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2017年12月18日

【オーディオ・アクセサリー】USBメモリとハイレゾとオーディオの関係について考える

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概要1




いきなりですが、USBメモリとハイレゾとオーディオの関係について管理人が感じていることをつらつらと書いてみたいと思っています。
USBとオーディオには関係がないという、そもそもお考えの人も多いことも知っていますので、興味のある方だけ見て頂けますと幸甚です。
言い切るつもりはなく、単に管理人の感じていることだと、お考え下さい。


実はUSBメモリによって、音がずいぶん違うと感じています。
USBメモリにオーディオ音源を入れて、それを再生するという意味では、USBメモリも立派なオーディオ機器の1つではないかと感じています。
理由は、CDにしてもDVDでもBlu-rayでもメディアという媒体に音源を入れていて、オーディオの世界ではそれをいかにちゃんと引き出すかが問われる場面が多々あると思います。
現在では、ネット配信やネット閲覧によって、メディアを介さない視聴環境が主流になりつつあるため、そもそもメディアを介するという考え方自体が古いとも言えます。

ただ、それにしても、ネット系でも再生機器(PCなど)や、再生ソフト(ブラウザや再生アプリ)でも色々とオーディオ的に考慮すべき点はあると思います。
こだわりがない方のほうが多いとは思いますが、こだわると、そういった再生環境には目が行ってしまいます。
管理人もネット系には全くこだわりがなく、どうでも良い部分ですが、ダウンロード音源の再生にはちょっと気になることが多いため、気にしてしまいます。

知人からハイレゾの良さをお勧めされて、試したことがきっかけです。
それまでは、AACなどの音源をダウンロードして、PCで聴いたり、CDに焼いたりして聴いていましたが、オーディオグレードには程遠く感じていました。
それ以来、ダウンロードデータの再生には、がっかりして、視聴することはありませんでした。
お金の無駄だと思っていました。
ハイレゾが登場してからも、どうせダウンロードしても、似たような音だと思い込んでいました。

そこに紹介されたハイレゾをダウンロードしてみました。
そこで問題になるのは、再生環境です。
多くの方は、PCオーディオの環境で視聴されているかと思います。
管理人の環境は、オーディオルームであるリビングにはPCはありません。
デスクトップなので、物理的に無理です。
またセキュリティの観点からも、LAN経由またはポート直結でPCとプレイヤー(DAC内蔵)を繋ぐことは対象外でした。
そもそもプレイヤー(DAC内蔵)にLANを繋ぐこと自体、ノイズの関係などで対象外でした。

また、ネットワークオーディオの環境構築も考えましたが、NASを買ったり、ネットワークプレイヤーを買うような気もおきませんでしたし、予算も掛けるつもりがありませんでした。

さらにUSBオーディオというものがあります。
これはUSBメモリを使うのではなく、LAN上に、USB-DACとUSBケーブルを介して、PCやスマホを繋げるわけですが、これもPCオーディオと同じ理由で、実現出来そうにありませんでした。
※無線LANを使う方法はありますが、オーディオとしては、無線の音はお店などで聴いていて、今一つでした。
そもそもPCもノイズの塊ですので、オーディオ用に最適なものを用意してあげないと難しいと考えています。
気にしない方は、どのPC、スマホでも同じだという意見もあるのは承知していますが、管理人としてはオーディオを楽しめるかというと、楽しめないためです。

そうすると、ダウンロードデータをUSBメモリに入れて聴く方法しか残っていません。
他にあるかもしれませんが・・・。

それで、まずハイレゾの入れ物として、最初に用意したのが仕事でもらったノベルティのUSBです。
本体はほぼなく、端子部分がほとんど本体の大きさに見える超小型USBです。
LEDランプが付いているタイプです。
このときはじめてUSBで、ハイレゾを聴きました。
昔、AACのフォーマットで、ライブ音源を購入し、PCにダウンロードして、聴いた時のがっかりした音よりはまともでしたが、それでもCDとは比較にならないというのが感想です。
ちなみに、ダウンロードしたAACのデータをCDに焼いて、CDプレイヤーで聴いたら、さらに音は悪化して、ダイナミックレンジは狭いし、冒頭の音を聴いただけでこもりまくっている印象でした。
やはり、昔感じたのと同じで、ハイレゾと言えども、USBメモリでもダメなんだと思ったのが、第一印象です。




概要2




ただ、知人は、ハイレゾの音はCDを超えるか、別物に感じるはずという話があったため、ここで終わらせるのは知人に悪いと思い、ちょっと考えてみました。
ちなみに知人は、PC、USB-DACの組み合わせです。
管理人と環境が違うので、仕方ないとも思いましたが、せっかくハイレゾ音源を購入(ダウンロード)したので、入れ物であるUSBを変えてみようと思いました。


そこで用意したのが、
■ソニー USB3.0対応 USM-Tシリーズ
です。
LEDランプ付きでノックスライド式のしっかりした感じだったので、試しに購入してみました。
結果は、上記ノベルティのUSBとあまり変わりませんでした。
ブラインドでしたら、間違いなく違いは判りません。
やはり管理人には、ハイレゾは向いていないのだな、と思った次第です。
PCオーディオなどは、チャレンジする気がなかったので、あきらめようと思いました。
ただ、これで終わるとハイレゾ音源がもったいないし、ハイレゾはCDをはるかに超える高音質という触れ込みがすごい時期な上に、音に関しては管理人と感覚が似ている知人の言うことなので、もう少しチャレンジしてみることにしました。

確かに、ハイレゾは規格上、CDをはるかに上回っています。
理論上、CDより上なら、今聴いている音は、きっとその性能を引き出していないのだと思うことにしました。
AACの場合は、規格上、CDを超えることは早々ないと思っていましたし・・・。

その後、かなり調べると、別途レビューしますが、USBを見つけました。
LEDランプがない、珍しいUSBです。

USBの販売サイトで色々なレビューを見ても、USBの音に関するお話しは見当たりませんでした。
※ほとんどが壊れにくいかどうか、転送速度が早いかどうか、という点に集中していました。(当たり前ですね)
知人もUSBメモリでは聴いていないため、音質の違いについてはわからない状況でした。

一方で、USB商品販売サイト以外に調査を広げると、別のレビューでご紹介したSONYのAVアンプなどの開発者だった方のWebサイトに、USBの音についての記述を見つけました。
それで、USBによっても音が変わる話があるのであれば、チャレンジしようと思った次第です。
※音は変わるのは感覚的に分かりますが、音が良くなる/好みになるかは別のお話しです。
External_Link_15px.png kanaimaru.com


LEDランプのないUSBメモリは、上記2つのUSBと比較して音が変わりました。
それも音が良くなりました。
管理人個人の所見の域を全く超えませんが、理由は3つあると思います。
・USBメモリの外装が全て金属で不要振動が少ない
・ノイズ元となるLEDランプがない
・USB端子が硬く、不要振動が少ない
という点です。
これが正しいかは全く不明ですが、そう感じています。
音はCDなみに、こもり感がなくなり、CDにはないキラキラした華やかな音になってきました。

この音であれば、同じ音源のCDと比べられると思い、CDで比較をしました。
CDの方がまず基準の音になるのですが、USBハイレゾの音は、高域に特徴があり華やかに感じます。
重心はCDより少し上がった感じです。
中低域が薄いわけではないのですが、印象は違います。
オーディオグレードの音が引き出せるUSBメモリだと思います。

ここにきて思ったのは、このUSBという入れ物があれば、管理人の環境で、ハイレゾ音源はCDと肩を並べられると思った次第です。
もっとハイレゾ音源の良い音を引き出す方法はいっぱいあるのだと思いますが、管理人の環境ではこの方法になります。
なお、USBメモリを差す機材は、OPPO BDP-105D JAPAN LIMITEDです。
DACチップは、ESS Technology社のES9018Sで、DSD 11.2MHzに対応しているものです。
※DSD 11.2MHzデータを収納したDSDディスク,USBメモリおよびネットワーク上からの再生には対応していませんが・・・。
USBメモリで再生するには、DSD 2.8MHzとなります。
2017年現在でも、良いチップだと思っています。

そういうわけで、このUSBメモリで再生するハイレゾの音は、CDと比較してもそん色ないと感じています。
理論上はCDよりはるかに上なので、もっと違いを引き出してあげないといけませんが・・・。
管理人の環境では、ハイレゾの音は、(DACチップの関係かと思いますが)、高域にちょっと癖を感じる華やかさがあり、音場がCDの倍くらいあり、ノイズ感の少ないキレイな音に感じます。
そうですね、無理に例えると、Dolbyの音とDTSの音の違いのような感じです。
特にDTSの音は低音に独特の癖がありますので、そう感じました。

これを見ている方で、CDとハイレゾの音の違いは、また全然違う感想かと思います。
当たり前ですが、まず聴いている音源(タイトル)が違います。
管理人は、ハイレゾ音源は、20ほどしか所有していないので、その音源によって音の印象が違うと思います。
今回の印象は、ハイレゾ音源をジャズ、ロック、ヘビーメタルから5つほど選択して聴いた共通しそうな印象を挙げています。
ハイレゾ音源のレビューはまた別途タイトルごとにする予定です。

一応、CDと土俵は最低ラインはこのUSBメモリで同じになったと考えています。
音の好みは音源(タイトル)によっても違うと思いますので、ハイレゾの音が優れているというのが一般的かと思いますが、そこはあくまでも管理人の環境に限った話ということで、ご容赦下さい。



まとめ



このように管理人としては、金属筐体でLEDがないタイプのUSBメモリであれば、ハイレゾ音源がCDと同じか、それ以上の音で聴くことが出来ると感じています。
実際には、CDと比較してもしょうがないかもしれません。
CDとはまた違う音質ですので・・・。
管理人としては、CDとSACDの違いのようなものだと理解しています。
それから音源のマスタが同じでも、CDとUSBメモリによるハイレゾは違いがあると思います。

そういうわけで、USBメモリであれば、ハイレゾ音源を引き出す再生環境が出来るのだとようやくわかった次第です。
ちなみに管理人の中でハイレゾは、CDより音が良いから、CDをやめてハイレゾ再生環境に進む、とは考えませんでした。
理由の1つは、まずハイレゾのタイトルがSACDもそうですが、そう多くないという点です。
AACはたくさんありますが、ハイレゾでないと、CDを超えられませんので・・・。
それから、SACDもそうですが、ハイレゾの音はまだ好みではなかったです。
CDでもいいじゃないか、というレベル感です。
※あくまでも管理人のUSBメモリ再生環境においてです。

ちなみに、ハイレゾ音源で、CDとは違うマスタを使用しているものはたくさんあります。
そのマスタによって音質は大きく左右されることも今回知った次第です。

所有CDと同じ古い80年代のタイトルで、リマスタ音源によるハイレゾというものがあり、ついダウンロードしましたが、リマスタが今一つらしく、ハイレゾ感は音色くらいで、古いCDといい勝負でした。
CDはこもり感がすごく、レンジも狭い、ダメなタイトルです。
ハイレゾのリマスタは、音圧が上がり、高域をかなり伸ばしているのですが、キンキンした高音で、分離感はCDと同じような感じで、音が面で鳴っていました。
ここで言う面とは、物理的にスピーカー間にガラス板のような1枚の面に全ての音が張り付いて、何枚もの時間差で出てくるようなイメージです。
キンキンする高音は、鉄道の駅で工事をしているところでアナウンスされているような甲高いキンキンと耳に刺さるような不快さを伴う高音です。

ハイレゾとは言え、マスタ次第でCD以下かCD並のものもあるのだな、と勉強になった次第です。
まあ、冷静に考えれば、DVDのほうがBlu-rayより音質の良いソフトもありますし、マスタ次第ですね。

皆さんはどうお感じになったでしょうか?
そんなことはない、データは同じで欠損などしないのだから、どう聞いても同じデータであれば、同じ音だ、という方もいらっしゃると思います。
またハイレゾは規格上CDより上なのだから、どんなマスタを使ってもCDより良い音だ、というお話しもあるかと思います。
そうです、ここでは感覚や印象のお話しをしていて、理論上はおかしな話をしていますので、返す言葉はありません。
また否定する気もありません。

ただ、管理人はUSBメモリやハイレゾ音源マスタによって、音が違うように感じましたよ、と言うお話しです。
誰もが同じように感じるわけではないのですが、気になる方がいれば本記事を参考にして頂けると幸甚です。
不思議で変なお話しで申し訳ありません。


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