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うつ嫁 ようやく私の母の死を受け入れ始める。

Jです。


先日、嫁が私の実家へ顔を出そうと言いだしました。
普段あまりこういうことを言わないうえに
昨年私の母が亡くなってからはあり得ないことでした。

嫁姑関係は悪くはありませんでした。
そのせいか、母が亡くなったときは具合が悪化して
何とか出席した葬儀でも倒れてしまう有り様に。

葬儀には、本人と話した結果出席となりました。
訃報の段階でもうすっかり取り乱していましたが
行かないと一生後悔すると思いまして。
現場では倒れてしまい、その後病院に直行しました。

それ以来、母の死を受け入れることができずに
なかなか私の実家へ足を向けようとしませんでした。
私の父には嫁の病状は伝えてありますので
特に何を言われるわけでもありませんでした。

その後四十九日にも行くことはなく
今年に入ってようやく線香をあげることができました。

それ以降も積極的には実家には行かずに
ウッカリ母の話をするとおいおい泣きだす始末。

これじゃまるで、自分の親が亡くなったみたいです。
実際そうなったら、いったいどうなることやら。


そんな状態の嫁でしたが、夏に盆の挨拶にも行き
何か段々吹っ切れてきたのでしょうか。
まあそれでも仏壇の前に立ったら泣いてしまうのでしょうが
それでも自分から行こうと言うなんて。

何となくですが、受け入れつつあるのかな、と。

実に、1年以上かかりました。
いや、向き合えるようになるまでもっとかかるかと思ってました。
それだけに、何だかホッとする気分です。


というわけで、最近実家はご無沙汰でしたので
距離も遠くないことだし子どもを連れて
顔を出してこようかなと思っています。




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