2018年03月15日
従地涌出品第十五 司法・行政と弥勒・文殊の関係?
昨日の安楽行品では文殊師利法王子菩薩、そして今日の従地涌出品では弥勒菩薩が登場しています。
この二人の菩薩とも最初の序品で登場して以来、ここで初めて再登場してきたようです。
ところでこの品で弥勒菩薩はいきなり釈迦仏の次に作仏するように授記されていることが他の諸仏から発表されます。
これは大変不思議なことです。
私は弥勒菩薩の性質は何だかイエス・キリストに似た存在イメージのように感じていたのですが、それはどうやら違っていたように今日初めて思えてきました。
そもそもイエス・キリストに似たタイプとはどんな人物だろうと思うのですが、どうやら世界的には司法裁判官のようなイメージに感じられるのではないでしょうか?
ところがそれも違うようなのです。
また、何となくビートルズのジョン・レノンのような人物像かとも思えます。
ジョン・レノンと言えばちょっと若く亡くなったわけですが、それが私にはイエス・キリストとどうもイメージがダブってしまうのです。
故ジョン・レノンなどは非常に女性などには弱く、とても裁判官として他人を裁くタイプではなかったように思えてくるのです。それと、イエス・キリストも恐らく同じでしょう。
それに対し、弥勒菩薩は全く違います。
法華経の中ではとかく一番自惚れが強く他者へ疑い深い性質タイプとして描かれています。
いわゆる、不良役なのでしょうか?
弥勒菩薩は特に釈迦仏に対して唯一、他の菩薩とは異なり反抗的な意見を投げかけていますし、天上界という諸天神の住む世界の中で多くの遊女に囲まれて過ごすという描写もなされています。
釈迦仏はそのような弥勒菩薩を次の仏の引き継ぎ者として認めているということに大きな疑問が湧いてくるのです。
国の悪化の責任を持っているのが釈迦仏のように思えてきてしまいますが・・
どうやら仏の下の世界の菩薩修行者の中には司法・行政の性質区分が描かれているようでもあり、弥勒菩薩や文殊師利菩薩は現代の国づくりにどのような影響力を持っているのかが興味深くなってくるところです。
(ぶっけん成安田)
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タグ:従地涌出品第十五
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