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2018年08月02日
1級建築施工管理技士の難易度
難易度を知るためには、受験する人たちが、
まずはどういった頭の持ち主で、
どういった経験の持ち主が、
どれぐらいの人数受験して、何人が合格しているか?
という事を知るのが最も合理的だと思います。
そのためには、まずは受験資格はどうなっているか?
知る必要があります。
【受験資格】
大学卒、短大卒、中高校卒、その他とあるので、
最終学歴は問われません。
ただし、最終学歴により
必要とされる実務経験の年数が違います。
建築系の指定学科卒業の場合で、順に、
大学卒、短大卒、中高校卒、その他
3年、 5年、 10年、 15年
となっています。
指定学科以外の場合は
大学卒、短大卒、中高校卒
4.5年、7.5年、11.5年
となっています。
詳しくは 建設業振興基金
1級建築施工管理技術検定のご案内
をご確認ください。
つまり、思い立ったら、
経験を積みさえすれば、
最終学歴は問われません。
中卒であっても、11.5年の現場経験を積めば、
(その場合は、1.5年の指導的経験が必要)
20代後半には最短で取得可能です。
20代合格は28%であることを考えると
(総合資格調べ)
大卒で現場経験3年で取得する場合よりも、貴重な存在だと思います。
現場経験の豊富さという強みを活かせれます。
難易度を計るもうひとつの手立ては
どれほどの範囲の知識が必要とされているか?
ということです。
大まかに上げると、
下記に挙げているように多方面からの知識が試されます。
•機器や材料に関する一般知識
•専門的な工事における技術的知識
•遵守するべき法律の知識
•工程管理、安全管理といったマネジメントの知識
上記のように、
現場施工の知識のみではなく現場を監督する人物として
必要な知識が広く出題されます。
そして、これまで経験してきた工事の中でも、
自分が詳しくない分野やあまり経験していない工事の内容も
くまなく学習する必要があります。
こうして考えてみると、
決して簡単ではない試験だということがわかります。
それでも、
難しいと感じるか簡単だと感じるかはそれぞれ個人次第です。
出題される問題はある程度は決まっています。
過去の問題を約10年分を約5巡
すれば、合格は見えてくると思います。
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1級建築施工管理技士
学科問題解説集
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