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2015年03月15日

スペイン留学 学生ビザの申請について 

スペインに行くには90日以内なら観光ビザで特にビザの申請など必要ないのですが、
それ以外の場合だと留学ビザ、就労ビザなど何かしらのビザが必要になります。

留学ビザには2パターンあり、
滞在180日(半年)まで有効の短期ビザ現地での延長申請不可)と
滞在181日以上でも有効の長期ビザ現地での延長申請可)があります。
ぼくは1年の留学を予定していたので長期ビザの申請をしました。
スペインでの生活が好きになり、もう少し滞在したいと思っても、短期ビザの場合は現地での延長申請ができないので日本に帰国し再度ビザの申請をしなければいけません。

なので今回は長期のスペイン留学ビザの申請についてぼくの経験をもとに書いていきます。

申請にあたり必要な書類がたくさんあり、出発予定日の3か月前くらいからの準備がいいと思います。
全部書類を集めるのは時間がかかる一方、書類の中には有効期限が3か月というものもあるので、書類を揃えるのが早すぎても有効期限が切れてダメになってしまいますので、効率的に書類をそろえるのがいいでしょう。


@最初に確認するのは
パスポート
スペイン入国日から1年以上有効のもの及びビザ用の余白のページ最低2枚必要。有効期限に注意しましょう。
持ってなかったらパスポートをまず取得しましょう。ここからのスタートです。

A問題なければ次に
在日本スペイン大使館の領事部に電話。
Tel: 03-3583-8531
電話がつながりにくいので、質問などはあらかじめノートなどに聞きたいことまとめておいた方がいいと思います。
(次いつかかるかわからないので)
営業時間は月曜〜金曜 9:30〜12:30 土日祝日はやってません。

電話で留学したい旨を伝えたら、必要書類について説明がもらえます。
その時書類の郵送を希望すると
査証申請書 
健康診断書のひな形
連絡用データ・メモ用紙
がもらえます。

査証申請書は書けるとこまで書いて、わからない箇所は電話して大使館に聞けばいいと思います。

申請書には写真が必要なのでどこかで証明写真を撮っておきましょう。
●写真1枚(4.5 x 3.5cm)カラー写真で背景は白のものを申請書右上に貼付する。

連絡用データ・メモ用紙は氏名や国籍、出発日を書く簡単なものです。

Bスペイン留学を手数料タダで代行している会社があるので、相談します。(ネットで調べたらいろいろあります)
そこで手伝ってもらえるのがこの2点。

入学許可書
自分でどこの都市の学校に行くか決め、その学校に入学許可書をもらいます。自分で申請することも可能なようですが、めんどくさいと思いますし、まかせたほうが無難だと思います。
海外旅行保険
代行の会社が提携していたAIU海外保険に加入しました。滞在期間1年をカバーしているのと、スペイン語の翻訳文。

ざっくりですが学費が60万+保険が15万+振込手数料1万くらいだったと思いますがそれを代行会社に振り込んだらこれらの書類が手に入ります。振り込んでから1週間くらいで思ったより早く書類が来ました。

Cどこに滞在するのかひとによって違うと思います。
宿泊証明

学校が斡旋している寮、もしくはホームステイを利用する場合は留学代行会社にまとめてお願いできます。

それ以外のパターンは、友人の家や自分で見つけた宿泊先などに滞在する人は滞在先のスペイン人からの招聘状を、経済証明と宿泊証明について保証し、責任を負うと表明した書類を公正証書にして提出すること。滞在先のスペイン人の方が公証人Notarioに依頼。なので自分で何かすることはないです。


D自分で集めなければいけない書類は次の3点です。

■無犯罪証明書
ぼくは警視庁に申請しに行きました。2週間程度で自宅に送られてきます。
過去5年の犯罪歴がないことを証明する書類です。(ぼくはこの書類が一番気がかりでしたw)
住民票がある警察署で申請できるようです。記入済みの査証申請書、パスポート、戸籍抄本、住民票等が必要。
詳細は無犯罪証明書がほしい旨を伝え、各警察署にてご確認ください。
必要に応じて前もって役所に住民票と戸籍抄本をもらっておきましょう。

■経済能力を証明する書類
経済能力を証明するものとして月額1710€相当額以上(宿泊費も含まれる)の滞在費及び往復経費をカバーする金額を証明したものを次の中からいずれか1つ選択。

1 ) 残高証明書。金融機関または郵便局が押印、発行日から1ヶ月以内のもの(和文でも可)。25歳未満、親と同居している学生の場合、親名義の残高証明書でも可。その場合、戸籍謄本と住民票も提出。原本のみ。

2 ) 会社から勉強のため派遣される場合、渡航目的、期間、学校名と住所、往復の費用や生活費等を会社が保証することを明記した保証書でも可。原本のみ。

3 ) 給費・奨学金証明書。スペインまたは他国の公的・私的機関からスペインで勉強するために充分な給費を受けていることを証明するもの。原本とコピー1通。

ぼくは1の残高証明書を銀行に行って発行してもらいました。
1年間の留学予定だった僕の場合、月1710€×12か月でだいたい当時のレートで230万くらい、それに航空券代、宿泊代なども計算すると、残高には300万は必要だったと思います。
なので留学代行会社に費用を払う前に残高証明書は作っておいた方がよさそうです。

■健康診断書
たいそれたものではなく、簡単な健康診断です。自宅近くの病院でしました。
大使館から送ってもらったひな形に医師が記入、署名し、医師印及び病院印(別々の印)が捺印されたもの。
発行日から1ヶ月以内のものなのでこの書類を最後に準備すればいいと思います。

警察、役所、病院、銀行に行かないといけません。
不明な点は各所に電話で聞いたらいいと思います。

E全部の書類がそろって不備がないことを確認し、いよいよ申請です。
申請者本人が必ず大使館に出頭の上、申請すること。(代理申請できません)

申請する場所は在日スペイン大使館の領事部です。
住所:東京都港区六本木1-3-29
営業時間 月曜〜金曜 9:30〜12:30 土日祝日はやってません。

〇パスポート(申請時に大使館が預かることになっています。ビザ発給時に返してもらえます)
〇査証申請書
〇入学許可書
〇海外保険証
〇宿泊証明
〇無犯罪証明証
〇残高証明
〇健康診断
〇連絡用データ・メモ用紙


これらの書類は原本とコピーが必要です。必要ないものもあるかもしれませんが念のため全部コピーをとっておいたほうがいいです。(不足があると申請できないので)

それらに加えて〇返信用定型封筒 も必要です 
スペイン外務省からの許可がおりたあとの結果を送る書類のため、自分の家の郵便番号・宛先・宛名を書いた封筒に82円切手を貼る。

あとはこの封筒が届くのを待つだけです。

封筒が来たら、中に入ってる書類(どういう風に受領するかなど説明が書いてあると思います)を持って、申請者本人が必ず大使館に出頭の上、受領すること。

申請と受領に本人が2回も東京の六本木に行かなければいけないのは東京近郊に住んでいないと面倒くさいですよね。
ぼくはたまたま東京に住んでいたのでさほど困りませんでしたが。
地方でも申請できればもう少し留学するひとが増えると思うんですが。

次回はスペインについた後の居住許可証について書きたいと思います。
スペインでの申請はすべてにおいて問題が発生します。w

Gracias!



posted by あるぞう at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常
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アンダルシアに住み早1年になろうとしています。以前にも1年ほどマドリードに住んでいたので計2年、その中で感じたことや思ったことを書いていけたらなと思います。
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