誰かの思い通りの人生を生きることは、とても苦しいことだと思います。
以前の記事でご紹介したアーティストのkeshaさん。
彼女は「お騒がせなパーティーガール」としてデビューし、あっという間にスターとなりました。
その当時は、確かレディ・ガガなんかが流行っていて、とにかく「派手」「破天荒」なアーティストが世に受けていた時代です。
私は、その「お騒がせ」キャラがあまり好きではなく、keshaさんの楽曲はあまり聞いていませんでした。
(今でも、「ke$ha お騒がせ」なんかで検索すると、当時の彼女の言動を見ることができます。結構ぶっ飛んでいます。)
でも、その「お騒がせ」キャラが作られたものだとしたら?
本来の自分ではない人物を、商業的な成功を目的として演じさせられていたとしたら?
そして、「お騒がせパーティーガール」として仕立てるために、彼女が身体的・精神的に虐待されていたとしたら?
そんなことを考えながら、Prayingを聴くと、胸にこみあげるものがあります。
彼女は身体的・精神的に虐待されていたとして、プロデューサーを訴えますが、敗訴しているので、本当にそういう事実があったのか真相は闇の中になっています。
しかし、最近発表された楽曲を聴くだけでも、彼女が類稀な才能に恵まれた素晴らしいアーティストである事が分かります。
(「お騒がせなパーティーガール」として売り出されていた頃の曲とは全く違っていたので、「え?これkesha?」とびっくりしました。)
今後は、色々な制約から解き放たれ、keshaさんの持つ才能を思う存分発揮して、素晴らしい作品を世に送り出してほしいと思います。
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