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FX・オリジナル手法ランキング

1. FXは上達するのか

小さなコツをいくつか覚えたって駄目です。勝てない原因をきちんと突き止めてからやり直しましょう。FXを楽しむためには「投資期間」が必要です。すぐに始めたって勝てないことは、FXに限らず、何事であれ同じなのです。だからこそ、その期間を短縮するための「方法論」が大切なのです。

 右矢印1 1-1. FXを楽しむために
   アマチュアらしく…
 右矢印1 1-2. いつか負けないはずがない!
   上手くなるまでは短期取引です
 右矢印1 1-3. 難しさの正体って何だ
   利確と損切の理解は大切です
 右矢印1 1-4. FXは上達するのか
   取引機会を絞り込むべきです
 右矢印1 1-5. 数字で掴もう
   その機会にどう臨むかです
2. 経済指標の楽しみ方

このブログで扱う取引の理想は、経済指標発表前後の反応を着実に刈り取り、ポジション保有時間を最短化してリスクを避けることです。でも、効率良く取引するにはそれなりに予備知識が必要です。大した話は紹介できませんが、基本だけは押さえておきましょう。

 右矢印1 2-1. 大きなゾウの隠れ方
   指標取引のための予備知識です
 右矢印1 2-2. ウソは嫌いだ!
   短期取引をやるときの指針です
 右矢印1 2-3. イグアナを見分ける前に
   このブログの指標取引での成績です
 右矢印1 2-4. 小ズルくいきましょう
   いわばジンクスで勝つ方法です

3. 指標取引分析手法

このブログでは経済指標への調査・分析を定型書式で行っています。定型書式を用いることで、反省を踏まえてやり方を進歩させたり、相場環境が変わったことを見つけやすくするため、です。

 右矢印1 3-1. 指標取引の予備知識
   指標発表前後の他の時間と違い
 右矢印1 3-2. ローソク足各部の名称
   全幅・値幅・跳幅とは?
 右矢印1 3-3. 4本足チャート
   このブログで使うチャート表記
 右矢印1 3-4. 反応方向の予備知識
   指標分類と反応方向の基本
 右矢印1 3-5. 取引通貨ペアの選択
   通貨ペアによる有利不利
 右矢印1 3-6. 指標分析の方法
   定量指標分析とは?
 右矢印1 3-7. 反応分析の方法
   定量反応分析とは?
 右矢印1 3-8. 分析の成績
   事前分析的中率
 右矢印1 3-9. ブレイク対応準備
   ついでに…
4. 経済指標DB

経済指標発表前後の短時間に分析期間を絞ることによって、指標への反応に一定の再現性(傾向)があることはわかりました。各国「政策決定指標」・「経済実態指標」の項に、主要な指標についての分析結果と分析事例を纏めてあります。

 右矢印1 4-0. 各国経済・通貨の特徴
 右矢印1 4-1. 日本経済
    4-1-1. 政策決定指標
     (a) 日銀短観
     (b1) 東京都区部CPI
     (b2) 全国CPI
    4-1-2. 経済実態指標
     (c) GDP一次速報
     (d) 機械受注
     (e1) 通関貿易統計
     (e2) 国際収支
 右矢印1 4-2. 米国経済
    4-2-1. 政策決定指標
     (a) FOMC
     (b1) UM消信指数速報
     (b2) CB消信指数
     (b3) ISM非製景指数
     (c1) NY連銀製景指数
     (c2) Phil連銀製景指数
     (c3) ISM製景指数
     (d1) 輸出・入物価指数
     (d2) 生産者物価指数
     (d3) 消費者物価指数
     (d4) PCEコアデフレータ
     (e1) ADP雇用統計
     (e2) 雇用統計
    4-2-2. 経済実態指標
     (a1) GDP速報値
     (a2) GDP改定値
     (a3) GDP確定値
     (b1) 小売売上高
     (b2) 個人消費・所得
     (c1) 鉱工業生産
     (c2) 耐久財受注
     (d1) 中古住宅販売件数
     (d2) 新築住宅販売件数
    4-2-3. 収支関連指標
     (a) 貿易収支
 右矢印1 4-3. 欧州経済
    4-3-1. 政策決定指標
     (a) ECB金融政策
     (c1) ZEW企業景況感調査
     (c2) 独国Ifo企業景況指数
     (c3) 独国PMI速報値
     (c4) 欧州PMI速報値
     (d) 欧州HICP速報値
    4-3-2. 経済実態指標
     (a1) 独国GDP速報値
     (b) 独国貿易統計
     (c1) 独国製造業新規受注
     (c2) 独国鉱工業生産
 右矢印1 4-4. 英国経済
    4-4-0. 英国経済指標反応要点
    4-4-1. 政策決定指標
     (a) BOE金融政策
     (c1) PMI速報値
     (c2) 製造業PMI改定値
     (c3) サービス業PMI改定値
     (d) 物価統計
     (e) 雇用統計
    4-4-2. 経済実態指標
     (a1) 月次GDP
     (a2) 四半期GDP速報値
     (b) 小売売上高指数
     (c) 鉱工業生産指数
     (d) 貿易収支
 右矢印1 4-5. 豪州・NZ経済
    4-5-1. 政策決定指標
     (a) RBA金融政策
     (b) RBNZ金融政策
     (c1) NAB企業景況感指数
     (c2) WP消費者信頼感指数
     (d1) 四半期住宅価格指数
     (d2) 四半期生産者物価指数
     (d3) 四半期消費者物価指数
     (e1) 賃金指数
     (e2) ANZ求人広告件数
     (e3) 雇用統計
    4-5-2. 経済実態指標
     (a) 四半期GDP
     (b) 貿易収支
     (c) 小売売上高
     (d1) 住宅ローン件数
     (d2) 建設許可件数

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【FX会社】
各社特徴があります。最初は資金にも限りがあるでしょうから1つの口座で、慣れたらいくつか口座を開いて自分が使いやすい会社を選ぶと良いでしょう。
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DMM.com証券

FX口座数国内第1位はTVCMで有名。主要通貨のスワップポイントが高く、ドル円スプレッドも原則0.3銭と安い。2万円のキャッシュバック条件は、10万円入金+PC・スマホで3か月各500枚(週毎に各約40枚)の取引と意外に簡単!


ヒロセ通商

他社乗換ほか、キャッシュバックプログラム多数。スプレッドは、クロス円でUSD・EUR・NZDが有利、ドルストレートでEUR・GBP・AUDが有利。最小取引は1000通貨単位で初心者に優しい。スワップが良い会社です。


マトリックストレーダー

キャッシュバック条件はヒロセ通商と同じようです。特長は、スキャルピングOK公言・1日の取引上限なし・1000通貨単位取引可、といった点。


OANDA Japan

MT4業者はスプレッドが狭くても約定力が低い業者が多いなか、約定拒否なしが魅力。またHPの各種分析図表が美しく、あちこちのブログで引用されています。本ブログでは他人の著作物転載はしていないので、お見せできません。一度ご覧ください。


外為ファイネスト証券

特徴は、MT4最狭水準のスプレッド、EA利用可、指値制限なし、MT4サーバ国内設定、1000通貨取引可、です。

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2019年02月17日

前週備忘、及び、2月18日〜22日経済指標

インターネットの普及・進化によって多様な意見を「匿名」で表明できる時代になりました。おそらく「匿名」という点こそ、意見多様化と他者敵視に繋がり、社会の「分裂」に繋がっているようです。多数決の結果が不完全ながらもベターな結論という「約束事」が、そんな約束してない、という人も多くなったからかも知れません。
最近は、以前だったら単なるガス抜きの場でさえ、そうは言えないほど影響力を持ち始めた気がします。

それでも、意見表明は選挙みたいに「無記名投票」が許されるべきでしょう。弊害は多くても「記名投票」しか認めないことよりは、弊害が少ないと考えられます。顔を隠したデモや、企業のコンプライアンス違反通報の匿名も、この考え方です。

フランスでは、政権政策への反発の黄色いベスト運動による毎週末のデモを収束させるため、大統領公約を問う国民投票を今年実施する可能性があるそうです。既に国民の意見を政策に反映させるために設けたインターネット特設サイトには、70万件超の意見が寄せられているそうです。今月に入って討論会も各地で開催されており、3月15日まで約3000カ所で行われる予定だそうです。
途中集計で70万件超の意見をいちいち反映しないために、予め公約を掲げた代表者を選ぶのが選挙だったはずなのに、何だか本末転倒な気がします。

FXには関係ありません。

【前週備忘】

前週はAUDの下げを警戒していたものの、これは完全に外しました。

米国は予算が成立して政府再閉鎖が避けられました。壁の建設は、大統領が国家非常事態宣言を行って、国防予算と麻薬犯罪抑制予算から転用して予算化されそうです。米中貿易閣僚協議は不十分な進展に留まったものの、進展している以上は3月1日の対中関税発動は延期の可能性が高まりました(米大統領発言)。

FRBが市場や景気の様子見をする方針を示した以上、当面は米金利が為替に与える影響が小さくなるでしょう。金利に代わって大きく為替を動かす要因は、経済指標(市場や景気)です。実際、年明け以降の経済指標への反応は昨年より大きくなっています(英国指標を除く。英国指標はいま注視していません)。

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前週の成績を纏めておきます。前週は過去の傾向通りに反応する指標ばかりでした。

・事前分析成績は9勝1敗(分析採用回数10回、的中率90%)
・事前分析の取引方針を採用できなかったことは、前提を満たさずに取引できなかったことが0回、判定不可及び取引不可だったことが2回で、計2回です(12回の取引を事前準備し、うち10回で取引可能=方針採用率83%)
・過去分析に基づく事前方針に沿った取引は5勝2敗でした(勝率71%、事前準備した取引方針12回に対する方針実施率58%)
・それとは別に、過去分析に基づかない、もしくはポジション保有時間延長による取引は4勝1敗でした(全取引に対する方針順守率58%)
・取引時間は13分11秒、損益は+39.67pips、1分足1本当たりの損益は+3.0pips

1分足1本当たり3pips以上の収益は、これで2週続けてです。これは現在、取引する指標を選んでいることも理由のひとつです。



【今週指標】

今週は、大きく動く指標が独国PMI速報値ぐらいです。英国指標は取引しません。
指標以外、USD絡み・AUD絡みでは対中関税の発動延期のツィート有無、GBP絡みは離脱延期の発表有無、が今週注意しておく点です。

2月18日(月)米国休場
注目指標なし

2月19日(火)
09:30 RBA金融政策会合議事要旨公表
18:30 1月集計分英国雇用統計
19:00 2月集計分独国ZEW景況感調査

2月20日(水)
08:50 1月集計分日本通関ベース貿易統計
28:00 米国FOMC議事要旨

2月21日(木)
09:30 1月集計分豪州雇用統計
17:30 2月集計分独国PMI速報値
22:30 2月集計分米国Phil連銀製造業景気指数・12月集計分耐久財受注
24:00 1月集計分米国中古住宅販売件数

2月22日(金)
18:00 2月集計分独国Ifo企業景況感指数
以上



2019年02月15日

2月15日経済指標(結果検証済)

本日は
18:30 1月集計分英国小売売上高
22:30 2月集計分米国NY連銀製造業景気指数・1月集計分米国輸入物価指数
23:15 1月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産・製造業生産
24:00 2月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
が発表されます。
次週週明け月曜は米国市場が休場です。

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米国NY連銀製造業景気指数

NY連銀指数と輸入物価指数のチャートへの影響力は、NY連銀指数>輸入物価指数、です。

市場予想(前回結果)
・NY連銀指数7.10(3.90)
事前差異判別式の解はプラスです。

過去傾向に基づく取引方針
・指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを取り、利確/損切の目安は5・6pipsぐらいにしておきます。欲張るような指標ではありません。もし、直後1分足が直前10-1分足と逆方向に反応したら、直後1分足終値がつく頃に1度だけナンピンしても良いかも知れません。

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予習不足です。本日はNY連銀のみ取引します。
以上




以下は2月16日に追記しています。
【事後検証】

NY連銀

1902米国NY景況感700.png

1902米国NY景況感800.png

1902米国NY景況感900.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




広告以上

2019年02月13日

2月14日経済指標(結果検証済)

明日2月14日は、
08:50 10-12月期集計分日本GDP速報値
16:00 10-12月期集計分独国GDP速報値
22:30 12月集計分米国小売売上高・12月集計分米国PPI
時間不詳 12月集計分中国貿易収支
が発表されます。

日本GDPは改善が予想されていますが取引しません。

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独国GDP速報値

市場予想(前回改定値)
・前期比+0.1%(△0.2%)
・前年比+0.9%(+1.1%)
事前差異判別式の解は△0.1です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足7/4(5/3)
・直前1分足3/2(2/1)
・直後1分足6/4(4/3)
・直後11分足13/9(9/8)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならロングを、プラスならショートをオーダーし、2・3pipsも取れたら利確します。
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならショートをオーダーし、利確/損切の目安を2pipsとしておきます。
・直前1分足が陰線になりそうなら、指標発表直前にロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、早期に決済します。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国小売売上高

小売売上高とPPIが同時発表されるときの反応方向への影響力は、小売売上高>PPI、です。

市場予想(前回結果)
・前期比+0.1%(+0.2%)
・前年比+0.0%(+0.2%)
事前差異判別式の解は+0.1です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足5/3(5/3)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足19/14(7/5)
・直後11分足24/18(11/7)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならばショートをオーダーし、利確・損切りの目安は2pips程度です。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、今回持ちません。
・追撃は、指標発表後の初期反応を確認後は早期追撃開始します。
・再追撃は、発表から数分以内なら3pipsを狙って繰り返しますが、事後差異が0〜△1.1の範囲内だったときは行いません。
以上




以下は2月15日に追記しています。
【事後検証】

独国GDP

かなりおかしな動きでした。発表40秒後まで約3pips陽線、そこから約20秒間は約6pipsほど陰線側に戻し、再び陽線側にどーんと跳ねました。確認できませんが、きちんと定時発表されたのでしょうか?
なお、発表後(18:01)のピークは、EURUSDが1時間足一目均衡表の基準線到達(レジスタンス)で跳ね返されて形成されました。

1902独国GDP速報700.png

1902独国GDP速報800.png

1902独国GDP速報900.png

次回本指標速報値発表は5月15日です。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国小売

かなり悪い数字でした。

1812米国小売700.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




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2019年02月12日

2月13日経済指標(結果検証済)

明日2月13日は
08:30 2月集計分Westpac消費者信頼感指数
10:00 NZ中銀(RBNZ)金融政策
11:00 RBNZ総裁会見
18:30 1月集計分英国物価統計
22:30 1月集計分米国CPI
28:10 RBNZ総裁発言
の発表があります。

ーーー$€¥£A$ーーー

NZ中銀(RBNZ)金融政策

午前中、Westpacは取引しません。
RBNZ金融政策発表の時刻が今回から10時に変更されました。そして、RBNZ総裁会見も11時に変更されています。RBNZ声明か総裁会見で、RBA(豪中銀)に追従して利下げの可能性に言及するかがポイントです。

市場予想(前回結果)
・現状維持(現状維持)

過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足7/4(7/4)
・直前1分足8/6(4/4)
・直後1分足37/30(21/13)
・直後11分足52/38(29/19)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで、利確/損切の目安を5pipsとし、目安に達しなくても発表10秒前には決済します。
一気に動くこともある期間なので、OCOで始めから5pips指定を行う方が良いでしょう。また直前1分足での取引で“遅くとも”発表10秒前の決済は、豪州とNZ指標での取引に必須です。とんでもなく動く場合があります。
・発表後の追撃は早期開始し、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
最近の反応の小ささを踏まえると、追撃開始時点で反応が15pips以上に達していたら、追撃は失敗の確率が高いと言えます。追撃は、初期反応が15pips以下のときに開始し、最近の直後11分足値幅平均が20pips程度しかないことを覚えておきましょう。
・その後は、5pips程度を狙った短期利確の繰り返しを行います。
・直後1分足跳幅の50pips到達は、直後1分足終値からの追撃サインです。すぐに追撃を開始し、必ず直後11分足が終値をつける前に利確機会を見つけましょう。

ーーー$€¥£A$ーーー

英国物価統計

取引しません。

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米国CPI

市場予想(前回結果)
・CPI前月比+0.1%(△0.1%)
・CPI前年比+1.5%(+1.9%)
・コアCPI前月比+0.2%(+0.2%)
・コアCPI前年比+2.1%(+2.2%)
事前差異判別式の解は△1.3です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2018年)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直前1分足5/4(2/1)
・直後1分足18/12(10/4)
・直後11分足24/16(12/8)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に、直前10-1分足が陰線だったときに指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確・損切です。
但し、直前1分足が10pips以上跳ねたときは、指標発表直前に逆方向にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切することを優先します。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始、そして利確は早い方が良いでしょう。

※ リンク先詳細分析記事では、「直前10-1分足や直前1分足が指標発表直後の方向を示唆しないとき、前月集計分のISM非製造業価格指数の実態差異と同じ方向にポジションを取ります。このポジションは、本指標の市場予想が同じ方向になっていたら、本指標事前差異が1.0以上の場合のみ取ることにします」と記しています。
1月集計分のISM非製造業価格指数の実態差異の符号はプラスで、今回本指標の事前差異の符号マイナスと不一致です。

※ 本指標発表後の反応が大きめだったときのため、サポート・レジスタンスは4時間足以上のチャートを見ておきましょう。1時間足チャートのサポートやレジスタンスでは、本指標の動きを止められないことが多いようです。
以上




2月13日23:20頃に追記しています。
【事後検証】

RBNZ

驚くほど大きく反応しました。発表定時から10秒間で26pips上昇、10〜20秒の間に更に31pips上昇で、直後1分足値幅は72pips、直後11分足値幅は100pipsにも達しました。2017年5月以来の大きな反応でした。

これほど大きく反応した理由がよく判りません。
NZDJPYは前週終値75.08円から今週始値74.50円と、58pipsの下窓を開けていました。本発表まで窓は閉じていませんでした。上向きに動けば、75円までは窓閉めのため、上昇余地がありました。
けれども、この窓が開いたままだった理由は、先にRBA(豪中銀)総裁の発言で「利下げもあり得る」との見解を示していたからです。そして、RBNZはRBA政策変更に追従しかねないから、窓を埋められなかった訳です。
上昇し得る余地(窓)があったのに、上昇できなかった理由があった訳です。

RBNZ政策発表が「無難」に終了して、NZDも他の通貨と同じく、米中貿易協議合意の予感に基づくリスク選好の流れに追いつこうとした、と捉えるしかない気がします。
こんなことは予見できません。

1902NZ政策金利700.png

NZDで大きく稼げるチャンスでしたが、発表時刻が悪すぎます。豪州指標と同じく、今後は取引が難しくなるでしょう。
本発表以降の予定は、3月27日・5月8日です。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国CPI

指標結果は総合的に低下したものの(実態差異マイナス)、市場予想に対しては総合的に上回りました(事後差異プラス)。今は物価が上昇しない方が利上げ中断のFRB施策を裏付けるし、市場予想を超えることはポジティブなため、反応は陽線でした。

1901米国CPI700.png

1901米国CPI800.png

1901米国CPI900.png

本指標以降の発表は、3月12日・4月10日が予定されています。

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




10GBで月額400円という安さです。参考までに、2016年末頃から始めたこのブログの情報量は、まだ0.5GBぐらいです。サーバー初利用なら400円から始めても十分だと思います。

そして、申込むと自動でWordPressがセットアップされるため、難しい設定をしなくても最短1〜2分でホームページの作成を始めることができます。定期的に行われるWordPressのバージョンアップも自動で行われるので、古いバージョンを使用して起こるセキュリティーリスクの心配もありません。
初心者に優しくなっていますよね。
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2019年02月11日

2月12日経済指標

取引する気がないときは雑談です。

アルバイトのいたずらSNS投稿のニュースが連日報道され、今回発端となったくら寿司では刑事・民事でアルバイトを告発するそうです。そういったことは、SNSが流行る前から一定数の心ない人たちがやっていただろうに、最近の小悪人たちには厳罰が下される恐れがあります。悪い時期に悪く目立ったことが理由で厳罰に処せられることがありませんように(公平な罰かバチが当たりますように)。

甘いのかも知れませんが、誤解を招かないように断っておくと、私はそんなことをしたことはありません。でもきっと、若い頃は罪悪感もなしにバカなこともしたはずです。バカなことをして、それを周囲に言いふらしたりしなかったし、気づいた周囲の大人はそれを問題にするより私にわかるように諭してくれていたのでしょう。
人間は周囲の影響を受けるものです。特に若い頃、そういう偉い大人に出会えることは、きっと一生モノのラッキーです。

例えば、友人は車にはねられて道でぐったりしていた猫を動物病院に連れ込み3万円を請求されました。心ない彼の家族は口を揃えて「神様でなければバカだ」と彼をボロカスに批難しました。
でも、彼の家族は皆とても優しく思いやりがあって、私なんかまだ20歳そこそこの彼の息子から他人への気遣いを教わることもあるぐらいです。気のせいか、この1件以降、彼の家の近所では猫たちでさえ穏やかな表情をしています(科学的根拠はありません)。

くら寿司が「本当に」刑事告発したり賠償を求めたりせず、馬鹿な若者を良い大人になれるように導きますように。そしてこんなことが起きたとき、解雇したり告訴するような企業より、(彼らを庇うのでなく)彼らを教育してきちんと指導する責任を表明する企業があってほしいものです。
それほど難しいことでもないと思います。底意地の悪い記者の質問に万全に備える姿も含めて、彼らに父親らしく苦難を乗り越え責任を果たす姿を見せて欲しいものです。
外食産業のターゲットは円満な家族でしょう。父親でもないし、そんな義務もありません。あくまで、企業イメージ挽回→宣伝、で構わないはずです。
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さて、明日2月12日は、
09:30 12月集計分豪州住宅ローン件数・1月集計分NAB企業景況感指数
が発表されます。

住宅ローン件数は、直後1分足の過去平均跳幅が4pipsしかない、影響力が弱い指標です。よって、同時発表指標があるときは取引を行いません。
以上




ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




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2月11日経済指標

本日は日本祝日で中華圏春節明けで、
18:30 10-12月期集計分英国GDP速報値・12月集計分英国月次GDP・12月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数
の発表があります。

けれども、この時間の取引は行いません。理由は、どの指標のどの項目が反応方向を決めるかがわからないためです。

月次GDPと鉱工業生産指数・製造業生産指数の関係です。月次GDPは2018年7月以降発表されるようになりました。月次GDPが発表されるようになってから、全て鉱工業生産指数・製造業生産指数と同時発表されています。
過去7回のGDP前月比の事後差異(発表結果ー市場予想)と直後1分足の反応方向の関係は次の通りです。

    月次GDP 鉱製指 直後1分
7月発表  同値   △1.1  陰線
8月発表  △0.1   +0.9  陰線
9月発表  △0.1   △1.1  陰線
10月発表 △0.1   +0.6  同値
11月発表 △0.1   △0.4  陽線
12月発表  同値  △2.7  陰線
1月発表  +0.1   △4.4  陽線

月次GDPの事後差異と直後1分足の方向一致は3回、不一致は1回、同値ノーカウントが3回です。
鉱工業生産指数・製造業生産指数の事後差異と直後1分足の方向一致は3回、不一致は3回、同値ノーカウントは1回です。
反応方向への影響力は、月次GDP>鉱工業生産指数・製造業生産指数、が実績です。

次に、本日発表される四半期GDP速報値は、2018年4月以前の速報値と少し位置づけが異なります。
かつて速報値は1・4・7・10月が発表月でした。がしかし、月次GDPが発表されるようになった2018年7月以降は、四半期GDP速報値が8・11・2月に発表されています。これは以前のGDP改定値発表のタイミングです。
その四半期GDP速報値は、2018年8月10日と11月9日に月次GDPと同時発表されています。けれども、その2回は前期比も前年比も全て事後差異が0で、影響力強弱判定の参考になりません。

以上のことから、四半期GDP速報値、月次GDP、鉱工業生産指数・製造業生産指数の影響力強弱は、はっきりしません。
よって、取引は諦めます。

なお、参考までに、2018年7月以降の四半期GDP速報値と月次GDPと鉱工業生産指数・製造業生産指数が同時発表されたこの時間帯過去2回の反応程度(順跳幅平均/値幅平均pips)は、
・直前10-1分足6/4
・直前1分足19/9
・直後1分足10/6
・直後11分足10/4
です。
直前1分足が大きいことと、発表後に一方向に反応を伸ばさず迷いがあること、が2回の共通項です。
以上




ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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2019年02月10日

前週備忘、及び、2月11日〜15日経済指標

【前週備忘】

前週はRBAの政策方針豹変がテーマの週でした。この点は別に記載したので、ここでは割愛します。
前週後半の主要国株価はやや下落し始めており、今週はどこかで強いリスク回避に繋がる可能性があると思われます。

ーーー$€¥£A$ーーー

前週の成績を纏めておきます。前週は過去の傾向通りに反応する指標ばかりでした。

・事前分析成績は7勝1敗(分析採用回数8回、的中率88%)
・事前分析の取引方針を採用できなかったことは、前提を満たさずに取引できなかったことが5回、判定不可及び取引不可だったことが2回で、計7回です(15回の取引を事前準備し、うち8回で取引可能=方針採用率53%)
・過去分析に基づく事前方針に沿った取引は4勝2敗でした(勝率67%、事前準備した取引方針15回に対する方針実施率40%)
・それとは別に、過去分析に基づかない、もしくはポジション保有時間延長による取引は7勝敗でした(全取引に対する方針順守率86%)
・取引時間は29分55秒、損益は+104.85pips、1分足1本当たりの損益は+3.5pips

【今週指標】

今週は、@ 中華圏春節明け、A NZ中銀(RBNZ)が豪中銀(RBA)への方針・見通しの追従有無、B 米国政府機関再閉鎖の有無判明、が予定されており、C 米中貿易協議進展、D 英国のEU離脱期限の延期申請、の突発ニュースに備えつつ、E 次週月曜が米国市場休場(次週末のCD突発に備えて、大口ポジションを放置できない情勢)、を頭に入れておくことになります。
リスク回避の動きがどこで始まり、どの程度になるのかがテーマです。

経済指標発表前後の取引では、@豪州指標悪化による過去平均よりも陰線が長くなる懸念(陽線が反転する懸念)や、A RBNZ金融政策発表前の警戒による陰線化や、B 米国指標が悪化しない場合の方向不安定と、C 英国指標への影響持続時間がかなり短時間、という方針で臨みましょう。これら方針が外れても損しないし、方針と実際が一致していれば、利益を少し伸ばしやすくなります。

2月11日(月)日本祝日、中華圏春節明け
18:30 10-12月期集計分英国GDP速報値・12月集計分英国月次GDP・12月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数

2月12日(火)
09:30 12月集計分豪州住宅ローン件数・1月集計分NAB企業景況感指数

2月13日(水)
08:30 2月集計分Westpac消費者信頼感指数
10:00 NZ中銀(RBNZ)金融政策
18:30 1月集計分英国物価統計
22:30 1月集計分米国CPI

2月14日(木)
08:50 10-12月期集計分日本GDP速報値
16:00 10-12月期集計分独国GDP速報値
22:30 12月集計分米国小売売上高・12月集計分米国PPI
時間不詳 12月集計分中国貿易収支

2月15日(金)翌週月曜米国休日
18:30 1月集計分英国小売売上高
22:30 2月集計分米国NY連銀製造業景気指数・1月集計分米国輸入物価指数
23:15 1月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産・製造業生産
24:00 2月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
以上




2019年02月09日

前週AUDと次週も万が一に備えて注視の話

【1. 伏線】

5日のRBA声明の要点は、

  • 結論は「市場予想通り現状維持」で、その理由は「政策スタンスを変更しないことが経済の持続可能な成長と、時間をかけてインフレ目標を達成することに一致すると判断」したため、です。この理由はこのところずっと同じ文言です。
  • 今後の見通しは、「失業率低下とインフレ目標達成に更なる進展が期待されるが、進展は緩やかである可能性」で、この内容は昨年12月4日声明と同文です。
  • 以前との文言の違いは主に次の点でした。失業率は今後2〜3年の間に4.75%へ低下する見込みで、基礎的インフレ率は今後2〜3年で持ち直すと予想されるものの、それは穏やかで以前の予想よりも少し長く時間がかかる

でした。

下線部が、以前と違う箇所です。
失業率は、11月4日理事会の議事要旨(11月20日公表)で「2020年半ばまでには4.75%へ低下」としていました。4.75%への到達が1年半後から今後2〜3年の間に後ズレされました。
物価は、12月4日の声明では「2019年のインフレ率は中心的シナリオで2.25%」でした。これも以前よりも少し長く時間がかかる、と後ズレされました。

後ズレこそされていたものの、11月20日にRBA総裁は「予想通り経済が成長すれば、ある時点で金利は上昇する公算が高い」と述べていました。そして、12月20日に公表された12月4日理事会の議事要旨では「次の金融政策変更はおそらく利上げになるだろう」と記されていました。更に、1月29日、RBA理事会委員のひとりは「次回の行動は利上げと予想」との発言が報道されています。

これら伏線となる発言に基づけば、失業率とインフレ率が多少後ズレしていても、「失業率低下とインフレ目標達成に更なる進展が期待される」という文言の方に注目が集まるのも当然です。

実際、声明発表定時直後に数秒間だけ陰線側に数pips振れたものの、数秒後には陽線での反応に結び付きました。だって、次の政策変更は利上げ方向です。

1902豪州RBA700.png

【2. 反転】

ところが翌6日10:30、「RBA総裁は、次の金利の動きが上下方向のどちらにもなる可能性がある、と発言した」と伝えられました。
突然、これまでと話が違うじゃないか、というサプライズが起きました。
この発言を受けてAUDUSDは、0.7238ドル(6日10:30)から1時間で0.7175ドルまで下げ(時速53pips)、AUDJPYも79.45円から時速77pipsで下げました。

こんなとき、起きたことは起きたこととして、とりあえず、ついていくしかありません。
このブログのように、短期取引中心(指標発表前後は短期取引徹底)なら、自分のリクツと違う動きには素早く対応する必要があります。決して自説に拘らない「節操のなさ」は、短期取引で負けないためのスキルのなかで最も重要です(それでも自説を持っておくのは、予め自説通りの展開になったときにビビッて、大きく稼ぐチャンスを見逃しにくくするためです)。

一段落して振り返ると、RBA総裁が豹変した理由は気になります。
件(くだん)の発言は、「失業が増加し、インフレ停滞が続く場合は利下げを行う可能性がある」でした。一方、「雇用と賃金が増加するなら、政策金利を引き上げる可能性もある」でした。だから「過去1年間は次の金利の動きは下方向よりも上方向となる可能性が高かったものの、現時点ではその可能性はより均衡しているようだ」と述べていました。
いかがでしょう。そんなにおかしな発言ではない、と思います。

確かに従来の利上げ見通しが後退しています(利上げの可能性がなくなった訳ではない)。でも、利下げがメインシナリオになった訳でもありません。
「失業が増加」って、前日のRBA声明は「今後2〜3年の間に4.75%へ低下」と記していたじゃないか。「インフレ停滞が続く」って、前日のRBA声明は「以前の予想よりも少し長く時間がかかる」と記していたじゃないか。
だから「貿易摩擦に伴う中国経済の減速懸念や、英国の合意なき離脱が現実化したなら、これまでの次は利上げ方向の方針を見直さないといけない」と言ってくれれば良かったのに。
でもそうじゃなかった。

【3. トドメ】

そして8日09:30、RBA四半期金融政策報告で「2018〜19年度(18年7月〜19年6月)の成長率予想を従来の3.25%から2.50%に下方修正」しました。19〜20年度の成長率予想も従来の3.25%から2.75%に下方修正しました。
年度が6月始まりな点はポイントです。

この発表を受けて、週末終値は0.7085ドルまで下げています(6日発言前から153pipsの下げ)。AUDJPYも6日発言前から週末終値77.77円で終えました(168pipsの下げ)。2・3日で150pips強動いた訳です。
AUDUSDもAUDJPYも、それぞれ日足一目均衡表の雲の下端・上端がサポートしました。
このサポートは、8日欧州時間か米国時間に下抜け、次週からはレジスタンスに変わる、と予想していましたが、これは外しました。

【4. 次週も注目】

大きく眺めるより、まずは次週です。
11日は春節明けで中華圏での取引が再開され米中次官級貿易協議、14-15日に閣僚級貿易協議が予定されています。15日には、先に米議会で合意した暫定予算の執行期限も迎えます。そして、翌週月曜の18日は米国市場が祝日休場です。
週末15日金曜を目がけてどんどん疑心暗鬼が膨らむ展開しか予想できません。

週明けは、米中貿易協議の進展予想より先に、上海・香港の株価がAUDに影響を与える可能性が高いでしょう。それから米中次官級協議の結果、15日の閣僚級貿易協議です。首脳会談まで決着がつくとは思えないものの、進展があればAUDは買われます。

そして、米国政府機関再閉鎖関係があります。
6日に行われた米大統領による一般教書演説では、相変わらず「国境の壁の建設」を強く主張し、ただ議会の捻じれを意識して「党派を超えた連携を呼びかけた」と報道されています。何て都合のいいヤツ!という感じの報道でした。
ところが、報道されていない事実として、この演説は米国で評判が良いそうです。@ 当初主張していたコンクリートの巨大な壁の建設を、フェンスでの設置の設置かフェンスが必要な個所にだけコンクリートの壁を設けること(この箇所の原文が見つかりません)、A ドリーマー(子供のころに親に連れられて不法入国となった人)には米国市民となる道を示したこと、が理由です。
15日に政府再閉鎖が行われないことが決まるとドル買い材料のためUSDが買われ、また政府機関閉鎖になるとUSD売です。

AUDにとって最悪なパターンは、米中協議の進展がなく中国株が下落し、米国政府機関が再閉鎖されない場合、AUDを買うことができなくなります。もし大きく下げ始めたら、それを止める理由はテクニカルな理由しかありません。
AUDUSDは、現在のサポート0.7055ドル付近(日足一目均衡表の雲下端)を下抜けると、次のサポートは0.701ドル付近(12月下旬下値まで50pips弱)と近すぎます。ここを下抜けると、0.684ドルの1月3日のフラッシュクラッシュ下値までサポートが見当たりません。
今のところ、そんなに豪州経済が悪い様子はないものの、頭に入れておいてもいい数字です。
以上




2019年02月08日

見てきたように

NYタイムズで、日本のワーキングマザーの家事労働が多すぎる、という特集が組まれ、世界の主婦の同情を集めているそうです。
それで思い出したことがあります。

私がよく中国出張していたのは、今から15〜20年も前だったでしょうか。中国では、女性の社会進出が早くから進んでいました。だからアジア圏では珍しく、中国の男性は家事も結構やっていました。そんな中国人たちから見ると、私のような亭主は信じられなかったようです。

ある訪問先の董事長(社長)は女性でした。
「洗濯は?」と私は詰問されました。
「雨が降り始めたら妻に知らせてあげます」
ボロカスに怒られました。世間話なんてするんじゃなかった。

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それはさておき、7日、ワーキングウーマンのイエレン前FRB議長は、
・米経済は賃金上昇で個人消費が押し上げられ、今年も引き続き堅調と予想、
・但し、現在の状況は中国減速で12月まで利上げ見送った2016年当時と似ている、
・FRBが再び利上げする可能性が考えられない訳ではない一方、利下げもあり得る、
との見解を示しました。

RBAは5日の声明では従来通りの内容だったものの、6日のRBA総裁会見では「次の政策方向」を、従来の「利上げの可能性高い」という見通しから、「利上げか利下げかわからない」と修正しました。

6日、EU大統領は記者会見で「ブリグジットを安全に行う計画もなくそれを推進した人たちには、地獄の特等席が用意されている」と発言し、物議をかもしました。物議はさておき、英首相官邸の「こうした物言いをして、それが何かの助けになるのだろうか」というコメントはまともです。そこだけまともです。
上に立つ者は「やりきれなさ」を何かにぶつけるのでなく、それを呑みこむ度量が求めらる、と信じます。

ーーー$€¥£A$ーーー

今年の世界経済が成長減速となることは、昨年末の株安で市場に警告されていました。それでも当時、各国金融当局は、どちらかと言えば「成長が鈍化するにせよ、企業業績や雇用環境の改善進展を見る限り、そんなに悪くないはずだ」でした。

なぜここにきて急にあちこちの見通しが悲観的になったのでしょう。
米中貿易摩擦解決と英国のEU離脱について、きっと各国金融当局が何か情報共有したのに違いありません。こりゃ危ない、という訳です。
見てきたように書いていますが、もちろん見てません。

国民投票が再度実施されない限り、英国はいずれEUを離脱します。それによって、企業や資金(雇用)を失っても、移民を制限することと自国のことを自国で決めることを、英国民は2016年に選択しました。
今になって「そんなことは聞いていなかったし、そんなつもりもなかった」という世論が高まっているそうです。がしかし、離脱派と残留派が現状4:6ぐらいの世論調査結果では再投票実施が難しいでしょう。

政治家が再投票実施を決断する大義名分には、せめて離脱派と残留派の比率が3:7か2:8という見込みが必要でしょう。3:7という比率は「離脱派より残留派が2倍以上いる」、2:8という比率はそれが「4倍以上もいる」と言える数字です。合意なき離脱期限がここまで迫っても、まだそういう比率にはなっていないようです。

では、再投票を行うとの見通しもなしに、2016年6月以降の2年半にも及ぶ離脱準備期間を無駄に過ごして「混乱回避」のために離脱期限を延期できるでしょうか。
それが難しい、という訳か。
わかったように書いていますが、もちろんわかりません。
以上

2月8日経済指標(結果検証済2)

本日は
08:50 12月集計分日本国際収支
09:30 豪中銀(RBA)四半期金融政策報告
が発表されます。

日本国際収支は取引しません。

RBA金融政策報告は、先日のRBA総裁の方針変更が反映されているなら、発表前後にAUD売の可能性があります。 ただ、先日大きく下げているので、その場合もまた大きく下げるか疑問です。
現在AUDJPY(7時)は78円で、日足一目均衡表の雲上端が77.5円付近にあるので、それがサポートになるでしょう。
本日のAUDは週明け春節休暇明けの中華圏の市場再開を睨んだ動きとなります。
以上




以下は2月8日12時過ぎに追記しています。
【事後検証】

RBA四半期金融政策報告は、取引対象に含めていません。取引対象(成績対象)に含めるのは、過去の傾向通りに動きやすい指標だけです。

報告は、先日のRBA総裁がコメントした通り、成長率見込みを下方修正していました。昨年6月から今年6月までの1年間について、従来の成長率予想3.25%から2.50%に引き下げました。
結果、77.5円のサポートまでAUDJPYは売られました。今朝7時(78円付近)から50pipsの下落に留まりました。

現在(12時)ほぼ半値戻しの77.7円付近で、欧州時間以降にサポート(77.5円)を下抜けする恐れがあります。そして、週末を控えてEURやGBPが強い状況とも思えません。
USD買とJPY買のどちらが強くなるかによって、クロス円は下げの程度が変わります。24時までに全面円高の動きにならなかったら、チャートがややこしくなりそうなので今夜の取引は諦めます(全面円高なら、AUDかGBPを売ります)。

私はアマチュアなので、取引しやすい(わかりやすい)場面だけを待つ訳です。そうでないと、わずかな含損でびくびくするのがイヤなのです。
以上

以下は2月9日に追記しています。
【事後検証2】

昨日、欧州時間から米国時間に、USD買もJPY買もほとんど起きませんでした。米株の下げも小さく、週末を控えて読みを完全に外しました。
読みを外しておいてナンですが、そんな夜は取引しないに限ります。
以上

ーーー注記ーーー

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