紋別川でブラウン40センチなど好調 : ホラー好きのフライマン
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2018年11月19日

紋別川でブラウン40センチなど好調



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 林道内のゲート閉鎖で冷や汗


 少し古い話だが、仕事連休2日目の11月15日に向かった先は千歳川支流の湧水河川・紋別川。当日の現地の気温は午前7時段階で7℃だったのに対して、水温は8℃と、ドライフライを行うには問題ない状況だった。
 今年最後のフライ釣行としてこの渓流を選んだのは、釣果の可能性が高いことから。とは言っても、釣れるのはブラウンかアメマスに限定されるが。
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 紋別川の釣行は今年5月以来だが、環境はそう大きく変わっていないはず。その時の釣果は、17センチから30センチのブラウンが7匹で、40センチオーバーもいるのでは、との見当をつけて釣行に臨んだ。

 というのも、この川は林道経由でなければ行きつけない場所にあるため。林道入口は、いつもゲートがダイアル錠で閉ざされており、春と秋の山菜シーズン以外は一般の人間は立ち入ることができない。

それも、立ち入った者が敢えてゲートを開けっ放しにした時に限られる。そうしたことから、これまでのように自由に立ち入ることができなくなった分、川の保全は守られることになる。
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 今回は、山菜取りの人たちが恵庭側ゲートのダイアル錠を開けたまま入場したことで、自分もその後に付いて林道に入った。
 目的のポイントは、これまで入ったことのない場所。そこは林道から川筋が見え隠れし、いざというときの逃げ道が把握できるのでは、との考えから。林道のあちこちに熊の糞が残されている。その熊との遭遇が十分に予想されるので、安全第1に場所を選んだ。

 入渓は、この川に架かる何番目かの橋の下から。水量は2〜3日続いた雨のせいか、いつもよりも多く流れも早い。強い流れに逆らって遡行を開始したが、水量が多すぎて流れ出しや落ち込み、倒木、淵などのポイントが見つからない。

 200メートルほど釣り上がってようやく倒木が現れた。せっかくの場所なのに#8のカディスに反応しない。さらに、落ち込みと小淵でも沈黙が続く。
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 最初にアタリがあったのは、入渓から40分ほど経った、上流に倒木のある流れ出しから平瀬に替わる場所。流れの途中でフライを銜えたが、すぐに吐き出した。その魚は頭だけは確認できたが、有に30〜40センチはあったと思われる。

 この場所からようやくアタリが出始める。最初のアタリから10メートルほど上流の流れ出しで、この日初めてのヒット。25センチを越えるブラウンだった。

その後も、上り詰める毎に淵や倒木裏、水深のある平瀬からブラウンが飛び出す。
 特に倒木下の淵でヒットしたのは、この川では自己最長の40センチに少し欠けるサイズ。これは、珍しくスケールで計測して確認した。
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 どれだけ遡行しただろうか、時間は11時を回わり入渓から4時間が経過した。相変わらず川から林道が見え隠れするが、走る車もなく鹿の鳴き声だけが響き渡る。

だが、林道は次第に遠ざかっているようで、不安に駆られる。この先はザラ瀬が続いているようなので、アタリは難しいだろうと遡行を諦め、林道に一番近い場所まで戻る事にした。

 ここまでの釣果は、40センチ余りのブラウンが3匹と、20センチから26〜7センチが4匹。数はともかく、サイズは予想していたよりも大きかった。
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 なぜ林道を走る車がなかったのか、後で分かった。
 紋別川の1号橋から千歳川に向かう林道筋に、新たにゲートが設けられていた。自分が通過した午前7時頃にはゲートが開いていたが、釣り終えて車でゲートに差し掛かると、ゲートはシリンダー錠で施錠されて通行できなくなっていた。

 ゲートの向こう側には釣人らしい2台の車が駐車、通り抜けできないので車を置いて歩いて紋別川に向かったようだ。

 ゲートに示された森林事務所に連絡して、鍵を開けてもらったのはそれから2時間後。
この時期は鹿の狩猟が解禁されており、猟師に獲物と間違えられて撃たれないよう、安全のためにゲートを閉じているとのこと。
 なので、釣りばかりではなく、山菜取りの方々もゲートが閉じられていたら、安全のために引き返すのが賢明だろう。
 
 ゲートのシリンダー錠はこの時期、午前9時に閉められることになっているという。もう少し現地入りする時間が遅れていれば、計画していたポイントには、林道を長い時間歩いて行くことになったはず。あるいは、諦めて別の場所に行ったのかもしれない。

 今年の渓流フライ釣行は今回が最後となりそう。12月からは舞台を海に替えて、海アメマスとサクラマスのショアトラウト釣行を開始する予定。ショアトラウトの釣果情報をお届けしたいと考えている。
 でも、札幌ではまだ今日(19日)段階でも初雪は観測されていない。もうしばらくドライフライ釣行ができそうな気もするのだが・・・。

写真@A紋別川の流れ。水量があり水圧も予想外に強いB上流に向かって倒木や流れ出しなどのポイントも多くなるCこの日最長40センチ級ブラウン。珍しくスケールで計測してみたCE同じようなサイズのブラウン。この場所にはアメマスの姿は見えなかった

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この記事へのコメント
souさん、こんばんは!
souさんは、ママチ川や紋別川に近いところに住まわれているのですから、今年はまだまだ釣行が可能だと思います。千歳川についても、今時期のほうがブラウンが活性化しています。
もうすこし粘ってみては。
一緒に釣行できる日が早く来るよう願っています!
Posted by bukki at 2018年11月24日 19:09
こんにちは!
紋別川イイですね!
この時期のフライで釣っちゃうのですから流石です。
もうドライフライは無理ですかね?
型物のブラウンもカッコイイですね!
僕も来シーズンは紋別川に足を運ぶかもしれません。
僕の方はもう納竿しましたよ〜
来年もよろしくお願いします!
Posted by Sou at 2018年11月24日 13:23
kojiさん、お久しぶりです!。
いよいよ、浜益や美国でkojiさんとお会いできる日が来ました。楽しみにしております。

今回、鹿と間違えて撃たれた森林保安職員の方は、私がゲートに閉じ込められて助けを求めた時に、電話で応対してくれた方かもしれません。ニュースで知った時には、まさかと思いましたが、記事の話が本当になるとは。
心からご冥福を祈ります。
Posted by bukki at 2018年11月21日 06:44
いよいよ淡水のトラウトシーズンも残り少なくなってきましたね、もう少し頑張りたいですが寒さに弱い私には辛い時期です。

bukkiさんが懸念されていた事故が今日恵庭で起きてしまいましたね、ニュースでやってました、残念です。
Posted by koji at 2018年11月20日 21:49
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