「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」が人気の理由
ここはズバリ「3万円チョット」で現在、最も売れている「RTX2060」のスコアを超えていることです。
現在「RTX2060」の価格は、だいたい4万円前後です。
「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」の発売当初は10万円前後でした。
発売から約15か月の歳月を経て遂にお買い求めやすい時がやってきました。
今回は「RTX2060」と比較しながらレビューしたいと思います。
VEGA64のスペック表を作成しました。
GPU | VEGA 64 | RTX 2060 | RX 5700 | RX 5700 XT | RTX 2060-S | RTX 2070-S | RTX 2070 |
コア数 | 4096 | 1920 | 2304 | 2560 | 2176 | 2560 | 2304 |
ベースクロック | 1247 MHz | 1365 MHz | 1465 MHz | 1605 MHz | 1470 MHz | 1605 MHz | 1410 MHz |
ブーストクロック | 1546 MHz | 1680 MHz | 1725 MHz | 1905 MHz | 1650 MHz | 1770 MHz | 1815 MHz |
メモリ | 8 GB HBM2 | 6GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 |
バス幅 | 2048 bit | 192 bit | 256-bit | 256-bit | 256-bit | 256-bit | 256-bit |
メモリ転送レート | 1.89 GBPS | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps |
メモリ帯域幅 | 483.8 GB/S | 336 GB/S | 448 GB/S | 448 GB/S | 448 GB/S | 448 GB/S | 448 GB/S |
TDP | 295 W | 160 W | 185 W | 225 W | 175 W | 215 W | 175-185W |
パッと見ると「コア数」「バス幅」が飛び抜けてスペックが高いですが、これは新世代メモリ「HBM2」が大きく関わります。
新世代「HBM2」とは・・・
「HBM2」のメリットとは・・・一言でいえば「帯域幅が広くて大容量」です。
また「積層型メモリ」と呼ばれメモリの上にメモリを積んでいくので「省スペースかつ大容量」のメモリを搭載することが可能です。
つまり車社会で例えると「車線が多い」ということ。
車がたくさん走っても車線が多ければ渋滞が起きにくい。
よってスムーズなグラフィック処理が可能ということです。
「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」の特長
❶DEMAND MORE, DEMAND RADEON・・・Radeon RX Vega Graphicsは、最高の解像度、最高のフレームレート、最高の設定、未来のための最先端の機能を望む、究極のゲーマー向けです。
❷没入できるVR体験・・・革新的なPolarisアーキテクチャを採用したRadeon RXグラフィックスカードで、VRゲームとエンターテイメントにどっぷりと没入を体験!
❸AMD FreeSync Technology・・・途切れ途切れのゲームプレイや、フレームが流れたり、崩れてしまう環境は、もう終わりにしましょう。AMD FreeSync Technologyが、どんなフレームレートでも、なめらかでゴーストのないパフォーマンスを実現します。
❹HDR対応・・・コントラストと色合いの拡張により、驚くほどシャープでカラフルな鮮やかなビジュアル体験を提供します。(MSI社HPより引用)
開封の儀
外観
「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」をチェックする
ベースはリファレンスモデルなのでMSIロゴのLEDが「赤と青」色を変える以外は、あまり違いはありません。
ファンはシングルとなります。
なのでPCケース内の温度が上がりにくいのがメリットです。
インターフェースは「ディスプレイポート」が3つ「HDMI」1つ備えています。
接続ピンは「8ピン」2つ使用します。
LEDパワーゲージは赤と青に点灯します。
それでは「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」のベンチマークを検証していきます。
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「AMD Graphics Drivers」をインストールします。
ダウンロードはこちら
「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」のスコアを検証
【CPU】Core i7 「9900K」
【マザーボード】「ROG MAXIMUS XI FORMULA」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」
今回はGPU別にベンチマークを比較します。
比較するGPUは「VEGA64」「RTX2060無印」「RTX2070-S」「RTX2070無印」「RTX2060-S」「RX5700」「RX5700XT」「GTX1660Ti」です。
ディビジョン2−「デフォルト設定」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
エクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
「RTX2060-S」をぶち抜き圧勝!
strange brigade−「デフォルト設定」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
ゲーム中の消費電力(Watt)
「VEGA64」は全体のスコアを通して「RTX2060無印」と比べ10%くらいパワーがあります。
「ゴーストリコン」では「RTX2060-S」をも超えるスコアを叩き出しました。
ワットパフォーマンスや発熱量は過去最高の悪い数字を出しました。
電気代を気にされる方は、少し敬遠してしまうかもしれません。
使ってみた感想
一通りゲームをしたところ「RTX2060」と同等のフレームレートで遊べますが「レイトレーシング」が対応していないので、その辺は割り切った方が良いです。
ワットパフォーマンスと発熱量がダダ洩れ状態で夏場は非常に熱いです。
冬場ならば暖房代わりになりそうです。
良かったところ
❶ゲームの快適性は「RTX2060」以上!
❷本体サイズはリファレンスモデルと同じで小型PCケースでもラクラク収まります。
❸WQHD画質でも余裕の「60FPS」で快適に遊べます。
残念な点、注意する点
❶ワットパフォーマンスと発熱量が非常に悪い。
ゲーム中は、かなり熱くなります!
❷電源ユニットは最低でも700Wクラスは欲しい!
総評
新世代メモリ「HBM2」の恩恵を3万円チョットで体験できる素晴らしいVGAです。
単にフレームレートを上げたいというならば「VEGA64」はコスパ最強のVGAです。
この「Radeon RX Vega 64 Air Boost 8G OC」は一世代前(14nm)古いことを忘れてしまうくらい現行の最新ゲームも難なく通用してしまうVGAです。
また気になる発熱量ですがアイドリング時は意外にも大人しいほど熱くならないです。
数量に限りがあるので、迷っているならば思い切って購入しましょう!
今、在庫があるうちに是非、導入しませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
もしも、お時間がございましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。
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カードサイズ (mm)-270 x 110 x 40 mm
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「A4-SFX 」は「V4.0」から「V4.1」へバージョンアップしました。
「V4.0」と「V4.1」の違い
ざっくり一言で言えば・・・
マザーボードとグラフィックボードを延長して繋ぐライザーケーブルが「PCIe Gen3」から「PCIe Gen4」へ進化しました。
つまり最新のグラフィックボードAMD社が先頭を引っ張る「RX5700シリーズ」に採用されたGPUチップは「PCIe Gen4」に対応しているので「RX5700シリーズ」のポテンシャルが引き出せるということになります。
総評
今回の「V4.1」のバージョンアップは「V4.0」の基本構成はそのままでライザーケーブルだけ「PCIe Gen4」対応ということになるので「PCIe Gen4」対応ライザーケーブルの単品販売が出るのを期待したいです。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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「RX5700XT 50TH」はAMD50周年を記念して通常の「RX5700XT」を少しオーバークロックした限定モデルになります。
なので日本で入手するのは極めて困難です。
最近「オリオスペック」にて数量限定で販売しましたが即完売となりました。
筆者は、どうにか中国ルートで入手できました。
さて気になる「RX5700XT 50TH」のスペックは通常モデルの「RX5700XT」とスペックの違いはベースクロックとブーストクロックの違いがある他「通常モデル」は9.75TFLOPSに対して「RX5700XT 50TH」は10.14TFLOPSと違いがあるようです。
その他スペック面では、ほとんど共通の仕様なので単にゲームを楽しむだけなら、わざわざ入手することはありません。
価格差は通常モデル「RX5700XT=449ドル」よりも50ドルほど高く設定しており499ドルで販売されました。
希少価値こそ購入欲が湧いてしまい入手してしまいました。
そこで今回はとてもレアな「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」をレビューしたいと思います。
新世代「RX5700 XT」のプロセスは 7nm
世代はついにプロセス「7nm」へ突入しました。
「14nm」の世代は結構長かった。
プロセス「7nm」と聞いてピンとこないと思いますので簡単にイラストを描きました。
プロセスが微細化するメリットとは・・・
❶より高性能なプロセッサーを製造できる
❷パフォーマンス向上(処理性能が上がります)
❸消費電力や低発熱(ワットパフォーマンス)の省エネ化
❹製造コストの低下(小さなサイズでチップがたくさん載せられる)
の以上が期待できます。
新世代「Navi」はプロセス7nmと微細化に成功したGPUは今後に向けて8Kや4Kなど超高速フレームレート化(240fps以上)に期待できます。
NaviベースのRX5700シリーズはPCIe4.0をサポートする最初のグラフィックボードです。
PCIe3.0 と比較して2倍の帯域幅を実現します。
PCI Express | 帯域幅 ✕16 |
Gen2 | 8 GB/S |
Gen3 | 15.75 GB/S |
Gen4 | 31.51 GB/S |
簡単にスペック表を作成しました。
GPU | RX5700XT-50TH | RX 5700 XT | RX 5700 | RTX 2060-S | RTX 2060 | RTX 2070-S | RTX 2070 |
コア数 | 2560 | 2560 | 2304 | 2176 | 1920 | 2560 | 2304 |
ベースクロック | 1680 MHz | 1605 MHz | 1465 MHz | 1470 MHz | 1365 MHz | 1605 MHz | 1410 MHz |
ブーストクロック | 1980MHz | 1905 MHz | 1725 MHz | 1650 MHz | 1680 MHz | 1770 MHz | 1815 MHz |
メモリ | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 6GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 |
バス幅 | 256-bit | 256-bit | 256-bit | 256-bit | 192 bit | 256-bit | 256-bit |
メモリ転送レート | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps | 14 gbps |
メモリ帯域幅 | 448 GB/S | 448 GB/S | 448 GB/S | 448 GB/S | 336 GB/S | 448 GB/S | 448 GB/S |
TDP | 235 W | 225 W | 185 W | 175 W | 160 W | 215 W | 175-185W |
クロック数は僅かですがTDPも10Wほど上がっています。
僅かなスペックアップに50ドル分の魅力はあるのか気になるところです。
「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」の特長
❶ゲーム・フィデリティーの加速化
Radeon Image Sharpening、FidelityFX、VRテクノロジーなどの機能を大幅に強化するように設計された高性能RDNAアーキテクチャーにより、最大限の性能と驚くほどのゲーム体験が実現します。
❷臨場感あふれるゲーム体験ダイナミクス
Radeon Anti-Lagで大幅に短縮された入力遅延により実現する競争上の優位性、AMD Radeon FreeSync1テクノロジーによるちらつきとティアリングのないゲーム、そして最新のRadeon Softwareがもたらす高応答性の臨場感あふれるゲームプレイをお楽しみください。
❸新しいゲーム体験RDNAアーキテクチャー
Radeon RX 5700 XTは、新しい演算ユニット、視覚効果に一層適した新しい命令、および大幅なレイテンシー低下と高応答性のゲーム体験を実現するマルチレベル・キャッシュ階層を備えています。(AMD社HPより引用)
開封の儀
外観
「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」をチェックする
いかにも「AMD50周年記念モデル」らしい黒基調に金が入っているのが豪華な仕様です。
アルミボディー全体に黒塗装が施しています。
ラインに沿って控えめな金を装飾するのがとても高級感あふれるデザインに仕上がっています。
本体重量はズシッと重く、それがまた重厚感を生みプレミアムな存在を示します。
「RX5700XT 50TH」のベースは通常モデルと、ほぼ同じ仕様なので大きさや重さは同じです。
「RADEON」のロゴの近くにAME社のCEOである「Lisa Su氏」のサインが記されてます。
なのでPCケース内の温度が上がりにくいのがメリットです。
接続ピンは「6ピン」「8ピン」を使用します。
左「RX5700XT 50TH」、右「通常モデル」
すごく幻想的でカッコいいです!
ASUS オールインワン型水冷ユニット CPUクーラー ROG RYUO 240 / color OLED/Aura Sync RGB / 120mm口径 240mmサイズ ラジエーターファン |
クールなCOOLERはオススメです!
PCケースに「Radeon RX 5700 XT 50TH」を換装!
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「AMD Graphics Drivers」をインストールします。
ダウンロードはこちら
「Radeon RX 5700 XT 8G」のスコアを検証
【CPU】Core i7 「9900K」
【マザーボード】「ROG MAXIMUS XI FORMULA」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×4/32GB」
【GPU】「Radeon RX 5700 XT 50TH」
今回はGPU別にベンチマークを比較します。
比較するGPUは「RX5700XT 50TH」「RTX2070-S」「RTX2070無印」「RTX2060-S」「RTX2060無印」「RX5700」「RX5700XT」「GTX1660Ti」「RTX2080無印」です。
3D-MARK(RX5700XT-50THより更新 R2.01.18)
ディビジョン2−「デフォルト設定」(RX5700XT-50THより更新 R2.01.18)
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」(RX5700XT-50THより更新 R2.01.18)
RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」(RX5700XT-50THより更新 R2.01.18)
エクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」(RX5700XT-50THより更新 R2.01.18)
strange brigade−「デフォルト設定」(RX5700XT-50THより更新 R2.01.18)
ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」(RX5700XT-50THより更新 R2.01.18)
もしかすると各メーカーから続々と発売し始めている「オリファン」の方が良いスコアを出すかしもれません。
使ってみた感想
スコアは「通常モデル」と変わらない結果となりましたが「ビジュアル面」では大きく勝る結果となり筆者は大満足です。
「RADEON」の白いロゴがPCケース内を幻想的な世界へと創り出すことができました。
良かったところ
❶超レアな「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」は所有欲を満たしてくれる。
❷白く輝く「RADEON」のロゴはPCケース内を幻想的な演出を創り上げる。
残念な点、注意する点
❶価格は「通常モデル」よりも非常に高い(海外サイトではウン十万!)
❷単なる自己満足!
❸「通常モデル」と性能は、ほとんど同じです。
下手すると「オリファン」の方が、もっと納得できる良いスコアを出すかもしれません。
総評
今回は「希少性」と「ビジュアル」に惚れて購入しましたがベンチマークを回して「通常モデル」と、ほとんど違いがないのがショックでした。
ただ「RADEON」のロゴが白く綺麗なのは嬉しいサプライズでした。
今はPCケース内を眺めて楽しむ以外ない「RX5700XT 50TH」です。
もしも本記事を読まれて「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」に心が揺らげば、それは買いかもしれません!
希少性ある「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」を覗いてはいかがですか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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