2017年10月11日

【オーディオ・アクセサリ・レビュー】SAEC SL-1980

■メーカー:
 SAEC(サエクコマース)

■製品名:
 SAEC SL-1980




SL-1980.JPG



※下位機種:「SAEC SL-1801」についてはこちら



ケーブルについて



■種別:ラインケーブル


■特徴:
新導体PC-Triple C導体を採用し、高い品質を保持しながら、コストパフォーマンスを追求したラインケーブルです。

■メーカーによる音質評価:
ノイズがぐっと少なくなり、楽器やボーカルの一つ一つの音がはっきり聞こえます。
重心が下がり、音の広がりが大きくなるので、ホールの広さや天井の高さを感じていただけると思います。





ケーブル詳細



■発売日:2014年10月1日

■ケーブル導体:PC-Triple C

■導体断面積:0.75Sq(mm2)

■導体絶縁体:ポリエチレン

■構造:2芯ツィスト+綿糸介在

■シールド:編組

■外皮:PVC

■ケーブル外径:Φ8mm

■ケーブル長さ:0.7m/1.2m/1.8m

■メーカー希望小売価格
0.7m:本体価格\19,000 (税別)
1.2m:本体価格\21,000 (税別)
1.8m:本体価格\23,000 (税別)

その他の長さは特注対応可能:
2.0m:本体価格\24,000 (税別)
以降\2,500/0.5m (税別)





クオリティ・レビュー総評



PC-Triple Cを採用したラインケーブルです。
メーカー評価通り、重心が下がり低域の量感がアップします。
これにより、音場が広がり音に立体感が出てきます。
音場が広がった分、余韻のような表現も加わる感じがします。
中域の埋もれがちな音が少し出てくる感じです。
これによりベースのうねりや、ドラムのバスドラムが浮き出てきます。
また躍動感が出て音が元気になる印象です。
バスドラムの解像感を伴う「ドン」という音が好みなので、このケーブルは外せません。
他のケーブルですと、他の音に埋もれがちです。
高域は粘り気が出てくる関係で、良い方向で艶が出てくる印象です。
少し線の細い高域表現です。
それでも弱音でも1音1音が確実にクリアになるので、ある程度の導入効果は感じやすいと思います。
基本的には、癖があまりなく、音場の広がりと、音の艶が出て、量感が増す印象のケーブルです。
解像感やスピード感への強化方向ではありません。

SAECに関して、管理人は音質改善のためのケーブルとしては、コストパフォーマンスが良いと考えています。
管理人のように、このケーブルだけで11セットも必要だと、SAECの価格は助かります。
他にもBDレコーダーとかDVDプレイヤーとか機材がありますが、それもこのケーブルで揃えると大変です。
※ちなみに、BDレコーダー等は、別のRCAケーブルを使っていますが・・・。

高価なケーブルが多い中、好みとのマッチングを間違えなければ、そこそこの音を出してくれます。
また、端子へかなり気持ちよく「スッ」と入るプラグといい、コレットチャック式で安定感があるのも特徴です。



ケーブル使用箇所




1.BDプレイヤー(OPPO BDP-105D JAPAN LIMITED)とAVアンプ(SONY TA-DA9100ES):フロントスピーカー2ch+7ch(合計9セット)
2.CDプレイヤー(ROTEL RCD-1570)とプリアンプ(McIntosh C50):フロントスピーカー2ch(1セット)
3.AVアンプ(SONY TA-DA9100ES)とパワーアンプ(ROTEL RB-1582 Mk2):フロントスピーカー2ch(1セット)



クオリティ・レビュー詳細



【上記1の組み合わせでのレビュー】

・BDプレイヤーとAVアンプの2ch接続の場合:
AVアンプに躍動感をもたらす方向で、中低域に粘りが出てきます。
ベースやドラムの解像感が上がります。
高域はこのケーブルの特徴が出て、少し弱めのままで線が細くなります。
イコライザーで高域を持ちあげても、線が細いので良くはなりません。
BDプレイヤーもAVアンプも解像感と音像感に振り切っている傾向があるので、厚みのある音が加わることで弾むような音になります。
高域(シ音)がうるさい場合や、音に厚みが欲しい場合は、このケーブルは向いていると思います。
ただしBDプレイヤーをAVアンプに2ch接続するケースは少ないと思いますので、普通は参考にはならないかと思います。

・BDプレイヤーとAVアンプの7ch接続の場合:
このケーブルによる広めの音場が加わり、サラウンドによる包囲感が強まります。
逃げ場がないような包囲感はかなりの効果です。
その反面、音場が強く創出されるので、センタースピーカーのセリフなどの解像感が少し負けてしまう傾向です。
マニュアル操作で、センターチャンネルの音量を上げてあげる必要があります。
サラウンドにキレや移動感を求める場合は、このケーブルではないような気がします。
一方、音場型、大型ホール風の残響を伴う包囲感の好きな方には、ピントがあっていると思います。
音像型の管理人としては、いつか余裕があれば解像感を強める方向性の、このSAECとは違うケーブルを試してみたいです。



【上記2の組み合わせでのレビュー】

・CDプレイヤーとプリアンプの2ch接続の場合:
このハードの組み合わせは、そもそもカラリとした中高域とズーンとした低域が特徴の組み合わせになります。
このケーブルによって、中域に粘りが出てきて、音に立体感が増します。
音場が広がる傾向です。
高域はあまり変化しません。
CDの音がやせている感じがする場合は、このケーブルは向いていると思います。


【上記3の組み合わせでのレビュー】

・AVアンプとパワーアンプの2ch接続の場合:
そのそもパワーアンプが無色透明な音で、AVアンプの音を増幅します。
AVアンプ内蔵のパワーアンプ部が暴れているのを、パワーアンプを使うことで制動していますが、このケーブルによって、何か音への変化はあまり感じられません。
尚、プリアンプとパワーアンプは、別途XLRケーブルを使用していますが、それに比べると、解像感と量感が劣る印象です。
これはこのケーブルの特性というよりも、バランスケーブル(XLRケーブル)とアンバランスケーブル(RCAケーブル)の特性の違いかと思います。
このパワーアンプをつなぐケーブルは、解像感とスピード感がもう少しあるケーブルのほうが良い気がします。




クオリティ・レビュー詳細2



【管理人独断レビュー】

・音場感
       狭い   ○○○●●● 広い
・音像感
       迫力   ○●●●○○ 繊細
・温度感
       クール  ○○○●●● ウォーム
・スピード感
       スロー  ○○●●○○ ファースト
・音色
       明るい  ○●●○○○ 暗い
・解像感
       シャープ ○○○●●○ マイルド
・コストパフォーマンス
       高い   ○●●○○○ 低い



※表の見方
○:非該当
●:該当
まるの数:3つが最大、2つが標準、1つはなし
まるの数は点数ではなく、どちらに寄っているかという指標



■向いている接続
・アンプとプレイヤー間の接続
・<音場型が好きな人>プリアンプ・AVアンプとパワーアンプ間の接続
・<音場型が好きな人>AVアンプとBDプレイヤー間のマルチチャンネル接続

■向いていない/他にも良い選択肢がありそうな接続
・<音像型が好きな人>プリアンプ・AVアンプとパワーアンプ間の接続
・<音像型が好きな人>AVアンプとBDプレイヤー間のマルチチャンネル接続




【ちなみに管理人の好みは】

・音場感
       狭い   ○○○●●○ 広い
・音像感
       迫力   ○○●●○○ 繊細
・温度感
       クール  ●●●○○○ ウォーム
・スピード感
       スロー  ○○○●●● ファースト
・音色
       明るい  ●●●○○○ 暗い
・解像感
       シャープ ●●●○○○ マイルド
・コストパフォーマンス
       高い   ●●●○○○ 低い



皆さんの好みはいかがでしょうか?
一度、好みを書き出してみると、自身の好みがはっきりすると思います。
その好みにあわせて、レビューを見たり、お店で視聴したりするとより製品選びが確実になっていくのではないでしょうか?

ケーブルは、視聴できるところがまずありません。
お店のシステムで使用している場合もまれです。
また貸出してくれることもありますが、いくつも候補があると、難しい場合も多いかと思います。
そうなると、メーカーの情報か、お店の意見か、アクセサリ専門誌か、たまに見かけるレビューくらいしか確かめる方法がありません。
何とか、メーカー等が主導して、視聴環境を用意してくれると良いのですが・・・。




※下位機種:「SAEC SL-1801」についてはこちら




商品ケーブル紹介



0.7m

1.2m

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