2019年06月15日
3万2000年前のオオカミの頭部、ロシアの永久凍土で発見
3万2000年前のオオカミの頭部、ロシアの永久凍土で発見
https://www.afpbb.com/articles/-/3230090
【6月14日 AFP】ロシア北極圏の永久凍土から、約3万2000年前に死んだ成体のオオカミの頭部が、ほぼ完全な状態で見つかった。研究チームが発表した。
厚い毛皮に覆われた頭部は、シベリア地方ヤクチア(Yakutia)を流れるチレフチャフ(Tirekhtyakh)川の土手で昨夏、地元住民が発見。
頭部の長さは41.5センチで、良い保存状態で脳や軟部組織、力強い歯もそろっている。
地元の古生物学者らに送られ、東京慈恵会医科大学(Jikei University School of Medicine)の研究チームと共に調査に当たった。
サハ共和国科学アカデミー(Yakutia Academy of Sciences)でマンモス研究を専門とするアルベルト・プロトポポフ(Albert Protopopov)氏は、これまで見つかっているオオカミは子どもばかりで、「今回のような発見は初めて」だとしている。
調査の結果、このオオカミは約3万2000年前、氷河時代の更新世に死んだことが示され、当時2〜4歳だったとみられるという。
プロトポポフ氏は、ロシアと日本、スウェーデンの研究チームが調査を続けているとしており、このオオカミが「独立した亜種かどうか見極めたい」と話している。(c)AFP
AFP
via AFPBB News アクセスランキング http://www.afpbb.com/
June 15, 2019 at 04:20PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3230090
【6月14日 AFP】ロシア北極圏の永久凍土から、約3万2000年前に死んだ成体のオオカミの頭部が、ほぼ完全な状態で見つかった。研究チームが発表した。
厚い毛皮に覆われた頭部は、シベリア地方ヤクチア(Yakutia)を流れるチレフチャフ(Tirekhtyakh)川の土手で昨夏、地元住民が発見。
頭部の長さは41.5センチで、良い保存状態で脳や軟部組織、力強い歯もそろっている。
地元の古生物学者らに送られ、東京慈恵会医科大学(Jikei University School of Medicine)の研究チームと共に調査に当たった。
サハ共和国科学アカデミー(Yakutia Academy of Sciences)でマンモス研究を専門とするアルベルト・プロトポポフ(Albert Protopopov)氏は、これまで見つかっているオオカミは子どもばかりで、「今回のような発見は初めて」だとしている。
調査の結果、このオオカミは約3万2000年前、氷河時代の更新世に死んだことが示され、当時2〜4歳だったとみられるという。
プロトポポフ氏は、ロシアと日本、スウェーデンの研究チームが調査を続けているとしており、このオオカミが「独立した亜種かどうか見極めたい」と話している。(c)AFP
AFP
via AFPBB News アクセスランキング http://www.afpbb.com/
June 15, 2019 at 04:20PM
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く