牧東港や元町海岸、日高門別漁港や日高門別川の河口海岸。
@苫小牧東フェンス前.jpg

A積丹野塚海岸.jpg










 シーズンに入ったサクラマスは、このいずれの海岸でも釣果が期待できる。特に、美国・小泊海岸、古平川河口に小樽・朝里川河口、苫小牧・元町海岸、白老・白老川河口海岸、そして浜益川の流れ出る浜益海岸などが有望。
 新しいポイントとして薦めるのは、朝里川が流れ出る朝里川河口と浜益海岸。いずれも鮭釣りポイントで、浜益海岸は秋に河口規制されるが、この時期は関係がない。ただ、朝里川河口は、ポイントが狭い関係で混雑が予想される。浜益海岸は、河口の両サイドのほか毘沙別川河口も期待できるという。

 瀬棚や島牧、長万部、熊石など遠出をすればさらに広がるが、3時間圏内では上記のショア、漁港が無難。私のブログにもいくつかの海岸での釣行紀を載せてきたが、他のアングラーの釣行も確かめて。特に苫小牧や白老、日高などは、運送屋さんの「苫小牧近郊運送屋の釣り」(http://ameblo.jp/akabousunrise/)や、アキ缶さんの「アキ缶の修行釣行」(http://ameblo.jp/akikan20/)が非常に参考になる。

 湖は、支笏湖南岸の美笛川やニナル川河口、苔の洞門、虹鱒橋・姫鱒橋、トンネル下などポイントも多彩だが、狙い目はやはり美笛川河口。また、この時期から丸駒温泉下へのアングラーの釣行が目に付く。洞爺湖も川の流れ出しがポイントで、特に大型サクラマスで有名な財田川河口はアングラーが絶えない。

 渓流釣りを中心とするフライフィッシャーにとっては、まだ本番からほど遠い。基本的には、雪代が終わってからシーズンを迎えるが、雪代の起きない河川ではやまめや虹鱒、岩魚釣りを堪能できる。
 これまでブログに掲載してきた苫小牧川、小糸魚川、錦多峰川ほか、白老・アヨロ川、ウヨロ川、千歳・ママチ川などは雪代の心配がほとんどない。しかし、当然ながら熊が冬眠から目覚める時期でもあり、単独行や深追いはできるだけ避けたほうがいい。また熊鈴や音の出る機器の装備も必要。
 最後に、千歳川の長都大橋を中心とした中流域では、鮭の稚魚を狙ったブラウントラウトの動きが活発となり、例年3月から5月にかけて大型ブラウンがあがっている。橋の上下流100メートルで釣果が高い。

写真上左:苫小牧東港のフェンス前の釣り風景、同上右:積丹・野塚海岸でのアメマス釣り、同下左:浜益川の右海岸の全景、同下右:支笏湖丸駒温泉下のポイント

B浜益海岸.jpg

C支笏湖丸駒温泉下.jpg









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2015年01月26日

「天気晴朗なれど、魚信なし」

 年初の釣果目標を海アメマスかサクラマスに絞って日本海、噴火湾と4度釣行した。その経緯は、ブログに掲載したとおり、未だ達成できていない。4回と言っても、実際には1日に2〜3箇所のポイントを移動しているために、行った釣場は10箇所を越える。噴火湾では、苫小牧・元町海岸、苫小牧東港、日高・門別川河口海岸、門別漁港、日本海は美国・小泊海岸、美国漁港、積丹・野塚漁港など。

 5回目となる今回、意をあらたにして出向いたのは積丹半島の東海岸。半島付け根の古平川河口、美国・小泊海岸、そして積丹・野塚野営場下の野塚海岸。まず赴いたのは古平川河口。この場所は前回も入釣を考えたが、河口が雪捨て場と化していたほか、波も高く見送った経緯がある。
 古平川はやまめや岩魚、虹鱒、アメマスの豊富な魚種に恵まれており、さらに河口海岸は秋には鮭を狙う釣人で一杯になる。冬から春にかけても、アメマスやサクラマスが期待できるだろう、という目論みから。
 ほとんど風がなく、古平川河口の流れ込みを挟んで岸に10メートルほど立ちこんで、ミノーやジグを投じた。しかし、潮の加減かこれだけ良いコンディションにも関わらず、魚の気配はしない。
写真1.jpg

写真2.jpg












 結局、2時間ほど粘った末、積丹半島の先端の野塚海岸に向かった。時間は午前11時を過ぎていたが、野塚野営場の駐車場には10台近くの車が止まっていた。海岸を見渡すと砂場のワンドに点々と釣人の姿が見える。いずれもルアーを用いている。波はこの時期としては珍しく凪いでおり、俄然やる気が出てきた。 
 この野塚海岸は、札幌から3時間ほどで来ることができる。島牧への6時間近くの釣行を考えたら、時間のない釣人にとっては貴重なポイントといえる。

 野塚海岸では、風が弱いことからライトタックルでも28グラムのジグを80メートルちかく飛ばせる。初めに用いたのはブルーのメタルジグ、次いでピンク、赤金のジグミノー、7センチのイワシカラーのミノーと、できる限り多くのルアーを用いて、あたりルアーを探った。しかし、ここでも魚の気配はしない。他の釣人にもアメマスが上がっている様子はなく、昼を過ぎてから一人二人と海岸を後にする。
 新聞等の情報に寄れば、きびなごなどの餌釣りでそこそこ上がっているようだが、ルアーでは数えるほどのようだ。まだ、本格的な岸寄りとはなっていないのだろうか。

 ここでも2時間ほど粘った末に、帰りがてら美国・小泊海岸に立寄った。小泊海岸は、古平川河口や野塚海岸以上に凪いでいた。昨年の釣り納めにこの海岸でアメマスを2匹あげたが、この場所で今年3回目となる釣行も実ることが無かった。サクラマスが本格化するまでの間、サーフフィッシングは控えたほうがいいのかもしれない。


写真上左:古平川河口海岸。秋には鮭釣りの釣人で一杯になるが、冬は何が釣れるのだろうか、同上右:積丹・野塚海岸では、平日だというのに多くのルアーマン海アメを狙っていた、同下:波と風がなく、コンディションは悪くない美国・小泊海岸だが、魚の気配がしない

写真3.jpg













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2015年01月13日

今年2回目の釣行も惨敗

 今年2回目の釣行先として、昨年の釣り納めをした美国川河口海岸に赴いた。今年初の釣行は、季節を迎えた海アメマスと「あわよくばサクラマスも」という下心から苫小牧・元町海岸に出向いた。その結果は1月10日付けのブログに掲載したとおりの惨敗で、初めから苫小牧東港の火力発電所前に向かえば、第1号の海アメを手にしていたかもしれない。

 そんなこんなで、苫小牧では悔しさの残る釣行となったことから、そのリベンジと今年の第1号を是が非でも手にするために、美国川河口海岸の釣行を決めた。ただ、今回は美国川に行く途中にある古平川河口に立ち寄った。

 古平川河口海岸は鮭釣りの穴場として知られており、冬から春にかけてはアメマスやサクラマスも結構あがるという。特に、河口にあるプールでは、冬でも何かしらのトラウトが期待できそうな雰囲気が漂っている。美国川河口海岸と決めていたものの、「釣場が確保できるのならば、古平川河口に腰を落ち着けてもいい」という浮気性がもたげた。
しかし、河口に着いて見ればプールは結氷、川の両サイドは雪捨て場と化しており、とても釣りのできる状況ではない。そんな中でも海岸で3〜4人がサーフィンを楽しんでいたのには驚いた。
写真1.jpg

写真2.jpg













 結局、目的の美国川河口海岸で、ライトタックルでのルアー釣りを行なうことにした。海岸にはルアー釣りの2人組の釣人と、大きな波が寄せる海岸の外れにサーファーが1人、そして、坊主頭が沖合い80メートルほどの海面にチラチラ見えている大型のアザラシかトドらしきものがいた。この狭い海岸で、1匹でも海獣が居ついていれば、魚は警戒してワンドに入ってこないだろう。海獣は、岸から80メートルのラインを崩さず、沖合いを右に左に泳いでいる。

 できるだけ、海獣から離れたところにジグやミノーを投げ込むが、開始から2時間が経過しても魚の気配はない。2人組のルアーマンにもアタリはなく、しばらくして2人は美国川の河口を覆う導流堤に場所を移した。その後も、海獣は沖合い80メートルラインを動こうとしない。せめて、どこかに立ち去ってくれれば希望が湧くのだが。
 ということで、今年2回目の釣行も惨敗に終わった。そう簡単に初日が出そうに無い予感がしてきた。
写真上左:美国川導流堤から美国漁港側を見た、同上右:波の合間に姿を見せる海獣のために美国川河口海岸の釣りは惨敗に終わった









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