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 屋根裏に子供部屋が、小さい頃の思い出・・・ 沢山の思い出が、大冒険の始まりの予感が!
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2009年10月13日
将机!
 おはようございます。

今日は、将机!です。

前回に引き続き中学の技術の時間の思い出の作品です。

私が通っていた頃の中学では、なぜか大工道具があったのです。

今では珍しく道具袋があり中にはのこぎり・かんな・金槌・のみ・キリ・

折尺・くぎ抜き・金切りのこに至るまで一通りの大工道具を

購入した記憶があるのです。

道具袋には学年と氏名を書く欄があり、かなり本格的なものだったのです。

当時の中学には技術家庭の授業があることは前回も少しお話をしましたが

色々な作品を制作したのです。

その中の一つに『将机』があったのです。

昔の風景、戦国時代のドラマなどでは出てくる松明の明かりのもと

将軍たちが座り戦略会議をしている陣営、その座っている椅子こそ『将机』と

呼ばれるものでそれを作成したのです。

以前のお話にもたびたび出てきた材木工場があったように地域では

こうした取り組みがあったのかも知れません。

小さい頃から材木工場へ切れ端をもらいにゆき、工作に予断がなかったのも

こうした環境からだったのでしょう。

大工道具の一揃えを持っているとは言え、まだのこぎりすら触ったこともない

生徒もたくさんおり授業も一苦労。

切てはいけない部分を切ることもたびたびで、切っている最中に間違いにきずく

なんて事もあり、そのつど技術の先生から指導を受け手直しをするのです。

気の切りくずを集め木工用ボンドと混ぜ「とのこ」と称しては

傷口を埋める作業に懸命になったことも、中にはイスの周りが穴だらけで

どの穴に鉄の棒を通すか判らないほど沢山の穴を開けた学生もいるほど、

中にはその大きな穴を埋めるのに「とのこ」のほか、木の円筒を作る生徒まで

しかし、だんだんと形になるにつれ製作の作業も楽しさを増してくるのです。

中には早く完成して授業中その将机に座る生徒もいて、

その姿は何処となく将軍に見えることも・・・・・

なんとも偉そうででも、作品が仕上がっている以上、

座っても叱られることもなく、うらやましく思う事もある。

座る部分に張る布の長さも適度な長さになっているもの、そうでないものは、

座っても何処となく背伸びをしたように滑稽な感じに見える人、

また、長すぎてふんぞり返りまるでバカ殿様のように見える人、

出来た作品にもいろいろな個性があり

楽しく感じる授業であったことを覚えているのです。

今では中学の後輩の当たる学生の通学姿に道具袋が見えないことを

まわりの人たちはきずいているのだろうか?

当時の技術の楽しさを実際に感じた私はさびしく感じるのです。

土曜日の休みもいい面が沢山ある、それと比例してさびしく感じるものも

多くなったのではないでしょうか?

夏休みの宿題にのこぎりで木材を切って工作する姿が

地域から消えたように感じるのです。





 明日は、チリ取り!です。





 では、また。

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Posted by ビギン at 09:56 | 昔を散策 | この記事のURL
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