2014年07月26日
Gur. deckeri
Gur. deckeri(グアリアンセ デッケリ)が咲きました。
Cattleya属のcircumvola亜属のauranticae節であるaurantiaca、moradae節であるbowringiana、deckeri、skinneri、patinii、自然交雑種である×guatemalensisは、全てGuarianthe属に移行しました。
よって、かつての「C. deckeri」は「Gur. deckeri」となりました。
deckeriは希少で情報も少ないです。
海外のサイトをいくつか調べる限り、その歴史的な経緯は複雑なようです。
deckeriは、1856年にはskinneri var parviflora、1900年にはpatinii、1914年にはskinneri var patinii、1942年にはskinneri var autumnalisのそれぞれsynonymとして記載されてきました。
しかし、1993年と1995年にDresslerは、deckeriはskinneriとは開花期が異なること(skinneriが春咲きであるのに対して、deckeriは秋咲き)、リップの色がskinneriより濃いことから、パナマのdeckeriは実際にはpatiniiで、deckeri は×guatemalensisのsynonymと発表しています。
一方Kewでは、deckeriを依然、skinneriやpatiniiのsynonymとして位置付けているようです。
より確かな情報が得られるまで、各種を別種として分けておくべきという意見もあります。
私の個人的な意見は、deckeriはskinneriや×guatemalensisとは開花期が異なるため、各々別物ではないかと考えています。
patiniiは持っていないため、patiniiのことは私はわかりません。
さて、このように種名が混同した経緯のある原種は、故意でなくても取引の際に名前の間違いや、実生した際に混血が起きてしまう可能性が高くなり、純粋な原種ではないものが出回りやすくなるのではないかと懸念しています。
この個体も純粋なdeckeriかどうか、真相が分かりません。
deckeriは希少ですが、我が家には何故か2個体あます。
deckeriはやや扁平なバルブと卵型の丸い葉をもつとされます。
我が家の1つの個体は確かにskinneri等に比べると扁平なバルブを有し、葉の形も丸い印象を受けますが、今回開花したこちらの個体は扁平なバルブではありません。
さらにこの個体は、skinneriより株が小型に感じますが、栽培の影響や個体差の範疇かも知れず、また混血の可能性もあり、現段階では何とも言えません。
もう少し経過を追い、他の個体と比較しつつ追求していきたい、と思っています。
deckeriは、パナマからトリニダードの標高0〜900mの河岸に沿った木の上、および岩の上の茂みに自生するそうです。
中央および南アメリカの両方に自生する唯一のカトレアという記載もありますが、kewの記載をみる限り、本当に中央アメリカに自生するのかは不明です。
栽培は、他のグアリアンセ同様にさほど難しくないのではないかと思います。
ただし栽培方法に関する情報が少ない為、念の為私は少し丁寧に栽培しています。
特に冬は、室内の温かいところで越冬させています。
多肥やコンポストの過湿を嫌うとする記載もあります。
生育サイクルは、よく覚えていませんが、初夏頃新芽が動き出し、冬に生育が止まり、そのまま休眠して、今頃咲きました。
シースを付ける場合と、シースなしで蕾があがる場合があるようです。
この個体は、シースを付けたり、シースなしで蕾がキタりしました。
私の栽培技術が低いせいで、根があんなところに張り出してしまい、お陰で容易に移動できません。
そのため今回の写真はこんな感じになったのでした。
さて、最後はB級グルメの写真です。
これはなんだか分かりますか?
これは「つゆ焼きそば」という食べ物で、名前の通り、焼きそばにつゆが入っています。
私は焼きそばが好きなので、せっかく旨い焼きそばにつゆを入れるなんてけしからん!と見かける度に怒っていたのですが、ついに誘惑に負けてしまいました。
味は、、、、出汁が効いたソースベースのつゆに、うどんのような、ちょっと太めでコシのある焼きそば麺と具が入っている感じ。
うん、焼きそばのことを1回忘れて、割り切って食べると美味しいです。
私はこの時期は完全に夏バテで、ブログの更新もバテ気味なのでした。
そういう訳で、皆様は夏バテしないようしっかり食べて過ごして下さいね。
Cattleya属のcircumvola亜属のauranticae節であるaurantiaca、moradae節であるbowringiana、deckeri、skinneri、patinii、自然交雑種である×guatemalensisは、全てGuarianthe属に移行しました。
よって、かつての「C. deckeri」は「Gur. deckeri」となりました。
deckeriは希少で情報も少ないです。
海外のサイトをいくつか調べる限り、その歴史的な経緯は複雑なようです。
deckeriは、1856年にはskinneri var parviflora、1900年にはpatinii、1914年にはskinneri var patinii、1942年にはskinneri var autumnalisのそれぞれsynonymとして記載されてきました。
しかし、1993年と1995年にDresslerは、deckeriはskinneriとは開花期が異なること(skinneriが春咲きであるのに対して、deckeriは秋咲き)、リップの色がskinneriより濃いことから、パナマのdeckeriは実際にはpatiniiで、deckeri は×guatemalensisのsynonymと発表しています。
一方Kewでは、deckeriを依然、skinneriやpatiniiのsynonymとして位置付けているようです。
より確かな情報が得られるまで、各種を別種として分けておくべきという意見もあります。
私の個人的な意見は、deckeriはskinneriや×guatemalensisとは開花期が異なるため、各々別物ではないかと考えています。
patiniiは持っていないため、patiniiのことは私はわかりません。
さて、このように種名が混同した経緯のある原種は、故意でなくても取引の際に名前の間違いや、実生した際に混血が起きてしまう可能性が高くなり、純粋な原種ではないものが出回りやすくなるのではないかと懸念しています。
この個体も純粋なdeckeriかどうか、真相が分かりません。
deckeriは希少ですが、我が家には何故か2個体あます。
deckeriはやや扁平なバルブと卵型の丸い葉をもつとされます。
我が家の1つの個体は確かにskinneri等に比べると扁平なバルブを有し、葉の形も丸い印象を受けますが、今回開花したこちらの個体は扁平なバルブではありません。
さらにこの個体は、skinneriより株が小型に感じますが、栽培の影響や個体差の範疇かも知れず、また混血の可能性もあり、現段階では何とも言えません。
もう少し経過を追い、他の個体と比較しつつ追求していきたい、と思っています。
deckeriは、パナマからトリニダードの標高0〜900mの河岸に沿った木の上、および岩の上の茂みに自生するそうです。
中央および南アメリカの両方に自生する唯一のカトレアという記載もありますが、kewの記載をみる限り、本当に中央アメリカに自生するのかは不明です。
栽培は、他のグアリアンセ同様にさほど難しくないのではないかと思います。
ただし栽培方法に関する情報が少ない為、念の為私は少し丁寧に栽培しています。
特に冬は、室内の温かいところで越冬させています。
多肥やコンポストの過湿を嫌うとする記載もあります。
生育サイクルは、よく覚えていませんが、初夏頃新芽が動き出し、冬に生育が止まり、そのまま休眠して、今頃咲きました。
シースを付ける場合と、シースなしで蕾があがる場合があるようです。
この個体は、シースを付けたり、シースなしで蕾がキタりしました。
私の栽培技術が低いせいで、根があんなところに張り出してしまい、お陰で容易に移動できません。
そのため今回の写真はこんな感じになったのでした。
さて、最後はB級グルメの写真です。
これはなんだか分かりますか?
これは「つゆ焼きそば」という食べ物で、名前の通り、焼きそばにつゆが入っています。
私は焼きそばが好きなので、せっかく旨い焼きそばにつゆを入れるなんてけしからん!と見かける度に怒っていたのですが、ついに誘惑に負けてしまいました。
味は、、、、出汁が効いたソースベースのつゆに、うどんのような、ちょっと太めでコシのある焼きそば麺と具が入っている感じ。
うん、焼きそばのことを1回忘れて、割り切って食べると美味しいです。
私はこの時期は完全に夏バテで、ブログの更新もバテ気味なのでした。
そういう訳で、皆様は夏バテしないようしっかり食べて過ごして下さいね。
投稿者:チームB|23:58
|Guarianthe属