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2014年11月30日

【速報版】11/29(土)第38回マラソン試聴会のテーマは「LIVE」!劇場型試聴会は生き物だ!?

この週末の2日間ダイナミック・オーディオ 第38回 マラソン試聴会「LIVE」が青山 梅窓院 祖師堂(銀座線外苑前駅)で開催されている。まず初日に参加したので今夜は速報版としてレポートしようと思う。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

地上に出ると雨が降っていて会場に着いたのは11:15とちょっと遅れてしまった。しかも丁度パズドラの「超サファドラ降臨!」の時間と重なりスタミナ100を消費して2周したので入場は11時半前となった。(汗)

ここ数年全然お客様ではないが、ホームページの特別招待状を印刷して持参したところ特製布カレンダーを頂いた。「ありがとうございます。」ロビーには歴代のカレンダーが飾られており1998年から作成されていること分かる。

Part.1 11:00〜12:30 :老舗ブランドの進化と真価
 5555 4Fの天野氏はアニメ好きということでTAD-CE1(税別160万円)で「カウボーイビバップ」のOP「Tank!」や「となりの関くん」のED「Set Them Free」を流したり、VIVID AUDIO G4 GIYA(税別280万円)で「アナと雪の女王」のLPから「レット・イット・ゴー」を掛けたりとダイナミック・オーディオらしからぬ選曲が楽しめた。

この会場の広さに大音量となるとTAD-CE1のサイズだと低音が高音に負けてうるさく感じる曲もあった。G4 GIYAは音の広がりと響きが美しい。ただしアナログの場合ハムノイズがのっていることが気になった。B&W800シリーズは来年秋まで新製品は出ないと言っていたので円安が進み値上がりする前が買い時かもしれない。

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Part.2 12:45〜14:15 :豊かな響きを目指して
 PIEGA Coax 90.2(税別218万円)とAVALON acoustics TIME(780万円)でMercury Living PresenceのLPを聴いていった。

Part.3 14:30〜16:00 :音楽のエネルギーを体感する
 JBL DD67000(600万円)、MAGICO S3(320万円)、WILSON AUDIO SASHA2(440万円)でアナログとデジタル音源を聴いていった。SASHA2のヴォーカルの生々しさと音の余韻の美しさが印象に残った。先日の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER」で円安によりMAGICOは大幅値上げを予定しているとの話があったが今日はその話題は出てこなかった。

Part.4 16:15〜17:45 :BRODMANN…楽器の「鳴り」の再現へ
 BRODMANN VC7(268万円)は吸音材を一切使わずスピーカーに楽器としての響きを付加しているとの話だ。この会場の広さでは細身のスピーカーでは低音が弱く高音が耳についてしまう。

Part.5 18:00〜20:50 :LIVE at Romance
 川又店長がシステムに使用している8メートルのバランスケーブルが570万円、スピーカーケーブルが480万円に対して厚木氏のLINN KLIMAX EXAKT 350(640万円)とKLIMAX EXAKT DSM(160万円)というシステムがシンプルでコンパクトと何と魅力的に見えることか。ケーブルも普通のLANケーブルで良いのだからリーズナブルだ。(笑)

途中トラブル等もあり予定時刻から1時間近くずれこんでの終了となった。この時間からブログにまとめるのはちょっとしんどい。(汗) 雨は止んでいたが帰宅したら地元は濃霧が立ち込めていて幻想的な夜景が楽しめた。(笑)


2014年11月29日

ステレオサウンド独占販売の松田聖子「ユートピア」「SUPREME」SACD/CD ハイブリッド盤とCDを比較試聴してみた

予約しておいた松田聖子「ユートピア」「SUPREME」が11/26(水)に発送された。仕事の都合で受け取れたのは11/28(金)だ。

早速比較試聴してみた。前回同様1983/12/21購入のDIGITAL MASTERINGベストアルバム「Seiko・plaza/松田聖子」(50DH63〜64)から該当楽曲を聴く比べることにした。ボリュームはCDが-18.0dB、SACDが-24.0dBと聴感上ほぼ同じ音量に聴こえるようにした。

今まで31年前のCDと比較してきたが、収録レベルが低過ぎて微小な音が記録出来ていない感じでボリュームを上げても物足りない。

「ユートピア」はデジタル録音されているが、このSACDではアナログ76cm/秒テープの2チャンネル・マスターをDSD化している。過去の4枚に比べて音がクリアでありながらデジタル録音ぽさが薄いと感じた理由が分かり納得した。

「ユートピア」からは「セイシェルの夕陽」「小さなラブソング」「天国のキッス」「ハートをRock」「秘密の花園」の5曲を試聴した。

「セイシェルの夕陽」はイントロに入っている波の効果音がしっかりうねりながら左右を移動していることに気付いた。CDだと効果音がある程度しか分からない。

「天国のキッス」はイントロの冒頭右チャンネルで鳴る鈴の音が何と涼やかなことか。こういった細やかなアレンジの妙に気付くことが出来るのがSACD化のメリットの1つだ。

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13枚目のアルバム「SUPREME」は1986/06/01発売ということで「Seiko・plaza」に比較出来る楽曲は無い。結婚したことでアイドルとしての松田聖子に興味が無くなっていたので初試聴となる。

デジタル録音された2トラック・マスターをDSD化したこのSACDは他の5枚とは異なる音の質感だ。CDを聴き慣れた耳に分かり易いクリアでカッチリとした高音質盤となっている。知っている曲が「瑠璃色の地球」しかないが今後聴き続けて行けば親しみも湧くだろう。(笑)

最後にステレオサウンド盤のCD層の「ハートをRock」を聴いてみたが、これまでと同じく艶やかなヴォーカルとキレの良い低音はSACD層と同じだ。デジタルオーディオプレーヤーで聴く為にこのCD層をクリッピングしておきたい。

これで全6枚コンプリートとなったが、今回もパッケージメディアとして音質と意匠に満足出来た。販売枚数は分からないが、このシリーズは予想以上の好セールスを記録したのではないか。柳の下の泥鰌狙いで第2弾の発売を期待したい。その中に是非とも「Touch Me,Seiko」を含めて欲しい。この音質で「SWEET MEMORIES」や「制服」を聴ける日が来るのを楽しみに待ちたい。


2014年11月28日

【詳細版】HTJ14W『marantz SR7009で視聴するDOLBY ATOMOS DEMOのsilentは映画愛に溢れた音響効果!』

11/22(土)と23(日)の両日池袋サンシャインシティ ワールド・インポートマート5F『ホームシアタージャパン2014ウィンター』が開催された。金曜日までに仕事を片付けて2日間とも参加することが出来た。

14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第4回目は14/11/22(土) 13:30〜14:25 Room9-1:marantz SR7009 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

使用機材はAVアンプmarantz SR7009、プリメインアンプmarantz PM-14S1、BDプレーヤーDBT-3313UD、プロジェクターJVC DLA-X500R、スピーカーはB&W CM-10S2×2本、CMC2S2×1本、CM8S2×2本、イン・シーリングスピーカーCCM818×4本、サブウーファーASW-DB1×2本による7.2.4ch構成だ。PM-14S1は外部パワーアンプとして使用し、大型埋込スピーカー4器を天井スピーカーとして使う為ブース内にやぐらを組んでいた。

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 マランツとデノンのAVレシーバーはスピーカー配置の融通性が高いとの説明があった。ドルビーはトップスピーカーが無いアトモスモードを認めていないが、開発時期が早かったこの2社は通常の5.1ch構成でもアトモスのオブジェクトレンダリング処理が出来るそうだ。

まずステレオ再生の音質を聴いて欲しいとのことで1曲試聴した。
1)DSD2.8MHz「Alice/short straps」より「1.Supercar」

視聴ディスクは以下の5枚。
 1) DOLBY ATOMOS DEMOよりAMAZE TRAILER
 2) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER
 3) DOLBY ATOMOS DEMOよりsilent
 4)『アナと雪の女王』より「ありのままで」
 5) ATMOS『トランセンデンス』
 6)『ステップ・アップ4:レボリューション』
 7) ATMOS『トランスフォーマー/ロストエイジ』より船舶への急襲

「silent」は街角芸人の父と娘のショートアニメ。娘が楽器を弾くとその楽曲に合った映画のシーンに父親が遭遇すると言う映画愛に溢れた作品。オリジナルの映画の該当シーンを思い出すという楽しみ方も出来る。派手なサラウンド効果はない雰囲気重視の音作りだ。(笑)

こうして詳細版を書いていて気づいたのはデノンとマランツの視聴ディスクがほぼ同じこと。まあアトモスBDが少ないから同じソフトばかり観ることになるが、余りに何度も見ているものだからAMAZEの雷雨の後に映る川辺の岩が、空を見上げる人間の左顔の様に見えてきた。丁度左側に生えている草が髪の毛で細面の美人さんだ。どうやら4時間連続の視聴で目も頭も疲れてきたようだ。(苦笑)


2014年11月27日

【詳細版】HTJ14W『5年ぶりのAVプリIntegra DHC-80.6登場!あれ、ペアになるパワーアンプは?』

11/22(土)と23(日)の両日池袋サンシャインシティ ワールド・インポートマート5F『ホームシアタージャパン2014ウィンター』が開催された。金曜日までに仕事を片付けて2日間とも参加することが出来た。

14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第3回目は14/11/22(土) 12:30〜13:25 Room9-2:Integra DHC-80.6 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験 堀切日出晴氏だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

使用機材はAVプリアンプONKYO Integra DHC-80.6、パワーアンプPA-MC5501(B)とADM-30.1、BDプレーヤーOPPO BDP-105DJP、プロジェクターJVC DLA-X700R、スピーカーはCabasse ジャバ×2本、カブレラ×1本、MINIORCA×2本、EOLE3×8本、サブウーファーSL-D501×2本による7.2.4ch構成だ。トールボーイタイプ「ジャバ」(予価18万円)とセンタースピーカー「カブレラ」(予価13.5万円)はCabasseの新製品スピーカーだ。

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AVプリは発売してもペアとなるパワーアンプの新製品がないのはAVプリを購入する層は既にお気に入りのパワーアンプを持っていると言う前提なのだろう。

堀切氏はIntegra DHC-80.1(2009年9月発売)を使用していて5年間待った甲斐があったとDHC-80.6の導入を決定したそうだ。当モデルの特徴としてPLL(Phase Locked Loop)方式ジッタークリーナーを搭載しているのがポイントと説明した。

視聴ディスクは以下の8枚。
 1)『プロメテウス』
 2)ATMOS『トランセンデンス』(5.1chと7.2.4ch比較)
 3)ATMOS『トランスフォーマー/ロストエイジ』よりUFOからの脱出
 4)ATMOS『エクスペンタブルズ3』
 5)『ハンガー・ゲーム2』
 6)『シカゴ』より「セル・ブロック・タンゴ」
 7)『マレフィセント』より
 8)『ヒート』より空港での直接対決

DHC-80.6の実力をまず7.1chで確認して、次にアトモスソフト『トランセンデンス』を5.1chと7.2.4chで比較視聴した。電脳世界の科学者ウィルが妻に「エヴリン」と呼びかけるシーンは5.1chだとスピーカーから音が出ていると認識してしまうが、7.2.4chだとスピーカーが消え空中から声が聞こえてくる。この音場の差は大きい。

「ドルビーサラウンド(アップミックス)」について堀切氏は「ドルビーアトモスで上映された映画のBDソフトに7.1ch音声が収録されていればドルビーサラウンドモードがマッチする」と言う。確かに『ハンガー・ゲーム2』『シカゴ』『マレフィセント』は音場に3次元的な広がりが出て映像への吸引力が高まる。

なお「2D版のみになるだろうが音声マスターのある『ゴジラ』や『シカゴ』はアトモス版が発売されるだろう」とのことだ。

狭い部屋ほどアトモスを導入すべき。既に7.1chスピーカー構成ならトップミドルを追加すれば部屋の大きさを感じさせない音場が楽しめると対応AVアンプ購入を勧めていた。(笑)

私も2008年にSC-LX90を購入して早や6年、SC-LX88がHDCP2.2に対応さえしていれば今すぐにでも買い替えるのだが、あと1年我慢するか他社に浮気するか悩ましいところだ。


2014年11月26日

【詳細版】HTJ14W『DENON AVR-X7200WのドルビーアトモスはトップスピーカーCCM818×4本で迫力満点!』

11/22(土)と23(日)の両日池袋サンシャインシティ ワールド・インポートマート5F『ホームシアタージャパン2014ウィンター』が開催された。

14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第2回目は14/11/22(土) 11:30〜12:25 Room9-1:DENON AVR-X7200W 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

使用機材はAVアンプDENON AVR-X7200W、プリメインアンプmarantz PM-14S1、BDプレーヤーDBT-3313UD、プロジェクターJVC DLA-X500R、スピーカーはB&W CM-10S2×2本、CMC2S2×1本、CM8S2×2本、イン・シーリングスピーカーCCM818×4本、サブウーファーASW-DB1×2本による7.2.4ch構成だ。PM-14S1は外部パワーアンプとして使用していた。

大型埋込スピーカー4器を天井スピーカーとして使う為ブース内にやぐらを組んでいた。今回参加のメーカー内で一番気合が入っているだけあって一番トップスピーカーに迫力があった。(笑)

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11/20(木)発表されたAVR-X7200Wの世界初の視聴会で、AVR-X4100Wの視聴に来た方へのお詫びと個別対応の説明があった。デノンではドルビーアトモスをドルビーデジタル以来の革命と考えており世界初のアトモス対応AVレシーバーX5200W(海外モデル)をドルビーに10台出荷した実績があると語った。

特徴として以下の説明があった。
 1)多様なスピーカー配置に対応
 2)アンプとしての基礎体力の向上
 3)ピュアオーディオエンジニアの参加(シャーシの厚み増、パルス電源の90kHz化)

視聴ディスクは以下の6枚。
 1) DOLBY ATOMOS DEMOよりAMAZE TRAILER
 2) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER
 3) DOLBY ATOMOS DEMOよりsilent
 4)『トランセンデンス』
 5)『スカイ・クロラ』より出撃(7.2.4chと0.0.4chの比較)
 6)『ネイチャー』より火山地帯、ミノコサゴ
 7)『ステップ・アップ4:レボリューション』
 8)『トランスフォーマー/ロストエイジ』よりUFOからの脱出

フロントとリアハイトスピーカーが設置されていたが、視聴の結果トップスピーカーの方が効果が高いので今回は未使用との説明があった。

『スカイ・クロラ』では試しに他のスピーカーの音を切って0.0.4chとしてトップスピーカーのみを鳴らすと余り効果音が再生されていないことが確認出来た。その中で飛行機のエンジン音が鳴っているので上空を飛んでいる様に聴こえる訳だ。

1月の発売までに開発が間に合わないので2015年夏にはHDCP 2.2対応基板への無償交換を予定しているとのこと。30万円台の価格が掲示されていたが、この交換費用を含んでいると考えると来年夏以降の対応済みモデルは値下がりが期待出来そうだ。

ONKYO TX-NR3030が現在のフルファンクションモデルだとしたら、AVR-X7200Wは半年後の夏モデルの機能もキャッチアップ出来る可能性を買うモデルだろう。まだ試作機ということで前モデルAVR-4520からの音質の向上が感じられなかったが今後に期待だ。


2014年11月25日

【詳細版】HTJ14W『ONKYO TX-NR3030のドルビーアトモスで聴くリーフの北風は寒かった!』

11/22(土)池袋サンシャインシティ ワールド・インポートマート5Fに着いたのは10:10頃。4階で開催されている全国物産展が人気の様だ。ホームシアタージャパン会場に入るとまずぐるりと一周してブースの位置関係を確認するとRoom9-2に入った。

14回予定の「HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER 」詳細レポートの第1回目は14/11/22(土)10:30〜11:25 Room9-2:ONKYO TX-NR3030 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

使用機材はAVアンプONKYO TX-NR3030、BDプレーヤーOPPO BDP-105DJP、プロジェクターJVC DLA-X700R、スピーカーはCabasse ジャバ×2本、カブレラ×1本、MINIORCA×2本、EOLE3×8本、サブウーファーSL-D501×2本による7.2.4ch構成だ。トールボーイタイプ「ジャバ」(予価18万円)とセンタースピーカー「カブレラ」(予価13.5万円)はCabasseの新製品スピーカーだ。堀切日出晴氏が本番に備えてメーカーデモを見学していた。

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視聴ディスクは以下の4枚。
 1) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER
 2) DOLBY ATOMOS DEMOよりAMAZE TRAILER
 3) DOLBY ATOMOS DEMOよりIN THE HOME
 4) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER(7.1chと7.2.4chの比較)
 5)『ネイチャー』よりオープニング
 6)『トランスフォーマー/ロストエイジ』よりUFOからの脱出
 7)『キング・コング(2005年)』より摩天楼上の戦い
 8) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER(フロントハイト、リアハイトSPによる5.2.4ch)
 9) DOLBY ATOMOS DEMOよりLEAF TRAILER(イネーブルドスピーカー使用の7.2.4ch)
 10) DOLBY ATOMOS DEMOよりAMAZE TRAILER(イネーブルドスピーカー使用の7.2.4ch)

リーフの7.1chと7.2.4chの比較では7.1chだと当然北風や種が周囲を回るだけ。これがいつも聴いているサラウンド効果なのだが、これではアトモスの様な「北風が冷たく背中がソクッ」とするような感覚は味わえない。

5.1chソフトには既存のサラウンドモードでは使用されていないフラグがあるようでドルビーアトモスで追加された「ドルビーサラウンド」モードではそれを使い疑似アトモスにしているらしいとの話があった。『キング・コング(2005年)』はかなり「ドルビーサラウンド」にはまるソフトで、しっかり複葉機が上空を舞っていた。

ドルビー プロロジックUxやUz用にフロントハイト、リアハイトスピーカーを設定している場合、それらをトップスピーカーとして使用してもアトモスが楽しめることも分かった。

イネーブルドスピーカーからは指向性の強い高周波が出ているので直接聞かない様にと注意があった。反射音なので音像は甘くなるが十分アトモスを楽しむことが出来るので、スピーカー設置に困った場合の良い選択肢になりそうだ。

アトモス効果が高いのは天井SP、ハイトSP、イネーブルドSPの順となることを体験出来たのは有益だった。EOLE3は1.3kgだからEOLE3インシーリングアダプターEOLE3 ICADで4本天井に取り付けても大丈夫だろうか…と考えたりしている。(笑)

TX-NR3030とCabasseはアトモスシステム構築に最適な組み合わせだろう。TX-NR3030はイネーブルドスピーカー SKH-410 [ペア]付きで28万円を切った価格が提示されており、お買い得感が高い。HDCP2.2にも対応しているし購入候補としておこう。


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2014年11月24日

【速報版】11/23(日)『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』のイベントを6つハシゴしてみた

11/23(日)も『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』に行ってきた。昨日参加出来なかった各ブースを見て回った。今日は速報版として各社のイベント内容を短くまとめてみたい。

1.10:30〜11:25 Room9-2:Integra DHC-80.6 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験 堀切日出晴氏
 堀切氏は輸入盤『エクスペンタブルズ3』を使ったアトモスデモを行った。輸入盤『ハンガー・ゲーム2』は7.1ch音声収録なのでドルビーサラウンドのアップミックスの効果が高い。輸入盤『シカゴ』はアトモス音声が収録されているがドルビーの発表前だったのでフラグが無い。『ゼロ・グラビティ』はドルビーサラウンドを使っても全然音が回らないといった興味深い話が聞けた。

2.11:30〜12:25 Room3:ホームシアターでのハイレゾ導入提案 麻倉怜士氏
 ハイレゾ音源をTX-NR3030単体で鳴らす、NR3030をDACとして使いA-9000Rで鳴らす、exaSound ESD-E22を使いA-9000Rで鳴らすといった比較試聴が行われた。こうして比較するとコストの掛け方が違うだけあってAVアンプはまだピュアオーディオアンプには勝てないことを実感する。

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3.12:30〜13:25  Room7:Pioneer SC-LX88&BDP-LX88視聴
 「プロジェクターの個性をとことん引き出す!EPSON/JVC/SONYリレー視聴会」を見学しようと思っていたのだがJVCの新製品がないからなのか、がらがらだったので急遽パイオニアへ移動した。(汗)

BDP-LX91とLX88の直接対決という大変興味深い内容となっていたが、CD再生にサラウンドモードが入っていて最初からやり直したり、画質比較を始めようとしたらLX91の画がでないというトラブルが発生したりと昨日同様予定通りには行かなかった。(冷汗)

AVアンプの電源を入れ直したところHDMIのリンクが復活してデモが再開された。こうして比較視聴すると確かにLX88は音質画質ともLX91を上回っているようだ。

4.13:30〜13:55 Room3:最新ドルビーアトモス収録ソフト先行視聴会 堀切日出晴氏
 KEF R50イネーブルドスピーカーを使用した5.2.4chのドルビーアトモス構成で『トランセンデンス』と『アイ・フランケンシュタイン』を視聴した。堀切氏からは「とにかくソフトを買って下さい」とのお願いがあった。

5.14:30〜15:45 Room7:Pioneer SC-LX88&BDP-LX88 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験 麻倉怜士氏
 昨日同様立ち見となった。昨日も気になったのだが、BDP-LX88でSACDを再生する際に麻倉先生は「今月末に発売されるPineappleから赤いスイートピーをかけます」と説明したのだが、パイナップルは10月末に発売済み。

「パイオニアはコードネームスサノオのSC-LX91からデジタルアンプを…」「パイオニアはデジタルアンプの時から音場補正MCACCを開発して…」という説明も単なる勘違いだと分かっていても、現SC-LX90ユーザーで世界初のMCACC搭載に惚れ込んでアナログAVアンプVSA-AX10を購入した身として訂正したくなる。(笑)

6.15:45〜16:20 Room8:EPSON EH-TW8200 こんなに凄い!3Dホームシアターの世界
 『ボルト』『アバター』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『とびだすアニメ!! ヒピラくん』『ゼロ・グラビティ』『メリダとおそろしの森』を180インチ3Dで観る快感、その迫力!いやはや面白かった。最初どんなタイトルを上映したのか大変気になり15分遅れて参加したことを後悔した。

2日間HTJ14Wに参加してアトモスを導入する気になったものの、来年1月のCESで4K BDの仕様が発表されAVアンプに必要な機能が判明してから機種を選定して買い替えることにしようと思う。


2014年11月23日

【速報版】11/22(土)『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』のイベントを8つハシゴしてみた

11/22(土)の『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』に行ってきた。昨日の見学予定の通り各ブースを見て回った。今日は速報版として各社のイベント内容を短くまとめてみたい。

1.10:30〜11:25 Room9-2:ONKYO TX-NR3030 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 Cabasseの新製品スピーカーとしてトールボーイタイプ「ジャバ」とセンタースピーカー「カブレラ」が使用されていた。ドルビー5.1chソフトには既存のサラウンドモードでは使用されていないフラグがあるようでドルビーアトモスで追加された「ドルビーサラウンド」モードではそれを使い疑似アトモスにしているらしいとの話があった。使用していたTX-NR3030はイネーブルドスピーカー SKH-410 [ペア]付きで28万円を切った価格が提示されており安い!と思った。

2.11:30〜12:25 Room9-1:DENON AVR-X7200W 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 11/20(木)発表されたAVR-X7200Wの世界初の視聴会が行われた。1月の発売までに開発が間に合わないので2015年夏にはHDCP 2.2対応基板への無償交換を予定しているとのこと。30万円台の価格が掲示されていたが、この交換費用を含んでいると考えると来年夏以降は値下がりが期待出来そうだ。

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3.12:30〜13:25 Room9-2:Integra DHC-80.6 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験 堀切日出晴氏
 堀切氏から「ドルビーアトモスで上映された映画のBDソフトに7.1ch音声が収録されていればドルビーサラウンドモードがマッチする」「2D版のみになるだろうが『ゴジラ』や『シカゴ』のアトモス版は発売されるだろう」「Integra DHC-80.6の購入を決定しました」といった話が聞けた。

4.13:30〜14:25 Room9-1:marantz SR7009 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 マランツとデノンのAVレシーバーはスピーカー配置の融通性が高いとの説明があった。ドルビーはトップスピーカーが無いアトモスモードを認めていないが、開発時期が早かったこの2社は通常の5.1ch構成でもアトモス処理が出来るそうだ。

5.14:30〜15:25 Room7:Pioneer SC-LX88&BDP-LX88 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験 麻倉怜士氏
 前半はBDP-LX88の音質を中心の試聴を行い、後半『王様と私』の上映後『アナと雪の女王』を再生しようとしたところ映像が出なくなり10分強中断となった。原因は使用していたBDP-LX88が調子悪かったようで交換してデモが再開された。この前にSACDの「赤いスイートピー」をHDMIで再生しようとしたところノイズまみれだったので急遽アナログ接続に切り替えたが、実はこれがトラブルの前兆だったのか…。(冷汗)

6.15:30〜16:20 Room3:JVC DLA-X700R&KEF R50+ONKYO TX-NR3030 ドルビーイネーブルドスピーカーで簡単ドルビーアトモス導入 潮晴男氏
 潮氏には『ネイチャー』は面白くなかったとのこと。ドルビーの担当者に疑似アトモスモードに以前使用していた「ドルビーサラウンド」という名称を使った理由を尋ねたら「過去の話なので皆忘れていると思った」からだそうだ。(苦笑)

7.16:30〜17:20 Room2:YAMAHA RX-A3040最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 女性コンパニオンがおりイベント内容は音展2014の時とほぼ同じ。ちょっと残念だった。

8.17:30〜18:20 Room1:三菱4KレーザーテレビLCD-X65PR1イベント 堀切日出晴氏
 「Room8:EPSON EH-TW8200 こんなに凄い!3Dホームシアターの世界」に参加しようと入ったら何故か16:30から行われていた様で丁度終了。そこで急遽三菱に参加した。三菱らしい非常に凝ったテレビとなっており、スピーカーユニットには強力な磁石を使っていて時計をしたまま手に持つと時計が壊れるとのことだ。(汗)

堀切氏から「4K BDは2015年のCESで発表される。日本での発売は来年冬になるだろう。値段は未定だ」といった情報があった。

アトモス三昧で大満足だが座りっぱなしでお尻が痛くなり運動不足で体がうずうずしてしまった。本日の視聴ではTX-NR3030の音の良さが印象に残った。パイオニアはまた明日視聴しないといけないようだ。

2014年11月22日

11/22(土)の『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』の参加イベント予定を作ってみた

いよいよ11/22(土)に『HOME THEATER JAPAN 2014 WINTER』が開催される。残業して帰宅したばかりで疲れているものの「イベントスケジュール一覧」を見ているだけで気分が高揚し元気が湧いてくる気がする。(笑)

カレンダーに11/22(土)の見学予定を詰め込んでみた。

 10:30〜 Room9-2:ONKYO TX-NR3030 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 11:30〜 Room9-1: marantz SR7009 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 12:30〜 Room9-2:Integra DHC-80.6 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 13:30〜 Room9-1:DENON AVR-X4100W/AVR-X7200W 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 14:30〜 Room7:Pioneer SC-LX88&BDP-LX88 最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験 麻倉怜士氏
 15:30〜 Room3:JVC DLA-X700R&KEF R50+ONKYO TX-NR3030 ドルビーイネーブルドスピーカーで簡単ドルビーアトモス導入 潮晴男氏
 16:30〜 Room2:YAMAHA RX-A3040最新サラウンド「ドルビーアトモス」体験
 17:30〜 Room8:EPSON EH-TW8200 こんなに凄い!3Dホームシアターの世界

うーん素晴らしい。8イベント中7つでドルビーアトモス体験が出来る。混雑によってはこの通り行かないことも考えられるが、今日は早く寝て明日に備えることにしよう。(笑)

2014年11月21日

パズドラ:天ルシ耐久パで『大泥棒参上!超地獄級』ダンジョンに挑戦してみた

14/11/10(月)『大泥棒参上!』ダンジョンが出現した。手に入る「No.565 石川五右衛門」はHP20%以下で攻撃力5倍と言うリーダースキルで以前は大人気だったらしい。手駒を増やしておけば役に立つこともあるだろう。

色々なノーコンパーティを調べ自分に最適な天ルシ耐久パで『大義賊 超地獄級(テクニカル)』に挑戦した。リーダースキル闇属性HPと回復2倍の重複により53040のHPで耐える戦略だ。

 リーダー: No.1216 反逆の熾天使・ルシファー Lv.98 覚醒4
 サブ: No.190 覚醒ヘラLv.97 覚醒3、No.597 覚醒ヘラ・イースLv.98 覚醒3、No.1423 光槍の魔術神・オーディンLv.98 覚醒8、No.1100 綿津見の歌姫・セイレーンLv.98 覚醒3  Lv.最大
 フレンド: No.1216 反逆の熾天使・ルシファー Lv.97 覚醒4

戦術は非公式wikiの「攻略指南」を参考にした。
 B1:ターン数の少ない下忍を1匹ずつ、弱点属性のドロップを含めたコンボで倒す。バインドを使わせなかったので安定だった。
 B2:下忍から倒す。中忍も1匹ずつスキルを使う前に一気に倒す。
 B3:中忍を1匹ずつ一気に倒す。ここまで快調だった。

 B4:LF天ルシ、ヘラ・イース、セイレーンの4匹が2ターンバインドされてHP17964まで落ちたが回復ドロップを多く残しておき乗り切った。ギガグラ2発でミツキのHP174.6万を85.5万まで減らし、後はひたすら通常攻撃で倒す。(汗)

141121a.jpg


 B5:毎ターン1.7万のダメージを受けるので回復ドロップを消しつつ攻撃して行く。回復ドロップが不足したら防御態勢スキルを使う。HP50%程削ったところでLF天ルシが3ターンバインドされてHP17964になり、残りHP792まで追い込まれたがセイレーンとオーディンで乗り切れた。

ここまで安定していたのに55%程削ったところで回復ドロップを動かすつもりが別のドロップを動かしてしまい回復出来ずゲームオーバー。この調子ならノーコン出来ると逸る気持ちが指の動きを誤らせたのかもしれない。(苦笑)

超地獄級は確定ドロップなので魔法石1個使いコンティニューして再開。今度は落ち着いて回復して行きボスの残りHPが140万と4割を下回ったところでギガグラ->ギガグラ->明星->グングニール->明星で倒した。1時間弱で1コンテクリアとなったのは悔しいが五右衛門がHPプラス付きで手に入ったので良しとしよう。

今まで倉庫番だったセイレーンが活躍してくれたのだからスキルマにした甲斐があったというものだ。またこの経験が後に14/11/15(土)『女神降臨!』に生きた…のかも?
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バンブーヤン
2011年6月に副業のつもりでアフィリエイトを始めたものの自分の興味のまま書き散らかしてブランディングに失敗したブログです。毎日その時自分が気になったことを書いています。
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