缶コーヒーは危険?カゼインNaや環境ホルモンについて
2014年03月26日
寒いときには、何故か無性に缶コーヒーが飲みたくなるんですよね
色々インターネットを見てると、あまり健康によくないのではないかなっていう気もするんですが、つい飲んでしまいます
本当に缶コーヒーは危険なのか
専門家というわけではないのですが、いくつかそう言われる原因として考えらているところを見ていこうと思います。
ボクはブラックをあまり飲まないので、普通のミルクや砂糖の入ったもので調べてみました
缶コーヒーの原材料
【コーヒー】
これはただのコーヒーですね。コーヒー自体が健康にいいのかどうかは賛否両論といったところですが、カフェインが多く含まれている以外は問題ないと思います。
-----------------------------
【砂糖】
これもただの砂糖ですね。ですが量が問題です。
通常の缶コーヒーで角砂糖4個分
微糖でも角砂糖2個分の量が入っているそうです。
一日に何杯も飲むのは健康にはよくなさそうですね
-----------------------------
【全粉乳/脱脂粉乳】
これはミルクの部分です。牛乳から水分を抜いて粉にしたものですね。これは特に問題はなさそう?
-----------------------------
【乳化剤】
モノグリセリドやカラギーナンといった、油分との分離を防いだり、防腐、沈殿防止の用途で使われているもののようです。
界面活性剤と同義語なので、食品に入れることを認められてるとはいっても、あまり気分のいいものではないですね。
カラギーナンについては世界で意見が分かれており、アカゲザルに対して、体重1kg当たり、50,200,500mgを数年間投与したりエサに入れて与えたところ、
衰弱、食欲の欠乏、軟便慢性の腸の不調が見られたという報告もあって、健康によくないと言う人もいるようです。
------------------------------
【カゼインNa】
カゼインナトリウムと読みます。
「第七版 食品添加物公定書解説書」というものに、動物に対して体重1kg当たり500mgの量を5日間連続で経口投与した場合に半数が命に関わると推測されるというようなことが書いてあるそうです
用途としては、乳化剤と同じように溶けにくいものを溶けやすくしたりする安定剤として使われているみたい。
塩と同じで大量に摂取すると危ないというだけで、実際に缶コーヒーに入っている量であれば影響はないもののようです。
-------------------------------
【香料】
香りをつけるためのものですね
正確な成分はわかりませんが、焙煎豆などから抽出した高密度のエッセンスなんかをベースに、複数の合成香料を組み合わせたりするようです。
やはり添加物という点では乳化剤とあまり変わりません。
-------------------------------
原材料については、添加物が多く、中には多量摂取で危険な物質はあるけども、糖分が異常に多い以外は、ただちに健康に影響が出るものではないということでしょうか
缶コーヒーの容器や取扱い
【取扱い】
やはり飲み物なので、品質保持期限というものがあります。
缶コーヒーの常温での品質保持期限は、製造から1年間だそうですが、加熱すると、2週間まで縮みます。
しかし、この期間はメーカーが販売側に求めているものでしかなく、2週間したら破棄なんていう強制力はないそうです。
・・・つまり、自動販売機で温めている缶コーヒーは、もうどのくらい温められているかわからないし、2週間過ぎて品質が下がったものは、冷やしてアイス缶コーヒーとして売っているような話も見ました。
温めたら中の成分も変質するでしょうし、これが健康にいいとは言えないと思いますね
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【容器】
そして容器です。缶コーヒーの缶の部分のことです。
これは缶コーヒーに限ったことではなく、対策していない缶類全般に言えることなのですが、内容物の腐食や変色を防ぐために、エポキシ樹脂というプラスチックの原料にも使われているものが塗られているようなのです。
この内部のエポキシ樹脂から、ビスフェノールAという環境ホルモンが出ることが分かっています。
このビスフェノールAが体内に入ったときに神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発といった症状が認められたという報告が海外ではあるそうです。
実際に海外では乳児や幼児への影響の可能性を考慮して、エポキシ樹脂が使われている哺乳瓶を使ってる保護者へのアドバイスなども行っていて
・ 熱湯を使うとビスフェノールAがより速く移行するので、熱湯を注ぎ込まないこと。
・ 心配ならば、他にも多くの材質のものが販売されていて、代替えが可能であること
ただ厚生労働省は現行の規定値以下では成人への影響は無いものと考えているようす。
流通している商品から発生するビスフェノールAは、規定値よりはるかに下回るが、妊娠されている方は気を付けるようにと公表しています。
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長くなりましたが、結論としては缶コーヒーより、自分で淹れて飲んだほうがいいですよということなんでしょうね
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2014年03月26日
寒いときには、何故か無性に缶コーヒーが飲みたくなるんですよね
色々インターネットを見てると、あまり健康によくないのではないかなっていう気もするんですが、つい飲んでしまいます
本当に缶コーヒーは危険なのか
専門家というわけではないのですが、いくつかそう言われる原因として考えらているところを見ていこうと思います。
ボクはブラックをあまり飲まないので、普通のミルクや砂糖の入ったもので調べてみました
缶コーヒーの原材料
【コーヒー】
これはただのコーヒーですね。コーヒー自体が健康にいいのかどうかは賛否両論といったところですが、カフェインが多く含まれている以外は問題ないと思います。
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【砂糖】
これもただの砂糖ですね。ですが量が問題です。
通常の缶コーヒーで角砂糖4個分
微糖でも角砂糖2個分の量が入っているそうです。
一日に何杯も飲むのは健康にはよくなさそうですね
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【全粉乳/脱脂粉乳】
これはミルクの部分です。牛乳から水分を抜いて粉にしたものですね。これは特に問題はなさそう?
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【乳化剤】
モノグリセリドやカラギーナンといった、油分との分離を防いだり、防腐、沈殿防止の用途で使われているもののようです。
界面活性剤と同義語なので、食品に入れることを認められてるとはいっても、あまり気分のいいものではないですね。
カラギーナンについては世界で意見が分かれており、アカゲザルに対して、体重1kg当たり、50,200,500mgを数年間投与したりエサに入れて与えたところ、
衰弱、食欲の欠乏、軟便慢性の腸の不調が見られたという報告もあって、健康によくないと言う人もいるようです。
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【カゼインNa】
カゼインナトリウムと読みます。
「第七版 食品添加物公定書解説書」というものに、動物に対して体重1kg当たり500mgの量を5日間連続で経口投与した場合に半数が命に関わると推測されるというようなことが書いてあるそうです
用途としては、乳化剤と同じように溶けにくいものを溶けやすくしたりする安定剤として使われているみたい。
塩と同じで大量に摂取すると危ないというだけで、実際に缶コーヒーに入っている量であれば影響はないもののようです。
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【香料】
香りをつけるためのものですね
正確な成分はわかりませんが、焙煎豆などから抽出した高密度のエッセンスなんかをベースに、複数の合成香料を組み合わせたりするようです。
やはり添加物という点では乳化剤とあまり変わりません。
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原材料については、添加物が多く、中には多量摂取で危険な物質はあるけども、糖分が異常に多い以外は、ただちに健康に影響が出るものではないということでしょうか
缶コーヒーの容器や取扱い
【取扱い】
やはり飲み物なので、品質保持期限というものがあります。
缶コーヒーの常温での品質保持期限は、製造から1年間だそうですが、加熱すると、2週間まで縮みます。
しかし、この期間はメーカーが販売側に求めているものでしかなく、2週間したら破棄なんていう強制力はないそうです。
・・・つまり、自動販売機で温めている缶コーヒーは、もうどのくらい温められているかわからないし、2週間過ぎて品質が下がったものは、冷やしてアイス缶コーヒーとして売っているような話も見ました。
温めたら中の成分も変質するでしょうし、これが健康にいいとは言えないと思いますね
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【容器】
そして容器です。缶コーヒーの缶の部分のことです。
これは缶コーヒーに限ったことではなく、対策していない缶類全般に言えることなのですが、内容物の腐食や変色を防ぐために、エポキシ樹脂というプラスチックの原料にも使われているものが塗られているようなのです。
この内部のエポキシ樹脂から、ビスフェノールAという環境ホルモンが出ることが分かっています。
このビスフェノールAが体内に入ったときに神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発といった症状が認められたという報告が海外ではあるそうです。
実際に海外では乳児や幼児への影響の可能性を考慮して、エポキシ樹脂が使われている哺乳瓶を使ってる保護者へのアドバイスなども行っていて
・ 熱湯を使うとビスフェノールAがより速く移行するので、熱湯を注ぎ込まないこと。
・ 心配ならば、他にも多くの材質のものが販売されていて、代替えが可能であること
ただ厚生労働省は現行の規定値以下では成人への影響は無いものと考えているようす。
流通している商品から発生するビスフェノールAは、規定値よりはるかに下回るが、妊娠されている方は気を付けるようにと公表しています。
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長くなりましたが、結論としては缶コーヒーより、自分で淹れて飲んだほうがいいですよということなんでしょうね
【このカテゴリーの最新記事】
色々インターネットを見てると、あまり健康によくないのではないかなっていう気もするんですが、つい飲んでしまいます
本当に缶コーヒーは危険なのか専門家というわけではないのですが、いくつかそう言われる原因として考えらているところを見ていこうと思います。
ボクはブラックをあまり飲まないので、普通のミルクや砂糖の入ったもので調べてみました
缶コーヒーの原材料【コーヒー】
これはただのコーヒーですね。コーヒー自体が健康にいいのかどうかは賛否両論といったところですが、カフェインが多く含まれている以外は問題ないと思います。
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【砂糖】
これもただの砂糖ですね。ですが量が問題です。
通常の缶コーヒーで角砂糖4個分
微糖でも角砂糖2個分の量が入っているそうです。
一日に何杯も飲むのは健康にはよくなさそうですね
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【全粉乳/脱脂粉乳】
これはミルクの部分です。牛乳から水分を抜いて粉にしたものですね。これは特に問題はなさそう?
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【乳化剤】
モノグリセリドやカラギーナンといった、油分との分離を防いだり、防腐、沈殿防止の用途で使われているもののようです。
界面活性剤と同義語なので、食品に入れることを認められてるとはいっても、あまり気分のいいものではないですね。
カラギーナンについては世界で意見が分かれており、アカゲザルに対して、体重1kg当たり、50,200,500mgを数年間投与したりエサに入れて与えたところ、
衰弱、食欲の欠乏、軟便慢性の腸の不調が見られたという報告もあって、健康によくないと言う人もいるようです。
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【カゼインNa】
カゼインナトリウムと読みます。
「第七版 食品添加物公定書解説書」というものに、動物に対して体重1kg当たり500mgの量を5日間連続で経口投与した場合に半数が命に関わると推測されるというようなことが書いてあるそうです
用途としては、乳化剤と同じように溶けにくいものを溶けやすくしたりする安定剤として使われているみたい。
塩と同じで大量に摂取すると危ないというだけで、実際に缶コーヒーに入っている量であれば影響はないもののようです。
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【香料】
香りをつけるためのものですね
正確な成分はわかりませんが、焙煎豆などから抽出した高密度のエッセンスなんかをベースに、複数の合成香料を組み合わせたりするようです。
やはり添加物という点では乳化剤とあまり変わりません。
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原材料については、添加物が多く、中には多量摂取で危険な物質はあるけども、糖分が異常に多い以外は、ただちに健康に影響が出るものではないということでしょうか
缶コーヒーの容器や取扱い【取扱い】
やはり飲み物なので、品質保持期限というものがあります。
缶コーヒーの常温での品質保持期限は、製造から1年間だそうですが、加熱すると、2週間まで縮みます。
しかし、この期間はメーカーが販売側に求めているものでしかなく、2週間したら破棄なんていう強制力はないそうです。
・・・つまり、自動販売機で温めている缶コーヒーは、もうどのくらい温められているかわからないし、2週間過ぎて品質が下がったものは、冷やしてアイス缶コーヒーとして売っているような話も見ました。
温めたら中の成分も変質するでしょうし、これが健康にいいとは言えないと思いますね
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【容器】
そして容器です。缶コーヒーの缶の部分のことです。
これは缶コーヒーに限ったことではなく、対策していない缶類全般に言えることなのですが、内容物の腐食や変色を防ぐために、エポキシ樹脂というプラスチックの原料にも使われているものが塗られているようなのです。
この内部のエポキシ樹脂から、ビスフェノールAという環境ホルモンが出ることが分かっています。
このビスフェノールAが体内に入ったときに神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発といった症状が認められたという報告が海外ではあるそうです。
実際に海外では乳児や幼児への影響の可能性を考慮して、エポキシ樹脂が使われている哺乳瓶を使ってる保護者へのアドバイスなども行っていて
・ 熱湯を使うとビスフェノールAがより速く移行するので、熱湯を注ぎ込まないこと。
・ 心配ならば、他にも多くの材質のものが販売されていて、代替えが可能であること
ただ厚生労働省は現行の規定値以下では成人への影響は無いものと考えているようす。
流通している商品から発生するビスフェノールAは、規定値よりはるかに下回るが、妊娠されている方は気を付けるようにと公表しています。
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長くなりましたが、結論としては缶コーヒーより、自分で淹れて飲んだほうがいいですよということなんでしょうね
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