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2018年01月04日

【スピーカー・レビュー】スピーカー JBL STUDIO 220 BRN

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コピーライトマーク Harman International Japan Co.,Ltd. All rights reserved.




製品概要




種別


10cm 2ウェイ ブックシェルフ型スピーカー(スピーカー)

特徴




JBL独自のホーン技術を手軽に楽しめる最新スピーカーシステム。

「STUDIO2」シリーズは、銘機と呼ばれる数々のシステムを世に送り出してきたJBL独自のホーン技術を活かし、高い音響性能を追求しながら優れた設置性、ファニチャーライクなデザインや仕上げなど、ホームエンターテイメント用スピーカーとして求められる要素を集約したスピーカーシステムです。
ステレオシステムとしてはもちろん、マルチチャンネルシステムとして、様々なリスニング環境、多様なリスニングスタイルへの柔軟な対応を可能とする7つのモデルから製品構成されています。
STUDIO220BRNは、4インチ径PolyPlasトレードマーク(TM)コーン・ウーファーを搭載したコンパクトなブックシェルフ型システムです。
量感と共に切れのある低域、明瞭なホーンツイーターがサイズを超えた高密度なサウンドを提供します。

コピーライトマーク Harman International Japan Co.,Ltd. All rights reserved.



製品詳細



発売日


2013年

販売


2017年現在、現行品です。

メーカー希望小売価格


価格:
標準価格 ¥34,000(税抜)/ペア



仕様




形式 100mm径 2Wayブックシェルフシステム
インピーダンス 8Ω
出力音圧レベル 86dB(2.83V/1m)
周波数特性 52Hz 〜 22kHz
クロスオーバー周波数 4.1kHz(-12dB/oct.)
推奨アンプ出力 20〜125W
寸法(W×H×D) 168×260×180(203)mm(グリル含む)
重量 3.7kg
コピーライトマーク Harman International Japan Co.,Ltd. All rights reserved.

※詳しい内容は、Harman International JapanのWebサイトを参照下さい。
External_Link_15px.png ハーマン公式通販サイト



JBLについて



【JBL関連レビュー共通】
※すでに別のJBLレビューを読んだ方は飛ばしてください。

恐らくこのブログを見ている方でJBLを全く知らない人はいないかと思いますが、管理人の簡単な紹介を入れておきます。
1927年にLansing Manufacturing Inc.としてアメリカのカリフォルニアで創業。
現在も本社はカリフォルニアのノースリッジにあります。
意外と知られていないことは、コンシュマー向けの「JBL」ブランドと、業務用向けの「JBL Professional」ブランドの2つのブランドが存在していることです。
販売も分かれています。

1969年にジャービス・コーポレーション(現ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ)に買収されました。
ハーマン・インターナショナル・インダストリーズは、アメリカのコネチカットに本社があるオーディオ機器などを製造、販売する多国籍企業です。
所有ブランドは、JBLをはじめ、harman/kardon、Mark Levinson、AKGなどがあります。
2017年にサムスン電子がハーマン・インターナショナル・インダストリーズを買収し、合併されています。
その影響は、まだ表には出ているように感じませんが、今後の動向が気になるところです。

JBLの特徴は、微細な音から大音量まで機敏に反応し、能率よく破たんすることなく、音が前に出てきて熱量が伴ってくる音にあると思っています。
ダイナミック、躍動的、反応の良さ/高能率、大型ユニット、透明かつ豊かな音などのキーワードがはまると思います。
JBLは、スピーカーユニットの性能を他社では行っていない120デシベルという大音量でも検証しているそうで、ピーク時にも強いユニットを作り続けている数少ないメーカーかと思います。

また技術面において、他社ではほとんど採用されていないホーンドライバー、コンプレッションドライバーにあると思います。
ホーンドライバーは、反応が良く繊細な音楽的表現力を備えていることや一方で大音量でもひずみが少なく音を鳴らすと言われています。
ホーンはその構造から大型になることや、指向性の狭さ、ホーン特有の音色などの弱点がありますが、そこは研究開発を続け、進化していますので2017年現行製品の多くはその弱点が気になることは少ないと管理人は考えています。
コンプレッションドライバーは、能率が高く、入力信号に対して敏感で、大音量にも強いユニットと言われています。
JBLはこういった特徴から、好き嫌いがはっきりしやすい音を出すブランドなのだと思います。
管理人もそうですが、その昔、大型スピーカーを使っていた人や、スピーカーは3wayユニットなどのマルチユニットでないと、という人には親和性がある音だと思います。



JBL主要ラインナップ


プレミアム・・・主に大型フロア型
スタンダード・・・主にホームシアター用
スタジオモニター・・・JBLと言えばこれというくらいの代表モデル
プレミアムアクティブ・・・据え置き型
アクティブ・・・色々なシーンや場所に対応
ホームシアター・・・シアターバー
ヘッドフォン/イヤホン・・・色々なシーンや場所に対応
カーオーディオ・・・ユニットから完成品まで
に大きくは大別されます。



クオリティ・レビュー総評



本スピーカーは、JBLの中では「STUDIO 2シリーズ」カテゴリーに位置し、ホームシアターシステムのエントリークラスのブックシェルフスピーカーです。
サラウンドスピーカーを意識して制作されたモデルです。

以前は、さらに下位クラスの「STUDIO 210」という壁掛け対応のモデルがありましたが、販売終了になっています。
人気がなかったようですね。

Espresso木目調仕上げで、サランネットのトップにはステンレス(たぶん)も使われていて、結構高級感があります。
この値段では優秀な見た目だと思います。
キャビネットの四隅は、ラウンドしていて、無骨な感じがあまりありません。
また、小型ながら、JBLらしいホーンのツイーターと100mmのウーファーは、コンパクトながらJBLらしさがあります。

管理人は、まず量販店でスピーカー切り替えをして視聴をしました。
10回以上、視聴に行ったと思います。
また、最終的には、AVAC社で試聴機を用意して頂き、所有している機材環境も出来るだけ用意してもらい、視聴をしました。
そこでは、管理人が使う目的のサラウンド用として最終確認をしています。

一番の視聴ポイントは、サラウンドとして音が埋もれてしまわないか、音が出てくるか、という点です。
サラウンドの音がちゃんと聴こえないスピーカーを使ってきたせいで、そこは一番気を付けました。
AVアンプでサラウンドの音量レベルを調整出来ますが、かなり上げても、良い音はしません。
レベル調整が最小ですむようにしたいと考えていました。
その視点でいくと、本機は、他のメーカーの同一価格帯、同一サイズの中では、一番音がちゃんと聴こえるスピーカーの1つだと思います。
ただし、JBLの中では一番エントリーのスピーカーなので、それなりです。
そこは注意してください。

ちなみに本機を選ばなかったのは、音だけではなく、上位機種で壁掛け出来るモデルを選んだためです。
本機は壁掛けユニットは付いていません。

またバスレフポートは背面にあります。
低域は大きくなりますが、置き場所は検討する必要があります。




音声レビュー



本機と同じ大きさのスピーカーでは、すごく音が飛んでくるモデルだと思います。
他のメーカーのスピーカーで、この大きさのスピーカーは音が物足りない印象です。
前に出てくる元気の良い音はJBLらしいと思います。

他のJBLエントリークラスと同様、音色に癖のようなものはあまり感じません。
JBL特有のホーンを使っていますが、小型で癖はなく逆に小型ながら、ホーンで音が良く飛び出すという効果を出しています。
ホーンにより、細かい音も価格の割に結構拾いますので、サラウンドで使う場合も、メインで使う場合も、不満は少ないと思います。

能率はこのクラスでは良い方ですが、スピーカー単体として考えると、アンプにパワーがあったほうが活き活きとする音がすると思います。
特にこの小型スピーカークラスですと、アンプの性能によってはおとなしく感じる可能性もあります。
AVアンプに繋ぐなら、出力の大きいモデルに繋ぎたいところです。

音質の傾向を見ていきますと、高域と低域の伸びが凄いということはありません。
値段相応かそれ以上の普通のちゃんとしたスピーカーですが。

アクティブスピーカーやパワード・スピーカーとはレベル感が違います。
そういったスピーカーではなく、アンプに繋ぐスピーカーとしてエントリーモデルですが、違いははっきりすると思います。
フロント2chとして使う分には、デスクトップ環境であれば、十分に良い音がすると思います。
アンプにちゃんとしたパワーがあれば、こもり感が気になることもありません。
パワーが弱いと、ちょっと元気良さがなくなりますので、印象が変わると思います。

オーディオにちょっとでも知識や経験がある人が聴けば、物足りないあっさりした音に聴こえると思います。
それは値段相応ということで。
ただし、このスピーカーに興味のある人は、エントリークラスを探している方だと思いますので、明瞭な音がしっかりと鳴るスピーカーですので、不満は少ないと思います。

本機は、エントリークラスのスピーカーですので、大型量販店に行けば、大体は置いていると思います。
試聴してみて下さい。

この値段とこの大きさで探している人には、お勧めできる元気の良いスピーカーになります。
対になるスピーカーは、音場創出型の欧州系のスピーカーだと思います。
日本のスピーカーと比べた場合は、本機の方が良いと思います。
オーディオグレードの音がするかと言われると、しないと思います。
音の良いコンポのスピーカー、という感じです。



使いこなしTips



上位機種の「STUDIO 230」とは価格差が、ペアで13,000円違いますが、極端には違わない感じでした。
むしろ、ブラインドでは違いが難しいくらいです。

細かく言いますと、違いは、見た目通りです。
ウーファーが、本機は100mmですが、比較したSTUDIO 230は165mmです。
この違いです。
STUDIO 230のほうが低域が良く出るようになります。
正確には、低域がちゃんと強く聴こえるという感じですね。

本機では、何と言うか、普通にそつなく癖もなく、ちゃんと鳴ります。
恐らくJBLの癖が嫌いな人もいると思いますが、本機はあまりそういうことは感じません。
普通に気になるところがなく、ちゃんと鳴ります。
エントリーのスピーカーとしてはとても良いと思います。
上位のSTUDIO 230も、別に癖があるわけではなく、本機と音色はほぼ同じで、低域がちゃんとしている、という印象です。
それも大きな差ではなく、ちゃんと鳴っているという印象です。
本機の方は、低域は薄いのですが、足りないと感じるほどではありません。
どちらかと言えば、230は低域が強いと感じるという意味です。
(そんなに低域が強い!というほどではありません。
エンクロージャーの大きさの割には、という意味です)





クオリティ・レビュー詳細

 

【管理人独断レビュー】
 ※スマホで見る場合は、画面を横にしてください。(行ずれしてしまいます)


音声評点



・音場感
   狭い   ●●○○○○ 広い
・音像感
   迫力   ○○●●○○ 繊細
・スピード感
   ファースト○○●●○○ スロー
・音色
   明るい  ○○●●●○ 暗い
・解像感
   シャープ ○○○●●○ マイルド
・コストパフォーマンス
   高い   ○○●●○○ 低い




※表の見方
○:非該当
●:該当
まるの数:3つが最大、2つが標準、1つはなし
まるの数は点数ではなく、どちらに寄っているかという指標



さいごに



本スピーカーは、価格相応かそれ以上に鳴ると思いますが、あくまでもエントリーの小型スピーカーであることはお忘れなく。
中型以上のモニター型やフロア型、トールボーイタイプとは、やはり鳴り方のジャンルが違います。
ドーンとした低音が出るかと言われると、出ません。
きめ細やかな解像感のある繊細な中高域が出るかと言われると、出ません。

オーディオグレード手前の音がそつなく鳴るので、メリハリがあるわけでもありません。
ブックシェルフ型の範囲内で、デスクトップとして使う分には十分なスピーカーだと思います。
またはブックシェルフ型という範囲を理解した上で、メインで使っても、何も問題なく、元気に鳴ってくれます。
または、マルチチャンネルとしてシリーズは構成されていますので、サラウンドで使う分には問題なく鳴ってくれると思います。
ただし壁掛け出来ませんので、ちゃんとした背の高いスタンドが必要になります。





商品紹介


JBL STUDIO 220 2ウェイ ブックシェルフ型 スピーカー ペア ブラウン STUDIO220BRN 【国内正規品/メーカー2年保証付き】

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オーディオとホームシアターが三度の飯より好きなアラフィフ管理人です。どちらかと言えばホームシアターのほうがオーディオより好きです。映画ソフトはかなりたくさん観てきましたので、機器だけではなくソフトのクオリティ・レビューも気ままにしていきたいと考えてます。機材検討やソフト購入検討のお役に立てれば幸いです。
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