子供ってどうしてわがままが言えると思います?
それは親が自分を絶対に見捨てないという自信があるからです。
その自信があるからわがままを言って自分の欲望をかなえたり、負担を軽減させたりするんです。
自己愛性人格障害者も同じです。
例えば、妻に向かって「こんな豚の餌みたいな飯が食えるか!」と作った食事を投げつけてくるような夫。
もし、食事を投げつけられた妻が「あぁそうですか。」と言って荷物をまとめて出ていくようなタイプだったら、この夫はこんなことをしないでしょう。
妻が、「すみません、今すぐ作り直します。」とか言って自分の言うとおりにすることが分かっているからこんなに横柄な態度ができるのです。
つまり、母親に甘える子供と同じですね。
ターゲットは絶対に自分を見捨てられないという自信があるからこそ、あの手この手でターゲットが嫌がることをしてくるのです。
しかも、自己愛性人格障害者を観察していると、ターゲットは、自分を心地よくする義務があると思っている節があります。
どうして俺が心地よくなるために完璧にできないんだ?とか、どうして俺が考えていることが分からないんだ?とかいう感じで。
つまり、おむつが濡れて気持ち悪いのに、どうして変えてくれないんだ!と怒っている赤ん坊と同じです。
通常、愛というのはギブアンドテイクです。
愛しているからこそ、何かをしてあげたい。
愛されているからこそ、何かをしてもらえる、という感じで。
しかし、自己愛性人格障害者には、"愛しているからこそ何かをしてあげたい"という感覚がかけているのです。
共感性がうまく育たなかったせいで、他人の幸せが自分の幸せにならないんです。
だから"愛"とは自分が心地よくなること、自分が気持ちよくなること、にしか結びつかないんですね。
そして、自分のことを愛する相手は、自分を心地よくさせる、自分を気持ちよくさせる義務があると考えるんでしょうね。
「私のこと好きなんだよね?だったら私を気持ちよくさせてよ。」って感じで、おむつをしている子供から脳みそが成長してないんです。
そして、その気持ちよいという感情も、(セロトニンやオキシトシンなんかの)他者とのふれあいで生まれる温かい穏やかな気持ちよさではなく、(ドーパミンによる)勝ち負けの快感なんです。
だからモラハラして相手に罪悪感を与えたり、DVしたり、マウンティングしたりするんですねぇ。
私も以前の職場で、自己愛性人格障害者によるモラハラ被害にあいましたが、そこでつくづく実感したのは、「あぁ、主人がこういう人でなくて良かった…。」という事でした。
自己愛性人格障害者は相手好みの良い人を演じるため、結婚や出産など、ターゲットが身動き取れなくなるまで本性を表さないことが多く、見抜くのは難しいらしいのですが、あんなのと結婚したら毎日生き地獄だと思います。楽になるためにこの世からオサラバしたいくらいに。
ちなみに、私にモラハラをしてきたうんこ男は、結婚願望が強く「結婚したい結婚したい」と言っていましたが、なぜかよく女性に逃げられてしまうと悩んでいました。
逃げた女性たち、あんた達は賢い・・・。
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2017年01月29日
2017年01月20日
【モラハラ】モラハラを説明できない・・・。
久々に叔母からメールが来ました。
昔から私たち姉妹をかわいがってくれて、美人で人の話をちゃんと聞き、理解力もある大好きな叔母です。
その叔母に、最近職場でモラハラにあって大変だったんだ〜と伝えたいと思ったんですが、「モラハラって何?具体的にどんなことをされたの?」と聞かれた場合、あぁうまく伝えられないな、と思ったんです。
モラハラというのは、されることは大体常識の範囲内だし、モラハラをしてくるような人は周囲からの評価は悪くない場合が多いので、(モラハラのターゲットになったことがある人は別として、)ターゲットになったことがない人はなぜ辛いか・どのくらい辛いかがわからないでしょう。
私がモラハラや自己愛性人格障害についてつらつら書いているこのブログだって、普通の人から見れば、被害妄想の強いちょっとアブないおばさんが書いているブログだと思われたって仕方ありません。(あれ?ひょっとして皆さんそう思ってました?)
でも、まだこんな風にネットで情報を得られる時代に生まれてよかったと思うのです。
これが、何も情報が得られない時代だったら、モラハラを受けていることにまず気づかないでしょう。
不幸にもターゲットに選ばれた人は、(精神的あるいは物理的に)死ぬまで自分を責め続けるしかないと思います。
だって、モラハラをしてくる人は周りからの評価は別に悪くないし、言っていることは常識の範囲内なのです。
ただでさえ自己評価の低いことが多いターゲットは、モラハラをしてくる人間がクソ野郎だという可能性は考えもせず、ひたすらクソ野郎のストレスのゴミ箱にされ続けてしまうと思うのです。
でも、モラハラをしてくるような奴はクソ野郎なんです。
根底にある人間性は刑務所に入るような犯罪者と同じです。
ただ、自分がよく思われたいために、不特定多数の人間に対して攻撃するのではなく、ターゲットを定めピンポイントで攻撃してくるんです。
でも、モラハラをされたことがない人に、それを説明しても
「そんな人いるわけないじゃない。」とか、
「あの人に限ってそんなことあるわけないじゃない。」とか、
「自分が悪いんじゃないの?」と言われる可能性があります。
なぜなら、普通人は他人の心の動きを自分の心を基準にして考えるからです。
だから、誰か一人をターゲットにしてあることないこと言いがかりをつけ、ストレスを発散する人がいることを理解できないのです。
また、モラハラ加害者も自分がしていることを理解できません。
モラハラはしようと思ってするわけではなく、あくまでも無意識にするものだからです。
世の中には酷いことする奴がいるもんだと思う傍らで、自分がしている行為はあくまでも正しく、ターゲットには責められるべき理由があると自分さえマインドコントロールしているんです。
あぁ、なんてややこしいんでしょう・・・。
なので、今回は叔母にモラハラを理解してもらうのはあきらめることにしました。今回というか、叔母には一生理解されないかもしれません。でも、それでいいと思うのです。叔母がモラハラなどということを経験せず、幸せな一生を送ってくれるのならそれはそれで私としても幸甚ですし。
その代わり、もし今モラハラを受けていて辛いという人がいたらもう自分を責めるのはやめ、さっさと逃げて下さいと声を大にして言いたいです。
モラハラ加害者の根底にある人間性は、刑務所に入るような犯罪者と同じものなんです。
普通に道を歩いていて殴られたような場合は、加害者は警察に捕まりますが、モラハラのような犯罪は逮捕されません。
精神的にズタボロにされ、歩けなくなる前にさっさと逃げて下さい。
ナウシカ的に言うと、「みんな 必ず助ける。私を 信じて荷を捨てなさい。」ですね。
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昔から私たち姉妹をかわいがってくれて、美人で人の話をちゃんと聞き、理解力もある大好きな叔母です。
その叔母に、最近職場でモラハラにあって大変だったんだ〜と伝えたいと思ったんですが、「モラハラって何?具体的にどんなことをされたの?」と聞かれた場合、あぁうまく伝えられないな、と思ったんです。
モラハラというのは、されることは大体常識の範囲内だし、モラハラをしてくるような人は周囲からの評価は悪くない場合が多いので、(モラハラのターゲットになったことがある人は別として、)ターゲットになったことがない人はなぜ辛いか・どのくらい辛いかがわからないでしょう。
私がモラハラや自己愛性人格障害についてつらつら書いているこのブログだって、普通の人から見れば、被害妄想の強いちょっとアブないおばさんが書いているブログだと思われたって仕方ありません。(あれ?ひょっとして皆さんそう思ってました?)
でも、まだこんな風にネットで情報を得られる時代に生まれてよかったと思うのです。
これが、何も情報が得られない時代だったら、モラハラを受けていることにまず気づかないでしょう。
不幸にもターゲットに選ばれた人は、(精神的あるいは物理的に)死ぬまで自分を責め続けるしかないと思います。
だって、モラハラをしてくる人は周りからの評価は別に悪くないし、言っていることは常識の範囲内なのです。
ただでさえ自己評価の低いことが多いターゲットは、モラハラをしてくる人間がクソ野郎だという可能性は考えもせず、ひたすらクソ野郎のストレスのゴミ箱にされ続けてしまうと思うのです。
でも、モラハラをしてくるような奴はクソ野郎なんです。
根底にある人間性は刑務所に入るような犯罪者と同じです。
ただ、自分がよく思われたいために、不特定多数の人間に対して攻撃するのではなく、ターゲットを定めピンポイントで攻撃してくるんです。
でも、モラハラをされたことがない人に、それを説明しても
「そんな人いるわけないじゃない。」とか、
「あの人に限ってそんなことあるわけないじゃない。」とか、
「自分が悪いんじゃないの?」と言われる可能性があります。
なぜなら、普通人は他人の心の動きを自分の心を基準にして考えるからです。
だから、誰か一人をターゲットにしてあることないこと言いがかりをつけ、ストレスを発散する人がいることを理解できないのです。
また、モラハラ加害者も自分がしていることを理解できません。
モラハラはしようと思ってするわけではなく、あくまでも無意識にするものだからです。
世の中には酷いことする奴がいるもんだと思う傍らで、自分がしている行為はあくまでも正しく、ターゲットには責められるべき理由があると自分さえマインドコントロールしているんです。
あぁ、なんてややこしいんでしょう・・・。
なので、今回は叔母にモラハラを理解してもらうのはあきらめることにしました。今回というか、叔母には一生理解されないかもしれません。でも、それでいいと思うのです。叔母がモラハラなどということを経験せず、幸せな一生を送ってくれるのならそれはそれで私としても幸甚ですし。
その代わり、もし今モラハラを受けていて辛いという人がいたらもう自分を責めるのはやめ、さっさと逃げて下さいと声を大にして言いたいです。
モラハラ加害者の根底にある人間性は、刑務所に入るような犯罪者と同じものなんです。
普通に道を歩いていて殴られたような場合は、加害者は警察に捕まりますが、モラハラのような犯罪は逮捕されません。
精神的にズタボロにされ、歩けなくなる前にさっさと逃げて下さい。
ナウシカ的に言うと、「みんな 必ず助ける。私を 信じて荷を捨てなさい。」ですね。
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2017年01月16日
自己愛性人格障害者が自分を客観視できないわけ
先日読んだ「人を殺すとはどういうことか」という本を読んでも感じたことなのですが、反社会性人格障害や自己愛性人格障害の人というのは自分を客観視することが非常に困難です。
大体彼らは自分の欲望に忠実に行動し、何か起きても自分の都合の良いように考えます。
つまり、自己否定とか罪悪感などを感じないようにできているのです。
翻って、「客観視」というのは、いい面も悪い面も含めて自分を外側から見ることが求められます。
だから、自分に悪い面などないと思っている人は、自分を客観的に見ることができないんですね。
特に、自己愛性人格障害の人は自分をよく見せたいがために色々なことをやらかして、端から見れば「どうしてあんな恥ずかしいことができるんだろう・・・。」なんてことも多々あるわけですが、自分が見えてないなら仕方ないですね。
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大体彼らは自分の欲望に忠実に行動し、何か起きても自分の都合の良いように考えます。
つまり、自己否定とか罪悪感などを感じないようにできているのです。
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だから、自分に悪い面などないと思っている人は、自分を客観的に見ることができないんですね。
特に、自己愛性人格障害の人は自分をよく見せたいがために色々なことをやらかして、端から見れば「どうしてあんな恥ずかしいことができるんだろう・・・。」なんてことも多々あるわけですが、自分が見えてないなら仕方ないですね。
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2017年01月14日
コーピングが生まれつきできる人
人格障害や、うつ病の治療として、コーピング・マインドフルネス・認知行動療法が効果があるのだそうです。
本当にざっくりいうと、以下のような感じです。
・コーピング
嫌なことがあった時に気を紛らわせる方法をいくつも持っていること。そして、それを使って気を紛らわせることができること。
・マインドフルネス
瞑想。
・認知行動療法
何かが起きた時に自動的にうかぶ考えやイメージをポジティブなものにしていくこと。
この中で、コーピングというのは嫌なことのレベルに合わせ、いくつも持っておいた方がいいそうです。大体治療でコーピングをする場合、100個くらい考えてきてください、なんて言われることもあるそう。
例えば、コンビニで好きなお菓子が売り切れていた場合は、「多分買ったのは福山雅治さんだ」という想像をするとか。
満員電車でストレスがたまった場合は、「目の前にいるのは福山雅治さんだ」という想像をするとか。
会社で怒られた場合は、「今夜は福山雅治さんとデートだ」と想像するとか。
まぁ別に福山雅治さんでなくてもいいんですが、自分にとって小さいストレス・中くらいのストレス・大きいストレスを解消するときに気を紛らわせる方法を前もって決めておき、それを実施することによってうまく気を紛らわしていきましょう、ということだそうです。
ほら、ストレスを感じちゃうとコルチゾールが出ちゃって体に悪いでしょ?(「ストレスが原因で発症する病気」参照)それに気を取られず、うまく気を紛らわすって大事なことなんですよ。
このように、人格障害やうつ病では治療として使われているコーピングですが、これ意識せずとも自然にやっている人がいると思うんですよね。
なんでそう思ったかというと、「サウンド・オブ・ミュージック」という映画で主人公が歌う挿入歌の「My Favorite Things」。
この歌の歌詞は、「バラの上の雨露、子猫のひげ、ホカホカの毛糸の手袋。嫌なことが起きた時、私はこれらお気に入りのものを思い浮かべるの。そうすれば気分がよくなるの。」と、まさにコーピングそのものなんですよ。
「サウンド・オブ・ミュージック」は実話をもとにしているので、多分実在したマリアさんというのも気持ちの切り替えがうまいポジティブな人だったのかもしれません。
で、こんな感じで普段意識せずとも自然にコーピングが出来ている人ってストレスがたまりにくい人だと思うんですよね。
でも、いくらコーピングがうまくても、限度というものがあります。
「サウンド・オブ・ミュージック」で例えれば、トラップ大差がモラハラ男だった場合、マリアがいくらコーピングがうまくてもいずれ病むでしょう。
ある程度のストレスはコーピングやマインドフルネス、認知行動療法で改善できるかもしれませんが、根本的に環境がおかしいという場合はそこを離れるという選択も必要なんですよね。
「サウンド・オブ・ミュージック」で例えれば、マリアはモラハラトラップ一家と離れ、修道院に戻ったり、アメリカに渡って歌手になったって良いのです。
道は一つではないのです。
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本当にざっくりいうと、以下のような感じです。
・コーピング
嫌なことがあった時に気を紛らわせる方法をいくつも持っていること。そして、それを使って気を紛らわせることができること。
・マインドフルネス
瞑想。
・認知行動療法
何かが起きた時に自動的にうかぶ考えやイメージをポジティブなものにしていくこと。
この中で、コーピングというのは嫌なことのレベルに合わせ、いくつも持っておいた方がいいそうです。大体治療でコーピングをする場合、100個くらい考えてきてください、なんて言われることもあるそう。
例えば、コンビニで好きなお菓子が売り切れていた場合は、「多分買ったのは福山雅治さんだ」という想像をするとか。
満員電車でストレスがたまった場合は、「目の前にいるのは福山雅治さんだ」という想像をするとか。
会社で怒られた場合は、「今夜は福山雅治さんとデートだ」と想像するとか。
まぁ別に福山雅治さんでなくてもいいんですが、自分にとって小さいストレス・中くらいのストレス・大きいストレスを解消するときに気を紛らわせる方法を前もって決めておき、それを実施することによってうまく気を紛らわしていきましょう、ということだそうです。
ほら、ストレスを感じちゃうとコルチゾールが出ちゃって体に悪いでしょ?(「ストレスが原因で発症する病気」参照)それに気を取られず、うまく気を紛らわすって大事なことなんですよ。
このように、人格障害やうつ病では治療として使われているコーピングですが、これ意識せずとも自然にやっている人がいると思うんですよね。
なんでそう思ったかというと、「サウンド・オブ・ミュージック」という映画で主人公が歌う挿入歌の「My Favorite Things」。
この歌の歌詞は、「バラの上の雨露、子猫のひげ、ホカホカの毛糸の手袋。嫌なことが起きた時、私はこれらお気に入りのものを思い浮かべるの。そうすれば気分がよくなるの。」と、まさにコーピングそのものなんですよ。
「サウンド・オブ・ミュージック」は実話をもとにしているので、多分実在したマリアさんというのも気持ちの切り替えがうまいポジティブな人だったのかもしれません。
で、こんな感じで普段意識せずとも自然にコーピングが出来ている人ってストレスがたまりにくい人だと思うんですよね。
でも、いくらコーピングがうまくても、限度というものがあります。
「サウンド・オブ・ミュージック」で例えれば、トラップ大差がモラハラ男だった場合、マリアがいくらコーピングがうまくてもいずれ病むでしょう。
ある程度のストレスはコーピングやマインドフルネス、認知行動療法で改善できるかもしれませんが、根本的に環境がおかしいという場合はそこを離れるという選択も必要なんですよね。
「サウンド・オブ・ミュージック」で例えれば、マリアはモラハラトラップ一家と離れ、修道院に戻ったり、アメリカに渡って歌手になったって良いのです。
道は一つではないのです。
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2017年01月13日
自己愛性人格障害者は(投獄されにくい)犯罪者である。
「入門 犯罪心理学」という本を読みました。
主に、刑務所などに服役している犯罪者の心理と、その更生方法などについて書かれた本です。
その中で、犯罪行動を起こしやすい反社会性パーソナリティの人の特徴として、以下のようなものが挙げられていました。
@反社会的認知
これは、犯罪に結びつけやすい思考回路や、犯罪を肯定しやすい価値観などをいうそうです。
犯罪を犯すとき、実行することに対して無理やり自分に都合の良い言い訳を作り出し、行為を正当化します。
また、人は誰しも憧れの人に近づきたいという気持ちを持つものですが、犯罪者になるような人の場合、それ角がヤクザなど反社会的な人物である事が多く、憧れる人物の真似をしたり実際に暴力団などに入ったりすることで、犯罪を肯定しやすい価値観を強化していくそうです。
加えて、型にはまった価値観を嫌い、社会のルールを拒絶したり反抗したりしがちなのだそうです。
A反社会的パーソナリティ
これは、共感性の乏しさや冷酷さ、興奮しやすさ、攻撃性の強さ、責任感の欠如などのことをいうそうです。
自己中心的に物事を考え、他人の権利は尊重しないが、自分のこととなると些細なことでも我慢ならないのだそうです。
また、犯罪者によくみられる思考の特性として、遅延価値割引傾向というものがあるそうです。これは、人は目の前の短期的なこと/将来を見据えた将来的なことを考慮に入れて何らかの判断を下すのですが、犯罪者になるような衝動性を抑えにくい人々は将来的なメリットを割り引いて小さく見積もる傾向がある、という意味だそうです。
B生物学的特徴
攻撃性が高く、暴力的な犯罪に関わった人は、血中のテストステロン濃度が高く、セロトニン代謝物の濃度が低いのだそうです。
また、暴力的な犯罪を行った物は、安静時の心拍数や呼吸数が少ないということも際立った特徴だそうです。心拍数や呼吸数は、脳の覚醒レベルの指標なのだそうで、これが少ない人は脳の覚醒レベルが低く、脳がどろんとした状態にあるのだそうです。
これは、生物学的に言えば不快な状況であるため、覚醒させるために刺激のある行動を求めたり、暴力行為を行うのだそうです。
基本的に(投獄される犯罪者となるような)反社会性パーソナリティ障害と、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害はパーソナリティ障害として同じカテゴリであるB群(劇場型)に属するのだそうです。
※パーソナリティ障害は全部で3つのカテゴリに分かれており、ほかにはA群(奇異型)、C軍群(不安型)があるそうです。
同じB群に属するだけあって、反社会性パーソナリティ障害の特徴と、自己愛性人格障害の特徴は被る部分が多いですね。
反社会性パーソナリティ障害者と自己愛性人格障害者の一番の違いは、"誰からも褒められるような素晴らしい人物"と思われたいかどうか、なんじゃないかと思います。
自己愛性人格障害者は、"誰からも褒められるような素晴らしい人物"であろうとするため、投獄され社会的に非難を浴びるような犯罪者になるなんてまっぴらごめんなのです。
だから、表立っては暴力をふるったり犯罪を犯したりしませんが、@認知のゆがみ、Aパーソナリティの問題、B生物学的特徴は反社会性パーソナリティの人と同じようにあるので、家庭内でのDVやモラハラなど、密室で犯罪を犯そうとするんですね。しかも被害者の方が自分が悪いと思わせるマインドコントロールまで付けるという完全犯罪ぶり。
ということで、自己愛性人格障害者は法で裁かれ投獄されにくい犯罪者なので、彼らを罰するには孤独という監獄に閉じ込めるしかないんですね。
誰からも褒められず、誰とも関わることもできない、彼らが一番嫌う孤独という監獄に。
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主に、刑務所などに服役している犯罪者の心理と、その更生方法などについて書かれた本です。
その中で、犯罪行動を起こしやすい反社会性パーソナリティの人の特徴として、以下のようなものが挙げられていました。
@反社会的認知
これは、犯罪に結びつけやすい思考回路や、犯罪を肯定しやすい価値観などをいうそうです。
犯罪を犯すとき、実行することに対して無理やり自分に都合の良い言い訳を作り出し、行為を正当化します。
また、人は誰しも憧れの人に近づきたいという気持ちを持つものですが、犯罪者になるような人の場合、それ角がヤクザなど反社会的な人物である事が多く、憧れる人物の真似をしたり実際に暴力団などに入ったりすることで、犯罪を肯定しやすい価値観を強化していくそうです。
加えて、型にはまった価値観を嫌い、社会のルールを拒絶したり反抗したりしがちなのだそうです。
A反社会的パーソナリティ
これは、共感性の乏しさや冷酷さ、興奮しやすさ、攻撃性の強さ、責任感の欠如などのことをいうそうです。
自己中心的に物事を考え、他人の権利は尊重しないが、自分のこととなると些細なことでも我慢ならないのだそうです。
また、犯罪者によくみられる思考の特性として、遅延価値割引傾向というものがあるそうです。これは、人は目の前の短期的なこと/将来を見据えた将来的なことを考慮に入れて何らかの判断を下すのですが、犯罪者になるような衝動性を抑えにくい人々は将来的なメリットを割り引いて小さく見積もる傾向がある、という意味だそうです。
B生物学的特徴
攻撃性が高く、暴力的な犯罪に関わった人は、血中のテストステロン濃度が高く、セロトニン代謝物の濃度が低いのだそうです。
また、暴力的な犯罪を行った物は、安静時の心拍数や呼吸数が少ないということも際立った特徴だそうです。心拍数や呼吸数は、脳の覚醒レベルの指標なのだそうで、これが少ない人は脳の覚醒レベルが低く、脳がどろんとした状態にあるのだそうです。
これは、生物学的に言えば不快な状況であるため、覚醒させるために刺激のある行動を求めたり、暴力行為を行うのだそうです。
基本的に(投獄される犯罪者となるような)反社会性パーソナリティ障害と、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害はパーソナリティ障害として同じカテゴリであるB群(劇場型)に属するのだそうです。
※パーソナリティ障害は全部で3つのカテゴリに分かれており、ほかにはA群(奇異型)、C軍群(不安型)があるそうです。
同じB群に属するだけあって、反社会性パーソナリティ障害の特徴と、自己愛性人格障害の特徴は被る部分が多いですね。
反社会性パーソナリティ障害者と自己愛性人格障害者の一番の違いは、"誰からも褒められるような素晴らしい人物"と思われたいかどうか、なんじゃないかと思います。
自己愛性人格障害者は、"誰からも褒められるような素晴らしい人物"であろうとするため、投獄され社会的に非難を浴びるような犯罪者になるなんてまっぴらごめんなのです。
だから、表立っては暴力をふるったり犯罪を犯したりしませんが、@認知のゆがみ、Aパーソナリティの問題、B生物学的特徴は反社会性パーソナリティの人と同じようにあるので、家庭内でのDVやモラハラなど、密室で犯罪を犯そうとするんですね。しかも被害者の方が自分が悪いと思わせるマインドコントロールまで付けるという完全犯罪ぶり。
ということで、自己愛性人格障害者は法で裁かれ投獄されにくい犯罪者なので、彼らを罰するには孤独という監獄に閉じ込めるしかないんですね。
誰からも褒められず、誰とも関わることもできない、彼らが一番嫌う孤独という監獄に。
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2017年01月09日
自己愛性人格障害者はいじめ依存症
人というのは「共感力」を使用して他人の心を読みながらコミュニケーションを行います。
例えば、おいしいものを食べたらうれしい、とか、いじわるされたら悲しいとか、自分が相手の立場だったらどう思うか、というのを無意識に考えて言動します。
でも、自分と他人がある事について思うことが違っていた場合、どうでしょうか。
2008年にアメリカの心理学者ベンジャミン・レイヒーはいじめや窃盗歴のある少年たちの脳画像を調査しました。
すると、彼らは他人が苦痛を感じている映像を見た時、快感や喜びを感じていたのです。
つまり、彼らはいじめをすることで快感や喜びを感じることができるのです。
普通の人は、他人をいじめて快感など出ません。だからいじめっ子も好きでいじめているわけではないと無理やり考え、その答えを家庭環境や孤独、ストレスなどに求めようとします。ひどい場合はいじめられている子が悪いなんて言うことをいう事もあります。
人は何か問題が起きた場合、自分も同じ目に合わないように必死にその理由を追い求める習性があるのです。(重大事件が起きた時、多くの人がテレビに釘付けになるのはそのためだそうです。)
話をもとに戻すと、いじめをするような人間は、他人の苦痛が快楽なのです。気持ちよくてたまらないのです。
快感を感じるということはドーパミンが分泌されます。それは「嗜癖=依存症」というサイクルを経てさらに強い刺激を求めるようになります。
これはアルコール依存症や薬物依存症を発症するのと同じメカニズムです。
だから、いじめは酷くなることはあっても、減ることはありません。
そして、これはDVやパワハラ・モラハラでも同じなのです。
加害者は被害者が改善することや、成長することなど望んでいません。
普通の人には、「いじめ=快楽」という発想がないので、良くハラスメントを受ける原因を「自分が悪いから」とか、「自分が〇〇しなかったから」という方に求めがちですが、被害者は全く悪くないのです。
加害者は単純に被害者の苦しい、辛いという表情を見て快感を得たいだけなのです。
機会があれば、いじめをしているときの加害者の顔を見てみてください。ドーパミンが多量に分泌されているため興奮し、目がキラキラしていますから。
このように、加害者は普通じゃありません。自己愛性人格障害という人格障害者なんです。人間のクズです。
そして、自己愛性人格障害者は依存症を発症しやすいのですが、いじめをするような人はいじめ依存症なんです。
アルコール依存症の人が、アルコールを際限なく求めるのと同じで、いじめ依存症の人も、際限なく被害者をいじめます。ひどい場合は殺してしまいます。
だから、被害者は絶対に逃げてください。
彼らを自分と同じ思考回路を持つ人間だと思わないでください。
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例えば、おいしいものを食べたらうれしい、とか、いじわるされたら悲しいとか、自分が相手の立場だったらどう思うか、というのを無意識に考えて言動します。
でも、自分と他人がある事について思うことが違っていた場合、どうでしょうか。
2008年にアメリカの心理学者ベンジャミン・レイヒーはいじめや窃盗歴のある少年たちの脳画像を調査しました。
すると、彼らは他人が苦痛を感じている映像を見た時、快感や喜びを感じていたのです。
つまり、彼らはいじめをすることで快感や喜びを感じることができるのです。
普通の人は、他人をいじめて快感など出ません。だからいじめっ子も好きでいじめているわけではないと無理やり考え、その答えを家庭環境や孤独、ストレスなどに求めようとします。ひどい場合はいじめられている子が悪いなんて言うことをいう事もあります。
人は何か問題が起きた場合、自分も同じ目に合わないように必死にその理由を追い求める習性があるのです。(重大事件が起きた時、多くの人がテレビに釘付けになるのはそのためだそうです。)
話をもとに戻すと、いじめをするような人間は、他人の苦痛が快楽なのです。気持ちよくてたまらないのです。
快感を感じるということはドーパミンが分泌されます。それは「嗜癖=依存症」というサイクルを経てさらに強い刺激を求めるようになります。
これはアルコール依存症や薬物依存症を発症するのと同じメカニズムです。
だから、いじめは酷くなることはあっても、減ることはありません。
そして、これはDVやパワハラ・モラハラでも同じなのです。
加害者は被害者が改善することや、成長することなど望んでいません。
普通の人には、「いじめ=快楽」という発想がないので、良くハラスメントを受ける原因を「自分が悪いから」とか、「自分が〇〇しなかったから」という方に求めがちですが、被害者は全く悪くないのです。
加害者は単純に被害者の苦しい、辛いという表情を見て快感を得たいだけなのです。
機会があれば、いじめをしているときの加害者の顔を見てみてください。ドーパミンが多量に分泌されているため興奮し、目がキラキラしていますから。
このように、加害者は普通じゃありません。自己愛性人格障害という人格障害者なんです。人間のクズです。
そして、自己愛性人格障害者は依存症を発症しやすいのですが、いじめをするような人はいじめ依存症なんです。
アルコール依存症の人が、アルコールを際限なく求めるのと同じで、いじめ依存症の人も、際限なく被害者をいじめます。ひどい場合は殺してしまいます。
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