2018年05月21日

2018/4/28 -神戸市立中央体育館- (中日本ボクシング観戦記番外編) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2018/4/28 -神戸市立中央体育館- (中日本ボクシング観戦記番外編) ボクシング選手名鑑ピックアップ!




泉大津市TEXPIA OSAKAの最後の試合を見届けて、会場を急ぎ足で飛び出す。
試合が行われていた会場を出て、大きめのロビーから外に出ようとしたところ・・・

勝者を告げるリングアナのマイクの声が漏れてくる。
次の瞬間、女性の声「よかったー!!!」
受付の女性が抱き合って喜んでいる。

相手はタイ人。
どうせ河村 真吾(堺東ミツキ)が勝つだろう・・・。
なんていう気軽なファンの思いをよそに、選手により身近な人たちはその勝利一つ一つを重たく受け取っている。
選手の努力や日常をどれだけ近くで見ているか・・・それによって受け取る感情もまた違うはずだ。


「俺みたいな半端なファンより、こっちのほうがよっぽど熱いファンだ」


勝利者インタビューも聞かずに飛び出した自分を少し恥ずかしく思う。
しかし、足を止めるわけには・・・。

大急ぎで電車に飛び乗り時間を調べる。
18:40に神戸駅着。
そこから徒歩5分ほどらしい。


焦る気持ちで電車を間違えないように慎重に移動。
続々と神戸の結果が出てくる・・・。
1試合でも多く見たい。


※左側が勝者
【57.4kg契約4回戦】
吉川 嵩人(岐阜ヨコゼキ) 判定 3-0(39-38、40-37、40-36) 鮫島 碧希(真正)

内容的にはフルマークでもおかしくなかった試合らしい。
しっかり出入りしながら打ち終わりにカウンターを取っていったとのこと。
中日本の選手のデビュー戦・・・これ、すごく見たかった。


西日本新人王戦
【ライト級4回戦】
石脇 麻生(寝屋川石田) 1RKO 徳丸 雄大(真正)

…内容把握できておらず。
この試合で石脇を高評価するファンもいたようだ。



【バンタム級6回戦】
諏訪 亮(真正) 6R判定 3-0(59-56、59-56、60-55) ジェスエル・グアダリオ(比)

諏訪がしっかりコントロールした試合とのこと。
昨年、西軍代表決定戦で松浦 克貴(岡崎)と戦うはずだったが無念の棄権。
岐阜のリングでも一度戦っている選手。
西の選手の中でもなかなかその存在を気にしてしまっている。



【スーパーフェザー級8回戦】
小坂 烈(真正) 8R判定 3-0(77-76、77-76、79-74) 伊藤 弘一(黒崎KANAO)

この試合の後半にやっと到着。
6Rあたりで二人の動きにそれほど消耗が感じられず驚いた。
お互いに迫力のある腹の削り合いもあり、そのあたり、レベルの高さを感じる試合。



ここでB級プロテストの公開スパーが行われる。
この間に吉川のセコンドに入っていた久保田 祐介(岐阜ヨコゼキ)と少し会話。

引退してまだ間もない久保田だが、現役の頃の「俺を見てくれ」感は
すでに「俺の選手を見てくれ」に変わっているようで…
いいトレーナーになってくれると思っている。

吉川…久保田のトランクスでリングに上がったらしい。
それはメチャクチャ見たかった…決して弱い選手ではなかったのに
有望選手とばかり戦い、負け越し戦績で引退した久保田。
そんな久保田のストーリーまで、吉川に連ねてしまいそう。

そうこうしているうちに、知人と顔を合わせ、またSNSでやり取りする方とも初対面を済ます。
今度デビューする選手を紹介してもらったが…なんと同い年の33歳。
これは頑張ってほしい、めちゃくちゃ頑張ってほしい。


そんなこんなでセミファイナルからようやく本格的に観戦開始。

【56kg契約8回戦】
山本 隆寛(井岡) 3-0(79-76、79-74、79-73) ジェストニ・アウティダ(比)

アウティダがまぁ、タフでタフで。
巧くはないけれど、大きく振ってくる危険な選手。
相当えぐいボディを山本が何度も打ち込むもついに折れることはなく…。

山本は最終ラウンドを除き、余分なリスクは背負わず。
強引に攻めた時間帯があった最終ラウンドには危険なパンチを被弾する場面もあったが…。

ボディを打ち込んだ後、体ごとその場からいなくなる山本には他の選手たちとの各の違いを感じた。
しかしながら…今日の相手はタフすぎた。



【フェザー級10回戦】
久保 隼(真正) 判定 2-1(97-95、94-95、96-93) 大沢 宏晋(ロマンサジャパン)

世界まであと少しのところまで登っている大沢と、世界王座を陥落した久保。
日本人同士、バリバリの世界ランカー対決。


序盤、久保が先に距離を掴み、大沢を入らせない展開。
試合をしっかりコントロールし、大沢にとっては苦しい立ち上がり。
しかし後半には…頻繁なクリンチに出た久保に対し、
密着した距離からでも上体を柔らかく使って強烈なフックを浴びせた大沢。

双方にホールディングの減点が1ずつついた泥試合。
勝つためにどうするか…そこを突き詰めたとき、「面白くない」と言われる試合になることがある。
この試合はそういった試合に該当するのだろう。

しかし、勝つことを目指しているボクサーたちがぶつかったときのそれは究極の副産物だと思っている。
僕の目にはこの試合が熱戦に見えた。

面白い試合を追及するのも美学だが、勝利を目指すのはスポーツとしての根本。
この試合の評価は分かれると思うが、それはボクシングにいくつもの美学が共存しているからであり、
ボクシングの奥深さを構成しているものの一つだと思う。

贅沢を言えば、レフリーが大沢に与えたホールディングの減点はあまり理解できなかったし
久保にはもう一度の減点があってよかったと思う。
そもそも反則のホールディングなのだから、それができなくなる形に導く形が作れれば…。
しかし、それを言ってももう仕方ない。

二人の世界に近い選手が、勝つための選択をし続けた試合。
「プロボクシングを見た」…僕にはそんな思いが湧き上がった。


観戦後、知り合いのファンへの挨拶もおざなりのまま、帰りの新幹線を目指す。
途中、SNSでやりとりのあったファンと初対面を果たし、ギリギリの時間まで会話。
いろいろな話をするには時間が足りなかったが、一度会っておきたかった方だけになぜかホッとした思い。


帰りの電車に乗り込み、ネットで乗換時間を確認…。
悲劇に気づく。


検索ミスってた。
京都までは出れたものの、電車を失って漫画喫茶。
この内容はその漫画喫茶で書かれたものである。



でもまぁ…こういうのも旅の醍醐味。
この後、朝まで選手名鑑の誤字脱字やらの修正作業に勤しみ、家に帰ったら子供たちの相手をする予定。

そして…その翌日には、力石 政法(緑)が前日本王者の坂 晃典(仲里)と激突する。
勝負の名古屋国際会議場、白鳥センチュリーホール。


体…持つかな。




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