現在会員2名
FX手法研究会のApajiです。     そして写真はM君です。さんの画像
FX手法研究会のApajiです。     そして写真はM君です。
プロフィール
 右矢印1 何でも食べるな!
   このブログの広告です
 右矢印1 イエティはいるのか
   このブログの内容です
 右矢印1 モストアンラッキー
   このブログの謝罪です

にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ
にほんブログ村


FX・オリジナル手法ランキング

1. FXは上達するのか

小さなコツをいくつか覚えたって駄目です。勝てない原因をきちんと突き止めてからやり直しましょう。FXを楽しむためには「投資期間」が必要です。すぐに始めたって勝てないことは、FXに限らず、何事であれ同じなのです。だからこそ、その期間を短縮するための「方法論」が大切なのです。

 右矢印1 1-1. FXを楽しむために
   アマチュアらしく…
 右矢印1 1-2. いつか負けないはずがない!
   上手くなるまでは短期取引です
 右矢印1 1-3. 難しさの正体って何だ
   利確と損切の理解は大切です
 右矢印1 1-4. FXは上達するのか
   取引機会を絞り込むべきです
 右矢印1 1-5. 数字で掴もう
   その機会にどう臨むかです
2. 経済指標の楽しみ方

このブログで扱う取引の理想は、経済指標発表前後の反応を着実に刈り取り、ポジション保有時間を最短化してリスクを避けることです。でも、効率良く取引するにはそれなりに予備知識が必要です。大した話は紹介できませんが、基本だけは押さえておきましょう。

 右矢印1 2-1. 大きなゾウの隠れ方
   指標取引のための予備知識です
 右矢印1 2-2. ウソは嫌いだ!
   短期取引をやるときの指針です
 右矢印1 2-3. イグアナを見分ける前に
   このブログの指標取引での成績です
 右矢印1 2-4. 小ズルくいきましょう
   いわばジンクスで勝つ方法です

3. 指標取引分析手法

このブログでは経済指標への調査・分析を定型書式で行っています。定型書式を用いることで、反省を踏まえてやり方を進歩させたり、相場環境が変わったことを見つけやすくするため、です。

 右矢印1 3-1. 指標取引の予備知識
   指標発表前後の他の時間と違い
 右矢印1 3-2. ローソク足各部の名称
   全幅・値幅・跳幅とは?
 右矢印1 3-3. 4本足チャート
   このブログで使うチャート表記
 右矢印1 3-4. 反応方向の予備知識
   指標分類と反応方向の基本
 右矢印1 3-5. 取引通貨ペアの選択
   通貨ペアによる有利不利
 右矢印1 3-6. 指標分析の方法
   定量指標分析とは?
 右矢印1 3-7. 反応分析の方法
   定量反応分析とは?
 右矢印1 3-8. 分析の成績
   事前分析的中率
 右矢印1 3-9. ブレイク対応準備
   ついでに…
4. 経済指標DB

経済指標発表前後の短時間に分析期間を絞ることによって、指標への反応に一定の再現性(傾向)があることはわかりました。各国「政策決定指標」・「経済実態指標」の項に、主要な指標についての分析結果と分析事例を纏めてあります。

 右矢印1 4-0. 各国経済・通貨の特徴
 右矢印1 4-1. 日本経済
    4-1-1. 政策決定指標
    4-1-2. 経済実態指標
     (a) GDP速報値
     (e) 国際収支
 右矢印1 4-2. 米国経済
    4-2-1. 政策決定指標
     (a1) FOMC政策変更時
     (a2) FOMC政策変更直前
     (b1) UM消信指数速報
     (b2) CB消信指数
     (b3) ISM非製景指数
     (c1) NY連銀製景指数
     (c2) Phil連銀製景指数
     (c3) ISM製景指数
     (d1) 輸入物価指数
     (d2) 生産者物価指数
     (d3) 消費者物価指数
     (d4) PCEコアデフレータ
     (e1) ADP雇用統計
     (e2) 雇用統計
    4-2-2. 経済実態指標
     (a1) GDP速報値
     (a2) GDP改定値
     (a3) GDP確定値
     (b1) 小売売上高
     (b2) 個人消費・所得
     (c1) 設備稼働率
     (c2) 耐久財受注
     (d1) 中古住宅販売件数
     (d2) 新築住宅販売件数
    4-2-3. 収支関連指標
     (a) 貿易収支
 右矢印1 4-3. 欧州経済
    4-3-1. 政策決定指標
     (a) ECB金融政策
     (c1) 独国ZEW景況感調査
     (c2) 独国Ifo業況指数
     (c3) 独国PMI速報値
     (d) 欧州HICP速報値
    4-3-2. 経済実態指標
     (a1) 独国GDP速報値
 右矢印1 4-4. 英国経済
    4-4-0. 英国経済指標反応要点
    4-4-1. 政策決定指標
     (a) BOE金融政策
     (c1) 製造業PMI
     (c2) サービス業PMI
     (d) 物価統計
     (e) 雇用統計
    4-4-2. 経済実態指標
     (a1) GDP速報値
     (a2) GDP改定値
     (a3) GDP確定値
     (b) 小売売上高指数
     (c) 鉱工業生産指数
 右矢印1 4-5. 豪州・NZ経済
    4-5-1. 政策決定指標
     (a) RBA金融政策
     (b) RBNZ金融政策
     (c) WP消費者信頼感指数
     (d1) 四半期住宅価格指数
     (d2) 四半期消費者物価指数
     (e1) ANZ広告求人件数
     (e2) 雇用統計
    4-5-2. 経済実態指標
     (a) 四半期GDP
     (b) 貿易統計
     (c) 小売売上高
     (d) 住宅ローン件数

ーーーーーーーー
【FX会社】
各社特徴があります。最初は資金にも限りがあるでしょうから1つの口座で、慣れたらいくつか口座を開いて自分が使いやすい会社を選ぶと良いでしょう。
ーーーーーーーー

DMM.com証券

FX口座数国内第1位はTVCMで有名。主要通貨のスワップポイントが高く、ドル円スプレッドも原則0.3銭と安い。2万円のキャッシュバック条件は、10万円入金+PC・スマホで3か月各500枚(週毎に各約40枚)の取引と意外に簡単!


外為ジャパン

キャッシュバック条件はDMM.comと同じ。0.1枚単位から取引可能で、ドル円中心の取引ならばスプレッドも原則0.3銭と安い。最初に口座開設したり自分で手法研究するために良いと思います。


ヒロセ通商

他社乗換ほか、キャッシュバックプログラム多数。スプレッドは、クロス円でUSD・EUR・NZDが有利、ドルストレートでEUR・GBP・AUDが有利。最小取引は1000通貨単位で初心者に優しい。スワップが良い会社です。


マトリックストレーダー

キャッシュバック条件はヒロセ通商と同じようです。特長は、スキャルピングOK公言・1日の取引上限なし・1000通貨単位取引可、といった点。


OANDA Japan

MT4業者はスプレッドが狭くても約定力が低い業者が多いなか、約定拒否なしが魅力。またHPの各種分析図表が美しく、あちこちのブログで引用されています。本ブログでは他人の著作物転載はしていないので、お見せできません。一度ご覧ください。


ライブスター証券

特徴は、スワップポイントが業界最高水準、証券口座とFX口座との間でリアルタイム資金連携。株とFXと両方やる方にお薦めです。



外為ファイネスト証券

特徴は、MT4最狭水準のスプレッド、EA利用可、指値制限なし、MT4サーバ国内設定、1000通貨取引可、です。

ファン


ランキングサイトに登録すると、やっぱりランキングは気になります。でもせっかくだから、他の人の記事もご覧ください。



2018年11月28日

米国実態指標「新築住宅販売件数」発表前後のUSDJPY反応分析(3訂版)

本稿は、過去の本指標結果と反応方向の関係を分析することによって、本指標発表前後のUSDJPY取引に役立つ特徴を見出すことがテーマです。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国新築住宅販売件数は、商務省経済分析局(The United States Census Bureau)が翌月24日〜月末に地域別(北東部・中西部・南部・西部)・住宅種別・販売価格等を発表します(2018年10月24日発表事例)。なぜか、土地付きの新築住宅販売件数だけが対象で、既に保有していた土地への新築や賃貸用住宅は含まれません。

本指標での取引にあたっては、地域別や住宅種別や価格が反応に影響している兆しはないので、全体の年換算件数季節調整値(以下「件数」と略記)と、その年換算件数季節調整値前月比(以下「前月比」と略記)だけに注目しておけば十分です。
件数と前月比は、前回結果と発表結果の大小関係が過去88%一致し、100%ではありません。

反応は、指標発表直後の方向こそ素直なものの、程度は小さく、影響持続時間が短いという特徴があります。
取引には、指標発表前に織り込みが行われやすく、指標発表後は逆張りのタイミングを窺う、という方針で臨みましょう。

他の指標との関連で、多くの指標解説記事では「本指標が中古住宅販売件数を先行示唆する」という記述が多々見受けられます。けれども、そんなことは起きていません。
また「住宅販売数は消費への影響が大きい」という指標解説記事も多々見受けられます。輸送機器を除く耐久財受注前月比や個人消費(PCE)前月比は、本指標に3か月遅れで改善/悪化が追従している可能性があります。但し、今後もこの3か月という時差が続くかは、継続観察する必要があります。

ーーー$€¥£A$ーーー

本分析結果に基づく過去傾向を踏まえた取引方針は、以下の通りです。

  • 直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号(マイナスで陰線、プラスで陽線に対応)と同じ方向にポジションをオーダーし、目安3pipsで利確/損切します。
  • 直後1分足跳幅が7pips以上になったとき、直後1分足終値が付いたとき、直後11分足が10pips以上に達したときに、それぞれ逆張りポジションをオーダーし、直後1分足値幅を削ったら利確します。損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。

上記本指標要点や過去傾向を踏まえた取引方針の論拠を以下に示します。
以下の特徴を踏まえた取引を行うか、その日の値動きが異常なら取引を止めるかがベターな選択と考えています。少なくとも過去の傾向に反した取引方法は、長い目で見ると勝率をさげてしまいがちです。




T.指標分析

以下、事前差異(=市場予想ー前回結果)と事後差異(=発表結果ー市場予想)と実態差異(発表結果ー前回結果)の関係を多用します。差異がプラスのとき陽線・マイナスのとき陰線と対応していれば、反応が素直だと言うことにします。

【1.1 指標推移】

最初に挙げた通り、本指標分析には、@ 件数、A 前月比、を用います。
この分析に用いたデータは、2015年1月集計分〜2018年9月集計分(同年10月発表分)の45回分です。本指標と本指標への反応に一貫した傾向がないかを分析するには、十分なサンプル数です。

過去の市場予想と発表結果の推移を以下に示します。本指標発表値は前月分の集計データです。グラフ横軸は集計月基準となっています。
市場予想は発表直前の値を用い、発表結果は後に修正値が発表されても定時発表値のままを用います。これは本指標発表直前直後の反応程度や反応方向との関係にしか興味がないからです。

ーーー$€¥£A$ーーー

件数と前月比は次のように推移しています。

1810米国新築210.png

1810米国新築220.png

件数のグラフでのピークは73.3万件(2017年11月集計分)、ボトムは48.1万件(2015年3月集計分)です。
前月比のグラフのピークは+18.9%(2017年9月集計分)、ボトムは△11.5%(2015年9月集計分)です。

過去45回の発表で、件数か前月比が前月と同値だったことは、たった2回しかありません。この2回を除いた43回の過去発表で、前月発表結果に対して件数と前月比の増減方向が一致したことは38回です(方向一致率88%)。一致率88%ということは、指標結果の改善/悪化を予測するためには、どちらか見やすい方だけ見れば良いことになります。

【1.2 指標結果良否判定】

件数と前月比のそれぞれについて、各差異と各ローソク足の方向一致率を求めます。下表1行1列は、件数について事前差異と直前10-1分足の方向一致率が過去68%だった、と読みます。

1810米国新築230.png

先に、発表結果が前回結果よりも改善/悪化するかを予測するためには、件数と前月比のどちらか見やすい方だけ見れば良い、と記しました。上表から、反応方向もまた、指標発表前を除けば、同じような傾向になることがわかります。

一応、各差異判別式を求めておきます。
直前10-1分足は、

  • 1✕件数の事前差異

という事前差異判別式の解の符号(マイナスで陰線、プラスで陽線と対応)との過去方向一致率が68%で最大になります。
前月比と組み合わせると、どう係数を選んでも方向一致率はこれ未満になってしまいます。

直後1分足は、

  • 1✕件数の事後差異[万件]+3✕前月比の事後差異[%]
 
という事後差異判別式の解の符号との過去方向一致率が79%で最大になります。
指標結果の市場予想に対する良し悪しには素直に反応しています。

直後11分足は、

  • 1✕件数の実態差異[万件]+2✕前月比の実態差異[%]

という実態差異判別式の解の符号との過去方向一致率が61%で最大になります。
これでは事後差異判別式の方が直後11分足との方向一致率が高いため、実態差異差異判別式を用いる意味がありません。指標結果と反応方向の関係は、事後差異判別式を用いて捉えましょう。

ーーー$€¥£A$ーーー

2015年以降の毎年の各差異平均値の推移を下図に示します。

1810米国新築150.png

2017年を除けば、事後差異より実態差異が大きくなっています。平均的には、市場予想と発表結果の落差よりも、前回結果と発表結果の落差の方が大きくなりがちです。このことは、例えば、市場予想が前回結果を下回っていても、発表結果が前回結果を下回るときは、市場予想を超えて悪化する可能性が高い、ということになります。逆に、市場予想が前回結果を上回っていても、発表結果が前回結果を上回るときは、市場予想を超えて改善する可能性が高い、です。
このように本指標では、前回結果と市場予想の大小関係が、市場予想と発表結果の大小関係を予想する材料となる訳です

【1.3 指標間一致性分析】

本指標と他の指標との連動(同期)性や追従性(時差)を調べます。異なる指標同士を比べる場合は、市場予想が絡まない実態差異同士を比べます。

(1.3.1 中古住宅販売件数との対比)

本指標は契約書署名時点で集計されているため、所有権移転時点で集計される中古住宅販売件数よりも1〜2か月先行するという話は有名です。がしかし、事実を調べると、単月毎の販売件数の増減を両指標で見比べる限り、そんなことは起きていません

両指標の対比は『米国実態指標「中古住宅販売件数」発表前後のUSDJPY反応分析』の1.4.1項で行っているので、そちらを参照願います。

(1.3.2 輸送機器を除く耐久財受注前月比との対比)

次に、輸送機器を除く耐久財受注前月比(以下「コア耐久財受注」と略記)との対比を行います。

コア耐久財受注は、ほとんどの月で後日修正値が発表されます。がしかし、ここでは修正値でなく、最初の発表値を用います。その推移を、新築住宅販売件数前月比と同じ時間軸にプロットしたものが下図です。変動が小さいコア耐久財受注は、比較を容易にするため10倍化しています。

1810米国新築240.png

この図を見ても、どちらがどちらに先行/遅行しているのかなんてわかる訳ありません。

そこで、単月毎の両指標の増減方向の一致率を調べた結果を下図に示します。
増減方向は、それぞれの実態差異を比べています。また、下図横軸は「コア耐久財受注が新築住宅販売件数前月比よりも〇か月先行/遅行」と読みます。縦軸は両指標の増減方向の一致率です。

1810米国新築250.png

新築住宅販売件数前月比が増減した3か月後、コア耐久財受注前月比の増減との方向一致率が69%となっています。
3か月後の方向一致率が高くなる理由はわからないものの、コア耐久財受注前月比は中古住宅販売件数前月比より1か月遅れて方向一致率が高まります。コア耐久財受注前月比との方向一致率が高まる時差が、本指標は3か月後で、中古住宅販売件数は1か月後で、その差が2か月です。

一見、コア耐久財受注前月比を通じて、新築住宅契約書署名時点と中古住宅所有権移転時点の時差が表れているように思えるものの、そもそも前述の通り新築住宅販売件数と中古住宅販売件数の前月比には連動も追従も見られません。
そもそも、本指標とコア耐久財受注は、同月・2か月後の方向一致率が各33%・33%(不一致率67%・67%)となっています。新築住宅の契約書署名と同月・2か月後に、コア耐久財受注との方向一致率が低くなる理由だって説明できません。

よって、公平に解釈するなら、この本指標とコア耐久財受注の増減方向の3か月の時差は、最近に限った調査期間でたまたま方向一致率が高くなっているだけ、というの可能性あります。それでも、最近は時差3か月で両指標の増減方向が一致しがち、ぐらいのことは言えるでしょう。

(1.3.3 PCE前月比との対比)

次に、個人消費(PCE)前月比との対比を行います。

本指標前月比とPCE前月比を同じ時間軸にプロットしたものが下図です。変動が小さいPCE前月比は、比較を容易にするため10倍化しています。

1810米国新築260.png

これでは、どちらがどちらに先行/遅行しているのかわかりません。わかる訳ありません。

そこで、単月毎の両指標の増減方向の一致率を調べた結果を下図に示します。
増減方向は、それぞれの実態差異を比べています。また、下図横軸は「PCE前月比が新築住宅販売件数前月比よりも〇か月先行/遅行」と読みます。縦軸は両指標の増減方向の一致率です。

1810米国新築270.png

新築住宅販売件数前月比が増減した3か月後、PCE前月比の増減との方向一致率が64%となっています。
3か月後の方向一致率が高くなる理由はわからないものの、前述のコア耐久財受注前月比と同じく時差3か月となっています。

これもまた、最近は時差3か月で両指標の増減方向が一致しがち、ぐらいに解釈しておいた方が良いでしょう。

【1.4 指標分析結論】

  • 過去、前月発表結果に対して件数と前月比の増減方向一致率は88%です。よって、指標結果の改善/悪化を予測するためには、どちらか見やすい方だけに注目するので構いません。
  • 事後差異より実態差異の方が平均的に大きいものの、指標発表後の反応方向は事後差異に従いがちです。
  • 本指標結果の改善/悪化が中古住宅販売件数の改善/悪化を先行示唆している兆しはありません。
  • 本指標結果の改善/悪化は、コア耐久財受注やPCE前月比の改善/悪化を3か月先行して示唆している可能性があります。けれども、この3か月という時差が今後も継続して意味を持つのかはわかりません。




U.反応分析

分析は、反応程度の大きさだけを取り上げる方法と、反応方向だけを取り上げる方法と、指標発表後の程度や方向を示唆する予兆がないか、について行います。

【2.1 反応概要】

過去の4本足チャートの各ローソク足平均値と分布を下表に纏めておきます。

1810米国新築110.png

指標結果に最も素直に反応しがちな直後1分足順跳幅は、過去平均でたった7pipsです。その後10分経って、直後11分足跳幅が平均の1.5倍以上跳ねたことは、過去11%しかありません。指標発表から11分以内に15pips以上跳ねることは1年に1回ぐらいしか起きていない訳です。
反応が小さな指標です。

いま、各ローソク足始値で完璧な事前分析に基づきポジションをオーダーし、各ローソク足順跳幅の先端で完璧に利確できる完璧な取引ができたとします。それほど完璧な取引が行なえても、1回の発表で4本のローソク足順跳幅で計26pipsしか稼げません。
当然、そんな完璧な分析も完璧な取引も不可能なので、1回の発表で狙うのはその2〜4割ぐらいにしておけば良いでしょう(5〜12pips)。その期間の動き全体の2〜4割を狙う、というのは、長期に亘る収益最大化の個人的な経験値です。ご参考までに。

ーーー$€¥£A$ーーー

次に、2015年以降の反応平均値の推移を下図に示します。

1810米国新築140.png

以前から安定して反応が小さく、最近になって反応が小さくなった指標ではありません。

なお、1.2項に示した2015年以降の事前差異・事後差異・実態差異の推移と見比べると、各差異の大きさと反応の大きさは相関が低いようです

【2.2 個別反応分析】

多くの指標では、事後差異と直後1分足の方向一致率が高くなりがちなことがわかっています。方向一致率さえ高ければ、指標結果の良し悪しを事前に分析する意義がありますが、そうでなければ事前に指標結果の良し悪しを分析しても、取引を行う上で役に立ちません。
また、事後差異の大きさと直後1分足値幅が比例的(相関が強い)になる指標は限られています。相関が強いほど、指標発表後に追撃を続けるべきか逆張りに転じるべきかという判断の確度が高まります。

下図は、事後差異(横軸)と直後1分足終値(縦軸)の関係を示しています。

1810米国新築120.png

相関係数R^2値は0.21しかなく、回帰線(青線)は役に立たないようです。相関係数が低いのは、事後差異が+20以上のときに、事後差異と反応程度が比例的に分布していないためです
また、事後差異が△10〜0の範囲では、陽線で反応するか陰線で反応するかわかりません。

次に、直後1分足(横軸)に対する直後11分足(縦軸)の分布です。

1810米国新築130.png

グラフ左半分は、直後1分足が陰線だったときです。直後1分足が陰線だった場合、直後11分足は直後1分足の値幅を削ったり反転していることがわかります。
一方、グラフ右半分は、直後1分足が陽線だったときです。直後1分足が陽線だったときは、同じ方向に反応を伸ばすか、逆方向に向かうかわかりません

【2.3 回数反応分析】

回数反応分析は、何よりも短時間取引で勝率を重視するための分析です。程度を問題にせず、比較対象同士の大小関係や方向一致した回数だけに注目します。けれども、利確や損切のタイミングを見切れないと、分析結果を活かせないという欠点があります。

指標一致性分析は、各差異と反応方向の一致率を調べています。反応一致性分析は、先に形成されたローソク足と後で形成されるローソク足の方向一致率を調べています。

1810米国新築310.png

1810米国新築320.png

指標発表前は、直前10-1分足の事前差異との方向一致率が過去68%です。そして、直前1分足は過去陰線率が78%、と偏りが見られます。
指標発表時は、直前1分足と逆方向に直後1分足が反応したことが過去62%です。直後1分足の反応方向は、事後差異判別式の解の符号との方向一致率が79%、と素直な反応となりがちです。
発表後の直後1分足や直後11分足は、実態差異よりも事後差異との方向一致率が高くなっています。

次に、過去発表後に反応を伸ばしたか否かの回数だけを、反応性分析で調べておきました。

1810米国新築330.png

もし、直後1分足と直後11分足が同方向なら、直後11分足跳幅は直後1分足跳幅より反応を伸ばしたことが70%です。けれども、過去に直後1分足と直後11分足が同方向だったことは55%しかありません。55%では、指標発表直後の反応方向に追撃できません。
むしろ、直後1分足終値が付いた時点から見て、直後11分足終値が直後1分足と反転したり値幅を削ったことが71%あることに注目すべきです。

【2.4 反応分析結論】

  • 指標結果に最も素直に反応しがちな直後1分足順跳幅は、過去平均でたった7pipsです。その後10分経って、直後11分足跳幅が平均の1.5倍以上跳ねたことは、平均して1年に1回ぐらいしか起きていません。
    反応が小さな指標です。
  • 指標発表前は、直前10-1分足の事前差異との方向一致率が過去68%です。そして、直前1分足は過去陰線率が78%、と偏りが見られます。
  • 指標発表時は、直前1分足と逆方向に直後1分足が反応したことが過去62%です。直後1分足の反応方向は、事後差異判別式の解の符号との方向一致率が79%、と素直に反応しがちです。
  • 過去に直後1分足と直後11分足が同方向だったことは55%しかありません。55%では、指標発表直後の反応方向に追撃できません。直後1分足終値が付いた時点から見て、直後11分足終値が直後1分足と反転したり値幅を削ったことが71%あることに注目すべきです。




V.取引方針

以下に過去の直前10-1分足・直前1分足・直後1分足・直後11分足の始値基準ローソク足を示し、それぞれの期間の取引方針を纏めておきます。

【3.1 直前10-1分足】

下図は直前10-1分足の始値基準ローソク足です。

1810米国新築410.png

直前10-1分足は、過去平均順跳幅が6pips、同値幅が4pipsです。過去陽線率は56%、事前差異との方向一致率は68%です。この期間の逆跳幅が順跳幅より大きくなったことは過去5回(頻度11%)です。
この期間は、事前差異と同じ方向にポジションをオーダーし、目安3pipsで利確/損切です。

【3.2 直前1分足】

直前1分足の始値基準ローソク足を下図に示しておきます。

1810米国新築420.png

直前1分足は、過去平均順跳幅が3pips、同値幅が2pipsです。過去陰線率は78%と高いものの、2018年に入ってからは陰線率は高くありません。事前差異との方向一致率は40%、直前10-1分足との方向一致率は40%で、アテにはできません。
この期間は取引を行いません

【3.3 直後1分足】

次に直後1分足です。

1810米国新築430.png

直後1分足は、過去平均順跳幅が7pips、同値幅が4pipsです。過去陽線率は60%で、この期間の逆跳幅が順跳幅より大きくなったことは過去3回(頻度7%)しかありません。

直前1分足との方向一致率は38%(不一致率62%)です。62%では、直前1分足が陰線でも(陰線になりそうでも)、指標発表直前にポジションをオーダーする根拠にできません。
指標発表時刻を跨ぐポジションはオーダーしません

直後1分足が事後差異と同じ方向に反応したことは過去79%、と素直に反応しがちです。けれども、直後1分足と直後11分足の方向一致率は過去55%しかありません。これでは、初期反応方向を見てから追撃しても、反応が小さい指標だけに手遅れになる可能性が高い、と言えます。
初期反応方向を見てからの早期追撃は行いません

【3.4 直後11分足】

最後に直後11分足です。

1810米国新築440.png

直後11分足は、過去平均順跳幅が10pips、同値幅が6pipsです。順跳幅は、6〜10pipsの範囲だったことが過去49%、15pips以下だったことが過去86%に達しています。

事後差異との方向一致率は66%、実態差異との方向一致率は61%で、直後1分足との方向一致率は55%しかありません。ですが、直後1分足終値が付いた時点から見て、直後11分足終値が直後1分足と反転したり値幅を削ったことが71%あります。

よって、直後1分足跳幅が7pips以上になったとき、直後1分足終値が付いたとき、直後11分足が10pips以上に達したときに、それぞれ逆張りポジションをオーダーし、直後1分足値幅を削ったら利確します。損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。

【3.5 取引方針結論】

  • 直前10-1分足は、事前差異と同じ方向にポジションをオーダーし、目安3pipsで利確/損切します。
  • 直後1分足跳幅が7pips以上になったとき、直後1分足終値が付いたとき、直後11分足が10pips以上に達したときに、それぞれ逆張りポジションをオーダーし、直後1分足値幅を削ったら利確します。損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。




W.過去成績

取引成績は、この分析に記載方針に沿って実際に取引を行った結果だけを纏めています。実際に取引した結果以外は、例え事前方針が妥当だったとしてもここには含みません。また、事前方針に挙げていない取引(方針外取引)の成績は含めません。

実際の取引は、例え結果的に陽線だったとしても終値1秒前まで長い陰線側へのヒゲをずっと形成していたりします。そういった場合、事前のその期間の取引方針がロングが正解かショートが正解かわかりません。実際の取引で利確できたか損切せざるを得なかったかだけが公平な判定基準だと言えます。そして、方針外取引をここに含めると、事前分析の有効性が後日検証できなくなってしまいます。

取引方針の記述を、勝ちやすく・分析結果を誤解しにくく・自己裁量部分がわかるように、進歩・改善していくしかありません。記述はがんじがらめ過ぎても取引がうまくいきません。その兼ね合いが難しいので、試行錯誤しています。

1712米国新築631.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




DMM FXは、FXをやらない人もTVCMで知っている会社で、そういう意味で安心感があります。取り扱い金融機関も約380と多く、信頼の裏付けになります。

スプレッドはUSDJPYが0.3、EURJPYが0.5、GBPJPYが1.0、AUDJPYが0.7なので、最も安い方の業者になります。
スキャルで取引する方にスワップは関係ありませんが、新規取引1枚毎に1ポイント(¥1)が付与されるというのはちょっと足しになります。もちろん、スワップやポイントをアテにして取引なんかしたら駄目なのですが、何ももらえないより嬉しくなります。

何より、口座申し込みから3か月以内の500枚取引でのキャッシュバック¥20,000は、かなり魅力的です。
レバレッジが25倍固定で1枚からの取引なので(2018年10月10日20:15調べI)、口座開設するなら¥50万ぐらいは原資を用意した方がいいと思います。
広告以上
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://fanblogs.jp/tb/7208719

この記事へのトラックバック