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2020年04月09日

新型コロナウイルス感染から重症化を防ぐ!「粘膜免疫」の防御と「自然免疫」の攻撃の役割

【政府・厚生労働省の新型コロナウイルス (COVID-19) 情報】
▢厚生労働省:感染症の特徴
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#tokucho
▢首相官邸:感染が疑われる方へ
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html#c3
▢国際感染症センター:症状・診断・治療概要
http://dcc.ncgm.go.jp/index.html


新型コロナウイルスは、

私たちヒトの生体が今まで遭遇したことのない未知のウイルス


従って、感染を予防できる抗体としての「ワクチン」はなく、

万が一感染してしまっても治療できる「特効薬」もありません。


自分の体に備わっている自己防衛機能としての「免疫力」だけが命綱。


新型コロナウイルスの強力な感染力と病原的毒性から、

自分の健康を守るためには、次の3つの免疫の連携が必要です。

@ ウイルスの侵入・増殖を防御する=粘膜免疫
A ウイルス感染から重症化を防ぐ=自然免疫
B ウイルス感染から回復し抗体を獲得する=獲得免疫

今回は、新型コロナウイルスと戦う免疫システムについて、

「粘膜免疫」「自然免疫」「獲得免疫」の3つの免疫系の役割や

これらの免疫力を活性化する方法などについて、詳しくお伝えします。


はじめに免疫システムの概要について


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免疫システムは、大きく「粘膜免疫系」「全身免疫系」に分類され、

さらに全身免疫系は、「自然免疫」「獲得免疫」とで構築されています。


「粘膜免疫系」は、口・鼻の入り口から肛門の出口までの、

呼吸器官と消化器官の粘膜細胞に存在する免疫細胞群でシステム構築されています。


「全身免疫系」は、全身を隈なく巡る循環器官の、

血液中やリンパ液に存在する免疫細胞群でシステム構築されています。


「全身免疫系」はさらに「自然免疫」「獲得免疫」に分かれます。


「自然免疫」は、

新型コロナウイルスなど初めて侵入する病源体に反応する免疫細胞群。


「獲得免疫」は、

過去に経験したことあるウイルスを記憶・学習して働く免疫細胞群です。


免疫細胞群の種類と働き


免疫システムを司る免疫細胞群は「白血球」です。

白血球は大きく

@単球(マクロファージ、樹状細胞)
A顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)
Bリンパ球(N K細胞、 T細胞、B細胞)


の3つに分類されます。


未知の病源体である新型コロナウイルス反応して働く免疫細胞群は、

殺し屋としての「NK細胞」「マクロファージ」「樹状細胞」などの貪食細胞グループです。


「T細胞」と「B細胞」は、新型コロナウイルスに感染後に回復した場合に、

「抗体(獲得免疫)」を得るために活躍します。





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1.「粘膜免疫」でウイルスの侵入・増殖を防御する


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ウイルスや細菌などの病源体や花粉などの異物は、

私たちの体内への侵入を絶えず図っています。


これらの病源体や異物の侵入をいち早く察知して、

真っ先に防御してくれるのが「粘膜免疫系」です。


粘膜免疫が活動する主な身体部位は、

上気道(鼻腔・口腔・咽頭・喉頭)や腸管(小腸・大腸)などの粘膜細胞の表面です。


本来は、粘膜免疫の主役は粘膜細胞に広く分布する「IgA抗体」ですが、

得体の知れない未知の新型コロナウイルスには通用しません。


粘膜免疫系の免疫細胞の働き


新型コロナウイルスは、

主に上気道(鼻腔・口腔・咽頭・喉頭)の粘膜細胞の表面に吸着して侵入・増殖を図ります。


口・鼻の入り口から肛門の出口までの粘膜には、

ヒトの体内全体のリンパ球の6〜7割が分布しているとされています。


これらの粘膜免疫系のリンパ球は、

ウイルス侵入の「監視役(Gatekeeper)」と免疫細胞群への「司令塔(Commander)」

としての役割を果たしています.


つまり新型コロナウイルスが口や鼻から体内に侵入する初期の段階で、

病源体(外敵)として感知・認識してすばやく防御を開始します。


また、上気道内の粘膜細胞には、病原体の侵入をいち早く感知して、

免疫細胞の発動を促す「パターン認識受容体」が多く存在しています。


新型コロナウイルスの侵入を感知した「パターン認識受容体」の発動要請を受けて、

真っ先に駆けつけるのが、常に巡回パトロールを行っている「NK細胞」で,

新型コロナウイルスと攻防戦を展開します。

〇NK(ナチュラルキラー)細胞


「NK細胞」は、「ナチュラル(生まれつきの)・キラー(殺し屋)」を意味しています。


常にからだの中をパトロールしており、ウイルスに感染した細胞などを発見すると、

他の免疫細胞からの指示を受けずに、単独で攻撃を仕掛ける免役戦士です。


ウイルスなどの病源体が手ごわい場合には、

「マクロファージ」や「樹状細胞」なども動員されて細胞への侵入・増殖を防御します。



気管支内面の粘膜の「線毛運動」でもウイルスを防御・排出


ヒトが1日に呼吸で吸い込む空気量は約2万ℓと言われています。

口や鼻から吸入した空気は、喉(のど)を通過し気管・気管支を経て肺胞へ到達。


肺まで吸い込んだ空気には、

ほこりだけではなくウイルスや細菌、花粉などの異物も含まれています。


これらの異物が肺胞まで届かないように防御しているのが、

咽喉から肺胞に至る気道内面の粘膜に存在する「線毛(繊毛)」です。


気道に侵入した異物は粘液で捕捉され「線毛(繊毛)運動」によって、

口側の外(上)に向かって送り出されていきます。


咽頭まで送り出された異物は、

痰(たん)となって体外に排出されたり、食道から胃に入り消化されたりします。


このように、

外部の空気に混入するウイルスなどの異物が肺胞に到達できないように、

気道内の「線毛(繊毛)運動」によって防御されています。





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2.「自然免疫」でウイルス感染から重症化を防ぐ


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「粘膜免疫系」の免疫細胞群の防御を突破した新型コロナウイルスが、

細胞内に侵入して増殖を始めると、全身免疫系の「自然免疫」の免疫細胞群の出番。


自然免疫系の免疫細胞の働き


自然免疫系の「マクロファージ」や「樹状細胞」などの貪食細胞群が、

「NK細胞」の応援に駆けつけて、ウイルスに攻撃を仕掛けます。


「マクロファージ」や「樹状細胞」は、

新型コロナウイルスに侵入され感染した細胞を飲み込んで殺します。


「NK細胞」もまた、

新型コロナウイルスに感染した細胞を直接攻撃して殺傷・破壊してしまいます。


〇マクロファージ


「マクロファージ」は、アメーバ状の免疫細胞です。

体の中に侵入してきた異物はもちろん、体内の自己であるガン細胞でも、

積極的に食べ尽くすことから「貪食(どんしょく)細胞」とも呼ばれています。


マクロファージは、

外部から侵入したウイルスなどの異物や内部で発生したガン細胞などを

発見するとそれを食べ尽くしてしまいます。


また食べて確認した後で、抗原(敵)としての特性を他の免疫細胞にも伝えて、

情報伝達のアンテナ司令塔の役割も担っています。


また、他の免疫細胞群と共同して、

免疫細胞の働きを活性化してくれる「サイトカイン」という物質の産生にも

関与しています。


〇樹状細胞


「樹状細胞」は、枝のような突起を伸ばすような形状の免疫細胞で、

外気に触れやすい鼻腔、肺、胃、腸管、皮膚などに存在しています。


樹状細胞は、異物飲み込んで自分の中に取り込み、

その抗原としての特性(目印)を他の免疫細胞に伝える「抗原提示細胞」として、

高い能力を発揮します。


抗原としての異物を取り込んだ樹状胞細は、

リンパ球のT細胞やB細胞などに抗原情報を伝えることで、

活性化されたT細胞やB細胞が、抗原の異物を攻撃・排除します。


ウイルスの増殖を上気道で終わらすと重症化を防げる


新型コロナウイルスは宿主細胞に侵入すると、

細胞の複製(コピー)機能を乗っ取り凄まじい勢いで増殖を行います。


最初は、上気道(鼻腔・口腔・咽頭・喉頭)内で増殖を繰り返し、

ひとつの細胞で増殖を終えると細胞から複製ウイルスを細胞外へと放出します。


放出された多量の複製ウイルスたちは、

また新たな宿主細胞内に侵入して増殖を繰り返していきます。


ウイルスの増殖が進行すればするほど、症状は悪化して重症化していきます。


上気道で増殖を終えて放出された多量の複製ウイルスは、

下気道(気管・気管支・肺胞)へと侵入していきます。


新型コロナウイルスが肺胞まで侵入して増殖されれば、

「新型肺炎」を引き起こし重症化のリスクが一挙に高くなります。


新型ウイルスの増殖を上気道内で終わらすことが、

重症化を回避して軽症で回復させる唯一の方法なのです。




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3.「獲得免疫」でウイルス感染から回復し抗体を獲得する


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ウイルス感染による免疫の最後の仕上げは、

「獲得免疫」の出番で「抗体」の獲得をすることです。


「抗体」を獲得することで、次の同じ病源体には感染しなくなります。


「ワクチン」はこの獲得免疫の作用を利用して開発されたものです。


獲得免疫系の免疫細胞の働き


獲得免疫系で働く主役の免疫細胞群は、リンパ球系の「T細胞」と「B細胞」


ウイルスなどの病源体(外敵)の侵入の通知を受けた「ヘルパーT細胞」は、

周囲の免疫細胞に攻撃の戦術を支持する「司令塔の役割」を担います。


その司令を受けた「キラーT細胞」は活性化されて病原体の攻撃を開始。

また、「B細胞」は、次の同じ病源体の侵入に備えて、

病原体を無効化する「IgA」「IgG」などの抗体を産生します。


〇T細胞


「T細胞」は、

マクロファージや樹状胞細からの情報に基づいて、

ウイルスなどに感染した細胞を見つけて攻撃・排除します。


T細胞には、

「ヘルパーT細胞」「キラーT細胞」「制御性T細胞」の3つがあり、

それぞれが「司令塔」「殺し屋」「ストッパー&クローザー」の役割を担っています。


「ヘルパーT細胞」は、

マクロファージや樹状細胞から抗原としての異物の情報を受け取り、

サイトカインなどの免疫活性化物質などを産生して、攻撃の司令塔の役割を担います。


「キラーT細胞」は、

樹状細胞からの抗原情報に基づいて、

ウイルスに感染した細胞やガン細胞を攻撃して殺傷する殺し屋の役割


「制御性T細胞」は、

キラーT細胞などによる正常細胞への誤認攻撃や必要以上の過剰攻撃を、

抑制・コントロールするストッパー&クローザーの役割を担っています。


〇B細胞


「B細胞」は、主に骨髄に存在する「抗体」を産生する役割を担います。


樹状細胞の指令を受けて、病源体を攻撃する「抗体」を作ることで排除を促進します。


B細胞は、一度侵入したウイルスなどの病源体の特徴を記憶したまま(メモリーB細胞)

永久にヒトなどの生体内で生き残っていきます。


またB細胞は、

ウイルスなどの病源体を無効化する抗体の主役である「IgA抗体」などを産生します。


抗体の主役は「IgA抗体」


「抗体」とは、

外部から侵入してきた病原体に密着して無力化するタンパク質の免疫物質で、

「免疫グロブリン」とも呼ばれています。


「IgA抗体」の存在部位は、

目(涙腺)・鼻(鼻汁)・口(唾液)・気管支・肺胞・小腸・大腸などの粘膜細胞


「IgA抗体」は粘膜細胞の表面部で活躍し、

ウイルスや細菌などの病源体(抗原)の侵入を積極的に防御し、

ウイルス感染症などに対して生体防御の最前線を担っています。



「IgA抗体」は、特定の病源体だけに反応するのではなく、

さまざまな種類のウイルスや細菌や異物の侵入を防御する守備範囲の広い抗体です。


なお、「IgA抗体」は、「B細胞」から産生されます。



<免疫力の70%は腸内環境で決まる!>






【コチラの記事もご参照!】

『【免疫力の基礎知識@】自然治癒力の自己防衛機能を支える免疫細胞の種類と役割とは?』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/121/0

『【免疫力の基礎知識A】「自然免疫」と「獲得免疫」の役割と連携による免疫のしくみとは?』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/123/0

『【免疫力の基礎知識B】免疫異常によるアレルギー疾患と自己免疫疾患とは?』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/133/0

『【更新版】コロナウイルスとは何もの?新型ウイルスの正体と感染・増殖・重症化のプロセス』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/208/0

『新型コロナの死者はなぜ男性が7割も!基礎疾患の部位と受容体の発現が関係か?』
https://fanblogs.jp/boyakiman/archive/205/0


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