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2019年08月24日
小惑星リュウグウ着陸機の最新画像、惑星形成解明への手掛かりに
小惑星リュウグウ着陸機の最新画像、惑星形成解明への手掛かりに
https://www.afpbb.com/articles/-/3241036
【8月23日 AFP】地球近傍小惑星「リュウグウ(Ryugu)」の組成に関する新たな手掛かりを得たとする研究論文が、23日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。着陸探査機によって撮影された写真が手掛かりをもたらしたという。今回の研究で得られた知識は、太陽系の形成について理解するための助けとなる。
リュウグウ表面の写真を撮影したのは、ドイツとフランスが開発した小型探査機「マスコット(MASCOT)」。靴箱ほどの大きさだというマスコットは2018年10月3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」から分離され、地球と火星の間の軌道上にある直径約900メートルの小惑星リュウグウに着陸した。
リュウグウの重力は地球の6万6500分の1と小さく、車輪で前進するとマスコットの機体が宇宙空間に浮き上がってしまう恐れがあった。そのため、重さ10キロのマスコットは車輪の代わりに、箱型の機体に取り付けられた金属製のスイングアーム(振り子)を動かすことで生じる微小な推進力を利用し、小惑星の表面を跳ねて移動した。
マスコットは、リュウグウの表面で温度測定や写真撮影を行った。写真からは、小惑星の表面が2種類の岩や岩塊で覆われていることが見て取れた。カリフラワーに似たもろい表面を持つ黒っぽくて粗いものと、白っぽくて滑らかなものの2種類だ。
研究論文の筆頭執筆者で、ドイツ航空宇宙センター(DLR)のラルフ・ジャウマン(Ralf Jaumann)氏は、AFPの取材に対し「興味深いのは、リュウグウが何らかのすさまじい過程を経た生成物であることが実際に示されていることだ」と語った。
リュウグウについて研究チームは、衝突によって壊れてばらばらになった後に重力で再結合した2つの親天体の「子ども」であると考えられると指摘している。
別の仮説もある。それは、天体の衝突が起き、内部に温度と圧力が異なる状態が形成された結果、2種類の物質が生成された可能性があるとするものだ。
また今回、岩の多くに青や赤の小さな「包有物」が含まれていたことも分かった。岩の形成時に内部に閉じ込められた物質で、その特徴は地球上で発見される希少な始原的隕石(いんせき)の「炭素質コンドライト」に極めてよく似ているという。「この物質は原始的な物質だ。すなわち、原始太陽系星雲(太陽系の惑星を形成した星間塵(じん)や星間ガスの雲)に存在していた原初の物質だ」と、ジャウマン氏は説明している。
はやぶさ2は採取した表面物質のサンプルを最終的に地球に持ち帰る予定だが、マスコットの観測はこの物質の原初の地質学的産状、すなわち物質が温度変化や風化にどの程度さらされているかに関する情報を提供する。
これがなぜ重要なのか──。ジャウマン氏は次のように説明する。
「惑星が最初期にどのように形成されたかについては、まだ分かっていない」
「これを解明するには、このような小天体に行く(必要がある)。惑星形成の最初の1000万年〜1億年を理解するために、惑星の進化の歴史の最初から存在するこれらの原始的天体に行くわけだ」 (c)AFP
AFP
via AFPBB News アクセスランキング http://www.afpbb.com/
August 24, 2019 at 07:25AM
https://www.afpbb.com/articles/-/3241036
【8月23日 AFP】地球近傍小惑星「リュウグウ(Ryugu)」の組成に関する新たな手掛かりを得たとする研究論文が、23日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。着陸探査機によって撮影された写真が手掛かりをもたらしたという。今回の研究で得られた知識は、太陽系の形成について理解するための助けとなる。
リュウグウ表面の写真を撮影したのは、ドイツとフランスが開発した小型探査機「マスコット(MASCOT)」。靴箱ほどの大きさだというマスコットは2018年10月3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」から分離され、地球と火星の間の軌道上にある直径約900メートルの小惑星リュウグウに着陸した。
リュウグウの重力は地球の6万6500分の1と小さく、車輪で前進するとマスコットの機体が宇宙空間に浮き上がってしまう恐れがあった。そのため、重さ10キロのマスコットは車輪の代わりに、箱型の機体に取り付けられた金属製のスイングアーム(振り子)を動かすことで生じる微小な推進力を利用し、小惑星の表面を跳ねて移動した。
マスコットは、リュウグウの表面で温度測定や写真撮影を行った。写真からは、小惑星の表面が2種類の岩や岩塊で覆われていることが見て取れた。カリフラワーに似たもろい表面を持つ黒っぽくて粗いものと、白っぽくて滑らかなものの2種類だ。
研究論文の筆頭執筆者で、ドイツ航空宇宙センター(DLR)のラルフ・ジャウマン(Ralf Jaumann)氏は、AFPの取材に対し「興味深いのは、リュウグウが何らかのすさまじい過程を経た生成物であることが実際に示されていることだ」と語った。
リュウグウについて研究チームは、衝突によって壊れてばらばらになった後に重力で再結合した2つの親天体の「子ども」であると考えられると指摘している。
別の仮説もある。それは、天体の衝突が起き、内部に温度と圧力が異なる状態が形成された結果、2種類の物質が生成された可能性があるとするものだ。
また今回、岩の多くに青や赤の小さな「包有物」が含まれていたことも分かった。岩の形成時に内部に閉じ込められた物質で、その特徴は地球上で発見される希少な始原的隕石(いんせき)の「炭素質コンドライト」に極めてよく似ているという。「この物質は原始的な物質だ。すなわち、原始太陽系星雲(太陽系の惑星を形成した星間塵(じん)や星間ガスの雲)に存在していた原初の物質だ」と、ジャウマン氏は説明している。
はやぶさ2は採取した表面物質のサンプルを最終的に地球に持ち帰る予定だが、マスコットの観測はこの物質の原初の地質学的産状、すなわち物質が温度変化や風化にどの程度さらされているかに関する情報を提供する。
これがなぜ重要なのか──。ジャウマン氏は次のように説明する。
「惑星が最初期にどのように形成されたかについては、まだ分かっていない」
「これを解明するには、このような小天体に行く(必要がある)。惑星形成の最初の1000万年〜1億年を理解するために、惑星の進化の歴史の最初から存在するこれらの原始的天体に行くわけだ」 (c)AFP
AFP
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August 24, 2019 at 07:25AM
2019年08月23日
ビンラディン息子の死亡、米国防長官が確認
ビンラディン息子の死亡、米国防長官が確認
https://www.afpbb.com/articles/-/3240991
【8月23日 AFP】マーク・エスパー(Mark Esper)米国防長官は21日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)創設者の故ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者の息子で、同容疑者の後継者と目されていたハムザ・ビンラディン(Hamza bin Laden)容疑者が死亡したことを認めた。
エスパー氏は同日夜の米FOXニュース(Fox News)の番組に出演した際、ハムザ容疑者が死亡したのかと問われ「私はそのように理解している」と返答。さらに「その件についての詳細は知らない。知っていたとしても、ここでどの程度共有できるか分からない」と述べた。
米メディア各社は今月初め、米情報当局者の話として、ハムザ容疑者が米国の関与した軍事作戦によってここ2年の間に殺害されたと報じた。だがドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領や政府高官らは報道の真偽について確認を避けていた。
ハムザ容疑者は30歳前後とみられ、ウサマ・ビンラディン容疑者の子ども20人のうちの15番目で、同容疑者の3人目の妻の息子。米国務省は、ハムザ容疑者に関する情報提供に懸賞金をかけると発表した際、同容疑者が「アルカイダの指導者として頭角を現している」と指摘していた。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 06:27PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3240991
【8月23日 AFP】マーク・エスパー(Mark Esper)米国防長官は21日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)創設者の故ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者の息子で、同容疑者の後継者と目されていたハムザ・ビンラディン(Hamza bin Laden)容疑者が死亡したことを認めた。
エスパー氏は同日夜の米FOXニュース(Fox News)の番組に出演した際、ハムザ容疑者が死亡したのかと問われ「私はそのように理解している」と返答。さらに「その件についての詳細は知らない。知っていたとしても、ここでどの程度共有できるか分からない」と述べた。
米メディア各社は今月初め、米情報当局者の話として、ハムザ容疑者が米国の関与した軍事作戦によってここ2年の間に殺害されたと報じた。だがドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領や政府高官らは報道の真偽について確認を避けていた。
ハムザ容疑者は30歳前後とみられ、ウサマ・ビンラディン容疑者の子ども20人のうちの15番目で、同容疑者の3人目の妻の息子。米国務省は、ハムザ容疑者に関する情報提供に懸賞金をかけると発表した際、同容疑者が「アルカイダの指導者として頭角を現している」と指摘していた。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 06:27PM
世界タンゴ選手権、ロシア男性出場者が女性パートナーを殴り失格
世界タンゴ選手権、ロシア男性出場者が女性パートナーを殴り失格
https://www.afpbb.com/articles/-/3240971
【8月22日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催されていた「世界タンゴ選手権(World Tango Championships)」で、ロシアペアの男性出場者が女性パートナーに暴力を振るったとして失格になっていたことが分かった。主催者が21日、明らかにした。
失格になったのは、20日の準決勝に出場していたロシアペアの男性出場者。2人は夫婦だという。
匿名の関係者によると、主催者は同男性出場者の暴力行為を非難するとともに、被害者を保護し男性出場者の出場資格剥奪を決定したという。
「被害申し立ての意思を示していない女性のプライバシー保護」の観点から、ロシアペアの氏名は公表されていない。
同関係者の話では、女性の出場資格は剥奪されていないものの、パートナーがいないため出場不可能になったとされる。
タンゴ界における男性優位の風潮の是正を求めるフェミニスト団体は、問題のロシア人男性がパートナーを殴打するのを複数の人が目撃しているとして、事件を非難した。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 05:23PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3240971
【8月22日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催されていた「世界タンゴ選手権(World Tango Championships)」で、ロシアペアの男性出場者が女性パートナーに暴力を振るったとして失格になっていたことが分かった。主催者が21日、明らかにした。
失格になったのは、20日の準決勝に出場していたロシアペアの男性出場者。2人は夫婦だという。
匿名の関係者によると、主催者は同男性出場者の暴力行為を非難するとともに、被害者を保護し男性出場者の出場資格剥奪を決定したという。
「被害申し立ての意思を示していない女性のプライバシー保護」の観点から、ロシアペアの氏名は公表されていない。
同関係者の話では、女性の出場資格は剥奪されていないものの、パートナーがいないため出場不可能になったとされる。
タンゴ界における男性優位の風潮の是正を求めるフェミニスト団体は、問題のロシア人男性がパートナーを殴打するのを複数の人が目撃しているとして、事件を非難した。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 05:23PM
米、韓国に「強い懸念」表明 日本との情報協定破棄受け
米、韓国に「強い懸念」表明 日本との情報協定破棄受け
https://www.afpbb.com/articles/-/3240989
【8月23日 AFP】韓国政府が日本との軍事情報共有協定の破棄を発表したことを受け、米国は22日、「強い懸念と失望」を表明した。日本と韓国の間では、貿易・外交上の対立が激化の一途をたどっている。
米国防総省のデーブ・イーストバーン(Dave Eastburn)報道官は声明で、「国防総省は、韓国が日本と結んでいた軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の更新を文(在寅、ムン・ジェイン、Moon Jae-in)政権が差し控えたことに対し、強い懸念と失望の意を表明する」と述べた。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 01:23PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3240989
【8月23日 AFP】韓国政府が日本との軍事情報共有協定の破棄を発表したことを受け、米国は22日、「強い懸念と失望」を表明した。日本と韓国の間では、貿易・外交上の対立が激化の一途をたどっている。
米国防総省のデーブ・イーストバーン(Dave Eastburn)報道官は声明で、「国防総省は、韓国が日本と結んでいた軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の更新を文(在寅、ムン・ジェイン、Moon Jae-in)政権が差し控えたことに対し、強い懸念と失望の意を表明する」と述べた。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 01:23PM
陸上自衛隊、富士山東麓で「総合火力演習」の予行演習
陸上自衛隊、富士山東麓で「総合火力演習」の予行演習
https://www.afpbb.com/articles/-/3240969
【8月22日 AFP】陸上自衛隊は22日、静岡県御殿場市の東富士演習場で「富士総合火力演習」の予行演習を実施した。富士山東麓にある演習場での予行演習には自衛隊の戦車や装甲車、ヘリコプター、水陸両用車などが参加した。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 01:23PM
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【8月22日 AFP】陸上自衛隊は22日、静岡県御殿場市の東富士演習場で「富士総合火力演習」の予行演習を実施した。富士山東麓にある演習場での予行演習には自衛隊の戦車や装甲車、ヘリコプター、水陸両用車などが参加した。(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 01:23PM
【検証】アマゾン火災、無関係の写真がネットの怒り煽る
【検証】アマゾン火災、無関係の写真がネットの怒り煽る
https://www.afpbb.com/articles/-/3240994
【8月23日 AFP】ブラジル北部のアマゾン(Amazon)熱帯雨林でここ数週間にわたり広がる火災を写したとされる写真がソーシャルメディア上で拡散しているが、写真の大半は数十年前に撮影されたものや、さらにはブラジル以外の国で発生した火災を写したものであることが、AFPの検証により明らかになった。
ソーシャルメディアのユーザーらは、ハッシュタグ「#PrayforAmazonas(アマゾナスに祈りを)」を用い、世界最大の熱帯雨林であるアマゾンで今年1月〜8月に森林火災が急増したことを示す公式統計について怒りを表明している。
以下は、AFPのファクトチェック部門が検証した写真の一部。
■苦しむ動物たち
1. シェア件数が特に多かった写真の一つに、息絶えたように見える赤ちゃんを抱くサルの写真(A)がある。だが、この写真は2017年にインド人のカメラマン、アビナッシュ・ロディー(Avinash Lodhi)氏がジャバルプル(Jabalpur)で撮影したもの(B)だった。ロディー氏は英紙テレグラフ(Telegraph)に対し、写真の赤ちゃんは倒れ掛かっていただけだったと説明している。
A. https://perma.cc/83R2-N9YK
B. http://u.afp.com/JB9d
2. ひどいやけどをしたウサギの写真(A)はさまざまな投稿で使われたが、このウサギはアマゾンの火災で被害を受けたわけではなく、2018年11月にカルフォルニア州ウールジー(Woolsey)で起きた火災から逃れようとしていた。
A. https://perma.cc/X3BB-NRHH
B. https://perma.cc/92NL-CFB6
■燃え広がる炎
1. 焼野原となった森林の中に立つ1本の気を写した画像(A)は、アマゾンで撮影された。ただ、これはロイター通信(Reuters)のカメラマン、ブルーノ・ケリー(Bruno Kelly)氏が2017年8月4日、ブラジル環境・再生可能天然資源院(IBAMA)が「緑の波作戦(Operation Green Wave)」と銘打って行った野焼きの現場で撮影したものだった。
A. https://perma.cc/C3MP-5S46
B. http://u.afp.com/JB9W
2. 別の画像(A)には、森林の広範囲が火に包まれ、大量の煙が立ち上る様が写っている。しかしこれは、1989年に撮影されたものだった。米俳優のジェイデン・スミス(Jaden Smith)さんは21日、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントでこの写真を共有し、100万件以上の「いいね」を集めた(B)。画像は写真通信社シパ・プレス(Sipa Press)のカメラマンが撮影し、後に写真通信社レックス・フィーチャーズ(Rex Features)が取得しており、2007年には英紙ガーディアン(Guardian)が掲載したアマゾン森林伐採に関する記事で使用された(C)。
A. https://perma.cc/EK7N-5VPJ
B. https://perma.cc/EK3B-S8MS
C. http://u.afp.com/JB9e
3. 地上で撮影されたこの写真(A)は、アマゾンの木々を火が包み込んでいく様子を写している。しかしこれは、ゲッティイメージズ(Getty Images)のカメラマン、マリオ・タマ(Mario Tama)氏が2014年11月22日に同国北東部マラニョン(Maranhao)で撮影したものだ。
A. https://perma.cc/T327-7GJQ
B. http://u.afp.com/JB9Z
(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 12:40PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3240994
【8月23日 AFP】ブラジル北部のアマゾン(Amazon)熱帯雨林でここ数週間にわたり広がる火災を写したとされる写真がソーシャルメディア上で拡散しているが、写真の大半は数十年前に撮影されたものや、さらにはブラジル以外の国で発生した火災を写したものであることが、AFPの検証により明らかになった。
ソーシャルメディアのユーザーらは、ハッシュタグ「#PrayforAmazonas(アマゾナスに祈りを)」を用い、世界最大の熱帯雨林であるアマゾンで今年1月〜8月に森林火災が急増したことを示す公式統計について怒りを表明している。
以下は、AFPのファクトチェック部門が検証した写真の一部。
■苦しむ動物たち
1. シェア件数が特に多かった写真の一つに、息絶えたように見える赤ちゃんを抱くサルの写真(A)がある。だが、この写真は2017年にインド人のカメラマン、アビナッシュ・ロディー(Avinash Lodhi)氏がジャバルプル(Jabalpur)で撮影したもの(B)だった。ロディー氏は英紙テレグラフ(Telegraph)に対し、写真の赤ちゃんは倒れ掛かっていただけだったと説明している。
A. https://perma.cc/83R2-N9YK
B. http://u.afp.com/JB9d
2. ひどいやけどをしたウサギの写真(A)はさまざまな投稿で使われたが、このウサギはアマゾンの火災で被害を受けたわけではなく、2018年11月にカルフォルニア州ウールジー(Woolsey)で起きた火災から逃れようとしていた。
A. https://perma.cc/X3BB-NRHH
B. https://perma.cc/92NL-CFB6
■燃え広がる炎
1. 焼野原となった森林の中に立つ1本の気を写した画像(A)は、アマゾンで撮影された。ただ、これはロイター通信(Reuters)のカメラマン、ブルーノ・ケリー(Bruno Kelly)氏が2017年8月4日、ブラジル環境・再生可能天然資源院(IBAMA)が「緑の波作戦(Operation Green Wave)」と銘打って行った野焼きの現場で撮影したものだった。
A. https://perma.cc/C3MP-5S46
B. http://u.afp.com/JB9W
2. 別の画像(A)には、森林の広範囲が火に包まれ、大量の煙が立ち上る様が写っている。しかしこれは、1989年に撮影されたものだった。米俳優のジェイデン・スミス(Jaden Smith)さんは21日、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントでこの写真を共有し、100万件以上の「いいね」を集めた(B)。画像は写真通信社シパ・プレス(Sipa Press)のカメラマンが撮影し、後に写真通信社レックス・フィーチャーズ(Rex Features)が取得しており、2007年には英紙ガーディアン(Guardian)が掲載したアマゾン森林伐採に関する記事で使用された(C)。
A. https://perma.cc/EK7N-5VPJ
B. https://perma.cc/EK3B-S8MS
C. http://u.afp.com/JB9e
3. 地上で撮影されたこの写真(A)は、アマゾンの木々を火が包み込んでいく様子を写している。しかしこれは、ゲッティイメージズ(Getty Images)のカメラマン、マリオ・タマ(Mario Tama)氏が2014年11月22日に同国北東部マラニョン(Maranhao)で撮影したものだ。
A. https://perma.cc/T327-7GJQ
B. http://u.afp.com/JB9Z
(c)AFP
AFP
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August 23, 2019 at 12:40PM
2019年08月22日
「ひんやり?」 猫も水浴び、熱波のウクライナ
「ひんやり〜」 猫も水浴び、熱波のウクライナ
https://www.afpbb.com/articles/-/3240879
【8月22日 AFP】熱波に見舞われたウクライナの首都キエフで21日、独立広場(Independence Square)の噴水で、ずぶ濡れになって水浴びをする猫の姿が見られた。(c)AFP
AFP
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August 22, 2019 at 06:23PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3240879
【8月22日 AFP】熱波に見舞われたウクライナの首都キエフで21日、独立広場(Independence Square)の噴水で、ずぶ濡れになって水浴びをする猫の姿が見られた。(c)AFP
AFP
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August 22, 2019 at 06:23PM
アマゾンやMSが「殺人AI開発で世界を危険に」 調査報告
アマゾンやMSが「殺人AI開発で世界を危険に」 調査報告
https://www.afpbb.com/articles/-/3240874
【8月22日 AFP】米インターネット通販大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)や米IT大手マイクロソフト(Microsoft)、米半導体大手インテル(Intel)といった世界有数のハイテク企業が、「殺人ロボット」の開発に関与して世界を危険にさらしているとする調査報告書が今週、発表された。
調査はオランダのNGO「パクス(Pax)」がハイテク産業の主要企業を対象に、自律型致死兵器に対する企業姿勢を問うたもの。殺人可能な人工知能(AI)に適用できる技術を開発しているか、AI兵器関連の軍事プロジェクトに携わっているか、AI兵器分野へは今後関与しないと約束しているか、の3点について、12か国50社をランク付けした。
「マイクロソフトやアマゾンのような企業はなぜ、大きな論争の的となっているこれらの兵器を開発していることを否定しないのか。こうした兵器は、人間の直接の関与なしに自己決定に基づいて人々を殺害できてしまう」と、報告書をまとめたフランク・シュライパー(Frank Slijper)氏は述べている。
AIを搭載した兵器システムが攻撃目標を自律的に選択・攻撃できるようになる点をめぐっては近年、倫理的な観点から議論が活発になっている。AI兵器は国際安全保障を脅かし、火薬、原子爆弾に次ぐ「第3の戦争革命」をもたらすと警鐘を鳴らす声もある。
今回の調査で「最善の事例」とされたのは、兵器システムへのAI使用を自粛する指針を昨年発表した米グーグル(Google)や、ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」で知られるソフトバンクグループ(SoftBank Group)など7社。残る企業は22社が「中度の懸念」に、21社が「大きな懸念」に分類された。
100億ドル(約1兆600億円)相当といわれる米国防総省のクラウドコンピューティング契約への入札で話題を呼んだアマゾンとマイクロソフトは、いずれも「大きな懸念」に分類された。また、米中央情報局(CIA)の後援で「戦闘地域で兵士が行う分析をリアルタイムで支援する」AIシステムを開発したベンチャー投資企業を前身とするパランティア(Palantir)も「大きな懸念」とされた。(c)AFP/Issam AHMED
AFP
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August 22, 2019 at 06:23PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3240874
【8月22日 AFP】米インターネット通販大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)や米IT大手マイクロソフト(Microsoft)、米半導体大手インテル(Intel)といった世界有数のハイテク企業が、「殺人ロボット」の開発に関与して世界を危険にさらしているとする調査報告書が今週、発表された。
調査はオランダのNGO「パクス(Pax)」がハイテク産業の主要企業を対象に、自律型致死兵器に対する企業姿勢を問うたもの。殺人可能な人工知能(AI)に適用できる技術を開発しているか、AI兵器関連の軍事プロジェクトに携わっているか、AI兵器分野へは今後関与しないと約束しているか、の3点について、12か国50社をランク付けした。
「マイクロソフトやアマゾンのような企業はなぜ、大きな論争の的となっているこれらの兵器を開発していることを否定しないのか。こうした兵器は、人間の直接の関与なしに自己決定に基づいて人々を殺害できてしまう」と、報告書をまとめたフランク・シュライパー(Frank Slijper)氏は述べている。
AIを搭載した兵器システムが攻撃目標を自律的に選択・攻撃できるようになる点をめぐっては近年、倫理的な観点から議論が活発になっている。AI兵器は国際安全保障を脅かし、火薬、原子爆弾に次ぐ「第3の戦争革命」をもたらすと警鐘を鳴らす声もある。
今回の調査で「最善の事例」とされたのは、兵器システムへのAI使用を自粛する指針を昨年発表した米グーグル(Google)や、ヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」で知られるソフトバンクグループ(SoftBank Group)など7社。残る企業は22社が「中度の懸念」に、21社が「大きな懸念」に分類された。
100億ドル(約1兆600億円)相当といわれる米国防総省のクラウドコンピューティング契約への入札で話題を呼んだアマゾンとマイクロソフトは、いずれも「大きな懸念」に分類された。また、米中央情報局(CIA)の後援で「戦闘地域で兵士が行う分析をリアルタイムで支援する」AIシステムを開発したベンチャー投資企業を前身とするパランティア(Palantir)も「大きな懸念」とされた。(c)AFP/Issam AHMED
AFP
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August 22, 2019 at 06:23PM
米国、移民の子どもを無期限拘束へ 20日間の制限撤廃
米国、移民の子どもを無期限拘束へ 20日間の制限撤廃
https://www.afpbb.com/articles/-/3240841
【8月22日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は21日、国境地帯での不法移民取り締まりの一環として、移民の子どもの拘束期間についてこれまで課されていた厳しい法的制限を撤廃すると発表した。
米国土安全保障省(DHS)は、移民の子どもの拘束期間を20日間までに限定した1997年の法的決定「フローレス合意(Flores Settlement Agreement)」を撤廃する方針を発表。60日後に施行される新たな方針では、子どもやその家族の拘束期間に制限が設けられない。
今回の措置は、米国境管理当局に身柄を拘束された後に解放され米国内に行方をくらまそうとする移民を抑止する狙いがある。移民擁護団体や人権団体は、フローレス合意撤廃を阻止する意向を表明し、移民を粗悪に扱っているとして政府を非難した。(c)AFP/Paul HANDLEY
AFP
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August 22, 2019 at 06:23PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3240841
【8月22日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は21日、国境地帯での不法移民取り締まりの一環として、移民の子どもの拘束期間についてこれまで課されていた厳しい法的制限を撤廃すると発表した。
米国土安全保障省(DHS)は、移民の子どもの拘束期間を20日間までに限定した1997年の法的決定「フローレス合意(Flores Settlement Agreement)」を撤廃する方針を発表。60日後に施行される新たな方針では、子どもやその家族の拘束期間に制限が設けられない。
今回の措置は、米国境管理当局に身柄を拘束された後に解放され米国内に行方をくらまそうとする移民を抑止する狙いがある。移民擁護団体や人権団体は、フローレス合意撤廃を阻止する意向を表明し、移民を粗悪に扱っているとして政府を非難した。(c)AFP/Paul HANDLEY
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August 22, 2019 at 06:23PM
炎上するアマゾン、ネットで話題に ブラジル大統領はNGO非難
炎上するアマゾン、ネットで話題に ブラジル大統領はNGO非難
https://www.afpbb.com/articles/-/3240838
【8月22日 AFP】ブラジル北部のアマゾン(Amazon)熱帯雨林で起きた火災がソーシャルメディアで大きな話題を呼ぶ中、同国のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は21日、環境団体が火災を引き起こした可能性を示唆した。
ツイッター(Twitter)上では、世界最大の熱帯雨林であるアマゾンの一部に広がる火災を写したとされる写真が拡散。ハッシュタグ「#PrayforAmazonas(アマゾナスに祈りを)」は24万9000回ツイートされ、21日の世界トレンド1位となっている。あるツイッターユーザーは「私たちがどれほど成功しようと、地球が死ねば、私たちも皆死ぬ」と投稿した。
ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の発表によると、同国で今年1月〜8月に記録された森林火災は2013年以降で最多の7万3000件近くで、大半がアマゾンで起きたものだった。これに対し、2018年に起きた森林火災は計3万9759件とされる。
森林伐採の監視を担当するINPEは、ここ数か月の急激な森林伐採の増加を示す統計を公表して以降、ボルソナロ大統領の怒りを買っており、同統計はINEP所長の解任にもつながった。
火災による延焼面積は21日時点で計測不能だが、サンパウロ(Sao Paulo)含む複数の都市はここ数日、厚い煙で覆われていると伝えられており、民間航空便が航路変更を余儀なくされる事態にもなっている。
アマゾンの森林は、気候変動の抑制に重要な役割を果たすとみられている。世界自然保護基金(WWF)は、森林火災が今年急増した原因がアマゾンでの森林伐採の加速にあると批判。ボルソナロ大統領は21日、これに反論し、「こういったNGOが私とブラジル政府に対して人目を引き付けるために行った犯罪行為」が森林火災の原因かもしれないと指摘した。(c)AFP
AFP
via AFPBB News アクセスランキング http://www.afpbb.com/
August 22, 2019 at 06:23PM
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【8月22日 AFP】ブラジル北部のアマゾン(Amazon)熱帯雨林で起きた火災がソーシャルメディアで大きな話題を呼ぶ中、同国のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は21日、環境団体が火災を引き起こした可能性を示唆した。
ツイッター(Twitter)上では、世界最大の熱帯雨林であるアマゾンの一部に広がる火災を写したとされる写真が拡散。ハッシュタグ「#PrayforAmazonas(アマゾナスに祈りを)」は24万9000回ツイートされ、21日の世界トレンド1位となっている。あるツイッターユーザーは「私たちがどれほど成功しようと、地球が死ねば、私たちも皆死ぬ」と投稿した。
ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の発表によると、同国で今年1月〜8月に記録された森林火災は2013年以降で最多の7万3000件近くで、大半がアマゾンで起きたものだった。これに対し、2018年に起きた森林火災は計3万9759件とされる。
森林伐採の監視を担当するINPEは、ここ数か月の急激な森林伐採の増加を示す統計を公表して以降、ボルソナロ大統領の怒りを買っており、同統計はINEP所長の解任にもつながった。
火災による延焼面積は21日時点で計測不能だが、サンパウロ(Sao Paulo)含む複数の都市はここ数日、厚い煙で覆われていると伝えられており、民間航空便が航路変更を余儀なくされる事態にもなっている。
アマゾンの森林は、気候変動の抑制に重要な役割を果たすとみられている。世界自然保護基金(WWF)は、森林火災が今年急増した原因がアマゾンでの森林伐採の加速にあると批判。ボルソナロ大統領は21日、これに反論し、「こういったNGOが私とブラジル政府に対して人目を引き付けるために行った犯罪行為」が森林火災の原因かもしれないと指摘した。(c)AFP
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August 22, 2019 at 06:23PM