ペーペーナイ川上流で型もの岩魚: ホラー好きのフライマン
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2016年07月25日

ペーペーナイ川上流で型もの岩魚



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 熊の気配ただよう京極ダム周辺

 尻別川支流の中でぺーぺナイ川への釣行頻度は、オロウェン尻別川と並んで、他の支流を圧倒している。それもこれも、上流に棲息するというオショロコマ見たさから。
 ぺーぺナイ川上流域は、京極ダムの建設に伴って長期間に渡って一般車両の通行止めが実施されてきた。それが昨年5月に解除された。当然、それまでの長い期間、上流に釣人は立ち入ることができなかった。

 通行止め解除を機に、ぺーぺナイ川上流域に昨年は、6月から3回訪れた。上流に棲息する魚が、釣人の存在を知らずにすくすくと成長しているはず、との期待から。しかし入渓後、そんなに甘くはないのがすぐに分かった。釣行ルートは、ダムのインレットからぺーぺナイ川上流を遡行、上流で合流する高台川を目指した。
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 まだ雪代が残っていたこともあり、6月は1匹の魚も見ることができずに退散。7月は雨の後ということで増水状態で、川に降りることさえできなかった。
 ようやく釣果があったのは9月中旬。林道を1時間近く歩き、辿り着いた堰堤の上流で、念願のオショロコマを手にした。この時のオショロコマは、小さな型ばかりで、今ひとつ満足感が湧かなかった記憶がある。

 今回も昨年9月に辿ったルートで入渓しようと、徒歩で林道ゲートを越えた。不思議なことに、あれだけ散見した熊の糞が今回は見当たらない。それでも、勢いよく熊鈴を鳴り響かせる。確かこの辺と、崖を下り谷底に流れるペーペーナイ川上流に立ち入った。
 そこから100メートルほど上流に堰堤が見え隠れする。前回入った堰堤だろうと、釣り上がった。川は、大岩小岩と流れだしや落ち込み、カタや淵、平瀬が連続する流れの早い山岳渓流。

 それらのポイントに、ドライフライを打ち込みながら上流を目指す。目的地はあくまでも堰堤の向こう側で、この地点では釣果を余り期待していなかった。
 というのも、昨年6月に入渓したところからほど近いポイントで、その時は一度もアタリがなかったことから。

 ところが季節の違いなのか、3投目に流したドライにアタリがきた。オショロコマを期待したが、上がったのは10センチほどの岩魚。そこから堰堤までの区間、20センチを筆頭に5匹ほどの岩魚がヒットした。そして、この堰堤を越えるとオショロコマの棲息する流域だ、と堰堤を上ると、見たことのない景色。(後で、地図を確認したところ、目的の堰堤はここからさらに300メートルほど上流だった。)
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 多分、ここは堰堤と堰堤の間に位置する流域と推測。ということは、あまり釣果は期待できないだろう、と初めから諦めモード。戸惑いながらも、釣り上がるしかない。ロッドを振リ続けて10分後に、思わぬアタリ。堰堤の下流よりも、一回り大きな岩魚がヒットした。
 こんなところにも魚が棲息していたことに驚いたが、理由はすぐに分かった。右側から支流が流れ出ていた。この川が岩魚の供給源で、高台川だろうと見当をつけた。

 この高台川の流れだしが作る淵にドライを流すと、ヒットはしなかったが2度にわたり大きなアタリ。さらに上流に釣り上がったが、次第にアタリが少なくなってくる。そして、上流に見えてくるはずの、最後の堰堤が見えてこない。それよりも、両脇に迫った深い藪が気持ち悪い。

 一度入渓地点まで戻り、林道を経由して、再び上流を目指すことにした。その途中で、先ほどの淵に#10のカディスを流して逆引きしたところ、この日最長の岩魚が竿先を揺らした。引き上げてみると、白い斑点が目立つ尺越えの岩魚。
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 型ものを目に、それならばと釣り下ることにした。入渓地点までは、さすがにアタリは少なかったが、その下流では小さな岩魚のヒットが相次ぐ。
 結局、この日はオショロコマを諦めて、型もの狙いに変更したが、先ほどの尺越え岩魚を上回るサイズはヒットしなかった。 今回入渓した流域は全体のごく一部。上流には、思いも寄らない大物が潜んでいるのでは。それを狙って、再度訪れてみようと考えている。

写真は山岳渓流の様相を強めるぺーぺナイ川上流域と支流の高台川、この日最長の尺越え岩魚

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