積丹・珊内漁港での貴重な体験: ホラー好きのフライマン
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2016年05月14日

積丹・珊内漁港での貴重な体験



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アメマスは川を遡ったのか?

 珍しく2日間の休み。さてどこに行こうか、と考えて結局は積丹の先端へ。釣果という面では、10日に釣行した浜益海岸が無難だが、全く魚の気配がしなかった前回5月6日の釣行から、どのように変化したのか知りたくて、積丹の余別と来岸海岸を選んだ。また、ショアトラウトばかりではなく、ジグでホッケを狙うことも目的。
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 6日の積丹釣行は、他の釣人の釣った様子もほとんど見ることがなかった。辛うじて確認できたのは、来岸の外海でウキ釣りをしていた人が上げた、40センチ前後の魚だけ。
 それ以外は、余別川海岸、野塚・西河海岸、幌武意漁港外海、美国・小泊、古平川河口など、ヒットシーンは確認できなかった。
 原因は、ホッケの岸寄りの遅れやアメマスの絶対数の減少、そして道南でのイルカの大量出没の影響などが考えられる。
 サクラマスについては、逆に早い段階から好調なのかもしれないが、何しろ回遊魚。粘るしなかない。

 午前3時に出発、目的地の来岸海岸までは、余市と蘭島の間にあるフゴッペ川の河口で2人、古平川河口では4、5人が竿を出していたほか、美国の小泊海岸にもエネオス下で1人が熱心にルアーを打ち込んでいた。

 また、余市から古平に向かう沖村川河口や、来岸漁港手前の幌内府川河口といった、穴場的なポイントにも釣人の姿が確認できた。しかし、サクラ狙いならば、その手前のポイントで十分なのか、野塚海岸や西河海岸には誰もいない。

 来岸漁港は、漁港管理者名で港内での釣りの自粛を求める看板が設置されるなど、本格的に規制を行っているようだ。
 ただ、漁港の外海は対象外。いつものようにテトラポットを下りて、岩場に場所を据える。その時点で、外防にはホッケを狙っているのか3、4組の釣人が竿を出していた。
 きびなご餌のウキ釣りと、ホッケもヒットできるような、小さめのメタルジグの付けたルアーロッドを揃えてスタート。

 陽はぐんぐん昇り、6時時点で気温は15度を越えたようだ。うねりはあるものの、外海は凪に近い状態。ただ、10m先に投じたウキは1時間たってもピクリともしない。
 外防の釣人も、このまったりとした時間を持て余しているようだ。当然、ルアーにもアタリはこない。2時間経ってもこの状態が続いて、撤退を決めた。

 次は余別漁港の内防波堤から外海を狙うことにした。
 防波堤には投げ釣りの先客がおり、逆方向に足場を据える。来岸漁港とは異なり、投げ釣りの竿にはホッケが頻繁に掛かる。潮通しの差なのだろうか。
 一方、こちらも余別川海岸方向に向けて、来岸と同じウキ釣りとルアーロッドをセット。ウキ釣りには頻繁にアタリが来て、ウキが何度も消し込む。しかしあわせると、餌のきびなごは付いたまま。海底をよく見ると、小さな餌取りがうじゃうじゃ。
 2時間ほど粘ったが、狙いのショアトラウトやホッケは一度もこなかった。
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 時間はすでに昼近くになった。思案した挙句、珊内川と神恵内方向にハンドルを切る。そして珊内川河口は、いつものように大波で竿を出すことが難しい。
 ならば、珊内漁港にアメマスやサクラマスが入っているのでは、と港内の舟揚場そばの岸壁から小型スプーンを投じる。
 そのスプーンに、放流したばかりか、あるいは川を下ったばかりなのか15センチ前後のサクラマスの子供がヒットする。
 
 よく見ると、港内はサクラマスの子供で一杯。こちらの狙いは親サクラとアメマス。子サクラがくわえることのできない大型のスプーンに代えても、スレでかかる。
 しばらく海面をのぞきこんでいると、地元の漁師の方が、手に持った竿に付けたルアーを不思議そうな顔で見る。

 その人に「港内にはアメマスは入っていないようですね」と話を聞くと、「もう川を上って、海にはいないよ」との答え。ついでにサクラマスのことを聞くと「つい最近まで港内にもいたが、外に出てもういない。狙うならば防波堤の外がいい」と教えてくれた。
 そして港内での子サクラについて、「一度人の手に触れた、体力のない小さな魚は、海に帰してもすぐに死んでしまう。だから釣ってしまったものは、持って帰った方がいい」という。

 その話を聞いて港内での釣りをやめた。そして場所を防波堤に移す。
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 海面から10m近く高い、防波堤の上からは海底が丸見え。すぐ下で、子サクラが群れを成して泳いでいく姿がはっきりと見えるほか、時折大型のサクラマスが小魚を追いかけて跳ねるシーン、海底を4、5匹群れを成している姿が手に取るように分かる。

 ただ、折からの強風が足元をすくう。狭い防波堤の上に立っていて、足を踏ん張っていても飛ばされるのではと、恐怖を感じながらルアーを打ち込む。
 一度、サクラマスがボイルした付近でアタリが来たが、すぐにルアーは跳ね飛ばされた。そして、児サクラよりも若干大きめの子サクラがルアーにスレがかりする。
 あたり一面で子サクラの跳ね回るこの海岸は、サクラマスの楽園なのかもしれない。

 結局、本来の目的は達することはできなかった。しかし、こうした場所を発見できたことや、新たに教えられたことを感謝したい。

写真は、上から初めに入った余別漁港外海の様子、珊内漁港の港内の模様、漁港防波堤からみた海岸の様子。海面から10mほどの高さにあり結構怖い


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この記事へのコメント
アラジンさん、釣行お疲れ様です!
表積丹はどうしたのでしょうか。アメマスの姿が消えて、サクラだけが頼りとなりました。
それも、当たり外れが大きいようです。
かえって、アラジンさんの地元の塩谷川河口やフゴッペ川河口、朝里川河口がおもしろいかもしれません。一度、釣行されてはいかがでしょう。
嬉しい釣果を待っています!!
Posted by bukki at 2016年05月15日 13:41
13日に古平〜美国〜野塚と行ってきましたが誰もあげていませんでした。今年は当たり年だそうですが、なかなか釣れません(笑)
Posted by アラジン at 2016年05月15日 08:35
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