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C. percivaliana semialba 'Jewel'

C. percivaliana semialba 'Jewel'(カトレア パーシバリアナ セミアルバ 'ジュエル')が咲きました。
P1180131.jpg



 今年もいくつかのpercivalianaのsemialbaを見る機会がありましたが、純粋なセミアルバには出会えませんでした。

'Jewel'もフォルマはsemialbaですが、良く見ると花弁に僅かに色素がノリ、厳密にはセミアルバとは言えないと思います。


 今回'Jewel'のNSは9.4×11.4cm。

パーシバリアナは原種カトレアの中では中輪で、ヨコ10.33±1.25cm、タテ11.72±1.18cm。

パーシの花は大きくても12.3cmくらいで、日本人の平均的なアレと同じくらい。

私も、、、まぁそんなもんです、、、(汗)

やはり'Summit'系が良くできた時などに見られる数値で、'Kenboh'や'Thiago'は良くできるとさらに一回り上回るかも知れません。



P1180132.jpg




 昨年と比較して、セパルが広くなり、なんとなく丸くふくよかになったように思います。

ただし写真を撮った時の花の角度等も影響するので、一概には言いにくいです。

 リップの色は今年の方が濃く見えますが、カトレアの花は開花直後が色が濃くて、経日とともに薄くなっていくので、開花後何日目かということが影響します。

またその時の光の明るさや花の角度等も影響すると思うので、単純には比較できません。

昨年は開花して結構時間がタッテから撮影したので薄く、今年は5日目くらいで撮影したので濃く見えます。

色が濃いうちに撮っておきたいところですが、開花直後は花が十分に展開していなかったり、2、3輪目の開花を待たなければいけなかったり、天気が悪かったり、寝坊したり、せっかく撮ったのにピンボケしていたりと様々な影響を受けて、タイミング良く撮影できないのであります。



(昨年の様子)
P1120274.jpg

P1120277.jpg





今年の年末はちょっと忙しくて、開花期に水遣り程度の世話をするだけで精一杯でした。

細かな観察や仕立てを怠っていたら、蕾がシースを破りきれず、シース内で開花した花もあり、ステムが曲がっています。

慌てて修正したのですが、やっぱり蕾の段階から目をかけて仕立てていかないと、花の向きも位置もバラバラになってしまいますね。



P1180134.jpg



 パーシバリアナは逞しくて根も良く張るので、低温でも日中は可能な限り屋外に出して、直射で栽培しています。

この株は、夏の栽培環境、温度と光線と風のバランスが悪かったのか、ちょっと葉焼けさせてしまったところがあり、悔やまれます。

他のpercivalianaのtipo系統は、同様の条件でも葉焼けしていないので、もしかしたらこの株が鉢が大きくなって根が傷んでいるだけなのか、semialbaだから強光に向いていないだけなのかもしれません。


 ところで、パーシバリアナは花も小さいですが、株も小さくコンパクトです。

香りはカメムシに腐った柑橘系を足して、エスニック風にしたような、複雑な臭い香りです。

そして面白いことに、開花期がずれることが少なく、日本ではほぼ100%、12月から1月にかけて咲いているようです。


 パーシバリアナはトリアネやルデやラビアタ等に比べるとやや人気が薄い特徴的な花なので、改良等があまり進んでいないのか、他の原種の混血が少ない原種カトレアの1つです。

ただし、開花期が常にずれているものや、花型、花色、株姿があやしいものは注意した方が良いと思います。

不審な個体は少ないですが、ラビアタが混じったようなセルレアや、最近はモシェ系と交配されたような花を見かけることもあります。



P1180135.jpg



 私はパーシバリアナが特別好きという訳ではないので、数個体しか栽培していません。

他の個体は、あと2作くらいの苗からNBS、BSサイズのものまで。

NBS、BSはそろそろ咲いても良さそうなのに、なかなか咲かず、そういう訳でパーシは株がしっかり充実しないと咲きにくい性質があるのではないかと考えています。

もちろん個体によって、咲きやすい個体や咲きにくい個体等、個体差はあると思いますが、、、、


 花型(特にセパルが広めなので全体が貧相にみえにくい)やリップの色彩は非常に優れている原種カトレアの1つなので、もう少しパーシに力を入れて収集してみようと思います。





C.percivaliana ‘Alberts’
我が家でも栽培中の、アルバーツOGの分け株。

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C.percivalliana var. coerulea ‘Ondina’(MC)
こちらはセルレアの中でも美しい個体。

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C. percivaliana semialba 'Jewel'

C. percivaliana semialba 'Jewel'(カトレア パーシバリアナ セミアルバ 'ジュエル')が咲きました。
P1120274.jpg




 まだ株を作っている段階で、咲いたといっても1輪です、、、、

 ジュエルはずっと良いなと思っていた個体で、昨年縁があって入手しました。
ちょっと痛んでいた株を、我が家の環境に適応できるようにいろいろいじくっているところです。


 パーシのセミアルバは'Jewel'や'Carache'や'Farah Diba'などがありますが、どれも割と似通っていて、判別が難しいと言われているようです。





P1120277.jpg






 パーシバリアナの良いところは、他のカトレアと比べて株がコンパクトなところです。

 あと、リップのこのレトロな色彩は、おそらく他のカトレアにはない、パーシの特権でしょう。

 「この服、20年前に買ったのよ」と、母親が見せてきそうなカンジの、そういう面倒くさい色をしています。
好きな人にはこういう色、好まれると思います。


 欠点は、花もやや小さいところと、ちょっと残念な香りでしょうか。
その香りは、「カメムシのような」とか「オイルを焦がしたような」と形容されることが多く、まあ臭いです(笑)


 でもパーシは臭い方が、らしくて良いです。

 中には甘い、フローラルな香りのパーシもあり、そのような個体は、その個体の特性かもしれませんが、もしかしたら、、、、他のカトレアの血が混ざっている可能性もあるのかもしれません。


 パーシは、ベネズエラ東部のアンデス山脈の800〜2000mの標高に自生します。

北東部斜面に自生することが多く、低地では大きな木々に着生するものもあるそうですが、高地で乾燥した岩場に岩生するものが多いそうです。

 直射日光を浴びて生育しますが、標高が高いため葉焼け等はしないとのことです。 


 そんな過酷な環境に自生するため、我が家の環境でもちゃんと育つみたいです。

私はサミットもジュエルも、冬でも日中は屋外に出しちゃって、パープラータやアンセプスと同じように直射で栽培しています。
(根が張っていない株や、弱っている株はもう少し丁寧に扱って下さいね)

 パーシは逞しいですよ。


 *marmoreadaだけは生育がいまいち思わしくないので、他のカトレアと同様の環境で、もう少し丁寧に栽培しています。





P1120275.jpg




 このジュエルは、良く見るとペタルに薄っすら色がノッテいます。
あれれ?ジュエルって純粋なセミアルバじゃなかったの!?
私が強い光線で栽培してるから?

 他の方が所有されているジュエルを、もっと良く観察しておくべきでした。


 なんか、リップの色も一部薄いような、、、、
株が十分にできてないせい、、、かなぁ、、、、だといいんだけど、、、、


 どうやら私は他の方の株をどーこー言っている場合ぢゃないようです、、、、
ちょっと反省して、もう1年きちんと様子をみて、ちゃんと見極めなければ、と思います。





P1120278.jpg




 根がきちんと張る前に整姿してしまうと、リゾームが伸び上がってしまうので、まだ必要最低限の固定しかしていません。


 株姿がかなり乱れていますが、近いうちに整えていこうと考えています。





P1120280.jpg




 岩生するものが多いので、水がさっと乾く環境がベストと考えています。
よって我が家ではちょっと大き目バーク+発泡スチロールを多めに栽培しています。

 特にバック側は発泡スチロールを多めにして、根腐れ防止を図りましたが、その必要はなかったようです。

パーシは根がぐんぐん伸びるので、もっとバークを多めにしても大丈夫だったようです。

発泡スチロールが多いと、写真のように、そこに根が回りにくくなってしまい、生育がやや劣ってしまうのではないかと思います。












こちらは有名な個体、アルバーツ。私も持っています。栽培しやすいです。

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こちらはアルバ。パーシのアルバは綺麗ですよね。私は好きです。

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こちらは、カナイマの個体。カナイマズサンドとかは最近ちょくちょく見かけ、良いな〜と思ってますが、この個体は私はみたことないです。もしかしたらお買い得なのかも、、、。

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 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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