道に迷った先には・・・・・: ホラー好きのフライマン
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2014年09月16日

道に迷った先には・・・・・

 
  カーナビが定着していなかった昔は、地図を頼りに方向を確認しても、簡単には目的地に着かなかったことが多かった。特に、本人が方向音痴ならば尚更だ。地図にも載っていないような、多くの道路が交差する初めての土地では、最終的に勘に頼るしかない。しかし、何らかの力が働いて目的地に着かない、あるいは何度道を変えても目的地以外の特定の場所に着いてしまう、という経験を持つ人の話を聞いたことがある。

 ある人は、赤井川村から余市方面に出るために、何度も別の道を辿ったのに4回も出発地に戻ってきたという。またある人は、夕暮れに真狩村から札幌に戻る途中、国道をショートカットするために平行して走る村道(林道?)を走行したが、一向に国道につながる道がなく、仕舞いには羊蹄山の麓を駆け上がったという。結局、今来た道を時間をかけて戻って国道に合流したが、羊蹄山の麓では多くの光る目と遭遇するという、怖い体験をしたらしい。

 自分も、帯広近郊の清水町郊外でそうした経験がある。まだ、道東道が清水インターで終わっていた頃、芽室からの裏道を経由して清水インターに向かった。この道道は地元の人間ならば誰でも利用している。速度が出せて信号がないために、国道を通るよりも時間を短縮できるためだ。それまで幾度も利用しており、間違いようのない道だった。
 しかし、どこからか見たことの無い景色に代わり、とっくにインターが見えてもいい時間なのに、道は真っ直ぐに山の麓に延びている。後でその山が日勝峠のそばの久山と剣山だと判った。しかし、当時は道の途切れた先に大きな宗教施設らしきものがあり「何でこんなところに」と驚いた。
高王山大自然霊光院と隣接する剣山神社.JPG 
宗教施設入口案内版













 
 問題はその後だ。その場所から再び国道沿いのインターを目指すことにした。今来た道を戻って幹線に出ればいずれ国道に着くだろう、と道を変えて走行したが、結局着いたのは同じ場所。道を変えてもそれが3回続いたときは、さすがに自分の方向音痴よりも、その宗教施設との”縁”を考えた。最終的に、その道を真っ直ぐに下り、この道路の入口となる芽室まで戻って国道に合流した。そのため、いつもより1時間半も多く時間が掛かった。

 さて、その宗教施設は、大日如来と十六善神を本尊とする「高王山大自然霊光院」という。自分には確認できなかったが、この施設の下に、統一教会の別働隊とも言われている宗教法人天地正教の「弥勒の郷」があったらしい。天地正教は、この場所に宿泊施設を計画したが、当時オウム真理教の事件があって、地元・清水町では激しい反対運動が沸き起こったことは、何かの媒体で読んだ記憶がある。いずれにしても、野の仏が端座している地域信仰の濃い山らしい。本当に何かの”縁”だったのだろうか。

写真上左は大自然霊光院に隣接する剣山。同右上は大自然霊光院の案内看板















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