アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール
BooStudioさんの画像
BooStudio
プロフィール
写真ギャラリー
最新記事
検索

【PS5】Horizon Forbidden West Complete Edition

レビューはこちら


【PS5】サイバーパンク2077 アルティメットエディション

レビューはこちら


NVIDIA GeForce RTX 4090 24GB GDDR6X FE Founders Edition New Grapics Card

レビューはこちら


ASUS TUF-RTX4070S-O12G-GAMING

レビューはこちら


ASUS TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 8700G 8コア 16スレッド デスクトッププロセッサー


レビューはこちら


Intel Core i5-14500

レビューはこちら


Fractal Design Terra Graphite

レビューはこちら


intel Core i7-14700K

レビューはこちら


ASUS ROG Ally

レビューはこちら


SOUNDPEATS GoFree2

レビューはこちら


ASUS ROG RYUJIN III 360

レビューはこちら


ASUS ROG MAXIMUS Z790 DARK HERO

レビューはこちら


ASUS ROG Raikiri Pro

レビューはこちら


intel Core i9-14900K

レビューはこちら


ASUS DUAL-RTX4070-O12G

レビューはこちら


玄人志向 RD-RX7700XT-E12GB【国内正規品】

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI

レビューはこちら


Dan Cases ディラック C4-SFXv1 ブラック

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4

レビューはこちら


SAPPHIRE PULSE RADEON RX 7600 GAMING 8GB GDDR6

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX B650E-I GAMING WIFI

レビューはこちら


ELSA GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X

レビューはこちら


【PS5】バイオハザード RE:4

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 7950X3D

レビューはこちら


ホグワーツ・レガシー - PS5

レビューはこちら


Dead Space - PS5

レビューはこちら


FORSPOKEN(フォースポークン)-PS5

レビューはこちら


【PS5】ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション 【CEROレーティング「Z」】

レビューはこちら


CoreI5-13400F

レビューはこちら


【PS5】アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション

レビューはこちら


AMD Radeon RX 7900 XTX

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 7950X

レビューはこちら


Intel ARC A770 16GB

レビューはこちら


【PS5】Call of Duty: Modern Warfare 2

レビューはこちら


 

intel Core i9-13900K

レビューはこちら


ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4090

レビューはこちら


【PS5】Marvel's Spider-Man: Miles Morales Ultimate Edition

レビューはこちら


ASUS ROG Ryujin II 240

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 5800X3D

レビューはこちら


Corei9-12900KS

レビューはこちら


ASUS ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI

レビューはこちら


INTEL CPU Core i3-12100F / 4/8 / 3.3GHz / 6xxChipset / BX8071512100F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら


INTEL CPU Core i5-12400F / 6/12 / 2.5GHz / 6xxChipset / BX8071512400F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら


Intel Corei9 プロセッサー 12900K 3.2GHz( 最大 5.2GHz ) 第12世代 LGA 1700 BX8071512900K

レビューはこちら


Sapphire PULSE Radeon RX 6600 8GB

レビューはこちら


Bose Bass Module 700 ベースモジュール 32.8cm ×29.5cm × 29.5cm Bose Soundbar 500・Bose Smart Soundbar 700・Bose TV Speaker・Bose Smart Soundbar 300・SoundTouch 300と接続可能

レビューはこちら


Bose Lifestyle 650 home entertainment system ホームシアターパッケージ Amazon Alexa対応 ホワイト

レビューはこちら


LIANLI Q58

レビューはこちら


Sapphire PULSE Radeon RX 6600 XT GAMING OC グラフィックスボード 11309-03-20G VD7833

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 5700G with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 8コア / 16スレッド 72MB

レビューはこちら


ZOTAC Gaming GeForce RTX 3070 Ti Trinity 8GB GDDR6X 256-bit 19 Gbps PCIE 4.0 ゲーミンググラフィックカード IceStorm 2.0 Advanced Cooling Spectra 2.0 RGB照明 ZT-A30710D-10P

レビューはこちら


ASUS TUF Gaming NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti 搭載ビデオカード OC/ PCIe 4.0 / 12GB GDDR6X / HDMI 2.1 / DisplayPort 1.4a /デュアルボールファンベアリング, ミリタリーグレードのコンデンサ/ GPU Tweak II TUF-RTX3080TI-O12G-GAMING

レビューはこちら


SSUPD mini-ITXフォームファクタ対応 ATX/SFX電源搭載可能 メッシュパネル PCケース MESHLICIOUS BLACK 日本正規代理店品

レビューはこちら


ProArtist IFE2 AM4専用CPU抜け止め予防ブラケット

レビューはこちら


<VGP 2021受賞モデル>【Bluetooth5.0 完全ワイヤレスイヤホン】[国内正規代理店販売品]Sudio/ETT《エット》ブラック/外音のノイズをカットするアクティブキャンセル機能付き、ステレオ通話可能(SIRI/Googleアシスタント対応)

レビューはこちら


MSI Radeon RX 6800 XT GAMING X TRIO 16G グラフィックスボード VD7458

レビューはこちら


Sapphire Pulse AMD Radeon RX 6700 XT ゲーミンググラフィックカード 12GB GDDR6 AMD RDNA 2付き

レビューはこちら


インテル CPU BX8070811900K/A Corei9-11900K 8コア 3.50 GHz LGA1200 5xxChipset 125W

レビューはこちら


Noctua NF-A12x15 PWM chromax.black.swap 120mm 15mm厚 ファン ケースファン 4pin 防振パッド

レビューはこちら


ASUS INTEL Z590 搭載 第10世代・11世代 CPU 対応 LGA 1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z590-I GAMING WIFI 【Mini-ITX】 【国内正規代理店】

レビューはこちら


ASUSTek NVIDIA GeForceRTX 3060 搭載 12G TUF-RTX3060-O12G-GAMING

レビューはこちら


Razer Viper 8K Hz ゲーミングマウス 8倍以上の高速性 8000Hzポーリングレート 20000 DPI Focus センサー 軽量71g 柔らかい布巻ケーブル Chroma ライティング 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03580100-R3M1

レビューはこちら


ASUS HDRゲーミングモニター ROG STRIX XG279Q 27インチ IPS 170Hz 1ms G-SYNC Compatible DisplayHDR400 ELMB SYNC

レビューはこちら



LOUQE Ghost S1 Mk III (Ash) Mini-ITX コンピューターケース

レビューはこちら


NZXT Internal USB HUB 4X PC内蔵用USB HUB AC-IUSBH-M3 IO2563

レビューはこちら


Sapphire NITRO Radeon RX 6900 XT OC グラフィックスボード 11308-01-20G VD7510

レビューはこちら


Oculus Quest 2―完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット―64GB

レビューはこちら


ASUS NVIDIA GeForce RTX 3060TI 搭載 トリプルファンモデル 8G TUF-RTX3060TI-O8G-GAMING

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 5950X without cooler 3.4GHz 16コア / 32スレッド 72MB 105W【国内正規代理店品】 100-100000059WOF

レビューはこちら


Razer Tomahawk Mini-ITX ミニタワー型 ゲーミング PCケース 強化ガラス仕様 Chroma RGB対応 【日本正規代理店保証品】 RC21-01400100-R3M1

レビューはこちら



ASUS AMD Radeon RX 6800 搭載 トリプルファンモデル 16G RX6800-16G

レビューはこちら


ASUS NVIDIA GeForce RTX 3090 搭載 トリプルファンモデル 24G ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING

レビューはこちら


ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC グラフィックスボード ZT-A30700H-10P VD7416

レビューはこちら


Cooler Master MasterBox NR200P ホワイト Mini-ITX/DTX PCケース 強化ガラスパネル付属 SFX電源対応 CS7903 MCB-NR200P-WGNN-S00

レビューはこちら


Razer Mouse Grip Tape (Razer Basilisk Ultimate / Basilisk V2 / Basilisk X HyperSpeed) ゲーミングマウス用滑り止めグリップテープ カット済 【日本正規代理店保証品】 RC30-03170300-R3M1

レビューはこちら


AMD Ryzen 7 PRO 4750G (バルク版) 3.6GHz 8コア / 16スレッド 65W 100-000000145 一年保証 [並行輸入品]

レビューはこちら


AMD Ryzen 9 3900XT without cooler 3.8GHz 12コア / 24スレッド 70MB 105W【国内正規代理店品】100-100000277WOF

レビューはこちら



Noctua NH-L9a-AM4 chromax.ブラック 92mm ロープロファイル CPUクーラー (ブラック)

レビューはこちら


LINKUP ウルトラ PCIe 4.0 X16ライザーケーブル[x570 RX5700XTテスト済み] Twin-axial 垂直GPUマウント ゲーム用PCI Express 第4世代 2020 | ユニバーサル90度ソケット{25 cm} 3.0 第3世代と互換性あり

レビューはこちら


ASUS AMD B550 搭載 AM4 対応 マザーボード ROG STRIX B550-I GAMING 【 Mini ITX 】

レビューはこちら


ZOTAC ゾタック GAMING GeForce RTX 2080 SUPER Twin Fan グラフィックスボード VD7000 ZT-T20820F-10P

レビューはこちら



Razer DeathAdder V2 Mini ゲーミングマウス 小型 軽量62g 滑り止めグリップテープ付属 8500DPI 6ボタン 右手エルゴノミック形状 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma RGB 対応 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03340100-R3M1

レビューはこちら



ASUS 水冷ユニット CPUクーラー ROG RYUJIN 240 / color OLED/Aura Sync RGB / 120mm 口径 240mmサイズ ラジエーターファン

レビューはこちら



AMD Ryzen 3 3300X, with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 4コア / 8スレッド 65W【国内正規代理店品】 100-100000159BOX

レビューはこちら



ASUS INTEL Z490 搭載 LGA1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z490-I GAMING 【 Mini-ITX 】

レビューはこちら



INTEL CPU BX8070110900K Core i9-10900K プロセッサー 3.7GHz 20MB キャッシュ 10コア 日本正規流通商品

レビューはこちら



ASUS INTEL Z490 搭載 LGA1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z490-I GAMING 【 Mini-ITX 】

レビューはこちら



ASUS AMD AM4 搭載 マザーボード ROG STRIX X570-I GAMING【mini-ITX】

レビューはこちら



ASUS AMD X570 搭載 AM4対応 マザーボード ROG CROSSHAIR VIII IMPACT 【 mini-DTX 】

レビューはこちら



ASUS intel Z390 搭載 Socket 1151 対応 マザーボード ROG MAXIMUS XI FORMULA【ATX 】

レビューはこちら


ASUS Intel・・ Z390搭載 LGA1151対応マザーボード ROG STRIX Z390-F GAMING【ATX】

レビューはこちら


NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら


DANCase 容量7.2Lのコンパクト筐体に295mmのグラフィックカードが搭載可能なMini-ITX用ケース A4-SFX v4 Black 日本正規代理店品

レビューはこちら


RAIJINTEK 両サイドに強化ガラスを装備したアルミニウム外装のMini-ITXマザー対応PCケース 0R20B00097 (OPHION)

レビューはこちら



PCエンジン mini

レビューはこちら


メガドライブミニW

レビューはこちら


NEOGEOmini クリスマス限定版

レビューはこちら


プレイステーション クラシック

レビューはこちら


NEOGEO mini【Amazon.co.jp限定】「TWINKLE STAR SPRITES」STEAMコード 配信

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 【Amazon.co.jp限定】 オリジナルポストカード(30枚セット)付

レビューはこちら


ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン USB ACアダプター

レビューはこちら


NZXT KRAKEN Z63 水冷システム [ ラジエーターサイズ 143x315x30mm : 140mm・ファン2基 ] RL-KRZ63-01

レビューはこちら



ASUS オールインワン型水冷ユニット CPUクーラー ROG RYUO 240 / color OLED/Aura Sync RGB / 120mm口径 240mmサイズ ラジエーターファン BLACK

レビューはこちら



NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら


NZXT E850 電源ユニット 80 Plus Gold 認証 [ 定格 850W 出力 ] NP-1PM-E850A-JP

レビューはこちら


NZXT GRID V3 デジタルファンコントローラー ノイズ制御搭載 AC-GRDP3-M1

レビューはこちら


Razer Mouse Bungee V2 マウスバンジー ケーブル コード ブラック ホルダー マネジメント システム 【日本正規代理店保証品】 RC21-01210100-R3M1

レビューはこちら


Razer Basilisk V2 ゲーミングマウス 11ボタン チルトスイッチ Focus センサー 20000DPI 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma 【日本正規代理店保証品】 RZ01-03160100-R3M1

レビューはこちら


Razer Basilisk Ultimate ゲーミングマウス 高速無線 11ボタン チルトスイッチ Focus センサー 20000DPI 充電スタンド付 Chroma【日本正規代理店保証品】 RZ01-03170100-R3A1

レビューはこちら


Razer Firefly V2 ゲーミングマウスパッド ハード Chroma RGB 19のライティングゾーン 【日本正規代理店保証品】

レビューはこちら


Razer Viper ゲーミングマウス 軽量 69g 16000DPI 8ボタン 光学スイッチ 柔らかい布巻ケーブル Chroma対応 【日本正規代理店保証品】 RZ01-02550100-R3M1

レビューはこちら


Razer BlackWidow Elite JP Green Switch メカニカル ゲーミング キーボード 日本語配列 【日本正規代理店保証品】 RZ03-02620800-R3J1

レビューはこちら


Razer Mamba Elite ゲーミングマウス 光学センサー 16000 DPI 9ボタン【日本正規代理店保証品】 RZ01-02560100-R3M1

レビューはこちら


Razer Naga Trinity サイドボタンを2/7/12ボタンに付け替え可能 MMO/MOBAゲーミングマウス 【日本正規代理店保証品】 RZ01-02410100-R3M1

レビューはこちら


Razer Tartarus V2 メカメンブレン 左手用キーパッド  【正規保証品】 RZ07-02270100-R3M1

レビューはこちら


Razer BlackWidow Chroma V2 JP Yellow Switch 日本語配列 黄軸メカニカル ゲーミングキーボード【正規保証品】RZ03-02033100-R3J1

レビューはこちら


Basilisk 有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02330100-R3A1

レビューはこちら


Razer Lancehead 両手用無線/有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02120100-R3A1

レビューはこちら


Razer Lancehead Tournament Edition 両手用有線ゲーミングマウス【正規保証品】RZ01-02130100-R3A1

レビューはこちら


Bose SoundWear Companion speaker ウェアラブルネックスピーカー【国内正規品】

レビューはこちら


Bose SoundLink Micro Bluetooth speaker ポータブルワイヤレススピーカー ブラック【国内正規品】

レビューはこちら


ESSENCORE KLevv D480GAA-N600 SSD 2.5インチ 480GB SATA6Gb/s 7mm TLC Read(MAX)560MB/s Write(MAX)510MB/s 3年保証

レビューはこちら


Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

レビューはこちら



TicWatch Pro スマートウォッチ Wear OS by Google バッテリー長持ち 二重層ディスプレイ iOS/Android対応 GPS内蔵 電話着信/LINE通知 心拍計 歩数計 ブラック

レビューはこちら



IN WIN 強化ガラス製サイドパネル採用 ミニタワーPCケース 301 ブラック (型番:IW-CF07B 301-Black)

レビューはこちら



2022年07月07日

【こういうので良いんだよ!】FormD社 PCケース「T1 v2」をレビュー

IMG_1011.1.jpg
今回ご紹介するのは2022年6月に発売されたMini-Itx小型PCケースFormD社「T1 v2=以下、v2」です。

筆者が購入したのはサンドウィッチタイプのPCIe4.0ライザーケーブルのアルミ製メッシュです。

FormD社HPはこちら


formd t1.1.jpg
ラインナップは以下の通りです。

カラーバリエーションは「ブラック」「ホワイト」「チタニウム」の3種類です。

カラーバリエーションのほかに「サンドウィッチ」「リファレンスモデル」「縦型」の3種類あります。

❶「サンドウィッチ」・・・ライザーケーブル付属(205ドル〜) 

❷「リファレンスモデル」・・・GPU直挿し(175ドル〜)

❸「タワー型」・・・縦型オプションパーツ使用(40ドル)

ライザーケーブルは「PCIe3.0」「PCIe4.0」の選択が可能です。

また「サイドメッシュパネル」は「スチール製」と「アルミ製」の選択が可能です。

他に細かな追加パーツとして用意しています。

それでは「T1 v2」を組み立てながらレビューしていきます。

FormD「T1」は何が魅力なの?


「T1」は320mm超えるVGAが入るサイズでありながら、とことん最小サイズを追求した超小型PCケースです。

内部構成は中敷きをマザーボードとグラフィックボードで挟む「サンドウィッチ」タイプになります。

❶グラフィックボードが「3スロット」に対応する

❷完結型ケースでなくパーツ1つ1つをご自身で組み立てる

❸状況に応じて「トランスフォーム」が可能です。

例えば・・・

@「薄い空冷クーラー/簡易水冷」+「3スロットVGA」

A「大型空冷クーラー」+「2スロットVGA」

B「本格水冷」+「3スロット/2スロットVGA」

C「本格水冷」+「水冷VGA」

など限られた「極狭スペース」にも関わらず強力な冷却性能を保持できる環境を持ちながら「大型グラフィックボード」が詰め込めるのが「T1 」の最大の魅力です。

今までも「大型グラフィックボード」が換装できるケースは多数、存在してますが多くは「CPUクーラー」が「ロープロファイル」のみ対応とか、とにかく「CPU部」における冷却性能は非常に乏しいです。

よって「CPU」「VGA」どちらも「強化された冷却性能」を保持できるのはFormD「T1」だけです。

「T1 v2」はかなり最適化されている!


旧世代「v1」との違いは以下の通りです。

❶フロントパネルが2枚構成から1枚の一体型になることでガタツキが軽減されました。

❷ネジやパーツ取り付け金具の点数が格段に少なくなった!

そのおかげで組み立ての際には迷いや間違えが起きにくくなった!

❸「v1」のサイズをそのままでありながらグラフィックボードの全長が「323mm」まで拡張できるようになりました!

❹電源ボタンはフロントパネルの両サイドに極力、目立たずに配置することができます。

オプションパーツにて「v1」と同じく背面の丸ボタンも対応しています。

❺サイドパネルの剛性が上がってカチッとしっかり留められるようになりました。

開封の儀


IMG_0435.jpg
formdt1.1.jpg

外観(完成)


IMG_0834.1.jpgIMG_0845.1.jpg
IMG_0864.1.jpgIMG_0870.1.jpg
IMG_0853.1.jpgIMG_0860.1.jpg

「T1 v2」はジグソーパズルのようだ!


完成形ですが大きさを見てみます。

「v2」の容量は「9.95ℓ」です。

「v2」のサイズは「W135×D335×H220o」です。

「v1」は「W133×D330×H216o」です。

ほぼミリ単位なので大きさは変わりません。

「A4-SFX」は「W112×D327×H200mm」 ちょっと並べてみます。

 左「V2」、右「V1」「A4-SFX」

IMG_0883.1.jpgIMG_0876.1.jpg
IMG_0891.1.jpgIMG_0906.1.jpg
「V1」とは見た目では見分けがつきません。

SFF界の中で最も小さい「A4-SFX」と比べて一回り大きいです。

「PS4コントローラー」と並べてみます。

IMG_0947.jpg
この大きさならテレビの横に置いても目立たなくて良いです。

それではパーツ1つ1つを組み立てていきます。

取扱説明書が付属していなかったので「当サイト」をマニュアルと思って参考にしていただけると幸いです。

それと作業説明のためパーツ手順が前後する場合がございますが、ご了承ください。

まず最初に決めておかないといけないのは・・・

@「薄い空冷クーラー/簡易水冷」+「3スロットVGA」

A「大型空冷クーラー」+「2スロットVGA」

B「本格水冷」+「3スロット/2スロットVGA」

C「本格水冷」+「水冷VGA」 

の構成によって使うパーツや順番が変わってきますので、あらかじめ構成を決めてから組み立てていくと良いでしょう!

筆者は@「薄い空冷クーラー/簡易水冷」+「3スロットVGA」の構成で組み立てていきます。

では組み立てみます。

PC構成
【CPU】AMD社「Ryzen 7 5800X3D」
【マザーボード】「ROG STRIX X570-I GAMING」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×2/16GB」
【GPU】「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」「TUF-RX6900XT-O16G-GAMING」
【PSU】コルセア社「SF750 GOLD」
【クーラー】【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」 
【ファン】ノクチュア社「Noctua NF-A12x15 PWM chromax.black」

「バックプレート」+「3スロット」を取り出します。

IMG_0520.jpgIMG_0533.1.jpg
VGAスロット数に応じてプレートを重ね合わせてネジで留めます。

上下の向きは、どちらも対応しています。

IMG_0524.jpg
「3スロット」に合わせてみます。

次に「フロントパネル」と「バックパネル」をフレームで固定します。

長めのネジを使用します。

IMG_0555.2.jpg
IMG_0569.jpgIMG_0577.jpg
先に3本のフレームを固定しておくと強度が増して組み立てが楽になります。

IMG_0583.jpg
「電源ユニットフレーム」を取り付けます。

IMG_0598.jpgIMG_0587.jpg
このタイミングで「電源ケーブル」も付けておきます。

formdt1.2.jpg
取り付けるとこんな感じです。

IMG_0746.jpg
ついでに「電源ボタン」を付けます。

IMG_0722.jpgIMG_0742.jpg
IMG_0827.2.jpg
左右どちらも対応します。

「グラフィックボード」の「フレーム」を取り付けます。

「グラフィックボード」の厚みに応じてソケットネジを付け足します。

IMG_0651.jpgIMG_0660.jpg
「3スロット」の場合は全部(3個)使います。

フレームに固定します。

IMG_0665.jpgIMG_0679.jpg
IMG_0684.jpgIMG_0674.jpg
取り付けるとこんな感じになります。

IMG_0691.1.jpg
固定したら「マザーボード」の「4点」ネジを付けます。

このタイミングで「マザーボード」と「グラフィックボード」を延長してつなぐ付属「ライザーケーブル」を取り付けます。 

IMG_0696.jpg
IMG_0710.jpg
次は「グラフィックボード」を取り付けます。

サンプルとして「全長320mm」のASUS社「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」を使用します。

「全長320mm」の場合は横から入らないので「マザーボード」を取り付ける前に「フロントパネル」を外す必要があります。

IMG_0703.1.jpg
「グラフィックボード」を換装したら「ライザーケーブル」を接続します。

IMG_0821.jpg
あと「2mm」くらいの隙間がありますが「全長320mm」が限界と思ってください。

「固定アダプター」でしっかり固定します。

IMG_0817.1.jpg
「グラフィックボード」と「マザーボード」を「ライザーケーブル」で繋ぎます。

ここで注意! 

上からパネルを留めようとすると「ライザーケーブル」が押しつぶされて「VGAスロット」から外れてしまいます。

IMG_0774.1.jpg
「ライザーケーブル」の素材が固いのが原因です。

対策として「付属ライザーケーブル」のキャップをストッパー代わりにします。

IMG_0696.1.jpg
IMG_0783.1.jpg
良い具合に「キャップ」がロックしてくれます。

CPUクーラーを取り付けます。

最初にラジエーター部分のフレームを両サイドに留めます。

IMG_0753.1.jpg
取り付けるとこんな感じです。

良い感じにスッキリ収まりました。

IMG_0762.jpg
IMG_0807.jpg
コツとして電源ユニットから生えるケーブルは極力、少なくしたほうが良いでしょう。

最後に「CPUヘッド」を取り付けます。

IMG_0798.jpg
ホースの取り回しが苦労しました。

IMG_0937.1.jpg
IMG_0929.1.jpgIMG_0786.1.jpg
最後にサイドパネルを挟みます。

IMG_0915.jpg
そして完成! 

IMG_0853.1.jpgIMG_0860.1.jpg
フロントパネルの左にある小さな「スイッチ」を入れます。

IMG_0827.1.jpg

使ってみた感想


「V1」と同様に「ジグソーパズル」を組んでいるようで大変でした。

ただパーツの点数が減った分、迷いも少なく比較的、時間はかかりませんでした。(所要時間6時間くらい)

「V1」の時はどことなく「ガタツキ」や「きしみ」がありましたが「v2」はパーツの強度や使い勝手がかなり最適化されているので完成後はカチッと綺麗に仕上がります。

もしもガタツキが気になったらネジにシールテープを巻いておくと効果的です。

ミニマリスト向けのデザインなので「電源ボタン」が視覚的に排除されている点が気に入りました。

10リットルを超えないサイズでありながらハイエンドグラフィックボードが入るのは「T1 v2」だけです。

良かったところ


❶「V1」と比べてパーツ点数が少ないので組み立てやすくなった。

❷10リットル未満なのに120mm×2ファン(厚15o)の水冷クーラーが運用できる。

❸上下、どちらの向きでも対応できる。

❹ミニマリスト向けのデザインなので「電源ボタン」が視覚的に排除されている。

❺全長320mmの大型グラフィックボードが換装できる。

「W140mm×L323mm(3,25スロット)」まで対応!

❻「120mm×2 簡易水冷クーラー」も収まる!

ただし「ファン」の厚みは「15mm」を使用します。

❼サイドパネルがメッシュのおかげで冷却性能(特にVGA側)が良いです。

ちょっと試しに「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」で遊んでみます。

STAW WARS TOP.jpg
プリセットは最高画質の「4k144hz」です。

室温は「26℃」です。

ゲーム中のサーモグラフィ画像を見てみます。

t1.temp4.jpg
PCケースは最大50℃を超えないので室内が涼しくて快適です。

PC内部を見てみます。

「CPU」は55℃前後で「GPU」は75℃前後です。
t1.temp8.jpg
全方位メッシュなので冷却性能は抜群に良いのが分かります。

❽ノイズはかなり静かです。

最大「46db」です。

❾「NO LED 」なので余計な装飾品や出っ張りがないシンプルデザインです。

残念な点、注意する点


❶付属ライザーケーブルの素材が非常に固いので上からパネルを閉じようとすると「VGAスロット」から外れてしまいます。

対策としては素材の柔らかいライザーケーブルにする又は付属ライザーケーブルのキャップストッパー代わりに使用する。 

❷時間経過でネジが緩むことがあるので気になる方は「シールテープ」巻くことをオススメします。

❸縦に支柱(フレーム)がないので重心のバランスが悪くケースが傾きます。

IMG_0845.1.1.jpg
気になる方は、なるべく重心バランスを意識して構成を組むと良いでしょう。

総評


「V2」は「v1」のサイズを変えずに「320mm」のグラフィックボードが換装できるのが「SFFファン」として高く評価したいです。

ただ年末に発売を控える「RTX4000シリーズ」や「RX7000シリーズ」ではさらに肥大化されると予想されます。

「ウルトラハイエンドVGA」の換装は難しいかもしれません。

今後は可能な限りサイズを優先して「T1 v2」と共に次世代を渡りたいと思っています。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

主な仕様


サイズ-W135×D335×H220o(9.95L)
CPU高さ-48〜88mm
VGAスロット-1.25〜3.25 SLOT

関連商品


NZXT H7 Flow ミドルタワーPCケース [Black]



NZXT H7 Elite-ブラック




トレンドアイテム


NieR:Automata A2(ヨルハA型二号) DX版 完成品フィギュア



スプラトゥーン3 -Switch




お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます


LIANLI Q58

レビューはこちら




SSUPD mini-ITXフォームファクタ対応 ATX/SFX電源搭載可能 メッシュパネル PCケース MESHLICIOUS BLACK 日本正規代理店品

レビューはこちら


Razer Tomahawk Mini-ITX ミニタワー型 ゲーミング PCケース 強化ガラス仕様 Chroma RGB対応 【日本正規代理店保証品】 RC21-01400100-R3M1

レビューはこちら




LOUQE Ghost S1 Mk III (Ash) Mini-ITX コンピューターケース

レビューはこちら


Cooler Master MasterBox NR200P ホワイト Mini-ITX/DTX PCケース 強化ガラスパネル付属 SFX電源対応 CS7903 MCB-NR200P-WGNN-S00

レビューはこちら



LINKUP ウルトラ PCIe 4.0 X16ライザーケーブル[x570 RX5700XTテスト済み] Twin-axial 垂直GPUマウント ゲーム用PCI Express 第4世代 2020 | ユニバーサル90度ソケット{25 cm} 3.0 第3世代と互換性あり

レビューはこちら


RAIJINTEK 両サイドに強化ガラスを装備したアルミニウム外装のMini-ITXマザー対応PCケース 0R20B00097 (OPHION)

レビューはこちら



NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら



DANCase 容量7.2Lのコンパクト筐体に295mmのグラフィックカードが搭載可能なMini-ITX用ケース A4-SFX v4 Black 日本正規代理店品

レビューはこちら




NZXT New H-Series H200i White [ Mini-ITX ケース ] CA-H200W-WB

レビューはこちら


IN WIN 150W電源搭載 アルミシェルフロント採用 Mini-ITXケース Chopin-Black (型番:IW-BQ696B)

レビューはこちら


Pop.3.1.jpg
Fractal Design社がMicroATXマザーボード対応PCケースの「Pop Mini Silent」が7月8日に発売することを発表しました。

「Popシリーズ」のラインナップには「Pop Mini Air」のほかに「Pop Air」、「Pop XL Air」全6種類、用意しています。

価格は以下の通りです。

❶「Pop Mini Air」・・・14,300円〜(税込)

❷「Pop Air」・・・13,640円〜(税込)

❸「Pop XL Air」・・・17,380円〜(税込)

「Popシリーズ」の詳細はこちら


Pop.1.jpg
Pop.2.jpg

次世代フラッグシップVGAは4スロット?!


年末に発売を控えるNVIDIA社「RTX4000シリーズ」とAMD社「RX7000シリーズ」のフラッグシップモデルは旧世代よりも、さらに「肥大化」されていると言われています。

今までの全長サイズ「320mm」の「3スロット」というのは、もはや「中型」の部類になるかもしれません。

よって年々、グラフィックボードが肥大化していくうちに「Mini-Itx」という局地的に小さくなってケース全体の完成像を見渡すとグラフィックボードとMini-Itxマザーボードのバランスが悪い気がします。

「4スロット」に全長「340mm」が最小ベースになれば「SFFファン」として非常に悩ましい問題です。

個人的には「nano」が追加されたら即、買いです。

今後はMicroATXベースでPCケースを構築することにも視野を広げない時が来たのかもしれません・・・。

「Pop Mini Silent」の見た目が「FormD T1」にそっくりなのでちょっと欲しいです。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

Fractal Design Pop Mini Silent Black Solid ミニタワー型PCケース FD-C-POS1M-01 CS8036




主な仕様


本体サイズー幅215mm、奥行き432mm、高さ393mm
重量-6.18s〜
対応マザーボード-MicroATX、Mini-iTX

関連商品


Fractal Design Pop Mini Silent Black TG Clear Tint ミニタワー型PCケース FD-C-POS1M-02 CS8037



Fractal Design Pop Mini Air RGB Black TG Clear Tint ミニタワー型PCケース FD-C-POR1M-06 CS8072



2022年04月24日

【費用対効果は微妙?!】INTEL社Alder Lake「Core i9-12900KS」をレビュー

IMG_0224.2.jpg
今回ご紹介するのは2022年4月5日に発売されたIntel社Alder Lake「Core i9-12900KS=以下、12900KS」です。

価格は105,800円(税込)です。

「12900K」の初値は82,000円くらいだったので2万円以上の価格差があります。

まずスペックを見てみます。

CPUcore i912900KScore i912900Kcore i911900Kcore i910900KRyzen9 5950X
コア数16 (8P+8E)16 (8P+8E)81016
スレッド数2424162032
ベースクロック3.2 GHz (P)3.2 GHz (P)3.5 GHz3.7 GHz3.4 GHz
ブーストクロック5.5 GHz (TVB)5.2 GHz (TVB)5.3 GHz5.2 GHz最大 4.9 GHz
L3 cache30 MB30 MB16 MB20MB64 MB
対応メモリDDR5-4800 / DDR4-3200DDR5-4800 / DDR4-3200DDR4-3200DDR-2993DDR4-3200
TDP150W125W125W125W105 W

「12900KS」の最大の強みはブーストクロックが「5.5GHz」が確実に出せることです。

「12900KS」は「12900K」と比べて「ブーストクロック」と「TDP」以外はほとんど同じです。

「Thermal Velocity Boost=TVB」が搭載し簡単操作(BIOS上)で高いクロックをブースト機能を実現できます。

ただし消費電力は駄々洩れなので普段使いには向いていないので注意が必要です。

「300GHz」のスペックアップに2万円のコストに見合うのか後ほどベンチマークを見ていきます。

「300GHz」でもスペックアップしたい方向け!


2022年後半に控える次世代CPU「Raptor Lake」の繋ぎとして「Core i9-12900KS」を購入する方は少なくないはずです。

筆者もその一人ですが単に「ロマンを求めて」以外の理由はありません。

恐らく最初のベンチマークで「12900K」と比較し満足して終わりです。

きっと普段使いにはしないでしょう。

普段使いにはこちらがオススメです。

【ゲーム性能はハイエンドクラス!】INTEL社 Alder Lake「core i5 12400F」をレビュー


「12900KS」を導入するメリットは消費電力を気にせず「300GHz」の動作保証を買うことです。

また単に「12900KS」を用意するだけでなく強靭なマザーボード(各メーカーフラグシップクラス)に十分な電源ユニット(1000W以上)、冷却性能が強力なCPUクーラーなども用意しないとポテンシャルが最大限に引き出せません。

これらの環境を揃えたうえで「12900KS」を購入することをオススメします。

開封の儀


IMG_0092.jpgIMG_0117.jpg
IMG_0150.jpgIMG_0160.jpg

外観


IMG_0170.1.jpgIMG_0175.1.jpg

Core i9-12900KSのスコア検証


【CPU】INTEL社「Core i9-12900KS」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 4800MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」

【PSU】クーラーマスター社「V850 SFX GOLD」

【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」

12900KS-SPEC.jpg


Cinebench R23ー「CPU」 R4.04.23追記 
cine r23 画像.1.jpg
「CPU別」
12900ks-RTX3090スコア比較表(CinebenchR23)画像.jpg


Cinebench R20ー「CPU」
CinebenchR20.jpg
「CPU別」
12900ks-RTX3090スコア比較表(CinebenchR20)画像.jpg


Cinebench R15ー「CPU」
cinebenchR15.sc.png
「CPU別」
12900ks-RTX3090スコア比較表(CinebenchR15)画像.jpg


3D MARK
3D.MARK.ロゴ.png
GPU別スコア
12900ks-RTX3090スコア比較表(3D-MARK)画像.jpg


「zombie army 4」−「デフォルト設定」
ZA4-TOP.png
「平均フレームレート」
12900ks-RTX3090スコア比較表(ZA4)画像.jpg


「アサシン クリード ヴァルハラ」−「デフォルト設定」
アサシン-ヴァルハラ画像.png
「平均フレームレート」
12900KS-RTX3090スコア比較表(アサシンクリード−ヴァルハラ)画像.jpg


「ファークライ5」−「デフォルト設定」
ファークライ5.タイトル.png
「平均フレームレート」
12900KS-RTX3090スコア比較表(ファークライ5)画像.jpg


ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
ゴーストリコン・ブレイクポイント・タイトル.png
「平均フレームレート」
12900ks-RTX3090スコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg


ディビジョン2−「デフォルト設定」
ディビジョン2.3.png
「平均フレームレート」
12900ks-RTX3090スコア比較表(ディビジョン2)画像.jpg


SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」
12900ks-RTX3090スコア比較表(シャドウ)画像.jpg


RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
tomb rader sc.png
「平均フレームレート」
12900ks-RTX3090スコア比較表(ライズ)画像.jpg


デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
deus sc.png
「平均フレームレート」
12900ks-RTX3090スコア比較表(DEUS)画像.jpg


strange brigade−「スケール150%」
StrangeBrigade.ロゴ.jpg
「平均フレームレート」
12900ks-RTX3090スコア比較表(ST)画像.jpg


ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
ゴーストリコン ワイルドランズ.1.png
「平均フレームレート」
12900KS-RTX3090スコア比較表(ゴーストリコン)画像.jpg
ベンチマーク中の消費電力(Watt)
12900ks-RTX3090スコア比較表(消費電力)画像.jpg
トータルスコア
12900ks-RTX3090スコア比較表(トータルスコア)画像.jpg
ゲームスコア(3D MARK、R20、R15-省略)
12900ks-RTX3090スコア比較表(ゲームスコア)画像.jpg

使ってみた感想


「12900KS」はレンダリング性能も優れていますがゲームに特化した現行最強のCPUだと実感しました。

ゲームに特化していると体感できるポイントとしてはゲーム中の最低FPSがフルHDでは「100fps」をキープしている。

ちなみに「Ryzen9 5950X」では「70fps以下」まで落ちる場面はしばしば発生します。

Alder Lake世代の全CPUに言えることですがゲームは軽快で安定しています。

ベンチマーク測定時は速攻で「100℃」に達しますがゲーム中は「60℃〜70℃台」で落ち着きます。

「Core i9-12900KS」はグラボのポテンシャルを余すことなく最大限に引き出します。

グラボのベンチマークCPUとして重宝するでしょう。

良い点はゲーム性能を求めるなら「12900KS」の一択です。

トータルスコアは定格で「12900KS」と「12900K」はあまり差はありませんが「ゲームスコア」では6%ほどゲーム性能が上がります。

ただし醍醐味であるオーバークロックTVBを有効にするなら一般的な簡易水冷クーラーではとても補えません。

冷却不十分によってスコアが下がることがあります。

冷却性能の余力次第でクロック数が伸びます。

より高いスコアを望むなら本格的な水冷システムを組むか液体窒素を用いるか、あまり現実的ではありません。

それくらい「12900KS」は歴代の中で最も取り扱いにくいCPUであることは間違いありません。

よって一般的な冷却性能であれば「12900KS」を「定格」としてお使いいただくのが無難です。

良かったところ


❶一般的な簡易水冷クーラーを用いる条件なら「定格」でもゲーム性能は最大限に引き出せます。

グラフィックボードのベンチマーク測定に最適です。

コスト度外視になりますが冷却方法次第でクロック数が「7Ghz」は超えるとのことです。

❷ゲーム性能が飛躍的に向上します。

体感として最高〜最低fpsのギャップが小さいので高負荷の瞬間でもカクツキの立ち直りが速くて軽快かつ快適です。

残念な点、注意する点


❶一般的な簡易水冷クーラーでは「12900KS」のポテンシャルは最大限に引き出せない。

例えばベンチマーク「Cinebench R20」を回すと2秒くらいで「100℃」に到達します。

12900KS-TEMP.jpg
その後「90℃台」をキープしますが既に熱垂れを起こしパフォーマンスが下がります。

より高いスコアを狙うなら冷却システムを根本的に見直しする必要があります。

あまり現実的ではありませんが「本格水冷システム」「液体窒素」など用いれば高いスコアが望めるでしょう。

❷消費電力は駄々洩れです。

そして何より熱いです!

簡易水冷クーラーの液体があっという間に枯れてしまいそうな勢いです。

普段使いには全く向いていませんがグラフィックボードのベンチマーク測定としては活用できます。

❸「12900KS」を運用するには少なくとも強靭なマザーボード(Z690フラッグシップクラス)、簡易水冷クーラー、1000W以上の電源ユニットは必須です。

ちなみにチップセット「B660」「H670」ではCPUオーバークロック機能がないので注意が必要です。

これらの環境を揃えたうえで「12900KS」を購入することをオススメします。 

総評


新規で「Alder Lakeシリーズ」を購入するには「Core i9-12900KS」はロマンも含めて購入するのはアリです。

冷却方法さえ間違えなければコストをかけた分だけ高いスコアを狙えることでしょう。

「300GHz」の2万円上乗せに見合うかは冷却システム次第です。

しかしながら「12900K」から買い替えるほどのメリットはないと思います。

素直に次世代CPU「Raptor Lake=13900K」を待った方が良いです。 

「Core i9-12900KS」は各自の冷却技術に創意工夫を凝らす腕試しのCPUなのでしょう。

残念ながら筆者のポン付け冷却システムでは十分に活かしきれません。

現行最強の「Core i9-12900KS」を十分に使いこなせるか、ご自慢の冷却システムで試してみませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

INTEL CPU 第12世代 Corei9-12900KS LGA1700プロセッサー 16コア / 3.4GHz Up to 5.5Ghz / PBP 150W / 6xxChipset BX8071512900KS




主な仕様


ソケット形状 -LGA1700
コア数-16コア
スレッド数-24
クロック周波数-3.2GHz
最大動作クロック周波数-5.5 GHz 

関連商品


AMD Ryzen 9 7950X



AMD Ryzen 9 7900X




AMD Ryzen 7 7700X



AMD Ryzen 5 7600X




トレンドアイテム


ちいかわ 豪華版 1 フロッキーフィギュア6体セット付き [Blu-Ray]



ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ 4K Ultra HD ブルーレイ スチールブック仕様 [4K ULTRA HD Blu-ray]




お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます


AMD Ryzen 7 5800X3D

レビューはこちら



Corei9-12900KS

レビューはこちら


Core i3-12100F

レビューはこちら



Core i5-12400F

レビューはこちら


Corei9 12900K

レビューはこちら



AMD Ryzen 7 5700G

レビューはこちら


Corei9-11900K

レビューはこちら



AMD Ryzen 9 5950X

レビューはこちら


AMD Ryzen 3 3300X

レビューはこちら


  
AMD-Ryzen-rogo.jpg
AMD社より2022年4月22日に「Ryzen 7 5800X3D」が発売しました。

価格は65,300円(税込)です。

スペックは以下の通りです。

CPURyzen 7 5800X3DRyzen 7 5800Xcore i912900Kcore i911900KRyzen9 5950X
コア数8816 (8P+8E)816
スレッド数1616241632
ベースクロック3.4 GHz3.8 GHz3.2 GHz (P)3.5 GHz3.4 GHz
ブーストクロック最大 4.5 GHz最大 4.7 GHz5.2 GHz (TVB)5.3 GHz最大 4.9 GHz
L3 cache96 MB32 MB30 MB16 MB64 MB
対応メモリDDR4-3200DDR4-3200DDR5-4800 / DDR4-3200DDR4-3200DDR4-3200
TDP105 W105 W125W125W105 W

ベースクッロクは「5800X」と比べて「0.4GHz」下がっています。

ゲーム性能をグッと引き上げるには「L3 cache」が大きく関わってきます。

ちなみに最上位モデルである「5950X」は「64MB」よりも「32MB」も増強されています。

筆者が気になるポイント


今回「Ryzen 7 5800X3D」は次世代7000シリーズに採用されるAMD初の3次元積層の「3D V-Cache」を「AM4」最後のCPUでパフォーマンスが試されるということになります。

現在の在庫状況は完売しておりますが一応、次回ロットがあるようです。

数量があまり多くないとの事なので欲しい方は安くなるのを待たず購入した方が良いでしょう。

筆者は購入する予定はありませんでしたが「3D V-Cache」のポテンシャルを試したい気持ちが抑えられず思わず購入してしまいました。

「Ryzen 7 5800X3D」が到着次第レビュー致しますので宜しくお願い致します。


お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K 

主な仕様


ソケット形状 -AM4
コア数-8コア
スレッド数-16
クロック周波数-3.4GHz
最大動作クロック周波数-4.5 GHz

関連商品


AMD Ryzen 7 5800X without cooler 3.8GHz 8コア / 16スレッド 36MB 105W【国内正規代理店品】 100-100000063WOF



【Amazon.co.jp限定】 AMD Ryzen 7 5700X, without cooler 3.4GHz 8コア / 16スレッド 36MB 65W 正規代理店品 100-100000926WOF/EW-1Y




トレンドアイテム


スプラトゥーン3 -Switch



アリス・ギア・アイギスCS ~コンチェルト オブ シミュラトリックス~限定版-PS4




お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます


Corei9-12900KS

レビューはこちら


INTEL CPU Core i3-12100F / 4/8 / 3.3GHz / 6xxChipset / BX8071512100F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら



INTEL CPU Core i5-12400F / 6/12 / 2.5GHz / 6xxChipset / BX8071512400F 【 国内正規流通品 】

レビューはこちら


Intel Corei9 プロセッサー 12900K 3.2GHz( 最大 5.2GHz ) 第12世代 LGA 1700 BX8071512900K

レビューはこちら



AMD Ryzen 7 5700G with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 8コア / 16スレッド 72MB

レビューはこちら


インテル CPU BX8070811900K/A Corei9-11900K 8コア 3.50 GHz LGA1200 5xxChipset 125W

レビューはこちら



AMD Ryzen 9 5950X without cooler 3.4GHz 16コア / 32スレッド 72MB 105W【国内正規代理店品】 100-100000059WOF

レビューはこちら


AMD Ryzen 3 3300X, with Wraith Stealth cooler 3.8GHz 4コア / 8スレッド 65W【国内正規代理店品】 100-100000159BOX

レビューはこちら


IMG_0053.2.jpg
今回ご紹介するのは中国のメカニカルキーボードメーカーのIQUNIX社 Mini-ITX PCケース ZX-1です。

「ZX-1」のラインナップは全5色のカラーバリエーションに空冷、水冷と2つのタイプを用意しています。
ZX-1.1.jpg
ZX-1.2.1.jpg
筆者が購入したのは「Matte Black / Air Cooling」です。

価格は以下の通りです。

「空冷タイプ」・・・259ドル

「水冷タイプ」・・・319ドル

「ZX-1」は中央に仕切りがあって片側にマザーボード、電源ユニット、もう片側にグラフィックボードといったサンドウィッチレイアウトになっています。

トップには240mm簡易水冷クーラーを搭載することができます。

グラフィックボードのサイズは水冷タイプは「305×60×140mm」です。

空冷タイプは「305×45×140mm」になります。

こんなにも可愛いミニマルデザインが欲しかった!


IQUNIX社を簡単に紹介していきます。

iqunix.1.jpg
IQUNIXとはユニセックスをモチーフとしカラフル、ポップ、とにかく可愛い!キーボードを創作する中国のメカニカルキーボードメーカーです。

ZX-1.4.jpg
ZX-1.5.jpg
キーボードはカラーバリエーションが豊富だけでなく用途に合うレイアウトの多種多様なパターンを取り扱います。

ちょっと覗いてみてください。

IQUNIX社のホームページはこちら!


「ZX-1」は「レッドドットデザイン賞」を受賞するほど高い評価を受けています。

「ZX-1」を購入すると何故か「キーボード」も揃えたくなるような洗練されたカジュアルデザインのIQUNIXにはすっかり虜になりました。

自作PCには興味あるけどPCケースはカジュアルデザインが少なくて、どうも馴染めない!といった方にはIQUNIXブランドで固めるとインテリア映えすると思います。

是非、ご検討してみてください。

開封の儀


IMG_3324.jpgIMG_3332.jpg
IMG_3349.jpgIMG_3358.jpg
IMG_3365.jpgIMG_3368.jpg
IMG_3389.jpgIMG_3401.jpg
ZX-1.3.1.jpg

外観


IMG_3531.jpgIMG_3539.jpg
IMG_3545.jpgIMG_3555.jpg
IMG_3568.1.jpgIMG_3570.1.jpg

「ZX-1」をチェックする


IMG_3531.jpg
外観はどんなシーンでも馴染みやすいユニセックスデザインが「ZX-1」の最大の魅力です。

素材は「アルミニウム」にマットブラック塗装が施されています。

マットブラックですが、どちらかと言えば光り具合によって「ガンメタリック」に近いです。

「ZX-1」のサイズを見てみます。

PCケースの中で最も小さい「A4-SFX」と並べてみます。

【小さな巨人】Dan Cases社 PCケース「A4-SFX V4」をレビュー


IMG_0010.1.jpg
IMG_0025.1.jpg
「A4-SFX」と比べると二回りくらい大きいです。

IMG_3593.jpg
フロントマスクは丸い一つのボタンのみでフレームにつなぎ目がなく、とても美しいです。

サイドパネルとトップパネルを取り外す際には工具は不要です。

ここから組み立てながら説明していきます。

PC構成は以下の通りです。

【CPU】INTEL社「Core i9-12900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX B660-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 4800MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】ASUS社「AMD Radeon RX 6800 リファレンスモデル」

【PSU】コルセア社「SF600 GOLD」

【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」

まずトップパネルのインターフェースを見てみます。

IMG_3598.jpgIMG_3611.1.jpg
「USB」「USB-typeC」「イヤホン」「マイク」を備えています。

普段使わないのであれば付属のキャップで埃の侵入を防ぎます。

トップパネルを外してみます。

指でつまんで上に引っ張ると外せます。

IMG_3619.1.jpg
IMG_3625.jpg
サイドパネルはケース内側から外側に押すと外せます。

IMG_3633.1.jpg
IMG_3638.jpg
サイドパネルの下部には強力な磁石でヒンジの役割を担います。

IMG_3646.1.jpg
IMG_3649.jpg
120mm×2トップファンを固定するブラケットを外します。

IMG_3661.jpgIMG_3670.jpg
電源ケーブルを固定します。

IMG_3677.jpgIMG_3683.jpg
先にケーブルを通してから固定します。

ライザーケーブルを取り付けます。

付属ライザーケーブルは旧規格「PCIe3.0」なので使用せずLINKUP社「PCIe4.0対応」を使用します。

IMG_3704.jpgIMG_3695.jpg
電源ブラケットに電源ユニットを取り付けます。

IMG_3722.jpg
4点のネジを外します。

IMG_3710.1.jpg
IMG_3743.jpgIMG_3751.jpg
こんな感じでしっかり固定します。

IMG_3774.jpg
マザーボードの下には2.5インチSSDや120mmファンを取り付けることができます。

IMG_3760.jpg
IMG_3766.jpg
25mm厚のファンではケーブルスペースに余裕がないので15o厚を取り付けます。

IMG_3812.jpg
マザーボードを取り付けます。

IMG_3734.jpg
IMG_3728.jpg
マザーボード周辺に仕切りがなくスペースにゆとりがあって、とても楽です。

トップブラケットに240mm簡易水冷クーラーを取り付けます。

IMG_3784.jpg
ブラケットには「電源LED」「AUDIO」「USB」を備えています。

IMG_3796.jpg
フロントコネクターはマザーボードに接続します。

IMG_3804.jpg
グラフィックボードを取り付けます。

IMG_3830.jpgIMG_3823.jpg
緩まないようにスロットを固定します。

IMG_3852.jpg
IMG_3859.jpg
最後にCPUにヘッドを締めて完成です。

IMG_3889.jpg
そして完成!

IMG_3914.jpgIMG_3919.jpg
IMG_3839.jpgIMG_3849.jpg
IMG_3942.jpgIMG_3863.jpg
IMG_3934.jpgIMG_3926.jpg
ケーブルマネジメントは、ほぼないのでケーブル類は出来るだけ最短になるようにしましょう。

使ってみた感想


作業中、ヒンジパネルは強力な磁石のせいで磁力を持った付属ドライバーを近づけると、うっかりカチンと吸い寄せられてボディに接触してしまうことが何度もありました。

幸いにも塗装が硬くしっかりしていたので傷つけずに済みましたが磁力を持たないドライバーなど使用することをオススメします。

ちょっと気になったのはボディの形状のせいか少々、低音よりの騒音(72db)がします。

耳に刺さる音ではないので慣れると気にならないと思います。

ベンチマーク測定(FireStrike ULT)のサーモグラフィ画像でケースの温度の様子を見てみます。サーモグラフィ画像でケースの温度の様子を見てみます。

CPU温度は「最大47℃」で室温は「16℃」でこんな感じです。

マザーボード側

iq.2.jpg
グラフィックボード側

iq.1.jpg
トップ

iq.3.jpg
CPUが「12400F」なので低発熱でほとんど温度が上がりません。

驚いたのは「RX6800」なのに「30℃」を超えません。

トップは柵が乗っかっているだけなので、ほとんどオープン状態です。

夏場に活躍は間違いないでしょう。

良かったところ


❶つなぎ目のないボディが美しく剛性が高いです。

機能美なので所有感は満たされます。

カジュアルデザインを求めてた方には「ZX-1」は置いておくだけでインテリア映えします。

❷塗装が厚く硬いので、ある程度の衝撃は守られます。

実際にケースを組み立てている段階で3〜4回ほど、うっかりぶっつけてしまいましたが無傷でした。

❸トップパネル、サイドパネルが工具不要なのでケース内部清掃を頻繁に行っても摩耗する箇所は少ないです。

❹トップのインターフェースのキャップが埃の侵入を防ぐだけでなく自作PC特有のガジェット感が少ないので部屋に溶けやすく扱いやすいです。

残念な点、注意する点


❶強力な磁力を持った付属ドライバーはヒンジパネル付近に近づけると吸い寄せられて傷をつける恐れがあります。

付属ドライバーを使用することを推奨されますが心配な方は磁力を持たないドライバーをご利用ください。

❷グラフィックボードの全長が「305mm」と現行基準ではミドルレンジモデルくらいのサイズに制限されます。

最近は「320mm」を超えるサイズが主流になので、もう少し全長を伸ばして欲しかったです。

❸付属ドライバー3本以外に「6角レンチ」が付属していなかったせい(コストカット?!)でマザーボードをケースに固定する際に幅が狭くドライバーと赤線が干渉してしまうポイントがあります。

IMG_3728.2.jpg
各自、極小ドライバーを用意する必要があります。
 
❸グラフィックボードの全長が「305mm」と現行サイズではミドルレンジクラスに限られてしまう。

もう「15o」ほど長ければ完璧でした!

総評


「ZX-1」はミニマリストにも評価が高くプレミアムなPCケースです。

サイズは大きすぎず小さすぎず決して主張しないフォーマルデザイン「ZX-1」の最大の魅力です。

自作PCというシステム構成はパーツを無限に組み合わせてオンリーワンにカスタマイズするのが醍醐味です。

しかし肝心のケースのデザインがパッとせず敬遠される理由でオールインワンPCを選択するのが一般的です。

ところが最近は自作PCの認知度が上がり奇抜なデザインからフォーマルなケースまで次々に誕生しました。

そのおかげかガジェット感が少ないケースのラインナップが年々、増え自作PC業界が少しずつ盛り上がっているのは確かです。

これほど美しい「ZX-1」は日本で取り扱わないPCケースの一つです。

自作PCの魅力をもっと多くの人に伝え日本で取り扱わない商品はないほどに盛り上げていきたいです。

まずはIQUNIXシリーズから揃えてみませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

主な仕様


本体サイズ-330×149×250mm
容量-10.6L
材質-アルミニウム
CPU高-55mmまで
電源ユニット-SFX.SFX-L
フォームファクタ-Mini-Itx
冷却-240mm簡易水冷クーラー、120mm×2ファン
PCIe3.0ライザーケーブル付属(170mm)
ストレージ-2.5-HDD、SSD
重量-2.7Kg

関連商品


iQunix Lambo 60%ゲーミングキーボードシェル(Red)



iQunixカラーマウスパッド ゲームマウスパッド 吸着性台座マウスパッド アルミニウム製のマウスパッド(blue-15)




トレンドアイテム


【PS4】グランツーリスモ7



ゆるキャン△ 13巻 (まんがタイムKRコミックス)




お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます


LIANLI Q58

レビューはこちら




SSUPD mini-ITXフォームファクタ対応 ATX/SFX電源搭載可能 メッシュパネル PCケース MESHLICIOUS BLACK 日本正規代理店品

レビューはこちら


Razer Tomahawk Mini-ITX ミニタワー型 ゲーミング PCケース 強化ガラス仕様 Chroma RGB対応 【日本正規代理店保証品】 RC21-01400100-R3M1

レビューはこちら




LOUQE Ghost S1 Mk III (Ash) Mini-ITX コンピューターケース

レビューはこちら


Cooler Master MasterBox NR200P ホワイト Mini-ITX/DTX PCケース 強化ガラスパネル付属 SFX電源対応 CS7903 MCB-NR200P-WGNN-S00

レビューはこちら



LINKUP ウルトラ PCIe 4.0 X16ライザーケーブル[x570 RX5700XTテスト済み] Twin-axial 垂直GPUマウント ゲーム用PCI Express 第4世代 2020 | ユニバーサル90度ソケット{25 cm} 3.0 第3世代と互換性あり

レビューはこちら


RAIJINTEK 両サイドに強化ガラスを装備したアルミニウム外装のMini-ITXマザー対応PCケース 0R20B00097 (OPHION)

レビューはこちら



NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら



DANCase 容量7.2Lのコンパクト筐体に295mmのグラフィックカードが搭載可能なMini-ITX用ケース A4-SFX v4 Black 日本正規代理店品

レビューはこちら




NZXT New H-Series H200i White [ Mini-ITX ケース ] CA-H200W-WB

レビューはこちら


IN WIN 150W電源搭載 アルミシェルフロント採用 Mini-ITXケース Chopin-Black (型番:IW-BQ696B)

レビューはこちら


NVIDIAロゴ.png
NVIDIA社より最上位モデル「GeForce RTX 3090 Ti」が3月30日に予約開始しました。

発売日はメーカーやモデルによって異なりますが4月8日より順次発売します。

価格は32万〜50万円前後となっています。

GPURTX 3090 TiRTX 3090RTX 3080RTX 2080 Ti
コア数107521049687044352
ベースクロック1670 MHz1400 MHz1440 MHz1350 MHz
ブーストクロック1860 MHz1700 MHz1710 MHz1640 MHz
メモリ24 GB24 GB10GB11GB
メモリ種類GDDR6XGDDR6XGDDR6XGDDR6
バス幅384-bit384-bit320-bit352-bit
メモリ帯域幅1008 GB/S936 GB/S760 GB/S616 GB/S
TDP450 W350 W320 W260 W

RTX3090無印と比べてコア数は数パーセントしか違いませんがクロック数と帯域幅は約10%近く上がっています。

TDPは100Wも上がりましたので1000W以上の電源ユニットを導入しないと安定しなそうです。

筆者が気になるポイント


気になるゲームスコアはRTX3090無印(初値)の2倍近い価格もするのにゲームスコアは10%くらいしか伸びないと報告が挙がっています。

今から半年後に「RTX4000シリーズ」が控えているので「GeForce RTX 3090 Ti」は見送る方は少なくないでしょう。

主役の登場が遅すぎました。

「GeForce RTX 3090 Ti」以外のグラフィックボードは順調に価格が下がっています。

とにかく「GeForce RTX 3090 Ti」買うには時期が悪い・・・。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

トレンドアイテム

  

冴えない彼女の育てかた 霞ヶ丘詩羽 1/7スケール プラスチック製 塗装済み完成品フィギュア



呪術廻戦 19 (ジャンプコミックス)



 
IMG_2460.jpg
今回ご紹介するのは2021年11月26日に発売されたAlder Lake世代チップセット「Z690」を搭載したマザーボードMini-Itx「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI=以下、Z690-I」です。Alder Lake世代チップセット「Z690」は「第12世代」IntelCoreシリーズのプロセッサーに対応します。

ソケットは刷新されて「LGA1200」から「LGA1700」へ大きくなりました。

よって「LGA1200」と「LGA1700」の互換性はありません。

チップセット「Z690」による進化点は以下の通りです。

チップセットZ690Z590
CPUソケットLGA1700LGA1200
メモリスロットDDR5-4800DDR4-3200
DDR4-3200
PCIe バージョンPCIe5.0PCIe4.0
PCIe レーン数PCIe4.0 12レーンPCIe3.0 24レーン
PCIe3.0 16レーン
USBポート(最大)USB 3.2 Gen2.2(4)USB 3.2 Gen2.2(3)
USB 3.2 Gen2.1(10)USB 3.2 Gen2.1(10)
USB 3.2 Gen1.1(10)USB 3.2 Gen1.1(10)
USB 2.0(16)USB 2.0(14)
M.2スロットPCIe5.0×4(128GB/s)PCIe4.0×4(64GB/s)
サポートCPU第12世代第11世代/第10世代

現行のグラフィックボードは「PCIe4.0」ですが年末には「PCIe5.0」へ移行するので先に準備しておくと安心です。 

また「M.2」のスピードがかなり速くなるのでロードが気になる方は「Z690」を選んでおきましょう。

「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」の特長


❶インテルLGA 1700ソケット: 第12世代インテル Core、Pentium Gold、Celeron プロセッサーに対応

❷最適なパワーソリューション: ProCool II電源コネクタ、高品質合金チョーク、耐久性の高いコンデンサを使用した10+1パワーステージにより、マルチコアプロセッサに対応

❸最適化された熱設計: 高伝導性サーマルパッドを使用したI/OカバーとVRMヒートシンクの統合、L字型ヒートパイプ、2つのオンボードM.2ヒートシンクとバックプレート搭載

❹高性能ネットワーク: Intel WiFi 6E (802.11ax)、Intel 2.5 Gb Ethernet(ASUS LANGuard搭載)を搭載

❺最高のゲーミングコネクティビティ: HDMI 2.1、2つのM.2スロット、2つのThunderboltTM 4、および1つのUSB 3.2 Gen 2x2 Type-Cをサポート

❻インテリジェントコントロール: ASUS独自の「AI Overclocking」、「AI Cooling」、「AI Networking」、「双方向AIノイズキャンセリング」により、セットアップを簡素化し、パフォーマンスを向上

❼DIYフレンドリーデザイン: ROGフロントパネルSATAカード、M.2 Q-Latch、プレマウントI/Oシールド、BIOS FlashBackボタン、Clr CMOSボタンをバンドル

❽比類なきパーソナライゼーション: ASUS独自のAura Sync RGBライティング、RGBヘッダーと2つのアドレサブルGen2ヘッダー

❾業界をリードするゲーミングオーディオ: ALC4080とSavitech SV3H712アンプ、DTS Sound UnboundとSonic Studio IIIを搭載(ASUS社HPより引用)

開封の儀


IMG_2082.jpgIMG_2091.jpg
IMG_2122.jpgIMG_2107.jpg
内容物
Cables
ROG USB2.0 splitter cable
Panel Cable
SATA 6Gb/s cables×2
Miscellaneous
ASUS Wi-Fi moving antennas
Cable ties pack
M.2 Q-Latch package(s)
ROG key chain
ROG logo plate stickers
ROG Strix stickers
ROG Strix thank you card
Installation Media
Support DVD
Documentation
User guide

外観


IMG_2129.jpgIMG_2149.jpg
IMG_2646.1.jpg

「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」をチェックする


左「Z690-I」、中央「Z590-I」、右「Z490-I」

Z690i.1.jpg
「 Z690-I 」にはVRM用のヒートシンクのファンが搭載されてます。

補助ファンが搭載されているVRMヒートシンクは「Z590-I」と比べて若干、大きくなりました。

IMG_2177.jpg
VRM用のヒートシンクの蓋を開けてみます。

IMG_2198.jpg
ファンは「60,000時間」の耐久性を持つベアリングを採用しています。

「フェーズ」を見てみます。

IMG_2209.1.jpg
「10+1個」の「パワーステージの電源回路」を搭載しています。

「フェーズ」の数がハイサイドとローサイドの「MOSEFT」と「ドライバ」を1つにまとめることで、より強力な電源VRMが搭載されているので起動の安定性が良くなり、オーバークロックなどの耐性も上がります。

IMG_2279.jpg
CPU用コネクタは「8ピン」です。

その近くにLEDを装飾する「RGBヘッダー」があり「USBヘッダー」「CPUファン」「AIOポンプ」も備えています。

PCケースのフロントI/Oに接続する「USB 3.2 Gen2 フロントパネルコネクター」も備えています。

IMG_2259.1.jpg
コネクター系統は「Z690」をポテンシャルを最大限に活かすためにレイアウトが大きく変更されました。

「USB3.2 GEN2」の近くに新しいインターフェースが追加されました。

限られたスペースに多数のインターフェース(ROGフロントSATAカード)を設置しています。

IMG_2250.jpg
「SATA」が4基、「ADD GEN2」「F-PANEL」「SPEAKER」が1ヵ所に集約されています。

IMG_2272.jpg
Z690I-音源.jpg
音源チップ「SupremeFX」とM.2スロットが一体化されてます。

音源チップには「SAVITECH SV3H712アンプ」が内蔵されることでTHD+N性能が72dBから83dBへ大幅に向上し歪みやノイズをカットします。

また「オーディオパス アイソレーション」が内蔵されることでマザーボード間に直接接続されたものから発生する電磁波を遮断します。

中央のロゴに2枚のM.2ストレージが換装できます。

順番に外してみます。

IMG_2285.1.jpg
IMG_2292.2.jpg
M.2の裏側を冷却する冷却シートが装備されています。

M.2を換装するとこんな感じです。

IMG_2341.jpg
外したパネルの裏側にも冷却シートが装備がされていてサンドイッチ(両面)で冷却するので熱暴走の心配はなさそうです。

今回「Z690I」からM.2を留めるネジを廃止して工具不要の「M.2 Qラッチ」が採用されています。

IMG_2351.1.jpg
「2層構造」になっているので右端の端子ベルトを上に持ち上げると外れます。

IMG_2298.2.jpg
IMG_2304.1.jpg
従来ならマザーボードの前面と裏面に一基ずつ「M.2スロット」を備えているのに対し「Z690-I」は「2枚重ね」換装できるので、とても便利です。

マザーボード裏面のストレージを交換の際は、わざわざPCケースからマザーボードを外すのがとても大変な手間でした。

最下層はフィンとマザーボードとの隙間によってM.2の排熱を逃がします。

IMG_2310.1.jpg
IMG_2327.jpg
インターフェース周りを見てみます。

IMG_2646.2.jpg
「Z690I」は「クリアCMOSボタン」が追加されて万一のシステム不調には役立つので、とても助かります。

BIOS更新は、メモリやCPUがインストールされていなくても実行できます。

「BIOS FlashBack」が搭載されてUSBスティックにドロップし「USB BIOS FlashBack ポート」に接続してボタンを押します。

映像出力は最新規格の「HDMI 2.1」を採用しています。

「HDMI 2.1対応」のTVを使えば4K120fpsでゲームが楽しめます。

2ポートのThunderbolt 4 USBType-C (40GbPS)が装備されていて外部4KディスプレイのほかVRなど映像出力に重宝します。

USBポートは全部で「9口」あるので拡張性は豊富です。

ネットワーク周りを見てみます。

付属の「WiFi 6Eアンテナ」は安定して垂直に立てられるようになりました。

IMG_2443.jpg
アンテナには2つの送信機と受信機が内蔵されており、より高速な伝送を可能にし「2.4GHz」「5GHz」「6GHz」帯をサポートしています。

有線LAN「2.5Gbイーサネット」は標準的なイーサネット接続よりも2.5倍のスピードを実現します。

PCIeスロットを見てみます。

IMG_2437.jpg
PCIeスロット.png
PCI Expressスロット部分には金属プレートを使用してます。

グラフィックボードの自重で垂れ下がらないだけでなく、グラフィックボードを換装の際に引き抜く力も通常の1.6倍の強度を実現。

今後にかけて「グラフィックボード」は性能とともに重さも厚み(3スロット)増してくるので頑丈であれば安心です。

「CPUソケット」に「Core i9-12900K」を載せてみます。

Z690i.2.jpg
「CPU」を換装する際に下すレバーが非常に圧力がかかっています。

最近、問題として取り上げられている「CPU反り」がこのことを示します。

第12世代ではCPUの形状が正方形から長方形に大きくなったことにより中央部分が点で強く押さえつけられて「ヒートスプレッダ」が曲がってしまいます。

IMG_2400.1.jpg
結果、「ヒートスプレッダ」が中心に曲がることによって「CPUクーラー」との間に隙間ができてしまい接着面積が小さくなることで冷却性能が著しく低下する問題が懸念されます。

対策として10mm、0.8mm、0.5mmの「ワッシャー」をマザーボードとソケットホルダーの間に挟むことでソケット圧を少しでも緩和するという裏ワザがあるとのことです。

0.8mmワッシャーを入れてみます。

IMG_2665.jpg
星形T20ドライバーを使ってネジを緩めます。

IMG_2429.1.jpg
Z690.3.jpg
ここで注意しなければならないのが「ソケットホルダー」を外すと保証対象外に扱われてしまいますのでユーザー側でリスクを負わなければならない厳しい選択肢が迫られます。

一応、通常使いでもCPUやマザーボードが損傷するといった報告はないようなので無理に「ワッシャー対策」を施さなくても良いと思います。

それでは起動して「BIOS画面」を見てみます。

「BIOS」の起動の仕方は電源投入時に「F2」を押し続けてください。

Z690BIOS.TOP.jpg
トップ画面になりPCスペックが確認できます。

「F7」を押して「詳細設定モード」に切り替えます。

ここでは「Z690」の特権である「ABT」によって簡単操作でCPUのオーバークロックが行えます。

Z690BIOS.jpg
消費電力が高くなるので普段使いには向かないので「無効」にしておきます。

メモリのオーバークロックも簡単操作で行えます。

Z690BIOS.2.jpg
CPU温度によって内部ファンをコントロールする「Q-Fan」を使って回転数を変更したり複数のファンを一括設定することができます。

BIOS設定に慣れてきたらグラフィックボードのポテンシャルを引き出す「Resizable BAR」の設定にチャレンジしてみてください。

【ポテンシャルを引き出せ!!】AMD社「Smart Access Memory」の設定方法を解説!


効果としては数パーセントですが是非、試してみてください。

使ってみた感想


CPU冷却対策として「ワッシャー」を入れる前と入れた後のCPU温度の違いは、あまり変わりませんでした。

一度、歪んでしまったCPUは効果が薄いのかもしれません。

気を取り直して新規格ソケット「LGA1700」が対応するASUS社「ROG RYUJIN II 240」を起用したら5℃くらいCPU温度が下がりました。

旧規格「LGA1200」ではマウントの締め付けの相性が悪いせいかCPU温度は高くなる傾向があります。

ASUSのマザーボードは「LGA1200/1700」と両方、対応しているのですが「LGA1200」は「一応使える」と思った方が良さそうです。

個人的に気になったには「BIOS画面」までの起動時間が長くなりました。

下手すると1〜2分くらい待たされることがあります。

今まですぐ「BIOS画面」が立ち上がったので非常にストレスです。

結果、デスクトップ画面まで3〜4分くらいかかります。

急いでいるときは他のPCを使ってしまいます。

CPU周りの電源周りの「IO」、「上部VRM」、「チップセットヒートシンク」がかなり厚く狭くなったので空冷CPUクーラーの干渉は大いにあると思います。

既存の空冷クーラーを流用するならば現物を見て確認すると良いでしょう。

今回の「Z690I」は「SPDIF=光端子」が装備されているので大画面モニターと接続するとオーディオやホームシアターなどが楽しめてリビング周りが充実します。

少し古いオーディオシステムだと「HDMI端子」が装備されていないので「光端子」が重宝します。

Alder Lake「Core i9-12900K」と「RTX3090」との相性が良くて苦手だった「フルHD」の高フレームレートの伸びが格段に良くなりました。

【高効率コアはゲームに強い!】INTEL社Alder Lake「Core i9-12900K」をレビュー


うまく起動しないなどトラブル時に救済措置として「CMOSクリアボタン」が便利です。

気軽にエラーしやすくなり色々と試せるようになりました。

ストレージM.2が表面に2基、配置されているのでストレージ交換の際に、わざわざマザーボードを取り外すことはありません。

良かったところ


❶第12世代Alder Lake「高効率コア」によってグラフィックボードのポテンシャルが最大限に引き出せます。

例えば第11世代Rocket Lakeでは「RTX3090」を起用すれば4Kなど高解像度に効果を発揮しますが処理が軽い「フルHD」のような高フレームレートは伸びにくい傾向がありましたがAlder Lake世代で、しっかり解消されました。

❷「SPDIF=光端子」が装備されているので大画面モニターと接続するとオーディオやホームシアターなどが楽しめてリビング周りが充実します。

少し古いオーディオシステムだと「HDMI端子」が装備されていないので「光端子」が重宝します。  

❸システム不調の際に役立つ「クリアCMOSボタン」が装備されている。

今までは、わざわざPCケースの中を開けて磁力を持ったドライバーでピンをショートさせる必要がありました。

❸表面に「M.2スロット」が「2基」換装できるのでカートリッジ交換のような感覚で使いやすいです。

また工具不要の「M.2 Qラッチ」が採用されているのでベンチマークなど頻繁に取り外す方には、とても便利です。

残念な点、注意する点


❶「CPU」を換装する際に下すレバーが非常に圧力がかかります。

結果、CPUの「ヒートスプレッダ」の中心が曲がり「CPUクーラー」との間に隙間ができてしまい接着面積が小さくなることで冷却性能が著しく低下する問題が懸念されます。

一応、通常使いでもCPUやマザーボードが損傷するといった報告はないようなので無理に「ワッシャー対策」を施さなくても良いと思います。

「BIOS画面」までの起動時間が長くなった。

最悪の場合3〜4分も待たされることがあります。

追記:2022年9月19日

最近、新しいメモリと交換したら「BIOS画面」の起動が速くなりました。

原因は「メモリ」の初期不良でした。

❸CPU周りの電源周りの「IO側」、「上部VRM」、「チップセットヒートシンク」がかなり厚く狭くなったので空冷CPUクーラーの干渉する可能性がある。

一度、現物を確認しておくと良いでしょう。

❹NON-RGB仕様になっているのでマザーボード自体のライティング機能はありません。

最近の高級PCパーツは「光らない、光らせない」が主流になってきていますのでライティング好きの方には少し物足りないかもしれません。

❺「VRMヒートシンク」の背が高くなって既存の空冷クーラーが干渉して使えない可能性があります。

IMG_2279.1.jpg
水冷ヘッドの取り付けの際、指が入りづらくなって作業性が悪くなり大変でした。

総評


インテル社のAlder Lake世代の登場によってAMD社CPUの販売シェアを奪還しました。

敢えて型落ちが欲しいというのならば話は別ですが今からRyzen5000シリーズを購入するのは時期が悪いです。

7月頃から年末にかけてインテル社CPU第13世代「Raptor Lake」やAMD社Ryzen 7000「Zen 4」が控えています。

またグラフィックボードNVIDIA社「RTX4000シリーズ」やAMD社「Radeon7000シリーズ」も投入を控えています。

先にAlder Lake CPUを持っても「Raptor Lake」と互換性があるので、この機会に新調は絶妙なタイミングです。

今から非公開の新技術を駆使した美麗グラフィック環境を準備しませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

ASUS INTEL 第12世代CPU(LGA1700)対応 Z690 チップセット ITX ゲーミングマザーボード/ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI【国内正規代理店品】



 

主な仕様


チップセット-INTEL Z690
CPUソケット-LGA1700
フォームファクタ-Mini ITX
メモリタイプ-DIMM DDR5
メモリスロット数-2
PCI-Express 16X
SATA-4 本
Serial ATA-SATA6.0G
M.2ソケット数-2
M.2-M key:type 2242/2260/2280
HDMIポート
S/PDIF
USB-USB3.2 Gen2 Type-Ax2、USB3.2 Gen1 Type-Ax3、USB2.0x2、USB Type-C(Thunderbolt 4)x2
VRMフェーズ数-10+1
無線LAN-IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth
オンボードLAN-10/100/1000/2500
オンボードRAID
オンボードオーディオ-Realtek ALC4080

関連商品


AMD Ryzen 9 7950X



AMD Ryzen 9 7900X




AMD Ryzen 7 7700X



AMD Ryzen 5 7600X




トレンドアイテム


ちいかわ 豪華版 1 フロッキーフィギュア6体セット付き [Blu-Ray]



ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ 4K Ultra HD ブルーレイ スチールブック仕様 [4K ULTRA HD Blu-ray]




お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます


AMD Ryzen 7 5800X3D

レビューはこちら



Corei9-12900KS

レビューはこちら


Core i3-12100F

レビューはこちら



Core i5-12400F

レビューはこちら


Corei9 12900K

レビューはこちら



AMD Ryzen 7 5700G

レビューはこちら


Corei9-11900K

レビューはこちら



AMD Ryzen 9 5950X

レビューはこちら


AMD Ryzen 3 3300X

レビューはこちら


  
NVIDIAロゴ.png
NVIDIA社はデスクトップ向けGPU「GeForce RTX 3050」が1月27日より順次発売します。

価格は39,800円から50,000円台とのことです。

まだ価格情報が少ないので少し様子見て購入したほうが良いでしょう。

RTX3050.jpg
RTX3050のゲームは2019年3月に発売された「GTX1660Ti」よりも少し下回ると言われてます。

こればかりはベンチマークを測定しないとハッキリしないので少し様子見て判断したほうが良いです。

冷却性能を重視したモデルは「5万円」を超えるので、さすがに手が出しにくいです。

今、暗号通貨が’下落しているので3万円前半まで下がったら値段相応なのかなと思っています。

個人的には「GTX1660Ti」の方が魅力的です。


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

トレンドアイテム


【Amazon.co.jp限定】KIKKAWA KOJI LIVE TOUR 2021 BELLING CAT 【完全生産限定盤】 (Blu-ray) (オリジナルトートバッグ付)



小松菜奈 first photo book 18



 
IMG_1465.jpg
今回ご紹介するのは2022年12月16日に発売されたXFX社「「リファレンスモデル版 Radeon RX 7900 XTX=以下、RX7900XTX」です。

価格は184,800円です。(税込)

XTXリファレンスモデルは、もうすぐ枯渇する?!


12月16日19:00に「Radeon RX7900XTX / XT」が発売されました。

圧倒的に人気があったのは「RX7900XTX」の方でした。

下位「XT」も瞬殺までとはいきませんでしたが一旦ネット販売から在庫は消えたものの補充が早く様子見の方が多いようでした。

現在「RX7900XTX」は在庫があちこちで見かけますが発売当初より1万強ほど値上がりして約20万円くらいになりました。

競合する「RTX4080」と同価格帯になったことで「RTX4080」とどっちを購入するか迷っている方は少なくないです。

やはり「リファレンスモデル」のメリット言えば「安い」「小さい」そして万人受けするデザインと言ったところです。

「XTXリファレンスモデル」が20万円近くなってしまうと旨みがあまり感じられず「RTX4080」を選択した方が後々に幸せになるかもしれません。

もしも「XTXリファレンスモデル」が欲しいならば「初期流通分」のストックはもう僅かのようなので値下がりを待たず確保しておいたほうが良いでしょう。

それでは「Radeon RX7900XTX」のレビューをしていきます。

スペックを見てみます。

GPURX7900XTXRX7900XTRTX 4090RX6950XTRTX 3090
コア数6144537616384512010496
ゲームクロック2300 MHz2000 MHz2230 MHz2100MHz1400 MHz
ブーストクロック最大2500 MHz最大2400 MHz2520 MHz最大2310MHz1700 MHz
メモリ24 GB24 GB24 GB16 GB24 GB
メモリ種類GDDR6GDDR6GDDR6XGDDR6GDDR6X
バス幅384-bit320-bit384-bit256-bit384-bit
メモリ帯域幅960 GB/s800 GB/s1008 GB/S576 GB/S936 GB/S
TDP/BP355 W300 W450 W335 W350 W

「RX7900XTX」の「コア数」は「RX6950XT」と比べて「5120」から「6144」と大幅に増えました。

「ゲームクロック」は「2300MHz」と「200MHz」ほど速くなりました。

メモリは競合する「RTX4090」と同じ「24GB」となりました。

「メモリ帯域幅」は「960GB/s」とグッと拡がりました。

スペック表には載せてませんが「RX7900シリーズ」の最大の特長は「チップレット技術」を採用していることです。

「チップレット技術」・・・1つのチップ(集積回路)でなく複数のチップ(GPU、CPU、SRAMなど)を
ブロック玩具のように組み合わせて1つにパッケージしたもの

よってゲーム性能は「1.7倍」の高速になるとのことです。 

RX7000シリーズ公式ページはこちら!



「リファレンスモデル版 Radeon RX7900XTX」の特長

 
❶新技術「チップレットデザイン」にいってGPUコア部は5nm、周辺部は6nm製造

❷「Compute Unit」のキャッシュ倍増

❸「Ray Accelerator」の機能を強化

❹「DisplayPort2.1」対応により4K480Hz表示対応

❺「AV1」ハードウェアエンコーダー搭載

開封の儀


IMG_1241.jpgIMG_1254.jpg
IMG_1255.jpgIMG_1267.jpg

外観


IMG_1279.1.jpgIMG_1288.1.jpg
IMG_1301.1.jpgIMG_1295.1.jpg
IMG_1311.1.jpgIMG_1317.1.jpg

「Radeon RX 7900 XTX」をチェックする


IMG_1322.1.jpg
表面ボディーの材質は「金属製」です。

ボディーカラーは「マットブラック」です。

アクセントポイントとして「サイドフィン」「バックプレート」にレッドカラーを配色しています。

旧世代「リファレンスモデルRX6000シリーズ」は「シルバー / ブラック」のツートンカラーからブラックに統一したので黒いPCケースと色が合わせやすくなりました。

話題となったサイズですが見てみます。

IMG_1413.jpg
IMG_1414.1.jpg
「RTX4090」は更なる高性能の代償として「全長350mm×幅150mm×厚み72mm」と肥大化しました。

ところが「RX7900XTX」は旧世代よりも若干、全長が長くなっただけで、ほぼ据え置きです。

これぞサイズをそのままに進化するのが「正統進化」と言えるでしょう。

よって「SFFファン」として喜ばしいのが既存のケースを買い替えることはありません。

早速、Formd社「T1 v2」とTHOR ZONE社「MJOLNIR」に「RX7900XTX」を換装してみました。

Formd社「T1 v2」・・・W135×D335×H220mm

IMG_1562.jpg
IMG_1546.jpg
THOR ZONE社「MJOLNIR」・・・W131×D354×H209mm

IMG_1618.1.jpg
IMG_1605.1.jpg
「小は大を兼ねる」本来の意味と反対になりますがグラフィックボードが小さければPCケースの選択肢が広がってケース選びが楽しくなります。

さてファンブレードを見てみます。

IMG_1339.1.jpg
「ブレード数」は「9枚」の3連ファンです。

IMG_1344.jpg
口径は「cm」です。 

冷却性能を見てみます。

IMG_1363.1.jpgIMG_1370.1.jpg
ヒートパイプが露出していないためスッキリしています。 

見た目は綺麗です冷却性能が少し心配です。

インターフェース周りを見てみます。

IMG_1382.jpg
「ディスプレイポート」が2つ、「HDMI」が1つ、「USB-typeC」を1つ備えてます。

IMG_1388.jpg
接続ピンは「8ピン」を2つ使用します。 

IMG_1398.jpg
中央にLEDライティングを備えています。

ライティング自体は小さいので、あまり眩しくないと思います。

バックプレートを見てみます。

IMG_1354.1.jpg
デザイン優先なのか排気口がないので熱量が心配です。

「サーマルスロットリング」が発生しないようエアフローを考慮しなければなりません。

「サーマルスロットリング」・・・「CPU」や「GPU」の温度が上昇しすぎたときにプロセッサーが壊れないように自動で「クロック」落としてパフォーマンスを下げる機能です。

換装の際の準備


グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。

古いドライバ削除の詳しくはこちら!

ドライバをインストール


グラフィックボードを換装したら「Radeon」ドライバをダウンロードしインストールします。 

ダウンロードはこちら


それでは「Radeon RX 7900 XTX」のスコアを見ていきます。

「Radeon RX 7900 XTX」のスコア検証


RX7900XTX.SPEC.1.jpg
【PCケース】STREACOM BC1 V2 Open Benchtable Titanium

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K」

【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 4800MHz 32GB(16GBx2)」

【GPU】「リファレンスモデル版RX7900XTX」ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」

【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」

【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」

【Ver】Radeon22.12.2 / GeForce 527.56

3D MARK
speed way.jpg
GPU別スコア
13900k-RX7900XTXスコア比較表(3D-MARK)画像.jpg

blender(V3.4.0)ー「GPU」
blender.rogo.1.jpg
GPU別スコア
13900k-RX7900XTXスコア比較表(blender3.4.0)画像.jpg

Call of Duty: Modern Warfare 2−「デフォルト設定」
cod mw2 画像.8.3.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(COD)画像.jpg

Horizon Zero Dawn−「デフォルト設定」
HZD.3.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(HZD)画像.jpg

zombie army 4−「デフォルト設定」
ZA4-TOP.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(ZA4)画像.jpg

アサシン クリード ヴァルハラ−「デフォルト設定」
アサシン-ヴァルハラ画像.png
「平均フレームレート」
13900K-RX7900XTXスコア比較表(アサシンクリード−ヴァルハラ)画像.jpg

ファークライ5−「デフォルト設定」
ファークライ5.タイトル.png
「平均フレームレート」
13900K-RX7900XTXスコア比較表(ファークライ5)画像.jpg

ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
ゴーストリコン・ブレイクポイント・タイトル.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(ブレイクポイント)画像.jpg

ディビジョン2−「デフォルト設定」
ディビジョン2.3.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(ディビジョン2)画像.jpg

SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
shadow title.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(シャドウ)画像.jpg

RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
tomb rader sc.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(ライズ)画像.jpg

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
deus sc.png
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(DEUS)画像.jpg

strange brigade−「スケール150%」
StrangeBrigade.ロゴ.jpg
「平均フレームレート」
13900k-RX7900XTXスコア比較表(ST)画像.jpg

ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
ゴーストリコン ワイルドランズ.1.png
「平均フレームレート」
13900K-RX7900XTXスコア比較表(ゴーストリコン)画像.jpg
トータルスコア
13900k-RX7900XTXスコア比較表トータルスコア画像.jpg
ゲームスコア(3D MARK、blender-省略)
13900k-RX7900XTXスコア比較表ゲームスコア画像.jpg
ゲーム中の消費電力(Watt)
13900k-RX7900XTXスコア比較表消費電力画像.1.jpg
高負荷時3DMARK 「FIRESTRIKE」(Temp)
13900k-RX7900XTXスコア比較表高負荷画像.3.jpg
以上「リファレンスモデル版 Radeon RX 7900 XTX」のスコアでした。

使ってみた感想


「RTX3090」と比較するとゲーム性能は約20%ほどスコアが高くなりました。

「RTX4090」には総合的に力は及びませんがゲームタイトルによって「RT7900XTX」の方がパフォーマンスが高くなることがあるのは驚きました。

個人的には既に「肥大化」している「RTX3090」よりも小さいサイズで20%のパフォーマンス性能をITXケースに収められるのは高く評価したいです。

懸念されるGPUの熱量は時期が寒いせいか負荷をかけても「70℃前後」です。(室温10℃)

13900k-RX7900XTXスコア比較表高負荷画像.5.jpg
通常のゲームプレイ時は「60℃台」をキープしていて「RTX3090」と同等の熱量です。

ただ消費電力が「400W」を超えるので長時間のゲームプレイはやや気になります。

最近は電気代の高騰で「長時間プレイ」を控えるようになりました。

対策として画質設定で画質を下げるなどして「300W台」で抑えるように長時間プレイに備えています。

良かったところ


❶リファレンスモデルならでは「サイズ」が小さいです。

「RTX4090」ではITX用PCケースに収められなかったのに対し厚みが「2.5slot」なので「2slot」ケース以外は、ほぼ収まるのでケースの選択肢が広がります。

❷ゲームタイトルによっては「RTX4090」以上のパフォーマンスを引き出します。

❸ビデオメモリが多いです。

同価格帯であり競合する「RTX4080=16GB」よりも安いです。

ビデオメモリが多ければ「4K/8K」など高解像度ほど有利になります。

❹接続ピンは「8ピン×2」で扱いやすい。

残念な点、注意する点


❶レイトレーシングが弱いです。

レイトレーシング性能は旧世代「RTX3090」よりも10%強ほどしか強化されていません。

❷「リファレンスモデル版 RX7900XTX」の入手性が悪いです。

下位モデル「RX7900XT」は未だ在庫が残っています。

やはり「リファレンスモデル版 RX7900XTX」は人気があるので欲しい方は初期流通分のうちに確保しておきましょう。

❸消費電力が高いです。

「レイトレ」など画質設定をフル回転すると「400W」を超えます。

消費電力が気になったら画質設定で調整してください。

総評


「リファレンスモデル版 Radeon RX7900XTX」は「SFFファン」として既存のITXケースに「RX7900XTX」を載せ替えるだけで「20%」のパフォーマンス向上が手に入るのは高く評価したいです。

既に各メーカーより「カスタムモデル」が順次、投入されています。

「リファレンスモデル」よりも高いチューニングが施されているのでパフォーマンスを重視するなら「カスタムモデル」の一択です。

「初期流通分」のストックはもう僅かのようです。

「リファレンスモデル版」が欲しい方は早めに確保しておきましょう。

共に「SFF界隈」を盛り上げませんか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K  

Sapphire AMD Radeon RX 7900 XTX




主な仕様


サイズ・・・287 x 123.2 x 51.25mm

関連商品


XFX Speedster MERC310 AMD Radeon RX 7900XTX



PowerColor Red Devil 限定版 AMD Radeon RX 7900 XTX




トレンドアイテム


とんでもスキルで異世界放浪メシ 9 (ガルドコミックス)



急がばナナメ(特典:おんりーのサイン&特製メッセージ データ配信)



 

2021年12月15日

【注意!320mmグラボは入らない?!】Lian Li社 Mini-Itx PCケース「Lian Li Q58」をレビュー

IMG_1882.jpg
今回ご紹介するのは2021年10月12日に発売されたLian Li社 Mini-Itx PCケース「Lian Li Q58=以下、Q58」です。

「Q58」のラインナップは2色のカラーバリエーションとライザーケーブル(PCIe3.0、PCIe4,0)の4種類あります。

筆者が購入したのは「PCIe4.0対応ライザーケーブル」のブラックです。
DSC_2159_c.jpgDSC_2158_c.jpg
❶Q58-3-BLACK 

❷Q58-3-WHITE 

❸Q58-4-BLACK 

❹Q58-4-WHITE 

価格は14,999円〜18,999円(税抜)です。

見た目と機能性はまるでカメレオン?!


「Q58」は単に「3スロット」に対応した小さなPCケースではありません。

例えば「4枚」のサイドパネルを組み合わせたり、ストレージを最大4基も設置することができます。

またトップには「240mm or 280mm」の簡易水冷クーラーに対応し空冷クーラーなら最大67mmまで設置することができます。

さらに、お手持ちの「ATX電源ユニット」も対応するので、わざわざ「SFX電源ユニット」を買い直す必要ありません。

外観はシンプルかつスタイリッシュで、どんなシーンにも馴染みやすく仕上がっています。

それでは「Lian Li Q58」にパーツを組みながらレビューしていきます。

「Lian Li Q58」の特長


❶軽量なアルミニウムシャーシを採用

❷交換可能なヒンジ付きガラスとメッシュパネルが標準装備

❸垂直に取り付けられるGPU用のPCIe3.0またはPCIe4.0ライザーケーブルが標準装備

❹SFXPSUおよび最大160mmの長さのATXPSUが対応

❺最大325mmの長さのラジエーターが対応

❻「ストレージ」は最大4基まで搭載可能!

❼リアに備えた「LED /ファンハブ」を使えばケーブルマネジメントが簡単!

開封の儀


DSC01135.jpgDSC01140.jpg
DSC01151.jpgDSC01162.jpg
DSC01169.jpgDSC01182.jpg

外観


DSC01197.jpgDSC01206.jpg
DSC01239.jpgDSC01229.jpg
DSC01257.1.jpgDSC01268.1.jpg

「Lian Li Q58」をチェックする

 
DSC01197.jpg
外観はツートンカラーになっていてフロントパネルの上半分が「マット加工」になっていて下半分は「ヘアライン加工」が施されています。

本家のFormd社「T1」と並べてみます。

参考に「T1」のサイズはW133 x H216 x D330mm です。

DSC01969.jpg
DSC01979.jpg
「T1」のフロントパネルは2枚構成ですが「Q58」は1枚ながら2枚構成に見えます。

ヘアラインは若干、粗目に仕上がっています。

DSC01251.jpg
「フロントI/O」は上から「電源ボタン」「マイクロホン コンボ ジャック」「USB type-c」「USB3.0」が装備されています。

サイドパネルはデフォルトで上半分が「ガラス」で下半分が「メッシュ」になっています。

両サイドとも同じです。

サイドパネルの組み合わせはデザインはもちろんケース内の温度によって使い分けると良いでしょう。

サイドパネルを開けてみます。

パネルの開閉はマグネットを採用しているので工具は必要ありません。

DSC01276.jpg
こんな感じで上下とも開くことができます。

DSC01285.jpg
DSC01316.jpg
パーツを取り付けるのでパネルを全部、外します。

サイドパネルは横にスライドすると外せます。

DSC01333.1.jpg
DSC01339.jpg
フロントパネルは手前に引くと外せます。

DSC01360.jpg
DSC01351.jpg
ケース底部にはトレイがあり「SSD」「ファン」を取り付けることができます。

DSC01364.1.jpg
赤枠のネジで「トレイ」を外します。

DSC01386.jpg
DSC01392.jpg
DSC01378.jpg
次は「SFX電源ユニット」を取り付けます。

付属アダプターで「ATX電源ユニット」も取り付けることができます。

最初にフロントのネジを外します。

DSC01476.1.jpg
フレーム背面の4か所のネジも外します。

DSC01456.1.jpg
緑枠は「SFX-L電源ユニット」としてお使いいただけます。

SFXおよびATXは「最大160mm」まで対応します。

フレームに「電源ユニット」を取り付けます。

DSC01487.jpg
DSC01493.jpg
「電源ユニット」の背面に「SSDストレージ」を追加することができます。

DSC01511.jpgDSC01504.jpg
必要があれば、この段階で追加しておくと良いでしょう。

DSC01593.jpg
取り付けるとこんな感じです。

次はマザーボードを取り付けます。

DSC01633.jpgDSC01618.jpg
CPUクーラーの「全高」は最大「67mm」です。

2種類の上部のトレイには「3.5HDD」「120mm 簡易水冷クーラー=AIO」「240m/280mm AIO」を取り付けることができます。

DSC01703.jpg
4か所のネジを外してトレイを取り出します。

DSC01716.1.jpg
❶「240m / 280mm AIO」

DSC01728.jpg
DSC01758.jpg
❷「3.5HDD」「120mm AIO」

「3.5HDD」は付属のブラケットを使用します。

DSC01648.jpg
DSC01653.jpg
DSC01642.jpg
付属のトレイを使って「3.5HDD」と「120mm AIO」を取り付けます。

DSC01657.jpg
「3.5HDD」と「120mmファン」の場合

DSC01732.1.jpg
「120mm AIO」の場合は「ATX電源ユニット」が使えます。

お手持ちのパーツに応じて組み合わせてください。
DSC01669.jpg
「240m AIO」を換装しました。

DSC01761.jpg
「240mmファン」ならば難なく取り付けることができました。

「280mm AIO」の場合には、かなり苦戦すると報告が挙がっています。

ここは「240mm AIO」を使用するほうが無難だと思います。

リアの「LIAN LI」の裏には「ファン照明制御ボード」が装備されています。

DSC01778.jpg
手前に引くと蓋が開きます。

DSC01785.jpgDSC01798.jpg
こんな感じで配線が楽になり綺麗にまとめることができます。

次は「グラフィックボード=VGA」を換装します。

DSC01811.jpg
今回の「VGA」は敢えて巨大サイズで全長「320mm」もあるASUS社「TUF-RX6900XT-O16G-GAMING」を使用します。

IMG_0443.2.jpg
それでは「RX6900XT」を取り付けていきます。

ここで問題発生!

「全長320mm」ある「RX6900XT」が入りません!

「フロントI/O」の裏が干渉しています。

DSC01884.1.jpg
DSC01855.1.jpg
DSC01879.1.jpg
「フロントI/O」の裏が厚みのせいで入りません。

一旦、「フロントI/O」を外してみます。

DSC01846.jpg
DSC01820.jpg
「フロントI/O」が外せました。

再度、チャレンジしてみます。

DSC01862.1.jpg
「フロントI/O」を外せば「RX6900XT」は入りますが・・・。

DSC01825.jpg
今度は「フロントI/O」が元の位置に戻せません。

気を取り直して「電源延長ケーブル」を外してみます。

DSC01871.jpg
あらゆる角度で試しましたが、どうしても入りませんでした。

ここは断念してボディサイズが小さい「RX6600XT」で我慢する結果になりました。

恐らく予想ですが「315mm」までが限界のようです。

DSC01900.jpg
「320mm」が入るというキーワードに惹かれて「Lian Li Q58」を購入したのですが目的が果たせず非常に残念です。

最後に電源ユニットに各ケーブルを繋げます。

DSC01908.jpg
ケース底部のトレイ部分は広くてケーブルの抜き差しが簡単です。

DSC01920.jpg
トレイを閉じて完成です。

PC構成は以下の通りです。

【CPU】「Core i9 11900K」

【マザーボード】「ROG STRIX Z590-I GAMING」

【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×2/16GB」

【GPU】サファイア社「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 6600 XT GAMING OC 8G GDDR6」

【CPUクーラー】ASUS社「ASUS RYUO 240」

【PSU】Cooler Master社  「V850 SFX GOLD」

DSC01930.jpg
DSC01934.jpg
DSC01951.jpg
以上、「Lian Li Q58」のレビューでした。 

使ってみた感想


電源入れて気になったのは「騒音=72dB」です。

使用する「CPU」が「11900K」が爆熱のため冷却性能を優先するので仕方ないのですが「AIO」のラジエーターに対してファンをトップ側に配置することで冷却性能は格段に良くなりましたが、やはり騒音は気になります。

「Q58」の場合は「デフォルト」では「AIO」のホースがファンに干渉するためラジエーターはファンに対して下側になります。

DSC01944.jpg
サイドパネルは「空冷クーラー」を使用するならば「上ガラス、下メッシュ=デフォルト」のままがバランスが良いです。

「AIO」を使用する場合は「VGA側」を上下とも「メッシュパネル」にしたほうがシステム全体の冷却性能がバランス良くキープできます。

本体サイズが(D) 342mm x (W) 170mm x (H) 250mm と非常にコンパクトながら「ストレージ」が最大4基も拡張できるので「メインPC」や「サーバー」としても、お使いいただけます。

ここまではメリットばかりですが「Q58」の最大のデメリットは「320mm」のVGAが入らないことです。

「Lian Li Q58」の公式HPでは「角度を調整」すれば「320mm」までサポートを謳っていますが、やはり入らないです。

公式HPにて320mmのVGAを換装する手順など説明動画があれば納得するのですが見当たりません。

たとえ無理やり押し込んで「RX6900XT」を換装できたとしても「無傷」で取り付け取り外しは難しいと思います。

筆者個人の感想を言えば「320mmVGA」さえ換装できれば文句なしの最高のPCケースだと思います。

良かったところ


❶コンパクトなPCケースながらストレージは最大4基搭載できる。

特に気に入った点はフロントパネルの裏は「カートリッジ交換」のように抜き差しが簡単なので使用頻度が高くなりそうです。

❷PC構成によってサイドパネルの組み合わせは自由自在です。

❸寒い時期の影響もありますがサイドパネルを閉めても冷却性能は、そこそこ冷えます。

残念な点、注意する点


❶「RX6900XT=320mm」のVGAが入らない。

感覚としては全長は最大「315mm」くらいだと思います。

❷冷却性能は優れますが「騒音」は気になります。

理由はラジエーターに対しファンを下に設置すると「AIOホース」が干渉します。(デフォルト)

❸各ネジの品質があまり良くないです。

数か所ですが「バリ処理」が甘いところがありました。

総評


ハイエンドゲーミングPCの構築が可能なコンパクトケース「Lian Li Q58」はVGAサイズ「320mm」を超えない範囲であれば最高に良くまとまったPCケースだと思います。

小さくても僅かなデッドスペースを見逃さない緻密な設計は本当に素晴らしいです。

今後は「フロントI/O」の薄型を改善、改良してほしいです。

よって「Lian Li Q58」はバージョンを重ねながら完成を目指してほしいです。

11月にはインテル社より次世代CPU「Alder Lake=12X00シリーズ」が発売される予定です。

マザーボードからメモリ(DDR5)まで大きく規格が変わります。

この機会に初自作PCにチャレンジする方もアップグレードする方にもケースを新調するタイミングです。

小型ハイエンドゲーミングPCケース「Lian Li Q58」は、いかがですか?


お目通し戴き、ありがとうございました。

AD: N.K

LIANLI Q58-B-3 ブラック Mini-ITX PCケース 3スロットサイズの大型GPU搭載可能 PCIe 3.0対応ライザーケーブル付属 SFX電源/ATX電源搭載可能 LED/ FAN HUB付属 Q58-3-BLACK 日本正規代理店品




主な仕様


本体サイズ‐(D) 342mm x (W) 170mm x (H) 250mm

関連商品


NZXT H510 Flow Black ミドルタワーPCケース CA-H52FB-01 CS8264



SilverStone SilverStone ALTA G1M ブラック スタック効果設計 Micro-ATX タワーケース ALG1MB SST-ALG1MB 【日本正規代理店品】




トレンドアイテム

 

転生したらスライムだった件(19) (シリウスコミックス)



Pokémon LEGENDS アルセウス -Switch (【早期購入特典】プロモカード「アルセウスV」 ×1 同梱)




お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます


LIANLI Q58

レビューはこちら




SSUPD mini-ITXフォームファクタ対応 ATX/SFX電源搭載可能 メッシュパネル PCケース MESHLICIOUS BLACK 日本正規代理店品

レビューはこちら


Razer Tomahawk Mini-ITX ミニタワー型 ゲーミング PCケース 強化ガラス仕様 Chroma RGB対応 【日本正規代理店保証品】 RC21-01400100-R3M1

レビューはこちら




LOUQE Ghost S1 Mk III (Ash) Mini-ITX コンピューターケース

レビューはこちら


Cooler Master MasterBox NR200P ホワイト Mini-ITX/DTX PCケース 強化ガラスパネル付属 SFX電源対応 CS7903 MCB-NR200P-WGNN-S00

レビューはこちら



LINKUP ウルトラ PCIe 4.0 X16ライザーケーブル[x570 RX5700XTテスト済み] Twin-axial 垂直GPUマウント ゲーム用PCI Express 第4世代 2020 | ユニバーサル90度ソケット{25 cm} 3.0 第3世代と互換性あり

レビューはこちら


RAIJINTEK 両サイドに強化ガラスを装備したアルミニウム外装のMini-ITXマザー対応PCケース 0R20B00097 (OPHION)

レビューはこちら



NZXT H210i mini-ITXケース RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ Black & Black ] CA-H210I-B1

レビューはこちら



DANCase 容量7.2Lのコンパクト筐体に295mmのグラフィックカードが搭載可能なMini-ITX用ケース A4-SFX v4 Black 日本正規代理店品

レビューはこちら




NZXT New H-Series H200i White [ Mini-ITX ケース ] CA-H200W-WB

レビューはこちら


IN WIN 150W電源搭載 アルミシェルフロント採用 Mini-ITXケース Chopin-Black (型番:IW-BQ696B)

レビューはこちら