長流川中流と支流・徳舜瞥川に釣行: ホラー好きのフライマン
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2015年08月24日

長流川中流と支流・徳舜瞥川に釣行




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 本流にブラウントラウトが棲息

 旧大滝村から北湯沢温泉、蟠渓温泉に沿って流れる長流川の中流域と、支流・徳舜瞥川に釣行した。
 長流川本流での釣行は5〜6年ぶりで、その当時も北湯沢温泉郷の久保内ダムと支流の徳舜瞥川だった。釣果は、ダム甚水部で20センチほどの虹鱒を1匹上げただけ。徳舜瞥川も上流の徳舜別橋まで上り詰めたが、フライには一度の反応もなかったという苦い経験がある。
 それなのに、長流川中流域を週明けの釣行先に選んだのは、今月初めに入渓した長流川支流・三階滝川の様子から。支流で虹鱒が好調ならば、本流でも釣れるのでは、との思いが募った。
 @.JPG
 放流事業の盛んだった半世紀前の長流川は、大型虹鱒が釣れることで知られたが、今は残った虹鱒がネイティブとなって生を繋いでいるのが現状らしく、秀でた釣果を聞くことがなくなった。だからこそ、現在の本当の様子を見たかったということもある。
 初めに入ったのは、大滝市街地の大真寺裏に架かる開拓橋。上流、下流ともに水深のある平瀬や、流れ込み、淵などの適度なポイントが作られ、魚が居ついているような雰囲気がある。
 観光名所の白絹の床は、ここから2キロ下流のホテル名水亭の付近。開拓橋の下には、多くの釣人が入った形跡があり、キャンプを行った痕が残っていた。市街地がすぐそばで、当然といえば当然か。
 上流に釣り上がると、入渓地点から100メートルほどのところに大淵が現れた。ここまでドライフライへの反応はなかったが、この淵で初めて反応した。しかし、フライは見切られて2度と出てこなかった。
A.JPG
 淵が途切れ途切れに50メートルほど続いた先はザラ瀬。この先はアタリは見込めないことから、ニンフにチェンジして釣り下った。そして、先ほどドライに反応したポイントでこの日初めてのヒット。岸に寄せると、20センチほどのブラウントラウト。この川にもブラウンが密放流されたのだろうか。
 初めに釣れたのがやまめや虹鱒ではなく、ブラウンだったということに、この川の置かれている現状が分かるような気がした。

 さらに橋から下流にも釣り下ったが、ニンフはおろかウェットフライにも反応がなく、4キロほど下流の北湯沢温泉郷にある久保内ダムに移動。ところが、久保内ダムは自分の知っている姿とは別物で、甚水部がなくなっていた。以前は、プール状態だったダム上流部が、今は一本の流れとなって下流に流れ出ている。
 その流れにドライフライを乗せ、ニンフを送り込んだが全く反応がない。仕方なく、本流に流れ込んでいる徳舜瞥川を遡行することにした。
 国道に架かる橋の下の淵は、いかにも魚の居付きそうな流れだが、ここまでの経過から全く期待感はない。その1投目に、予想外にドライに反応する魚がいた。スレているのか、何度もフライを水中に引き込むが針がかりはしない。
B.JPG
 この上流の早瀬でも、打ち込んだフライを30センチ前後の魚がくわえて吐き出す。それが何度か続いて、ようやくヒットするも、今度は岩陰に潜り込み、針を外して逃げるという高等技術を披露する。魚の種類は確認できなかったが、「もしかしたら、この上流も魚影が濃いのでは」と、一転して期待感が高まった。

 上流は完全な山岳渓流で、大岩や大淵、流れ込みなど様々なポイントが目白押し。だが不思議なもので、ルアーには好適のポイントでは、ドライフライに反応しない。
  験しに、ビーズヘッドニンフを下流に流すと、25センチほどのアメマスがヒットしたが、後が続かない。上流に架かる徳舜瞥橋で折り返し、入渓地点まで戻ったが、本流、支流ともに一筋縄では行かないことをあらためて痛感した。
C.JPG




写真@:大滝市街地そばの開拓橋から見た長流川の流れ、同A:ニンフにヒットしたのはブラウントラウト。ここにも棲息していた、同B:現在の久保内ダムの様子、同C:支流の徳舜瞥川の渓相。魅力的なポイントが続くが、釣果はいまひとつだ


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この記事へのコメント
「お年寄り」さん、コメントをありがとうございます!
そうですか、ブラウンは30年以上も前から棲息していたのですか。
昔から、長流川に入釣している釣人からは、そうした過去の話を聞いたことがなかったものですから、驚いています。そうすると、ママチ川でブラウンが釣れはじめた時期と重なります。同じように、密放流されたのかもしれません。
ただそれにしても、これまで長流川でブラウンが表面化しなったのはなぜなのか、不思議です。
Posted by bukki at 2015年09月13日 21:13
私が初めてブラウンを釣ったのが長流川です。
と言っても今から30年以上前のお話です。
Posted by お年寄り at 2015年09月13日 18:02
MAKOTOさん、お久しぶりです!
道東の釣行記、しっかり拝見させていただきました。
実にうらやましかったです(笑)
また、ちょくちょく訪問させていただきます。

MAKOTOさんと同じように、長流川を知っているアングラーは、ブラウンが棲息していることを驚くと思います。本流は夏枯れなのか、そのほかの魚はいませんでしたが、この川もいずれブラウンの勢力圏となるのでしょうか。複雑な心境です。
Posted by bukki at 2015年08月27日 19:54
bukkiさんこんばんは!
長流川にブラウンですか?! 
6月に徳舜別川に行ったんですがニジ、ヤマメが数匹でしたが魚影は薄いですね。
しかし、本流域にブラウンとは…驚きです。10年前にキャンプがてら釣りしたときには
ニジマス、ヤマメがたくさん釣れたのですが今は見る影もないですね。
釣り人の持ち帰りとブラウンの影響でしょうか…?
Posted by MAKOTO at 2015年08月27日 19:27
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