個人的ラノベブログ ネタバレ

ターコイズ王国の王子として生まれたシオン。隣国の王女モニカと出会い、恋に落ち人生が一変する。しかし、モニカが失踪し、シオンも謎の組織「ダアト」に拉致され研究施設で監禁される。施設でモニカに似た少女と出会い二人で外へ脱出する。生まれて初めて外の世界へ出たシオンは少女にリィエルと名付けターコイズ王国を目指す。


ターコイズ王国の未来の国王という立場で生まれたシオンは、隣国ヴァーミリオン王国の王女モニカと婚約をする。笑ったことすらない人見知りのシオンはモニカと出会ったことで心が開き、人と接する楽しさを知る。シオンはモニカに恋をし、毎日笑って幸せに生きる未来を信じていたがモニカが失踪し、絶望する。


モニカが失踪してから二年が経ち、シオンはいつか外の世界へモニカを探しに出たいと願い、モニカの兄クリフォードと訓練に励む。訓練後、シオンの両目から魔法陣が浮かび絶叫し、意識を失う。


シオンは牢屋の中で目覚める。謎の組織ダアトに拉致、監禁され意識を失うときに取得したスキル魔眼の研究の為、実験動物として扱われる。術者の思い通りに激痛を与えることが出来る首輪をつけられシオンの地獄が始まる。


捕まってから三年が経ち、１６才になったシオン。闘技場に向かった先でモニカによく似た白髪の少女に出会う。ダアトがモニカを攫った連中だと分かりシオンはキレる。その時、瞳に三対六枚翼の文様が浮かび神眼が発動する。


シオンは神眼の力で首輪を外し研究所の所長を圧倒するが、白髪の少女が立ちはだかり所長を守る。殺せと命令する所長に少女は滅びの魔法を使い、研究施設ごと消滅させる。


神眼の力で攻撃を防いだシオンは、少女を神眼で鑑定する。少女はモニカではなく、亜天使と記されている。シオンは、少女にリィエルと名付け二人でターコイズ王国の王都を目指す。





この作品はカクヨム様で投稿されていた作品です。
主人公のシオンは、婚約者が失踪するわ、本人は拉致、監禁されるわで読むのが辛くなってきます。ちょっと環境が厳しすぎて、感情移入は出来ませんでした。あとネットで投稿されていた為なのかはわかりませんが、メインの戦闘シーンが中盤にあり、一冊の本として読んだ場合、後半ダラダラしてしまいます。あとがきで一巻はプロローグ的な感じと書かれていますが、お金を出す側にしてみれば、一冊丸々プロローグか……と思ってしまいました。何だかんだ書いていますが、偽シオンやモニカが気になるし、次巻からは物語がだいぶ動くようなので次に期待します！！



精霊幻想記　偽りの王国

魅了スキルでいきなり世界最強　神騎士を継ぐ者