魚との感動的な出会い大切に: ホラー好きのフライマン
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2014年07月31日

魚との感動的な出会い大切に

  先週末は日本海側の海や川、湖が荒れた天気にたたられて、釣行を取りやめた釣人が多かったようだ。今週末は何とか天気がもって欲しい。

 私のブログにコメントを頂いている「あき缶」さん(http://ameblo.jp/akikan20/)から、7月25日に掲載したブログの「道央のやまめ河川で、餌釣り師が新子までキープする姿を見てため息がでた」との話に関連して、次のようなコメントを頂いた。
 「先日、近くのマイナー河川に釣りに入ったが、全く反応が無くおかしいなと思っていると、上流側から餌釣り師2名が降りてきて『今朝下流側から全部釣ってあるいたのでもう居ないだろ』と言ってきた。クーラーを出して見せてくれたが、ミノーサイズから30cmまでの虹鱒で一杯。2人曰く『50〜60匹は釣った』との事。こんな事では近い将来魚が居なくなってしまうのは間違いないと思い、残念な気持ちになった。その2人は『昔はもっともっと一杯居たんだけどな、ここ数年はさっぱりで魚が減った』とマジメな顔して言ってたが・・・・』

 メールでも「自分は釣った魚を食べるのも好きで、子供たちも喜んでくれるので、虹鱒なら2〜3匹程度キャッチする事も良くある。それ以上釣れても他はリリースするが、海でも川でも釣ったものは全てキャッチという人も多いと感じている。私は、何が何でもキャッチ&リリース、という事は無いが、キャッチするにしても節度をもって、と思っている」との話を送っていただいた。
 キャッチ&リリースを行う釣人の言葉を代弁していて、何も綺麗ごとだけを言っているわけではない。それだけに、文面からあき缶さんの律儀な人柄が感じられた。ネット上とはいえ、交流させていただいていることを非常に誇りに思う。

 以前、「キャッチ&リリースの意味」(https://fanblogs.jp/bukki/daily/201403/14)という話を取り上げた。「川や湖の魚は海の魚のように回復がきかない。そのことをルアーやフライを行うものは体験上理解している」との内容。私も、何が何でもリリースということでない。希少な魚、あるいは成長過程の魚は無条件で、極端に棲息数の少ない川で釣り上げた魚はリリースするが、棲息数に余力のある湖や川の虹鱒ややまめなどは、その日食べる分だけ持ち帰ることはある。

 キャッチ&リリースに関して、切掛けとなる出来事があった。
 ある年の極寒の2月、支笏湖でニンフのルースニングに60センチほどの虹鱒がかかったことがある。正月明けから通い詰めて、その年初めての釣果だった。釣れた虹鱒を見たときの第一印象は「おいしそう」だった。
鼻曲がりのいかついオスで、冬の陽に輝く銀毛が目にまぶしく、これまで見たことのないほど綺麗な虹鱒だった。そう感じた時点で持ち帰る気持ちがなくなり、静かに支笏湖に戻した。
「持ち帰って食べたら、釣ったという記憶しか残らない。しかし、リリースすれば今感じた感動を再び得ることができる」。そう思うと、キャッチ&リリースはもう理屈ではなくなった。本当のキャッチ&リリースの意味に目覚めたのはこの時かもしれない。
 餌釣りを行う人の中でも、最低限の数だけをキープしてリリースする釣人が増えているように感じる。できるだけこの輪が広がることを祈っている。

 前回記したブログのレイアウトが元に戻らず、デザインの全面変更を図りました。もう少しスキルを高めて、以前のレイアウトに戻していきたいと思っています。


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