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2016年03月31日
コレステロールは、なぜ上がってしまうのか?
★コレステロールは、なぜ上がってしまうのか? シンプルに答えます。 まず血液の中に流れている「コレステロール」の量を 調節しているのは、「肝臓」です。 「肝臓」が正常であれば、一度にたくさん食べ過ぎてしまっても、 肝臓の中に脂を取り込んで、血液がドロドロにならないように 防ぐことができます。 でも、毎日食べ過ぎて、体の中が脂でイッパイになってしまう… すると、肝臓はこれ以上、脂を溜め込むことができないので、 脂が血液中に溢れ出てしまいます。 そして、血液中のコレステロールの数値が「220」を 超えてしまうわけですね。 つまり、コレステロールの数値が上がるのは、 「肝臓」の機能が弱ってくるためです。 これが日本の常識になっている部分もありますし、 実際に私自身もそう感じています。 ★弱ってないのに数値が「高い」!? でも… 実は、「肝臓」が弱っているわけでもないのに、 コレステロールの数値が高い方もいらっしゃるんですよ! 特に注意が必要なのが、 閉経に近づくにつれて、 女性は、女性ホルモン(エストロゲン)の量が 少しずつへってきます。 そうなると、血液で流れているコレステロールを、 肝臓で代謝することができなくなるので、 コレステロールの数値が、 ドンドン上がってしまうことになります。 その結果、更年期をすぎた女性の半分以上の方は、 コレステロールが「220」を超えてしまうんです。 そして、中には、肝臓が弱っているわけでもないのに、 コレステロールを下げる薬を バンバン飲んでいる方もいらっしゃるわけですね。 (もちろん、肝臓が弱って上がっている方も多くいらっしゃいます) 日本のガイドラインでは「220」で飲みなさい! そういっていますから、それにそむいてしまうと、 診断をくだした医師の責任が問われてしまいます。 だから、何も考慮せずに、「220」以上は、 とにかく薬を出す!というのが、 今の日本の医療の常識になっているんです。
「更年期を越える女性」!