冬でも釣行できる札幌近郊の湧水渓流 : ホラー好きのフライマン
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2019年11月11日

冬でも釣行できる札幌近郊の湧水渓流



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ドライフライに虹鱒やブラウンが

 道内の渓流フライ釣行は、ほとんどのアングラーが気温低下の著しい10月末から11月初旬にかけて納竿。翌年の春先まで冬眠状態で過ごす。
 そこで、自分のように1年中フライ釣行を行いたいと願う者は、湖や本流、サーフでのウェットフライに向かうことになる。
しかしショアや本流でのフライ釣行は、慣れ親しんだ渓流フライとは全くの別物。ガイドの凍りつく寒気厳しい中での釣行を好んで行うアングラーは極一部に限られている。

 こんな修験僧のような厳しい釣行は自分には無理。それでは、冬でも寒さを気にせず竿の出せる場所はないのだろうか、と思いついたのが本州の釣り雑誌に掲載された、伏流水や湧水でのドライフライ釣行。

 冬でも水温が7℃を下回らない河川では、ドライフライも可能なはず。また道内の釣り専門のブロガーが、実際に真冬でもドライフライで釣り上がる記事を見てその確信を得た。

 問題は、そうした湧水河川や伏流水の流れ出る渓流が何処にあるのかということ。山麓が源流の渓流ではなく、平野や湿地帯から流れ出る渓流を中心にブログの釣行記を検索。
 その結果、以下の渓流に辿り着いた。苫小牧郊外の錦多峰川、その隣を流れる小糸魚川、苫小牧川、支笏湖周辺のママチ川、紋別川、勇払川、尻別川支流の真狩川等々。
この他、まだ釣行していない河川は多く残されているが、自分が入渓した河川だけを何回かに分けて案内しょうと思う。初めは支笏湖周辺の4渓流。

 千歳川支流ママチ川


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 この川は、千歳川の合流点からヒメマスふ化場までの下流域、ふ化場から林道ゲートの中流域、ゲートを越えて源流に向かう上流域とポイントが分けられる。
 下流域は、水流も多く蛇行した流れの淵にブラウンの型ものが潜んでいることが多い。しかし、入り易い地形から他の入渓者との競争が激しく、誰も入渓していない朝まず目や夕まず目が狙い時となる。
 中流域は幾分蛇行は少なくなるが、相変わらず入渓者が多くて入渓するタイミングを間違うと全く釣果を得られないこともある。
 自分は、好んで上流域のイケジリママチ川やママチ川本流に向かうが、釣り上がるにつれて水量が減少。ブラウンよりも小さなヤマメが多くなってくる。また熊の出没が激しく、いつも糞がそこかしこに見られる。
冬期間は、ふ化場から先は除雪していないために通行は不可。上流に行くには川を釣り上がるしかない。

 千歳川支流紋別川

 直接第4ダムに流れ出るので、本来的には千歳川の支流ではない。入渓するには、恵庭・盤尻か恵庭市営牧場、千歳・サケマスセンター横の3カ所のゲートのいずれかから。
 林道ゲートはいつも鎖錠されているが、伐採作業業者や山菜採りが鍵を開けていくことが多い。流域は長くはないが、第4ダムに近い紋別1号橋や2号橋付近よりも3号橋、4号橋で釣果が上がる。
 ほとんどがブラウンで、40センチ級も多い。7号橋付近ではアメマスや岩魚も確認できるが数は少ない。ゲートで通行が規制されているために入渓者は少ないが、その分熊への恐怖が高まる。
冬の釣行は、林道が除雪されていないことが多く、雪をかけ分けての入渓となる。実際に釣行できるのは雪の積もる寸前まで。
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 苫小牧川

 この川は、河口から高岡の水源地までの下流と、水源地から丸山遠見の源流域までの上流に分けられる。上流域に入るためには口無沼に向かう林道か、国道276号線沿いにある鉄塔の下から。
 林道経由では、水源地近くまで車で通行できるが、冬期間は閉鎖される。このため、冬期間は鉄塔下の崖を下って入渓するしかない。
50〜60メートルほどの崖を下ると、蛇行した苫小牧川が見えてくる。下流に向かうと水源地、上流は倒木で作られる淵の多いポイントが現れるために、釣り上がる者が多い。実際に、水源地まで釣り下がっての釣果はほとんどなかった。
 ヤマメも棲息していると聞いているが、これまで虹鱒しか釣ったことがない。
 崖の下を流れる川は、蛇行を続けて次第に細くなっていく。回りが鬱蒼とした森のために熊への恐怖が高まる。絶対に熊よけグッズが必要な渓流だ。
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 勇払川

 ウトナイ湖に流れ出るこの川は、上流域で勇振川と植内川に分かれる。本流の勇払川にはヤマメや虹鱒が棲息、支流の勇振川も同じような魚影だ。ただ、水源地から上流はほとんどが虹鱒だが、前回の釣行で初めてヤマメを釣った。
 この川に入渓するには、国道276号線沿いにある林道ゲートを潜り抜けるか、アッペナイ水源地のゲートからとなる。ママチ川の林道ゲートからも入っていけるが、いつも鎖錠されており、確実に入渓するにはアッペナイ水源地だろう。
 蛇行を繰り返す上流の水源地までの流れは、いかにも魚が棲息しているように見えるが、多くの釣人が入っているために、極端に魚影は薄い。水源地上流の大渕や流れの太いポイントも、見かけによらずアタリは少ない。今回初めて上流に入渓したが、釣人の入った形跡が薄く、虹鱒のアタリは多かった。
 支流の植内川は完全なブラウン河川。勇払川本流と比べても穏やかな浅い流れが続く。ポイントが少ないほか、魚影自体も薄く感じる。
 いずれの川も、ママチ川と同じ森の中を流れており、当然熊への警戒を怠ってはならない。
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写真@ママチ川上流の流れAB紋別川の晩秋の流れ。同川でヒットした40センチ級のブラウンC崖の上から見た苫小牧上流の流れD蛇行を続ける勇払川の流れ

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