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2015年10月29日
コレステロールの秘密の「力」
★コレステロールが上がるには理由がある!! 更年期を過ぎて、閉経をむかえると、 女性ホルモンは少なくなります。 それは、病気でもなんでもなく、皆さんにあてはまる事ですね。 なのに、女性ホルモンが減ると、 必然的にコレステロールが上がりますし、 血液もドロドロになります。 でもそれは、体にとって「必要」だからこそ上がっているんです。 ★知られていない秘密の「力」 実は、あまり世間では注目していないことなのですが、 コレステロールには、「傷を修復する」力があります。 血管や細胞に傷がついてしまった時に、 このコレステロールがうまく修復してくれているわけですね。 そして、悪い菌が入ってこないように感染症を予防したり、 免疫力を高めていったり… 私達の体を守るために、この「コレステロール」が 使われているわけです。 そしておなじく、「女性ホルモン」も内分泌系として、 免疫力と深くかかわっています。 ★体のしくみに注目すると… つまり… 閉経後の女性→女性ホルモンが減る→免疫力が下がる →その免疫力を補うために、コレステロールが増える このように体のしくみから考えると、 コレステロールは、 女性ホルモンの免疫力を補うために、 数値が高くなっている可能性が高いんです。 私達の体に必要だからこそ、コレステロールが上がっているわけですね。 それなのに…コレステロールは「動脈硬化」の原因だ!! こればかりに注目しすぎて、 コレステロールを下げすぎてしまう… その結果、免疫力を落としてしまい、 感染症を起こしやすくしている可能性がとっても高いんですよ! 事実、日本のある地域でみた、 コレステロールと死亡率の統計で、 コレステロールを下げすぎている方ほど、 ガン、感染症で亡くなる割合が高くなっています。 さらに、コレステロールが少なくなると、 「床ずれ」が起こりやすくなったり、 「うつ症状」が起こりやすくなるケースがあることも わかっているんです。 そう考えると、「220」を超えているからといって、 何でもかんでも下げ過ぎてしまうことが、 「私たちのための基準」であるとはいえないわけですね。
2015年10月22日
コレステロールは、なぜ上がってしまうのか?
★コレステロールは、なぜ上がってしまうのか? シンプルに答えます。 まず血液の中に流れている「コレステロール」の量を 調節しているのは、「肝臓」です。 「肝臓」が正常であれば、一度にたくさん食べ過ぎてしまっても、 肝臓の中に脂を取り込んで、血液がドロドロにならないように 防ぐことができます。 でも、毎日食べ過ぎて、体の中が脂でイッパイになってしまう… すると、肝臓はこれ以上、脂を溜め込むことができないので、 脂が血液中に溢れ出てしまいます。 そして、血液中のコレステロールの数値が「220」を 超えてしまうわけですね。 つまり、コレステロールの数値が上がるのは、 「肝臓」の機能が弱ってくるためです。 これが日本の常識になっている部分もありますし、 実際に私自身もそう感じています。 ★弱ってないのに数値が「高い」!? でも… 実は、「肝臓」が弱っているわけでもないのに、 コレステロールの数値が高い方もいらっしゃるんですよ! 特に注意が必要なのが、 閉経に近づくにつれて、 女性は、女性ホルモン(エストロゲン)の量が 少しずつへってきます。 そうなると、血液で流れているコレステロールを、 肝臓で代謝することができなくなるので、 コレステロールの数値が、 ドンドン上がってしまうことになります。 その結果、更年期をすぎた女性の半分以上の方は、 コレステロールが「220」を超えてしまうんです。 そして、中には、肝臓が弱っているわけでもないのに、 コレステロールを下げる薬を バンバン飲んでいる方もいらっしゃるわけですね。 (もちろん、肝臓が弱って上がっている方も多くいらっしゃいます) 日本のガイドラインでは「220」で飲みなさい! そういっていますから、それにそむいてしまうと、 診断をくだした医師の責任が問われてしまいます。 だから、何も考慮せずに、「220」以上は、 とにかく薬を出す!というのが、 今の日本の医療の常識になっているんです。
「更年期を越える女性」!
2015年10月15日
薬を飲みだす基準を知っていますか?
★高脂血症は、本当に薬が必要なのか? コレステロールが高い…中性脂肪が高い… 病院の検査でそうわかって、がっくりされている方も 多くいらっしゃると思います。 実は、「女性の半分以上の方」は、 年齢を重ねるたびにドンドン高くなり、 コレステロールを下げる薬を ずっと飲み続けておられる方が、たくさんいらっしゃるのです。 あなたやご家族が、これから先、必ずぶつかる壁が、 この「コレステロールの上昇」ですので、 この部分はよく読み込んで、理解されてくださいね。 ★高脂血症(こうしけっしょう)ってどんなもの? まず、「高脂血症(こうしけっしょう)」というのは、 血液中にコレステロールや脂肪があふれてしまい、 血液がドロドロになってしまうことをいいます。 血液がドロドロしているので、 そのドロドロが血管にへばりついてしまう… だから、「動脈硬化」を起こす一番の原因になると 考えられているんです。 そして、ドロドロ血液が原因で血栓をつくってしまい、 「心筋梗塞」や「脳梗塞」「高血圧」などを 引き起こしてしまいます。 だから、血液中のコレステロールや中性脂肪を下げようと、 この薬をたくさんの方々が、毎日飲み続けているわけですね。 ★薬を飲みはじめる基準を知っていますか? そして、その薬を飲みはじめる基準が、 日本では「220」以上となっています。 このラインを超えると、コレステロールを下げる薬が、 即あなたにも出されることになりますよ。 でも…本当にその数値だからといって、 即薬を飲まなければならないのでしょうか? 実は、日本の基準は、「異常値=薬を飲むタイミング」に なっているために、必要のない方まで薬をバンバン飲んでいる 可能性があります!! 例えば、アメリカだと、異常値と薬を使い始める基準が違っていて、 「270」以上であれば、薬を使ったほうが良いという 目安になっています。 それは、高齢者になると、コレステロールが多少高くても、 心臓病になる確率が、大幅に低くなる、というデータがあるためです。 「心筋梗塞の原因は、炎症である」 そのことが科学的に最近ではわかってきているので、 「動脈硬化」がだけが、必ずしも心臓病の原因ではない、 という結論なのです。 でも、日本は、「日本動脈硬化学会」という権威のある組織が、 「どの年齢だとしても、「220」を超えたら、動脈硬化で 心臓の血管がつまるかもしれないので、薬を即飲みましょう」 としています。 しかも、その理由は、特に科学的根拠に基づいていないんですよ…。 その結果、コレステロールについて詳しい医師以外は、 この日本のガイドラインに沿って、 220を超えればとりあえず、薬を出している。 そういったことが現状として、当たり前に行われています。 医師も、ガイドライン(国)にそむくと、 自分の責任が問われますので、 できるだけその「220」というタイミングで薬を出しているのが現状なのです。
2015年10月08日
〜健康と医療のお話〜
これからの時代、医学の研究や新しい医療技術は、ドンドン進歩してきます。 でも、それらの全ては、 「身体の一部分」に関して発展していくのであって、 「身体全体」を視野に入れたうえでの医療技術ではありません。 ★あなたが専門家だったとしたら… 例えば、あなたが「脳神経」の専門家だとしますね。 その時、医療や社会は、あなたのどこを見て評価するでしょうか? 「脳神経」における実績と経験です。 たくさん脳の手術をして、結果を出している方。 たくさん臨床経験を積んで、世の中に論文を発表されている方ほど、 評価されます。 つまり、「自分の専門分野で結果をだすこと」が、 自分の社会的評価につながるわけですね。 裏を返せば、自分の専門分野で結果をだせば、 身体の他の部分が良くなろうが、わるくなろうが、 関係ないということです。 脳の領域で結果を出すことさえできれば、 患者さんが薬で「冷え」が進み、 子宮筋腫ができたとしても評価に関係ないんです。 逆に、素晴らしい考え方をお持ちで、どれだけ冷えに注意しながら 脳の診療を行ったとしても、社会からは評価されずに 医師自身が苦しい思いをすることになります。 ★今の日本の医療システムを見てみよう 「自分の専門分野だけが評価され、他は関係ない」 それが、今の日本の医療システムです。 ですから、このシステムと社会の評価がつづくかぎり、 「身体全体」を視野に入れた「研究」や 「医療技術」が、進むことはありません。 自分の専門分野以外は関係ない、というように 「私たち本位の医療」ではなく、「医療を作る側本位」の 基準やシステムの上に、私達の健康は生かされることになるんです。 シミが消えるなら、胃腸が弱ってもかまわない。 毛髪が生えてくるなら、免疫力が下がっても仕方がない。 その部分だけをみて、私たちの身体そのものを無視した商品、医療が これから先、残念な事にたくさん増えてきます。 ★これからの身体に必要なものとは その時、あなたにとって本当に必要なものとは、 「自分で自分の体を守る力」 です。 「自分」の治癒力を生かしながら、「自分」の力で 体質改善できることが、何より大切になってくるんですよ(^^) 社会に流されずに、 家族全員の健康を自分たちで守っていく、 唯一の手段です。 あなたにも、それを理解していただいたうえで 体質改善をすすめていただき、よりよいイキイキ生活を送って いただきたいと思っております(^^) あなたが診断されている検査の基準が、 本当にあなたのためのものなのか? そして、今の基準をもとにクスリを飲み続けることが、 本当に正しいのか? その衝撃的な内容を次回お届け致します!
2015年10月01日
「サウナ」で汗をかく訓練をしよう!
★「サウナ」で汗をかく訓練ができる! そして2つめのサウナの利点は、 汗をかく訓練ができることです。 普段汗をかくことを忘れているカラダは、 いざかこうと思っても、ちょっとやそっとでは かくことができません… 前回お話したように、普段汗をかいていない人は 「汗腺」に老廃物がつまってしまっていて、 少しの量では、汗を出すことができないのです。 でもサウナに入って、汗をかかなきゃ 体温を保てない!! こういう状況になると、いつも使えなかった 「汗腺」をフルに活用しなければならなくなります。 そのため、ドロッとした老廃物とともに 汗がドバッと噴き出てくる!!! こういった「汗をかけるカラダ」に変える きっかけを与えてくれます。 ★上手に活用して「皮膚」を鍛えよう! なかなか汗をかきにくい方は、 「サウナ」も上手に活用して皮膚を鍛えることも有効です。 そして、一回汗腺につまった毒素を出し切れば、 つまりがないので、汗を出したいときにスムーズに出せる ようになりますからね。 それで特にお勧めなのは、 これです。 先ほどの「内臓」と「皮膚」をつなぐ血管をキレイにする という利点もありますが、 何より「皮膚のスイッチ」の切り替えを早くする 「訓練」になるのです。 しかも、 熱い→冷たい→熱い→冷たい→… この繰り返しを「意図的」に無理やり 行われるわけですから、これは本当にスゴイことです。 ぜひ「スーパー銭湯」「スポーツジム」を 上手に活用して、汗のかける体質に 今から少しずつ切り替えていきましょう!! ★「サウナ」が「半身浴」のかわりになる? ただ、皆さんにこれだけは覚えておいて欲しいのが 「サウナ」が「半身浴」のかわりになるか?というと それは違いますからね。 半身浴の目的は、「内臓」の血流をよくして 内臓の回復を図ることです。 サウナはあくまで皮膚表面の血流を中心に行いますから 内臓のケアとはまた違ってくるのです! ですから、「サウナ」と「半身浴」は 上手に使い分けながら、体質改善していくことが大切ですよ。
「サウナ」と「水風呂」の併用!!