Best Smile - Ring of all -

トム・ハンクス主演の映画『インフェルノ』を観てきたので感想と
無料視聴する方法をこっそり教えます。

無料視聴にはコツがいるんです。

さて映画自体は、
最初から最後までジェットコースターのごとく
めまぐるしい展開と各登場人物の思惑が交錯し、
あっという間の2時間で、めちゃめちゃ楽しめました！


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映画『インフェルノ』予告編



人類は滅びる
全てはお前次第だ。

強力なキャッチコピーと共に

いきなり人類の絶望なる地獄から始まるこの作品。

おぞましい疫病に侵され
ゾンビのように徘徊する人々

街は焼き爛れ、
悪夢のような地獄絵図。

一気に引き込まれた。

この地獄のような世界が「インフェルノ（地獄）」で、
主人公ロバート・ラングドン（トム・ハンクス）が止めようとしている未来。

対して、ゾブリスト（ベン・フォスター）が掲げる思想である。

ゾブリストは人類の人口爆発的増加を懸念し
このままでは人類は100年後に滅ぶから、解決策として
人類の半数を滅ぼしてしまおうと計画します。

ものすごーく自分勝手な考えですが、
実際に人口増加問題は問題になっています。

人類は加速度的に人口を増やしており、
地球上の物資を食い尽くしてしまうという問題です。

ゾブリストの演説は、確かに説得力があり
その思想に引き込まれてしまうだけのものがあります。

そういえば、

アニメですが、機動戦士ガンダムでも
増えすぎた人口問題の解決策として、
宇宙にコロニーを作ったという設定だったなーと。

だからと言って、
人間が人間を粛清するとかは
おかしなことだと私は思います。

ゾブリストの思想は一見まとものようで、
考えさせられるものではあります。


それにしても「インフェルノ」では、
YoutubeとかG-maiとかググるとか
普通に普段使っている言葉が出てくるのが、
非常にリアリティのある感じだった。

様々な芸術作品も出てくるのがこのシリーズの特徴で
観ているだけでも楽しめる要素がいっぱいですね。

詩人ダンテの叙事詩「神曲」＜地獄篇インフェルノ＞とか
ベネチアやフィレンツェやイスタンブールなど
観光地が目白押しです。

そう言えば、シリーズ作品でもそうでした。

ダ・ヴィンチの名画に隠された謎が世界中で
一大センセーションを巻き起こした

ダ・ヴィンチ・コード




ヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号を解き
秘密結社イルミナティの陰謀に迫った

天使と悪魔



観てると実際に観光に行きたくなる(笑)



インフェルノでは、

ドローンとか出てくるし、
最新の技術と、中世ヨーロッパの芸術の融合で
織りなすメロディってのかな。

映像は迫力あるし、綺麗だし、
それだけでも映画館で観る価値は有りましたね。

肝心の物語ですが、
ラングドン教授が病院のベッドで重症をおっている状態から始まる。

一時的な記憶障害にも陥っているようで、
観ている側として、どうしてそうなったーと興味が引かれる。

そんな状態の最中

突如、警察官の女性が襲ってくるわけだ。

もうパニックだよね。

でも、アレもコレも全て実は仕組まれた事だって
後で分かるんだけど、マジかよと！

あの組織半端ねーと(笑)

登場人物の思惑とか交差しまくりで、
二転三転しちゃうのは心が揺さぶられまくった。

例えば、
ラングドン教授と共に謎を追う女医
シエナ（フェリシティ・ジョーンズ）の心の動き
葛藤は必見ですね。




初めての罪に心を痛めていたかと思うと、
最後にはマジかよという展開で、

最初の伏線はなるほどこれかと。

そう、伏線と言えば本当に多い。

インフェルノの地獄映像の中にも、
ラングドン教授の記憶のヒントとなるものが
色々と出て来るし、

実はラングドン教授がウィルスに感染？
ブシャール（オマール・シー）は実は・・・とか。

あとで色々繋がるから
ホントに目が離せない。

隅々まで回収してくれますので、
たっぷり堪能してほしいですね。


ダンテの謎の核心にドンドン近づいていく
全体の流れは秀逸だと思いますし、

途中途中の駆け引きや登場人物の思惑や葛藤。

最後のアクションシーンはヒヤヒヤしますし、
非常に見応えがありました。

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