Onc. Twinkle 'Gold Dust'が咲きました。 Onc. Twinkle 'Gold Dust'と名札に記載されているのですが、調べてもヒットせず、もしかしたらOnc. Gold Dustの間違いかもしれません。
しかし名札に従うルールなので、一応タイトルにはOnc. Twinkle 'Gold Dust'と記載させて頂きました。
Onc. Gold DustはOnc. Twinkle x Onc. cheirophorum(registered by H & R Nurseries in 2003)とのこと。
Twinkle= cheirophorum x ornithorhynchumなので、Gold Dust=(cheirophorum x ornithorhynchum) x cheirophorumということになります。
よってGold Dustは、cheirophorumの血が75%、ornithorhynchumの血が25%混じっていることになります。 Onc. ornithorhynchumは、中央アメリカの標高1500mあたりまでの、湿度のある森林に着生します。
Onc. cheirophorumは、南米(コロンビア・コスタリカ・パナマ)の高地に生息します。
よってGold Dustは、冬の寒さには強いが、夏の暑さに弱そうであること、湿度不足や水切れに弱そうなことが予想されます。 我が家では、夏はカトレアの陰で栽培しています。それで問題なく育ちます。
冬は、日中は果敢に外に出して、夕方取り込んでいます。
冬の水が少ないのか、葉先が枯れやすく、、、、、花茎が伸びません、、、、、
実は昨年も同じミスをしています、、、、お恥ずかしい。
毎年だいたいこの時期に開花しています。
もしかしたら、もう少し暖かくして、水をたくさんあげると、生育・開花が良いのかもしれません。 この株は、蘭を始めた当初に購入したもので、いわゆる初期メンバー故、手放せずにいます。
御存知の方も多いと思いますが、この系統のオンシは非常に良い香りがします。
チョコレートのような、非常に甘い香りがします。
この蘭が咲くと、私は犬のようにずっとくんか、くんか、、、、、してしまいます(笑
こういう蘭が咲くと、大元になっているcheirophorum、ornithorhynchumも集めたくなってしまいます。
そして、他のオンシの原種にも目移りしてしまい、そうやって我が家の蘭は増えていくのです!
栽培上手な方は、このくらいの大きさの株でも沢山の花茎を伸ばさせて、一斉に咲かせてらっしゃいます。
私もそのような方々にあやかって、来年はもっとうまく栽培したいです。 今日も茨城は雪が降りました!(喜)
なんかすごく綺麗ですよ!!(見ている分にはね!) 一方、実家のある地域では梅が随分咲いていました!
霞の中で咲いていた梅は、雪のように儚い美しさを醸し出していました。
(よくみると鳥が何匹か隠れています。私はどちらかというと花より鳥が気になります)
確実に春へと近づいていることを感じますが、なんか温かくなったり寒くなったり忙しい時期ですね。
こんな気候も、この時期ならではの醍醐味として、楽しみたいです。
皆様体調を崩されませんよう、お気を付け下さい。Onc.Twinkle にはたくさんの個体がありますよ。私がちょっと調べただけでも7個体。
@黄色系の'Yellow Days'
Aオレンジ系の'Orange Days'
B強い香りと乳白色が特徴の'Fregrance Fantasy'
Cちょっと珍しいパープル系の'Romantic Fantasy'
D香りはやや弱いが黄金色系の'Golden Fantasy'
E濃ピンク系の'Red Fantasy'
F桃色の'Peach Fantasy'
他にも個体があるかもしれないですね。
もしかしたらコンプリートしている人もいるのかも!?
HCで数百円とかで売っていることもあるので、まずはお近くのHCを探してみて下さい。
育てやすいし、良い香りだし、場所もとらないし、つい栽培したくなる蘭です。
こちらは@Onc.Twinkle 'Yellow Days'
こちらはAOnc.Twinkle 'Orange Days'。あれっ!?イエローとオレンジって、、、、、もしかして微妙な差?(ちょっと突っ込みたくなりますよね?私だけ?)
こちらはEの'Red Fantasy'。このような色彩が出たのは、かなり改良が進んだ頃だったようです。
全部紹介するときりがないので、Twinkleはこの辺で。
*他の個体もこの森水木さんのリンクからみれます。
こちらは原種のオーニソリンカムの中でも、甘い香りで花がたくさん着く入賞個体(MC)。
私はTwinkleも好きですが、どちらかというと親である原種に興味があります。
色々調べていたら、私が個人的に面白そうなものがあったので4つ紹介します。オンシの親戚のようなものたち。
1つめのこちらは交配種ですが、この系統のアルバはあまり見かけないので珍しいと思います。面白そう。
ロドリゲッチアのベナスタ。ロドリゲッチアて個人的にはちょっとコアな感じで、持っている人ってなかなか通だなと思います。そんなロドリゲッチアの、天使のような花。
そんなロドリゲッチアのちょっとクセのある花。こんなに個性的なのに、原種だからか飽きない美しさ。こっちの方が個人的には好き。
ミルトニアのワーセヴィッチのアルバ。ミルトニア自体、やりこんでいる人はあまりみかけませんが、そのアルバなのでなかなかレアではないかと思います。