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2018年03月02日
方便品第二 仏子と言われた舎利弗
仏子と言われていた舎利弗がそれほど反抗的でもないに関わらずなぜか釈迦は驚かせるほど激しく舎利弗を叱っています。
一体、これはどういうことなのでしょう?
今日の章は方便品だけあって釈迦は舎利弗が思い切って自分の考えを主張出来るように皆の前で思いやって上手く演出したのではないのかと思えてきました。
とかく、舎利弗は法華経の中では最も出しゃばった見栄っ張りな性質のように終始描かれていますが、本来の舎利弗は釈迦の最も古くからの弟子であり、考えが巧妙で説得力のある他の四大弟子とは対比的にかなり自己主張の少ない素直過ぎる弟子だったのかもしれませんね。
イッキイッキと、道行く大衆の前でも居酒屋の前で派手に囃し立てて騒いでいる現代の若い大学生たちが何であるか?やっと解かってきたような気がします。中年以降の歳取った私たちにとっては自制や自立心が足らなすぎるのかと思われてしまいますね。
(ぶっけん成安田)
https://jouan167.jimdo.com/buddha1102/
タグ:法華経方便品第二