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C. lawrenceana ('Rafael' × 'H&R')

Cattleya lawrenceana ('Rafael' × 'H&R')(カトレア ローレンセアナ)が咲きました。
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 今回初花でNS8.1×11.5cm、P2.8cm、L1.6cmでした。

この個体は、やや白抜けするペタルと、花弁に入る変な葉脈、リップのやや濃い色がプラスポイントで、サイズと花型特にリップの縮れがマイナスポイントです。

花型は株ができたら変わる可能性があるので、次回に期待が持てそうな面白い花が咲いてくれたなと、久々にちょっと気に入った花なのでした。

そういう訳で、光が差している時間帯にも思わず撮影してしまいました。

濃淡が明確になり、写真に立体感が出ます。



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 C. lawrenceanaは、ベネズエラ〜ギアナに自生しています。

ベネズエラでは、カナイマ地区のテーブルマウンテンの麓の、地元で蘭の島と呼ばれる小島に自生しています。

その島の中でも人が行けないような場所の、かなり高い木の上に着生しているため、見つけるのが難しいそうです。

そのようなアクセスしにくい自生地の影響に加え、独特の花型が大衆受けしないため、乱獲からは免れているそうですが、乾期になるとイグアナや猿からバルブが食べられてしまうそうです。


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 ローレンの株の特徴は、葉やバルブに色素が出やすいところでしょうか。


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 栽培に関しては、violaceaより高地に自生するので多少の低温には耐えられますが、jenmanii、percivalianaの自生地程標高が高くない為、やや高温で栽培した方が成績が良いと思います。

典型的な冬咲きタイプの生育パターンだったと思いますが、詳しく覚えていません。

確か春頃新芽が出て、新芽が少し伸びた頃新根も一緒に出て、夏〜秋にはバルブが完成し、そこからさらに押し子を出して、それも冬前に完成し、しばらく休眠してから咲くというパターンだったと思うのですが、ところどころはっきり覚えていないので間違っているかもしれません。

今回の開花に際してはっきり覚えていることは、バルブ完成後の休眠期間が長かったということです。

今年はもう無理だろう、と諦めた頃にシース内に蕾がみえました。


 ちなみに株のあそこが変になっているのは、強風の時に遮光ネットが激しく波打って新芽を折ってしまったところで、新芽がシケやすいとか、そういうクセは今のところ感じていません。

ただし、この個体が実生なので育てやすいだけなのかもしれません。

ローレンセアナはビジュアルが個性的なので、結構好きな原種カトレアの1つです。



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 2011年、購入時の写真を撮影していたようです。

当時は現在よりもっと寒いところに住んでいたのですが、頑張って夜行バスでドームに行って、H&Rから購入したのでした。

 そうそう、この小さい苗から少しずつ大きく育てたのでした。

栽培の上手い方ならもう1、2年早く咲かせられるのかもしれませんが、私は何をやっても遅い方です(笑)。


 当時の様々な思い出も一緒に咲いて、絶望の雲の下で切れ間に青空などみえず、時が解決することもなく、むしろ私は何も諦めきれず、、、

そしてまた意固地に、刹那的になったのでした。

そういう訳で、AKB48の新曲「僕たちは戦わない」のPVが私の脳をインスパイアし、ブログを書く力を与えてくれたのでした。

C. lueddemanniana coerulea 'Azur Mar'

Cattleya lueddemanniana coerulea 'Azur Mar'(カトレア ルデマニアナ セルレア 'アズール(アジュール) マール')が咲きました。
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 NS10.2×12.6cm、P4.4cm、L3.6cmでした。

まだ株ができておらず、十分な環境も作れなかったために、綺麗に展開していません。

ルデマニアナは、開花期である冬に温度を上げて水遣りをしっかり行う必要があるため、綺麗に咲かせることが難しい原種カトレアの1つです。

しつこくない、すっきりフローラル系の、すがすがしい香りがあります。



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 C. lueddemannianaは、ベネズエラの固有種で、花が大きく、良型の個体が多いです。

花の特徴は、スロートの入り口からリップに黄もしくは淡黄色の目や筋が入ること、スロートの奥からリップに紫色の筋が入ること、ペタルが骨張りやすいこと、葉脈が目立つ個体が多いことです。

株はやや小型、バルブは細めで直立し、葉も硬く肉厚で直立するそうです。

個人的に、ルデが他の原種カトレアと最も異なると思う点は、コラムの先端の形状です。

写真を撮っていないので説明が難しいのですが、尖って突出しています。

ルデの自生地は高温・乾燥地域であるため、おそらく消耗を最小限に抑えるために開花期間が短いです。

その中でポリネーターが受粉しやすいような形状に進化したのか、もしくは風の強い場所なので、風でセルフで受粉しようとしているのかわかりませんが、ちょっと変わった形状をしています。


 生育サイクルが面白く、確か秋頃と春頃?の2回新芽を出していたと思います。

そして、リードがしっかり育ってから新根を出したと思います。

現在は秋冬に出たリードから新根が出ているはずです。

根の加湿に弱く、コンポストが古くなると株が弱りやすいため、早めに植え替えると良いと思います。


 ルデマニアナの開花特性は良く分からず、通常は冬〜春に開花することが多いのですが、度々秋頃に開花することがあります。

海岸産が冬〜春咲きが多く、lara 産が秋咲きで、両者の混血は冬〜春咲きとも言われているようなので、個体の特性なのかもしれません。

一方、光が弱い環境で栽培すると秋頃咲くとも言われているようなので、栽培環境や栽培法の影響を受けやすいのかもしれません。

しかし、秋頃咲いた方の栽培環境や株の状態をみる限り、弱い光の下で育っているようには見えず、当の私は秋咲きを経験したことがないので何とも説明できませんが、開花させる為の条件が分かれば、もしかしたら年に2回咲かせることも可能なのかもしれません。


 より綺麗に開花させるためには、開花時に温度を18℃以上にして、湿度も高めにすると展開良く咲くそうです。

ちなみに自生地では開花期は乾期で、35〜38℃、湿度20%と高温低湿となるそうで、綺麗に咲ききらず、更に花持ちも悪くなり1週間程度のものが多いのだとか。


 自生地は、ベネズエラ北部、カラカスからバレンシアに至るメリダ山脈の北斜面で、カリブ海に面する海抜400〜700mの風通しの良い高台の木々に、大きなコロニーは作らず、少しずつ着生しているそうです。

なお、自生地は2箇所報告されており、1つは海岸地域で、もう1つが山間部地域(lara 産、いわゆるlarense type)です。

海岸性は、海に面した山の標高500m付近の斜面に自生し、花が大きく、良型、明るい色彩、冬〜春咲きが多いそうです。

山間部性(ラレンセ・タイプ)は、標高400〜700m付近のトゲのある低木に着生、なかには円柱状のサボテンに着生し、日中は直射日光の下にさらされているそうです(風通しが良い為、葉焼けしない)。

larense typeは、小型、濃色、フォルマが豊富(?)、秋咲きが多いそうです。


この両自生地は熱帯気候で、日中は30℃まで上昇し、度々40℃を越えることもあるそうですが、高地であるため夜温は18℃位まで下がり、平均気温が22〜23℃前後とのことです。

1〜3月が乾期で、4〜10月が雨季ですが、雨季になってもあまり雨が降らず、日中に軽く降る程度の大変乾燥した地帯です。

ただし、大西洋から吹いてくる風が海岸山脈を越えて霧となっているそうで、周囲にはチランジアが多く生えているそうです。



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 私の経験則ですが、ルデはバークとの相性が良いと思います。

ミズゴケの場合は、吊り栽培の方が栽培し易いように思います。

我が家では、冬はエアコンの真下に置き、水遣りをジャージャー行ってグングン育てています。

温度が必要なので咲かせるにはちょっとコツが要りますが、温度と日照さえあれば栽培自体はさほど難しくないと思います。

部屋自体の温度が上げられない環境の方は、冬の間はホットマットの上で管理されると余裕で冬越しできると思います。

今年はエアコンが何回か止まったためか、根が傷んでいるように見えます。

来年はもっと綺麗に咲かせられるよう頑張りたいと思います。





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C. quadricolor 'Impresiones'

Cattleya quadricolor 'Impresiones'(カトレア クワドリカラー インプレッションズ)が咲きました。
P1220723.jpg



 ラベルが読みにくく、’Impregiones'と書かれているのかもしれません、、、

今回、NS6.9×5.6cmでした。

最近忙しくてきちんと覚えていませんが、3月末〜4月初旬頃に咲いたと思います。



P1220726.jpg



 リップの先端にチョコンと少しだけ色がのる珍しいタイプで、見る程に面白いと思います。

この花に関する情報は見つけられず、また株も出来ていないため、本来の花のレベルが未知です。


 クワドリカラーは栽培し易いと思っていのですが、植え替えの時期を間違うと、下手すると枯れてしまうこともあるということを最近学びました。

原種カトレア全般に通じるのかもしれませんが、もしかしたら案外デリケートなのかもしれません。

珍しい個体なので、慎重に、ある程度株を作ってからバークに植え替えようと思っています。



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 最近、仕事や植え替えが忙しく、久々の更新となりました。

ポツポツと咲いているので、時間をみつけて順次紹介していければと思います。

Coel. Intermedia

Coelogyne Intermedia(セロジネ インターメディア)が咲きました。
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 Coel. Intermediaは、Coel. cristataとCoel. tomentosa(Syn.=Coel. massangeana)のプライマリー交配で、花が美しいうえに輪数も多め、セロジネの割に花持ちが良く(2〜3Wくらい?)、香りが良く(すっきりフローラルをちょっと濃厚にしたような香り)、さらに非常に強健という、セロジネ界で最も有名と言っても過言ではない、代表的存在です。
 
このインターメディアの中には、‘Magnificum’という個体があり、そちらは花が一回り大きいためさらに魅力的存在です。

今回、NS5.7×4.3cm、P幅0.8cmでした。



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 栽培に関しては、生育期は水がかなり好きで、水切れさせると葉に皺が寄りやすいです。

葉が薄めなので強い光線は苦手なように思われがちですが、カトレアと同じくらいの明るい環境に置いた方が生育・花付きが良いです。

クリスタータの血をひくため、暑いのは苦手という記載を見かけますが、関東の暑さくらいなら全く問題なく栽培できます。


 強健のなので、コンポストは何でも大丈夫だと思います。

以前、ドームで知り合った北海道の若者から「庭の土で植えても大丈夫」と教わったのですが、私はさすがに怖くてまだ試せていません、、、、

それくらい強健で、水が好きなのだと思います。


 我が家のこの株は、強健につきどんどん増えて鉢が大きくなってしまい、昨年の春〜秋は日陰での栽培でした。

日照不足を解消するため、冬の日中はできれだけ直射に当ててあげています。

そうこうしていれば、株姿は美しいとは言えないのですが、このようにどうにか育ち、どうにか咲きます。



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 話は変わりますが、私は小さい頃から八朔が好きでよく食べます。


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 先日、八朔を購入しようとしたら、「若い人が八朔を買ってくれると嬉しい」と果物屋さんから気に入られ、1袋頂いてしまいました。

最近の若者は、小さい頃から親が甘い果物ばかりを食べさせているせいで、酸っぱい果物を倦厭するそうです。

八朔なんて、酸っぱいし、皮は硬いし、近頃は果物としての人気がめっぽう低いらしいです。

八朔、甘夏、伊予柑は商品として売れないから農家の人もだんだん作らなくなってきているそうで、あと10年もすれば絶滅するのではないか、とその果物屋さんが心配していました。


 なんだか蘭の世界でもたまに耳にするような話で、ちょっと寂しくなりました。

そういう訳で、最近私は毎日八朔を食べているのでした。

ちなみに八朔の最もおいしい季節は1〜2月で、現在はもうシーズンの終わりです。

これからグレープフルーツとかが美味しくなるそうです。

グレープフルーツも酸っぱくて大好きなので楽しみです。




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Ddc. cobbianum

Dendrochilum cobbianum(デンドロキラム コッビアナム)が咲きました。
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 デンドロキラム属は、花茎が稲穂に似ているため、ライスオーキッドと呼ばれています。

ものによってはネックレスオーキッドとも呼ばれています。

デンドロキラムは基本的にどれも良い香りがします。

ちなみにコッビアナムは、甘さ+エスニックにう●こを少し混ぜたような、良い香りがします。

 コッビアナムは、かんざしのようだとたとえられることもあり、デンドロキラムの中でも美しい種です。

花の1つ1つは小さいですが、ラメが入ったようなクリーム色を基調にしつつ黄色リップなので、シンプルな美しさがあり、日に当てながら見ても綺麗ですし、暗いところでみてもしっかり存在感を放っています。

花弁の色は白〜白緑、やや黄色がかった個体等、多少の変化があるようです。

私は、影と一緒に見るのが1番気にいっています。

タトゥーを入れた人の気分が味わえます。


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 コッビアナムは、フィリピンの1200m以上の苔に覆われた木に着生したり、稀に岩に岩生するそうです。



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 水が好きなので、長期間切らさないように気を付けて栽培しています。

冬の間はやや水やりの間隔を少なめにすると良いそうです。

現在、プラ鉢+ミズゴケで栽培していますが、この組み合わせだと我が家では上手く育たないみたいです。

そろそろはみ出してきたので植え替えなければならないのですが、この系統は根が細いから植え替えが難しく、植え替え直後に調子を崩して枯れるパターンを繰り返しているので、今回は気を付けたいと思います。

次は素焼き+ミズゴケに変更しようと思います。



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 こういう蘭を見ていると、連想ゲームで無性に麺類が食べたくなります。


そういう訳で、こちら!



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 「うまかっちゃん」というラーメンで、私の地元の即席ラーメンです。

子供の頃、土曜の昼に祖母がよく作ってくれていました。

麺が長くなり過ぎないよう予め割ってから茹で、茹でた湯は体に悪いからと1度捨て、野菜や魚肉ソーセージや玉子を入れて、粉末スープは少なめにして同封のオイルは使わずやや薄味、少し手を加えて栄養面を考えてくれていました。

スープも全部飲むなと怒られ、半分までと決められていました。

小学校低学年の時に他界したのでもう随分食べていませんが、作り方を全部記憶しているので、恐らく私にもあの味が再現できるはず。

しかし、面倒なのでやってられず、背徳感を感じながらも、粉末スープも添付のオイルも全部入れて作りました(笑)

とんこつベースでやっぱり美味しかったです。

ちょっと悪いことをしてやった、というスパイスが美味しさを一層引き立てて、スープも一気に飲んでしまいました。


 そういう訳で私はとんでもない不良ですが、このデンドロキラムだけは絶対に不良にならないように更生してあげようと思ったのでした。









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C. intermedia orlata 'Ennio'

Cattleya intermedia orlata 'Ennio'(カトレア インターメディア オルラータ 'エニーニョ')が咲きました。
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 今年の'Ennio'は、シンプルな感じでした。

ペタルの先端に少しだけ色がのりました。

今回、NSは8.7×9.6cm、P幅は1.8cm、L幅は3.8cmでした。



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 インターメディアは、年によって花が変化し易いと言われています。

今回は例年の花を比較することで、'Ennio'という個体の普遍的な特徴と、流動的な特徴を明らかにしてみたいと思います。


(2015年の花。2輪目です)
P1200746.jpg

(2014年の花。個人的には最も美しいと思います。サイズは測っていませんでした、、、)
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(2013年の花。NS:9.5×12.5cm)



 以上の画像から、リップの色の入り方や全体的な花型は毎年似通っており、おそらく普遍的であることが伺えます。

一方、サイズ、ペタルとセパルの色彩、リップのオルラータのビラビラのところの色の入り方は年によって変化しており、個体として安定してない特徴であることが伺えます。



 次に、2014年は良い花が咲いたのに、2015年はいまいちだった理由を検証したいと思います。



(2014年の株の様子。置き場所も良かったためか、結構作上りした!)
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(2015年の株の様子。ヒドイ!)
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(2015年は鉢が大きくなってしまい、置き場所に困り、根腐れが怖くてバークも大粒にしたため株も安定せず、なんかもう最悪、、、)
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 そういう訳で、おそらく栽培環境や株の状態が大きく影響しているのではないかと思います。

そして、多分開花時の環境(温度や日照や水遣り等)も強く影響しているはずなのですが、2株同時に栽培して比較検討するという贅沢が、ブタ小屋のような我が家では出来そうもないものですから、いつか私がビッグになって豪邸に住んだら検証して報告します。



 2016年は更に良い花を咲かせたいのですが、どうすればよいのやら、、、、、

そういう訳で、とりあえずこちら。



(柴又帝釈天)
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 ここは寅さんで有名な東京の柴又です。

雰囲気が良くて、ちょっと感動した風景だったので紹介します。

柴又帝釈天は彫刻の寺と言われており、奥には彫刻ギャラリーと庭園があるそうです。

この近くのどこかに、あの伝説的ミュージックの舞台「矢切りの渡し」があるらしいのですが、私は見逃してしまいました、、、

ちなみに「矢切りの渡し」は祖父が好きだった歌で、ヘビーローテーションで聞かされた私の子守歌です。


 私は、ここの二天門が気にいって、ずっと見ていたのでした。

この細かな作り。昔の匠の技術って言葉では言い尽くせないくらい素晴らしいですよね。

日本人に生まれて良かったと思いました。

この芸術性の高い伝統的技法が、現在にもきちんと継承されていることを願います。



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 こちらは帝釈天参道。

下町の街並みが美しくて賑やかで、観光名所となっています。



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 世間の方々には観光地でしょうが、私にとってここは、わさみんの恋チュン演歌ver.の聖地です!

なので穢す訳には絶対にいきません!



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 そういう訳で、聖地巡礼の旅でした。

先日イッテきたばかりなのに、もう1回イッテみたい場所になりました。

そういう訳で、2016年はもっと良い花が咲きますように、とりあえず神頼みしてきたのでした!











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C. schroederae(JP)

Cattleya schroederae(JP)(カトレア シュロデレー)が咲きました。
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 シュロデレーは綴りがやや難しく、C. schroderaeと綴られることもありますが、「C. schroederae」がkewでアクセプトされています。

今回、NS10.6×10.4cmでした。

一般的なC. schroederaeのNSが11.14±1.52、11.29±1.91cmなので、やや小さいくらいのサイズだと思います。

JPということですが、P幅5.6cmで形も良いので、実生がJPとして売られていた可能性も否定できませんが、本当にJPだったら良い花ではないかと思います。

香りは桜餅の香りで、シュロデレーらしい香りです。




P1210051.jpg



 C. schroederaeの特徴は、花弁にフリルが多いこと、黄目が大きくしっかり入ること、セパルがクルンと巻きやすいこと、桜餅のような香り、花命が永い(2ヵ月弱は咲いている気がします)こと、やや遅い時期に咲く(3月前後が多い)こと等が挙げられると思います。

ただし、多少の個体差はあると思うので、一概には言えません。


 シュロデレーはフォルマが少ない原種カトレアの1つで、tipoとalbaとやや濃色の個体があるくらい。

concolorというフォルマも見かけますが、シュロデレーはtipoがそもそもconcolorのような色彩なので、混乱を避けるためにも書かない方が良いのではないかと思います。

個体差の範疇なのか、別の種と混血しているのか不明ですが、香りが濁っているものやちょっと変わったフォルマと出会ったときは、気を付けて観察した方が良いと思います。

私はシュロデレーに限っては、珍しいフォルマ等は狙わずに、香りの良い個体を最重視、更に形も良ければベストと思ってコレクションしています。



P1210055.jpg



 原因が何だったのか覚えていませんが、随分根が傷んでいるようにみえ、その影響か作落ちし、まだ十分な花を咲かせられていないと思います。

個人的には現段階でも自分の中の基準をクリアしているのですが、まだ満作とは程遠いので、本来の花がどのような感じなのか楽しみにしながら栽培しています。


P1210052.jpg



 昨年の花と比較すると、バルブ数が増えた分力が付いて、少しゆったりした花型になってきたと思います。

(昨年の様子)
P1130684.jpg

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 私はシュロデレーは数個体栽培していますが、他の個体は割と強健なのですが、この個体は以前からなかなか大きくならず、やや気難しい印象を受けます。

多分ですが、根が弱いというか、ちょっとでも根に合わない環境を作ってしまうと、すぐ根腐れする印象があります。

今年はバックを切り落として、コンポストを新しいバークに総入れ替えし、乾湿のメリハリを大きくつけてみようと思います。



P1210053.jpg



 そういう訳で、この気難しさはもしかしたら本物のJPの可能性も高いし、私の栽培が下手なだけかもしれないし(コレはまあ確実でしょうw)、とにかく良いシュロデレー出会ったので、大切にしたいと思ったのでした。




   
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チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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