鮭釣り横目に石狩北部の渓流へ: ホラー好きのフライマン
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2017年10月10日

鮭釣り横目に石狩北部の渓流へ



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 魚道のある堰堤で上流でもやまめの姿

 現役を引退してから開始した私のブログには、道央圏以外の釣行先はほとんど載せていない。しかし、ブログを始める前のまだ第一線で働いていた頃は、出張の多い仕事にかこつけて十勝や道東の河川によく出掛けた。とくに、白糠の茶路川や十勝の戸蔦別川、音更川、遠軽近辺の丸瀬布川、武利川は年平均で2回以上は訪れているはず。
 それ以外の道東河川にもよく釣行した。それだけ釧路や北見、帯広への出張が多かったからだが。

 現在の釣行先は、日帰り圏内を基本としているために、ブログにこうした十勝や道東の河川の釣行記は載せることはないが、当時の釣行を懐かしく思うことが多い。
 現在の釣行先は、後志の積丹から胆振の白老、日高の静内そして石狩北部の浜益など、ほとんど札幌から2時間以内の地域。
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 この中で、積丹や浜益はショアトラウト専用で、渓流釣りというジャンルで括ると、白老と静内が一番遠い釣行先となる。
 こうした釣行先から、新たな渓流釣りのポイント開拓のために、今回石狩北部の渓流に釣行した。

 石狩北部には、大河の浜益川を始めとして濃昼川や毘砂別川、幌川、群別川、千代志川、床丹川などの日本海に流れ出る河川が揃っている。いずれもやまめの棲息する川で、河口には春先サクラマスが回遊する。そのためか、それぞれの河川の河口に鮭を狙った多くの釣人が押し寄せる。

 さて、9日の釣行先は、サクラマスの遡上を阻害してきた堰堤が改修されて、新たに魚道の設けられた小河川。どの区域まで堰堤が改修されたのかは確認できなかったが、かなり上流までやまめが棲息しているのは確か。魚道のあるなしで、こうも魚影が異なるのか、という面で随分勉強になった。

 入渓地点は、新たに魚道の設けられた堰堤の下。雨が続いたせいか、水量は少し多いようだ。落差と曲がりが交差する、早い流れの平瀬に大型カディスを流す。すぐに、フライを銜えることのできない小さな魚が反応する。
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 階段状の堰堤を登りきると、大岩、小岩で築かれた山岳渓流の景観が広がり、上流には新たな堰堤が確認できる。普通ならば、堰堤と堰堤の間の区間は極端に魚影が薄くなる。
 しかし、魚道が設けられることによりしっかりと魚が棲息。流れ出しの下にフライを流すと、今日初めてのヒットは10センチほどのやまめ。「これがこの川の限界か」と釣り上がる。暫らくして現れた、大きな落ち込みの下から強烈なアタリ。上がったのは尺に欠ける岩魚だった。
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 その後も大小のアタリは続いたが、やまめと岩魚の棲み分けが明確ではない。早瀬から岩魚が飛び出たり、淵の脇からやまめのアタリがでるなど、面食らうことも。
 入渓地点から1キロほど遡上して堰堤をクリアー。本来は、ここまで来るとやまめの姿が見えなくなる場所だが、岩と岩との間の落ち込みから、この日最大の20センチあまりの錆の入ったやまめがヒット。その後もやまめと岩魚が交互に飛び出る。

 入渓から3時間が経過、周りは段差のある流れと、大岩で構成する完全な山岳渓流の様相。海岸の鮭釣りの様子を見るために、ここで脱渓。そこから先の上流は確認できなかったが、堰堤があったとしても魚道が設けられていれば、魚影が保たれているだろう。
 魚と川を守る取り組みに感謝、久しぶりに堪能できた渓流釣りだった。

 なお、浜益川は別として、濃昼川や毘砂別川、幌川、群別川、千代志川、床丹川のそれぞれの河川の河口に多くのアングラーが押し寄せたが、ヒットした姿は見ることができなかった。それにしても、幌川河口にあれほどの釣人が集まるとは。

 写真は@魚道の設けられた堰堤。サクラマスの遡上が可能となり、堰堤の上流でもやまめが多く棲息A堰堤を越えると完全な山岳渓流の様相Bこの日一番のやまめと岩魚

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