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秋の洋蘭展2014(その2)


 今回は、前回の続きとして、ラビアタの様々なフォルマを特集しました。

このブログを見て下さっている多くの方が、自分の好きな形や色、何か新しい発見や再認識ができたら幸いです。

昨年の私がそうだったように、きっともっとラビアタを好きになるはず、、、、。



C. labiata semialba
嫌みのないセミアルバで、個人的には好きです。ラビアタのセミアルバには、 'Perola Rubra'のようなイチョウ型のリップと、'Canaimas'のようなフリル型のリップと、'Cooksoniae'のような中間型のリップがあり、どれも甲乙つけがたく、だから全部好きなんです。
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C. labiata semialba 'Carolina'
こちらはなんかフレッシュな感じのフリル型のリップを持つ個体。
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C. labiata semialba 'Canaimas'
やはりこの花はイイですね。色彩も展開も良くP幅もあり、洗いたてのようにパキッと白くて、カッコイイ!の一言でした。
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C. labiata 'Pixy'
私が今回秘かに期待している花。花型は悪いですが、5弁に筋が入りそうな雰囲気があり、今後どうなるか楽しみな個体でした。
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C. labiata semialba 'Cooksoniae'
私が生まれるずっと昔、蘭を英国に運んだというクック船長の名を冠した、記念品的プラント。随分と古いsemialba個体で、完全なセミアルバかどうかは疑問もありますが、現在でもやはり銘花です。
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C. labiata rosea 'Perola Rubra'
こちらもクックソニエと同じくらい古い、昔でいうsemialba個体。花弁に色素がはっきり入るので、フォルマはroseaやmarmorataあたりが妥当と思います。
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C. labiata amesiana
綺麗色のラビアタ。こういう曖昧な色やコンカラー等の優しい色は日本人受けが良いんですって。
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C. labiata amoena 'Fowleiana'
有名な個体のOGとのこと。MCはたくさんありますが、OGは割と少ないみたいです。私も多分初めて見ました。
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C. labiata concolor 'Pastel Queen'
なんて優雅な色彩なのでしょう、と思わず言いたくなる個体。この会の女性陣を象徴するような、優しい花です。
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C. labiata labeloide 'Conto de Vigario'
こちらはこういう展開しきらない、確かラテラルセパルがリップ化したlabeloideという珍しい個体です。このようなレア個体をコレクションし、きちんと開花させて展示できる方は、かなりマニアックで実力者だと思います。
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C. labiata mosca 'TN'
花が大きく、展開も良かったので存在感があり、非常に蘭展映えしていた個体。かなり優秀な個体ではないかと思います。ステムが強いのか、仕立てが上手いのか、ちょうど良い位置に整然と咲いています。
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C. labiata select 673
セミコンカラーのような花でした。白抜けしたリップに濃い紫と奥の黄色、縁取りのピンクの色彩のバランスが良いので、綺麗に咲かせればレベルの高い個体だと思います。
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C. labiata concolor 'Nobuko'
ラビアタのコンカラーを代表する個体。確か関西のS氏の愛妻の名を冠した個体名。結構弱い株だそうです。
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C. labiata coerulea
青がかすり状に入った個体。
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C. labiata coerulea 'Blue Flag'
青がソリッドに入った個体。レベルの高い個体だと思います。
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C. labiata coerulea 'Blue Storm'
青がソリッドで、さらにかなり濃い個体。リップに限らず、花全体がフワッフワで青みがかっていて、超絶幻想的でした。今回のラビアタではどれもそれぞれ良かったのですが、特に'Orlando'、'Suspensorio'、alba'Brazilian Queen'、alba'Maceiro'、s/a 'Canaimas'、mosca 'TN' 、concolor 'Nobuko'、coerulea 'Blue Storm'、次のcoerulea 'Junior'は個人的に非常に良いと思いました。その中でもこの個体は1位でしょう。
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C. labiata coerulea 'Junior'
ちょっと暴れて咲いてますが、この個体の青は他とは異なり濁りのない青で、リップも大きかったのでインパクトがありました。
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 ここからはジェンマニー部門です。

ジェンマニーはラビアタより少し遅れて咲くので、今回出展株数は少なめでした。

ラビアタに比べるとペタル幅が狭いですが、香りが非常に良くて、輪数も多いので、私の好きな原種カトレヤの1つです。

レベルの高い個体を2つ厳選しました。



C. jenmanii coerulea 'Caballero'
ジェンマニーのセルレアは個体数がまだ多くなく、濁ったようなボヤっとした青がかすり状に入る個体が多いですが、この個体は見たことないくらい綺麗に青が入るセルレア個体でした。
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C. jenmanii concolor 'Canaima's Sumaggler'
ジェンマニーのコンカラーも貴重な色彩で、これも美しくて高価な個体でうっとりします。ですが、最近あちこちで見かけるようになってきました。この頼りなくて儚い美しさは守っていきたい。
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 ここからは交配種部門です。

もっとたくさん出展されていたのですが、私の気になったものをこれまた2つだけ厳選。



(Rlc.)S.O.A 40th.Celebration×C.Mini Song 'Petite'
どことなくレトロな色彩の組み合わせなのに、色の入り方はファンタジアチックで新しい、惹かれる個体。香りを確認し忘れてしまいましたが、こういう花って臭い香りはしなさそう!
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C. Minuet
C. lundii × C. coccineaという惹かれる交配。こういう系統や、ノドサ系の交配種など、私と同じ好みの花を栽培されている方は、きっと自分と趣味が合うんだろうな、仲良くなってみたいなと妄想します。

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秋の洋蘭展2014(その1)

先日、東京原種カトレヤ研究会が主催する秋の洋蘭展にイッテきました!
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 場所は「江戸川区総合文化センター」でした。

これは後ほど重要になってきますので、よく覚えておいて下さい(先生風)




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(会場内の様子)
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 会場には早くも満開となったラビアタをはじめ、192株が展示されてました。

我が家なんて大した花は咲いてないし、ラビアタなんてまだまだ先だし、それなのに皆さんやっぱスゴイですね。


 花の少ないこの時期は、無性に蘭園に行きたくなったり、つい株を購入したくなるのですが、こんなにたくさんの花を見ることができて、私の中毒症状も一旦落ち着きました。




C. labiata amethystina 'Norma Dreher'('Canoinhas')
やはりこの花はイイですね。大株で咲かせる技術、美しい仕立ても含めて素晴らしかったです。この株の大きさに対して、あの鉢。この出展者の栽培方法は、どの株をみても本当に勉強になります。
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 ワリシー(旧エルドラド)が数点出展されていました。

個人的にはもう少しシンプルなワリシーでも十分美しいと思うのですが、どれも見栄えが良くて美しいですね。



C. wallisii 'Estrela do norte' AM/JOGA
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C. wallisii
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C. wallisii s/a fantasia 'Brilhode norte Special'
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 さて、今回の蘭展の見どころの1つがビカラーでした。

ビカラーは例会でちょこちょこ見かけますが、ラビアタ系に比べるとさほどメジャーではないためか、まとまって見る機会は少ないです。


 ビカラーは地色に緑ベースと茶色ベースがあります。

私は緑の方が好きですが、濃い茶色も捨てがたい、、、、うーん、でもやっぱり薄い茶色もいいかも(笑)




C. bicolor sib.
実生の初花、1輪咲きでこのレベルだったので、株が充実した時の花をもう1度見てみたいです。リップの先端に僅かに色ムラがあるようですが、全体的に艶やかな紫色で嫌みがなく綺麗です。株の状態を見ると、今年から一気に作上がりしており、今年の栽培は非常に上手くいった、もしくは栽培者か環境が変わったのかなと感じました。もしそうならすごい栽培センスだと思います。
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C. bicolor 'Mendenhall Beta'(4N)
色も形も良く、遠くからみても一目で良い個体だな、と思いました。リップの色が深イイですね。ボタンのような模様が特徴的。どの葉もバルブも綺麗で、この方も栽培が上手いですね。
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C. bicolor
こちらも実生なのかな、1輪咲きでこのレベル。この色で、かつ全体的に丸いので、欲しくなる個体です。リップのクロスがカッコいい。
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C. bicolor
ここからは茶色のビカラー。派手さはないのかもしれませんが、シブくて落ち着く花です。やはり薄い茶色も1つは欲しいですね。
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C. bicolor
こちらはさらに色が濃くなったもの。花弁が細いのが少し残念ですが、反り返るくらい展開が良く、1番元気を分けてくれそう。この花の良いところは、真ん中の蕊柱の白が綺麗で、濃い花弁とのコントラストがはっきりしているところ。そのお陰で、野趣とロボチックという相反する特徴を両有しており、何故か目に留まります。
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C. bicolor 'Chocolate'
最も茶色の濃い個体でした。花弁幅もあるので、個体名がついた理由が分かります。
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 続いてラビアタです。

良花が少ないとされるラビアタのアルバ。

今回は出展数も少なく、比較検討が難しいですが、ラビアタアルバの良花とは一体どのような花を指すのでしょうか。




C. labiata alba
綺麗に栽培・仕立てられているので、非常に見栄えが良いですね。我が家のもそうですが、ラビアタのアルバは骨張ったりイカりやすいような気がします。
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C. labiata alba 'Brazilian Queen'
P幅があり、花型も良く天使達の舞いを見ているような気持ちになります。ブラジルの女王という個体名を付けたその想いを、窺い知ることができます。撮影の角度等にも依るのかもしれませんが、ややオープンリップになりやすいのでしょうか。一般的にこの個体は樹勢が弱いらしいです。
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C. labiata alba 'Maceiro'
この花は純白で形良し、スロートの締まり良し、リップのフリル良し、まさに清楚で上品、我々が追求したい理想的なラビアタのアルバではないでしょうか。
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 さて、この研究会がこの時期に主催してきた原種カトレヤ蘭展の最大の見どころは、ラビアタのチポにあるのではないかと私は考えています。

原種カトレヤの基本、そのスタンダードを自分の中で確立するために、私はこの蘭展に足を運んでいるといっても過言ではないと思います。




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 多くの個体がある中で、やはり人目を惹くのは丸くて形の整ったもの、花が大きいもの、輪数の多いもの、色の濃いもの等。

蘭展で映える花、高得点を獲りそうな花という、皆が共通して抱いている基準のようなものはやはり存在するみたいです。

私もいつの間にかそのような視点で見ていますから、、、、




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C. labiata '92'
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 しかし人には好みがあるので、他の人が良いと言わない花でも、自分が良いと思えば、それは自分にとって良い花です。

世の中にはゲテモノ好きもいますからね、バルボやパフィオなんて、アレ妙な花ですよ?

私達のような変態の領域になると、あれが美しくてたまらないと感じます。

つまり自分の感性も大切にして追求した方が良いのでは、というお話でした。


 そういう訳で、一般受けは良くないのかもしれませんが、現在私が惹かれるのは以下に挙げたような個体達。

他のラビアタにはない、キラリッと光る魅力を感じます。




C. labiata
リップの山吹色が他の個体に比べて大きかったです。そしてラテラルセパルの色抜け。珍しかったので大切にしてほしいです。
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C. labiata rubra
丸さ等はあまりないのに、何故か人目を惹きつける魅力をもっているような気がします。スレンダーで大人っぽい魅力、妖艶さ、とでも言うのでしょうか。
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C. labiata sib.(rosada 'Petterson'×alba 'Angerer')
 リップが縁どられて、花弁が淡く色抜けして、ほっとけないような、幻想的な雰囲気を持った花。
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C. labiata marginata
marginataとは「縁取り」の意味。リップの周りがこうやって発達したものを指すようです。こういうリップ大好き。
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C. labiata 'Suspensorio' FCC/RHS,FCC/AOS
こちらもリップが発達していて、古くからある美しい個体です。個体名の'Suspensorio'とはサスペンション、「ズボン吊り」の意味。'Hescrique Sawel'、'Henrique Sauer'、'Volkswagen'等の異名を持つようです。
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C. labiata 'Orlando'
こちらも古い個体のようで、リップに特徴がある山木。スペルミスか'Orland'と記載されることもあるようです。
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C. labiata sib.('Hama'×'K-164')
 ペタルの先端に薄く色素がノリ、リップの色も濃くて綺麗だし、良いなと思った花。
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C. labiata 'No.4'
初日は花が開きかけでしたが、最終日には綺麗に開いてました。
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C. labiata sib.
形はまずまず、色が濃い個体。
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 最終日に隣の会場にいた犬の化け物。


写真を撮るために親子連れが行列を作っていたのですが、並んで待つことに飽きた子供がぎゃん泣きして、親が慌ててあやしたり、お菓子でごまかしたりしてて、アハハて感じでした。



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Gom(旧Onc).Moon Shadow 'Tiger Tail' BM/JOGA

Gom(旧Onc).Moon Shadow 'Tiger Tail' BM/JOGA(ゴメサ ムーン シャドウ タイガー テイル)が咲きました。
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 今年は置き場所が悪く、南と西から光が入っていた為か、それに加えて調子に乗って途中で鉢の向きも変えた為、花の向きがバラバラになりました、、、、

 これはおかしなことになるな、と途中で薄っすら気付いたのですが、見えない振りをして過ごしてしまいました、、、





 昨年前述した通り、ムーンシャドウ タイガーテイルは黄色と黒のコントラストが美しく、アロハイワナガにはない魅力を持っています。


それはまるで光と闇のコントラストで、人生の航路における希望と絶望のコントラストです。


 私の小船はすぐに沈没してしまうようで、人生の荒波に立ち向かうことは難しいみたいです。

孤島に難破し絶望していても、頭上を吹き荒ぶ風が東京オリンピックへのカウントダウンが進行していることを教えてくれます。


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 2020年の自分は、どこで何をしているのだろう、、、、

闇の中で私が道を違わぬよう、私の希望は、灯台のように遠くで光を放ち続けていて欲しい。





 ムーンシャドウ タイガーテイルが醸し出す華やかな美しさが、私の裏側にある焦燥感と寂寞感を際立たせる。


再び不安になって、他の色を探そうとする。

しかし、金、銀、錦を探すことはもうしない。

既に、痛いくらい、蘭に帰るしかないことを知っている。

やがて、受容を、知る。







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感想(4件)










イベント「秋の蘭展」のお知らせ


 蘭には同種であっても様々なフォルマや花型、大きさがあり、それに加えて例年輸入や実生が行われて進化しているので、どれが良いのかわからなくなることはありませんか?

蘭展では、そのような花を比較してみることができるので、非常に勉強になりますよ。

 花の少ないこの時期の蘭展は割と珍しく、、他の方はどのような花を咲かせていらっしゃるのか興味深いです。

原種カトレアの基本、ラビアタ等を勉強できれば、と私が楽しみにしている蘭展の1つです。

 お時間のある方は足を運ばれることをおススメします。



  次項有日時:9月21日(日)13:00〜17:00
          22日(月)10:00〜17:00
          23日(火)10:00〜15:00

  次項有場所:東京都 江戸川区総合文化センター




B. nodosa 'Good'×self

B.nodosa 'Good'×self(ブラサボラ ノドサ)が咲きました。
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 なんと1カ月以上も更新をサボってました、、、

サボっていたというより、花が咲かない→更新しようがない→どうしようもない!って感じでした。

そんな訳でどうもすいませんでした。



 さて、昨年より株が一回り大きくなり花茎と輪数が増えました。

花を同一方向に向け、できるだけ鉢の周りに密集してラウンドして咲かせようと葉組みをしたら、株姿がとんでもないことになってました、、、

こういう花茎の短い品種の場合、株の真ん中で咲く花はどうすればよいのやら、、、、





(今年の様子。NS10.7×9.8p)
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(昨年の様子)




 まだまだいくつか花茎があがってきていて、私は昨年の地味な様子を間近でみてきているだけに、ウチの子一体どうしちゃったんだろ、ってちょっと不安になります。




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 まあそれはウソで、昨年はコンポストをミズゴケからバークに入れ替えたのでダメージがあったのですが、鉢をギリギリまで小さくしていたのでどうにか開花してくれた感じでした。


今年は鉢増しはしましたが、それでもギリギリの鉢の大きさなので、ただ単に株の持つチカラが発揮されやすいのだと思います。


こういう系統は、こうやってちょっとずつ根鉢を作っていけば割と調子が良いように思います。




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 さて、ノドサには良い香りがあります。
この香りは、私が好きな系統の香りだということに改めて気付かされました。

ハンドクリームのような、とにかくクリーム系のやさしい香りです。
17時頃から香り始め、朝の7時頃には微香になっています。


う〜ん、でも我が家は先日スプラサイド+アプロード+トップジンを噴霧したから超臭いや、、、、




 午前中いっぱいは遮光ネット(我が家は防風ネットですが)の切れ目の直射日光に敢えて当てています。

真ん中のあたりが思いっきり葉焼けしていますね。

きっとあそこは根が弱っているんだと思います。

あの近辺から新芽が出てくれれば、その新根のお陰で古いバルブも助かると思うのですが、根なしの古いバルブがお荷物になって、次の生育・開花に影響する可能性もあると思います。

葉焼けした部分から炭素病等を発症されるのも嫌だし、見た目にも見苦しいし、思い切ってカットした方が良いのかな、、、

いやいや、カットした傷口から他の病気やウイルスが入ったらどうするんだ。


、、、、でもこれだけバルブ数がある場合、カットしてもしなくても生育には大差ないような気もします。


そういう訳で、とりあえず殺菌殺虫なのでした。


そんなこんなで、今日もぐるぐるといつまでも悩んでいるのでした!





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 さて先日、嬉しいお客さんが来てくれました!


嬉しさ(とヒマさ)のあまり妙なテンションになってしまい、何故だか芥川賞狙いの小説を書いたので、私と同じくらいヒマな人だけ読んで下さい。




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 『吾輩は守宮である』


 吾輩は守宮である。
名前は家守とも書く。
主に民家やその周辺に生息し、昆虫やクモ、ワラジムシなどの害虫を捕食することから、家を守るとされ、こう名付けられたそうである。

 本日、ここに住むチームBという人間にフラッシュを焚かれ、カメラにその姿を捕らえられてしまった。

 しかしこの人間という生き物はつくづく妙である。
顔はツルっとしていて、エラもなく、まるで薬缶である。
ことさらチームBという人間は、人間の中でもどうしようもない部類のようで、終始どうしようもないことをぐるぐる考えているようである。


 この人間は大学時代、心理学を鞭撻する人間から、「モラトリアム期を過ぎて大人になると、それまで嵐のように渦巻いていた自我に対する悩みにさほど悩まなくなる、悩まなくなった時が大人だ」と教わったようで、確かにそうだと感心したそうである。

 しかし、大人になったにも関わらず、ライフステージの変化に伴い、質の異なる新たな問題と出会う度、正義や真がブレてしまい、正解が分からなくなるようである。


 ある日、「歳を重ねると悩みは少なくなるのか、増えるのか」と自問し、やがて自分で気付いた。


 どうやら悩みは尽きないらしい。
問題解決能力や回避能力が向上し、同じ問題で躓くことは少なくなるが、問題も人間界で絶滅しないよう必死に抵抗しているようで、人生の過程の中で様々なパターナリズムをもって、人間の脳内に入り込んでは増殖と減少を繰り返しているようである。


 人間が元気なうちは培ったノウハウで問題解決できるが、やがて加齢等により手段が狭められていくと、いよいよ問題はパンデミックのごとく脳内に拡がり、人間を蝕んでいく。


 我々ヤモリは、驚いたり敵に捕まりそうになると尾を自切することができる。
人間は我々守宮に比べると下等で、自切や再生機能を有さないが、いっそ抵抗を止めて諦めてしまえば少しは救われるのではないか。
それができずに、這い上がることもできない瓶の中で、手足をバタつかせてもがく人間に同情する。
人間は所詮、守宮にも猫にもなれず、人間でいるしかないのだ。
そういう訳で、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。









B.nodosa 'Suzan Fuchs' FCC/AOS(OG)
FCC受賞時のNSが14.7pと、花の大きな個体(我が家の'Good'×selfは10.7pでした)。
AOSのFCCは90点以上獲得せねばならず、受賞株自体が全受賞花の1%程度とかなり少なくレアです。
この個体にはMCもあるようです。

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B.nodosa 'Mas Mejor' AM/AOS
普通種に比べ大柄で、冬咲き。
ノドサには不思議なことに夏咲きと冬咲きの個体があります。

ブラサボラ ノドサ ‘マスメジャー’B.nodosa ‘Mas Major’【花なし株】

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 ところでNMB48の「君にヤラレタ」、.「電車を降りる」、「イビザガール Dance shot var.」が良くて良くて、もう何回PVをリピートしたことか、、、、

 その前はAKB48の「君は気まぐれ」、「Bガーデン」が良くて良くて、、、もうね、おかしくなりそう。


やっぱ、みるきーとさや姉とぱるると3銃士は良いですわ!


   
プロフィール

チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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