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2022年06月26日

今季初めての白老河川釣行



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毛敷生川で型ものヤマメを狙ったが・・・

更新が少し遅れたが、6月23日の釣行先は昨年9月以来の白老河川。昨年、白老には4回ほど釣行した。しかし雨に祟られたり渇水だったりと、いつも環境は良くはなかった。
今年最初の白老釣行も、23日未明からの雨が降り続く天気の中での釣りとなった。
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白老河川とは言っても、ヤマメ狙いならば飛生川かウヨロ川、毛敷生川、岩魚ならば別々川やブウベツ川というように、釣行する川はほとんど決まった場所だけ。
ヤマメの魚影の濃さならば飛生川とウヨロ川に軍配は上がるが、型ならば毛敷生川が勝る。今回はヤマメの型ものを狙っての釣行なので、毛敷生川を最初に訪れた。

ただ、毛敷生川も本流の敷生川に劣らず多くの釣人が訪れる人気河川。なので、釣人の沢山入った土日や祭日の翌日は釣果が得られないことが多い。また、平日でも現地の釣人がよく訪れる場所なので、先行者の入らない早い時間から竿を振ることにした。
その結果、現地には午前5時過ぎに到着。小降りとはいえ未明からの雨が残る生憎の天気だが、この雨で釣り人の数も限られるだろう。

毛敷生川は流域の短い川で、敷生川に流れ出る場所が最下流ならば、入渓した場所はそんなに離れていなくても中流域にあたる。
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いつものは、この場所からドライフライで釣り上がって、魚道のある最初の砂防ダムまで目指すが、今回は雨による増水を避けることと、ウェットフライのできる場所と言うことで、300メートルほど上流にある淵までにした。
まずは、流れ出しから平瀬に変る30メートルほどの流れにウェットフライを流す。端緒の荒瀬からは反応はないが、平瀬に入った場所で小さなアタリが連発。何度かのアタリのあとで、空を飛んできたのはヤマメの新子。それもスレではなく、シルバーマーチブラウンをしっかりと銜えていた。
そして13、4センチほどのヤマメが2匹ヒットしたが、この流域は全体的に魚影が薄いようでその後反応はなくなった。

上流を少し行った場所にもドライフライに適したポイントが現れた。3年前に、この場所で20センチ前後のヤマメを数匹上げたことがあるが、今回はどうだろうか。
上流から流したフライに反応するポイントが決まっていて、それ以外からのアタリはない。
そのポイントから、先ほどと同じような型のヤマメが2匹上がったが、ここも魚影は薄いようだ。
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目的地の小渕では、昨年流れ出し横の肩で岩魚の型ものがヒットしたものの、ラインを切られる失態を犯した。
まず、その肩にドライフライを投じるが、何度投入しても反応はない。それではと、流れ込み下から瀬尻までウェットフライを流してみた。小さなアタリは何度もあるが、フライには掛からない。どうも新子しかいないようだ。
ここまで釣り上がって、ベストや帽子は雨でぐっしょり。車に戻って、直接上流の砂防ダムまで向かうことにした。

砂防ダムは思っていたよりも水量は多くはなかった。いつも、ヤマメがヒットする魚道下の落ち込みにフライを流してみたが、今日は全くの無反応。
それではと、ダムを昇った先にある平瀬で竿を出してみた。
ここも以前、型もののヤマメを手にしたことはあるが、やはり反応するのはヤマメの新子ばかり。上流100メートル先にも砂防ダムがあるが、これだけ魚影が薄いことから諦めて他の河川に移動することにした。

次の場所はウヨロ川の中流。本来は上流といっても良さそうな場所だが、ここから4キロ先に砂防ダムのある流域の長い川。だから中流域との認識で、平坦な下流と比べて完全な山岳渓流の趣き。この景観に魅せられて多くの釣人が入渓する人気スポットとなっている。
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当然、前日も何人もの釣人が入ったのだろう、期待の流れ出しや落ち込み、平瀬、淵などのポイントからは反応がない。
少し釣り上げれば魚影も濃くなるだろう、と上流を眺めていたが、雨は大粒に変わり激しさを増してきた。いくら川幅が広いとは言っても、増水の怖さは知っている。泣く泣く、今日の釣りを終えた。

写真説明@雨に煙る毛敷生川中流域。奥に見えるのは砂防ダムA期待した淵からはほとんど反応がないBウヨロ川の中流域。ここで雨が本降りになってきたC今回の釣果の一部

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2022年06月17日

余市川中流域でウェットフライ



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 型ものヤマメを逃して茫然

これまでの経験から、6月のフライ釣行は低水温で魚の活性が遅れている渓流よりも、本流でのウェットフライの方が釣果が得られることから、本流を優先させてきた。
渓流フライは7月にはいってから釣行を本格化させる考えだが、今年は熊の出没情報が異常に多く、あまり深追いしない釣行を心がけていくつもりだ。

本流フライはウェットフライが中心のために、道央圏ではどうしても広い川幅を持つ尻別川と余市川が主体。それに千歳川を加えた3河川が6月の主たる本流の釣行先だが、すでに千歳川と尻別川は初日を終え、6月16日に残りの余市川へ釣行した。
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今回のポイントは余市川中流の大江橋付近。昨年何度も足を運んだ流域だ。昨年は、雪代の終わった6月は型もののヤマメが釣れる、との話に乗せられて釣行したが、水温の上昇が遅れたことと、多くの釣人が入ったことで釣果は20センチクラスの虹鱒と20センチに届かないヤマメが数匹だけ。今回はその雪辱も兼ねている。

今季初釣行の余市川だが、16日は15日夜半からの雨が残り午前5時点でも小雨の降る生憎の天気。
入川ポイントは月見橋下流で、昨年は全くアタリの無かった場所だ。それでも入川したのは、流れがザラ瀬から平瀬、流れ出しの小渕となっている、”見た目”の素晴らしいポイントだから。それだけに多くの釣人が入っているようで、河岸には昨日らしい新しい足跡がいくつも残されていた。

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その場所から月見橋を越えた上流に、自分よりも先に入っていた釣人の姿が見え隠れしている。
第1投のソフトハックルをザラ瀬の流れ込みから平瀬に変るポイントに打ち込んだ。ダウンクロスでスウィングさせたラインをリトリーブして魚を誘う。

これを何度も繰り返しながら釣り下るが、ヤマメの新子がスレで掛かったほかは小さな反応さえない。そして小渕に着いたが、ここでも魚影は感じられない。ここまでの時間は1時間ほど。
仕方なく次のポイントの大江橋下流に入ることにした。ここもザラ瀬と平瀬が交互するが、先に記した虹鱒とヤマメがヒットしたポイントなので、少しは期待できそう。
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ところが、どう道を間違えたのか然別川の上流に迷い着いた。この上流は、昨年ドライフライで25センチ近くのヤマメを釣り上げた場所。折角だからと、ドライフライを用いて渓流を釣り上がることにした。
ただ、さすがにまだ水温が低いのか、200メートルほど釣り上がっても一度もアタリはなかった。

あらためて目的地の大江橋の下流に向かう。
月見橋下流と同じようにザラ瀬から平瀬に替わるポイントに、今回はグレートセッジを使用して流すことにした。

先ほどのポイントでの不振もあり、半信半疑でフライを流していると、ようやく竿をしならせてグイグイと引きずるアタリがきた。
暴れながら手元に寄ってきたのは、尺には及ばないものの軽く27、8センチは越えているヤマメ。

ようやく型ものが釣れた安堵して岸に引き上げる。それなのに思わぬ不幸が。口からフライを外しカメラを向けようとしている隙に、暴れて逃げられてしまった。初めからネットを用いればどうということは無かったはずなのに。
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気持ちを入れ替えて、再びヒットしたポイントにフライを流し込むとすぐにアタリが。今度は先ほどよりも軽い。上がってきたのは20センチほどの虹鱒。そしてそれから3投目にようやくヤマメがヒットしたが、型は17、8センチと、先ほどのヤマメとは比べようもない。
その後はヤマメの新子がスレ掛かりで何匹か上がったが、竿のしなるようなアタリは二度とこなかった。

写真説明@月見橋下の余市川中流域。こんなポイントなのに魚影は感じられなかったA道を間違えて行きついた然別川上流。ついでにドライフライ行ったが、アタリは皆無B月見橋下のポイントCここでヒットした虹鱒とヤマメ。残念ながら型ものヤマメは逃げられた



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2022年06月11日

今季初の尻別川本流



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低水温で活性化が遅れ気味

昨年6月初旬は、尺に近いヤマメが釣れているとの釣具店情報から、余市川中流の大江橋から下流の支流が流れ出るポイントを集中的に攻めた。
しかし、水温は低く水量が多いという厳しい環境もあり、散々な結果に終わった。その経験から、今季はあまり情報に惑わされないような釣行計画を立てるつもりだ。
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さて、6月2回目の釣行先は寒別付近の尻別川本流。ブログで何度も取りあげてきた場所だ。昨年の6月中旬には、このポイントで虹鱒の30センチ級と25センチほどの岩魚が計4匹ヒットした。しかし今回の釣行は6月9日で、昨年よりも少し早くそしてこのところの低温続きの天気が影響するのでは、と釣果期待していなかった。

この他、問題は午前9時から10時にかけて上流からラフティング船団が押し寄せてくること。その前に勝負をしなければならない。そのため、入川は午前5時と、本流に入るには少し早目の時間となった。夏場ならば朝まず目の釣行は有効だが、水温の低いこの時期はどうだろう。

本流で竿を出す前に、尻別川支流の流れ込みにドライフライを流してみた。ここでフライに反応するならば本流でも釣果は期待できるが、全く反応はなかった。試しにウェットフライを沈めて流したが、こちらも生命反応はない。そのため、「今日はかなり厳しい釣りになるのでは」との嫌な予感が過ぎる。


尻別川本流の水量は、数日前の雨の影響なのか多いように感じる。そして流れも速く水温も低いようで、フライを行うには厳しい条件。まず、水流に負けないウェットフライを流芯に打ち込み、ダウンクロスでアタリを探る事にした。
そこから釣り下がり、何度もフライを打ち直すが全く反応はない。
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これが初夏や真夏の釣りならば、前日に入った釣人の影響も考えられるが、その様子は見当たらない。水温が低くて魚が活性していないだけなのだろう。ウェットフライからドライフライに替えても、当然アタリが来なかった。

ここで2時間ほど粘ったあと、さらに上流に移動することにした。新しい場所もブログで何度も取り上げたポイント。寒別と違うのは、流れの穏やかな平瀬が続いているということ。ただ人気ポイントだけに、岸には多くの釣人の足跡が残されていた。
早速、上流のザラ瀬から平瀬に変るポイントにソフトハックルを流してみた。すると5投目に小さなアタリがきたが、フライが大きいのか針がかりはしない。

何度かアタリが続いた後、ようやくヒットしたのは12、3センチほどのヤマメ。このサイズが先ほどからフライを悪戯していたようだ。アタリはあってもヒットしないポイントが50メートルほど続き、このポイントにも見切りをつける。
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次に向かったのは、尻別川上流に流れ出る支流。この支流の増水は収まったようで、流れが速いことと水量が少し多いほかは盛夏と変わりはない。
ただ、水温がまだ低いのか、ここぞというポイントでもフライに飛びつく魚は出てこない。

ようやくドライフライから変えたウェットフライにヒットしたのは、15センチ前後のヤマメだった。それもスレがかりという情けなさ。そして同じくスレがかりで13センチほどのヤマメが掛かった。スレで釣れるということは、それだけ魚影が濃いということだが、そんな気配は感じられない。


何度もドライフライとウェットフライを替えながら釣り下ったが、結局ドライフライにきたのは10センチほどの岩魚だけ。やはり水温がまだ低くかったようだ。あと10日もすれば、活性が進むのだろう。
この日の釣果は12、3センチ、15センチのヤマメ3匹と10センチほどの岩魚1匹。釣った魚はすべてリリースした。


写真説明@A尻別川最上流に流れ出る支流Bこの日釣れたヤマメと岩魚


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2022年06月03日

フライ釣行第1弾は千歳川上流



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14、5センチのヤマメと小ブラウンの釣果

私の釣行記は、6月から11月中旬までの本流・渓流でのフライ釣行という12月から翌年5月末までのソルトトラウト釣行と、1年を2分した記事を発信している。
河川のフライ釣行は、本来ならば5月からスタートして10月末に納竿するのが一般的。それを敢えて11月からルアーロッドに持ち替えて海アメとサクラマスを狙うのは、ただただ1年中トラウトを対象とした釣りをしたいからだ。
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今年も例年通りに、6月1日のヤマメ解禁を機にフライ釣行を開始した。これまでの最初の釣行先はほとんどが千歳川だが、稀に余市川や尻別川中流も。
いずれにしても、ソルトトラウト釣行と比べると出発時間は遅くて、現地到着も6時過ぎと雲泥の差。これも朝まず目の回遊魚狙いではなく、定位しているトラウトを対象としているからだ。

ただ河川のトラウト釣行は川の大小もあるが、先に他の釣人に入られた場合は、当分の間釣果は期待できなくなる。これが回復力のあるソルト釣行との違いだ。

昨年のフライ釣行は余市川と尻別川、その支流が大半で新規開拓はほとんどなかった。その方が釣果が見込めるからだが、今季はできるだけ入ったことの無い河川に釣行する計画だ。特に釧路まで延びた高速を利用して、道東方面にも目を向けていこうと考えている。

さて今季1回目のフライ釣行となる6月2日の千歳川では、ドライフライはまだ早いことから、ウェットフライで釣り下ることにした。
ソルトトラウト釣行の名残から現地到着は午前6時。この季節はまだ水温が低くて、この時間では魚の活性が鈍いということをすっかり忘れていた。プロフェッサーを用いてダウンクロスで釣り下ったが、初めの1時間は全く反応がない。

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アタリが来たのはそれから30分後で、入水地点から50メートルほど下った場所。それも20センチほどのウグイだった。狙いのヤマメも新子がスレがかりするようになってきたが、まともな型はでてこない。
100メートルほど下ると、手の上に乗る12、3センチのヤマメがヒット。やはり気温が上がったことから活性化してきたようだ。

その後も16センチを頭にコンスタントにヒットが続く。結局、3時間で14、5センチのヤマメが7匹、同サイズのブラウンが1匹と、初日にしてはまずまずだったのでは。当然、すべてリリースした。

今後11月まで、おなじみの尻別川と余市川の釣行を経て、新規河川の開拓を進めていく計画。

写真説明@今季初釣行の千歳川上流域Aヤマメは14、5センチが主体でブラウンの子供も


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2022年05月28日

今季最後のソルトトラウト釣行



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サクラ釣果は2年ぶりにゼロ

今季最後のソルトトラウト釣行を5月26日の美国海岸で終えた。
いつも通りに午前3時半に現地到着、日の出前に海岸に降りる。4月から5月初めに、あれだけ多くの釣人が押し寄せた小泊海岸も今日は日が昇っても釣人の姿は見えない。その代わりに、ゴムボートや小型ボートを沖に乗りだす人たちが数組だけ。

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沖には2枚の漁網が張り出されていた。これだけ見ても、岸やサーフからの釣りがかなり難しいそうなのが分かる。
案の定、6時までの2時間半竿を出したが、1匹も魚がいないのではないかと思うほどの沈黙。その後、河口近くの防波堤上からルアーを投じたが、ここにもサクラ狙いの釣人は皆無。当然、アタリひとつ来なかった。

結果として今季はサクラマス釣果がゼロで、寂しいオフシーズンを過ごすことになる。

鮎川平盤や島牧海岸など、自分のテリトリーからかなり離れたエリアまで足を伸ばしたので、この結果は認めがたい。
しかし、ベテランのアングラーによると、「今季のサクラマスは魚影が薄いうえに、新たに設けられた河口規制の影響が大きかった」という。自分の周りでも、昨季は20数本と言う釣果だったのに、今季は一けた台前半で終わったという釣人が多い。

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昨シーズンが魚影の濃い豊漁年だったのならば、裏年の今季の寂しい釣果は不思議ではない。ただ、魚影が薄く数少ないサクラマスをヒットさせる人と、まったく釣果の出ない釣人の差は広がったように感じる。それから言って、自分のような駆け出し者には難しい年だったのだろう。

そうした中で、ソルトトラウト釣行の師として仰ぐkojiさん(ブログ「このへん釣れマスか」主宰者)から釣行情報をリアルタイムで伝えていただいた。この情報といただいたアドバイスがどれだけ自分の釣行に役に立ったのか、言葉では表すことができないほど有り難かった。あらためてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

さて、6月もサクラマスを狙う人は噴火湾や日高、道北方面で岸寄りが本格化しており、そこまで足を伸ばしたら釣果が伴うかもしれない。
残念ながら自分は、道央圏でのヤマメ解禁と時を同じくして本流・渓流でのフライ釣行に移行する。

次回からお伝えする釣行記のほとんどはフライ釣行で占められることになるが、ブログカテゴリーでは強力な霊感を持つ人と知り合いになり、この方の体験を元にした実話ホラーを発信していく予定。期待してください。

写真説明@日の出を迎えた美国海岸A遠くに見える小泊海岸は釣人がいなくなった


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2022年05月20日

群れが安定しない浜益海岸



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ソルトトラウト釣行も終盤迎える

5月も残すところあと10日ほど。なのに一番の目標であるサクラマスの釣果は未だゼロと厳しい日々が続いている。
6月を迎えればソルトトラウト釣行を打ち切り、フライによる河川・渓流釣行に移行することは初めからの計画。そのため、是が非でもサクラを開花させることに全力を注いでいる。
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ただ、札幌近郊日本海沿岸のサクラマスは、母川への遡上が本格化して群れが薄くなってきた。これからのピークは太平洋沿岸に移るが、ヤマメの解禁や渓流トラウトの活性化の時期と重なるために、ソルトトラウト釣行は諦めざる得ない。

ソルトトラウト釣行終了のカウントダウンに入った19日の釣行先は浜益海岸。昨年2匹目のサクラを上げた場所だ。これまで精進川や美国、積丹、泊村、さらに鮎川平盤や島牧、上ノ国などの遠距離釣行を行ってきたが、残念ながら釣果は得られなかった。
今回のポイントも、教えを請うkojiさんからの情報を基に釣行した。kojiさんには感謝の言葉しかない。

現地到着は午前3時半。いつも車を止める場所にはすでに20数台がひきめきあっていた。道路脇の駐車場所を含めるとさらにその倍の車が乗り入れているだろう。
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その証拠に、日の出前の海岸にはすでに30人近くのアングラーが降りていた。とくに毘沙別川河口付近に集まり、そこから浜益に向かって1列になって竿を出していた。自分も遅れてその列に加わり、竿を出す。
しかし、これだけの人手ながら誰にもアタリはこない。初めてアタリを目撃したのは釣りを開始してから40分後。毘沙別川河口から50メートルほど離れた場所にいたアングラーで、遠くてはっきりしないが、40センチ前後のサクラのようだった。

その後もアタリがきた様子は無かっが、1時間ほどして再び先ほどサクラをヒットさせた釣人にアタリがきた。先ほどと同じような型のサクラのようだった。これを見た周りの釣人のモチベーションが上がったようで、ルアーチェンジを活発に行う。
そして自分の右手20メートルほど先の釣人にもアタリがきた。しかし、それはサクラマスの終盤から現れる大型ウグイ。浜益海岸も夏の海になってきたようだ。

2時間ほどして場所を浜益方向のサーフに移動。ここでサクラマスのヒットを目撃。回遊しているのは間違いがないようだが、群れはかなり薄いように感じた。しばらくこの場所で竿を出した後、浜益から場所を移動することにした。向かったのは千代志別川河口。
千代志別川河口では、昨年の同じ時期に何度もサクラの跳ねを目撃。その時にサクラを狙って竿を出したが、釣れたのは大型アメマスだった。
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今回も回遊さえしていれば期待ができると1時間ほどアタリを探ったが、一度もアタリがなく退散。この場所ではつくづく縁が無かったようだ。
帰りしなに覗いた浜益川の導流堤には10数人も釣人の姿が。はたして釣果はあったのだろうか。

今回も坊主となった。今年はこのままサクラを手にすることなく、終わりそうな気がする。
今季最後のソルトトラウト釣行は、まだ群れが残っているだろうと思われる積丹と泊村のいずれかになりそう。

写真@まだ闇が支配する毘沙別海岸で竿を出したA陽が昇った後の同じ場所の様子B誰も入っていない千代志別川河口


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2022年05月14日

ひと月半ぶりの精進川河口海岸



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釣人がまばらで早くも終盤か

2週間ぶりのブログ更新。先週はゴールデンウィークの真っ只中ということで、どこの釣場も多くの釣人が予想されることから、行楽次いでに阿寒湖に行った。そしてせっかく来たのだからと、4日の遊漁券を購入。しかし当日は朝から霙や霰、雨の降りしきる最悪の天気。
とりあえず阿寒湖の有力ポイントを回ってみたが、この天候で釣人はまばら。

ならばと、同じ遊漁券を使える阿寒川の遊漁区域に切り替えて入川した。こちらは逆に前日から多くのアングラーが押しかけたせいか、どのポイントでもアタリはなかった。結局連休中の釣行は海川湖ともj控えるべきだったのかもしれない。

そして今週、ようやくサーフのサクラマスポイントに行くことができた。釣行先は3月31日以来の精進川海岸。
3月末時点ではまだ本格的な岸寄りは進んでいなかったが、4月に入り魚影が濃くなったとのこと。
ただ、4月からは美国のポイントに注力した関係で精進川海岸に行けなかった。
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今回も美国と精進川のどちらか迷った。美国も岸寄りが進んでいるようだが、サクラマス釣行で教えを請うkojiさん(「このへん釣れマスか」)の情報で、その日によって当たり外れが大きいとのこと。ならば、釣れなくても泊村や寿都などの逃げ場のある精進川海岸に釣行することにした。
精進川海岸にはどれだけの釣人がきているのか。それの遅れを取らないように未明に出発、そして現地には3時半に到着した。
ところが、駐車場所には夜明け前だというのにたった1台だけ。
これから増えるだろうと様子を窺っていたが、一向に増えない。なぜだろうと頭を傾げながら、サーフ外れの岩場に場所を確保した。
この岩場は2年前にサクラの第1号を上げた場所で、それなりの自信を持っているポイント。また、ここからは尻別川河口方面のサーフも一望でき、アングラーのアタリが確認できる。

この日は波風共に穏やかで、もじりや跳ねが確認しやすい状況だったが、その気配は全くなかった。
初めは遠投の利くメタルジグ、次いでジグミノー、そしてサーフ方向にミノーと打ち分けてアタリを探るが、針にかかるのは海藻だけ。
1時間が経っても2時間が経過してもそれは変わらなかった。いつも釣人が犇めく人気のサーフポイントにも釣人1人の貸切状態。

もしかして、「この海岸には群れが寄りつかなくなったのか。だから釣人がいないのか」と、ネガティブな感情が沸き起こる。
そのために逃げ場のある精進川海岸を選んだのだが、それが現実になるとは。午前4時前に竿を出して6時に納竿と、余りにも早すぎる釣行だった。
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次の目的地は堀株漁港の1本防波堤。ここも人気ポイントでこの時間では入ることは難しいが、入れなければそのそばの岩礁帯を考えていた。
7時少し前に現地に着いたが、目的の1本防波堤から3人組の釣人が帰るところ、すんなり入ることができた。釣果は利かなかったが、芳しくなさそうな雰囲気。

時間から言ったら朝まず目を外れており、回遊魚を狙うには難しいだろう。それでも9時まで粘ったが、ホッケどころかアタリひとつ来なかった。
ただ、多くの釣人が入った岩礁帯では、朝まず目に全体で2本が上がったとの事。いる所にはいるのだろう。

今日最後のポイントとして考えていた泊村の照岸平盤に向かうことにした。ここではサクラマスの実績はないが、60センチ越えのアメマスを掛けたことがあるほか、地元釣人の話として入江がサクラマスの回遊コースになっていて、入っていれば爆釣も期待できる、という。
爆釣までは期待していない。せめて1匹だけでもと入ったのだが・・・。

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まずは言い訳として、回遊魚は朝9時を過ぎればどんな良いポイントにも寄り付かない。尚且つ今年は全体的にサクラの群れが薄く、ベテランでも苦戦している。そして、こんな状況下なのに下手な人間に釣れるわけがない、以上。

5月も残すところ20日ほど。今年はサクラを手にすることができるのだろうか。

写真説明@早朝の精進川河口海岸。砂浜には数えるほどの釣人しかいない。実績のある岩場で竿を出したがアタリひとつこないA堀株漁港の1本防波堤から望む岩礁帯B照岸平盤でも魚信はなかった


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2022年04月28日

4月最後の釣行もノーヒット



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積丹・幌武意海岸は好調な様子

何だかんだと言って4月も残り3日。この3日間で何とかサクラを咲かせたいと、28日に4月最後の釣行を強行した。
当日は北海道を通過する低気圧の関係で、日本海沿岸は強風と高波の影響を受けるとの予報。なので、出来るだけ強風の影響の少ない東積丹の美国沿岸を釣行先に選んだ。
特に美国は、昨年第1号のサクラを上げた縁起の良い場所。それだけに根気を入れての釣行に留意した
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美国海岸には午前3時半に到着、いつもこの時期、車が列をなす小泊海岸の駐車場には7、8台だけ。1週間前と比べて半分以下でかなり少ない。
これは、当日の荒れた天気と最近のサクラ釣果の低迷が影響していると、勝手に考えた。

低気圧通過の影響が少ない美国海岸とは言えども、強い西風が吹き付けてワンドの底辺から右の磯には大きな波が押し寄せる。その点、左の小泊海岸は風も穏やかで、波を被ることはない。なので釣人はサーフの小泊海岸に集中した。

自分は寄せる大波を避けながら右の磯で遠投を繰り返すが、前日は海が荒れたのかルアーを巻き上げるたびに海藻が絡みつく。
初めはジグで、次いでミノーを広域に投じるが、1時間が経過してもサッパリアタリはこない。
遠く小泊のサーフを眺めても、ヒットした形跡は見られない。
IMGP0028.JPG


普通ならば、時間の経過とともに波は穏やかに推移するはずだが、入った当初よりも高くなってきた。これでは釣りに集中できない、とさらに右の磯場に移動するが、海藻の絡みが一段と酷くなってきた。
前回、この場所の沖合でプレジャーボートが4匹のサクラマスを上げた。だから今回もその周りに回遊しているのでは、と遠投を繰り返すが、全く魚の気配はない。

釣りを開始してから2時間半が経過しても、それは変わらない。サーフでも、1人減り2人減りで2、3人しか残っていない。
ここで区切りをつけて移動することにした。
とは言っても、今日の強い西風を防げる場所は、岬裏の幌武意漁港しかない。
試しに野塚海岸から積丹川河口、入舸漁港を回ったが、想像以上の強風で早々に退散、計画通りに幌武意漁港に向かった。
IMGP0032.JPG


案の定、幌武意漁港は波風ひとつない凪状態。今日は初めから幌武意漁港にきていれば様子も違ったものになっていただろう。
中防波堤から降りてきた釣人に話を聞くと、早朝にサクラが2匹上がったとのこと。また、ワンド中央の大岩付近でも2、3匹上がったようだ。

午前7時半を回ったこの時間でも、防波堤下のテトラポットには7、8人の釣人が熱心に遠投を繰り返していた。
天気が快晴で凪状態、ということは海底の様子も丸見え。これがもっと早い時間ならば期待できただろうが、いくら岸寄りしているとはいってもこれでは難しい。
確かに自分の入った時間から、誰の竿にもアタリはこない。そして9時まで粘ったが、根が尽きて納竿した。

5月はどの海岸でも本格的な岸寄りが見られると思う。これまで以上に各ポイントを足繁く通うことになるだろう。

写真@A西風が強くて苦戦した美国海岸B打って変わって無風状態の幌武意漁港。海底まで丸見え状態だ



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2022年04月22日

美国海岸もサクラの本番迎える



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焦り先行でまだ開花の目途が立たず

4月22日、3月10日以来40日ぶりに美国の磯場に釣行した。
札幌から1時間半の走行距離と、これまでの遠距離ポイントとは異なるが、昨年のサクラ第1号を上げたのがこの場所で愛着は人一倍強い。
サクラの岸寄りは道央日本海全域で始まっているようで、すでに浜益海岸でも上がり始めたとの事。
IMGP0020.JPG

今回美国の磯を選択したのは距離の近さばかりではなく、いざとなったら積丹に南下ができるという融通性から。積丹でも幌武意漁港や野塚海岸、西河海岸など、サクラの回遊で実績のあるポイントが揃っている。さらに北上すれば古平川の河口海岸がある。
ただ、できれば美国だけで釣行を完結させたいというのが本音。

現地には午前3時半に到着。夜が明ける前にその近辺を一回りすると、小泊海岸の駐車場には10数台の車が。そして厚苫の国道沿いにも7、8台の車が夜明けを待っていた。

4時前に活動を開始。しかし、いつも入る狭い磯場にはすでに2人組が。サーフが波被りしている関係で海に立ち込んで竿を振りだしていた。この場所がダメならば、と別の場所に移動。そして、「ここならば誰も入ってこないだろう」というかなり危なっかしい場所に釣場を確保した。だが、それからしばらくして2人の釣人が両脇に釣場を構える。

IMGP0023.JPG
ここのポイント付近の近況は、「このへん釣れマスか」のブログ主宰者・kojiさんに教えて頂いているので助かった。「できるだけ距離の稼げるジグやジグミノーを使用したほうがヒットの確率が高まる」とのアドバイスも受けたが、釣場を設けたこの場所は障害物でバックが取れないために遠投が効かない。

その点、左脇の1人はバックに支障のない波打ち際から遠投。それが決め手となったのか、ルアーを投入してから10分も経たずに50センチ前後のサクラがヒット。そしてそれから暫らくして再び同じようなサイズのサクラを上げた。

こちらは遠投できずに近距離をミノーで狙うが、アタリのあるポイントは遙か先。1時間半ほどして、これでは成果が上がらないと場所を移動。沖にせり出した狭い岩盤から竿を出すことにした。


時間はすでに5時半を過ぎてピーカン状態。突然、沖合100メートル付近にプレジャーボートが現れた。いくら遠投してもルアーの届かない距離で邪魔にはならないが動きが気になる。そして、停泊した船上から投じたルアーに連続して3匹のサクラらしき魚がヒット。30分ほどの停泊で合計4匹を釣り上げた。「岸からの釣る場合にはかなりの遠投が必要」というkojiさんのアドバイスの意味が分かった。
IMGP0015.JPG

6時頃にようやくアタリがきた。グイグイ引っ張るのでサクラと確信したが、あろうことかホッケのスレががり。それもミノーに。
その後アタリはなく、プレジャーボートも立ち去る。回りを見ると、近くで竿を出していた釣人が見切りをつけて納竿。潮の動きが無い中で7時まで粘ったが、ここでギブアップ。積丹方面に行く気も失せて今日の釣行を終了した。帰りに覗いた古平川河口には珍しく釣人が1人だけだった。

次回の釣行は月末を予定しているが、一体いつになったらサクラを咲かせることができるのか、焦りが募るだけでまったく自信がなくなった。

写真説明@多くの釣人で賑わった美国・小泊海岸A隣の厚苫海岸の岩場にも釣人の姿がBスレがかりでホッケがミノーにきた



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2022年04月15日

鮎川平盤全体でサクラ4匹を確認



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早場の五厘沢海岸で坊主も,星空に感動

今週の水曜日、木曜日と連休となったことから、13日に熊石・鮎川平盤に向かった。鮎川平盤は3月23日以来半月ぶり。
前回はまだサクラの岸寄りが本格化していない状況の中での釣行で、平盤ではポツポツ上がったものの大半の釣人は坊主だった。
その後、様相が一転して岸寄りが本格化してきたという。
IMGP0004.JPG

ならばと、今回は現地に3時到着を目指して札幌を前日の午後11時に出発。実際には予定を1時間上回る午前2時に到着した。
それにも関わらず、鮎川平盤の駐車場所には20台近い先行車で埋まり、駐車場の空きスペースは1、2台ほど。先行者のほとんどが函館ナンバーで、ここで夜明けを待つ構えのようだ。

自分も2時間ほどの仮眠を予定していたが、まだ夜明けに程遠い3時半に先行者がキャップライトを頼りに次から次に平盤に降りていく。
いつもは前夜早寝して早朝に出掛けていた自分には考えられないことだが、遅れを取るわけにはいかず小雨の降る中、平盤に降りた。

平盤には時折高い波が押し寄せるために、竿を出せるポイントが波を被らない左側の平盤に集中、そこに多くの釣人が押し寄せてすでに入る余地がない。
仕方なく、酷い波被り状態にある平盤先端に場所を構える。そこに、さらに遅れてきた釣人が右と左に竿を出す混雑状態。
IMGP0006.JPG

4時になると、薄明りの中でそれぞれの釣人の動きが分かってきた。が、誰一人アタリがきた様子は見られない。
最初にヒットを確認したのは午前5時ごろで、多くの釣人の集中した左側の平盤。遠くて型は確認できなかったが、丁重な扱いからサクラだったと思う。そしてそれからすぐに、同じ左側の平盤で上がった。

すっかり回りが明るくなった午前6時ごろに、自分の右隣の釣人にアタリが。上がったのは50センチ前後のサクラで、「今季はこれで3本目」だという。そして、左隣の釣人もヒット。どうもスレがかりのようで暴れまくる。タモを入れてサポートしたが、上がったのは60センチを越えていそうな良サイズだ。


2人とも地元の釣人のようだ。自分は「これで焦らなければ釣人ではない」とモチベーションを高める。ところが回遊した群れが去ったのか、それからは誰にもアタリはこない。

仕方なく、使っていなかったジグを遠投、広範囲で探ることにした。そのジグに今日初めてのアタリがきた。しかし軽い。これはホッケに違いないと巻き上げると、やはり30センチほどのホッケだった。
その後、午前7時半まで竿を出したが誰にもアタリはこない。そして夜通し粘った釣人が次々に平盤を後にした。
この平盤の3時半から7時半までの4時間、確認できたサクラのヒット数は4匹。自分が釣れなかったこともあり、予想外に厳しい釣果だったと言える。
2022y04m14d_201606441.jpg

この日は現地の温泉に宿泊。次の日に備えた。
その14日の釣行先は乙部町の五厘沢海岸。1月からサクラの岸寄りが始まるという超早場のポイントだ。ただ早場だけあって、サクラの本格的な季節になった場合、海岸から遠ざかるのも早いのでは、という不安も。

竿を出したのは国道沿いの墓場裏、小川の流れ出るポイントで、それも誰もいない午前3時半の海岸。
赤い月が海に沈み、北斗七星やペガサス座、白鳥座、そして名も知らぬ星座が空を埋め尽くす夜空に圧倒される。
早朝の釣行ではいつも夜空を見ているはずなのに、その記憶がない。それだけいつも殺伐とした気分で釣りを行っていたのだろう。

海岸はさざ波が寄せるだけの凪状態。回りが明るくなってから乙部町市街地方向を見ると、2、3人の釣人が竿を出している姿が。これだけしか釣人がいないのは、釣れないからなのか。
確かに4時から7時まで一度のアタリもないし、跳ねも見られなかった。釣場を間違ったのかもしれないが、星空に感動したことで少しも悔いは残らなかった。
IMGP0011.JPG

帰りは日本海沿岸を経由した。時間も昼を過ぎると有力ポイントも釣人はまばらで、島牧の18番や泊川河口にはそれなりの釣人が入っていたが、江の島海岸は1人だけ。瀬棚のポイントは確認できなかったが、サクラの岸寄り情報が流れたことで精進川河口海岸には午後3時でも10数人の釣人が入っていた。

写真@A熊石の鮎川平盤には夜を通して多くの釣人が竿を出していたBサクラの早場として知られる五厘沢海岸だが、一度もアタリはこなかったC帰りに眺めた精進川海岸の風景






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