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2018年12月21日
【父親に読ませて！】わかってほしい。母親の育児ストレスを和らげる方法。
妻の一言に対して、どの立場で返答すると良いのか
「最近、
タロウに対してすぐイライラしちゃうねん。
言いたくないんやけど言わなできへんし・・・
めっちゃストレスたまってる」
※関西弁なのは
我が家が大阪だからなのでお許しあれ。
奥さん、
こんな一言、夫に言いますよね？
旦那さん、
こんな一言、妻から出てきますよね？
ここでの対応方法によっては、夫婦喧嘩勃発。
戦争開始！ドカーン！ってなっちゃいます。
例えば、
「ストレスって言うても、家におるだけやん。
毎週ドラマ観る時間あるねんから贅沢言うなや」
カッチーン！！！
ドカーン！！！
ですよね・・・
ここまでひどくないとしても、
「イライラするんやったらほっとけや」
あの・・・
ほっといたら何も進まないんですが・・・
「普段、何も見てないから
そんなこと言えるんやー！」
ドカーン！！！
ですよね・・・
いやぁ、ほんと、
妻の一言に対する返しって難しい。
難しいというかきちんと返そうと思うと奥が深い。
上の返答例2つはどちらも、
相手の一言に対して、
自分側に立って返答しています。
そう、ポイントはココです！
どちら側に立っているか。
相手側か、自分側か、第三者側か。
これに関しての答えは1つです。
ずばり、相手側に立ちましょう！
自分側に立つと喧嘩になります。
対立しやすいのです。
第三者側に立つと、
「子育ては両親でするもんやねん！
お客さん目線か！？
テレビで野球観戦しとるんとちゃうねん！」
となります。
妻側に立つとなぜうまくいくのか
なぜ相手側に立つかというと、
妻は共感を求めているからです。
ピクスタ株式会社が運営するサービス「fotowa」（フォトワ）が
行ったアンケート調査（対象563名）によると、
約87%の妻が育児ストレスを抱えていて、
ストレスを感じたときに最も得たい反応は、
「共感してもらうこと」67%
「頑張りを認めてもらうこと」61.3%
だということがわかりました。
※調査概要
調査対象：20～30代の既婚者で子どもを持つ男女
調査方法：インターネットによるアンケート調査「Fastask」（株式会社ジャストシステム）
回答者数：563名
（20代284名、30代279名/男284名、女279名）
調査期間：2017年9月14日～9月15日
ということで、基本的には、
相手の目を見て、想いを受け止めて、
「わかるわー。腹立つよなぁ」
という共感と
「大変な中ほんまいつもありがとう。
おかげで助かってるわ」
という承認＆感謝。
これがとっても大切です。
これだけでも家庭はうまくいくんじゃないか！？
というぐらい大切です。
妻が癒されることで、こどもへの言葉も変わり、
子どもも変わり、ストレスが軽減されていく。
このループができれば最高ですね。
とはいえ、この共感＆承認＆感謝だけでは、
状況が改善されない！
ということもありますよね？
そこで、大切になってくるのが次です！
「具体的な解決策を提示」
これが無いと、
妻は夫に子育ての相談をしなくなっていきます。
※これは完全に私が聞く範囲の印象ですが。
「だって相談しても、
全然こどものことわかってないもん。
やから、もうあんまり話してないわ」
という感じで、今日あったことを話はするけど、
相談はしないという人がけっこういます。
でもでもでもでも
それじゃダメですよね！
じゃあ
「具体的な解決策」っていったい何やねん？！
それを具体的に言えよ！
ってことだと思うので、言いますよ～
具体的な改善策を考えれて初めて一緒に子育てができる！
例えば
7:50には家を出ないといけないのに、
用意をしている間に、遊びだしたり
ゆっくり着替えたりして、間に合わない。
間に合わないから、
「着替えなさい！」
「そんなことしてる場合じゃないでしょ！」
「用意はできたの！？」
と1分毎に怒らないといけない。
はぁー思い返すだけでもため息がでます。
こんな状況に対して、夫が
「ほんならほっとけばいいやん」
と言って「ほっておく」を試したとします。
ほぼ100%遅刻します。
そして
「あんたの言う通りやっても全然あかんやん！」
と夫の信頼が落ちてしまうのです。
ああ・・・悲しい・・・
こんな場合、もう少し深掘りして考えてみます。
どういう状況になれば妻は助かるのでしょうか。
怒らないで済むのでしょうか。
自分で時間を見て、間に合うように用意してくれる
これですよね！
この姿を引き出すにはどうしたらいいか
という風に考えましょう。
私ならこう試します。
「7:40までは何も言わないよ。
でもね、7:40を過ぎたら
タロウのできてないところを
どんどん言うからね。
言われてできる子と自分でできる子
どっちになりたい？」
と言ってみます。
7:40時点では結局できないでしょう。
でも少なくともそこまでは
怒らないで済みます。
そして7:40になったら7:40までの
過ごし方を冷静に振り返ります。
「着替えに10分かかったけど、
もっと早くできないかな？」
「行く用意には水筒の準備も必要だね。
今日は忘れてたね。」
という具合です。
7:40からは大急ぎで一緒に手伝って
7:50に間に合わせます。
翌日は朝に落ち着いた1分を設けて、
「昨日はどうして間に合わなかったか
思い出そう。」といって振り返らせます。
そう、今日の改善点は
・着替えのスピード
・水筒を準備すること
です。
改善点が明確だから自分で改善できたかわかります。
7:40になったらまた冷静に振り返りましょう。
面倒に見えるかもしれないけど、
早い子なら、これを1週間積み重ねるだけで、
自分で見通しをもって
準備できる子になれちゃいます。
逆にこういった積み重ねが無いと、
その場その場でずーっと指示を出し続ける
怒りんぼお母さんになっちゃいます。
ね！どうですか？
具体的な改善策でしょ？
夫の役割は、ここまで一緒に妻と考えること。
妻に共感し、承認し、感謝する
それが一番大事なんだけど、
そこからさらに、改善策を妻と一緒に、
いや、妻よりも一生懸命考えること。
さらに良いのは、自分が試してみること。
うまくいかないとしても2人で一緒に悩んでいくことが大事！
尊敬する先生に言われたことがあります。
「誰でも子育ては未経験。
子どもが8歳なら子育て歴は8年。
だけどね。
8歳の子どもを育てるのは1年目でしょ。
誰でも最初は未経験なのよ。
だから苦労するの。
だからみんなで支えあって育てていくのよ。
あなたも私もこどもも一緒に育っていこうね。」
教育は共育
子育てに直接かかわる時間は妻の方が多いとしても
どれだけ深く考えたかに関しては夫の方が深い。
ぐらいのバランスが丁度よいのかもしれませんね。
この記事を読んでくれたお母さんの皆さん。
お父さんに読ませてあげてください。
この記事を読んでくれたお父さんの皆さん。
お互い似たような苦労をしていると思います。
共にがんばっていきましょう！
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