2015年03月23日
EUの運転免許証 国際運転免許証
日本で運転免許証を持っている人で海外で運転するためには国際免許証が必要です。
もちろんどこの国でもというわけではなく、国と国との間に協定があるのが前提です。
サイパンなんかは国際免許証がなくても日本の運転免許証で乗れたはずです。
ぼくはスペインに来たときは日本で申請していた国際免許証で最初に運転していました。
国際免許証は、申請者の住所地を管轄する運転免許試験場又は警察署で申請ができます。
(どこの警察署でもできるというわけではないようで、住所地によって申請できる場所が異なるようです)
申請のために必要な書類
●国外運転免許証交付申請書
試験場、免許更新センター又は警察署(試験場所在地警察署を除く)に用意してあります。
●運転免許証
●印鑑
●写真 1枚(免許用写真、パスポート写真とはサイズが異なります。)
以前自宅で規格どおりに写真撮っていったのにちょっと違うと突き返されたことがありました。
申請するところに写真撮る機械があるか撮影してくれる人がいるのでそこで撮った方が無難です。
●外国に渡航する者であることを証明する書面
パスポート、渡航証明書など
●国外運転免許証交付申請手数料 2,400円
営業時間内の早めの時間に行けば2時間くらいで即日発行してくれます。
有効期限は1年です。もちろんなんらかの形で日本の運転免許が失効した場合は、国際免許も失効するようです。
その国際免許でスペインで運転していたわけなんですが、有効期限が1年だなーと思って、そろそろ期限も近づいてきていたので更新したいと思い、在スペイン日本大使館に問い合わせたところ、意外な答えが返ってきました。
「同一国では国際免許証では3ヶ月までしか乗れない」とのことでした。
旅行などで乗る分にはその国際免許証は1年有効なようです。
一回だけ警察に飲酒運転の検問で提示した以外は国際免許証を見せたことはありませんでした。
(その時は奇しくも入国して3ヶ月以内だったので助かりました)
知らなかったとはいえ、ぼくの国際免許証はスペインではもう運転できなかったのです・・・・・。
捕まってたら無免許運転でした。危ない、危ない。
どうしたらいいものかと思ったところ、大使館の職員の方に日本の運転免許証をスペイン(EU)の免許証に交換ができるのでしてみたらどうだと言われました。
流れとしては、まず、日本の運転免許証の有効期限の確認です。
有効期限内だったら
@運転免許証抜粋証明(日本の運転免許証の翻訳した紙です)を在スペイン日本大使館に申請します。
申請方法(申請から2、3日で書類を作っていただけます)
在スペイン日本大使館に連絡をして運転免許証の交換をしたい旨を伝え
●証明申請願 (必要事項を記入したもの)
●免許証原本 (裏表)
●旅券の写し
上記のものをスキャナーなどしてファイルとしてメールで大使館に送ります。
●在留届を登録しておく必要があります。
ネット上で簡単に登録できます。登録したら大使館の方が確認してくれるようです。
申請から3日ぐらいたったら、日本大使館に書類を取りに行きます。
手数料は16.50€です。
A適性検査診断書(Certificado Médico para Conducción)という書類を作ります。
運転にあたって支障がないかどうかという証明をしてもらうためにクリニックのようなところで30€から50€くらいで医師のサインの入った書類を作ってもらいます。
日本では免許センターなどで視力などをチェックするところが併設されていますが、こっちでは専門のクリニックにいくようです。ぼくがいったところは歯医者とそのメディカルチェックするところが一緒にありました。指定の場所はないようなので、どこでもいいようですが、場所によって値段が違うので、安いところに行った方がいいと思います。
チェックはゲームセンターにある車のゲームみたいな運転のシュミレーションをして、血圧測って、視力測ってくらいで簡単でした。
全部の書類がそろったら、
B住んでいる地域の交通局 DTG(Direccón General de Tráfico)に申請します。
ホームページで日時を指定し予約をとります。予約した日に必要書類を持って申請しに行きます。
●申請書(DTG内にあります。申請書の種類がたくさんあるので迷うところですが、日本の免許をスペインのに交換しに来たといえば、何番の紙に書けと言われます。)
●スペインの居住許可証原本(NIE)
●日本の免許証原本
●大使館に発行してもらった運転免許証抜粋証明
●適性検査診断書(Certificado Médico para Conducción)
●写真 1枚
●手数料(毎年値段が変わるようです。ぼくのときは25€位だったと思います。)
申請の時にびっくりするのが、日本の免許はDTGの人に取られちゃいます。(交換だからといえばそれまでですが)
取られちゃった日本の免許はその後、DTGから日本大使館に送られ、それを受け取りに行くか、希望によっては郵送で送ってもらえます。
そんなこんなで、1ヶ月くらいでスペインの運転免許証が自宅に送られてきます。
この免許証のすごいところはEU圏内ならどこでも乗れちゃうのと、有効期限がなんと10年です。
なので、日本の免許の有効期限が切れても、今度はEUの運転免許を日本で交換するということも可能なようです。
ぼくは日本の免許証を郵送で送ってほしいと希望したので、日本大使館から日本の免許が戻ってきたと確認の電話が来て送ってほしいと伝え、日本の免許も手元にあります。その際、ちゃんと免許が手元に届いたという確認のために免許番号と署名と日付を書いた紙を日本大使館に郵送して、完了です。
めんどくさい手続きが多いスペインにしては意外とスムーズに手にすることができました。
免許の交換考えている人はした方がいいです。オススメです。
Gracias!
もちろんどこの国でもというわけではなく、国と国との間に協定があるのが前提です。
サイパンなんかは国際免許証がなくても日本の運転免許証で乗れたはずです。
ぼくはスペインに来たときは日本で申請していた国際免許証で最初に運転していました。
国際免許証は、申請者の住所地を管轄する運転免許試験場又は警察署で申請ができます。
(どこの警察署でもできるというわけではないようで、住所地によって申請できる場所が異なるようです)
申請のために必要な書類
●国外運転免許証交付申請書
試験場、免許更新センター又は警察署(試験場所在地警察署を除く)に用意してあります。
●運転免許証
●印鑑
●写真 1枚(免許用写真、パスポート写真とはサイズが異なります。)
以前自宅で規格どおりに写真撮っていったのにちょっと違うと突き返されたことがありました。
申請するところに写真撮る機械があるか撮影してくれる人がいるのでそこで撮った方が無難です。
●外国に渡航する者であることを証明する書面
パスポート、渡航証明書など
●国外運転免許証交付申請手数料 2,400円
営業時間内の早めの時間に行けば2時間くらいで即日発行してくれます。
有効期限は1年です。もちろんなんらかの形で日本の運転免許が失効した場合は、国際免許も失効するようです。
その国際免許でスペインで運転していたわけなんですが、有効期限が1年だなーと思って、そろそろ期限も近づいてきていたので更新したいと思い、在スペイン日本大使館に問い合わせたところ、意外な答えが返ってきました。
「同一国では国際免許証では3ヶ月までしか乗れない」とのことでした。
旅行などで乗る分にはその国際免許証は1年有効なようです。
一回だけ警察に飲酒運転の検問で提示した以外は国際免許証を見せたことはありませんでした。
(その時は奇しくも入国して3ヶ月以内だったので助かりました)
知らなかったとはいえ、ぼくの国際免許証はスペインではもう運転できなかったのです・・・・・。
捕まってたら無免許運転でした。危ない、危ない。
どうしたらいいものかと思ったところ、大使館の職員の方に日本の運転免許証をスペイン(EU)の免許証に交換ができるのでしてみたらどうだと言われました。
流れとしては、まず、日本の運転免許証の有効期限の確認です。
有効期限内だったら
@運転免許証抜粋証明(日本の運転免許証の翻訳した紙です)を在スペイン日本大使館に申請します。
申請方法(申請から2、3日で書類を作っていただけます)
在スペイン日本大使館に連絡をして運転免許証の交換をしたい旨を伝え
●証明申請願 (必要事項を記入したもの)
●免許証原本 (裏表)
●旅券の写し
上記のものをスキャナーなどしてファイルとしてメールで大使館に送ります。
●在留届を登録しておく必要があります。
ネット上で簡単に登録できます。登録したら大使館の方が確認してくれるようです。
申請から3日ぐらいたったら、日本大使館に書類を取りに行きます。
手数料は16.50€です。
A適性検査診断書(Certificado Médico para Conducción)という書類を作ります。
運転にあたって支障がないかどうかという証明をしてもらうためにクリニックのようなところで30€から50€くらいで医師のサインの入った書類を作ってもらいます。
日本では免許センターなどで視力などをチェックするところが併設されていますが、こっちでは専門のクリニックにいくようです。ぼくがいったところは歯医者とそのメディカルチェックするところが一緒にありました。指定の場所はないようなので、どこでもいいようですが、場所によって値段が違うので、安いところに行った方がいいと思います。
チェックはゲームセンターにある車のゲームみたいな運転のシュミレーションをして、血圧測って、視力測ってくらいで簡単でした。
全部の書類がそろったら、
B住んでいる地域の交通局 DTG(Direccón General de Tráfico)に申請します。
ホームページで日時を指定し予約をとります。予約した日に必要書類を持って申請しに行きます。
●申請書(DTG内にあります。申請書の種類がたくさんあるので迷うところですが、日本の免許をスペインのに交換しに来たといえば、何番の紙に書けと言われます。)
●スペインの居住許可証原本(NIE)
●日本の免許証原本
●大使館に発行してもらった運転免許証抜粋証明
●適性検査診断書(Certificado Médico para Conducción)
●写真 1枚
●手数料(毎年値段が変わるようです。ぼくのときは25€位だったと思います。)
申請の時にびっくりするのが、日本の免許はDTGの人に取られちゃいます。(交換だからといえばそれまでですが)
取られちゃった日本の免許はその後、DTGから日本大使館に送られ、それを受け取りに行くか、希望によっては郵送で送ってもらえます。
そんなこんなで、1ヶ月くらいでスペインの運転免許証が自宅に送られてきます。
この免許証のすごいところはEU圏内ならどこでも乗れちゃうのと、有効期限がなんと10年です。
なので、日本の免許の有効期限が切れても、今度はEUの運転免許を日本で交換するということも可能なようです。
ぼくは日本の免許証を郵送で送ってほしいと希望したので、日本大使館から日本の免許が戻ってきたと確認の電話が来て送ってほしいと伝え、日本の免許も手元にあります。その際、ちゃんと免許が手元に届いたという確認のために免許番号と署名と日付を書いた紙を日本大使館に郵送して、完了です。
めんどくさい手続きが多いスペインにしては意外とスムーズに手にすることができました。
免許の交換考えている人はした方がいいです。オススメです。
Gracias!
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