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2020年04月24日

新型コロナウイルスは免疫細胞を破壊する!エイズウイルスのスパイクタンパク質を配列

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【政府・厚生労働省の新型コロナウイルス (COVID-19) 情報】

▢厚生労働省:感染症の特徴
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#tokucho

▢首相官邸:感染が疑われる方へ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html#c3


今世界の感染症専門の研究者や科学者たちは、

謎に包まれた新型コロナウイルス正体を究明することと、

新型コロナウイルス感染症という病態の機序を解明することに必死になっています。

そして研究者や科学者の間で議論されているテーマとして、

1. 新型コロナウイルスがSARAとエイズウイルス(HIV)の両方のウイルスと
同じスパイク糖タンパク質を持つこと

2. 新型コロナウイルスがエイズウイルスと同じ免疫細胞のCD4受容体と結合して
免疫不全の病態を呈すること

3. 新型コロナウイルスの特異性が重症患者の治療方法治療薬
そして抗体ワクチンなどの開発に大きな影響を与えること

などの3点が挙げられます。


今回の記事では、エイズウイルスと同じスパイク糖タンパク質を持つとされる

新型コロナウイルス免疫細胞(T細胞など)を破壊するしくみや、

重症患者が免疫不全やサイトカインストーム(免疫暴走)を引き起こす病態

などについて考察していきます。


【目次:記事内容の要点】

T.新型コロナウイルスはエイズウイルスのゲノム配列を装備
◆新型コロナウイルスにはエイズウイルスのタンパク質が配列
◆エイズウイルスとは『ヒト免疫不全ウイルス』

U. 新型コロナウイルスの感染患者にエイズウイルス様の病態
◆感染患者の63%と重篤患者の85%にリンパ球減少症が発現
◆サイトカインストーム(免疫暴走)による多臓器不全で死亡するケース
◆重症患者の治療薬としてエイズウイルス治療薬に効果

V.SARSコロナウイルスとエイズウイルスの細胞侵入プロセス
◆SARSコロナウイルスはACE2受容体と結合して細胞侵入
◆エイズウイルスはCD4受容体(T細胞)と結合して細胞侵入

W.新型コロナウイルスのACE2受容体を介した増殖と症状との関係
◆ACE2受容体の特徴と主な発現部位
◆ACE2受容体の発現する標的細胞内での増殖と症状との関係

X.新型コロナウイルスが免疫細胞を破壊するプロセスとは?
◆新型コロナウイルスはエイズウイルスと同じCD4受容体を利用
◆新型コロナウイルスのCD4・T細胞への侵入と破壊のプロセス
◆免疫T細胞の死滅⇒リンパ球の減少⇒免疫不全⇒サイトカインストーム

Y.重症患者の治療方法やワクチン開発に大きな影響
◆リンパ球(白血球)の減少の有無を見極める検査の重要性
◆HIVウイルスと類似性があるとワクチン開発が非常に困難


【参考論文記事】

■『武漢小説コロナウイルスを取り巻く科学パズル』:ユホン・ドン(玉紅洞)著
THE EPOCH TIMES:2020年2月3日、更新: 2020年3月2日
https://www.translatetheweb.com/?from=en&to=ja&ref=SERP&dl=ja&rr=UC&a=https%3a%2f%2fwww.theepochtimes.com%2fauthor-yuhong-dong

■『コロナウイルスは保護細胞を標的にしてHIVのような免疫系を攻撃する可能性があると学者に警告:中国&米国研究チーム:South China Morning Post: 2020年4月12日
https://www.translatetheweb.com/?from=en&to=ja&ref=SERP&dl=ja&rr=UC&a=https%3a%2f%2fsg.news.yahoo.com%2fcoronavirus-could-target-immune-system-123913133.html



T.新型コロナウイルスはエイズウイルス(HIV)のゲノム配列を装備

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※オレンジ色の表面がエンベロープ(アルコールで破壊できます)
※突起がスパイク糖タンパク質(ヒトの細胞に侵入する時に受容体と結合します)


2020年1月27日に、インド工科大学の研究者たちが、

新型コロナウイルスのスパイク(突起)には、

エイズウイルス(HIV)と同じ4つのスパイク糖タンパク質が配列されている』

ことを発表しました。


新型コロナウイルスにはエイズウイルス・タンパク質が配列


インド工科大学の研究者たちの論文によれば、

新型コロナウイルスの突起・スパイク糖タンパク質は、

SARS コロナウイルスと類似性があることから、

この2つのコロナウイルスのスパイク糖タンパク質のゲノム配列を比較調査。


ところが、新たに発見した新型コロナウイルスの4つのスパイク糖タンパク質は、

SARSコロナウイルスはもちろん、他のコロナウイルスにも見つからなかったらしい。


さらに解析を進めていく段階で、

なんと、エイズウイルスとすべてのゲノム配列が一致したという。


このエイズウイルスのスパイク糖タンパク質は、

同じコロナウイルスの変異型であるSARSコロナウイルスには見られず、

新型コロナウイルスだけに見られる特異的な特徴であるとのこと。


つまり、

新型コロナウイルス=SARSコロナウイルス+エイズウイルス』ということ?


これはもう新型コロナウイルスは、SARSコロナウイルスの進化型というよりも、

強力な武器を装備した全く新しいタイプ”スーパーコロナウイルス”と言えます。


【ユホン・ドンの論文から引用】
2020年1月27日に、インド工科大学のプラシャント・プラダンらは、2019-nCoVに特有で、他のコロナウイルスには存在しないスパイク糖タンパク質(S)に4つの挿入を発見した。
「重要なことに、4つのインサートのアミノ酸残基は、HIV-1 gp120またはHIV-1 Gagのものと同一性または類似性を有する。




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エイズウイルスとは『ヒト免疫不全ウイルス』


エイズウイルスとは、『ヒト免疫不全ウイルス』のことで、

人の免疫細胞に感染してこれを破壊し、

最終的に後天性免疫不全症候群 (AIDS)を発症させるウイルス
のことです。


なお、エイズウイルスは、

エンベロープを持つプラス鎖の一本鎖RNA(リボ核酸)ウイルスですが、

SARSコロナウイルスや新型コロナウイルスも同じです。


ただし、エイズウイルスは、レトロウイルス系に属し、

SARSコロナウイルスや新型コロナウイルスはコロナウイルス系に属します。


エイズウイルスは、ヒトの体内で増殖するために、

免疫細胞に発現するCD4受容体スパイク糖タンパク質を結合・融和させる

ことで細胞内に侵入することができます。


ということは、

新型コロナウイルスも、エイズウイルスと同じスパイク糖タンパク質を持つので、

同じようにCD4受容体を介して免疫細胞侵入できるということになります。


【ユホン・ドンの論文から引用】
CD4細胞ヒト免疫に不可欠であり、ヒト免疫不全ウイルスまたはHIVの直接的な標的であることはよく知られている。HIVCD4細胞に付着し、それらに入り、感染する。ウイルスは、最終的にすべてのCD4細胞が破壊されるまで、より多くのHIVウイルスを作成する工場に各感染CD4細胞を回します。HIVに感染した人々は、軍隊の機能を失う国のような免疫または防衛システムを失います。
「CD4細胞」とは、CD4受容体を持つヘルパーT細胞のこと。





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U. 新型コロナウイルスの感染患者にエイズウイルス様の病態

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現場の医療機関で新型コロナウイルス感染した患者の治療に当たった医者たちから、

エイズウイルス感染症に似た症状の発現が診られることが次々に報告。


それらの内容をまとめると次の3つになります。

1. 感染患者の63%と重症・重篤患者の85%にリンパ球の減少症が発現する
2. サイトカインストーム(免疫暴走)による多臓器不全で死亡するケース
3. 重症患者の治療薬としてエイズウイルス治療薬に効果があった




感染患者の63%と重篤患者の85%にリンパ球減少症が発現


新型コロナウイルス感染で入院した患者のリンパ球数を観察したところ、

『感染した患者の63%と重症患者の85%にリンパ球少症が診られた』

と中国の医療機関で治療に当たる医師が報告しています。


リンパ球が減少すると白血球も多く減少することになるので、

「免疫不全」を引き起こし最悪は「多臓器不全」死亡する可能性が高くなるのでしょう。


新型コロナウイルスの患者の病態で、

『重症患者の85%に免疫のリンパ球の減少が見られる』という症例は、

新型コロナウイルス免疫細胞に侵入して破壊する可能性を示唆しています。



【ユホン・ドンの論文から引用】
ウイルス感染では白血球の減少は一般的ではあるが、感染した患者の63%とICUに入院した患者の85%がリンパ球減少症を有していたことは驚くべきことである。C.M. Chu etが2004年3月に発表したSARSに関する研究では、平均リンパ球数は通常として報告されることが多かった。


【中国&米国研究チームの論文から引用】
2月、PLA免疫学研究所の陳文グウェンたちは、特に高齢者や集中治療室での治療が必要な場合、Covid-19患者ではT細胞の数が大幅に減少する可能性があると警告する臨床報告書を発表した。T細胞数が低いほど、死亡のリスクが高くなります。



サイトカインストーム(免疫暴走)による多臓器不全で死亡するケース


新型コロナウイルス感染症において感染患者が重症化すると、

「サイトカインストーム」を引き起こし、「呼吸不全」や「多臓器不全」を合併して、

最悪は死に至るケースも報告されています。


「サイトカインストーム」とは、

「免疫システムが暴走することで起こる免疫異常」のこと。


「サイトカイン」は、細胞から分泌される生理活性タンパク質の総称で、

「ストーム」は、のことであり暴走をも意味します。


ウイルス感染などにより、

本来は「病原体と戦い身体を守る免疫システム機能」が極端に強くなって免疫異常となり、

自分自身の正常な細胞までも破壊することで重症化する病態です。


【ユホン・ドンの論文から引用】
2019-nCoVに感染した患者のもう一つの臨床的特徴は、サイトカイン嵐として定義される血清サイトカインおよびケモカインの高レベルである。<中略>サイトカインの嵐は、臓器や身体組織に大きな損傷を与える可能性があります。例えば、肺にサイトカインの嵐が発生した場合、マクロファージや体液などの免疫細胞が組織損傷を引き起こし、急性呼吸困難や死亡の可能性をもたらす可能性があります。



重症患者の治療薬としてHIVウイルス治療薬に効果


中国やタイなど、新型コロナウイルスの感染が先行した国で、

『重症患者にHIVウイルス治療薬を投与したところ症状の改善が診られた』

との報告がありました。


また日本国内においても、国立国際医療研究センターが2月6日、

新型コロナウイルスの感染が国内で確認された患者3人の治療経過を公表し、

『1人の患者に抗HIV薬を投与した後に症状の改善傾向が診られた』としています。


この抗HIV薬は「プロテアーゼ阻害薬」とも呼ばれ、

ウイルス増殖に必要なタンパク質を作るプロテアーゼという酵素を阻害することで、

エイズウイルスのヒト体内での増殖の進行を抑える効果があります。


エイズウイルスは、

リンパ球系のT細胞やヘルパーT細胞などの免疫細胞に発現する、

CD4受容体に結合・融合することで、細胞への進入を図ります。


新型コロナウイルスの患者の治療に抗HIV薬投与の効果があったことは、


新型コロナウイルスが、

CD4受容体を介してリンパ球系のT細胞やヘルパーT細胞などの免疫細胞に、

感染・侵入する可能性が高い
ことを示唆していると言えます。






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V.SARSコロナウイルスとエイズウイルスの細胞侵入プロセス

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自らの増殖機能を持たないウイルスは、

ヒトの宿主細胞に侵入して、その複製機能を利用して増殖する必要があります。


またヒトの細胞であればどの細胞でも侵入できるわけではなく、

ウイルスを受け入れてくれる受容体(レセプター)の発現が必要です。


SARコロナウイルスやエイズウイルスの構造的特徴である、

エンベロープの突起・「スパイク糖タンパク質」が、

標的とする宿主細胞に侵入・増殖する際に重要な役割を果たします。


なお、ウイルスの増殖は大きく4段階に分かれ、

@ 細胞への吸着・侵入⇒A脱殻と核酸の遊離⇒B複製の生成(増殖)⇒C複製の放出

というプロセスで行われます。


それでは、SARSコロナウイルスとエイズウイルスの、

2つのウイルスの細胞侵入のプロセスについて説明していきます。


【ユホン・ドンの論文から引用】
すべてのウイルスは、ヒト細胞に結合する受容体を持ち、ヒト細胞内にのみ生息し、ヒト細胞に頼って複製(増殖)する必要があります。ウイルスは、特定の表面タンパク質チャネル(受容体)を介してヒト細胞に侵入する。ヒト細胞に結合するウイルス表面タンパク質の相互作用は、キーを使用してロックを開く方法に似ています。



SARSコロナウイルスはACE2受容体と結合して細胞侵入


SARSコロナウイルスは、

エンベロープを持つプラス鎖の一本鎖RNA(リボ核酸)ウイルスで、

コロナウイルス系に属します。


コロナウイルスのエンベロープの突起・「スパイク糖タンパク質」が、

標的とする宿主細胞に発現する受容体と結合することで細胞への侵入を可能とします。


SARSコロナウイルスの受容体は、ヒトの呼吸器系・消化器系の上皮細胞膜に

多く発現するACE2(アンジオテンシン変換酵素2)受容体だけとされています。


なお、SARSコロナウイルスは、

免疫T細胞には感染する能力は持っていないことが確認されています。


【ユホン・ドンの論文から引用】
ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)受容体は、ヒト組織、特に肺および小腸の上皮内層に沿って豊富に存在し、SARS-CoVの細胞への侵入経路を提供する。
SARS-CoVの受容体結合ドメインと2019-nCoVの間には構造的な類似性がある。<中略>2019-nCoVスパイクタンパク質ACE2受容体を使用して宿主細胞に侵入する可能性があることを示唆している。


【中国&米国研究チームの論文から引用】
研究者たちは、重度の急性呼吸器症候群、または別のコロナウイルスであるSARSと同じ実験を行い、SARS ウイルスT細胞に感染する能力を持っていないことがわかりました。
その理由は、膜融合機能の欠如であると疑った。2003年の流行で数百人を殺したSARS は、ACE2と呼ばれる特定の受容体タンパク質を持つ細胞にのみ感染することができ、このタンパク質はT細胞内で非常に低い存在感を持っています。



エイズウイルスはCD4受容体と結合して細胞侵入


エイズウイルスは、

エンベロープを持つプラス鎖の一本鎖RNA(リボ核酸)ウイルスで、

特徴的な「レトロウイルス系」に属します。


〇レトロウイルスは逆向きの複製・増殖プロセスを行う


インフルエンザウイルスコロナウイルスなどのRNAウイルスは、

ヒトの宿主細胞のDNAの複製機能を利用して、

単に自らのRNAからRNAの複製を作ります。


しかし、エイズウイルスは、

逆転写酵素を使ってRNAからエイズウイルス自身のDNAを合成し、

侵入した宿主細胞のDNAに組み込んでしまいます。(RNAからDNAを作成)


すると、宿主細胞が分裂して新たなDNAを複製するたびに、

エイズウイルスのDNAもまた新たに複製されることになります。


このエイズウイルスは、

他のウイルスの複製・増殖とは逆向きのプロセスとなっていることから、

「レトロウイルス」と呼ばれています。


〇エイズウイルスは、CD4受容体を介して免疫細胞に侵入・増殖する


CD4受容体は、

T細胞(リンパ球系)やマクロファージなどの免疫細胞群に発現する糖タンパク質分子。


エイズウイルスは、自らのエンベロープ突起・スパイク糖タンパク質

CD4受容体と融合させることで、これらの免疫細胞に侵入して増殖します。


エイズウイルスは、まず標的とするヘルパーT細胞に侵入し、

逆転写酵素を使ってRNAから自らのDNAを合成してT細胞のDNAに組み込みます。


すると、エイズウイルスのDNAが複製・増殖して放出され、

ヘルパーT細胞の細胞膜が破壊されて死滅していきます。


これが、免疫力の極端な低下の原因となり、

他のさまざまな感染性ウイルスの攻撃を受けて合併症を多発することになります。



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W.新型コロナウイルスのACE2受容体を介した増殖と症状との関係

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新型コロナウイルスの主要受容体は、SARSコロナウイルスと同じACE2受容体です。


ACE2受容体の特徴と主な発現部位、

新型コロナウイルスのACE2標的細胞内での増殖と症状との関係

について解説していきます。


ACE2受容体の特徴と主な発現部位


「ACE2受容体」の発現部位は、

上気道(鼻腔、咽頭、喉頭)、下気道(気管支、肺胞)、心臓、腎臓、

さらに十二指腸、小腸、精巣などの細胞表面です。


特に発現が多く見られる部位は肺胞や小腸とされ、

上気道(鼻腔、咽頭、喉頭)での発現は比較的に少ないとされています


また基礎疾患の持病のある人は、

疾患で損傷している部位に「ACE2受容体」が多く発現する傾向があるようです。


その理由として「ACE2受容体」の本来の機能として、

・炎症を起こした部位の保護作用

・肺炎などの損傷部位の保護作用


などがありことが挙げられます。


従って、これらの部位に基礎疾患があり損傷や炎症などを起こしたりすると、

「ACE2受容体」発現が多くなると思われます。


その結果、新型コロナウイルスが増殖するための標的細胞となるリスクが高くなる

と推定できます。


新型コロナウイルスのACE2標的細胞内での増殖と症状との関係


新型コロナウイルスは、ヒトの口・鼻・目の3つの経路から体内に侵入し、

主に上気道(鼻腔、口腔、咽頭、喉頭)の粘膜細胞の表面に吸着します。


ACE2受容体が発現した標的細胞に侵入して増殖した後、

ウイルスの複製コピーを細胞外に放出して、

さらに新たなACE2受容体が発現した標的細胞を宿主として増殖を繰り返していきます


〇上気道内だけでの増殖であれば無症状や軽症が多い


しかし、上気道でのACE2受容体の発現は少ないので増殖は限定的とされ、

上気道で増殖している間は無症状または軽症で済むと思われます。


また、新型コロナウイルスが上気道で侵入・増殖すると、

自然免疫の主役であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が先制攻撃を仕掛けます。


なので、免疫の高い健康な人であれば、

NK細胞が新型コロナウイルスと互角に戦うことで、

上気道での潜伏期間内に風邪ようの軽症のままで回復すると考えられます。


〇下気道(肺胞)で増殖すると肺炎を発症して重症化する


新型コロナウイルスの最大の特徴は、

「急性呼吸器疾患(肺炎)」を引き起こす病源体であることです。


「急性呼吸器疾患(新型肺炎)」は、

上気道で増殖を終えた新型コロナウイルスが下気道の気管支を通過し、

肺胞の細胞まで侵入・増殖することで発症します。


ACE2受容体肺胞での発現が多く見られ、

特に炎症が見られる部位に特に集中して発現する傾向があります。


従って、喘息(ぜんそく)や呼吸器疾患の持病がある人や喫煙習慣のある人は、

新型肺炎を発症するリスクが特に高いと言えます。


さらに新型肺炎を発症してしまうと、

新型コロナウイルスは今まで以上に勢力を増して肺胞の細胞内で増殖していく』

という症例の報告もあります。


新型コロナウイルスの肺胞で大量の増殖は、

呼吸不全、敗血症、多臓器疾患などを合併して、

最悪のケースでは死亡に至ることになります。





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X.新型コロナウイルスが免疫細胞を破壊するプロセスとは?

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新型コロナウイルスは、

エンベロープを持つプラス鎖の一本鎖RNA(リボ核酸)ウイルスで、

SARSコロナウイルスと同じコロナウイルス系に属します。


この新型コロナウイルスについての中国&米国研究チームの論文、

『コロナウイルスは保護細胞を標的にしてHIVのような免疫系を攻撃する可能性

があると学者に警告』
が4月12日に公開されました。


中国&米国研究チームの論文によれば、

新型コロナウイルスは、HIVウイルスと同じようにヒトの免疫T細胞を攻撃して、

完全に破壊する』
というものです。


【中国&米国研究チームの論文から引用】
上海とニューヨークの研究チームによる驚きの発見は、新型コロナウイルスヒト免疫系を攻撃し、HIV患者に見られるものと同様の損害を引き起こす可能性があるという最前線の医師の観察と一致した。


【中国&米国研究チームの論文から引用】
科学者の驚いたことに、T細胞は実験で新型コロナウイルス餌食となった。彼らは、新型
コロナウイルスのスパイクタンパク質にユニークな構造を発見し、接触したときにウイルスエンベロープと細胞膜の融合を引き起こしたと思われる。その後、ウイルスの遺伝子はT細胞に入り、人質に取り、人間を保護する機能を無効にしました。



新型コロナウイルスはエイズウイルスと同じCD4受容体を利用


エイズウイルスは、自らのエンベロープ突起・スパイク糖タンパク質を、

主にリンパ球系のヘルパーT細胞に発現するCD4受容体に融合させて、

免疫T細胞へ侵入して増殖していきます。



エイズウイルスはT細胞のDNA複製機能を丸ごと乗っ取り、

増殖を重ねていくことで最終的に全てのCD4・T細胞が破壊されるまで繰り返されます


〇CD4受容体の特徴と主な発現部位


「CD4受容体」は、

主にリンパ球系のT細胞や単球系のマクロファージに発現する糖タンパク質分子です。


なお、このCD4受容体は、

エイズウイルス(ヒト免疫不全ウイルス)の主要なレセプターとして知られています。


「CD4受容体」が、これらの免疫細胞の表面に発現するということは、

新型コロナウイルスにも標的宿主細胞として狙われ乗っ取られるということ。


新型コロナウイルスに乗っ取られた免疫細胞の行く末は、

細胞死またはガン化のいずれかの選択肢しかないと考えられます。


新型コロナウイルスのCD4・T細胞への侵入と破壊のプロセス


新型コロナウイルスのスパイク突起には、

エイズウイルスと同じ4つのスパイク糖タンパク質が配列されていることは、

既に1月にインド工科大学の研究者たちによって確認されています。


この研究論文によって、

新型コロナウイルスもエイズウイルスと同じCD受容体を介して、

免疫T細胞に侵入できる可能性があることを示唆していました。


今回4月12日に発表された中国&米国研究チームの論文によって、

インド工科大学の研究者たちが発見した新型コロナウイルスによる

エイズウイルス同様の免疫T細胞への感染能力を裏付けたことになります。


新型コロナウイルスは、変異的に装備されたエイズウイルスと同じ

スパイク糖タンパク質をCD受容体の糖タンパク質と融合させることで、

免疫T細胞に侵入して破壊する
と推定されます。


〇免疫の攻撃の司令塔であるT細胞が破壊される


本来であれば「免疫T細胞」は、

マクロファージや樹状細胞から新型コロナウイルス(病原体)の情報を受け取り、

サイトカインなどの免疫活性化物質などを産生して、攻撃の司令塔の役割を担うはず。


リンパ球系T細胞は、外部から侵入した見知らぬ原体に対しても、

真っ先に駆けつけて応戦する免疫系の中心的な役割を果たしています。


それが、逆に新型コロナウイルスが増殖するための宿主細胞として狙われ、

「CD4受容体」と融合して抵抗もせずに、免疫T細胞自らが死滅する運命になる

とは驚きです。


〇新型コロナウイルスが免疫T細胞に侵入できても増殖できるかは不明



中国&米国の研究チームの論文によれば、

『新型コロナウイルスの免疫T細胞への侵入は確認されたが、

T細胞に侵入後の新型コロナウイルスの増殖・増加は観察されなかった


と報告されています。


そして、新型コロナウイルスがT細胞に侵入した後で、

T細胞が一緒に死滅してしまう可能性を示唆しています。


これは、あくまでも素人なりの仮説ですが、

新型コロナウイルスがT細胞内で増殖できない理由として次の2つが想定できます。


<1つ目>は、プログラム化されたアポートシス(細胞死)の免疫システムです。

新型コロナウイルスに侵入されたT細胞は、これ以上の弊害を阻止するために

自ら自殺してしまうことです。


<2つ目>は、リンパ球系のNK(ナチュラルキラー)細胞・マクロファージ・樹状細胞の存在。


「NK細胞」は、”生まれつきの殺し屋”で、

新型コロナウイルスに感染したT細胞を直接攻撃して殺傷・破壊してしまう?


「マクロファージ」や「樹状細胞」は、

新型コロナウイルスに感染されたT細胞を飲み込んで殺してしまう


これらの免疫システムの働きによって、新型コロナウイルスの増殖は抑制できる

しかし、T細胞の減少⇒リンパ球の減少⇒免疫力の低下⇒免疫不全という

病態症状が発生することも想定されます。


【中国&米国研究チームの論文から引用】
新しい研究によると、新型コロナウイルスとHIVウイルスの間には1つの大きな違いがありました。HIVウイルスT細胞で複製し、工場に変えて他の細胞に感染するより多くのコピーを生成することができます。しかし、LuとJiangは、T細胞に入った後の新型コロナウイルスの増殖を観察しておらずウイルスとT細胞が一緒に死んでしまう可能性を示唆した。



免疫T細胞の死滅⇒リンパ球の減少⇒免疫不全⇒サイトインストーム


これまでの新型コロナウイルス感染症の症例報告にあった、

1.感染患者の63%と重症・重篤患者の85%にリンパ球の減少症が発現する
2.サイトカインストーム(免疫暴走)による多臓器不全で死亡するケース
3.重症患者の治療薬としてエイズウイルス治療薬に効果があった


の3つの特異的な症状。


この3つの特異的な症状は、

インド工科大学の研究者たちの論文や中国&米国研究チームの論文によって、

裏付けられると思われます。


リンパ球の中にT細胞が含まれ、T細胞の中にヘルパーT細胞(CD4陽性)が含まれ、

T細胞はリンパ球の75%を占め、ヘルパーT細胞は血中T細胞の65%を占める

と言われます。


新型コロナウイルスのヘルパーT細胞への侵入によって、

ヘルパーT細胞の減少⇒T細胞の減少⇒リンパ球の減少というサイクルが想定され、

1の『重篤患者の85%にリンパ球の減少症が発現する』という症例を

裏付けることができます。


2のサイトインストームを引き起こす症例は、

新型コロナウイルスという見知らぬ病源体に免疫細胞自体が攻撃されることで、

免疫システムの制御機能がパニック状態となり、免疫暴走の状態に陥ることが想定されます。


さらに3の『エイズウイルス治療薬に効果があった』という症例は、

『T細胞に入った後の新型コロナウイルスの増殖は観察されなかった』

という今回の論文からは裏付けが困難と思われます。


抗HIVウイルス薬(プロテアーゼ阻害薬)は、

エイズウイルスの細胞での増殖を抑制することで効果を発揮します。


しかし、『新型コロナウイルスがT細胞に侵入できても増殖はできない

ということが真実であるならば、

抗HIVウイルス薬に効果があることの直接的裏付けにはならないと考えます。


【中国&米国研究チームの論文から引用】
重症患者は、免疫系が過剰反応し、健康な細胞を攻撃するサイトカイン嵐を経験しました。




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Y.重症患者の治療方法やワクチン開発に大きな影響

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新型コロナウイルス感染症ワクチンや確実性の高い治療薬も存在せず、

医療機関での治療方法も確立されていません。


効果が望める既存薬は現場の医師の臨床的な投与に任され、

重症・重篤化した患者の最終的な命綱は『人工呼吸器』となっています。


リンパ球系T細胞の減少の有無を見極める検査の重要性


新型肺炎を発症して重症化した患者の治療方法として、

リンパ球系T細胞の量を監視することで患者の治療方法に役立てることが、

中国&米国の研究チームから提言されています.


【中国&米国研究チームの論文から引用】
観察されたリンパ球減少は、患者の一定の割合において臨床的に有意でなければならない。CD4陽性Tリンパ球は、全リンパ球の主要な割合を構成する。コロナウイルス感染患者の定期的な検査ではありませんが、おそらくCD4細胞数を監視することは、新型コロナウイルス感染症の患者に役立つでしょう。



HIVウイルスと類似性があるとワクチン開発が非常に困難?


エイズウイルスは、非常に変異しやすいウイルスとされ、

ウイルスの表面抗原がそれぞれ異なった多種多様な型があるという。


そのために、特定の抗原に対して抗体を作るワクチンの開発に成功しても、

すぐに変異ウイルスが出現して臨床試験で実用化することができない

とされています。


新型コロナウイルスには、

SARSコロナウイルスとエイズウイルスとの2つの特異性が備わっていることで、

普遍的により多くの人に効果のあるワクチン開発非常に困難であることが想定されます。


エイズウイルスのワクチンはもちろん、

SARSコロナウイルスのワクチンでさえ、存在していないのですから・・・。


X.まとめ


新型コロナウイルスは、

次のような特異的な能力を備え、危険な病態の機序を呈する最新の病源体です。


・エイズウイルス( HIV)と同じスパイク糖タンパク質が配列

・SARSとHIVの両方のウイルスと同じスパイク糖タンパク質を併せ持つ

・ACE2受容体だけではなくCD4受容体(T細胞)にも結合できる

・T細胞を破壊してリンパ球を減少させ免疫不全を引き起こす

・免疫不全⇒(サイトカインストーム)⇒呼吸不全⇒多臓器不全⇒死亡するケースが起こる

・患者の病態によっては抗HIVウイルス治療薬での効果が期待される

・患者のリンパ球の減少の有無を見極める検査が重要視される

・エイズウイルスと類似性がありワクチン開発が非常に困難である



【コチラの記事もご参照!】


『コロナウイルスの全てが分かる!“新型スーパーウイルス”の正体と感染・増殖・重症化のプロセス』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/213/0

『コロナウイルスとは何もの?新型ウイルスの正体と強力な感染力による拡散の危険性!』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/142/0

『新型コロナウイルスの細胞侵入・増殖から肺炎の発症までの過程とその危険度とは』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/179/0

『新型コロナ感染症の不可解な謎!回復後の再陽性は再感染?抗体免疫の獲得は可能か?』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/216/0

『新型コロナの死者はなぜ男性が7割も!基礎疾患の部位と受容体の発現が関係か?』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/205/0

『新型コロナウイルスは呼気や会話でも感染!小さな飛沫によるエアロゾル感染の危険性』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/212/0

『新型コロナの驚異的重症化プログラム!4つの受容体を侵入経路として増殖する猛烈な毒性!
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/204/0

『新型コロナウイルス感染から重症化を防ぐ!「粘膜免疫」の防御と「自然免疫」の攻撃の役割』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/201/0

『新型コロナウイルスの感染力が100倍に増大!密閉・密集・密接の3密の危険性とは』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/198/0

『新型コロナウイルスを完全シャットアウト!励行すべき5つの防御方法と科学的根拠』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/193/0

『新型コロナウイルスと互角に戦える免疫力!自然免疫を高めると無症状・軽症で回復』 
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/180/0




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