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FX・オリジナル手法ランキング

1. FXは上達するのか

小さなコツをいくつか覚えたって駄目です。勝てない原因をきちんと突き止めてからやり直しましょう。FXを楽しむためには「投資期間」が必要です。すぐに始めたって勝てないことは、FXに限らず、何事であれ同じなのです。だからこそ、その期間を短縮するための「方法論」が大切なのです。

 右矢印1 1-1. FXを楽しむために
   アマチュアらしく…
 右矢印1 1-2. いつか負けないはずがない!
   上手くなるまでは短期取引です
 右矢印1 1-3. 難しさの正体って何だ
   利確と損切の理解は大切です
 右矢印1 1-4. FXは上達するのか
   取引機会を絞り込むべきです
 右矢印1 1-5. 数字で掴もう
   その機会にどう臨むかです
2. 経済指標の楽しみ方

このブログで扱う取引の理想は、経済指標発表前後の反応を着実に刈り取り、ポジション保有時間を最短化してリスクを避けることです。でも、効率良く取引するにはそれなりに予備知識が必要です。大した話は紹介できませんが、基本だけは押さえておきましょう。

 右矢印1 2-1. 大きなゾウの隠れ方
   指標取引のための予備知識です
 右矢印1 2-2. ウソは嫌いだ!
   短期取引をやるときの指針です
 右矢印1 2-3. イグアナを見分ける前に
   このブログの指標取引での成績です
 右矢印1 2-4. 小ズルくいきましょう
   いわばジンクスで勝つ方法です

3. 指標取引分析手法

このブログでは経済指標への調査・分析を定型書式で行っています。定型書式を用いることで、反省を踏まえてやり方を進歩させたり、相場環境が変わったことを見つけやすくするため、です。

 右矢印1 3-1. 指標取引の予備知識
   指標発表前後の他の時間と違い
 右矢印1 3-2. ローソク足各部の名称
   全幅・値幅・跳幅とは?
 右矢印1 3-3. 4本足チャート
   このブログで使うチャート表記
 右矢印1 3-4. 反応方向の予備知識
   指標分類と反応方向の基本
 右矢印1 3-5. 取引通貨ペアの選択
   通貨ペアによる有利不利
 右矢印1 3-6. 指標分析の方法
   定量指標分析とは?
 右矢印1 3-7. 反応分析の方法
   定量反応分析とは?
 右矢印1 3-8. 分析の成績
   事前分析的中率
 右矢印1 3-9. ブレイク対応準備
   ついでに…
4. 経済指標DB

経済指標発表前後の短時間に分析期間を絞ることによって、指標への反応に一定の再現性(傾向)があることはわかりました。各国「政策決定指標」・「経済実態指標」の項に、主要な指標についての分析結果と分析事例を纏めてあります。

 右矢印1 4-0. 各国経済・通貨の特徴
 右矢印1 4-1. 日本経済
    4-1-1. 政策決定指標
    4-1-2. 経済実態指標
     (a) GDP速報値
     (e) 国際収支
 右矢印1 4-2. 米国経済
    4-2-1. 政策決定指標
     (a1) FOMC政策変更時
     (a2) FOMC政策変更直前
     (b1) UM消信指数速報
     (b2) CB消信指数
     (b3) ISM非製景指数
     (c1) NY連銀製景指数
     (c2) Phil連銀製景指数
     (c3) ISM製景指数
     (d1) 輸入物価指数
     (d2) 生産者物価指数
     (d3) 消費者物価指数
     (d4) PCEコアデフレータ
     (e1) ADP雇用統計
     (e2) 雇用統計
    4-2-2. 経済実態指標
     (a1) GDP速報値
     (a2) GDP改定値
     (a3) GDP確定値
     (b1) 小売売上高
     (b2) 個人消費・所得
     (c1) 設備稼働率
     (c2) 耐久財受注
     (d1) 中古住宅販売件数
     (d2) 新築住宅販売件数
    4-2-3. 収支関連指標
     (a) 貿易収支
 右矢印1 4-3. 欧州経済
    4-3-1. 政策決定指標
     (a) ECB金融政策
     (c1) 独国ZEW景況感調査
     (c2) 独国Ifo業況指数
     (c3) 独国PMI速報値
     (d) 欧州HICP速報値
    4-3-2. 経済実態指標
     (a1) 独国GDP速報値
 右矢印1 4-4. 英国経済
    4-4-0. 英国経済指標反応要点
    4-4-1. 政策決定指標
     (a) BOE金融政策
     (c1) 製造業PMI
     (c2) サービス業PMI
     (d) 物価統計
     (e) 雇用統計
    4-4-2. 経済実態指標
     (a1) GDP速報値
     (a2) GDP改定値
     (a3) GDP確定値
     (b) 小売売上高指数
     (c) 鉱工業生産指数
 右矢印1 4-5. 豪州・NZ経済
    4-5-1. 政策決定指標
     (a) RBA金融政策
     (b) RBNZ金融政策
     (c) WP消費者信頼感指数
     (d1) 四半期住宅価格指数
     (d2) 四半期消費者物価指数
     (e1) ANZ広告求人件数
     (e2) 雇用統計
    4-5-2. 経済実態指標
     (a) 四半期GDP
     (b) 貿易統計
     (c) 小売売上高
     (d) 住宅ローン件数

ーーーーーーーー
【FX会社】
各社特徴があります。最初は資金にも限りがあるでしょうから1つの口座で、慣れたらいくつか口座を開いて自分が使いやすい会社を選ぶと良いでしょう。
ーーーーーーーー

DMM.com証券

FX口座数国内第1位はTVCMで有名。主要通貨のスワップポイントが高く、ドル円スプレッドも原則0.3銭と安い。2万円のキャッシュバック条件は、10万円入金+PC・スマホで3か月各500枚(週毎に各約40枚)の取引と意外に簡単!


外為ジャパン

キャッシュバック条件はDMM.comと同じ。0.1枚単位から取引可能で、ドル円中心の取引ならばスプレッドも原則0.3銭と安い。最初に口座開設したり自分で手法研究するために良いと思います。


ヒロセ通商

他社乗換ほか、キャッシュバックプログラム多数。スプレッドは、クロス円でUSD・EUR・NZDが有利、ドルストレートでEUR・GBP・AUDが有利。最小取引は1000通貨単位で初心者に優しい。スワップが良い会社です。


マトリックストレーダー

キャッシュバック条件はヒロセ通商と同じようです。特長は、スキャルピングOK公言・1日の取引上限なし・1000通貨単位取引可、といった点。


OANDA Japan

MT4業者はスプレッドが狭くても約定力が低い業者が多いなか、約定拒否なしが魅力。またHPの各種分析図表が美しく、あちこちのブログで引用されています。本ブログでは他人の著作物転載はしていないので、お見せできません。一度ご覧ください。


ライブスター証券

特徴は、スワップポイントが業界最高水準、証券口座とFX口座との間でリアルタイム資金連携。株とFXと両方やる方にお薦めです。



外為ファイネスト証券

特徴は、MT4最狭水準のスプレッド、EA利用可、指値制限なし、MT4サーバ国内設定、1000通貨取引可、です。

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ランキングサイトに登録すると、やっぱりランキングは気になります。でもせっかくだから、他の人の記事もご覧ください。



2019年02月27日

ヒマなので、カッコウの話です

カッコウはヨシキリの巣に卵を産む習性があります。その卵から孵ったカッコウの雛は、何とヨシキリの卵も雛も巣の外に捨ててしまう習性があります。気の毒なことに、ヨシキリの親鳥は巣に残ったカッコウの雛を育てる習性があります。
この「托卵関係」はかなり古くから知られていました。

ところがです。よくよく観察すると、一部のヨシキリはカッコウの卵を見分けて、巣からカッコウの卵を捨てていることが判明しました。すると驚くべきことに、一部のカッコウはヨシキリの卵そっくりの卵を産むようになっていたことも判明したのです。もっと驚くべきことに、一部のヨシキリは、それでもカッコウの卵を見分けて捨てていることも判明しました。
これらのことは事実ですが、あまり知られていません。もちろん、未だにカッコウに托卵されているヨシキリたちも、そのことを知りません。

もし、ヨシキリがカッコウの卵を見分ける能力が、カッコウがヨシキリの卵に似せて産卵する能力を上回れば、カッコウは絶滅に向かいます。その逆なら、ヨシキリは絶滅に向かいます。それを危惧した生物学者たちが必死に調べ上げたところ、同じ生存域で注意深いヨシキリか迂闊なヨシキリかの一方しか残っていない生存域は、少なくともアジアとヨーロッパに見られなかったそうです。
この状態を「両者の生存競争が平衡化している」と言います。

ではなぜ平衡化するのでしょう。
一部のヨシキリは、自分の卵の模様や形状の特徴を産卵1シーズン目こそ覚えていないものの、2シーズン目(あるいは3シーズン目)からは覚えているらしいのです。だから、カッコウの卵が一般的なヨシキリの卵に似ていても「自分の卵ではない」と識別できます。
カッコウがベテランのヨシキリに托卵すると失敗し、若いヨシキリに托卵すると成功しているから、平衡化していたのです。

残る疑問は、ヨシキリがカッコウの雛を育てている途中で、これは我が子ではないと識別する能力の有無です。もし識別能力があっても、ヨシキリには途中まで育てた子殺しができない、という可能性が残ります。だから、識別能力の有無はまだわかっていません。

無理矢理、FXの話に繋げます。識別能力を身につけて優しくない取引をしたいものです。
以上

2018年12月17日

住宅指標は景気先行指標なのか

住宅指標は景気先行指標との指標解説が多々見受けられます。異口同音に同じような解説が見られることから、このことはきっと経済学的なしっかりした理由があるのでしょう。
けれども、主要先進国でそうした関係が単月/単期毎に明確に成り立っていることはありません。

なぜそれが成り立たないのか、という理由なら、アマチュアでもデータを見ていれば気づくことがあります。
すなわち、住宅指標の改善/悪化は、中銀の金融緩和/引締といった政策の影響を受けがちです。しかしながら、中銀の金融緩和/引締といった政策の転換や速度調整は、逆に景気の過熱や低迷を理由に実施されます。だから、実際には景気の方が住宅指標より先行変化しがちに見えることが多いのでしょう。

但し、移動平均線を見る人には、これが逆に見えがちです。住宅指標は景気(例えば成長率)よりも金融政策の緩和/引締といった転換や速度調整に敏感に反応しがちです。変化初動に大きく動きがちな住宅指標の移動平均線の方が、成長率の移動平均線よりも早く変化するのは、単に算術計算の問題で経済の問題ではありません。

従って、単月/単期毎の経済指標発表前後の短時間しかFX取引をしないなら、移動平均線はポジションの根拠になりません。移動平均線を活用する取引は「複数回の発表結果の方向を当てて乗る」ことなので、FXの短期取引で使える方法ではない、というのが結論です。
以上
タグ:住宅指標

2018年11月14日

あいたたた

今日は夕方から指標取引なしでやってましたが、既に100pipsぐらい負けました。こんな日もあります。もったいない気がするけど、夜中のGBP取引は諦めます。
以上

2018年10月19日

最近の各国経済指標発表時の反応への違和感検証

最近の経済指標発表前後の取引成績(勝率及び収益)が少し下がっている気がします。
収益低下は、一番多く取引する米国指標への反応が小さいからです。但し、これはUSDJPYのボラティリティ自体が小さくなっているからで、仕方ありません。
問題は、経済指標以外の最近の政治的・経済的なニュースが、経済指標発表結果への反応を以前と違うように変えていないか、です。もしそうなら、過去の傾向を重視する本ブログでの方法論は、根底から疑われます。
気になるので、そのことを検証しておきます。

結論は、

  • 経済指標発表直後の反応方向は、以前からの通り、指標結果の良し悪しに素直なこと
  • その素直さは、これまで通り(なぜか)円クロスで取引する方がドルストレートで取引するよりもアテにできること
  • よって、これまでのやり方を変更する必要はないこと

です。
以下、検証過程を示します。

なお、この件の調査範囲は、9月24日〜10月18日に発表された主要経済指標です。「主要」とは、本ブログPC版の左袖にリンクを列記している指標を指しています。9月24日以降、この調査を行いたくて、指標発表前後の円クロスとドルストレートの両方のチャートを記録していました。




さて、経済指標発表直後は、発表結果ー市場予想>0ならば陽線、発表結果ー市場予想<0ならば陰線で発表されがちです。指標が前月比と前年比のように複数の項目を同時発表する場合も同様です。但し、こうした場合、事前に前月比と前年比の重み付けを行います。例えば、

2✕前月比の事後差異+1✕前年比の事後差異
但し、事後差異=発表結果ー市場予想

のようにです。
このブログでは、この式を事後差異判別式と呼んでいます。
事後差異判別式の解の符号が正(>0)ならば、直後1分足は陽線で反応し、負(<0)ならば陰線で反応しがちです。逆に言えば、この現象が確率的に信用できるように事後差異判別式は求めています。

次に、米国指標では、USDJPYに対しEURUSDの表記のように、チャート方向が上下逆になります。米国指標に限っては、チャートに表記されるローソク足の方向が問題なのではありません。USD買/USD売という方向が同じかどうかを問題にします。米国指標への素直な反応とは、事後差異判別式の解の符号が正のときUSD買で、負のときUSD売だったかです。
米国以外の欧州・英国・豪州・NZは、通貨ペアがXXXJPYとXXXUSDと表記されるように、チャートの方向も素直な方向も同じです。

調査範囲の各指標結果と反応を下表に一覧します。

通貨有利不利.png

XXXJPY・XXXUSDは、米国指標の場合、USDJPY・EURUSDです。米国以外の指標では、その国の通貨と円やドルとのクロスになります。例えば欧州指標なら、EURJPY・EURUSDです。

また、注目していた25指標のうち、3指標は米国・NZ・豪州の中銀金融政策です。この3指標は分析から除きます。指標結果の良し悪しを単純に数値(政策金利やQE規模)で判断できないからです。
残る22指標の直後1分足の反応方向・程度(pips)を、指標結果の良し悪し(事後差異判別式の解の正負)と対比して、素直な反応をしていたときを青、そうではなかったときを赤で示します。反応が0pipsだったときは判定しません。同値終了時を集計時にカウントしないことは、本ブログの一貫したルールによるものです。

円クロス取引では、22回のうち5回の直後1分足が始値-終値同値終了でした(1pips単位・四捨五入)。残る17回のうち、素直に反応したことは14回(方向一致率82%)でした。
ドルストレート取引では、22回のうち3回の直後1分足が始値-終値同値終了でした。残る19回のうち、素直に反応したことは12回(方向一致率63%)でした。

この結果は、事後差異判別式がアテにできる点でも、円クロス取引の方が(なぜか)有利な点でも、過去の経験に照らして異常ありません。
よって、最近の取引で気になっていた疑問への答えは、

  • 経済指標発表直後の反応方向は、以前からの通り、指標結果の良し悪しに素直なこと
  • その素直さは、これまで通り(なぜか)円クロスで取引する方がドルストレートで取引するよりもアテにできること
  • これらの事実は、このブログでのこれまでのやり方を変更する必要がないこと

でした。

以前に比べて最近はUSDJPYのボラティリティの小さいことが違和感の原因だったようです。ヒトの感覚というのはアテにならないものですね。
でも、たまたま今回の調査範囲だけの問題でないことを確認するため、年末までこの検証は続けてみようと思います。
以上




広告以上

2018年08月30日

市場予想値がわからない項目があるとき

ロイターによる指標予想は(ほぼ?)毎日発表されています。

私のようにPCに弱い人間は、たまにその予想記事を探そうとすると、なかなか見つからずに手間がかかります。その予想を見るには、
ロイターTOPページ
>検索欄で「経済指標予測」を検索
>期間指定で「24時間以内」を検索
とすれば、1発で見つかります。

FX会社の指標カレンダーで紹介されていない項目の市場予想を調べるときに便利です。
それに、その市場予想が何人の見解に基づくものかもわかります。ただ、人数が多ければ予想の精度が高まる訳でもないようです。きっとこの人数は市場の関心に応じているのでしょう。

市場予想を指標発表前に調べるのは、指標発表前後の取引に役立てたいからです。それなのに、FX会社の指標カレンダーでは、指標発表前後の反応方向に関係ない項目が載っていて、関係が深い項目が載っていなかったりすることが多々あります。
何のデータであれ、それは「何のために」を忘れると、ただの数字の羅列に過ぎません。FX会社のHPを見ていると、それがちょっと残念に思うことがあります。

そんなときのためにロイターの指標予想記事が便利です。
もっとも、その記事だけでなく、私はロイターの解説記事が好きで、週末にまとめ読みしています。いつも勉強を助けてもらっているので、ちょっとロイターの宣伝をしておきました。
以上

タグ:市場予想

2018年06月05日

雑文ひとつ

サラリーマン時代はエンジニアの割に海外出張が多かったものです。初めての海外出張はドイツのミュンヘンでした。お客さんを連れての出張だったので、往復ビジネスクラスでホテルはヒルトンでした。
当然、業務出張なので全部会社持ちです。ピース!

飛行機はルフトハンザでした。離陸して水平飛行に移ると、すぐにドイツ人のスチュワーデスがやって来ました。何を言ってるのか全く聞き取れないでいると、彼女は日本人のスチュワーデスを連れて来ました。お食事は魚と肉のどちらにしますか、と日本語で訊かれて愕然としました。そんな簡単なことさえ聞き取れなかったのです。その時点で、出張の失敗を予感しました。連れて来たお客さんは、英語もドイツ語もできない人だったから、青ざめていたのは私だけではありません。

ドイツでは案の定、高価な機械がどうなっているのか、それを我が社でどうカスタマイズすれば良いのか、全然わかりませんでした。そういうことを把握するのが目的の出張だったのです。でも、そんな難しいこと、日本語でもわかなかったはずです。真っ青な我々を見た大きなドイツ人エンジニアは、我々よりガミラス星人みたいでしたが、色だけなら我々の方がガミラス星人みたいでした。

けれども、そんな顔色なんて真っ青なうちには入らなかったのです。連れて来たお客さんが、フリーの日にデパートでお土産に包丁を買ったのです。当時、ドイツ製の包丁はブランドでした。その包丁をリュックに挿して歩いていたところを警察に捕まったのです。
わーわーと大騒ぎしている彼の電話で呼び出されました。

彼の名は古いドイツの戦車のキャタピラの音みたいに「轟」でした。でも、そのときの彼の名前にはあと2つくらい車の字を加えても良いぐらいやかましかったので、親がきっと願ったに違いない、やかましい子になりますように、という思いは、十分にその気持ちを表す字がなくて、仕方なく「轟」にしたはずです。

急いで彼を警察に迎えに行くと、もう人間とは言えないぐらい青くなった彼が居ました。警察では、街中で刃物をリュックに挿して歩くのは非常識だ、と叱られました。うわさ通り、ドイツ人はまともなことしか言いません。でも彼は動顛して訳の分からない言い訳をしていました。黙らずに何かわからないことばかり喚いていていれば、危ない人に見えちゃうのも当然です。
結局、半日近い事情説明の末に釈放された彼は、あほんだらぁ、と捨て台詞を残しました。誰がアホウだったのか本当はわかっていたけど、お客さんには相槌を打つのが私です。ドイツの神様、ごめんなさい。

そんな苦難を共にすれば、たかが仕事ぐらい大したことありません。もっと他にもたくさん苦難があったものの、書けない事情があって書けません。
ともあれ帰国すると、彼は我が社による日本仕様へのカスタマイズが必須であることを社内で説き伏せてくれました。そりゃあれだけやかましければ、ドイツの警官でない限り、誰でも彼の言うことを聞いてくれるでしょう。おかげで、私はその仕事の受注に成功したのでした。
再びピース!
以上

2018年01月20日

つれづれなるままに

嫁ともM君とも趣味が違うので、一緒にTVや映画を見ることもありません。
嫁は諍いの多い家族や恋人の話が好きで、少し前までは韓国ドラマにもハマっていました。
M君は怒られることが大嫌いなので、もっとスケールが大きい話の方が趣味に合います。特に他所の星のエイリアンには敵意丸出しです。
彼らより進化している私は、もっと抽象的なことを扱う政治や経済の解説番組を見ています。



さて、働き方改革というのは、もっと労働生産性を上げて国際競争力をつけようという話です。ついでに余暇を増やして消費増が期待されています。

もともと日本は欧米先進国に比べて労働生産性が低いのだそうです。余暇も少ないそうです。でも、そうかなぁ、というのが正直な感想です。
日本人よりも欧米人が生産性が高い働き方をしているようには見えません。日本人より欧米人の勤務時間が短いようにも見えません。有給休暇については、確かに彼らの方がきちんと取得しているように見えますが。
日本の働き方を必ずしも欧米風に改革する必要はないにせよ、彼らは仕事の細分化が上手く最低時給が高いように見えます。

仕事の細分化を行えば、単純作業の仕事が増えていきます。単純作業には仕事の質が関係ありません。もし関係あるなら、まだもっとその仕事を細分化できるということです。
そうして作業を極限まで細分化・単純化すれば、その仕事の賃金価値は最低限で済ませられます。机上では、誰もが僅かな訓練期間で職場の戦力たり得るはずです。
でも、誰も好んでそんな仕事をしたくないのです。だから、そういった多くの国では労働参加率が問題になっています。より多数が生産性が高い仕事をしても、より多数は最低賃金しか貰えないから、働くのがあほらしくなってゴロツキ化している人だって多いように見えるぐらいです。

一方、最低時給は日本でもこれから上がっていくのでしょう。もともと日本は高齢化で労働者人口が減るのに加え、面白い仕事が減るのなら勤労世代の労働参加率も減るでしょう。その結果、労働生産性が高いとされる欧米諸国と同様に、食事ひとつとっても高くなっていくのでしょう。
でも、ルクセンブルクのレストランだからと言って昼飯に2000円も出せるか(ルクセンブルクの労働生産性は日本の約2.7倍:出典=OECD2015年版資料)。ルクセンブルグなんて、行ったこともないけれど。
ただ、それでは最低賃金が高くなっても、全部生活費に消えていくことになるでしょう。

なんか、労働生産性なんか向上せずに、皆でもっとだらだらと働きたいです。
だらだらと日々を過ごしながら、パソコンでFXをしたり日々ふと思うことを記したり読んだりして、つまらないことに憤ったりしていたいものです。徒然草視点の暮らしです。

ちなみに、OECDの労働生産性算定基準は、人口が多い国に不利だし、勤労世代が全世代に占める割合が小さい国はもっと不利になります。
そんなアテにならないことを論拠に、日本の労働生産性を高めるべきだと言うのは説得力に欠けます。国際競争力は為替に大きく依存するものの、為替は自力での対応に限界があるから、自助努力でやれることをやろうというのが働き方改革(ほぼ=労働生産性改善)です。
けれども、古今東西において兵の質を語ることが戦略とされたことはないのです。
以上


2018年01月18日

マッチ売りの孤独

英国では孤独担当大臣というのが任命されたそうです。
そんなにEUに残りたかったのなら残ればいいじゃん、と思ったら、そうではなくて個人の「孤独」に対応する担当大臣だそうです。話を聞いてくれるのかも知れません。
けれども「あほくさ」って思ってはいけません。
例えば、日本では2007年に少子化対策担当大臣のポストが新設されました。その頃、遠く離れた英国では「いったい何をしてくれるのだろう」とわくわくして、来日した人だっていたかも知れないじゃないか。
外国の事情はわからないものです。どれぐらいわからないかは人ぞれぞれですが。


裏を返せば、それだけ英国では孤独が社会問題になっているのでしょう。
ニュース記事に依れば、75歳以上の人の半数が一人暮らしで、その多くは何日何週間も他人と関わることなく暮らしているそうです。新たなポストに任命された大臣は、この問題に取り組むのだそうです。
記事によっては「冬の間は寒さと孤独が合わさると危険で、それが死因になることもある」という余計な説明を加えているものもありました。それは寒さが原因だと、ほとんどの読者が思ったことでしょう。

マッチ売りのお年寄りを助けるためにやるべきことは、@ マッチを買ってあげること、A 暖かい住居と食事を提供すること、B 暖かい言葉をかけあうグループに属するように世話をやくこと、が挙げられます。
Bはそれだけで助けにならないものの、Aだけでは孤独の解消になりません。@を政策に掲げれば、小さなマッチ売り市場に新規参入者が急増し、その結果、強いものしか生き残れなくなって、却って初期の目的を逸脱してしまうでしょう。

背景のひとつには、ボランティア以外での福祉拡大に風当たりが強い政治的風土があるように思います。
今さら以前のように「ゆりかごから墓場まで」の時代に戻ることはできません。がしかし、そこをうまく誤魔化して、これまで政治的関心が低かった階層の支持を新たに取り込めば、政権支持率に影響を与えられるかも知れません。
きっと耳障りの良い新たな福祉政策なのです。
以上


2017年08月13日

続・順張りだって難しい

下図(a)をご覧ください。この図はレンジ相場(ボックス相場)をイメージしています。100円と101円との間での上下動が繰り返されています。

順張り1.png



これなら100円で買ポジション(Long)を注文(Order)して、101円で売ポジション(Short)をあてて取引を終え(Exit)ればいいですね。
簡単でわかりやすいのですね。これは理想像だからです。

実際のチャートでは、多少レンジが傾いていたり(傾いた補助線の間を上下していたり)、先すぼみになっていたり(ペナント型にようになっていたり)することもあります。それらはレンジ相場とは言わないものの、考え方としては同じです。

理想的なレンジ相場はもとより、レンジ状のチャートパターンとして、水平だったり傾いていたり先すぼみになっている上下動は、いつでも見受けられます。だから、レンジ相場も含めたレンジ状のチャートパターンで実際にどう売買するかは、全ての取引の基本だと考えています

そして、この話にはもうひとつ重大なポイントがあります。「抜けたら追う」というセオリーを守っていない、ということです。この話は後でします。


さて、先にレンジ状のときの基本形の話です。
図(a)でもう少しスパン(期間)を広げてレンジ相場以前にまで注意を払いましょう。そうすると何が言いたいのかがわかりやすくなります。
下図(b)と(c)をご覧ください。

順張り2.png

まず先に、図(b)と図(c)には、先ほどの図(a)の大部分が含まれていることにご注意ください。

そして先に図(b)を見ると、レンジ相場というよりも下降トレンド途中にできた「棚」のようにも見えますね。もし図(a)の上下動がそうした棚に過ぎなければ、図(a)のようなLO・SEのやり方は逆張りだったということになります。
逆張りだと判っても、本当にこんなLO・SEできるでしょうか。まぁ、できるんでしょうけど、お勧めできません。面倒なのできちんと説明しませんが、危ないのです。それは、図(c)を見ると、図(b)と同じ棚で同じポイントでLOしたのに、安心感が図(b)とまるで違うから、そう言うのです。図(c)は順張りだからです。

さてここで、図(c)ではSEのポイントが図(a)(b)と違います。なぜなら、順張りだと何となく伸びることが期待できるからです。

「いや、伸びないことも多い」という方とは、話が合うかも知れません。
なぜなら実は、「伸びることを期待」していても、「伸びたこと」と「伸びなかったこと」のどちらが多いのか、よくわからないからです。そもそも「伸びたこと」と「伸びなかったこと」を厳密に定義して実際にカウントすることは結構むずかしいのです。
だから、図(c)のSEは、「伸びても」「伸びなくても」どっちでもいい位置に図示しました。「伸びても」「伸びなくても」どっちでも良いのなら(勝てるのなら)、それは必勝法ということになります。

結論を言えば、そんなものありません。だから、以下の話は「勝てそうな気がする話」です。



「伸びても」「伸びなくても」どっちでも良い必勝法はないにせよ、順張りは負けにくい気がする戦略が立てやすいのです。図(c)の順張りイメージをもっと膨らませてみましょう。図(d)をご覧ください。

順張り3.png

課題の本質は、どの時点で狙いが外れるかが予想できない点です。この図は、そのことを表しています。

まず、順張りでLOする時点が図(a)(b)(c)と異なります。だって、上昇トレンドだと思っていても、いつ反転するのかがわからないのです。だったら、それまでの動きを確認してからでないと、危なくて仕方ありません。
図(d)では、レンジが続くと仮定して、その上下動の25%(101.25)を上回ったらLOしています。
この25%は33%でも50%でも構いません。「順張り」をしているという基準を自分で決めれば良いのです。

がしかし、自分は「順張り」のつもりでも、LOと同時に反転することだってあります。でも「上昇トレンド」という判断に基づき順張りしたのだから、そんな動きをいちいち気にすべきではありません。多少の上下動なんて折込み済でなければいけません。
小さな損切を繰り返すことを止めるためには、何が小さいかの基準が必要なのです。10pipsの損切を10回やれば100pips負けるのと同じことです。

その基準には、もし上昇トレンド中の棚での順張りのつもりが、レンジ出発点の100を下回るなら、と考えたらいかがでしょう。トレンド反転のリスクが生じた訳ですから、LO時点での判断ミスの可能性が高まったのです。SE1で損切することが自分の判断ミスを認める、ということです。

でも、そんなに悲観的なことばかり考えるべきじゃないかも知れません。LOしたら、狙い通りに伸びることだって50%あるのです。
がしかし、一旦は伸びても、そのまま伸びずに途中で反転してくることもあるでしょう。このときもまだ「上昇トレンドで順張り」というLO時点での判断が間違っていたとは限りません。判断が間違っていたことがわかるまでなら、ほっとけば良いのです。
自分の判断が間違っていたら損切です。それがSE2です。

ではもし、レンジ的な上下動の上端付近まで到達してから反転してきたなら、どうすれば良いでしょう。これは必ずしもLO時点での判断ミスとは言えません。図(d)では100.5(50%の半値戻し)で微益でも確保しておくか、LOと同値決済(正確には同値よりやや上)で利確しておきましょう。それがSE3です。

そして、レンジを上抜けたらSE4で利確か、図(d)の緑のSEでの利確まで頑張りましょう。実は「順張り」というのは、たったのこれだけのケースで大きく稼げるのです。
SE4かSE以外の利確・損切は、初心者の場合、「とんとん」か「負け」になるのです。初心者が図(b)のように順張りでないときに取引したり、図(c)(d)のように順張りで取引きしても、SE1〜SE3の損切りが守れなければ負けるでしょう。
なお、SEのポイントとして示したチャートポイントというのは、ここでは上の方にあるレンジスタンスのことです。

ここまでの話は、レンジ相場を上昇トレンド途中の棚として扱いました。がしかし、棚じゃなくて全体が上昇トレンドでも話は同じです。
そのことを図(e)に示すので、先ほどの棚の話で用いた図(d)と見比べてみてください。

順張り4.png



さて、ここまでの話は重大なセオリーを無視していました。それは「抜けたら追う」というセオリーを守っていない、ということです。
「抜けたら追う」というのは、下図(f)のようなことです。

順張り5.png

多くの上手な人が書籍やHPに挙げている基本形はこちらです。最初に挙げた図(a)のLOが逆張りだから、図(a)やその応用形の図(d)は、多くの上手な人が基本形に挙げられないのでしょう。
それに、図(d)は聞けば(読めば)理解するのは簡単ですが、説明するのは骨が折れます。そもそもこの基本形を裏付ける論拠だって突き詰めれば、「トレンドは存在する」という仮説に過ぎません。実際に「抜ければ追えば」勝てるのか、確率を求めた人が居ません。

でも、そんな裏付けがない話でも、経験則は尊重します。
だから「買えば下がるし、売れば上がる」という運の悪さを克服する方法は、きっと心を鍛えることではありません。単純化・抽象化された基本の応用場面を、自分で具体的なイメージとして掴むことが解決策です。

そして同時に、単純化・抽象化された基本形を応用できるようになれば、無駄な「小さすぎる損切」を止めることができます。繰り返しになりますが、10pipsの無駄な損切を10回やることは100pipsの損切と同じです。
それを防ぐためには、無駄な損切をしないと「心に誓う」より、無駄な損切をしないために「レンジ状とトレンド状のチャートパターンのどこでポジションを取るのか決めておく」
ことの方が効果があります。

図(d)の説明では25%という数字を挙げました。もし25%で調子が悪ければ、次の週から2週間は20%か30%にルールを変えてみたらどうでしょう。そして、その新たなルールで様子を見ればいいのです。
以上