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サロン ド ネギシ オーキッドフェアー 2015

「サロン ド ネギシ オーキッドフェアー 2015」にイッテきました!
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 梅雨の真っただ中での開催だったのですが、園主の日頃の行いが良いからか、皆の願いが通じたのか、この日は根岸さんの性格のようにカラッと晴れて、気持ちの良い1日でした。


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 私が知る中で最もアットホームなイベントで、なんて言うんでしょうか、親戚の家に行ったような感じ?

参加者も蘭園のスタッフの方も良い方ばかりだし、何の気兼ねもなく参加できる、私が大好きなイベントです。

しかも参加費は500円!

園主の人柄故か、大御所の方々も結構集結されます。



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 こちらは展示の風景。

大変だったでしょうに、きちんと設営されてますね。



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 あ、あそこにソブラリアが。

Sobralia macrantha 'Bolin'

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 展示場が綺麗だったのに、お立ち台のギャップが凄いです(笑)

私の荷物も混じっててスイマセン、、、

まさかあそこがお立ち台になるなんて夢にも思ってなくて、荷物置いたまま肉を焼きまくってました、、、、、

以後気を付けます、、、


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 気になるあの白いビニール袋の中身ですが、今回私が購入した株が入ってたのでした。

ゲテモノ売りの中年男性さんから秋蘭の素心花。

春蘭は聞いたことありますが、秋蘭というシンビの原種もあるんじゃそうな、、、

この方からはいつも珍しいものを購入させて頂いており、お世話になりっ放しです!

そして、pure waterさんからパフィオを数点。

相変わらず綺麗に栽培されていて、私も見習わなければと思います。



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 BBQももちろん楽しいですが、売り場も楽しくて、根岸さんが最近仕入れられた株や、趣味家の方のフリマが並びます。


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 折角なので、お立ち台で気になったものを数点ピックアップ。

メインは他の方も紹介されると思うので、私は独自の路線で特集していきます。


Paph. Wosmer Tigerbell(bellatulum × tigrinum)
特殊交配と言うんでしょうか、あまり見ない花でした。

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Den. uniflorum
涼しげな色合いの綺麗なデンドロで、株も非常に良くできていました。

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C. warnerii coerulea 'Yura'
これ、花大きかったし、リップの色も綺麗だったし良かったですよね?私、人気投票で2位に入れました。

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 ここからは展示株の紹介です。

全部で100株近くの展示があり、見応えがありました。

まずは私が最近注目しているブロートニアから。

ブロートニアはこう見えてカトレアの近縁属で、こんなんなのにカトレアと交配することができる、面白い花です。

オンシみたいなのにね。

因みにカトレアとの交配種は、Cattleytonia(Ctna.)カトレトニアと呼ぶそうです。

Bro. sanguinea

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Bro. sanguinea alba
ところで、白花はこの時期ボトチリス菌が目立ちやすくて苦労しますよね。私もどうしたもんかと悩んでいます。

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 ここからは私の好きなファレノプシスを少々ご覧ください。


Phal. corun-cervi f.chattaladae 'Huan'
コルヌセルビの聞き慣れないformaでした。

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Phal. fasciata
複数花茎咲かせていらっしゃいました。花茎を切らずに残しておくと複数花茎から開花するそうです。

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Pahl. tetraspis
仕立てが綺麗だからか、とても綺麗に見えたテトラスピス。この花こんなに綺麗でしたっけ?

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Phal. violacea var. mentawaii
先日、所属する会の例会の会場でもお見かけしましたが、ここでも見れて嬉しかったです。例会の勉強会で教わった通り、通常のビオラセアに比べて花茎が長く、日本では入手困難なvarietyです。

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 原種カトレアもたくさん展示されていました。



C. gaskelliana coerulea 'Blue Dragon'
こちらは先日のつくば洋蘭展でもお見かけした蘭女帝の大株。更に咲き進んで見事になっていました。

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C. wallisii
エルドラドは本来株が小さく、こうやって抱え咲きします。最近は株が大きくて、展開が良く、スプラッシュが思いっきり入る個体等が多く出回っていて困惑しますが、このような良個体(しかもアルバ)は貴重なので大切にして欲しいです。

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C. tenebrosa 'Walton Grange'
テネブロッサの珍しい色彩でした。大きくて色と形のせいか、どこか無機質な感じがしてカッコイイです。親としての実績も多く残している個体。

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C. gaskelliana alba 'Maria Isabel'
ガスケアルバの代名詞的存在。やはり良い花です。

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C. gaskelliana alba 'San Antonio'
株の作りが綺麗で、花もゆったりふくよかで品があり、良個体でした。

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C. gaskelliana s/a 'Marja'
ガスケのs/aも最近はよく見かけるようになってきましたが、この個体はジャングルなのか古い個体なのか、野趣がありました。

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C. gaskelliana s/a 'Rainhas dos Belgas'
そろそろBBQだったので会場では急いで写真を撮っていて気付かなかったのですが、リップの色がoculata的で面白いですね。この実生からは更にoculata的な個体も出ているようです。

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C. gaskelliana
花も大きかったし色合いも面白く、roseaでしょうか。

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 そして、その他も充実していました。


Bulb. dearei 'Shonan'
花が大きくオレンジが濃いめの個体でした。

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Bulb. bicolor
こちらも好きなバルボの1つ。

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Bulb. U/R(longissianum × phalenopsis)
バルボは種類が多くて原種を集めるだけでも大変なのに、交配種もあります。これ、どういう花を狙ったのか分かりませんが、結構面白いと思った交配で、そのチャレンジ精神に乾杯でした。

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Ob. variabilis
オベロニアを何花茎も。花の数は万個くらいでしょうねw

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Onc. phymatochilum
次回の会のグロワーズがオンシなので、最近オンシに目がイッテしまいます。こういうのも良いもんですね。

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Pths. shara?
あのー、スイカの種くっついてますよ?

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Pths. nossax
ずっと見てても飽きないフォルムでした。

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Acanthephippium mantianum
このような花が最近とても気になっていて、株が大きくなりそうだから入手はできませんが、良いなーって羨ましく思います。

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Bulb. forestii
人気投票で私が3位に投票した株。フォレスティは市場で偽物が多く出回っているらしく、こちらは本物のフォレスティです。

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 今回、レオポルが複数展示されていて、レオポルをこうやってまとめて見れる機会は滅多にないので、勝手に個人的選抜総選挙を行ってみました。

このレオポル総選挙も今回の個人的目玉で、私が気にいったものを独断で3位まで発表します。

因みに、レオポルは現在tigrinaと呼ばれるようです。


【レオポル総選挙】
C. tigrina flamea?

1位はこちらの、珍しい色彩のレオポルでした。

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C. tigrina albino 'Cetro de Esmeralda'
2位はこちらの、憧れの個体ですね。良い花なのですが、お高くてなかなか手が出せません。私のような庶民はselfですよ。でもselfも面白いの出てるみたいですよ。

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C. tigrina
3位はこちら。展開はもう一つでしたが、濃い色、特にリップの色がとても良かったと思います。

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C. tigrina
展開が良くて、リップの縮れも少なく、品の良い花でした。

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C. tigrina
弁幅があり迫力があったレオポルでした。栽培・仕立ても綺麗でした。

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C. tigrina
株にまだ力がないためやや物足りなさはありましたが、展開が良く、どこかほっとけないような不思議なオーラを放ってました。

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C. tigrina
上手に栽培され、満作での花でした。ここまで株に力が付くと花も力強いですね。

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C. tigrina
斑点が少なめの個体でした。皆さん良い株をお持ちで羨ましいです。

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 さてそろそろ終わりが近づいてきました。

今回の「サロン ド ネギシ オーキッドフェアー 2015」のトリを飾るのは、人気投票で私が1位に投票したpure waterさんのこちらの株。

Mexipedium xerophyticum 'Obata'
小動物的な可愛いフォルムなのに、不思議な気品があり、素晴らしいの一言です。ちょっと難しいそうですが、綺麗に栽培されていて技術の高さが垣間見えます。

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 参加された皆様、お疲れ様でした。

来年も開催されると思いますが、今回の記事を通じてBBQやフリマに興味をもたれた方は、園主に問い合わせてみて下さい。

ホームページに情報が掲載されるのでそちらも要チェックです。


根岸園芸さんのHP



 そしてこの数日コラボさせて頂いているpure waterさん、ありがとうございました。

私のブログは先日からpure water祭りです(笑)


「No Orchid, No Life.」 pure waterさんのブログ




第19回 つくば洋蘭展(裏)

 裏、、、なんて魅力的な響き。

未知への好奇心、危険と隣り合わせのスリル、刺激的な大人の誘惑、、、、

イケナイと分かっていても覗いてみたくなる心理、、、、

そう、ウラに惹かれない人間などいないのだ。



 そういう訳で、今回は前回紹介しきれなかった、「第19 回つくば洋蘭展」の裏蘭展、私の個人的お気に入りを紹介していきます。

勝手に選抜総選挙をしたり、勝手に目玉企画を作ったりしていますが、あくまで個人的な妄想の世界なので、自己責任でお気をつけてご覧下さい(?)



  まずは私が見ていた景色。

顔を上げると目の前にこんな絶景があって、それなのに隣の人とおしゃべりをしたり、ちょっとウトウトしたり、そしてたまに受付を頑張ってみたりして、でもふと気付くとまた絶景を眺めていて、、、、あ、なんかここ特等席だなって思います!


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 今回、個人的選抜総選挙の1位、センターの座に輝いたのはこちらです!


Bulb. phalaenopsis 'Tsukuba'
この色彩はアルバと呼ぶのでしょうか。私はこの会に所属しているため度々お見かけしますが、他ではまず見かけることが少ない超希少個体だと思います。時々外部の蘭展にも出展されているので、見かけた方はラッキーだと思います。何を栽培されても上手い、つくばの後藤兼吉氏のような方の出展でした。

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 個人的選抜総選挙の神7こと2〜7位はブログの構成上、最後に発表したいと思います。



 さて、個人的好きカトレアにランクインしたのは2点!

Psh. mariae
花が大きく、各パーツのレベルも高かったマリエの良個体でした。こちらもなかなかみかけない花のレベルで、個体名を付けて区別した方が良いくらい素敵でした。

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C. tigrina 'Akiko'
花型が整っていて、スポットの入り方も面白く、輪数も何輪咲いてるんだろうってくらい凄かった蘭神様のレオポル。見せ方も素晴らしく、株姿全体のバランスを整えて花を引き立てるために、精巧な誘引がなされています。

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 今回の個人的目玉はアングロアでした。

この全開しない感じ、惹かれます。


Anguloa uniflora
1輪でしたが、花と葉、鉢、コンポストのヴィジュアル的なトータルバランスに品があり、惹かれました。

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☆Anguloa ruckeri
こちらも色彩・形状共に面白く、魅力的でした。

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 個人的好きパフィオにランクインしたのは、4点!

Paph. parishii
花の素晴らしさもさることながら、株の割に2花茎で輪数も多く、お立ち台に上がっていたパリシー。

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Paph. parishii 'Riverside'
濁りのない質感、リップの色・形等、個人的にはこちらの花の方が好き。

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Paph. Conco-callosum
面白い色彩でした。

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Paph. godefroyae var. leucokilum 'Raicho #1'
理想的な形に加えて、この展開の良さとスポットの美しさ、品の良さ。相変わらず素晴らしかったです。

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 個人的好きその他にランクインしたのは、9点もあります!


Bulb. macranthum alba
マクランサムはtipoも好きですが、そのアルバ個体。アルバなのに形も良かったです。

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☆Luisia thailandica
花も面白いですが、この棒状のバルブ自体にすでに観賞価値があるような気がします。

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Pleurothallis U/R(phymatodea × tiaguei)
あのー、さるぼぼがくっついてますよ?

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☆Cal. sylvatica
私のカランセに対する興味関心をさらに引き上げてくれました。

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Den. munifcaum
栽培・花付き・仕立てが3拍子揃って見事でした。 

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Sarcophyton pachyphyllum
フィリピンの500mまでの標高に自生する、高温を要する種。株の形も花も魅力的でした。出品者の方のセンスが非常に素晴らしいです。

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Eulophia spectabilis
アジア〜オセアニアの200〜900mに広く分布する種。こちらも花も球根?も、細い何かも、何もかもに惹かれます。

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Bulb. echinolabium
まだ蕾の状態だったのですが、ちょっと衝撃的なフォルムでした。

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Angracum calcoelus
あまりみかけないアングレカムで、ちっちゃい花がたくさん咲きまくってました!

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 さて、最後に個人的選抜総選挙の2〜7位、神7を発表します。

この蘭展の魅力は、ここでしかみられないレベルの花、栽培、仕立てが、何気なく多いことです。

私はここで、そのような半端ではないレベルの株に、当たり前のように触れながら過ごしています。

その時間は幸福で、こんなに幸せを感じまくると頭がショートして死んでしまうのではないかと、時に幸せ過ぎることが怖くなります。



Hab. carnea f.alba
第3位はこちらのハベナリア。こちらが1位でもヨカッタのですが、、、、今回はごめんなさい。通常ピンクですが、その色彩変異の珍しい個体で形も大きさも素晴らしく、もっと評価されても良い個体だと思いました。ここでしかみたことない、蘭神様の一級品。

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Tolumnia sylvestris
第4位。こちらは栽培が難しいのに、綺麗に咲かせていらっしゃいました。ミズゴケなんかに植え込むと、葉がハラハラハラッと少しずつ落ちていって上手く育ちません。この栽培、お見事でした!オンシ奥様の出展。さすが!

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☆Vandopsis(syn.Hygrochilus) parishii
5〜7位は同率です。こちらはファレノプシスかと思いきや違うみたいで、個人的に欲しいと思った花です。つまり、この選抜総選挙は私が欲しいと思うくらい個人的に好きな花で構成されている、超適当な総選挙なのでした。

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Onc. henekenii
こちらも同じく5位。株の割に花が大きくて、花もこの種ではあまり見ない感じだし、栽培も難しそうだし、でもこの大きさの割にお高くて5000円くらいはするはず、、、。もっと安ければ欲しいところですが、買ってもすぐ枯れそうで手が出せません。そういうところを加味してランクイン。個人的には5000円オンシと呼んでいます。

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Aenth. Hsinying Ramosa(エランテス シンイン ラモサ)
こちらも同じく5位。葉や花の色・形、長い花茎、特徴的なこれらの素材を完璧に仕立てた美的センス。全てのバランスが良くて、その仕事に惚れました。

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☆V. merrillii
こちらは2位。こちらもあまり見かけない黒系バンダ。ワックスをかけたような渋い色合いで、株も良く育てていらっしゃいました。途中で気になった方もいらっしゃると思いますが、☆マークをつけているのは全て同一者の出展株です。見て頂くと分かる通りセンスが良くて、つくばの最終兵器ともいえるお方でしょう。

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 そういう訳で、第19回つくば洋蘭展も無事に終わったのでした。

ご来場頂いた皆様ありがとうございました!

また次回、素敵な出会いができることを楽しみにしております。














 さてさて、本日根岸園芸のBBQにイッテきました!

早速、素敵な出会いをしてきましたよ、「No Orchid, No Life.」というブログを手掛ける、PLANTさんです。

あ、pure waterさんって呼んだ方が良いのかな?

pure waterさんは、蘭界の次の時代を間違いなく牽引していくであろう最重要人物です。

蘭栽培もブログも丁寧で、知識や経験が豊富だし、私がよく拝見させて頂いているブロガーの1人です。

pure waterさんのブログをまだ見たことない人は是非見てみて下さい、面白いですよ。

そういう訳で、pure waterさんにあやかるために、pure waterさんが手掛けるブログと我が家の良く分からない花を無理矢理コラボ。



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 pure waterさん、このパフィオ札落ちだったんですけど、すごいデカくなっちゃって何すかね?

もしかして呪われてるんでしょうか?


「No Orchid, No Life.」 pure waterさんのブログ



第19回 つくば洋蘭展

「第19回 つくば洋蘭展」にイッテきました!
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 会場へいざなう通路で、まず出迎えてくれたのがこちらの株達。

あっ、蘭神様の作品がありました!

こちらの通路は、この蘭展の玄関・顔として重要な要素になるので、精鋭たちが並びます。

V. Nara 'Yumika'
昨年も巨大生物が今にも動き出しそうなインパクトがあったのですが、今年はさらに大きくなってパワーアップしていました!

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Den. agregatum
黄金が降り注いでいるかのように仕立てられたアグレガタム。どの株を見てもそうですが、見せ方上手いですね。勉強になります。

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 こちらはお立ち台の風景。

華美さはないかもしれませんが、私はこの落ち着いた雰囲気、大切に育てられて、大切に飾られているこの雰囲気がなんとも好きです。


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C. Hawaiian Variable
最優秀賞はこちらの2枚葉系交配種。花もイイし、栽培も素晴らしかったです。

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 蘭女帝の大株も発見!

それぞれのカトレアがもつポテンシャルを最大に引き出す栽培。

頭が下がります。

C. gaskelliana 'Blue Dragon'

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C. warscewiczii 'Magdalena'
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 こちらは、カトレアとその近縁種。

C. purprata albecens × self
色が良いなと思ったパープラータの1つです。

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Rl. digbyana #1('Yoko'HCC/AJOS × 'Shiny Akiko')
こちらのディグビアナはある蘭神様が交配されたものらしく、私も以前株市で入手して栽培してるのですが、どうりが花が異様に大きい個体な訳です。その個体を、当会でおそらく最高齢の方が立派に咲かせて展示されていました。素晴らしいです。

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 エンシクリアも数点展示されていました。

この種は全体的に地味な花が多い印象ですが、交配種は色合いが綺麗になっています。

どちらも魅力的ですが、私は現在のところ地味な、地味過ぎるくらいの原種に惹かれます。

Enc. U/R(diurna × incumbens)

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Epi. Serena O'neill
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☆Enc. selligera
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 最近流行っているラディカンス系のエピデンの良さは私にはよく分からないのですが、このようなフォルムのエピデンは好きです。

Epi. oerstedii
色も形もシンプルなのですが、花が比較的大きい原種で目を引きました。御夫婦揃ってオンシ系栽培が非常に優れている、そして人柄も素晴らしいオンシ夫婦の旦那様の出展でした。

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Btt.(Eplc.) Haiku Twinkle 'Red Elf'
Wエースの1人の方、センスの良い色彩バランスをしたエピデンを漆器を鉢カバーにして。このようなきめ細かいテクニックは重要で、仮に同じようなレベルの株が2つ並んだ場合、最後に差をつけるのはやっぱりこのような手の行き届いた株になるのだと思います。この見せ方のセンス、真似したいです。

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Epi. prismatocarpum
こちらはこの時期よく見かけますが、この個体は点が大きくハッキリしていて、綺麗なトラ柄でした。

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Epi. difforme
昨年最優秀賞を受賞された、Wエースのもう1人の方。いつもどの株でも栽培レベルが高いです。

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 そしてソブラリアやツニアがありました。

ソブラリアはちょっと流行ってるのか、1日花と言われている割に最近やたらと見かけるので、テンションが上がります。

☆Sobralia macrantha alba
私にはソブラリア自体が珍しいのですが、その原種のアルバ個体のようです。いつも言ってしまいますが、この方はセンスが良くて、目利きです。

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Sobralia macranthe alba
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(名前を撮り忘れてしまい申し訳ないです、、、)
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☆Thunia marshalliae
ツニアは株が細長い割に花が大きいので魅力的です。

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☆Thunia bracteata
花弁が細くて暴れやすいツニアの花ですが、こちらは色合いも形も上品なタイプでした。

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 ここからは会場内で見かけて良いなと思ったものを順次紹介していきます。


☆Paph. philippinense album
アルバをみるとやっぱり良いなぁ、と改めて思います。もうそれだけで芸術的です。

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Dtps. Kaoda Twinkle
こちらはファレノプシスの栽培が得意な方の出展株。センスが良いなと思います。

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Phal. U/R(Joy Micholuedde × Fortune Buddha)
このような柄?模様?のファレノプシスは花が小さめの印象なのに、こちらの交配種は株の割に花が大きかったです。

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Vasco. Mishima Lime × Prra. Luke Thai
フレグランスの女王が手掛けたバンダ系交配種。涼しげなグリーンの色遣いで魅力的でした。残念なことにフレグランスを確認し忘れてしまいました、、、、。きっと良い香りがしただろうに、勿体無いことをしたな、と思いました。

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Aer. houllettiana × sib.
Wエースの方のエリデスの原種。花も素敵ですが、この見せ方にも惹かれます。

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Asctm. Sagarik Gold
元気なオレンジアスコ。花びっしりでした!

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Asctm. anpullaceum 'C.B'
こちらは可愛いピンクアスコ。原種なのにこの花の丸さ。こちらも花びっしりでした!

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☆Asctm. anpullaceum alba
こちらは珍しいアルバアスコ。アスコって株が小さい割に花は綺麗だし、栽培してみたいなと思いました。蘭展や例会では、時々こういう風に思える出会いがふいにあって、これって一目惚れっていうんでしょうか、何歳になってもときめくことができるし、好きになっても誰も傷つかないし、蘭をやっている人は気持ちが若い人が多いですが、こういう出会いが多いことが若々しくいられる秘訣ではないかと思います。

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Den. bensoniae
なんかさっきからとても視線を感じるなと警戒していたら、、、、こちら!こんなの部屋にあったら変なことできないですね。

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Den. convolutum
超絶魅力的だった濃緑デンドロ。

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Den. hellwingianum
栽培が難しそうなデンドロを綺麗に栽培されて、たくさん咲かせていらっしゃいました。出展者は何を栽培されても上手い、つくばの後藤兼吉氏のような方です。

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Pescatorea cerina
指を差し出したら噛みつかれそうなペスカトレアでした。

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☆Bif. atropurpuea
リップの質感が美しいビフレナリアでした。花弁の色もどうやら濃いめの個体のようです。

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☆Coel. fragrans 'Harper'
セロジネのフレグランスをたくさん咲かせていらっしゃいました。香りが無いという人もいらっしゃいますが、時間帯(昼だったかな?)によっては良い香りがしたハズ、、、

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Epipactis thunbergii
カキランという渋すぎる東洋蘭の出展。花をよく見るとすごく綺麗です。柿色とピンクという、東洋蘭には珍しいメルヘン系の配色センス。

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Stan. tigrina
スタンホペアは蘭の中でも変わり者の属です。どういう訳か花茎が株の下方に伸び出す性質があるので、鉢底に穴を開けて栽培しないとなりません。見かけることの少ない蘭ですが、今回タイミング良く開花していて、見れて嬉しかったです。

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Bulb. longiflorum 'Tokyo'
ラストを飾るのは、Wエースの方のバルボ。昨年も出展されていたのですが、今年もこの時期にピッタリ合わせて開花させていらっしゃいました。バルボはへんてこりんな花が多いですが、この方が仕立てると可愛くなったり、上品に仕上がったりするから不思議です。

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 最後にこちらが私が回っていた会場です。

もう終わってしまったのですが、この写真を見るとついまた行きたいなと思ってしまいます、、、、

しかし、今年と同じ景色には二度と戻れない訳で、蘭展は一期一会だなとしみじみ感じます。

このような記録を通して、少しでも思い出せるよう努めたいと思います。



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 来年も開催される場合は、お近くの方は是非足をお運び下さいませ。

Spiranthes sinensis var. amoena(和名;ネジバナ)

Spiranthes sinensis var. amoena(和名;ネジバナ)の季節になりました!
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 良く観察すると、捻じれの向きが反対のもの、あまり捻じれないもの、捻じれたうえにカーブするもの、色が濃いrubra type、薄いもの等様々なものがあり、興味深いです。

ちなみに右巻きと左巻きの比率は1:1とのこと。

 私が異常に興味津々だったせいか、知人がconcolor、quasi alba等を見せてくれました(写真はありません)。

私はナマでみたことはありませんが、albaや斑入りも存在するようです。


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 芝生の中や、ちょっとした路側帯など、日本全土のいたる所に自生しています。

シベリアの方まで自生しているというから驚きです。

 自然環境でクラスターとして世代交代しながら咲いている分には強健ですが、個体寿命が短いようで、同一個体の長期的栽培は非常に難しいそうです。

私も以前栽培していましたが、鉢植えでの栽培は難しかったです。

枯れる要因として、植え替え等により土中の共生菌との関係が崩れることが挙げられるそうです。

いっそ植え替えとかしない方が良いのか、、、、

でも水遣りとか他の雑菌の混入とかで、容易に共生菌との関係は崩れるだろうし、やっぱり鉢での栽培は難しいんだと思います。

そういう訳で、私はこの時期の風物詩として、外でみるようにしています。

自宅で育てるのは難しいし、置き場所もないし、今後も外で毎年大量に見れる訳だし、、、、たまに珍しいのが見れたらラッキーと思う程度にしています。

すぐに絶滅するような種ではないと思いますが、できれば盗掘などせず自然の状態で愛で、大切に保護していきたいですね。



(こういうところに良く咲いています)
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(こういう道路脇でもよく見かけます)
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 さて本日のヤフーニュースで、これまで四国・関東・北陸で確認されていた、Cremastra sp.(和名;トクシマサイハイラン(仮称))が、近畿(滋賀県)でもみつかったらしく、ニュースとして取り上げられていました。

このトクシマサイハイランは、通常のサイハイランに比べて花は赤く、構造も異なり、モイワランに似たところがあるらしいです。

しかし、葉の出方や花の形状がモイワランとも異なり、新種の可能性があるそうです。

 光合成をせず、お辞儀をして自家受粉するGastrodia flexistyloides(和名;ヌカヅキヤツシロラン)発見のニュースも記憶に新しいですが、蘭関連のニュースが採り上げられると、趣味家として正直嬉しいですね。

研究者の方はきっと我々が考えている以上に大変だと思いますが、今後の発展を切に願うばかりです。

そして記事にも書かれていましたが、我々も蘭愛好家としてこのような希少種は絶対に盗掘などせず、種を絶滅から守りましょう。






 最後に、脈略はありませんが、例会のファレノプシスの勉強会が面白かったのと、会場で見かけたファレノプシスが素敵だったので2種紹介。


Phal. violacea var. Mentawai
日本では入手困難と言われているらしいレアなvarietyとのこと。
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Phal. mannii?
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 なんだか取り留めのない内容になってしまい、これはどうやって終わったら良いのかよくわからなくなりましたが、そういう訳でまた次回〜(笑)

Gchls.japonicus(和名;カシノキラン)

Gastrochilus japonicus(ガストロキラス ジャポニクス、和名;カシノキラン)が咲きました。
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 やっぱり今年も、変なちっちゃい虫の幼稚園児みたいです。

株が力をつけてきたのかどんどん咲いて、年を重ねるごとに賑やかになってきました。



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 頼りないですが、また小株が1つ出てきています。

こんな些細な気付きで幸せを感じ、蘭をやっていてヨカッタと思います。

小株の分岐部が見えないのですが、多分フウランとかと同じような感じで増えるんだと思います。

株分けしても良く育つと聞きますが、順調にきているので、このまま栽培します。



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 日本や台湾の、500〜2000mの森林の中の松の木に着生し、木漏れ日程度の光を受けて自生するようです。

ただし、松だけではなく、苔むした木の幹や枝にも着生するようです。


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 栽培方法は夏も冬も変わらず、カラカラに乾いたら水をあげる、の繰り返しです。

夏でもたまに水遣りを忘れて、カラカラのまま1、2日放置されますが、問題なさそうです。




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 色んな方から情報を聞いたところ、どうやら株が充実したら花が咲く性質のようで、我が家でも昨年は初夏と秋の2回咲きました。

今年はまだ室内で一緒に過ごしていましたが、花も終わったのでそろそろ外に出して、積極的に栽培モードに突入しようと思います。



Bulb.japonicum (和名:ミヤマムギラン)

Bulbophyllum japonicum(バルボフィラム ジャポニカム、和名:ミヤマムギラン)が咲きました。
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 複雑な形態をしていますが、1cm以下の可愛いミニバルボです。

2花茎咲きましたが、偶然2株混じっていたのか、tipoとs/aみたいなのが咲いていました!

s/aみたいなのはすごく綺麗だったのですが、この種はもともと花持ちが悪いのか、それとも置き場所を移動したのが災いしたのか、すぐ茶色になって落ちました。

ちなみに、この種のalbaは黄花でレアです。このs/aみたいなのも良く分かりませんがレアなようです。

ミヤマムギランは沖縄、九州、紀伊半島、台湾などの温暖で湿度が高い樹上や岩肌で、木漏れ日を浴びて着生しています。

環境省のRDB(レッドデータブック)によると、準絶滅危惧種(すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種)に登録されています。


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 この株は、所属する洋蘭会のゲテモノ売りの中年男性の方から購入しました(笑)

そういう訳で、私の所属する洋蘭会は色々な方がいて楽しいのです。


 根岸園芸のイベントや東京ドームなどにも出店されることがあるので、見かけたラッキーな方は覗いてみて下さい。

ご本人の了承を得ていないのでこれ以上紹介できませんが、面白いものがお手頃な価格で販売されています。



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 クリプトモスを鉢底ネットで挟み、そこに括りつけて栽培しています。

私は以前1度枯らしたことがあるので分かるのですが、湿度がとりあえず重要っぽくて、私は湿度を確保するため、今回は惣菜などが入っている透明のパックに入れて栽培しています。

短期間であれば乾燥にも耐えられますが、高湿度環境で育てた方がバルブがブリブリになります。


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 さて、誰も気付かなかったと思いますが、上の写真は新しいデジカメで撮影しました。

旧式カメラでの画像はこちら↓

旧式ではこれ以上寄るとピンボケしていたので、これが限界でした。



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 新しいカメラでは、ここまでイケます↓

でもなんだかんだでさびしくて、つい旧式を使用する機会が多いです。

扱いにくいのですが、そこが好きなのです。



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  ところで、私がよくみている横浜のブロガーの方が、関西に引っ越されたようでビックリしました!

私も引っ越しが多い人生なので、大変さが分かる分むやみなことは言えませんが、落ち着いたらまた素敵なブログが拝見できれば幸いです。


第2回 東京原種カトレヤ研究会蘭展


第2回 東京原種カトレヤ研究会蘭展にイッテきました!
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最優秀賞はC. warneri coerulea。
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 あそこにあるパープラータの濃色のワークハウゼリや、奥のカーネアが綺麗でした。

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 そして、あそこのブルードラゴンの美しさが際立っています。

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C. gaskeriana coerulea 'Blue Dragon'
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 他にも素晴らしい原種カトレヤが多数。


C. gaskeriana 'Almeido'

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C. mendelii 'Janet'
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C. warscewiczii coerulea 'Soleda'
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C. warscewiczii coerulea 'Jose Luise'
色はやや薄いのですが濁りのない色で、花型特に展開が良い個体でした。

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C. warscewiczii coerulea
実生から出た濃色個体でした。

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 さて、新小岩駅の近辺には、「一燈」というラーメン屋があるのでイッテきました!


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 このラーメン屋は、2012年くらいの食べログで確か全国1位になったことがあり、近隣を通りかかる度にいつもすごい行列ができているので、ずっと気になっていたのです!

私が訪れた際は20名くらいしか並んでいなかったので、1時間弱で入店できました。



(途中まで写真を撮り忘れていて、食べかけですいません、、、)
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 ついついテンションが上がり、濃厚魚介味玉なんとかラーメンに、豚チャーシューと鳥チャーシューをトッピングして、中盛にしてしまったのでなんかすごいボリュームに。

てか周囲を見回すと、私以外のお客さん皆つけ麺を食べていらっしゃる、、、、え?ラーメンは私だけ、、、、

味は、、、トロっとした濃厚スープなのですが、私には濃過ぎて、油も多過ぎて、美味しいのですが5口目くらいから何を食べているのか分からなくなり、終盤では気持ち悪くなり、、、、でもつくねはシソが入ってさっぱりしていて唯一美味しかったです。

翌日も気持ち悪く、仕事中も喉がカラカラに渇いて大変でした。

朝・昼・晩と3食シンプルに、量も少なめに調整して、やっといつもの体調に戻りました。

だから皆さん、つけ麺を食べていたのかな。

今度つけ麺も食べにもう1回行くべきかどうか、非常に悩んでいます。


 私が美味しいと思うラーメンは、現在のところ新宿の「風雲児」のつけ麺と、茨城県石岡市「がんこや」のみぞれラーメンのみ。

なので、何軒か開拓しておきたいのですが、何軒回ってもあまり美味しいと思えるラーメンに出会えず、もしかして私はラーメンが好きなようであまり好きでないのかも、とさえ思えてきます。

そういう訳で、興味のある方は蘭展の帰りにイッテみて下さい。

ちなみにこの蘭展は、14日(日)15:00まで。

C. mossiae coerulea

Cattleya mossiae coerulea(カトレア モシェ セルレア)が咲きました。
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 NS11.2×8.3cm、PW4.0cm、LW2.9cmでした。

あちこちの蘭展でC. mossiae coeruleaを見てきましたが、この花を超える個体はなかなかないのではないかと思います。

私が特に良いと思う点は、リップとペタルの色彩のバランス、均等のとれた花型、上品でやさしい香りです。

サンシャインのだいぶ前に花は終わっていたのですが、ようやくアップできました。



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 株の状態がまだまだなので、これからの変化がさらに楽しみです。

確か夏〜秋頃だったかに根が動き始めたと思うので、そのタイミングで植え替えようと思います。

栽培に関しては、他のモシェと大きく変わらず、特別なクセはないように思います。

ただし、モシェは我が家では植え替えしたりして調子を崩すと、回復させるのに時間がかかる印象があるので、気をつけて様子を見ていきたいと思います。


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 話は変わりますが、先日調子に乗っていたら足を怪我してしまい、それ以降ションボリ過ごしています、、、、

そんな体ですが、今日はアリと戦いました。

多分昨日か一昨日だと思うのですが、いつの間にかベランダから1鉢落ちてしまっていたようです。

今日の夕方気付いて、足を引きずりながら草むらをかき分けて拾いに行ったら、鉢の中に小さい蟻がびっしり!多分1万匹くらい!!

バークに卵をびっしり産みつけていて、非常に気持ち悪かったです、、、ゲロ吐きそう。

蟻は小さいですが、集団だと怖いですね、、、、

アリが集団で力を合わせたら、猫くらいなら2日で殺してしまいそう、、、


 水で流したりバケツにつけたりして「駆逐してやる」と頑張ったのですが、2時間掛かってもまだ結構います。

可哀相ですが、殺虫剤を使うしかありませんでした。

大きいアリはスプラサイドを噴霧すると消えてしまいますが、この小さいアリは強いのかそれでもまだいます。

この調子だと我が家の最終手段ダーズバンを使うしかないのですが、あれは臭くてご近所に申し訳ないので、とりあえず水を張ったバケツに1日漬けておこうと思います。

念のためアプロードもしとこうと思います、、、


(内出血していて結構痛いんです、、、)
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 さて第7回総選挙も終わりました!

ぱるるが神7から順位を落としてしまいましたが、あのスピーチで本人もファンもメンバーも運営も、全員を覚醒させたと思います。

個人的ハイライトは、

1位 たかみなの説教
2位 ぱるるの覚醒
3位 まゆゆの壊れちゃったスピーチ(また好きになりました)
4位 かおたんの選抜入り
5位 みるきーの選抜復帰
6位 さっしーの頭脳
7位 はるっぴの葛藤
8位 ゆいはんの内容の薄さ

でした!

あとは、なかなか選抜メンバーに入れないゆりあが卒業発表しないか心配、今回選抜漏れしたksgkのりょーちんや三銃士のみきちゃん、ドラフトのさややに今後頑張ってほしいです。

私は現在、乃木坂からteam8にシフト中で、怪我してますが毎日が楽しくて仕方ありません。

2015初夏 サンシャイン蘭展(後半戦)


 第55回 蘭友会らん展 in サンシャインシティ 〜日本の蘭とその世界〜の後半戦は、お立ち台から。




Renanopsis(Rnps.) Lion's Splendor 'Riverside'
猛者が集うサンシャインを制したのは、こちらのレナノプシス。ろまんちっく村との2冠で、2015年の初夏を制した個体と言えます。レナンセラに似ていますが、断然花が大きくて、この個体は色も素敵だし、株は綺麗だし、花数も多いです。ちなみにRnps. Lena Rowold x Ren. Kalsomという交配です。

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Cuitlauzina pendula
株は異なるようですが、昨年のお立ち台を飾った蘭。

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Coel. nitida fma. lemoniana 'J&L'
須和田農園さんでも出展されていたセロジネ。見事な大株で見栄えが良いです。

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Phrag. Frank Smith 'Mishima'
タイハナジマオーキッドさんのこちらの個体は、2輪咲いてるにも関わらず花が大きかったです。

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Thunia alba
「あ、きれい」と思って何枚も写真を撮ってしまったツニア。今回の私の10選の1つです。

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Paph. esquirolei
P幅が立派で、かつドーサルやペタルが濃色のエスキュロレイで、迫力がありました。

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C. schilleriana 'Mihama'
Sanderiana × Hayashimaという神交配から出た個体。ピンクがかった花弁の色とマッチしたこのピンクリップ。バランスが素晴らしくて、こういう個体も出ているのかと、この交配のポテンシャルは底知れないと思ったのでした。

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Cym. lowianum alba
シンビファンとしては必見でした。綺麗、そして高そう、、、

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Capanemia superflua(syn.uliginosa) 'Gon'
丁寧に栽培されている様子が伝わってきて、これぞ蘭栽培のお手本ですね、と見惚れました。

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Den. signatum 'Red'
こんなカワイイ色なのに原種っていう新鮮味が良くて、そしてこの栽培だったので文句なしのお立ち台でしょう。

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Paph. Helen Congleton 'Ice Mint'
見た目も涼しげで綺麗だし、名前も良いし、パフィオ交配種の面白さ、可能性の高さを改めて感じた株です。delenatii x Norito Hasegawaとのこと。

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Disa (Rose Marie × Poam Ran Red)?
パープラータと並んで、個人的に初夏のサンシャイン蘭展のもう1つの目玉、ディサ。王族のようなこの佇まい、神々しささえ感じます。

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 そういう訳で、ここからしばらくディサの素晴らしさをご覧下さい。

全て同じ方が出展されているようで、栽培技術の高さが伺えます。



Disa Kirstenbosch Pride 'Monterey'
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Disa Betty Bay cotton labe?
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(名札撮り忘れてスイマセン)
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Disa (Unilangley × Prilli Stevens)
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 さて、ここからは今回の見どころ企画、「日本の蘭とその世界」の特集です。

背景が綺麗だったので、私の旧式デジカメにも神が降臨し、ちょっと良い写真が撮れたのでした。



Ponerorchis graminifolia
純白のウチョウランで綺麗でした。

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Trichoglottis inosma
イリオモテランに良く似た、ニュウメンラン。

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Staurochilus luchuensis
イリオモテランの珍しいアルバ個体。

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Calanthe nipponica
非常に魅力的だったキンセイラン。

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Cremastra appendiculata
何とも言えない渋い感じのサイハイラン。

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Platanthera ophrydiode
こちらはキソチドリ。キソ、と頭に付くものは惹かれるものが多いです。

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Epipactis thunbergii
これまた渋いカキラン。蘭を始めた当初から気になっている1つです。

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Calanthe schlechteri
色も形も素晴らしかったキソエビネ。

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Pogonia japonica
栽培が難しそうなトキソウをたくさん咲かせていらっしゃいました。

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Calanthe alismifolia
ダルマエビネ。(ツルラン×ヒロハノカラン)と書いてありました。

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 最後はパフィオです。

パフィオに限らず素晴らしい花は他にもたくさんあったのですが、写真を撮りきれておらず、また容量の問題で全部は紹介できません。

素晴らしい蘭展だし、お店も充実しているので、興味のある方は是非次回以降にも伺ってみて下さい。



Paph. urbanianum 'Jean' HCC/AOS
色が綺麗で、かつ形も整っていて、つい目がいく個体でした。

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Paph. villosum var. boxallii 'PW01'
あまり見かけないタイプのボクサリーで、思わずカメラを向けてしまいました。

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Paph. virens 'Green Apple'
栽培が難しいと言われるvirensを、美しく2花茎咲かせていらっしゃいました。綺麗な緑色のペタルで、後のデンドロとの偶然のコラボがまた素晴らしかったです。

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Den. lindleyi 'Florida Sunshine'
再会できて嬉しかったFN-beatさんのリンドレイ。今回もレベルの高い花をたくさん拝見させて頂きました。

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Paph. (niveum × Fanaticum)
さわやか系のパフィオでした。女子モテしそう。

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Paph. Magic Lantern 'S.Naito'
(micranthum x delenatii)の交配。リップに少しカラーブレイクがありましたが、濃色で形の良い美しいマジックランタンでした。

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Paph. Tristar Wings? (S.Gratrix × Macabre)
魅力的な色彩と形で、最近この雰囲気の花を見たら、どなたの出展なのかすぐ分かるようになった、代名詞的存在です。

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Paph. Karl Ploberger
(hangianum x bellatulum)という交配ですが、一体どうやったらこの不思議な色彩、大きさになるのだろう、、、と感心させられる花でした。

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Paph. Macabre 'Memoria Bobby Bonds'
(Voodoo Magic x sukhakulii)という交配で、各パーツが綺麗で、色も濃く、展開も良くて、息が止まりそう。調べたらHCCを獲っている個体のようです。

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Paph. leucochilum 'Red Orb'
花弁の黒とリップの白の対比が素晴らしかったリューコ。伝説がまた1つ生まれそう。見れて嬉しかったです。

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 まだ興奮が冷めませんが、6月には私が楽しみにしている、魅力的な蘭展があと2つあります!

 語り出したらきりがないですが、どちらも興味深いんです。

まず「第2回 原種カトレヤ研究会蘭展」では、この時期に咲く原種カトレヤを中心に、多数の蘭が陳列されると思うので、春〜夏咲きのカトレアを把握したい方にドススメです。


 そして、「第19回 つくば洋蘭展」は、(私が勝手に呼んでいる)蘭神様と蘭女帝の2人のセンター、フレグランスの女王と呼ばれる人、Wエースの2人、、、などなど個性的で栽培の上手い人が他にも多数。

そういう人達の株を探してみるのも面白いと思います。


 臨場感や香りは2次元の世界では味わえないので、興味のある方は是非足を運んでみて下さい。




 「第2回 原種カトレヤ研究会蘭展」

次項有日時:6月13日(土)〜14日(日) 10:00〜17:00(最終日は15:00まで)

次項有場所:江戸川区総合文化センター 1階 展示室(東京都江戸川区中央4-14-1)
   *JR総武線「新小岩駅」から徒歩約15分




 「第19回 つくば洋蘭展」

次項有日時:6月18日(木)〜21日(日) 10:00〜18:00(最終日は17:00まで)

次項有場所:西武筑波店 6階 つくば西部ホール(つくば市吾妻1丁目7番1号) 
   *つくばエクスプレス「つくば駅」出てすぐ













シンビジューム エリスラセウムCym.erythraceum【花なし株】【原種】【耐寒性】

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シンビジューム プミラム ‘ジツゲツ’Cym.pumilum ‘日月’【花なし株】

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グラマトフィラム スクリプタム ‘ヒヒマヌ’Gram.scriptum ‘Hihimanu’ AM/AOS(82)【花なし株】【原種】

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カタセタム テネブロサムCtsm.tenebrosum【花なし株】【原種】

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カタセタム ピレアタム ‘オロベルデ’ Ctsm.pileatum ‘Oro Verde’【花なし株】

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クロウェシア レベッカノーザン ‘グレープフルーツピンク’Clowesia Rebecca Northern ‘Grapefruit Pink’【花なし株】【芳香性】

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リパリス ビリディフロラム ‘カズ’Liparis viridiflorum ‘Kazu’ BM/JOGA【花なし株】

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エピゲニューム シンビディオイデスEpigeneium cymbidioides【花なし株】

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エピゲニューム ライオニー ‘イラゴ’Epig.lyonii ‘Irago’ BM/JOGA【花なし株】

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エピゲニューム アンプラムEpigeneium amplum【花なし株】

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ジュメレア サギッタータJumellea sagittata【花なし株】

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グラマンギス スタペリフローラGrams.stapeliflora【花なし株】

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ゴメザ クリスパ ‘アルファギガ’Gom crispa ‘Alpahgiga’【花なし株】

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セラシス ピグメアThelasis pygmaea【花なし株】

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エンサイクリア コーディゲラ アルバEncy.cordigera var. alba【花なし株】

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2015初夏 サンシャイン蘭展 (前半戦)

 こ、怖い、、、

ここ数日のアクセス数がいつもに増して凄まじく、サンシャイン蘭展をアップすることが求められている気がする、、、、

昨夜は疲れていたため、PCも電気もつけっぱなしで寝てしまったのだが、朝起きてふと目をやると既に数百アクセスがあり、朝からとにかくビンビンなのだ。

ていうか、深夜〜早朝になんでこんなにアクセスが多いのか、皆さんナニをされているのかちょっと興味深いのでした!




 そういう訳で、第55回 蘭友会らん展 in サンシャインシティ 〜日本の蘭とその世界〜にイッテきました!

今回も私なりの視点で構成しているので、全く期待しないで下さい。

そして、途中でSDカードが一杯になってしまった為、全体を網羅できませんでした。

他にも良い花が多数あったのに残念です、、、、

良い花はだれかしらのブログにはアップされているのではないかと思うので、そちらをご参照くださいませ。



 ではまず、業者の方の展示から。

多分、プロだからということで別コーナーが設けられていました。

業者の方が蘭展で良いものを出展されても、業者ということで、フェアな評価を受けていないように感じることがあります。

蘭展は、特にドームやサンシャインはそれなりの宣伝の場所になると思うので、もうちょっと取り上げられても良いのではと思うのですが、、、、、

いろんな大人の事情とかもあると思うので、今回は私が惹かれた株を個人的に特集してみました。



Coel. nitida fma. lemoniana 'J&L'
久々にあの江尻イズムを思い出した須和田農園さんの1株で、嬉しくなりました。

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C. purpurata rubra 'Taquara'
望月さんのパープラータ、濃色だし形も良いし、綺麗でした。そして相変わらず株の状態が綺麗です。

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Bletilla (striata × ochracea)
あの紫蘭と同種です。こんな交配がなされているなんて、それ以前にそもそも紫蘭に仲間がいたなんて全く知らなかったです。アルペンガーデンやまくささんでした。

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Bletilla (striata × ochracea) × formosana '丹頂'
こちらもアルペンガーデンやまくささんの。さらに交配が複雑になって、個体名が付いていました。これ、トリラベロでは!?

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Bletia patula
こちらは大場オーキッドさん。Bletillaと綴りや花の感じが似ていますが、別もののようです。大場オーキッドさんは、原種カトレアだけでなく色々なものに詳しくて、あの丁寧な針金の使い方をみてお分かりのように、人柄も気さくで面白いので蘭展で私が必ず立ち寄るお店の1つです。

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Paph. tonsum album 'Left Fuji'
こちらはナーセリーイデさんの綺麗なトンサムのアルバム個体。

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C. forbesii aurea 'Ten'
大場オーキッドさんの、フォーベシーの珍しいオーレア個体。

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Epi. parkinsonianum 'Mille- Feuilles'
こちらは大場蘭園さんのパーキンソニアナム。この花、シャープな鳥のようでカッコよくて好きなのですが、栽培が難しそうで手が出せません。綺麗に栽培されていました。ちなみにミルフィーユは大場蘭園さんの個体名です。千葉だから千枚の葉ということで、ミルフィーユでしたっけ??

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Graphorkis concolor var. alphabetica
こちらも須和田農園さんの惹かれる花。

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Gomesa recuva 'Mille-Fenilles'
透き通るような大場蘭園さんのゴメサ。株を含めたトータルバランスが綺麗でした。パーキンソニアナムもそうですが、仕立てが上手いですね。

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Den. parishii album ’Snow Drift’
望月さんのパリシー。フワッフワの雪が流れているように見え、美しかったです。アルバムなのに綺麗に作られていました。

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Tetratonia Dark Prince '#1'
須和田農園さん。このような蘭も栽培されているんだ、と意外でした。

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Pleurothallis purpureoviolacea
松本洋蘭園さんのマニアックな路線。いつも面白いです。

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 ここからは一般の展示で、特にこの時期の蘭展の定番パープラータです。

私の中では、これをみないとこの蘭展の醍醐味が薄れてしまうくらい、重要な存在です。



C. purpurata schusteriana-striata
花型も色もすっきり、フレッシュな感じでした。

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C. purpurata
acoでしょうか、濃いwerkhauseriにもみえて綺麗でした。

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C. purpurata striata
リップが濃いフラメア個体でP幅もあり、つい目がいきます。

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C. purpurata
trilabelo × striataから出た個体とのこと。こちらもP幅が結構ありました。

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C. purpurata '?'
花も迫力があるし、大株だったのですが、私が訪れた時には終わりかけでした。名札を獲り忘れてしまい、すいません。

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C. purpurata oculata 'Karina'
パープラータには様々なフォルマが存在するので面白いです。こちらは私が大好きなオクラータ。

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C. purpurata flamea
面白い筋の出方だったので、大切にしてほしいです。最近のパープラータはここまで進化しているんだ、と感心しました。

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C. purpurata carnea 'S.H.'
ピンクが濃いめで、株の割に1花茎あたりの輪数も多かったです。お立ち台に上がっていたパープラータでした。

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 ここからはカンハミアナです。

こちらもこの時期の蘭展では定番的存在です。


C. Canhamiana 'Purple Shadow'
面白い色の出方で、さっきも言いましたがカンハミアナもここまで進化しているのかと感心しました。

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C. Canhamiana 'Cobalt'
お立ち台にあがっていたカンハミアナです。

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 ここからは私が会場内で気になったヤツです。


Phal. mannii alba
alba × selfから出たようです。今回の蘭展で、私の10選に入る株でした。

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Paraphalaenopsis labukensis
こちらも1度は栽培してみたいパラファレノプシス。

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Phal. Yangho Gelb Camany 'Crystal Green'
綺麗な黄色のファレでセンスいいですね。こんなの見せられたら、私の物欲がムラムラするので大変です。

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Cym. Little Black Sambo 'Black Magic'
こちらも私をしびれさせた黒シンビ。

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Cal. okinawaensis
こちらも私をしびれさせた青エビネ。

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Den. kingianum 'Dream of Kimi'
あれ?花ないけど?って思ってたら、斑入りの品種のようで、斑に観賞価値があるため展示されていた個体のようでした。白い斑は時々みかけますが、赤い斑は珍しいと思います。

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Cynorkis purprascens
シノルキスと読むそうです。この花自体可愛いのですが、大株にすると賑やかで見栄えが良かったです。

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Cynorkis purprascens 'Blumen Insel'
上と同種ですが、色が濃く、ハナジマオーキッドさんの個体名がついたもの。やっぱりこの方は目利きなんだなと思います。

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Cynorkis umcinata
こちらは同属の別種のようです。

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Mormodes revoluta
なんじゃこりゃ、って思いました!

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Ctsm. (Susan Fuch 'Oxblood' × pileatum 'Imperial Couxt')
黒いカタセタムで、形も面白かったです。パリコレのモデルが着て歩いてそう。

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Ctsm. fimbriatum
吟遊詩人が被っていそうな帽子のようなカタセタムで、カタセタムはヘルメットとか帽子とかそんなのばっかで、おしゃれな感じ。

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Den. parishii s/a
パリシーは様々なフォルマがあるようで、フラメアや、色がかすり状に抜けたやつとか、トリラベロとか大技がスゴイみたいで、ついたくさん集めたくなります。s/aは落ち着きのある上品路線です。

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Den. aphyllum
多分多くの人のストライクゾーン、柔らかい色彩の珍しいアフィラムでした。

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Den. aphyllum album 'Onoda'
こちらはアフィラムのアルバ個体。

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Den. Lea Takfuji
こんなのあるのかと思った、青スパチュラータ。

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Den. Formidible
こちらはナマで見た人は分かると思いますが、1バルブ当たりの花付きがすごかったんです。

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Appendicula malindangensis
綺麗な小型の紫花で、フィリピンの1600mに自生するそうです。

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Tebpogon ariasii
名札が読めずよく分かりませんでしたが、面白い黄色の花でした。

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Sarcochilus ceciliae
オーストラリアの150〜900mの日陰の岩場に自生する、美しい蘭です。

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Sarcoglottis sceptroides 'Silver Sward'
プラスチックで作ったような透明感のある面白い質感で、葉も綺麗だし、観賞価値の高い蘭だと思いました。メキシコ、エルサルバトル、ニカラグア、パナマの1000mまでの熱帯雨林に自生します。

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Coel. virescens
タイ、ボルネオに自生する、緑色でバルブが細い、ちょっと変わったセロジネ。

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Phaius flavus
場所を獲りそうなので手が出せませんが、やっぱり気になるファイウス。

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Eria pannea
モジャモジャが素晴らしいエリア!

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Diworphordris rossii
途中で何故か花の色が変わる、面白い蘭。

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Barkeria lindleyana
栽培が難しいバーケリアを、綺麗に咲かせていらっしゃいました。

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 前半戦のラストは、私の好きな原種カトレアに〆てもらいましょう。



C. mendelii 'Sakura'
ここまでフラメアが入る個体は少なく、メンデリーの中ではトップクラスの超素敵個体。昨年よりパワーアップしてました。

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C. warneri 'Guns and Roses'
写真だと分かりにくいですが、この花はとにかく大きくて、色や形も素晴らしく、ワーネリーのトップクラスの個体なのです。

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C. mossiae coerulea 'Mego'
堂々としたモシェのセルレア個体。

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C. warneri s/a 'Naoko'
ワーネリーのs/aは数が少なくて、あってもまだまだペタルが貧相なものやリップの色が物足りないものが多いのですが、こちらは品があって完璧な個体でした!

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 最後におまけの画像です。

今回の蘭展で私が購入したものです。

蘭展に行くと欲しいのがいっぱい出てきて目移りしてしまい、これでもかなり抑えたのですが、もうどうしたことか、物欲が止まらなくて、、、、ちょっと病院イッテ来ます、、、、



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 大場オーキッドさんから、C. labiata coerulea 'Canaima's Indigo' × self''Ceara'

ちょっと話が長くなりますが、ラビアタのセルレアは結構良い個体が多くて、出尽くした感があり、今更実生を作る人も購入する人も少ないと思います。

加えて、このカナイマ系は親として思ったような結果が出せていないという話も聞きます。

そのセルフ系実生なので、花のレベルがある程度予想がついてしまいます。

しかし、競争率が低いからこそ、私は面白いと思って敢えてアンフラをチェックしています。

coeruleaは実生すると色が濃くなるパターンもあるので、確率は低いかもしれませんが、形は親に似て、色濃いめで出てくれれば最高で、それに近い個体を狙います。

大場オーキッドさんでは、Canaima's Heidel Beer' × 'Canaima's Indigo'という実生も扱っており、そちらはselfより花がバラけると思うので、そっちを狙ってみるのも面白いと思います。

ちなみに文雄さんが作った実生だそうです。

文雄さんの処女作で、確かリメイクされたs/aの実生も、今もあるかどうかわかりませんが、個人的にチェックしています。



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 こちらはハナジマオーキッドさんから、Cym. erythrostylum 'Magnificum' AM/RHS × self

この種自体が綺麗な上に、親が良いので絶対面白い実生だと思います。




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 そして最後は、仲里園芸さんからC. labiata rubura × sib.

親に関しては、園主の方も良く分からないらしく、九州の趣味家の方の実生だそうです。

知らない人の、良く分からないナゾ実生。

なんて魅力的な響き!!

私が惹かれないはずがなく、出来心で手を出したのでした!




、、、、病院に行かなければと思ったのですが、物欲が沸き過ぎる私がおかしいのではなく、そういう魅力的な蘭をたくさん売っている業者が、そもそも蘭が存在するこの地球が悪いのだと途中で気付き、安心しました!

これで、これからもたくさん蘭が買えます(笑)




   
プロフィール

チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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