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NZXT社のPCケース「H710i」「H400i」「H210i」などに用いる付属ソフト「CAM」を使って「CPU/GPU温度の監視」、「ファンスピード」、「ヘッド部分のライティングを演出」などの設定が出来ます。
「CAM4.0」ダウンロードはこちら
「CAM4.0」は再設計されたインターフェースはPCの状態を更に分かりやすい情報に配置されるだけでなく簡易化されて、とても便利になりました。
NZXT CAMのゲームプレイのオーバーレイがアップグレードしてゲーム中に邪魔にならなくなりました。
ゲーム内で表示するのに重要な情報の制御が強化されました。
進化した「CAM4.0」は最適化されてインストールも起動も速くなりサクサク快適です!
インストール直後から基本画面をサクッと紹介します。
赤印にチェックを入れ「確認」を押します。
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確かにシンプルで見やすくなりました。
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「CAM4.0」ではファンコントローラー「Grid+ V3」など一部のデバイスが使えないとのことですが近いうちに「CAM4.1」で使えるようになってほしいです。
以上「PCモニタリングソフト「CAM4.0」のご案内でした。
お目通し戴き、ありがとうございました。
本日の1票をお願いします。

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![]() | RAIJINTEK 両サイドに強化ガラスを装備したアルミニウム外装のMini-ITXマザー対応PCケース 0R20B00097 (OPHION) |
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「RX5500」のスペックの立ち位置はRadeonなら「RX580」Geforceなら「GTX1660無印」が近いようです。
スペック表を簡単にまとめました。
GPU | RX5500 | RX580 | GTX 1660 | RX590 | RX5700 | GTX 1060 |
コア数 | 1408 | 2304 | 1408 | 2304 | 2304 | 1280 |
ベースクロック | 1670 MHZ | 1257MHz | 1530MHz | 1469 MHz | 1465 MHz | 1506MHz |
ブーストクロック | 1845MHz | 1340 MHz | 1785MHz | 1545 MHz | 1725 MHz | 1709MHz |
メモリ | GDDR6 4GB | GDDR5 8GB | GDDR5 6GB | GDDR5 8GB | GDDR6 8GB | GDDR5 6GB |
バス幅 | 128 bit | 256 bit | 192 bit | 256 bit | 256 bit | 192 bit |
メモリ転送レート | 14 gbps | 8 gbps | 8 gbps | 8 gbps | 14 gbps | 8 gbps |
メモリ帯域幅 | 224 GB/S | 256 GB/S | 192 GB/S | 256 GB/S | 448 GB/S | 192.2 GB/S |
TDP | 150 W | 185 W | 120 W | 225 W | 185 W | 120 W |
「RX5500」は「7nm」と最新のプロセスにて製造されてます。
新世代「RX5500」のプロセスは 7nm
世代はついにプロセス「7nm」へ突入しました。
「14nm」の世代は結構長かった。
プロセス「7nm」と聞いてピンとこないと思いますので簡単にイラストを描きました。
プロセスが微細化するメリットとは・・・
❶より高性能なプロセッサーを製造できる
❷パフォーマンス向上(処理性能が上がります)
❸消費電力や低発熱(ワットパフォーマンス)の省エネ化
❹製造コストの低下(小さなサイズでチップがたくさん載せられる)
の以上が期待できます。
今後の新世代「Navi」はプロセス7nmと微細化に成功したGPUは今後に向けて8Kや4Kなど超高速フレームレート化(240fps以上)に期待できます。
PCIe3.0 と比較して2倍の帯域幅を実現します。
PCI Express | 帯域幅 ✕16 |
Gen2 | 8 GB/S |
Gen3 | 15.75 GB/S |
Gen4 | 31.51 GB/S |
ちょっと残念なのが「Navi14」はPCIe4.0をサポートしますが本来16本のレーンが半分の8本になってしまうこと。
気になる、お値段は?!
発売日は11月中と言われてますが?!
価格は150米ドルくらいには収まるようです。
今後の小型VGAの「AMD」VS「NVIDIA」の激戦が注目です!
お目通し戴き、ありがとうございました。
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関連商品
![]() | ASUS NVIDIA GeForce GTX 1660S 搭載 シングルファンモデル 6G PH-GTX1660S-O6G |

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過去に「GTX1660 Ti」をレビューしましたが「GTX1660」シリーズは全部で3種類です。
【入門GPU】ASUS社「ROG-STRIX-GTX1660TI-O6G-GAMING」をレビュー
では「GTX1660 SUPER」はどんな立ち位置なのか?
「GTX1660 Ti」>「GTX1660 SUPER」>「GTX1660無印」の順番で性能差があります。
つまり今回レビューする「GTX1660 SUPER」は「GTX1660」シリーズの中間の立ち位置になります。
簡単に「GTX1660 SUPER」のスペック表を作成しました。
GPU | GTX 1660-S | GTX 1660ti | GTX 1660 | GTX 1070 | GTX 1060 | RX590 | RX580 |
コア数 | 1408 | 1536 | 1408 | 1920 | 1280 | 2304 | 2304 |
ベースクロック | 1530MHz | 1500MHz | 1530MHz | 1365MHz | 1506MHz | 1469 MHz | 1257MHz |
ブーストクロック | 1785MHz | 1770MHz | 1785MHz | 1800MHz | 1709MHz | 1545 MHz | 1340 MHz |
メモリ | GDDR6 6GB | GDDR6 6GB | GDDR5 6GB | GDDR5 8GB | GDDR5 6GB | GDDR5 8GB | GDDR5 8GB |
バス幅 | 192 bit | 192 bit | 192 bit | 256 bit | 192 bit | 256 bit | 256 bit |
メモリ帯域幅 | 336 GB/S | 288 GB/S | 192 GB/S | 256.3 GB/S | 192.2 GB/S | 256 GB/S | 256 GB/S |
TDP | 125 W | 120 W | 120 W | 150 W | 120 W | 225 W | 185 W |
スペックを見てみると「GTX1660 SUPER」と「GTX1660無印」はメモリの種類、帯域幅、TDP以外は、ほぼ同じ仕様になっています。
「メモリ帯域幅」は「GTX1660 Ti」よりも高速になりました。
簡単に言えば「GTX1660無印」のメモリ強化版が「GTX1660 SUPER」ということになります。
それでは、ASUS社「PH-GTX1660S-O6G」をレビューしたいと思います。
「PH-GTX1660S-O6G」の特長
❶高速ゲーム用に50%以上のメモリ帯域幅を備えた超高速GDDR6
❷GeForce Experience:ビデオ、スクリーンショット、およびライブストリームをキャプチャして友人と共有します。 ドライバーを最新の状態に保ち、ゲーム設定を最適化します。 GeForce Experienceはすべて自分で行うことができるので、グラフィックスカードに必要不可欠な機能として備わっています。
❸ブロードキャスティング:GeForce GTX16 SUPERシリーズは、優れた品質と最適化されたパフォーマンスと同時にゲームとストリーミングの機能をロック解除する専用ハードウェアエンコーダーを備えています。
❹ウィングブレードファンの設計は抗力を減らすために各ブレードに垂れ下がった先端を取り入れています。
IP5Xの防塵性により、粒子の侵入を防ぎ、耐久性を向上
❺デュアルボールファンベアリング設計は、スリーブベアリング設計に比べての最大2倍の寿命
❻Auto-Extremeテクノロジーによる自動化で、システムの信頼性を向上
❼GPU Tweak IIは直感的なパフォーマンス調整と温度制御、システムモニタリングを提供
(ASUS社HPより引用)
開封の儀
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外観
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「PH-GTX1660S-O6G」をチェックする
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例えば筆者が愛用するDan Cases社「A4-SFX」と相性が良いです。
【小さな巨人】Dan Cases社 PCケース「A4-SFX」をレビュー
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ファン周りを見てみます。
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インターフェースは「ディスプレイポート」「HDMI」「DVI-D」が各1つずつ備えてます。
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今回から最新ゲーム「ゴーストリコン・ブレイクポイント」のベンチマークを追加しました。
是非、参考にしていただけると幸いです。
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換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したらNVIDIAドライバをダウンロードしインストールします。
ダウンロードはこちら
「PH-GTX1660S-O6G」のスコアを検証
【CPU】Core i7 「9900KS」
【マザーボード】「ROG MAXIMUS XI FORMULA」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「PH-GTX1660S-O6G」
今回はGPU別にベンチマークを比較します。
比較するGPUは「GTX1660-S」「GTX1660Ti」「GTX1660無印」「GTX1070」「GTX1060」「RX590」「RX580」です。
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ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
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「GTX1660-S」はフルHDであれば60fpsを超えました。
WQHDでも多少カクツキはありますが普通にゲームできます。
「GTX1660Ti」に迫るスコアを出しました。
ディビジョン2−「デフォルト設定」
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SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
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RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
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strange brigade−「デフォルト設定」
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ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
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ゲーム中の消費電力(Watt)
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アイドリング時(Temp)
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高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
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使ってみた感想
「GTX1660-S」は「GTX1660無印」よりは多少スコアが良いくらいで「GTX1660Ti」には全敗といった残念な結果になりました。
「GTX1660Ti」よりもVRAMが高速ですが消費電力や高負荷におけるGPUの温度が高くなってしまいました。
一通りゲームをしたところ体感的に「GTX1660Ti」と変わりません。
「VRAM」の高速化の恩恵を期待したのですが残念です。
良かったところ
❶「GTX1660Ti」と同等のパフォーマンスを実現!
❷VRAMは「GDDR6」に格上げし今後の最新ゲームに期待できるかも?!
残念な点、注意する点
❶現在の市場価格(11/23)は「GTX1660Ti」と変わらないので今のところ「GTX1660Ti」を選択した方が良いと思います。
❷消費電力、GPU温度が「GTX1660Ti」よりも2%くらい上昇している。
総評
「GTX1660-S」は少し中途半端なVGAといった印象を持ちました。
価格が購入意欲に躊躇してしまいます。
一応、「GTX1660-S」「GTX1660Ti」「GTX1660無印」の3機種の価格を見てみます。
ASUS社「PH-GTX1660シリーズ」のモデルで調査してみました。
GPU | GTX1660-S | GTX1660Ti | GTX1660無印 |
価格(11/23) | 31,097円 | 38,808円 | 28,506円 |
それぞれモデルごとに価格差に開きはありますがメーカー、型番を問わずコスパ重視で調査したところでは「GTX1660-S」と「GTX1660Ti」の価格は、ほとんど同じです。
コスパ重視で検討するならば「GTX1660Ti」を選択した方が良いかもしれません。
今後の価格次第で魅力的な商品に変わることを期待したいです。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
サイズ-17.4 x 12.1 x3.9
関連商品
![]() | ASUS NVIDIA GeForce GTX 1660S 搭載 シングルファンモデル 6G PH-GTX1660S-O6G |

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Core i9「9900KS=SPECIAL EDITION」は2018年10月20日に発売された「9900K」の強化版です。
簡単に言えば、「全コア5GHz」で動作するといったコアゲーマー向けのメインストリーム向けの最強CPUです。
以前に「9900K」をレビューしましたがゲーム向けとしてはパッとせず性能はワンランク格下のCore i7「9700K」に負けてしまいました。
「9900K」はゲーム向けというよりも動画編集やグラフィックデザイン、解析などが得意としたクリエーター向けのCPUといった感じです。
過去レビュー
【極めるゲーマー9900K】intel社Coffee Lake-S Refresh「Core i9-9900K」をレビュー
【新世代!9700K】intel社Coffee Lake-S Refresh「Core i7-9700K」をレビュー
今回の「9900KS」はレンダリング重視「9900K」とゲーム重視「9700K」を併せた「良いとこ取り」の最強CPUが誕生する!
それでは「Core i9-9900KS」をレビューしたいと思います。
「Core i9-9900K」ってどのくらい凄いのか?!
「9900KS」と「9900K」の大きな違いはベースクロックが「0.4GHz」分だけパワーアップしています。
また「0.4GHz」分だけでTDPが「95W」から「127W」に大きく引き上げられています。
えっ?!これだけの違い?!と思ってしまい筆者も不安が募ります。
既に「9900K」をお持ちの方が、わざわざ「9900KS」に乗せ換えるメリットがあるか気になるところです。
簡単にスペック表を作成しました。
CPU | core i9 9900KS | core i9 9900K | core i7 9700k | core i7 8086k | core i7 8700k | Ryzen 7 2700X |
コア数 | 8 | 8 | 8 | 6 | 6 | 8 |
スレッド数 | 16 | 16 | 8 | 12 | 12 | 16 |
ベースクロック | 4.0GHz | 3.6GHz | 3.6GHz | 4.0Ghz | 3.7Ghz | 3.7Ghz |
ブーストクロック | 5.0Ghz | 5.0Ghz | 4.9GHz | 5.0Ghz | 4.7Ghz | 4.35 Ghz |
L2 cache | 1.5MB | 1.5MB | 2MB | 1.5MB | 1.5MB | 4MB |
L3 cache | 16MB | 16MB | 12MB | 12MB | 12MB | 16MB |
対応メモリ | DDR-2666 | DDR-2666 | DDR-2666 | DDR4-2666 | DDR4-2666 | DDR4-2933 |
TDP | 127W | 95W | 95W | 95W | 95W | 105W |
発熱対策として十分に冷却性能が高い「水冷式CPUクーラー」を用いることをオススメします。
開封の儀
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外観
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「Core i9-9900KS」のスコアを検証
【CPU】Core i7 「9900KS」
【マザーボード】「ROG MAXIMUS XI FORMULA」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」
まず最初は「CPU性能」を見てみます。
Cinebench R15ー「CPU」
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「シングル・マルチスレッド」
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次は「3D MARK」を見てみます。
「GPU」は「2080Ti」を用いてCPU別に並べてみます。
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ディビジョン2−「デフォルト設定」
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体感的にも「9900K」よりも軽快な印象を持ちました。
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
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RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
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strange brigade−「デフォルト設定」
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ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
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以上スコアでした。
「9900KS」は「TDP」が「127W」に引き上げたもののスコアに大きく反映することはないのが残念でした。
ただ動画編集からゲームまで得意分野が幅広くなったことは確かです。
オールマイティーな「9900KS」は現時点では一番、取り扱いやすいCPUと言えるでしょう。
使ってみた感想
一通りゲームをしたところ体感的には「9700K」の上位モデルといった印象がありました。
「9900K」では少々カクツキが起きるシーンが「9700K」のように動作が安定していました。
「CPU温度」ですが簡易空冷クーラー(240mm)を用いてるせいか、思ったよりも温度は高くならず「40〜50℃」に安定しているので大型空冷か簡易空冷クーラーをオススメします。
良かったところ
❶動画編集からゲームまでオールマイティーな超越した有能CPU!
❷簡易水冷クーラーであれば通常範囲の使用での熱暴走は心配無用!
❸「RTX2080Ti」と相性が良い!
残念な点、注意する点
❶「9900KS」と比べゲーム性能は優れるがレンダリング、動画編集、解析などの性能差は大差ないです。
❷もともと「ワットパフォーマンス」が悪いのでゲーム用として使いたいのであればCore i7「9700K」をオススメします。
総評
今回の「9900KS」はレンダリング重視「9900K」とゲーム重視「9700K」の良いところを併せた最強のCPUだと思います。
筆者は主にゲーム重視に注力しているので「9900KS」は非常に軽快で快適です。
価格は「8万円」近いですが満足しています。
これから新規で最上位CPUを搭載した自作PCを構築したいのであれば間違いなく「Core i9-9900KS」をオススメします。
二刀流!「Core i9-9900KS」でハイパフォーマンスをご堪能あれ!
お目通し戴き、ありがとうございました。
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関連商品
![]() | INTEL CPU Core i9-9900KS / 8コア / 16 MiB キャッシュ/LGA 1151-v2 / BX80684I99900KS 【BOX】【日本正規流通商品】 |

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![]() | INTEL CPU Core i9-9900KS / 8コア / 16 MiB キャッシュ/LGA 1151-v2 / BX80684I99900KS 【BOX】【日本正規流通商品】 |
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「ROG CROSSHAIR VIII IMPACT」のマザーボードの規格は「Mini-DTX」です。
新世代「Mini-DTX」とは?
「ROG CROSSHAIR VIII IMPACT」は「Mini-ITX」のスペースでは乗り切れないほど高性能、付加価値を凝縮した新しいゲーミングマザーボードです。
「Mini-DTX」は今、最も人気がある極小サイズ「Mini-ITX」よりも少し下に長い規格になります。
写真でみるとこんな感じです。
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PCケースのスペック表には「ATX、Micro-ATX、Mini-ITX」と表記されていて「Mini-DTX」が表記されていないのが、ほとんどなので注意が必要です。
確実なのはPCケースの現物確認またはPCケースメーカーに問い合わせるのが良いでしょう。
今回レビューで使用するPCケースはNZXT社「H200i」です。
後ほど組み立て完成を見て参考にしていただけると幸いです。
「X570」は「X470」の上位互換!
「X570」は「X470」の後継機ではありません。
完全なる上位モデルという位置づけになっています。
なので「X470」と比べスペックが飛び抜けて高いのが特長です。
簡単に比較表を作成しました。
チップセット | X570 | X470 |
ソケット形状 | AM 4 | AM 4 |
最大メモリ容量 | 128 GB | 64 GB |
PCI Express レーン数 | 16 | 8 |
PCI Express構成 | x1, x2, x4 | - |
USB3.1 Gen2(10Gb/s) | 8 | 2 |
USB3.1 Gen1(5Gb/s) | 0 | 6 |
RAID構成 | PCIe 0, 1, 10 | PCIe 0, 1, 10 |
SATA 0,1,10 | SATA 0,1,10 |
X570はX470と比べ最大メモリ容量は「128GB」と2倍になりました。
クリエーター向けには作業も捗り快適です!
PCI Express レーン数も2倍!
より多くのデバイスと接続が可能になり拡張性に余裕があります!
新世代「Wi-Fi6」とは?
「Wi-Fi6」とは最近、話題の「5G」と同じ技術基盤を用いながらシーンに応じて共存していく新世代無線通信テクノロジーです。
最近は「AI=人工知能」「IoT=身の周りのあらゆるモノがインターネットにつながる」「Wi-Fi6」「5G」など、よく耳にするようになりました。
「AI」や「IoT」を活用するに欠かせない無線通信手段が「Wi-Fi6」「5G」です。
「Wi-Fi6」「5G」をまとめた表を作成しました。
通信規格 | Wi-Fi6 | 5G |
活用場所 | 室内 | 室外 |
規格の種類 | 無線LAN | 移動通信システム |
最大通信速度 | 9.6 Gbps | 50 Gbps |
主な用途 | ❶リアルタイムでのVR体験 | |
❷8Kなど超高画質での再生が可能! | ||
❸次世代自動運転 | ||
メリット | ❶最大通信速度が旧世代(Wi-Fi5)の1.4倍! | ❶最大通信速度が20Gbps以上 |
❷2.4GHzと5GHz帯を組み合わせ安定かつ高速通信が可能! | ❷同時接続デバイス数が現状の100倍! | |
❸MU-MIMOでの同時接続できる端末台数が従来の2倍の8台! | ❸1ms(ミリ秒)以下の超信頼、超低遅延を実現! | |
❹省エネルギー | - | |
デメリット | ❶最大通信速度が「5G」よりも遅い | ❶基地局が少ない |
❷サービス開始が一部 | ❷IoTなど接続機会の増加に伴うセキュリティーリスクが向上 | |
- | ❸テザリングは20GB制限がある |
それでは「ROG Crosshair VIII Impact」をレビューしたいと思います。
「ROG Crosshair VIII Impact」の特長
❶AMD AM4ソケット:最大限の接続と速度を実現するために、最大2個のM.2ドライブ、USB 3.1 Gen2、およびAMD StoreMIを備えた第2および第3世代AMD Ryzenプロセッサーに対応しています。
❷SO-DIMM.2:ヒートシンク付きのバンドル拡張カードにより、2つのM.2ドライブをSO-DIMMインターフェースを介して接続でき、SSDサーマルを最大限のパフォーマンスで制御できます。
❸包括的な熱設計:ヒートパイプを備えたアクティブVRMとチップセットのコンボヒートシンクとフルサイズのアルミニウムバックプレートにより、より多くの熱を吸収するのに役立つ質量が追加されます。
❹高性能ネットワーキング:MU-MIMOをサポートするオンボードWi-Fi 6(802.11ax)とASUSを搭載するIntelギガビットイーサネットLANGuardはGameFirst Vテクノロジーをサポートします。
❺高度な水冷機能:ROG水冷ゾーン、ウォーターポンプ+ヘッダー、およびラジエーターヘッダーにより、カスタムの水冷ループと簡単に統合できます。
❻5-Way Optimization:システム全体の自動チューニングにより、リグに合わせたオーバークロックと冷却プロファイルを作成
❼DIYフレンドリーな設計:最大限の耐久性を実現するプレマウンテッドI/Oシールド、ASUS SafeSlot、およびIMPACT Control Card VI、BIOSフラッシュバック、Clr CMOS、Q-CodeおよびFlexKey機能を追加
❽比類のないパーソナライズ:RGBヘッダーとGen. 2アドレサブルヘッダーを含むASUS独自のAura Sync RGBライティング
❾業界最先端のROGオーディオ:コアユーザーグレードのオーディオ性能を実現するSupremeFX S1220とESS ES9023P、Sonic Studio III and DTS Sound Unbound搭載 (ASUS社 HPより引用)
開封の儀
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User's manual
4 x SATA 6Gb/s cable(s)
1 x Supporting DVD
1 x ROG big sticker
2 x M.2 screw kit (short screw and mount)
1 x Wi-Fi Antenna(s)
1 x Extension Cable for RGB strips (80 cm)
1 x Extension cable for Addressable LED
1 x Panel cable
1 x ROG coaster(s)
1 x ROG Thank you card
1 x ROG SO-DIMM.2 with heatsinks
1 x 2-in-1 Rubber pad
外観
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「ROG Crosshair VIII Impact」をチェックする
「フェーズ」・・・数が多いほど安定性が良くなり、オーバークロックなどの耐性も上がります。
チップセット用のヒートシンクの蓋を開けてみます。
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またLEDなど装飾の際に接続する「RGBヘッダー」も近くに装備されてます。
それぞれケーブルマネジメントしやすいように集中配置されているのでケーブルが目立ちにくく栄え良く仕上がります。
「RETRY」「Safe Boot」が目立たないのは良いがグラフィックボードを換装しているとボタンが隠れてしまい押せなくなります。
音源チップの「SupremeFX」を見てみます。
蓋を開けてみます。
いかにも音質が良さそうな重厚感が漂います。
時間があればオーディオを吟味してみたいです。
「M3」は2006年3月に発売しました。
「M3」は大好評のまま生産終了してしまいましたが代わりに弟分の「M2=Computer MusicMonitor」が登場しました。
現在でも「M3」はオーディオマニアの間では今でも色褪せることなく活躍しております。
話が反れましたが本題に戻ります。
ストレージ部分を見てみます。
「ROG Crosshair VIII Impact」では「SSD m.2」はカートリッジタイプを採用しています。
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まずカバーを外します。
SSDを換装します。
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マザーボードにカートリッジを挿し込みます。
レバーを上げてから挿し込みます。
インターフェースを見てみます。
「Q-CODE」はエラーコードが表示されトラブルの原因など早期解決に役に立ちます。
また緊急時にマザーボードの接続やシステムトラブルなど発生した場合マザーボードの状態を初期化する「クリアCMOS」ボタンを押すことで工場出荷時に戻すことができます。
新世代「Wi-Fi6」が刻印されてます。
ネット環境が不便な場所には付属の「Wi-Fi」を使って無線接続ができます。
組み込み完了!
【CPU】Ryzen7 「2700X」
【マザーボード】「ROG Crosshair VIII Impact」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×2/16GB」
【GPU】「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G」
ライティングアプリ「AURA」の不調と思いきゃシステムトラブルのようです。
それ以外は無事に起動しました。
チップセットのファンは無事に回ってます。
オーバークロックは10%ですが順調に動作してます。
使ってみた感想
PCケースに換装の際は非常に狭くて大変でした。
また狭くてやりづらいだけでなく製品自体をガシガシ傷を付けながら押し込みがちになるのでPCファンなど干渉する部分は予め外しておくことをオススメします。
ライティングアプリ「AURA」が認識せず残念な結果に終わりましたが急遽、返品対応してみます。
良かったところ
❶オーバークロックの耐性が非常に良いです。
❷「SSD M.2」へSSD交換が非常に楽です。
交換の際に、わざわざマザーボードを外さなくて良いのが気に入りました。
❸システムトラブル時にCMOSクリアがボタン1つで扱いやすい。
❹システムトラブル時にエラーコードが表示されるので原因が特定しやすいです。
残念な点、注意する点
❶個体差があると思いますがLEDが点灯しないことがあります。
ソフトウェアが原因だったりすることもあるので色々と試してみます。
❷マザーボードがITXよりも大きいのでPCケースに換装の際にギシギシと押し込みながらネジを留めていくので予めPCファンなど干渉しやすいところは外しておくと良いです。
製品自体を傷付けないように、そっと扱いましょう。
❸「X570」へのアップグレードはCPUをハイエンド「3950X」「3900X」などにしないと恩恵を受にくいので注意してください。
現にRyzen7「2700X」では体感的に全く変わりませんでした。
総評
単なるマザーボードのアップグレードでしたが「Wi-Fi6」など将来に向けて早めに備えてもサービス開始が一部なので性能を使いきれず宝の持ち腐れ状態です。
オーバークロックの耐性が良いのでオーバークロッカーにはピッタリのマザーボードだと思います。
筆者は耐久性を心配するので通常の範囲で使用してます。
「B450」「X470」から「X570」へのアップグレードするメリットは、あまりないように感じました。
他にメリットないの?!
強いて言えば「PCIe Gen4」の恩恵を受けるかどうか次回に試してみたいと思います。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
サイズ-20.3 cm x 17 cm
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